JP5908782B2 - 広告連動学習装置、広告連動学習方法、及びプログラム - Google Patents

広告連動学習装置、広告連動学習方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、学習コンテンツに関連する広告コンテンツを出力する広告連動学習装置等に関する。
従来、学習者に応じた適切な教育を提供可能なeラーニングが知られている。そのようなeラーニングによって、学習者に適切な教育を提供することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−8426号公報
しかしながら、従来のeラーニングでは、学習者に適切な教育を提供することはできるが、そのeラーニングを学習のためにのみ用いており、他のビジネスのために用いてはいなかった。
本発明は、上記事情に応じてなされたものであり、学習者に対する教育の提供以外の目的にも用いられる学習装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による広告連動学習装置は、1以上の問題を含んでいる学習コンテンツが記憶される学習コンテンツ記憶部と、2以上の広告コンテンツが記憶される広告コンテンツ記憶部と、学習コンテンツ及び広告コンテンツを出力する出力部と、出力部が出力する学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する特定部と、学習者から、出力された学習コンテンツに対応する解答を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた解答を蓄積する蓄積部と、を備え、出力部は、特定部が特定した広告コンテンツを出力する、ものである。
このような構成により、問題の出力と解答の受け付けとを行う対話的な学習装置において、広告も行うことができるようになる。また、学習コンテンツに関連する広告コンテンツを出力することによって、学習者の学習効果を高めることができうると共に、広告の効果も高めることができうることになる。
また、本発明による広告連動学習装置では、広告コンテンツ記憶部には、学習コンテンツの一部である部分情報と、広告コンテンツとが対応付けられて記憶され、特定部は、出力部が出力する学習コンテンツの部分情報に対応する広告コンテンツを特定してもよい。
このような構成により、学習コンテンツに応じた広告コンテンツを出力できる。
また、本発明による広告連動学習装置では、部分情報は、学習コンテンツに含まれる単語であってもよい。
また、本発明による広告連動学習装置では、特定部は、蓄積部が蓄積した解答に応じて広告コンテンツを特定してもよい。
このような構成により、学習者が集中しているものに関連する広告コンテンツを出力することができ、その結果、広告の効果を高めることができうる。
また、本発明による広告連動学習装置では、広告コンテンツ記憶部には、広告コンテンツと、広告コンテンツに関する文字列とが対応付けられて記憶され、特定部は、蓄積部が蓄積した解答に含まれる文字列に対応する広告コンテンツを特定してもよい。
このような構成により、解答の内容に応じた広告コンテンツを出力できる。
また、本発明による広告連動学習装置では、学習コンテンツ記憶部には、学習コンテンツと、学習コンテンツの問題に対応する正解に関する情報である正解情報とが記憶され、蓄積部が蓄積した解答の正誤に関する情報である正誤情報が記憶される正誤情報記憶部と、蓄積部が蓄積した解答と、解答に対応する正解情報とを用いて、解答の正誤を判断し、その判断結果を示す正誤情報を正誤情報記憶部に蓄積する正誤判断部と、をさらに備え、特定部は、正誤判断部が蓄積した正誤情報に応じた広告コンテンツの特定を行ってもよい。
このような構成により、解答の正誤に応じた広告コンテンツの出力を行うことができる。
また、本発明による広告連動学習装置では、広告コンテンツ記憶部には、解答の正誤ごとに広告コンテンツが記憶され、特定部は、正誤判断部が蓄積した正誤情報に対応する広告コンテンツを特定してもよい。
このような構成により、解答の正誤に応じて異なる広告コンテンツを出力することができる。したがって、学習者の状況に応じた広告コンテンツを出力することができ、広告の効果を高めることができうる。
