JP2014026827A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】雌端子と雄端子の接続時の最大荷重を低減しつつ、かかる雌端子の端子収容室に対する半挿入状態を容易かつ確実に把握可能とする。
【解決手段】雌端子3が挿入される端子収容室4が形成された雌端子ハウジング5、雌端子に接続される雄端子7を保持する雄端子ハウジング8を備え、雌端子は弾性変形可能な接点部材3aを内包する筒部に形成された係止穴3dが端子収容室に弾性部材からなるランス11に係合され、雄端子ハウジングと雌端子ハウジングを嵌合させて雄端子を雌端子に接続する構成のコネクタ1において、雄端子ハウジングには、雌端子の係止穴とランスとの係合状態に応じてランスと干渉する干渉部40が雌端子ハウジングに向けて突設され、干渉部は、雌端子の係止穴とランスの係合前、ランスと干渉して雌端子への雄端子の接続を規制し、雌端子の係止穴とランスの係合後、ランスとは干渉せずに雌端子への雄端子の接続を許容する構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の雌端子と複数の雄端子とを接続するコネクタの嵌合構造に関する。
複数の雌端子がそれぞれ収容される複数の端子収容室が形成された雌端子用のハウジングと、複数の雌端子に接続される複数の雄端子を保持してなる雄端子用のハウジングを一体的に形成したコネクタが知られている(例えば、特許文献1)。これによれば、複数の雄端子をハウジングに圧入して雌端子の端子収容室に突出させ、複数の雌端子をそれぞれの端子収容室に挿入して雌端子と雄端子を接続する。特に、特許文献1に記載のコネクタによれば、雌端子を弾性変形可能な接点部材を内包して筒状に形成し、その筒の一側面に形成された係止穴を端子収容室の内壁に弾性部材により形成されたランスに係合させて、雌端子を抜け止めしている。また、その嵌合位置において、雄端子を雌端子の接点部材に摺接させて電気的に接続するように構成されている。
特開2010−40263号公報
その一方で、特許文献1に記載のコネクタは、雌端子の挿入力を軽減することについて配慮されていない。すなわち、配線に接続された雌端子を端子収容室の所定位置に挿入するためには、ランスを撓ませる弾性変形力に加えて、雌端子の接点部材を撓ませつつ雄端子を摺動させて所定の位置まで挿入する挿入力が必要になる。この挿入力が大きいために、雌端子挿入作業を行う作業者は半挿入状態にもかかわらず端子挿入作業を終わらせてしまい、雌端子の挿入不具合が発生するおそれがある。
そこで、雄端子ハウジングと雌端子ハウジングを分離して形成し、雌端子を端子収容室に挿入し、ランスに係合させる接続段階(第1の接続)と、ランスに係合させた雌端子の接点部材に雄端子を摺接させる接続段階(第2の接続)に分けて、雌端子と雄端子との接続を行うことが考えられる。この場合、第1の接続を行うための第1の嵌合位置(仮嵌合状態)と、第2の接続を行うための第2の嵌合位置(本嵌合状態)で雄端子ハウジングと雌端子ハウジングをそれぞれ嵌合可能な構成とすればよい。
しかしながら、このような構成とした場合であっても、雄端子ハウジングと雌端子ハウジングを仮嵌合状態から本嵌合状態へ移行させる際、雌端子が半挿入状態となっていないことが容易かつ確実に把握可能であることが必要となる。例えば、仮嵌合状態から本嵌合状態へ移行させる際の初期荷重(抗力)と雌端子の半挿入状態時の抵抗(フィーリング)との区別が付き難い場合、雌端子が半挿入状態となっているにもかかわらず、雄端子ハウジングと雌端子ハウジングを誤って仮嵌合状態から本嵌合状態へ移行させてしまうおそれがある。その際、雄端子や雌端子に過剰な押圧力が負荷されて損傷が生じる可能性もある。
