JP5910545B2 - コネクタ検査装置 - Google Patents

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Description

この発明は、コネクタを検査する装置である。
特許文献1には、ワイヤーハーネスの組立工程において、コネクタに端子を挿入する際に端子が完全に挿入されているかどうかを検査可能な端子半挿入検出機能付きコネクタ組立用装置が開示されている。この端子半挿入検出機能付きコネクタ組立用装置は、コネクタのうちの端子抜けを防止する係止片が、端子の半挿入によって外方へ浮いていることを検知可能に構成されている。
特開2010−165516号公報
ところで、コネクタに接続された端子付電線は、ワイヤーハーネスの組立工程において結束される。そして、組み立てられたワイヤーハーネスを構成するコネクタは、端子が正常に挿入されているかどうかを検査されることがある。
また、ワイヤーハーネスを構成するコネクタには、小型で、ワイヤーハーネスの幹線と一緒にテープ巻きされ、又は、プロテクタ内に収容されるものもある。このようなコネクタの場合、ワイヤーハーネスの組み立て後に検査を行うことが困難である。このため、コネクタの検査をワイヤーハーネスの組立図板上で行えることが好ましい。
しかしながら、コネクタに対する端子挿入状態の正否を検査する検査装置は、比較的大きく、ワイヤーハーネスの組立図板上に設置することが困難であった。
そこで、本発明は、コネクタの検査を省スペースで行えるようにすることを目的とする。
第1の態様は、一側面に端子固定用のリテーナが設けられたコネクタについて、一側方への前記リテーナの浮きを検知するコネクタ検査装置であって、前記コネクタを端子挿入方向に沿って挿入開口を通じて挿入可能なコネクタ支持凹部が形成され、前記コネクタ支持凹部に挿入された前記コネクタを前記端子挿入方向に沿って待機位置と前記待機位置より前記端子挿入方向前方の押込み位置との間で移動可能に支持可能なホルダーと、前記コネクタ支持凹部に支持された前記コネクタの浮いた前記リテーナに対して前記端子挿入方向前方から接触可能なリテーナ受部が形成されたスライダと、前記ホルダーを支持すると共に、前記スライダを、前記コネクタ支持凹部に支持される前記コネクタの前記端子挿入方向に沿って検知位置と前記検知位置より前記コネクタ支持凹部に支持された前記コネクタの前記端子挿入方向前方(前記コネクタ支持凹部の奥側)の非検知位置との間で移動可能に支持する基部と、前記スライダに対して相対移動不能に連結され、浮いた前記リテーナが前記リテーナ受部に接触する位置で前記コネクタ支持凹部に支持された前記コネクタより前記端子挿入方向前方の位置に延出する操作部が設けられ、前記操作部が前記コネクタの端子挿入方向前方へ押動されることによりオンオフ切替されるスイッチとを備える。
第2の態様は、第1の態様に係るコネクタ検査装置であって、前記ホルダーは、前記基部に対して、前記コネクタを待機位置で支持するセット位置と前記コネクタを前記押込み位置で支持する検査位置との間で移動可能に支持され、前記ホルダー付勢部によって前記セット位置側に付勢されている。
第3の態様は、第1または第2の態様に係るコネクタ検査装置であって、前記スライダは、位置決め付勢部によって前記コネクタ支持凹部側に向けて付勢されている。
第4の態様は、第1から第3のいずれか一態様に係るコネクタ検査装置であって、前記基部には、前記検査位置にある前記ホルダーの前記コネクタ支持凹部に支持される前記コネクタに対して前記端子挿入方向後方から係止可能なロックが設けられている。
第5の態様は、第1から第4のいずれか一態様に係るコネクタ検査装置であって、前記スライダには、前記非検知位置側且つ前記コネクタ支持凹部側の端部のうちの前記リテーナ受部の側方に、前記検知位置側に向けて徐々に前記コネクタ支持凹部側に傾斜する傾斜部が形成されている。
第1の態様に係るコネクタ検査装置によると、待機位置でコネクタ支持凹部に支持されたコネクタのリテーナが浮いていない場合、コネクタが押込み位置に移動されると、リテーナがスライダのリテーナ受部を通過し、コネクタが操作部を端子挿入方向前方に押動してスイッチがオンオフ切替される。一方、待機位置でコネクタ支持凹部に支持されたコネクタのリテーナが浮いている場合、コネクタが押込み位置に移動されると、浮いたリテーナがリテーナ受部を押動してスライダが検知位置に移動される。スライダが検知位置に移動されると、該スライダに相対移動不能に連結されたスイッチもコネクタの端子挿入方向前方に移動し、押込み位置に移動されるコネクタによって操作部が押動されず、スイッチはオンされない。このように、コネクタのコネクタ支持凹部に対する端子挿入方向と、スイッチによって検知されるコネクタとスライダ及びスイッチとの相対移動の方向とが同じに設定されているため、コネクタの検査を省スペースで行えるようにすることができる。
