JP5917603B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、より詳細には、ダマシン法により形成した配線層を有する半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、半導体装置の微細化・高集積化に伴い多層配線構造が求められている。配線層には、低抵抗化が図れ、高いエレクトロマイグレーション耐性を有する銅(Cu)配線層が用いられている。Cuはエッチング法による加工が困難であること等から、Cu配線層の形成方法として、ダマシン法が用いられている。
また、Cuは酸化されやすいという性質を有する。このため、Cu配線層は酸化膜が形成されやすく、これにより、抵抗が増大する等、配線層の信頼性を低下させる場合がある。例えば、特許文献1に、ダマシン法により形成したCu配線層を有する半導体装置において、配線層の信頼性を向上させる技術について開示されている。
特開2004−342977号公報
ダマシン法によるCu配線層の形成は、層間絶縁膜に形成した溝部にバリア層と金属シード層とを順次形成した後、溝部にCu膜を埋め込み、化学機械研磨(CMP)法によりCu膜を平坦化させることで行われる。このようなダマシン法によるCu配線層の形成において、溝部へのCu膜の埋め込みが上手くできずに、配線層の信頼性が低下する場合が生じている。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、信頼性を損なうことなく、ダマシン法により配線層を形成することが可能な半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、半導体基板上に設けられた、溝部を有する絶縁膜と、前記溝部の内面に沿って設けられた金属シード層と、前記金属シード層の表面に沿って設けられたシリサイド層と、前記溝部に埋め込まれるように、前記シリサイド層の表面上に設けられた配線層と、を有することを特徴とする半導体装置である。本発明によれば、溝部に埋め込まれるように配線層を形成する際に、金属シード層の表面に沿ってシリサイド層が設けられていることで、配線層にボイドが発生することを抑制することができる。また、配線層をシリサイド層の表面上に形成することにより、配線層を安定して形成することができる。これらにより、配線層の信頼性を向上させることができる。
上記構成において、前記配線層は銅配線層である構成とすることができる。また、上記構成において、前記金属シード層は銅シード層であり、前記シリサイド層は銅シリサイド層である構成とすることができる。
本発明は、半導体基板上に形成された絶縁膜に溝部を形成する工程と、前記溝部の内面に沿って金属シード層を形成する工程と、前記金属シード層の表面に沿ってシリサイド層を形成する工程と、前記溝部に埋め込まれるように、前記シリサイド層の表面上に配線層を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法である。本発明によれば、金属シード層の表面に沿ってシリサイド層を形成し、シリサイド層の表面上に配線層を形成することにより、配線層にボイドが発生することを抑制することができる。また、配線層をシリサイド層の表面上に形成することにより、配線層を安定して形成することができる。これらにより、配線層の信頼性を向上させることができる。
上記構成において、前記シリサイド層を形成する工程の前に、前記金属シード層の表面に形成された酸化膜を除去する工程を有する構成とすることができる。また、上記構成において、前記酸化膜を除去する工程と前記シリサイド層を形成する工程とは、大気に曝されることなく連続して処理される構成とすることができる。これらの構成によれば、酸化膜が形成されていない状態の金属シード層の表面にシリサイド層を形成することができる。
上記構成において、前記シリサイド層を形成する工程は、シラン系ガス雰囲気中で前記金属シード層をプラズマ処理することにより、前記シリサイド層を形成する工程である構成とすることができる。
上記構成において、前記配線層を形成する工程は、メッキ法を用いて前記配線層を形成する工程である構成とすることができる。
上記構成において、前記配線層は銅配線層である構成とすることができる。また、上記構成において、前記金属シード層は銅シード層であり、前記シリサイド層は銅シリサイド層である構成とすることができる。
本発明によれば、金属シード層の表面に沿って形成されたシリサイド層の表面上に、配線層を形成することにより、配線層にボイドが発生することを抑制することができる。また、配線層をシリサイド層の表面上に形成することで、配線層を安定して形成することができる。これらにより、配線層の信頼性を向上させることができる。