本発明はこれを踏まえてなされたものであり、その解決しようとする課題は、雄端子と雌端子の接続時の最大荷重(負荷)を低減しつつ、かかる雌端子の端子収容室に対する半挿入状態を容易かつ確実に把握可能とすることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、雌端子がそれぞれ挿入されて収容される複数の端子収容室が形成された雌端子ハウジングと、前記雌端子に接続される複数の雄端子を保持してなる雄端子ハウジングとを備え、前記雌端子は弾性変形可能な接点部材を内包してなる筒部の一側面に形成された係止穴が前記端子収容室の内壁に弾性部材により形成されたランスに係合され、前記雄端子ハウジングと前記雌端子ハウジングを嵌合させて前記雄端子を前記雌端子の前記接点部材に摺接させて接続する構成のコネクタにおいて、前記雄端子ハウジングには、前記雌端子の係止穴と前記ランスとの係合状態に応じて前記ランスと干渉する干渉部が前記雌端子ハウジングに向けて突設され、前記干渉部は、前記端子収容室に挿入された前記雌端子の係止穴と前記ランスとの係合前、前記ランスと干渉して前記雌端子の接点部材への前記雄端子の摺接を規制し、前記端子収容室に挿入された前記雌端子の係止穴と前記ランスとの係合後、前記ランスとは干渉せずに前記雌端子の接点部材への前記雄端子の摺接を許容することを特徴とする。
これによれば、端子収容室に挿入された雌端子の係止穴とランスとが係合した状態(本挿入状態)においては、雄端子を雌端子の接点部材に摺接させて接続することができる。一方、端子収容室に挿入された雌端子の係止穴とランスとが係合していない状態(半挿入状態)においては、干渉部をランスと干渉させることができ、雄端子を雌端子の接点部材に接続させないようにすることができる。このように、半挿入状態と本挿入状態を容易に区別することができ、雄端子を無理やり雌端子の接点部材に摺接させて接続させるような事態を防止することが可能となる。
この場合、前記ランスは、前記端子収容室に挿入された前記雌端子の係止穴との係合前、該雌端子に押圧されて弾性撓み変形され、前記端子収容室に挿入された前記雌端子の係止穴との係合後、弾性撓み復帰変形され、前記干渉部は、弾性撓み変形された前記ランスと干渉し、弾性撓み復帰変形された前記ランスとは干渉しない構成とすればよい。
また、前記雄端子は、前記雄端子ハウジングにインサート成形され、前記雄端子ハウジングと前記雌端子ハウジングは、嵌合時に第1の嵌合位置と第2の嵌合位置で互いに係合する第1係合部と第2係合部を有して嵌合され、前記第1の嵌合位置は、前記雌端子の係止穴が前記ランスに係合した位置であって、前記雄端子が前記雌端子の接点部材に摺接する位置よりも手前に設定され、前記第2の嵌合位置は、前記雄端子が前記雌端子の接点部材に摺接する位置に設定され、前記雄端子ハウジングと前記雌端子ハウジングの前記第2係合部は、前記第1の嵌合位置において互いに当接する当接部及び被当接部と、前記当接部及び前記被当接部の当接を解除する当接解除部とを有し、前記当接解除部は、前記雄端子ハウジング及び前記雌端子ハウジングを前記第1の嵌合位置から前記第2の嵌合位置へ移動させる際に、前記当接部を前記被当接部に対して弾性撓み変形させて互いの当接を解除させる構成とすることが可能である。
本発明によれば、雄端子と雌端子の接続時の最大荷重(負荷)を低減することができるとともに、かかる雌端子の端子収容室に対する半挿入状態を容易かつ確実に把握することができる。
本発明の一実施形態に係るコネクタの全体構成を示す斜視図であって、(a)は雄端子ハウジングと雌端子ハウジングを分離させた状態(嵌合前状態)を示す図、(b)は第1の嵌合状態(仮嵌合状態)を示す図、(c)は第2の嵌合状態(本嵌合状態)を示す図である。 本発明の一実施形態に係るコネクタの全体構成を示す断面図であって、(a)は半挿入状態を示す図、(b)は第1の嵌合状態において雌端子を挿入した状態を示す図、(c)は第2の嵌合状態において雌端子が挿入された状態を示す図である。 コネクタの雌端子ハウジング側の端面図である。 図3の矢印A3部分における横断面を矢印方向から示す図であって、(a)は第1の嵌合状態前の状態を示す断面図、(b)は第1の嵌合状態から第2の嵌合状態への移行を開始させる際の状態を示す断面図、(c)は第2の嵌合状態を示す断面図である。
以下、本発明のコネクタについて、添付図面を参照して説明する。図1及び図2には、本発明の一実施形態に係るコネクタの構成を示している。図1(a)は、雄端子ハウジングと雌端子ハウジングを分離させた状態(嵌合前状態)を示す斜視図、同図(b)は、後述する第1の嵌合状態(仮嵌合状態)を示す斜視図、同図(c)は、後述する第2の嵌合状態(本嵌合状態)を示す斜視図である。なお、図1(a)〜(c)において、雌端子は図示を省略している。また、図2(a)は、後述する半挿入状態を示す断面図、同図(b)は、第1の嵌合状態において雌端子を挿入した状態を示す断面図、同図(c)は、第2の嵌合状態において雌端子が挿入された状態を示す断面図である。
