JP5888261B2 - コネクタ検査装置 - Google Patents
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Description
説明の便宜上、まず、検査対象となるコネクタ12について説明しておく(図1、図2参照)。ここでは、コネクタ12が雌コネクタである例で説明する。もっとも、検査対象となるコネクタは、雄コネクタであってもよい。コネクタ12について、相手コネクタ等の接続対象に対して嵌合される方向を嵌合方向という。
コネクタ検査装置10は、本体部14の一側方に突出したリテーナ16を検知することにより端子の挿入状態の正否を検査できる。このコネクタ検査装置10は、基部20と、スライダ30と、ホルダー50と、押印部60と、ロック80とを備えている(図3、図4参照)。概略的には、コネクタ検査装置10は、ホルダー50にコネクタ12を支持した状態で、基部20に対して、ホルダー50をコネクタ12の嵌合方向に沿ってセット位置から検査位置に押し込んで検査を行う(図6、図8参照)。そして、コネクタ12に全ての端子が正常に挿入されてリテーナ16が嵌合されている状態では、ホルダー50の押し込み動作に伴って押印部60が移動してコネクタ12に押印する(図8参照)。一方、コネクタ12のいずれかの端子が正常に挿入されていない場合等のリテーナ16が浮いている状態では、ホルダー50の押し込み動作が行われても押印部60による押印が行われない(図11参照)。すなわち、コネクタ12に対する押印の有無でコネクタ12に対する端子挿入が正常に行われているか(リテーナ16が嵌合されているか)どうかを検査することができる。
ホルダー50は、略直方体形状の外部形状に形成されている。このホルダー50には、コネクタ12を支持可能なコネクタ支持凹部52と、押印部60を支持する押印収容凹部54とが形成されている(図3、図4参照)。なお、押印収容凹部54については、押印部60に関する説明中に詳述する。
基部20は、ホルダー50をコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12の嵌合方向に沿ってセット位置と検査位置との間で移動可能に支持する(図6、図8参照)。この基部20は、内側にホルダー50及びスライダ30を配設可能な凹部を有している。より具体的には、基部20には、一面で開口するホルダー収容凹部22と、ホルダー収容凹部22の一側部で開口するスライダ収容凹部26とが形成されている。なお、スライダ収容凹部26については、スライダ30に関する説明中に詳述する。
押印部60は、コネクタ12のリテーナ16と反対側の他側面に合格印を押印する部分である。この押印部60は、押印本体部62と、押印移動部64と、摺接部66と、摺接用付勢部67とを有している(図14参照)。
スライダ30は、コネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12のリテーナ16の浮きを検知する部分である。また、スライダ30は、後述する押印規制部38を支持し、リテーナ16の浮きを検知すると、押印規制部38が押印規制する位置に移動するように設けられている。このスライダ30は、スライダ収容凹部26内に収容され、解除位置と規制位置との間で基部20に移動可能に支持されている(図14参照)。解除位置とは、ホルダー50の移動方向セット位置側の位置(図6参照)であり、押印部60の押印を許容する位置である。また、規制位置とは、解除位置よりホルダー50の移動方向検査位置側の位置であり、押印部60の押印を規制する位置(図11参照)である。
押印規制部38は、スライダ30に支持され、スライダ30が規制位置にある状態で、押印部60の押印位置への移動を規制する部分である。この押印規制部38は、円柱棒状に形成され、スライダ収容凹部26のレール部27及びスライダ30の凹部33に支持されている(図14参照)。
ロック80は、コネクタ支持凹部52に支持されるコネクタ12に対してホルダー50のセット位置側から係止可能に設けられている。より具体的には、ロック80は、ホルダー50に対して、押印部60の移動方向に沿って係止位置(図6参照)と規制位置(図5参照)との間で移動可能に配設されている。ここでは、ロック80は、ホルダー50のセット位置側端部のうちのコネクタ支持凹部52とは反対側の部位に形成された凹部に嵌合されている(図3参照)。このロック80は、係止延出部82と、ホルダー移動規制部84と、押圧面86とを有している。
次に、コネクタ12の検査を行う際のコネクタ検査装置10の動作について説明する。コネクタ検査装置10は、初期状態として、コネクタ支持凹部52が空で、ロック80が係止位置に、ホルダー50がセット位置に、スライダ30が解除位置に、押印部60が退避位置にあるものとする(図4、図15参照)。
