JP5917795B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、乗用車等の一般車両に装着して好適な空気入りタイヤに関し、軽量化を図りつつ転がり抵抗を低減させるとともに偏摩耗性能にも優れた空気入りタイヤに関する。
従来より、タイヤの軽量化を図るために、スチール等の密度の大きい材料を配列したベルトの数を削減する検討が行われており、この点に関する先行技術としては、タイヤの赤道に対し一定角度で傾いて延びるコードを配置して構成された第1のベルトと、タイヤの赤道とほぼ平行に延びるスパイラル状のコードを配置して構成された第2のベルトとを備えた空気入りタイヤが知られている(例えば特許文献1)。
特開平4−78602号公報
上記のような構成となるタイヤにおいて、内圧を充填し荷重を負荷して転動させる際には、タイヤの周方向に強い張力が作用する。タイヤの破壊強度を十分に確保するには、この張力と同じ方向に延在するコードが、高い強度と剛性を備えている必要がある。ところで、一般的なタイヤのトレッド部にはクラウンが設けられており、このためトレッド部の幅方向中央に位置するセンター部と、幅方向外側に位置するショルダー部とでは、タイヤの周方向長さに差が生じ、タイヤが平坦な路面に接地して転動する際に、センター部では圧縮され、ショルダー部では引っ張られる力を受ける。高強度、高剛性のコードを用いた場合には、このコードを含むベルトはほとんど伸縮しないため、ベルトと路面に挟まれるトレッドゴムには大きな剪断変形が生じることとなり、エネルギー損失が大きくなって転がり抵抗が増加するとともに、剪断力が増加して偏摩耗性能が損なわれる懸念があった。
本発明の課題は、空気入りタイヤにつき、軽量化を図りつつ転がり抵抗を低減させるとともに偏摩耗性能にも優れた、新規な空気入りタイヤを提供することにある。
本発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部までトロイダル状に延在するカーカス層と、該カーカス層の外側に配置されるベルト層を備えた空気入りタイヤにおいて、
前記カーカス層は、少なくとも1枚のカーカスプライからなり、
前記ベルト層は、タイヤの赤道に対する角度を15°〜75°の範囲で傾斜させた第1のコードを1層のみ配置した第1のベルトと、タイヤの赤道と平行に延びる第2のコードを1層のみ配置した第2のベルトとを備え、
前記第2のベルトは、適用リムへ組み付けて内圧充填した状態でのタイヤの軸を含む断面において、タイヤの軸から該第2のベルトの幅方向中央に至る径方向長さをRsとし、タイヤの軸から該第2のベルトの幅方向最外端に至る径方向長さをReとし、該径方向長さRsと該径方向長さReとの差をδとする場合に、0.003<δ/Rs<0.02の関係を満たし、前記トレッド部は、前記タイヤの軸を含む断面における該トレッド部の外表面の曲率半径をRtとする場合に、該トレッド部のセンター域における該曲率半径Rtが700mm以上であることを特徴とする空気入りタイヤである。なお、第2のコードを1層のみ配置するとは、第2のベルトの幅方向の両外側に重なり部を設ける場合は、この重なり部を除いた部分において第2のコードが1層のみであることを意味する。
前記第1のコード及び前記第2のコードは、ともにスチール製であることが好ましい。
ベルト層に、タイヤの赤道に対する角度を15°〜75°の範囲で傾斜させた第1のコードを配置した第1のベルトと、タイヤの赤道と平行に延びる第2のコードを配置した第2のベルトと配設し、タイヤの軸から該第2のベルトの幅方向中央に至る径方向長さをRsとし、タイヤの軸から該第2のベルトの幅方向最外端に至る径方向長さをReとし、該径方向長さRsと該径方向長さReとの差をδとする場合に、第2のベルトが0.003<δ/Rs<0.02の関係を満たすようにしたので、第2のベルトの周長差がタイヤ幅方向の全域に亘ってほぼ均等となり、トレッド部の剪断変形が抑えられて、転がり抵抗の低減と偏摩耗性の向上を図ることができる。
トレッド部の外表面の曲率半径をRtとする場合に、トレッド部のセンター域における該曲率半径Rtを700mm以上としたので、サイドウォール部から加わる力の影響の少ないトレッド部のセンター域を平坦に近づけることが可能となり、偏摩耗の発生を抑制してより有利に転がり抵抗の低減を図ることができる。