まず初めに、本発明の課題を明確にするため、比較例1に係る半導体装置について説明する。図1(a)から図1(c)は、比較例1に係る半導体装置100の製造工程を示す断面図である。図1(a)において、半導体素子(不図示)が形成された半導体基板10上に、BPSG(Boron-doped Phospho Silicate Glass)膜12を形成する。フォトリソ技術およびエッチング技術を用いて、BPSG膜12に孔部14を形成する。孔部14に埋め込まれるようにプラグ金属16を形成する。プラグ金属16は半導体素子に電気的に接続している。BPSG膜12上にSiN(シリコン窒化)膜18とTEOS膜20とを順次形成する。フォトリソ技術およびエッチング技術を用いて、SiN膜18とTEOS膜20とに溝部22を形成する。
図1(b)において、溝部22の内面に沿うようにバリア層24を形成し、バリア層24の表面に沿うようにCuシード層26を形成する。Cuシード層26を形成する工程の後、半導体装置100は大気に晒されるため、Cuシード層26の表面に酸化膜32が形成される。
図1(c)において、例えば電解メッキ法により、溝部22に埋め込まれるように、Cuシード層26の表面上にCu膜を形成する。その後、TEOS膜20の表面が露出し、溝部22にCu膜が残存するようCu膜等をCMP法により研磨する。これにより、溝部22にCu配線層30が形成される。
比較例1の製造方法によれば、図1(c)のように、Cu配線層30を形成するため、電解メッキ法によりCu膜を形成している。電解メッキ法を用いたCu膜の形成は、半導体装置100をメッキ液である硫酸銅(CuSO)溶液に浸漬させて、Cuシード層26上にCuを析出させていくことにより行われる。このため、Cuシード層26の表面に酸化膜32が形成されている場合は、Cuシード層26の表面上にCu膜を一様に形成していくことが難しくなる。これにより、図1(c)のように、Cu配線層30にボイド34が発生する場合が生じる。
Cu配線層30にボイド34が形成されると、Cu配線層30の断線や、Cu配線層30の抵抗値の増加等が生じ、Cu配線層30の信頼性の低下をもたらす。
また、半導体装置100をメッキ液である硫酸銅溶液に浸漬させる際に、Cuシード層26が溶出してしまう場合が生じる。この場合、Cu膜の形成が上手くできなくなってしまう。
そこで、ダマシン法により配線層を形成する場合において、このような配線層の信頼性の低下を抑制することが可能な実施例1を以下に示す。
図2は実施例1に係る半導体装置100の断面図である。図2において、半導体素子(不図示)が形成された半導体基板10上に、BPSG膜12が設けられていて、BPSG膜12には貫通する孔部14が形成されている。半導体基板10は、例えばSi(シリコン)基板である。孔部14には、例えばW(タングステン)からなるプラグ金属16が設けられている。半導体素子は、プラグ金属16を介して、外部と電気的に接続している。
BPSG膜12上には、SiN膜18とTEOS膜20とが順次設けられている。SiN膜18とTEOS膜20との積層膜を絶縁膜21とする。絶縁膜21には、半導体基板10の表面に対して水平方向に延伸する溝部22が形成されていて、溝部22の底面には、プラグ金属16の表面が露出している。
溝部22の内面(両側面と底面)に沿って、例えばTa(タンタル)からなるバリア層24が設けられている。バリア層24の表面に沿って、Cuシード層26が設けられている。Cuシード層26の表面に沿って、Cuシリサイド層28が設けられている。溝部22に埋め込まれるように、Cuシリサイド層28の表面上にCu配線層30が設けられている。Cu配線層30とプラグ金属16とは、バリア層24、Cuシード層26およびCuシリサイド層28を介して電気的に接続している。
次に、図3(a)から図3(d)を用い、実施例1に係る半導体装置100の製造方法を説明する。図3(a)において、半導体素子(不図示)が形成された半導体基板10上に、BPSG膜12を形成する。BPSG膜12上に形成されたレジスト層(不図示)をマスクに、BPSG膜12をエッチングして孔部14を形成する。孔部14にW(タングステン)を埋め込むことで、プラグ金属16を形成する。
BPSG膜12上に、SiN膜18とTEOS膜20とを順次形成し、SiN膜18とTEOS膜20との積層膜である絶縁膜21を形成する。SiN膜18とTEOS膜20とは、例えばCVD(化学気相成長)法を用いて形成することができる。絶縁膜21上に形成されたレジスト層(不図示)をマスクに、絶縁膜21をエッチングする。これにより、絶縁膜21に、半導体基板10の表面に対して水平方向に延伸する溝部22が形成される。溝部22の底面には、プラグ金属16の表面が露出されている。