図1及び図2に示すように、コネクタ1は、雌端子3がそれぞれ挿入されて収容される複数の端子収容室4が形成された雌端子ハウジング5と、雌端子3に接続される複数の雄端子7を保持してなる雄端子ハウジング8とを備えている。この場合、雌端子3は、弾性変形可能な接点部材3aを内包してなる筒部の一側面に形成された係止穴3dが端子収容室4の内壁に弾性部材により形成されたランス11に係合される。そして、雄端子ハウジング8と雌端子ハウジング5を嵌合させることで、コネクタ1は、雄端子7を雌端子3の接点部材3aに摺接させて接続する。なお、雌端子ハウジング5と雄端子ハウジング8の材質は弾性を有していれば特に限定されないが、本実施形態においてはいずれのハウジング5,8も樹脂により構成されている場合を一例として想定する。
雌端子3は、弾性変形可能な接点部材3aを内包して筒状に形成された接点部3bと、電線2が圧着された圧着端子部3cと、電線2の端部外周に装着されたリングパッキン2aを備えて形成されている。雌端子ハウジング5の端子収容室4は、雌端子3の接点部3bが収容される矩形筒状の収容室(以下、矩形筒部という。)4aと、圧着端子部3c及び電線2のリングパッキン2aが収容される円筒状の収容室(同、円筒部という。)4bとを備えて形成されている。矩形筒部4aは、円筒部4bよりも雄端子ハウジング8側に位置付けられている。
ランス11は、端子収容室4の矩形筒部4aの所定側(図2においては、下側)の内壁に形成されている。この場合、ランス11は、雌端子ハウジング5と同一の樹脂で、電線2が収容される端子収容室4の円筒部4bから、雌端子3が収容される矩形筒部4aに伸延させて片持ち状に一体成形されている。なお、ランス11は、雌端子3の数に応じて、端子収容室4に1つずつ、雌端子ハウジング5に対して雌端子3と同数形成すればよい。
また、ランス11は、端子収容室4に挿入された雌端子3の係止穴3dとの係合前(図2(a)に示す状態。以下、この状態を半挿入状態という。)、該雌端子3に押圧されて弾性撓み変形され、端子収容室4に挿入された雌端子3の係止穴3dとの係合後(同図(b)に示す状態。以下、この状態を本挿入状態という。)、弾性撓み復帰変形される。具体的には、半挿入状態において、ランス11は端子収容室4の矩形状部4aから退出するように(図2(a)においては、下側に)弾性撓み変形する。そして、本挿入状態において、ランス11は雌端子3の係止穴3dの位置で端子収容室4の矩形状部4aへ進出するように(図2(b)においては、上側に)弾性撓み復帰変形し、雌端子3の係止穴3dと係合する。このように、本挿入状態においては、雌端子3がランス11と係止され、雌端子3の抜け止めがなされる。なお、雌端子ハウジング5には、端子収容部4の矩形状部4aの外周面から張り出すように筒状の雌フード12が設けられている。
雄端子ハウジング8には、雌端子3に挿入接続される複数の雄端子7がインサート成形されて保持されている。各雄端子7は、板状の導体からなり、その先端が雌端子ハウジング5の端子収容室4の矩形状部4aに進入し、雌端子3の接点部材3aと摺動接続可能に形成されている。また、複数の雄端子7は、バスバ6に接続され、バスバ6を介して外部導体(一例として、接地導体)に接続固定されるようになっている。雄端子ハウジング8の基部8aには、雌端子ハウジング5の雌フード12が被冠される本体部9が形成されている。なお、本体部9と雌フード12との間にリング状の密封部材(例えば、防水パッキン等)を装着することで、雄端子7と雌端子3との接続部分への浸水を防止することができ、コネクタ1を防水構造とすることが可能となる。