本発明にしたがう空気入りタイヤの実施の形態につき、タイヤの軸を含む断面(タイヤ子午線断面)をタイヤの半部について示した図である。 図1のX−X矢視図であって、一部を破断させてタイヤ内部の構造を示した図(重なり部8bは省略している)である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明にしたがう空気入りタイヤの実施の形態につき、タイヤの回転軸であるタイヤの軸を含む断面を、タイヤの半部について示した図であり、図2は、図1のX−X矢視図であって、一部を破断させてタイヤ内部の構造を示した図である。なお図2につき、後述する重なり部8bは省略して図示している。
図1における1は、タイヤの幅方向外側にそれぞれ位置する一対のビード部であり、2は、これらビード部1からそれぞれタイヤのほぼ径方向外側に向かって延びる一対のサイドウォール部であり、3は、これらサイドウォール部2の延伸端に跨って繋がり、トロイダル形状をなすトレッド部である。
4は、ビード部1に配設した一対のビードコアであり、このビードコア4はタイヤの周方向に延びてリング形状をなしている。
5は、一対のビードコア4に跨ってトロイダル形状をなすカーカス層であり、このカーカス層5は、それぞれのビードコア4の周りにその端部を内側から外側に向かって巻き返している。カーカス層5は、少なくとも1枚のカーカスプライにて構成されるものであって、図1の例示においては1枚のカーカスプライ5aからなるものとして示している。カーカスプライ5aは、タイヤの赤道Sに対して直交するコード5aを配設している。ここで赤道Sに対して直交するとは、具体的にはタイヤの赤道Sに対する角度が85°〜95°の範囲であることを意味するものであって、製造上の誤差を考慮したものである。またコード5aは各種選択可能であり、例えばアラミド、ポリエチレン、ナイロン等の有機繊維、ガラス繊維、スチール等から採用される。
6は、カーカス層5に対しタイヤの径方向外側に配置される、ベルト層である。図示の例でこのベルト層6は、第1のベルト7と、この第1のベルト7に対しタイヤの径方向外側に配置される第2のベルト8を備えているが、第1のベルト7が第2のベルト8の径方向外側に配置されるようにしても良い。
第1のベルト7は、図2に示す如く、タイヤの赤道Sに対して角度yだけ傾斜させた、第1のコード7aを配設している。ここで本発明では、第1のコード7aの角度yの範囲を15°〜75°としたが、その理由はタイヤの赤道Sに対する角度が15°未満では第1のコード7aと後述する第2のコード8aが平行に近づいて、タイヤ径方向の柔軟性を確保するために必要なパンタグラフ効果が得られにくくなるからであり、同様にタイヤの赤道Sに対する角度が75°を超えると、第1のコード7aとコード5aが平行に近づいて、パンタグラフ効果が得られにくくなるからである。
第1のコード7aは、アラミド、ポリエチレン、ナイロン等の有機繊維、ガラス繊維、スチール等各種材料から選択することができる。
第2のベルト8は、タイヤの赤道Sと平行に延びる第2のコード8aを配設している。ここでタイヤの赤道Sと平行に延びるとは、具体的にはタイヤの赤道Sに対して0°〜5°の範囲で延びていることを意味するものであって、これは製造上の誤差を考慮したものである。
第2のコード8aは、アラミド、ポリエチレン、ナイロン等の有機繊維、ガラス繊維、スチール等各種材料から選択することができる。第2のベルト8は、この第2のコード8aをタイヤの赤道Sと平行に複数配置して構成しても良いし、螺旋状に巻き回したスパイラルコードとして構成しても良い。
第2のコード8aを備える幅狭のゴムを、タイヤの周方向に沿う向きにスパイラル状に巻き回して第2のベルト8とする場合には、図1に示すように幅方向の両外側に重なり部8bを設けても良い。これにより第2のコード8aの巻き始め端、又は巻き終わり端を基点とするセパレーションの発生が防止される。
本発明において第2のベルト8は、適用リムへ組み付けて内圧充填した状態でのタイヤの軸を含む断面において、タイヤの軸から第2のベルト8の幅方向中央に至る径方向長さをRsとし、タイヤの軸から第2のベルト8の幅方向最外端に至る径方向長さをReとし、径方向長さRsと径方向長さReとの差をδとする場合に、0.003<δ/Rs<0.02の関係を満たすものである。