また、本発明による広告連動学習装置では、学習コンテンツ記憶部には、学習コンテンツと、学習コンテンツの問題に対応する正解に関する情報である正解情報とが記憶され、蓄積部が蓄積した解答の正誤に関する情報である正誤情報が記憶される正誤情報記憶部と、蓄積部が蓄積した解答と、解答に対応する正解情報とを用いて、解答の正誤を判断し、その判断結果を示す正誤情報を正誤情報記憶部に蓄積する正誤判断部と、正誤情報を用いて、学習コンテンツに対応する正答の程度を示す正答情報を生成する正答情報生成部をさらに備え、広告コンテンツ記憶部には、正答の程度ごとに広告コンテンツが記憶され、特定部は、正答情報生成部が生成した正答情報に応じた広告コンテンツを特定してもよい。
このような構成により、学習者の理解の程度に応じて異なる広告を出力することができる。したがって、学習者の状況に応じた広告コンテンツを出力することができ、広告の効果を高めることができうる。
また、本発明による広告連動学習装置では、学習者を識別する学習者識別子と、学習者識別子で識別される学習者の属性とを有する学習者属性情報が2以上記憶される学習者属性情報記憶部をさらに備え、広告コンテンツ記憶部には、属性ごとに広告コンテンツが記憶され、特定部は、出力部による学習コンテンツの出力先である学習者を識別する学習者識別子に対応する属性に応じた広告コンテンツを特定してもよい。
このような構成により、学習者の属性に応じて広告コンテンツを出力できる。したがって、学習者により適切な広告を出力することができ、広告の効果を高めることができうる。
また、本発明による広告連動学習装置では、属性は、学習者の所属、または学習者の役職であってもよい。
このような構成により、学習者の所属や役職に応じた広告コンテンツを出力することができる。
また、本発明による広告連動学習方法は、1以上の問題を含んでいる学習コンテンツが記憶される学習コンテンツ記憶部と、2以上の広告コンテンツが記憶される広告コンテンツ記憶部と、出力部と、特定部と、受付部と、蓄積部とを用いて処理される広告連動学習方法であって、出力部が、学習コンテンツを出力する学習出力ステップと、受付部が、学習者から、出力された学習コンテンツに対応する解答を受け付ける受付ステップと、蓄積部が、受付ステップで受け付けた解答を蓄積する蓄積ステップと、特定部が、学習出力ステップで出力する学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する特定ステップと、出力部が、特定ステップで特定した広告コンテンツを出力する広告出力ステップと、を備えたものである。
本発明による広告連動学習装置等によれば、学習を提供すると共に、広告も行うことができるようになる。
本発明の実施の形態1による広告連動学習装置を含む情報処理システムの構成を示す図 同実施の形態による広告連動学習装置の構成を示すブロック図 同実施の形態による広告連動学習装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態における学習コンテンツ等の一例を示す図 同実施の形態における広告コンテンツ等の一例を示す図 同実施の形態における広告コンテンツ等の一例を示す図 同実施の形態における広告コンテンツ等の一例を示す図 同実施の形態における学習者属性情報の一例を示す図 同実施の形態における表示の一例を示す図 同実施の形態における正誤情報等の一例を示す図 同実施の形態における広告コンテンツ等の一例を示す図 同実施の形態におけるコンピュータシステムの外観一例を示す模式図 同実施の形態におけるコンピュータシステムの構成の一例を示す図
以下、本発明による広告連動学習装置について、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素及びステップは同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による広告連動学習装置について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による広告連動学習装置は、学習コンテンツに関連する広告コンテンツをも出力するものである。
図1は、本実施の形態による広告連動学習装置1の含む情報処理システムの構成を示す図である。本実施の形態による情報処理システムは、有線または無線の通信回線500を介して接続された広告連動学習装置1と、1個以上の端末装置2とを備える。広告連動学習装置1は、eラーニングで用いる学習コンテンツを提供する装置である。端末装置2は、そのeラーニングの学習者が使用する端末であり、例えば、パーソナル・コンピュータであってもよく、PDAであってもよく、スマートフォンであってもよく、タブレットPCであってもよく、あるいは、その他の学習端末であってもよい。端末装置2は、1個であってもよく、または、2個以上であってもよい。通信回線500は、例えば、インターネットやイントラネット、公衆電話回線網等である。