第2の態様に係るコネクタ検査装置によると、ホルダーが、コネクタを待機位置で支持するセット位置と押込み位置で支持する検査位置との間で移動可能に支持され、ホルダー付勢部によってセット位置側に付勢されているため、コネクタの検査後にホルダーをセット位置に容易に戻すことができ、コネクタの取り出しをスムーズにすることができる。
第3の態様に係るコネクタ検査装置によると、スライダが位置決め付勢部によってコネクタ支持凹部側に向けて付勢されているため、コネクタのリテーナが設けられた一側面に沿って配設される。これにより、リテーナの浮きが小さくても、より確実にリテーナ受部で浮いたリテーナを受けて検知することができる。
第4の態様に係るコネクタ検査装置によると、ロックがコネクタ支持凹部に支持されるコネクタに対して端子挿入方向後方から係止するため、コネクタ支持凹部からのコネクタの抜け出しを抑制することができる。
第5の態様に係るコネクタ検査装置によると、コネクタのコネクタ支持凹部に対する挿入作業をよりスムーズにすることができる。
コネクタ検査装置の斜視図である。 コネクタ検査装置の分解斜視図である。 コネクタの斜視図である。 リテーナが浮いたコネクタの斜視図である。 図1のV−V線断面図である。 コネクタをセットしたコネクタ検査装置の断面図である。 ホルダーが検査位置に移動されたコネクタ検査装置の断面図である。 リテーナが浮いたコネクタをセットしたコネクタ検査装置の断面図である。 ホルダーが検査位置に移動されたコネクタ検査装置の断面図である。
以下、実施形態に係るコネクタ検査装置10について説明する(図1、図2参照)。このコネクタ検査装置10は、コネクタ12のリテーナ16の浮きを検知する装置である。すなわち、コネクタ12のリテーナ16の浮きの有無により、コネクタ12の各キャビティに端子が正常に挿入されているかどうかを検査することができる。
<コネクタ>
説明の便宜上、まず、検査対象となるコネクタ12について説明しておく(図3、図4参照)。ここでは、コネクタ12がスプライスジャンクションコネクタである例で説明する。スプライスジャンクションコネクタは、コネクタに挿入される複数の回路端末を全てまたは複数組に分けて導通させるコネクタである。もっとも、検査対象となるコネクタは、他のコネクタであってもよい。
また、ここでは、コネクタ12は、貫通方向を平行にして並列状に一列に形成された複数のキャビティを有する扁平な形状に形成され、複数のキャビティにそれぞれ端子が挿入配設されている。なお、キャビティ及び端子については図示省略している。コネクタ12について、端子が挿入されている方向を端子挿入方向(図1の矢印の方向)という。
コネクタ12は、コネクタ本体部14と、端子固定用のリテーナ16と、張出部18とを有している。コネクタ本体部14は、略直方体形状に形成されている。このコネクタ本体部14の一側部には、複数のキャビティを外部に連通させるリテーナ16嵌込用の孔部が形成されている。
リテーナ16は、複数のキャビティにそれぞれ挿入された端子に対して、コネクタ12の端子挿入方向に係止して抜止めする部分である。このリテーナ16は、コネクタ本体部14の一側部に設けられ、ここでは、コネクタ本体部14の一側部に形成された嵌合用孔部に嵌合されている。より具体的には、リテーナ16は、コネクタ本体部14に形成された嵌合用孔部を通じて、キャビティに挿入される端子に対して端子挿入方向後方から係止する。そして、リテーナ16は、複数のキャビティにそれぞれ端子が奥側まで挿入された状態で、コネクタ本体部14に形成された嵌合用孔部に対して完全に嵌合し、該嵌合用孔部内に全体的に収容される。この状態で、リテーナ16は、外面がコネクタ本体部14の一側面と略面一となる(図3参照)。一方、リテーナ16は、複数のキャビティのうちのいずれか1つでも端子が半挿入である状態或いはキャビティに対する端子の挿入姿勢が間違っている状態で、一部分がコネクタ本体部14の一側面から外方に突出して浮いた形態で配設される(図4参照)。もっとも、リテーナ16は、複数のキャビティにそれぞれ端子が奥側まで挿入された状態であっても、コネクタ本体部14に対する嵌合ミスにより、コネクタ本体部14の一側面から浮いた形態で配設されることがある。
また、張出部18は、コネクタ本体部14のうちリテーナ16が設けられる一側部の端子挿入方向後端縁部から側方に張り出す形状に形成されている。この張出部18は、コネクタ12の端子挿入方向に直交する方向に延在している。
<コネクタ検査装置>