上述したように、コネクタ1は、雄端子ハウジング8と雌端子ハウジング5を嵌合させて雄端子7を雌端子3の接点部材3aに摺接させて接続するように構成されている。この場合、雄端子ハウジング8と雌端子ハウジング5は、嵌合時に第1の嵌合位置と第2の嵌合位置で互いに係合する第1係合部と第2係合部を有し、2段階で嵌合する。第1の嵌合位置は、図1(b)及び図2(b)に示すように、雌端子3の係止穴3dがランス11に係合した位置で、かつ雄端子7が雌端子3の接点部材3aに摺接する位置よりも手前に設定されている。また、第2の嵌合位置は、図1(c)及び図2(c)に示すように、雄端子7が雌端子3の接点部材3aに摺接する位置に設定されている。以下の説明においては、雄端子ハウジング8と雌端子ハウジング5が第1の嵌合位置にある状態を第1の嵌合状態、第2の嵌合位置にある状態を第2の嵌合状態という。なお、第1の嵌合状態及び第2の嵌合状態においては、雌端子3の係止穴3dとランス11とが係合された状態となっており、いずれも本挿入状態に相当する。このように、コネクタ1は、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を第1の嵌合状態から第2の嵌合状態へ移行させる(第1の嵌合位置から第2の嵌合位置へ移動させる)ことで、雄端子7が雌端子3の接点部材3aと摺接する構成となっている。
本実施形態において、雄端子ハウジング8には、雌端子3の係止穴3dとランス11との係合状態(半挿入状態及び本挿入状態)に応じてランス11と干渉する干渉部(以下、半挿入検知ピンという。)40が雌端子ハウジング5に向けて突設されている。図1(a)及び図2には、ランス11に向けて伸延された板状の干渉部40の構成を一例として示している。なお、半挿入検知ピン40は、ランス11の数、別の捉え方をすれば、端子収容室4に挿入される雌端子3の数(換言すれば、雄端子ハウジング8に形成された雄端子7の数)に応じて、これと同数だけ雄端子ハウジング8に対して設ければよい。一例として、図1及び図2に示す構成においては、端子収容室4に挿入される8つの雌端子3に対応するように、8つの半挿入検知ピン40が雄端子ハウジング8に設けられている。
半挿入検知ピン40は、端子収容室4に挿入された雌端子3の係止穴3dとランス11との係合前、つまり半挿入状態において、ランス11と干渉して雌端子3の接点部材3aへの雄端子7の摺接を規制する。その一方で、半挿入検知ピン40は、端子収容室4に挿入された雌端子3の係止穴3dとランス11との係合後、つまり本挿入状態において、ランス11とは干渉せずに雌端子3の接点部材3aへの雄端子7の摺接を許容する。すなわち、半挿入検知ピン40は、半挿入状態において弾性撓み変形されたランス11と干渉するのに対し、本挿入状態において弾性撓み復帰変形されたランス11とは干渉しない。
ここで、図2(a)に示すように、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5が第1の嵌合状態となる前に、ランス11と雌端子3の係止穴3dとの係合状態が半挿入状態となっている場合、かかるランス11は、雌端子3に押圧されて端子収容室4の矩形状部4aから退出するように弾性撓み変形されている。このように弾性撓み変形した状態においては、ランス11が片持ち部分の空隙部11aを塞いだ状態となる。空隙部11aは、雄端子7を雌端子3の接点部材3aに摺接する位置(第2の嵌合位置)へ移動させる際に、半挿入検知ピン40の進入経路となる空隙である。つまり、弾性撓み変形したランス11は、かかる半挿入検知ピン40の進入経路を塞いだ状態となっている。したがって、雌端子3を接点部材3aに摺接させるべく、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を第1の嵌合状態から第2の嵌合状態へ移行させようとしても、半挿入検知ピン40がランス11と干渉するため、半挿入検知ピン40を空隙部11aへ進入させることはできない。すなわち、半挿入状態では、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を第1の嵌合状態から第2の嵌合状態へ移行させることができず、雄端子7を雌端子3の接点部材3aに摺接させることが不可能となる。