図2は、本実施の形態による広告連動学習装置1の構成を示すブロック図である。図2において、本実施の形態による広告連動学習装置1は、学習コンテンツ記憶部11と、広告コンテンツ記憶部12と、出力部13と、受付部14と、蓄積部15と、解答記憶部16と、正誤判断部17と、正誤情報記憶部18と、正答情報生成部19と、学習者属性情報記憶部20と、特定部21とを備える。
学習コンテンツ記憶部11には、1または2以上の学習コンテンツが記憶される。学習コンテンツは、eラーニングで用いられる学習のためのコンテンツである。学習コンテンツは、例えば、動画を含んでいてもよく、静止画を含んでいてもよく、テキストデータを含んでいてもよく、または、その他のeラーニングで用いられる情報を含んでいてもよい。また、学習コンテンツは、1または2以上の問題を含んでいてもよい。その問題は、学習の効果を確認するための問題であってもよい。また、学習コンテンツ記憶部11には、学習コンテンツと、その学習コンテンツの問題に対応する正解に関する情報である正解情報とが記憶されてもよい。その正解情報は、後述する解答の正誤の判断で用いられるものであり、正解そのものであってもよく、正解の一例であってもよく、または、その他の正解に関する情報であってもよい。また、学習コンテンツには、解答の正誤に応じたコンテンツが含まれてもよく、あるいは、そうでなくてもよい。解答の正誤に応じたコンテンツは、例えば、解答が正解であることを示すコンテンツと、解答が不正解であることを示すと共に、正解について解説するコンテンツとを含んでいてもよい。学習コンテンツ記憶部11で記憶される学習コンテンツは、学習コンテンツそのものであってもよく、あるいは、その学習コンテンツの格納されている位置を示すポインタ等であってもよい。他の情報についても同様であるとする。
学習コンテンツ記憶部11に学習コンテンツ等が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して学習コンテンツ等が学習コンテンツ記憶部11で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された学習コンテンツ等が学習コンテンツ記憶部11で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された学習コンテンツ等が学習コンテンツ記憶部11で記憶されるようになってもよい。学習コンテンツ記憶部11での記憶は、RAM等における一時的な記憶でもよく、あるいは、長期的な記憶でもよい。学習コンテンツ記憶部11は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。
広告コンテンツ記憶部12には、2以上の広告コンテンツが記憶される。広告コンテンツは、広告のためのコンテンツである。広告コンテンツは、例えば、動画を含んでいてもよく、静止画を含んでいてもよく、テキストデータを含んでいてもよく、または、その他の広告で用いられる情報を含んでいてもよい。本実施の形態では、広告コンテンツが画像(静止画)である場合について主に説明する。
なお、広告コンテンツ記憶部12では、1または2以上の広告コンテンツが種々の情報に対応付けられて記憶されていてもよい。例えば、広告コンテンツ記憶部12では、学習コンテンツの一部である部分情報と、広告コンテンツとが対応付けられて記憶されていてもよい。部分情報は、通常、文字列であり、例えば、単語であってもよく、または、センテンスであってもよい。部分情報が単語である場合に、その単語は、1個の単語であってもよく、または、複数の単語であってもよい。また、その単語は、例えば、名詞であってもよく、または、動詞であってもよい。名詞は、例えば、1個の単語である名詞であってもよく、あるいは、複数の単語の連続である複合名詞であってもよい。具体的には、部分情報「チョコレート」と、チョコレートの広告コンテンツとが対応付けられていてもよい。なお、部分情報は、複数の学習コンテンツから取得された文字列であってもよく、あるいは、学習コンテンツに含まれていると想定される文字列であってもよい。また、広告コンテンツ記憶部12には、広告コンテンツと、その広告コンテンツに関する文字列とが対応付けられて記憶されていてもよい。その文字列は、学習コンテンツの一部でなくてもよい点以外は、上述した部分情報と同様のものであり、その説明を省略する。