コネクタ検査装置10は、コネクタ12のコネクタ本体部14の一側方へのリテーナ16の浮きを検知できる。このコネクタ検査装置10は、基部20と、スライダ30と、ホルダー50と、スイッチ60と、ロック80とを備えている(図5参照)。概略的には、コネクタ検査装置10は、ホルダー50にコネクタ12を支持した状態で、基部20に対して、コネクタ12を端子挿入方向に沿って待機位置から押込み位置に押し込んで検査を行う。そして、リテーナ16が完全に嵌合されている状態では、押込み位置に押し込まれたコネクタ12によってスイッチ60がオンされる。一方、コネクタ12のいずれかの端子が正常に挿入されていない場合等のリテーナ16が浮いている状態では、コネクタ12が押込み位置に押し込まれてもコネクタ12によってスイッチ60がオンされない。すなわち、コネクタ12によるスイッチ60の切り替えの有無でコネクタ12に対する端子挿入が正常に行われているか(リテーナ16が嵌合されているか)どうかを検査することができる。
<ホルダー>
ホルダー50は、略直方体形状の外部形状に形成されている(図2参照)。このホルダー50には、コネクタ12を端子挿入方向に沿って挿入開口を通じて端子挿入方向に沿って挿入可能なコネクタ支持凹部52が形成されている。そして、ホルダー50は、コネクタ支持凹部52に挿入されたコネクタ12を、端子挿入方向に沿って待機位置と押込み位置との間で移動可能に支持する。
コネクタ支持凹部52は、コネクタ本体部14を内側に収容支持可能に形成されている。ここでは、コネクタ支持凹部52は、略直方体形状のホルダー50の一端縁部で隣り合う二面で開口する凹状に形成されている。そして、コネクタ支持凹部52は、コネクタ12を、端子挿入方向後端部を挿入開口から露出させると共に、リテーナ16及び張出部18が設けられた一側面を他方の開口から露出させる姿勢で収容支持する。さらに、コネクタ支持凹部52は、コネクタ12を、浮いたリテーナ16及び張出部18を他方の開口から外方に突出させる形態で支持可能に形成されている。
さらに、後述するスライダ30のリテーナ受部32によって浮いたリテーナ16をより確実に受ける観点から言うと、コネクタ支持凹部52は、支持されるコネクタ12のリテーナ16の浮き方向において、コネクタ本体部14より僅かに小さい寸法に設定されているとよい(図6参照)。
また、ホルダー50には、後述するスイッチ60の操作部64を配設する操作部収容凹部54が形成されている(図2、図5参照)。この操作部収容凹部54は、コネクタ支持凹部52の底面で開口すると共に、ホルダー50のうちの挿入開口の反対側の端部で開口するようにコネクタ12の挿入方向に沿って延在する溝状に形成されている。ここでは、操作部収容凹部54は、コネクタ支持凹部52の幅方向中間位置に形成されている。
<基部>
基部20は、ホルダー50を支持する部分である。ここでは、基部20は、ホルダー50を、コネクタ支持凹部52に支持されるコネクタ12の端子挿入方向に沿って、セット位置と検査位置との間で移動可能に支持する。この基部20は、内側にホルダー50、スライダ30及びスイッチ60を配設可能な凹部を有している。より具体的には、基部20には、一面で開口するホルダー収容凹部22と、ホルダー収容凹部22の内壁で開口するスライダ収容凹部26とが形成されている。なお、スライダ収容凹部26については、スライダ30に関する説明中に詳述する。
ホルダー収容凹部22は、ホルダー50をセット位置と検査位置との間で移動可能に収容可能な凹状に形成されている。ここでは、ホルダー収容凹部22は、ホルダー50の略直方体形状の外部形状に対応して略直方体形状の内部空間を有する。そして、ホルダー50は、ホルダー収容凹部22に対して、コネクタ支持凹部52の挿入開口がホルダー収容凹部22の開口から露出される姿勢で収容される。ここで、セット位置とは、ホルダー収容凹部22の一端部における開口縁部とコネクタ支持凹部52の挿入開口の縁部とが略面一になる位置(図1参照)であり、コネクタ支持凹部52にコネクタ12をセットする位置である(図6、図8参照)。そして、ホルダー50は、セット位置で、コネクタ支持凹部52に支持したコネクタ12を待機位置に支持する。検査位置とは、ホルダー収容凹部22内にホルダー50が押し込まれた位置であり、コネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12によるスイッチ60の切り替えが行われ得る位置である(図7、図9参照)。そして、ホルダー50は、検査位置で、コネクタ支持凹部52に支持したコネクタ12を押込み位置に支持する。
ホルダー50は、ホルダー付勢部58により、セット位置側に付勢されている。ここでは、ホルダー付勢部58としてコイルバネを採用しているが、ホルダー付勢部はホルダー50をセット位置側に付勢可能な付勢部材であればよい。
また、ホルダー50には、側面の一部から移動方向に直交する向きに突出し、セット位置側を向く係止面を有する凸部が形成されている。一方、基部20には、ホルダー収容凹部22の内壁面一部にホルダー50の移動方向に直交する向きに凹み、ホルダー50の検査位置側を向く係止面を有する凹部が形成されている。上記ホルダー50の凸部と基部20の凹部とは、ホルダー50がセット位置にある状態で凸部と凹部との係止面同士が当接して、ホルダー50が基部20のホルダー収容凹部22から抜け出さないように形成されている。そして、ホルダー50は、検査位置側に向けてホルダー付勢部58の付勢力より大きい外力が作用しない状態ではセット位置に維持される。