ここで径方向長さRsとは、タイヤの軸から第2のベルト8の幅方向中央(タイヤの赤道S)に位置する第2のコード8aの中心までの距離であり、タイヤの赤道Sに第2のコード8aが配設されていない場合は、この赤道Sに最も近いコードを指しているものとする。また径方向長さReとは、タイヤの軸から第2のベルト8の幅方向最外側に位置する第2のコード8aの中心までの距離であり、重なり部8bを有する場合には、この重なり部8bを除いて最も外側に位置するコードを指しているものとする。
一般にタイヤにはトレッド部にクラウンが設けられており、これにより第2のベルト8においては、幅方向中央での径方向長さRsが、幅方向最外端での径方向長さReよりも長くなって、ベルトに周長差が生じる。ここで第2のコード8aは、タイヤの赤道Sと平行に延在しており、特にスパイラル状に形成した際には、第2のベルト8はタイヤの周方向に伸びにくくなる。ベルトの周長差が大きくなると、タイヤが転動する際に、第2のベルト8と路面に挟まれるトレッドゴムには大きな剪断変形が発生し、これによりトレッドゴムに歪によるエネルギー損失が発生して転がり抵抗が大きくなることが憂慮されるが、上記の範囲を満足する場合にはベルトの周長差が十分小さくなり、タイヤの転がり抵抗を低減させることができる。一方、δ/Rsが小さくなりすぎて第2のベルト8が極端に平坦な形状となると、サイドウォール部2がトレッド部3を押し付ける力によって、タイヤの接地面の幅方向外側端部では接地圧が極端に高くなり、偏摩耗性能が損なわれる懸念があるが、上記の範囲であれば偏摩耗の発生を効果的に抑制することができる。
トレッド部3は、適用リムへ組み付けて内圧充填した状態でのタイヤの軸を含む断面において、トレッド部3の外表面の曲率半径をRtとする場合に、このトレッド部3の幅方向中央に位置するセンター域3aにおける曲率半径Rtが、700mm以上であることが好ましい。なお曲率半径Rtの上限は無限大であり、これはタイヤの軸を含む断面において、センター域3aの外形が直線になることを意味している。
ここでトレッド部3は、図1に示すタイヤの軸を含む断面において、タイヤの幅方向中央に位置するセンター域3aと、センター部3aの両外側に位置するショルダー域3bからなる。センター域3aは、第2のベルト8の幅を100%とする際に、タイヤの赤道Sを中心として左右均等配分となるように、トレッド部3の10%〜95%の範囲を占める領域であり、このときショルダー域3bは、トレッド部3の残りの部位となる、それぞれ45%〜2.5%の範囲を占める領域である。なお第2のベルト8の幅とは、この第2のベルト8の幅方向両外側に位置する第2のコード8aの中心間距離であり、重なり部8bを有する場合には、この重なり部8bを除いて最も外側に位置するコードの中心間距離を指しているものとする。またタイヤの諸性能を満足する為に、センター域3aの範囲は60%程度であることが好ましい。
トレッド3のセンター域3aは、サイドウォール部2がトレッド部3を押し付ける力の影響をほとんど受けない為、センター域3aにおける曲率半径Rtを700mm以上としてこの領域を平面に近づけることで、有利にタイヤの転がり抵抗を低減させることができる。なお曲率半径Rtを1500mm以上とする場合には、さらに有利にタイヤの転がり抵抗を低減させることができる。
表1に示す第1のベルト及び第2のベルトを備えた、図1の如き構造になる、サイズ195/65R15のタイヤ(カーカス層は1枚のカーカスプライを使用し、カーカスプライのコードはポリエチレンの撚り線を使用し、第1のベルトはタイヤの赤道に対する角度yが30度であるスチールコードを使用し、第2のベルトはタイヤの赤道に対して平行に延びるスチール製のスパイラルコードを使用した。第1のベルトのコード打ち込み本数は、0.72本/mmであり、第2のベルトのコード打ち込み本数は、0.72本/mmであった。)を製造し、各タイヤにつき、転がり抵抗と偏摩耗性能について調査を行った。その結果を表1に併せて示す。
Figure 0005917795
第1のベルト及び第2のベルトのコード打ち込み本数は、それぞれのベルトに配置したコードが延びる方向に対し、垂直にタイヤを切断して50mmあたりのコード本数を測定した。そしてこのコードの本数を50で割って、1mmあたりのコード本数に換算した。
タイヤの寸法(径方向長さRs、差δ、曲率半径Rt)は、それぞれのタイヤをJATMA規定の標準サイズのリム(本実施例においては6.0J)に組み付け、内圧180kPaを加え、室温で1日以上放置した後に測定を行った。