また、広告コンテンツ記憶部12では、解答の正誤ごとに広告コンテンツが記憶されてもよい。すなわち、広告コンテンツ記憶部12には、ある問題について、解答が正解である場合に対応する広告コンテンツと、解答が不正解である場合に対応する広告コンテンツとが記憶されてもよい。具体的には、チョコレートの問題について、正解には、高級チョコレートの広告コンテンツが対応付けられており、不正解には、一般消費者向けのチョコレートの広告コンテンツが対応付けられていてもよい。
また、広告コンテンツ記憶部12では、正答の程度ごとに広告コンテンツが記憶されてもよい。正答の程度とは、どの程度、正答しているかを示すものであり、例えば、正答率であってもよく、正答に応じた点数であってもよく、その他の正答の程度を示す指標であってもよい。正答に応じた点数は、例えば、100点や10点等を満点とした点数であってもよい。具体的には、料理の問題について高い正答の程度には、専門的な調理器具の広告コンテンツが対応付けられており、低い正答の程度には、初歩的な調理器具の広告コンテンツが対応付けられていてもよい。
また、広告コンテンツ記憶部12では、学習者の属性ごとに広告コンテンツが記憶されてもよい。その属性は、例えば、年齢であってもよく、住所であってもよく、性別であってもよく、所属であってもよく、役職であってもよく、その他の学習者の属性であってもよい。所属とは、学習者の勤務先における所属部署(例えば、人事・経理・営業等であってもよく、技術系・事務系であってもよい)であってもよい。また、役職とは、学習者の勤務先における役職であってもよい。具体的には、属性が所属(技術系・事務系)である場合に、技術系には、専門的な内容の広告コンテンツが対応付けられており、事務系には、初歩的な内容の広告コンテンツが対応付けられていてもよい。
広告コンテンツ記憶部12に広告コンテンツ等が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して広告コンテンツ等が広告コンテンツ記憶部12で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された広告コンテンツ等が広告コンテンツ記憶部12で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された広告コンテンツ等が広告コンテンツ記憶部12で記憶されるようになってもよい。広告コンテンツ記憶部12での記憶は、RAM等における一時的な記憶でもよく、あるいは、長期的な記憶でもよい。広告コンテンツ記憶部12は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。
出力部13は、学習コンテンツ記憶部11で記憶されている学習コンテンツ、及び広告コンテンツ記憶部12で記憶されている広告コンテンツを出力する。なお、出力部13が出力する広告コンテンツは、後述するように、特定部21によって特定されたものである。また、出力部13は、学習コンテンツと、広告コンテンツとを同時に出力してもよく、あるいは、別々のタイミングで出力してもよい。ここで、この出力は、例えば、表示デバイス(例えば、CRTや液晶ディスプレイなど)への表示でもよく、所定の機器への通信回線を介した送信でもよい。本実施の形態では、出力部13が学習コンテンツ等を端末装置2に送信する場合について主に説明する。なお、出力部13が学習コンテンツ等を送信する場合に、その方式は、プッシュ方式であってもよく、あるいは、プル方式であってもよい。また、出力部13は、出力を行うデバイス(例えば、表示デバイスや通信デバイスなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、出力部13は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは、それらのデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
受付部14は、学習者から、出力された学習コンテンツに対応する解答を受け付ける。また、受付部14は、その他の入力を受け付けてもよい。受付部14は、例えば、入力デバイス(例えば、キーボードやマウス、タッチパネルなど)から入力された情報を受け付けてもよく、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報を受信してもよい。本実施の形態では、端末装置2から送信された解答を受付部14が受信する場合について主に説明する。なお、受付部14は、受け付けを行うためのデバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、受付部14は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは所定のデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