また、基部20には、ホルダー50のコネクタ支持凹部52に支持されるコネクタ12の浮いたリテーナ16及び張出部18を通過及び配設可能なリテーナ通過溝部24が形成されている(図9参照)。すなわち、コネクタ支持凹部52は、コネクタ12を、浮いたリテーナ16及び張出部18を外方に突出させる形態で支持する。このため、該リテーナ16及び張出部18を通過及び配設可能な内部空間を有するリテーナ通過溝部24を設けている。ここでは、リテーナ通過溝部24は、ホルダー収容凹部22の開口と連続して開口すると共に内壁部でも開口し、ホルダー50の移動方向に沿った溝状に形成されている。このリテーナ通過溝部24は、リテーナ16及び張出部18のうちの幅広な一方の幅寸法と同じかそれより大きい(ここでは僅かに大きい)幅寸法に設定されている。
<スライダ>
スライダ30は、コネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12のリテーナ16の浮きを検知する部分である。このスライダ30は、スライダ収容凹部26内に収容され、コネクタ支持凹部52に支持されるコネクタ12の端子挿入方向に沿って、非検知位置(図6参照)と検知位置(図9参照)との間で基部20に移動可能に支持されている。非検知位置とは、ホルダー50の移動方向セット位置側の位置であり、コネクタ12によるスイッチ60の切り替えを許容する位置である。また、検知位置とは、非検知位置よりコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12の端子挿入方向前方の位置であり、スイッチ60を退避させてコネクタ12によるスイッチ60の切り替えを不能にする位置である。
スライダ収容凹部26は、リテーナ通過溝部24の検査位置側で、ホルダー収容凹部22内に開口すると共にリテーナ通過溝部24と内部空間を連通させるように形成されている(図5参照)。より具体的には、スライダ収容凹部26は、スライダ30を、ホルダー50の移動方向と同方向に沿って非検知位置と検知位置との間で移動可能に収容する。
スライダ30は、略直方体の外部形状に形成されている。このスライダ30には、リテーナ受部32と、傾斜部34と、スイッチ収容凹部38とが形成されている。
リテーナ受部32は、コネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12の浮いたリテーナ16に対して、端子挿入方向前方(ホルダー50の移動方向検査位置側)から接触可能に形成されている。より具体的には、リテーナ受部32は、スライダ30のうちホルダー50のセット位置側で且つホルダー収容凹部22側の端部に形成され、ホルダー50の移動方向のセット位置側に向く面状に形成されている。ここでは、リテーナ受部32は、ホルダー50(スライダ30)の移動方向に直交するように形成されている。そして、リテーナ受部32は、ホルダー50のコネクタ支持凹部52内に支持されたコネクタ12のうちの浮いたリテーナ16に対して、ホルダー50の移動方向に対向する。ここでは、リテーナ受部32は、スライダ30が非検知位置にある状態で、セット位置にあるホルダー50のコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12の浮いたリテーナ16に接触する位置に形成されている。
また、傾斜部34は、非検知位置側且つコネクタ支持凹部52側の端部のうちのリテーナ受部32の側方に、スライダ30の検知位置側に向けて徐々にコネクタ支持凹部52側に傾斜する形状に形成されている(図5参照)。ここでは、傾斜部34は、リテーナ受部32の両側に形成されている(図2参照)。そして、傾斜部34は、コネクタ支持凹部52にコネクタ12が挿入される際に、コネクタ12の端子挿入方向先端部がスライダ30に引っ掛かってスライダ30が誤って検知位置に移動されることを抑制できる。
スイッチ収容凹部38は、後述するスイッチ60のスイッチ本体部62を配設可能に形成された凹部である。このスイッチ収容凹部38は、スライダ30のうち、移動方向におけるリテーナ受部32とは反対側(検知位置側)の端部に形成されている。
また、スライダ30は、スライダ付勢部36により非検知位置側に付勢されている(図5参照)。すなわち、スライダ30は、検知位置側に向けてスライダ付勢部36の付勢力より大きい外力が作用しない状態では非検知位置に維持される。