これに対し、第1の嵌合状態(本挿入状態に相当)においては、半挿入検知ピン40とランス11は干渉せず、先端部同士を互いに非接触状態で対向させている(図2(b)に示す状態)。また、半挿入検知ピン40は、雄端子7よりも雌端子ハウジング5(端的には、ランス11)へ向けて突出した構成となっており、雄端子7は、第1の嵌合状態では、雌端子3の接点部材3aに摺接しない。そして、雄端子7を雌端子3の接点部材3aに摺接させるべく、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を第1の嵌合状態から第2の嵌合状態へ移行させる際、半挿入検知ピン40は、ランス11の空隙部11aへ進入する(図2(c)に示す状態)。なお、半挿入検知ピン40は、第1の嵌合状態から第2の嵌合状態への移行時にランス11に突き当たった際、空隙部11aへスムーズに進入することが可能となるように先端の突き当て面(図2においては、先端上面)40aをランス11へ向けて下降するように傾斜させた構成となっている。このように半挿入検知ピン40をランス11の空隙部11aへ進入させることで、雄端子7の先端が端子収容部4の矩形状部4aに進入して第2の嵌合位置に位置付けられ、雄端子7を雌端子3の接点部材3aに摺接させることができる。すなわち、本挿入状態では、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を第1の嵌合状態から第2の嵌合状態へ移行させることができ、雄端子7を雌端子3の接点部材3aに摺接させることが可能となる。
このように、半挿入検知ピン40は、雌端子3の係止穴3dとランス11との係合状態が半挿入状態もしくは本挿入状態のいずれであるのかを検知する(端的には、作業者に認識させる)機能、ひいては、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を第1の嵌合状態から第2の嵌合状態へ移行させ、雄端子7を雌端子3の接点部材3aに摺接させることの可否を検知する機能を有している。
次に、第1の嵌合位置と第2の嵌合位置で係合する第1係合部と第2係合部の構成について説明する。第1の係合部は、雄端子ハウジング8に設けられた仮係止アーム13と、雌端子ハウジング5に設けられた仮係止突起14を備えて構成されている。仮係止アーム13は、雄端子ハウジング8の基部8aの外周面(図1及び図2においては、上下面)から雌端子ハウジング5の雌フード12の外周面に向けて板状に伸延されており、雄端子ハウジング8と雌端子ハウジング5との嵌合方向に伸延して形成された仮係止溝13aを有している。また、仮係止突起14は、仮係止溝13aに対応させて雌端子ハウジング5の雌フード12の外周面(図1及び図2においては、上下面)から突出するように設けられている。そして、雄端子ハウジング8と雌端子ハウジング5の嵌合を開始した時、仮係止アーム13が仮係止突起14に突き当たって乗り上がり易いように、仮係止アーム13の先端の突き当て面(図2においては、先端下面もしくは先端上面)及び仮係止突起14の突き当て部位(同各図においては、上端部もしくは下端部)が互いに沿うように傾斜して形成されている。さらに、雄端子ハウジング8と雌端子ハウジング5の嵌合を進めると、仮係止突起14が仮係止アーム13の仮係止溝13a内に落ち込んで第1の嵌合位置になる。そして、雌端子3を端子収容室4に挿入し、雌端子3の係合穴3dをランス11に係止させて抜け止めする(図2(b)に示す状態)。これにより、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5は、第1の嵌合状態となる。このように第1の嵌合状態となると、雄端子ハウジング8と雌端子ハウジング5との嵌合を解除するには、仮係止アーム13を反らせて仮係止溝13aと仮係止突起14との係止を解除することになるが、板状の仮係止アーム13を反らすだけの解除力で済む。
一方、第2の係合部は、雄端子ハウジング8に設けられた一対の本係止アーム15と、雌端子ハウジング5に設けられた一対の本係止突起16を備えて構成されている。本係止アーム15は、雄端子ハウジング8の基部8aの外周面(図1及び図2においては、前後(表裏)面)から雌端子ハウジング5の雌フード12の外周面に向けて板状に伸延されており、雄端子ハウジング8と雌端子ハウジング5との嵌合方向に伸延して形成された本係止溝15aを有している。また、本係止突起16は、仮係止溝15aに対応させて雌端子ハウジング5の雌フード12の外周面(図1及び図2においては、前後(表裏)面)から突出するように設けられている。そして、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を第1の嵌合位置から第2の嵌合位置へ移動させる時、本係止アーム15が本係止突起16に突き当たって乗り上がり易いように、本係止アーム15の先端の突き当て部位及び仮係止突起14の突き当て部位が互いに沿うように傾斜して形成されている。