図3(b)において、例えばCVD法を用いて厚さ10nmから50nmのTa膜を堆積する。これにより、溝部22の内面に沿うように、Ta膜からなるバリア層24が形成される。なお、バリア層24は、Ta膜以外にも、Ti(チタン)、TiN(窒化チタン)、TaN(窒化タンタル)膜等を用いることができる。次に、例えばCVD法を用いて厚さ30nmから100nmのCu膜を堆積する。これにより、バリア層24の表面に沿うように、Cuシード層26が形成される。Cuシード層26を形成後、半導体装置100は大気中に置かれる。前述したように、Cuは酸化されやすいという性質を有する。このため、Cuシード層26の表面に酸化膜32が容易に形成される。
図3(c)において、例えば、NH(アンモニア)ガスとN(窒素)ガスとの混合ガスが導入されたチャンバー内で、半導体基板10の温度を400℃に設定する。その後、RFパワーをONにして、Cuシード層26にプラズマ処理を施し、Cuシード層26の表面を還元することで、Cuシード層26の表面に形成された酸化膜32を除去する。次いで、RFパワーをOFFにした後、チャンバー内に、例えばSiH(モノシラン)ガスとNガスとを導入し、チャンバー内を、SiHガスとNガスとの混合ガスで満たす。RFパワーを再度ONにして、Cuシード層26にプラズマ処理を施し、Cuシード層26の表面に、厚さ0.5nmから10nmのCuシリサイド層28を形成する。ここで、酸化膜32を除去する工程とCuシリサイド層28を形成する工程とは、半導体装置100を大気に曝すことなく、連続にて処理を行う。
図3(d)において、例えば電解メッキ法により、溝部22に埋め込まれるように、Cuシリサイド層28の表面上にCu膜を形成する。その後、絶縁膜21の表面が露出し、溝部22にCu膜が残存するよう、CMP法を用いて、Cu膜、Cuシリサイド層28、Cuシード層26およびバリア層24を研磨する。これにより、溝部22に埋め込まれるようにCu配線層30が形成される。以上により、図2に示す実施例1に係る半導体装置100が形成される。
実施例1の製造方法によれば、図3(a)のように、半導体基板10上に形成された絶縁膜21に溝部22を形成する。図3(b)のように、溝部22の内面に沿うようにバリア層24とCuシード層26とを順次形成する。図3(c)のように、Cuシード層26の表面に形成された酸化膜32を除去した後、Cuシード層26の表面に沿ってCuシリサイド層28を形成する。そして、図3(d)のように、Cuシリサイド層28の表面上にCu膜を形成して、溝部22に埋め込まれるようにCu配線層30を形成する。
Cuシリサイド層28は、Cuシード層26に比べて酸化され難いという性質を有する。このため、実施例1のように、Cuシード層26の表面に沿ってCuシリサイド層28を形成することで、図3(d)に示す、電解メッキ法によるCu膜の形成を、酸化膜が形成されていない状態のCuシリサイド層28の表面上に行うことができる。これにより、Cuシリサイド層28の表面上にCu膜を一様に形成していくことができ、Cu配線層30にボイド34が形成されることを抑制することができる。このため、実施例1によれば、Cu配線層30の断線や抵抗値の増加等を抑制することができ、Cu配線層30の信頼性を向上させることができる。
また、前述したように、電解メッキ法によりCu膜を形成する際、半導体装置100をメッキ液である硫酸銅溶液に浸漬させる。Cuシード層26は、硫酸銅溶液に浸漬されると溶出される場合がある。Cuシード層26が溶出されると、Cu膜の形成が上手くできなくなることがある。しかしながら、実施例1では、Cuシード層26の表面に沿ってCuシリサイド層28が形成されている。Cuシリサイド層28は硫酸銅溶液に浸漬されても溶出され難いという性質を有する。このため、半導体装置100をメッキ液である硫酸銅溶液に浸漬させた場合でも、Cuシリサイド層28は溶出されずにそのまま残存する。したがって、実施例1によれば、Cuシリサイド層28の表面上にCu膜を安定して形成することができる。つまり、Cu配線層30を安定して形成することができ、これにより、Cu配線層30の信頼性を向上させることができる。
さらに、図3(c)のように、Cuシード層26の表面にCuシリサイド層28を形成する前に、Cuシード層26の表面に形成された酸化膜32を除去している。そして、酸化膜32を除去する工程とCuシリサイド層28を形成する工程とを、途中で半導体装置100を大気に曝すことなく連続して処理している。これにより、Cuシード層26の表面に酸化膜32が形成されていない状態で、Cuシリサイド層28を形成することができる。
実施例1において、Cu配線層30は、半導体基板10の表面に対して水平方向に延伸して形成された溝部22に設けられた場合を例に示したが、これに限られるわけではない。言い換えると、Cu配線層30は、例えば多層配線構造において、上層配線層及び下層配線層のように、半導体基板10の表面に対して水平方向に延伸する配線層である場合を例に示したが、これに限られるわけではない。上層配線層と下層配線層との間の絶縁膜に形成された孔部に設けられ、上層配線層と下層配線層とを電気的に接続するビア配線である場合でもよい。即ち、Cu配線層30は、半導体基板10の表面に対して水平方向に延伸する配線層である場合でも、半導体基板10の表面に対して垂直方向に延伸する配線層である場合でもよい。これらの場合でも、実施例1によれば、配線層にボイドが形成されることを抑制でき、断線や抵抗値の増加等の抑制を図ることができる。