また、スライダ30は、位置決め付勢部37により、コネクタ支持凹部52側(ホルダー収容凹部22側)に向けて付勢されている。すなわち、スライダ30は、ホルダー収容凹部22内に収容されているホルダー50のうちのスライダ収容凹部26側の側壁に押し付けられている。これにより、スライダ30は、コネクタ支持凹部52内に支持されるコネクタ12のリテーナ16側の一側面に押し当てられる。さらに、上述したように、コネクタ支持凹部52がコネクタ12のリテーナ16の浮き方向においてコネクタ本体部14より僅かに小さい寸法に設定されていると、位置決め付勢部37によって付勢されるスライダ30がコネクタ12の一側面に対してより確実に押し付けられる。これにより、リテーナ受部32は、リテーナ16のより小さい浮きでも検知することができる。なお、スライダ30は、コネクタ12の一側面に接触しない場合があったとしても、位置決め付勢部37が設けられない場合と比べてコネクタ12に対する隙間をより狭く維持できる。
ここでは、スライダ付勢部36及び位置決め付勢部37としてコイルバネを採用しているが、これに限られるものではない。すなわち、スライダ付勢部はスライダ30を非検知位置に付勢可能な付勢部材であればよく、位置決め付勢部はスライダ30をコネクタ支持凹部52側に付勢可能な付勢部材であればよい。
<スイッチ>
スイッチ60は、スイッチ本体部62と操作部64とを有し、操作部64が押動されることによってオンオフ切替される。ここでは、スイッチ60は、マイクロスイッチを採用し、略直方体形状のスイッチ本体部62から棒状で可倒式の操作部64が傾斜して延出する形状に形成されている。より具体的には、操作部64は、スイッチ本体部62に対して、コネクタ支持凹部52の幅方向に沿った軸周りに姿勢変更可能な棒状に形成されている。また、操作部64は、先端部がスイッチ本体部62に対する支持軸と平行な中心軸周りの半円柱周面状に形成されている。また、ここでは、スイッチ60は、操作部64が押動されない状態ではオフ状態に維持され、操作部64が押動されることによりオン状態に切り替えられるように設定されている。そして、スイッチ60は、操作部64に対する押圧力が取り除かれると、再びオフ状態に戻る。
このスイッチ60は、スイッチ収容凹部38内に配設されてスライダ30に対して相対移動不能に連結されている。ここでは、スイッチ60は、スイッチ収容凹部38の内壁部に対してネジ止めして固定されている。また、スイッチ収容凹部38は、スイッチ60のスイッチ本体部62全体を収容可能な大きさに形成されている。より具体的には、スイッチ60は、操作部64を、浮いたリテーナ16がリテーナ受部32に接触する位置でコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12より端子挿入方向前方の位置に延出させる位置及び姿勢で配設されている。ここでは、操作部64は、ホルダー50に形成された操作部収容凹部54内に延出している。また、スイッチ60は、操作部64がコネクタの端子挿入方向前方へ押動されることによりオフからオンに切替えられる姿勢で配設されている。ここでは、操作部64は、スイッチ収容凹部38からホルダー収容凹部22側に向けて徐々にホルダー50の移動方向検査位置側に向かう傾斜姿勢でスイッチ本体部62から延出している。
ここで、スライダ付勢部36によるスライダ30を非検知位置側に向けて付勢する付勢力は、スイッチ60の操作部64をホルダー50の移動方向に沿って押動してオンに切替える力より大きく設定されている。すなわち、スイッチ60の操作部64が押動される際に、スライダ付勢部36が圧縮されてスライダ30が検知位置側に移動してしまうことを抑制している。これにより、スライダ30を移動させずにスイッチ60をオンさせることができる。
このスイッチ60は、報知部95に接続されているとよい(図1、図5参照)。そして、報知部95は、スイッチ60のオンオフ状態に応じて、作業者等にコネクタ12のリテーナ16が正常に嵌合されているかどうかを報知するように構成されているとよい。ここでは、報知部95は、スイッチ60がオン状態になった時に、コネクタ12のリテーナ16が正常に嵌合されている合格であることを報知するように設定されているものとする。また、例えば、報知部95としては、ランプ、ブザー、液晶表示装置等を採用することができる。
<ロック>
ロック80は、検査位置に移動されたホルダー50のコネクタ支持凹部52に支持されるコネクタ12に対して端子挿入方向後方から係止して、コネクタ12をコネクタ支持凹部52に対して抜止めする部分である。ロック80は、基部20に対して、係止位置(図5の実線参照)と非係止位置(図5の二点鎖線参照)との間で移動可能に支持されている。より具体的には、ロック80は、ホルダー50の移動方向に直交する方向に沿って移動可能に基部20に対して凹凸嵌合されている。ここでは、ロック80は、スライダ30の非検知位置側で基部20に対して支持されている。
このロック80は、スライダ収容凹部26側を向く係止面を有している。この係止面は、ホルダー50の移動方向(コネクタ12の挿入方向)に直交する形状に形成されている。