また、本実施形態において、第2の係合部は、第1の嵌合位置において互いに当接する当接部及び被当接部と、これら当接部及び被当接部の当接を解除する当接解除部とを有している。かかる当接解除部は、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を第1の嵌合位置から第2の嵌合位置へ移動させる際に、当接部を被当接部に対して弾性撓み変形させて互いの当接を解除させる。図3及び図4には、当接部及び被当接部、当接解除部の構成を示している。図3は、コネクタ1の雌端子ハウジング5側の端面図である。図4は、図3の矢印A3部分における横断面を矢印方向から示す図であって、同図(a)は第1の嵌合状態前の状態を示す断面図、同図(b)は第1の嵌合状態から第2の嵌合状態への移行を開始させる際の状態を示す断面図、同図(c)は第2の嵌合状態を示す断面図である。
この場合、本係止アーム15には、当接部として、本係止溝15aと交差するように該本係止溝15aに渡されたアーム係止部15bが設けられている。アーム係止部15bは、第1の嵌合位置において、該第1の嵌合位置から第2の嵌合位置への移動方向側(図4(b)においては、右側)から本係止突起16と当接している。換言すれば、第1の嵌合位置においてアーム係止部15bと丁度突き当たる位置に、本係止突起16が雌端子ハウジング5の雌フード12に対して設けられている。これにより、本係止突起16は、第2の係合部としてだけでなく、被当接部としても機能する。
また、本係止アーム15には、当接解除部として、アーム先端に解除突起15cが設けられている。解除突起15cは、本係止アーム15の本体部15dの先端からさらに雌端子ハウジング5の雌フード12の外周面に向けて伸延されている。この場合、解除突起15cは、その幅寸法(例えば、図1における上下方向に対する寸法)が本体部15dの幅寸法よりも小寸(幅狭)に構成されている。また、解除突起15cは、本体部15dの肉厚(板厚)よりも厚肉となるように、外側(図4においては、上側)へ向けて膨出されている。ただし、解除突起15cの内側(図4においては、下側)は、本体部15dと面一に連続し、雌端子ハウジング5の外周面に沿う平坦状をなしている。
これに対し、雌端子ハウジング5には、当接解除部として、解除凹部12aが形成されている。解除凹部12aは、解除突起15cに対応させて雌フード12の外周面(図1及び図2においては、前後(表裏)面)を窪ませるように形成されている。この場合、解除凹部12aは、第1の嵌合状態において、解除突起15cを解除凹部12aへ向けて押し込み、押し込んだ解除突起15cを収容することが可能な窪み(逃げ部)として機能する。したがって、解除凹部12aの大きさ(図4の左右方向の寸法に相当する長さや同図の上下方向の寸法に相当する深さ)は、解除突起15cを押し込んで収容することが可能となるように設定すればよい。ただし、解除突起15cの全体が解除凹部12aに収容される必要はない。例えば、後述するように、解除突起15cを解除凹部12aへ向けて押し込んで収容させることで、アーム係止部15bを本係止突起16に対して弾性撓み変形させて互いの当接を解除可能となるように、解除凹部12aの深さ(同図の上下方向の寸法に相当)は、本係止突起16の雌フード12の外周面からの突出高さよりも大寸となるように設定しておけばよい。なお、雌端子ハウジング5には、第2の嵌合状態において解除突起15cを挟み込むように支持する一対の突起支持部12bが、解除凹部12aの長さ方向の端部(図4における左端部)から突出させて設けられている。