蓄積部15は、受付部14が受け付けた解答を解答記憶部16に蓄積する。その蓄積の際に、蓄積部15は、その解答に対応する学習コンテンツを識別する学習コンテンツIDに対応付けて蓄積してもよい。解答に対応する学習コンテンツとは、解答に対応する問題を含む学習コンテンツである。
解答記憶部16には、蓄積部15によって、学習コンテンツに含まれる問題に対応する解答が記憶される。なお、解答記憶部16に、解答以外の情報も記憶されてもよい。前述のように、学習コンテンツID等が記憶されてもよい。解答記憶部16での記憶は、RAM等における一時的な記憶でもよく、あるいは、長期的な記憶でもよい。解答記憶部16は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。
正誤判断部17は、蓄積部15が解答記憶部16に蓄積した解答と、その解答に対応する正解情報とを用いて、解答の正誤を判断する。そして、正誤判断部17は、その判断結果を示す正誤情報を正誤情報記部18に蓄積する。その正誤情報は、解答の正誤に関する情報である。正誤情報は、解答が正しいか、誤っているかを示す情報であれば、その情報の内容を問わない。具体的には、正誤判断部17は、解答記憶部16に蓄積された解答に対応する学習コンテンツを特定し、その特定した学習コンテンツに対応する正解情報を学習コンテンツ記憶部11から読み出す。そして、解答と、正解情報とを用いて、その解答が正解かどうかを判断し、その結果である正誤情報を正誤情報記憶部18に蓄積する。なお、その蓄積の際に、解答に対応する学習コンテンツを識別する学習コンテンツIDに対応付けて正誤情報が蓄積されてもよい。
正誤情報記憶部18には、蓄積部15が蓄積した解答の正誤に関する正誤情報が記憶される。その正誤情報は、前述のように、正誤判断部17によって蓄積されたものである。なお、正誤情報記憶部18に正誤情報以外の情報が記憶されてもよい。例えば、前述のように、学習コンテンツID等が記憶されてもよい。正誤情報記憶部18での記憶は、RAM等における一時的な記憶でもよく、あるいは、長期的な記憶でもよい。また、正誤情報記憶部18は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。
正答情報生成部19は、正誤情報記憶部18で記憶されている正誤情報を用いて、学習コンテンツに対応する正答の程度を示す正答情報を生成する。正誤情報は、問題ごとの正誤を示す情報であるが、正答情報は、複数の問題に対応する正答の程度を示す情報である。正答情報は、前述のように、例えば、正答率であってもよく、正答に応じた点数であってもよく、その他の正答の程度を示す指標であってもよい。正答情報生成部19は、生成した正答情報を所定の記録媒体に蓄積してもよい。本実施の形態では、正答情報生成部19が正答情報を正誤情報記憶部18に蓄積する場合について主に説明する。
学習者属性情報記憶部20には、2以上の学習者属性情報が記憶される。学習者属性情報は、学習者を識別する学習者識別子と、その学習者識別子で識別される学習者の属性とを有する情報である。学習者識別子は、例えば、学習者の氏名でもよく、学習者のコードであってもよく、学習者の電話番号等でもよく、または、学習者を識別可能なその他の情報であってもよい。学習者の属性は、前述のように、例えば、学習者の年齢や性別、所属、役職等である。学習者属性情報記憶部20に学習者属性情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して学習者属性情報が学習者属性情報記憶部20で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された学習者属性情報が学習者属性情報記憶部20で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された学習者属性情報が学習者属性情報記憶部20で記憶されるようになってもよい。学習者属性情報記憶部20での記憶は、RAM等における一時的な記憶でもよく、あるいは、長期的な記憶でもよい。学習者属性情報記憶部20は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。