ロック80の係止位置とは、検査位置に移動されたホルダー50のコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12に対して、端子挿入方向後端部に対して係止する位置である。一方、非係止位置とは、係止位置よりホルダー50とは反対側で、コネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12の移動経路上から退避した位置である。
また、ロック80は、ロック付勢部88により係止位置に付勢されている。ここでは、ロック付勢部88としてコイルバネを採用しているが、ロック付勢部88はロック80の係止位置側に付勢可能な付勢部材であればよい。そして、ロック80は、非係止位置側に向けてロック付勢部88の付勢力より大きい外力が作用しない状態では係止位置に維持される。
また、ロック80は、移動方向における係止位置側の端部に、ホルダー50の移動方向検査位置側ほど係止位置側に張り出す傾斜面を有している。すなわち、コネクタ支持凹部52にコネクタ12が挿入されるのに伴って、コネクタ12の先端部がロック80の傾斜面に摺接して、ロック80が非係止位置側に押動される。リテーナ16が浮いた状態のコネクタ12がコネクタ支持凹部52に挿入される際には、さらに浮いたリテーナ16がロック80の傾斜面に摺接して、ロック80がさらに非係止位置側に押動される。さらに、ロック80は、コネクタ支持凹部52にコネクタ12が支持された状態で、ホルダー50が検査位置に移動されると、コネクタ12の張出部18が傾斜面に摺接して非係止位置に移動される。もっとも、ロック80は、コネクタ12の挿入力によって非係止位置側に移動される場合に限らず、検査を行う作業者の手によって非係止位置側に移動されてもよい。
<支持部>
コネクタ検査装置10には、ワイヤーハーネスの組立図板上に立設可能な支持部90が設けられていてもよい(図1、図2、図5参照)。支持部90は、基部20のホルダー収容凹部22の開口側とは反対側にホルダー50の移動方向に沿って突設されている。この支持部90は、雄ネジ状に形成され、ワイヤーハーネスの組立図板に対して螺合可能に形成されている。
もっとも、支持部90は、ワイヤーハーネスの組立図板等の支持対象箇所に対してコネクタ検査装置10を支持可能であればよく、その他の構成を採用してもよい。
<動作>
次に、コネクタ12の検査を行う際のコネクタ検査装置10の動作について説明する。コネクタ検査装置10は、初期状態として、コネクタ支持凹部52が空で、ロック80が係止位置に、ホルダー50がセット位置に、スライダ30が解除位置に、スイッチ60がオフ状態にあるものとする(図5参照)。
まず、コネクタ12をコネクタ支持凹部52に挿入する(図6、図8参照)。この際、コネクタ12がロック80の傾斜面に摺接することによって、ロック80は非係止位置側に押動される。ここで、コネクタ12は、待機位置に配設されている。
コネクタ12がコネクタ支持凹部52の奥側まで挿入された状態で、ホルダー50を検査位置に移動させる(図7、図9参照)。ホルダー50が検査位置まで移動される途中で、コネクタ12の張出部18がロック80の傾斜面に摺接することによって、ロック80は非係止位置に押動される。ホルダー50が検査位置まで移動されると、ロック80はロック付勢部88の付勢力によって係止位置に移動される。これにより、ロック80は、コネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12の端子挿入方向後端部に係止した状態となる。ここで、コネクタ12は、押込み位置に配設されている。
ここで、端子が正常に(正規の姿勢で奥まで)挿入されているコネクタ12がコネクタ支持凹部52に支持されている場合(図6参照)、ホルダー50が検査位置に移動されても、スライダ30は非検知位置に維持される(図7参照)。より具体的には、コネクタ12のリテーナ16は、リテーナ受部32に引っ掛からずにスライダ30のホルダー50側を通過する。
すなわち、コネクタ12は、スイッチ60に対して端子挿入方向前方に相対移動される。コネクタ12は、ホルダー50が検査位置側に移動される途中で、スイッチ60の操作部64に当接する。さらにホルダー50が検査位置側に移動されると、コネクタ12は、操作部64を押動する。そして、ホルダー50が検査位置まで移動されると、コネクタ12によって操作部64を押動されたスイッチ60は、オン状態となる。これにより、スイッチ60に接続される報知部95によって、コネクタ12のリテーナ16が正常に嵌合されている合格であることが作業者に報知される。すなわち、作業者は、コネクタ12の各キャビティに対して、端子が正常な姿勢で奥まで完全に挿入されていることを確認することができる。
一方、端子が正常に挿入されていない場合等、リテーナ16が浮いた状態のコネクタ12がコネクタ支持凹部52に挿入されている場合(図8参照)、ホルダー50が検査位置に移動されると、スライダ30は検知位置に移動される(図9参照)。より具体的には、コネクタ12のリテーナ16は、スライダ30のリテーナ受部32に引っ掛かり、ホルダー50の検査位置側への移動に伴ってスライダ30を規制位置側に押動する。