当接解除部として解除突起15c及び解除凹部12aを備えることで、第1の嵌合状態から第2の嵌合状態への移行を開始させる際、アーム係止部15bを本係止突起16に対して弾性撓み変形させて互いの当接を解除させることができる。すなわち、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5が第1の嵌合状態となっている場合、本係止アーム15は、解除突起15cを解除凹部12aと対向させた状態で、アーム係止部15bを本係止突起16に当接させた状態となっている(図4(b)に実線で示す状態)。かかる第1の嵌合状態において、解除突起15cを解除凹部12aへ向けて押し込んで収容させると、つまり、解除突起15cに対して解除凹部12aへの押込力(図4(b)に矢印Fで示す力)を作用させると、本係止アーム15は弾性撓み変形して外側(図4(b)においては、上側)へ膨出した状態となる(同図に鎖線で示す状態)。例えば、一対の解除突起15cを挟み付けるようにつまむことで、解除凹部12aへの押込力Fを作用させることができる。これにより、アーム係止部15bを本係止突起16から離隔させることができ、アーム係止部15bと本係止突起16の当接を解除させることができる。
本係止アーム15がこのように弾性撓み変形された状態で、第1の嵌合状態から第2の嵌合状態への移行を開始させると、アーム係止部15bと本係止突起16の当接が解除されているため、アーム係止部15bは、スムーズに本係止突起16を乗り越えることができる。そして、アーム係止部15bが本係止突起16を乗り越えた後、解除突起15cに対する押込力Fを解くことで、本係止アーム15が弾性撓み復帰変形され、本係止突起16が本係止溝15a内に係止される。その際、アーム係止部15bは、第1の嵌合位置から第2の嵌合位置への移動方向とは反対側(図4(c)においては、左側)から本係止突起16と当接する。また、解除突起15cは、一対の突起支持部12bで挟み込まれるように支持される。これにより、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を第2の嵌合状態とすることができる(図1(c)及び図4(c)に示す状態)。
このように、第1の嵌合状態から第2の嵌合状態へ移行させる際、解除突起15cに対して解除凹部12aへの押込力Fを作用させ、本係止アーム15の弾性撓み変形によってアーム係止部15bと本係止突起16の当接を解除させることで、かかる移行時に負荷する荷重(初期荷重)は小さくて済む。上述したように、半挿入状態では、第1の嵌合状態から第2の嵌合状態へ移行させることができず、その際には、半挿入検知ピン40とランス11との干渉荷重が負荷されることによる抵抗が生じる。かかる抵抗は上記初期荷重よりもはるかに大きいため、両者の相違を容易かつ明確に作業者に区別させることができる。
また、上述したように、本実施形態においては、雄端子7と雌端子3を接続するにあたって、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を2段階(第1の嵌合状態及び第2の嵌合状態)で嵌合させている。その際、第1の嵌合位置は、雌端子3の係止穴3dがランス11に係合した位置であって、雄端子7が雌端子3の接点部材3aに摺接する位置よりも手前に設定している。第1の嵌合状態は仮嵌合の状態であるから、第1の嵌合状態とするためには、雌端子3がランス11を弾性撓み変形させる挿入力に相当する荷重を負荷すれば足りる。また、第1の嵌合状態においては、本係止アーム15が本係止突起16に当接し、仮係止アーム13の仮係止溝13aと仮係止突起14とが係止しているから、図1(b)に示す矢印30,31のいずれの方向に力が加わっても、仮嵌合の状態が保持される。
そして、第1の嵌合状態から第2の嵌合状態へ移行させるべく、解除突起15cに対して解除凹部12aへの押込力Fを作用して本係止アーム15を弾性撓み変形させ、アーム係止部15bと本係止突起16の当接を解除させつつ、図1(b)の矢印30の方向に力を加えると、解除突起15cが係止突起16を乗り越えて移動される。そのまま、雄端子ハウジング8及び雌端子ハウジング5を第2の嵌合位置まで移動させ、解除突起15cに対する押込力Fを解いてこれらのハウジング8,5を嵌合させると、雌端子3の接点部材3aを撓ませつつ、雄端子7が摺動して所定の位置まで挿入されて両端子が接続され、第2の嵌合状態となる。第2の嵌合状態は本嵌合の状態であり、かかる本嵌合の状態とするために負荷する荷重は、雌端子3の接点部材3aの撓み力と、雄端子7と接点部材3aとの摺動摩擦のみであり、ランス11を弾性撓み変形させるための荷重は加わらない。