特定部21は、出力部13が出力する学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する。広告コンテンツを特定するとは、例えば、特定対象の広告コンテンツそのもの、もしくは、その広告コンテンツの識別子を図示しない記録媒体に蓄積することであってもよく、または、特定対象の広告コンテンツに、特定されたことを示すフラグ等の情報を設定することであってもよい。また、学習コンテンツに関連する広告コンテンツとは、学習コンテンツに直接的に関連する広告コンテンツであってもよく、または、学習コンテンツに間接的に関連する広告コンテンツであってもよい。
学習コンテンツに直接的に関連する広告コンテンツは、例えば、学習コンテンツの部分情報に対応する広告コンテンツであってもよい。すなわち、特定部21は、出力部13が出力する学習コンテンツの部分情報に対応する広告コンテンツを特定してもよい。具体的には、特定部21は、ある部分情報が出力対象の学習コンテンツに含まれる場合に、その部分情報に対応する広告コンテンツを特定してもよい。なお、特定部21は、学習コンテンツの所定の箇所に部分情報が含まれる場合に、その部分情報に対応する広告コンテンツを特定してもよい。その所定の箇所は、例えば、学習コンテンツのタイトルであってもよく、学習コンテンツの学習内容であってもよく、学習コンテンツのカテゴリであってもよく、学習コンテンツのキーワードであってもよく、学習コンテンツのコメントであってもよく、学習コンテンツのその他の箇所であってもよい。
学習コンテンツに間接的に関連する広告コンテンツは、例えば、学習コンテンツに含まれる問題に対する解答に応じた広告コンテンツであってもよい。すなわち、特定部21は、蓄積部15が蓄積した解答に応じて広告コンテンツを特定してもよい。ここで、解答に応じた広告コンテンツの特定は、解答に直接的に応じた広告コンテンツの特定であってもよく、解答に間接的に応じた広告コンテンツの特定であってもよい。解答に直接的に応じた広告コンテンツの特定は、例えば、解答に含まれる文字列に対応する広告コンテンツの特定であってもよい。具体的には、特定部21は、蓄積部15が蓄積した解答に含まれる文字列に対応する広告コンテンツを特定してもよい。また、解答に間接的に応じた広告コンテンツの特定は、例えば、正誤情報に応じた広告コンテンツの特定であってもよく、正答情報に応じた広告コンテンツの特定であってもよい。すなわち、特定部21は、正誤判断部17が蓄積した正誤情報に応じた広告コンテンツの特定を行ってもよく、正答情報生成部19が生成した正答情報に応じた広告コンテンツの特定を行ってもよい。正誤情報に応じた広告コンテンツの特定とは、正誤の判断に応じて、広告コンテンツを特定する、特定しないが変わることであってもよく、または、正誤の判断結果に対応する広告コンテンツの特定であってもよい。前者の場合には、特定部21は、例えば、正誤の判断結果が正解(正答)であるときに広告コンテンツを特定し、不正解(誤答)であるときに広告コンテンツを特定しなくてもよく、または、正誤の判断結果が不正解であるときに広告コンテンツを特定し、正解であるときに広告コンテンツを特定しなくてもよい。例えば、正誤の判断結果が不正解である場合には、学習者が解答の解説等に集中し、広告にあまり注目しないとも考えられるため、正誤の判断結果が正解である場合にのみ広告コンテンツを特定するようにしてもよい。また、後者の場合、すなわち、正誤の判断結果に対応する広告コンテンツの特定の場合には、例えば、特定部21は、正誤の判断結果が正解であるときに、正解に対応する広告コンテンツを特定し、正誤の判断結果が不正解であるときに、不正解に対応する広告コンテンツを特定してもよい。この場合には、正誤の判断結果に応じて異なる広告コンテンツが特定されることになる。正答情報に応じた広告コンテンツの特定では、例えば、特定部21は、高い正答の程度であることが正答情報によって示される場合に、高い正答の程度に対応する広告コンテンツを特定し、低い正答の程度であることが正答情報によって示される場合に、低い正答の程度に対応する広告コンテンツを特定してもよい。
また、特定部21は、学習者属性情報記憶部20で記憶される学習者属性情報を参照し、出力部13による学習コンテンツの出力先である学習者を識別する学習者識別子に対応する属性に応じた広告コンテンツを特定してもよい。例えば、前述のように、広告コンテンツ記憶部12において、学習者の属性ごとに広告コンテンツが記憶されている場合には、特定部21は、出力先の学習者の学習者識別子に対応する属性に対応付けられている広告コンテンツを特定してもよい。出力先の学習者の学習者識別子は、例えば、学習中の学習者の学習者識別子であってもよい。