すなわち、コネクタ12は、スイッチ60に対して相対移動されない。このため、検査位置に移動されるホルダー50と共に検知位置に移動されるスイッチ60は、操作部64が押動されないままで、オフ状態に維持される。
ホルダー50が検査位置に移動されて検査が終了すると、ロック80を非係止位置に移動させて、ロック80によるコネクタ12に対する係止状態を解除する。すると、ホルダー付勢部58の付勢力により、ホルダー50はセット位置に戻される。これにより、押動された操作部64が元の姿勢に戻ってスイッチ60はオフ状態となる。また、検知位置に移動されたスライダ30は、スライダ付勢部36の付勢力によって非検知位置に戻される。
そして、コネクタ支持凹部52からコネクタ12を取り出す。報知部95によって合格の報知をされたコネクタ12は後工程に供給し、報知部95によって合格の報知をされなかったコネクタ12は端子を正常に挿入し直してリテーナ16を完全に嵌合させて再度コネクタ検査装置10を用いた検査に供するとよい。
<効果>
上記実施形態に係るコネクタ検査装置10によると、待機位置でコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12のリテーナ16が浮いていない場合、コネクタ12が押込み位置に移動されると、リテーナ16がスライダ30のリテーナ受部32を通過し、コネクタ12が操作部64を端子挿入方向前方に押動してスイッチ60がオンされる。一方、待機位置でコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12のリテーナ16が浮いている場合、コネクタ12が押込み位置に移動されると、浮いたリテーナ16がリテーナ受部32を押動してスライダ30が検知位置に移動される。スライダ30が検知位置に移動されると、該スライダ30に相対移動不能に連結されたスイッチ60もコネクタ12の端子挿入方向前方に移動し、押込み位置に移動されるコネクタ12によって操作部64が押動されず、スイッチ60はオンされない。このように、コネクタ12のコネクタ支持凹部52に対する端子挿入方向と、スイッチ60によって検知されるコネクタ12とスライダ30及びスイッチ60との相対移動の方向とが同じに設定されているため、コネクタ12の検査を省スペースで行えるようにすることができる。
また、ホルダー50が、コネクタ12を待機位置で支持するセット位置と押込み位置で支持する検査位置との間で移動可能に支持され、ホルダー付勢部58によってセット位置側に付勢されているため、コネクタ12の検査後にホルダー50をセット位置に容易に戻すことができる。これにより、コネクタ12をホルダー収容凹部22のうちのより手前側に出すことができ、コネクタ12の取り出しをスムーズにすることができる。
また、スライダ30が位置決め付勢部によってコネクタ支持凹部52側に向けて付勢されているため、コネクタ12のリテーナ16が設けられた一側面に沿って配設される。これにより、リテーナ16の浮きが小さくても、より確実にリテーナ受部32で浮いたリテーナ16を受けて検知することができる。
また、スイッチ60の操作部64の先端部がスイッチ本体部62に対する支持軸と平行な中心軸周りの半円柱周面状に形成されている。このため、操作部64に当接したコネクタ12が、摺接時の抵抗をより小さくして操作部64を押動することができる。
また、ロック80がコネクタ支持凹部52に支持されるコネクタ12に対して端子挿入方向後方から係止するため、コネクタ支持凹部52からのコネクタ12の抜け出しを抑制することができる。さらに、ロック80が、検査位置に移動されたホルダー50のコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12に係止することによって、コネクタ12を介してホルダー50を検査位置に維持することができる。
また、スライダ30に形成された傾斜部34により、コネクタ12のコネクタ支持凹部52に対する挿入作業をよりスムーズにすることができる。
<変形例>
これまで、スイッチ60が可倒式の操作部64を有するマイクロスイッチである例で説明してきたが、これに限られるものではない。すなわち、スイッチは、スライダ30に対して相対移動されるコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12によって操作部を押動されてオンに切替えられるものであればよい。例えば、スイッチは、押込み式の操作部がコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12の移動経路上に配設された押しボタンスイッチであってもよい。もっとも、スイッチは、コネクタ検査装置10全体の小型化のため、より省スペースでオンオフ切替可能なものが採用されるとよい。