したがって、雄端子7と雌端子3を接続するために負荷する荷重を第1の嵌合状態とするための荷重と第2の嵌合状態とするための荷重に分散することができ、かかる接続における最大荷重を低減することができる。
以上、本実施形態に係るコネクタ1によれば、雄端子7と雌端子3の接続時の最大荷重を低減することができるとともに、かかる雌端子3の端子収容室4に対する半挿入状態を容易かつ確実に把握することができる。すなわち、第1の嵌合状態(仮嵌合状態)から第2の嵌合状態(本嵌合状態)へ移行させる際の初期荷重(抗力)と雌端子の半挿入状態時の抵抗(フィーリング)とを容易に区別でき、例えば、雌端子3が半挿入状態となっているにもかかわらず、雄端子ハウジング8と雌端子ハウジング5を誤って仮嵌合状態から本嵌合状態へ移行させてしまう作業ミスを確実に防止することが可能となる。結果として、雄端子7や雌端子3に過剰な押圧力が負荷されて損傷が生じる不具合を回避することも可能となる。
1 コネクタ
3 雌端子
3a 接点部材
3d 係止穴
4 端子収容室
5 雌端子ハウジング
7 雄端子
8 雄端子ハウジング
11 ランス
40 干渉部(半挿入検知ピン)

Claims (3)

  1. 雌端子がそれぞれ挿入されて収容される複数の端子収容室が形成された雌端子ハウジングと、前記雌端子に接続される複数の雄端子を保持してなる雄端子ハウジングとを備え、前記雌端子は弾性変形可能な接点部材を内包してなる筒部の一側面に形成された係止穴が前記端子収容室の内壁に弾性部材により形成されたランスに係合され、前記雄端子ハウジングと前記雌端子ハウジングを嵌合させて前記雄端子を前記雌端子の前記接点部材に摺接させて接続する構成のコネクタにおいて、
    前記雄端子ハウジングには、前記雌端子の係止穴と前記ランスとの係合状態に応じて前記ランスと干渉する干渉部が前記雌端子ハウジングに向けて突設され、
    前記干渉部は、前記端子収容室に挿入された前記雌端子の係止穴と前記ランスとの係合前、前記ランスと干渉して前記雌端子の接点部材への前記雄端子の摺接を規制し、前記端子収容室に挿入された前記雌端子の係止穴と前記ランスとの係合後、前記ランスとは干渉せずに前記雌端子の接点部材への前記雄端子の摺接を許容することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ランスは、前記端子収容室に挿入された前記雌端子の係止穴との係合前、該雌端子に押圧されて弾性撓み変形され、前記端子収容室に挿入された前記雌端子の係止穴との係合後、弾性撓み復帰変形され、
    前記干渉部は、弾性撓み変形された前記ランスと干渉し、弾性撓み復帰変形された前記ランスとは干渉しないことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記雄端子は、前記雄端子ハウジングにインサート成形され、
    前記雄端子ハウジングと前記雌端子ハウジングは、嵌合時に第1の嵌合位置と第2の嵌合位置で互いに係合する第1係合部と第2係合部を有して嵌合され、
    前記第1の嵌合位置は、前記雌端子の係止穴が前記ランスに係合した位置であって、前記雄端子が前記雌端子の接点部材に摺接する位置よりも手前に設定され、
    前記第2の嵌合位置は、前記雄端子が前記雌端子の接点部材に摺接する位置に設定され、
    前記雄端子ハウジングと前記雌端子ハウジングの前記第2係合部は、前記第1の嵌合位置において互いに当接する当接部及び被当接部と、前記当接部及び前記被当接部の当接を解除する当接解除部とを有し、
    前記当接解除部は、前記雄端子ハウジング及び前記雌端子ハウジングを前記第1の嵌合位置から前記第2の嵌合位置へ移動させる際に、前記当接部を前記被当接部に対して弾性撓み変形させて互いの当接を解除させることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
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