また、Cuシード層26の表面に形成された酸化膜32は、NHガス雰囲気中でCuシード層26にプラズマ処理を施すことで除去する場合を例に示したがこれに限られない。例えば、硝酸を用いたウエットエッチング法により、酸化膜32を除去する場合でもよい。また、NHガス以外にもH等の還元ガス雰囲気中でプラズマ処理を行う場合でもよい。
また、Cuシリサイド層28は、SiHガスを含んだガス雰囲気中でCuシード層26にプラズマ処理を施すことで形成する場合を例に示したが、SiHガスを含んだガス雰囲気中に限られず、SiやSiHCl等のシラン系ガスを含んだガス雰囲気中でプラズマ処理を施す場合でもよい。
また、溝部22に埋め込まれるように形成される配線層は、Cu配線層30である場合を例に示したが、これに限られず、その他の材料からなる配線層の場合でもよい。ここで、配線層はメッキ法で形成することが可能な材料からなる場合が好ましい。また、金属シード層はCuシード層26であり、シリサイド層はCuシリサイド層28である場合を例に示したが、これに限られない。金属シード層は、例えば、CuとAl、Au、Ag、Ni、Ti、Co、Sn、In、Zr、Mg、Be、Pd、B、Zn、Ca、Ga又はMoとの合金からなる場合等でもよい。シリサイド層は、金属シード層に対応した材料からなる場合でもよい。
また、図3(c)のように、Cuシード層26の表面に形成された酸化膜32を除去した後、Cuシード層26の表面にCuシリサイド層28を形成する場合を例に示したがこれに限られない。例えば、図3(b)のように、バリア層24の表面に沿ってCuシード層26を形成した後、半導体装置100を大気に曝すことなく、Cuシード層26の表面にCuシリサイド層28を形成する場合でもよい。つまり、Cuシード層26の表面に酸化膜32が形成されていない状態で、Cuシリサイド層28を形成することができる方法であれば、その他の方法を用いてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1(a)から図1(c)は比較例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2は実施例1に係る半導体装置の断面図である。 図3は実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
10 半導体基板
12 BPSG膜
14 孔部
16 プラグ金属
18 SiN膜
20 TEOS膜
21 絶縁膜
22 溝部
24 バリア層
26 Cuシード層
28 Cuシリサイド層
30 Cu配線層
32 酸化膜
34 ボイド
100 半導体装置

Claims (5)

  1. 半導体基板上に設けられた、溝部を有する絶縁膜と、
    前記溝部の内面に沿って設けられた金属シード層と、
    前記金属シード層の表面に沿って設けられたシリサイド層と、
    前記溝部に埋め込まれるように、前記シリサイド層の表面上に設けられた配線層と、を有し、
    前記金属シード層は銅シード層または銅合金シード層であり、前記シリサイド層は銅シリサイド層または銅合金シリサイド層である半導体装置。
  2. 半導体基板上に形成された絶縁膜に溝部を形成する工程と、
    前記溝部の表面に沿って金属シード層を形成する工程と、
    前記金属シード層の表面に沿ってシリサイド層を形成する工程と、
    前記溝部に埋め込まれるように、前記シリサイド層の表面上にメッキ法を用いて銅配線層を形成する工程と、を有し、
    前記金属シード層は銅シード層または銅合金シード層であり、前記シリサイド層は銅シリサイド層または銅合金シリサイド層である半導体装置の製造方法。
  3. 前記シリサイド層を形成する工程の前に、前記金属シード層の表面に形成された酸化膜を除去する工程を有する請求項記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記酸化膜を除去する工程と前記シリサイド層を形成する工程とは、大気に晒されることなく連続して処理される請求項記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記シリサイド層を形成する工程は、シラン系ガス雰囲気中で前記金属シード層をプラズマ処理することにより、前記シリサイド層を形成する工程である請項2からのいずれか一項記載の半導体装置の製造方法
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