JP5908810B2 - サーマルヘッド、およびサーマルプリンタ - Google Patents
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Description
体層とで前記絶縁体層を挟み込む第1端部を有しており、前記第2配線電極は、前記絶縁体層上に位置しており且つ前記基板および前記第1抵抗体層とで前記絶縁体層を挟み込む第2端部を有している。また、本発明のサーマルヘッドにおける他の態様は、基板と、該基板上に設けられており、一部が第1発熱部として機能する第1抵抗体層と、前記基板上に設けられており、前記第1抵抗体層に電気的に接続された第1配線電極と、前記基板上に設けられており、前記第1発熱部を被覆する絶縁体層と、を備え、前記第1配線電極は、前記絶縁体層上に位置しており且つ前記基板および前記第1抵抗体層とで前記絶縁体層を挟み込む第1端部を有しており、前記絶縁体層は、凸曲面を有しており、前記第1端部は、前記凸曲面上に位置している、サーマルヘッド。
14、第1配線電極15、および第2配線電極16について説明する。なお、図4は、図1中に示した1点鎖線で囲んだ領域A1を拡大した図である。また、図5は、図1中に示した1点鎖線で囲んだ領域A1を拡大した斜視図である。また、図6は、図2中に示した1点鎖線で囲んだ領域B1を拡大した図である。図4および図5では、説明の便宜上、第1保護層23および第2保護層24の図示は省略する。
。第1下側配線電極15Aは、第1抵抗体層13上に位置している。第1下側配線電極15Aは、基板11の第1主面11Aおよび第1抵抗体層13と絶縁体層14との間に延在した第1延在部15Aaを有している。また、第1上側配線電極15Bは、第1残留抵抗体層R1を介して、第1下側配線電極15A上に位置している。第1上側配線電極15Bは、絶縁体層14上に位置する第1端部15Baを有している。
部材である。また、第2残留配線電極S2は、第2配線電極16の形成過程において、第4残留抵抗体層R4上に残留した部材である。このため、第3残留抵抗体層R3、第4残留抵抗体層R4、第1残留配線電極S1、および第2残留配線電極S2はなくともよく、第2抵抗体層17は、蓄熱層12上に直接形成されていてもよい。
役割を果たす第3配線電極18の抵抗値を下げることができる。
第4配線電極19が第2残留配線電極S2に電気的に接続されていると、第4配線電極19の抵抗値を下げることができる。
なる第1延在部15Aaと第1端部15Baとによって挟み込まれている。このため、絶縁体層14と第1配線電極15との熱膨張率差に起因して、絶縁体層14に熱応力が集中してしまう可能性を低減することができる。そのため。絶縁体層14が基板11の第1主面11A上から剥がれてしまう可能性をより低減することができる。なお、絶縁体層14は、第1端部15Baと第1延在部15Aaとによって直接挟み込まれていることが好ましいが、サーマルヘッドX1のように、絶縁体層14と第1端部15Baとの間に第1残留抵抗体層R1が介在していてもよい。
、および第2接続電極22の延在部22bを部分的に被覆している。
び第2発熱部17aに対して、電源装置のプラス端子および接地端子から電力が供給される。ここで、上記の一部の第1接続電極21以外の第1接続電極21は、配線5aを介して、図示しない外部の制御装置に電気的に接続される。このため、駆動素子20は、制御装置から送信された電気信号によって、駆動素子20内のスイッチング素子のオン・オフ状態を制御することができる。このように、駆動素子20内のスイッチング素子のオン・オフ状態を制御することによって、第1発熱部13aおよび第2発熱部17aを選択的に発熱し、記録媒体に印字を行うことができる。
図10は、変形例1に係るサーマルヘッドX2の概略構成を示す平面図である。図11は、図10中に示したIII−III線断面図である。図12は、図10中に示したIV−IV線断面図である。図13は、図10中に示した1点鎖線で囲んだ領域A2を拡大した図である。なお、図9〜12において、図1〜4と同様の機能を有する構成については、同じ参照符号を付記し、その詳細な説明は省略する。
気的に接続されている。第4配線電極36は、絶縁体層14上に位置する第43端部36aを有する。
上記の実施形態および変形例1では、第1発熱部および第2発熱部を有するサーマルヘッドおよびサーマルプリンタについて記載したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、例えば、記録媒体に印画を行うための発熱部として、第1発熱部のみを
有するサーマルヘッドおよびサーマルプリンタであってもよい。
また、サーマルヘッドX1およびX2は、適宜組み合わせてもよい。また、本実施形態では、サーマルヘッドX1を備えたサーマルプリンタY1について説明したが、これに限らず、サーマルヘッドX1に代えて、サーマルヘッドX2を採用してもよい。
Y1 サーマルプリンタ
P1 記録媒体
11 基板
13,31 第1抵抗体層
13a,31a 第1発熱部
14 絶縁体層
14a 凸曲面
15,32 第1配線電極
15Aa,32Aa 第1延在部
15Ba,32Ba 第1端部
16,33 第2配線電極
16Aa,33Aa 第2延在部
16Ba,33Ba 第2端部
17,34 第2抵抗体層
17a,34a 第2発熱部
18,35 第3配線電極
18a,35a 第3端部
19,36 第4配線電極
19a,36a 第4端部
100 搬送機構
200 プラテンローラ
Claims (13)
- 基板と、
該基板上に設けられており、一部が第1発熱部として機能する第1抵抗体層と、
前記基板上に設けられており、前記第1抵抗体層に電気的に接続された第1配線電極と、