上記実施形態に係るコネクタ検査装置10によると、コネクタ支持凹部52にコネクタ12が支持された状態でホルダー50を検査位置側に移動させると、押印案内部23により押印部60が押印位置側に移動される。コネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12のリテーナ16が浮いていない場合、スライダ30は解除位置のままで押印部60が押印位置に移動され、コネクタ12に合格印が押印される。一方、コネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12のリテーナ16が浮いている場合、スライダ30はリテーナ受部32によって浮いたリテーナ16を受けてホルダー50と一緒に移動し、規制位置に移動される。この際、押印部60は、規制位置に移動されたスライダ30に支持されている押印規制部38により押印位置への移動を規制される。これにより、コネクタ12に合格印が押印されない。このようにして、コネクタ12の検査及びコネクタ12に対する合格印の押印を同時に行うことができる。
これまで、ロック80について、好ましい形状としてホルダー移動規制部84を有する例で説明してきたが、ホルダー移動規制部84が省略されてもよい。また、ロック80が省略されてもよい。この場合、ホルダー50を検査位置に移動させる際にコネクタ支持凹部52に支持されたコネクタ12をコネクタ支持凹部52内から抜け出さないように押さえておくとよい。
12 コネクタ
16 リテーナ
20 基部
23 押印案内部
27 レール部
30 スライダ
32 リテーナ受部
34 傾斜部
37 位置決め付勢部
38 押印規制部
50 ホルダー
52 コネクタ支持凹部
60 押印部
66 摺接部
67 摺接用付勢部
80 ロック
84 ホルダー移動規制部
Claims (7)
- 一側面に端子固定用のリテーナが設けられたコネクタについて、一側方への前記リテーナの浮きを検知するコネクタ検査装置であって、
前記コネクタを嵌合方向に沿って挿入支持可能なコネクタ支持凹部が形成されたホルダーと、
前記ホルダーに対して、前記コネクタのうちの前記リテーナと反対側の他側面に合格印を押印する押印位置と退避位置との間で移動可能に支持された押印部と、
前記ホルダーを前記コネクタ支持凹部に支持された前記コネクタの嵌合方向に沿ってセット位置と検査位置との間で移動可能に支持すると共に、前記ホルダーの前記セット位置から前記検査位置への移動に伴って前記押印部を前記押印位置に案内する押印案内部が形成された基部と、
前記コネクタ支持凹部に支持された前記コネクタの一側方に浮いた前記リテーナに対して前記ホルダーの前記検査位置側から接触可能なリテーナ受部が形成され、前記ホルダーの移動方向に沿って解除位置と前記解除位置より前記ホルダーの前記検査位置側の規制位置との間で前記基部に移動可能に支持されたスライダと、
前記スライダに支持され、前記ホルダーが前記検査位置にあり且つ前記スライダが前記規制位置にある状態で、前記押印部の前記押印位置への移動を規制する押印規制部と、
を備える、コネクタ検査装置。 - 請求項1に記載のコネクタ検査装置であって、
前記押印案内部は、前記ホルダーの移動方向の前記検知位置側に向けて徐々に前記押印部の移動方向の前記押印位置側に向かうカム面状に形成され、
前記押印部は、前記ホルダーの前記検査位置への移動に伴ってカム面状の前記押印案内部に摺接しつつ前記押印位置側に移動する、コネクタ検査装置。 - 請求項2に記載のコネクタ検査装置であって、
前記押印部には、前記ホルダーの前記検査位置への移動に伴ってカム面状の前記押印案内部に摺接すると共に移動方向に沿って非押込位置から押込位置に押し込み可能な摺接部と、前記摺接部を前記退避位置側に付勢する摺接用付勢部とが設けられている、コネクタ検査装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ検査装置であって、
前記スライダは、位置決め付勢部により前記コネクタ支持凹部側に向けて付勢され、
前記押印規制部は、前記スライダに対して前記押印部の移動方向に遊びを持って支持され、
前記基部には、前記押印規制部を前記スライダの移動方向に沿って案内するレール部が形成されている、コネクタ検査装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ検査装置であって、
前記スライダには、前記解除位置側且つ前記コネクタ支持凹部側の端部のうちの前記リテーナ受部の側方に、前記規制位置側に向けて徐々に前記コネクタ支持凹部側に傾斜する傾斜部が形成されている、コネクタ検査装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコネクタ検査装置であって、
前記ホルダーには、前記コネクタ支持凹部に支持される前記コネクタに対して前記セット位置側から係止可能なロックが設けられている、コネクタ検査装置。 - 請求項6に記載のコネクタ検査装置であって、
前記ロックは、前記コネクタ支持凹部に支持される前記コネクタに係止する抜止位置と、前記コネクタ支持凹部の前記セット位置側の領域から退避した規制位置との間で移動可能に設けられ、前記規制位置で前記基部に対して前記セット位置側から係止するホルダー移動規制部が形成されている、コネクタ検査装置。
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