転がり抵抗試験は、それぞれのタイヤを前記リムにリム組みして内圧210kPaを加え、直径1.7mのドラムが鉄板の表面となるドラム試験機を用いて車軸の転がり抵抗力について調査を行った。このとき速度は80km/hであり、荷重は4.52kNであった。基準タイヤを100として、表1にそれぞれの転がり抵抗力を指数表示した。数字が小さいほど性能が優れていることを示している。誤差を考慮しかつ市場優位性の観点から指数が95以下であれば優位差があると判断する。指数が90以下であれば、特に優れた効果を有する。
偏摩耗性能は、それぞれのタイヤを前記リムにリム組みして内圧210kPaを加え、直径1.7mのドラムの表面を、摩耗を促すための被覆材で覆ったドラム試験機を用いて調査を行った。このとき速度は80km/hであった。タイヤへの入力は、フリーローリングを10分間行った後に制動方向に0.1Gを加えて10分間行い、これを繰り返し実施して5000km走行終了するまで継続した。トレッド部につき、タイヤの赤道に位置する部位(センター部)と接地端から15mm内側に入った部位(ショルダー部)とで溝深さを測定し、走行前後での溝深さの差を摩耗量として各部位での摩耗量を算出した。センター部の摩耗量を基準とし、ショルダー部の摩耗量を比で算出して表1に示した。比が1に近いほど均一に摩耗しており、偏摩耗性能が優れていることを意味している。このとき摩耗量の比が1より大きい場合は、センター部よりもショルダー部で早く摩耗が進んでいることを意味しているが、特に比が2よりも大きければ著しく偏摩耗が進んでいることを示している。
その結果、δ/Rsが0.02以上でRtが700mmよりも小さいタイヤ(基準タイヤ)は転がり抵抗が大きく、またδ/Rs0.003以下のタイヤ(比較タイヤ1)は偏摩耗が大きくなって性能を満足することができない。一方、δ/Rsを0.003より大きく0.02よりも小さくし、Rtを700mm以上にしたタイヤ(適合タイヤ1〜5)は、転がり抵抗と偏摩耗性能を満足できることが確認された。特にRtを1500mm以上にしたタイヤ(適合タイヤ3〜5)については転がり抵抗を大きく減少させることが可能となり、偏摩耗性能よりも転がり抵抗の向上を重視する際にはより好ましいことが確認された。
本発明によれば、タイヤの軽量化を図りつつ転がり抵抗を低減させるとともに偏摩耗性能にも優れた、新規な空気入りタイヤを安定的に供給できる。
1 ビード部
2 サイドウォール部
3 トレッド部
3a センター域
3b ショルダー域
4 ビードコア
5 カーカス層
5a カーカスプライ
6 ベルト層
7 第1のベルト
7a 第1のコード
8 第2のベルト
8a 第2のコード
8b 重なり部
Rs 幅方向中央に至る径方向長さ
Re 幅方向最外端に至る径方向長さ
δ 径方向長さRsと径方向長さReとの差
Rt 曲率半径
S タイヤの赤道

Claims (2)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部までトロイダル状に延在するカーカス層と、該カーカス層の外側に配置されるベルト層を備えた空気入りタイヤにおいて、
    前記カーカス層は、少なくとも1枚のカーカスプライからなり、
    前記ベルト層は、タイヤの赤道に対する角度を15°〜75°の範囲で傾斜させた第1のコードを1層のみ配置した第1のベルトと、タイヤの赤道と平行に延びる第2のコードを1層のみ配置した第2のベルトとを備え、
    前記第2のベルトは、適用リムへ組み付けて内圧充填した状態でのタイヤの軸を含む断面において、タイヤの軸から該第2のベルトの幅方向中央に至る径方向長さをRsとし、タイヤの軸から該第2のベルトの幅方向最外端に至る径方向長さをReとし、該径方向長さRsと該径方向長さReとの差をδとする場合に、0.003<δ/Rs<0.02の関係を満たし、
    前記トレッド部は、前記タイヤの軸を含む断面における該トレッド部の外表面の曲率半径をRtとする場合に、該トレッド部のセンター域における該曲率半径Rtが700mm以上であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第1のコード及び前記第2のコードは、ともにスチール製である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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