前記基板上に設けられており、前記第1発熱部を被覆する絶縁体層と、
前記第1発熱部を挟んで前記第1配線電極とは反対側の前記基板上に位置しており、前記第1抵抗体層に電気的に接続された第2配線電極と、を備え、
前記第1配線電極は、前記絶縁体層上に位置しており且つ前記基板および前記第1抵抗体層とで前記絶縁体層を挟み込む第1端部を有しており、
前記第2配線電極は、前記絶縁体層上に位置しており且つ前記基板および前記第1抵抗体層とで前記絶縁体層を挟み込む第2端部を有している、サーマルヘッド。 - 前記第1配線電極は、前記第1抵抗体層と前記絶縁体層との間に延在する第1延在部を有しており、
前記第1延在部は、前記第1端部とで前記絶縁体層を挟み込む、請求項1に記載のサーマルヘッド。 - 前記第1端部の先端は、平面視して、前記第1延在部の先端よりも前記第1発熱部から遠い側に位置している、請求項2に記載のサーマルヘッド。
- 平面視して前記絶縁体層の外縁と重なる前記第1端部の幅は、前記第1端部の先端の幅よりも大きい、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサーマルヘッド。
- 前記絶縁体層は、凸曲面を有しており、
前記第1端部は、前記凸曲面上に位置している、請求項1〜4のいずれか一項に記載のサーマルヘッド。 - 前記第2配線電極は、前記第1抵抗体層と前記絶縁体層との間に延在する第2延在部を有しており、
前記第2延在部は、前記第2端部とで前記絶縁体層を挟み込む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のサーマルヘッド。 - 前記第2端部の先端は、平面視して、前記第2延在部の先端よりも前記第1発熱部から遠い側に位置している、請求項6に記載のサーマルヘッド。
- 平面視して前記絶縁体層の外縁と重なる前記第2端部の幅は、前記第2端部の先端の幅よりも大きい、請求項1〜7のいずれか一項に記載のサーマルヘッド。
- 前記絶縁体層は、平面視して、前記基板の一辺に沿って帯状に設けられており、
前記絶縁体層を跨いで前記基板上に設けられており、前記絶縁体層上の一部が第2発熱部として機能する第2抵抗体層と、
前記基板上に位置しており、前記第2抵抗体層に電気的に接続された第3配線電極と、
前記第2発熱部を挟んで前記第3配線電極とは反対側の前記基板上に位置しており、前記第2抵抗体層に電気的に接続された第4配線電極と、をさらに備え、
前記第2発熱部は、平面視して、前記第1発熱部と交互に並んで配置される、請求項1〜8に記載のサーマルヘッド。 - 前記第3配線電極は、前記絶縁体層上に位置する第3端部を有しており、
前記第4配線電極は、前記絶縁体層上に位置する第4端部を有しており、
前記第1端部と前記第2端部との間の距離は、前記第3端部と前記第4端部との間の距離よりも長い、請求項9に記載のサーマルヘッド。 - 前記第1発熱部と前記第2発熱部とは、平面視して一部が重なっている、請求項9または10に記載のサーマルヘッド。
- 基板と、
該基板上に設けられており、一部が第1発熱部として機能する第1抵抗体層と、
前記基板上に設けられており、前記第1抵抗体層に電気的に接続された第1配線電極と、
前記基板上に設けられており、前記第1発熱部を被覆する絶縁体層と、を備え、
前記第1配線電極は、前記絶縁体層上に位置しており且つ前記基板および前記第1抵抗体層とで前記絶縁体層を挟み込む第1端部を有しており、
前記絶縁体層は、凸曲面を有しており、
前記第1端部は、前記凸曲面上に位置している、サーマルヘッド。 - 請求項1〜12のいずれか一項に記載のサーマルヘッドと、
前記第1発熱部上に記録媒体を搬送する搬送機構と、
前記第1発熱部上に記録媒体を押圧するためのプラテンローラと、を備えたサーマルプリンタ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012190270A JP5908810B2 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | サーマルヘッド、およびサーマルプリンタ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012190270A JP5908810B2 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | サーマルヘッド、およびサーマルプリンタ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2014046520A JP2014046520A (ja) | 2014-03-17 |
JP5908810B2 true JP5908810B2 (ja) | 2016-04-26 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012190270A Active JP5908810B2 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | サーマルヘッド、およびサーマルプリンタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0210947U (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-24 | ||
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-
2012
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