また、スイッチ60が、操作部64を押動されることによってオフからオンに切り替えられる例で説明してきたが、操作部64の押動操作によってオンオフ切替されるものであればよい。すなわち、スイッチは、操作部64を押動されることによってオフに切り替えられるように設定されていてもよい。この場合、報知部95は、スイッチがオフされた際に作業者に合格の報知を行うように設定されているとよい。
また、これまで、ホルダー50が基部20に対してセット位置と検査位置との間で移動可能に支持されている例で説明してきたが、これに限られるものではない。ホルダーは、コネクタ支持凹部が形成され、コネクタ支持凹部に挿入されたコネクタ12を端子挿入方向に沿って待機位置と押込み位置との間で移動可能に支持可能であればよい。すなわち、基部に対して相対移動不能に支持されていてもよい。より具体的には、ホルダーが基部に対して相対移動されない構造であっても、ホルダーのコネクタ支持凹部内でコネクタ12が待機位置と押込み位置との間で移動可能に支持されていればよい。この構成でも、コネクタ12は、リテーナ16が浮いていない状態で、待機位置から押込み位置に押し込まれると、スライダ30に対して端子挿入方向に相対移動してスイッチ60の操作部64を押動することができる。一方、リテーナ16が浮いた状態のコネクタ12は、待機位置から押込み位置に押し込まれると、リテーナ16がリテーナ受部32に引っ掛かってスライダ30を非検知位置に押動する。これにより、コネクタ12とスライダ30とが端子挿入方向に相対移動されず、スイッチ60の操作部64が押動されない。
以上のように、この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。また、上述した各種変形例は、相互に矛盾しない限り組み合わせて適用可能である。そして、例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 コネクタ検査装置
12 コネクタ
16 リテーナ
20 基部
30 スライダ
32 リテーナ受部
34 傾斜部
37 位置決め付勢部
50 ホルダー
52 コネクタ支持凹部
60 スイッチ
64 操作部
80 ロック

Claims (5)

  1. 一側面に端子固定用のリテーナが設けられたコネクタについて、一側方への前記リテーナの浮きを検知するコネクタ検査装置であって、
    前記コネクタを端子挿入方向に沿って挿入開口を通じて挿入可能なコネクタ支持凹部が形成され、前記コネクタ支持凹部に挿入された前記コネクタを前記端子挿入方向に沿って待機位置と前記待機位置より前記端子挿入方向前方の押込み位置との間で移動可能に支持可能なホルダーと、
    前記コネクタ支持凹部に支持された前記コネクタの浮いた前記リテーナに対して前記端子挿入方向前方から接触可能なリテーナ受部が形成されたスライダと、
    前記ホルダーを支持すると共に、前記スライダを、前記コネクタ支持凹部に支持される前記コネクタの前記端子挿入方向に沿って検知位置と前記検知位置より前記コネクタ支持凹部に支持された前記コネクタの前記端子挿入方向前方の非検知位置との間で移動可能に支持する基部と、
    前記スライダに対して相対移動不能に連結され、浮いた前記リテーナが前記リテーナ受部に接触する位置で前記コネクタ支持凹部に支持された前記コネクタより前記端子挿入方向前方の位置に延出する操作部が設けられ、前記操作部が前記コネクタの端子挿入方向前方へ押動されることによりオンオフ切替されるスイッチと、
    を備える、コネクタ検査装置。
  2. 請求項1に記載のコネクタ検査装置であって、
    前記ホルダーは、前記基部に対して、前記コネクタを待機位置で支持するセット位置と前記コネクタを前記押込み位置で支持する検査位置との間で移動可能に支持され、前記ホルダー付勢部によって前記セット位置側に付勢されている、コネクタ検査装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタ検査装置であって、
    前記スライダは、位置決め付勢部によって前記コネクタ支持凹部側に向けて付勢されている、コネクタ検査装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ検査装置であって、
    前記基部には、前記検査位置にある前記ホルダーの前記コネクタ支持凹部に支持される前記コネクタに対して前記端子挿入方向後方から係止可能なロックが設けられている、コネクタ検査装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ検査装置であって、
    前記スライダには、前記非検知位置側且つ前記コネクタ支持凹部側の端部のうちの前記リテーナ受部の側方に、前記検知位置側に向けて徐々に前記コネクタ支持凹部側に傾斜する傾斜部が形成されている、コネクタ検査装置。
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