なお、学習コンテンツ記憶部11と、広告コンテンツ記憶部12と、解答記憶部16と、正誤情報記憶部18と、学習者属性情報記憶部20との任意の2以上の記憶部は、同一の記録媒体によって実現されてもよく、あるいは、別々の記録媒体によって実現されてもよい。前者の場合には、例えば、学習コンテンツを記憶している領域が学習コンテンツ記憶部11となり、広告コンテンツを記憶している領域が広告コンテンツ記憶部12となる。
次に、広告連動学習装置1の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャートにおいて、学習コンテンツには問題が含まれているものとする。また、このフローチャートにおいて、学習コンテンツには、正誤の判断結果ごとの学習コンテンツも含まれているものとする。
(ステップS101)出力部13は、学習コンテンツを出力するかどうか判断する。そして、学習コンテンツを出力する場合には、ステップS102に進み、そうでない場合には、学習コンテンツを出力すると判断するまでステップS101の処理を繰り返す。なお、出力部13は、例えば、受付部14が、学習コンテンツの出力の指示を受け付けた場合に、学習コンテンツを出力すると判断してもよく、あるいは、その他のタイミングで学習コンテンツを出力すると判断してもよい。
(ステップS102)広告コンテンツ記憶部12は、出力部13が出力する対象の学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する。この特定は、例えば、学習コンテンツの一部である部分情報に対応する広告コンテンツの特定であってもよい。
(ステップS103)出力部13は、学習コンテンツと、ステップS102で特定された広告コンテンツとを出力する。
(ステップS104)受付部14は、出力された学習コンテンツに含まれていた問題に対する解答を受け付けたかどうか判断する。そして、受け付けた場合には、ステップS105に進み、そうでない場合には、受け付けるまでステップS104の処理を繰り返す。なお、学習コンテンツ等が出力されてから所定の期間が経過しても解答を受け付けない場合には、受付部14は、タイムアウトであると判断し、ステップS101に戻ってもよい。
(ステップS105)蓄積部15は、受付部14が受け付けた解答を解答記憶部16に蓄積する。その蓄積の際に、蓄積部15は、学習者識別子や学習コンテンツID等に対応付けて解答を蓄積してもよい。
(ステップS106)正誤判断部17は、蓄積部15が蓄積した解答の正誤を判断し、その判断結果である正誤情報を正誤情報記憶部18に蓄積する。その蓄積の際に、正誤判断部17は、学習者識別子や学習コンテンツID等に対応付けて正誤情報を蓄積してもよい。
(ステップS107)特定部21は、蓄積部15が蓄積した解答に応じた広告コンテンツの特定を行う。この特定は、例えば、解答に含まれる文字列に対応する広告コンテンツの特定であってもよく、正誤の判断結果に応じた広告コンテンツの特定であってもよい。
(ステップS108)出力部13は、正誤の判断結果に応じた学習コンテンツと、ステップS106で特定された広告コンテンツとを出力する。
(ステップS109)出力部13は、次の学習コンテンツが存在するかどうか判断する。そして、次の学習コンテンツが存在する場合には、ステップS102に戻り、そうでない場合には、ステップS110に進む。
(ステップS110)正答情報生成部19は、正誤情報を用いて、正答の程度を示す正答情報を生成する。
(ステップS111)特定部21は、正答情報に対応する広告コンテンツを特定する。
(ステップS112)出力部13は、ステップS111で特定された広告コンテンツを出力する。なお、その出力の際に、出力部13は、正答の程度を示す正答情報と共に、広告コンテンツを出力してもよい。そして、ステップS101に戻る。
なお、図3のフローチャートでは、ステップS102,S107,S111のそれぞれにおいて広告コンテンツの特定を行う場合について説明したが、そうでなくてもよい。例えば、それらの広告コンテンツの特定のうち、いずれか1以上の特定を行わなくてもよく,または、広告コンテンツの別の特定を行ってもよい。また、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態による広告連動学習装置1の動作について、具体例を用いて説明する。この具体例において、学習コンテンツ記憶部11では、図4で示される学習コンテンツ等が記憶されているものとする。図4のテーブルでは、講座IDと、学習コンテンツIDと、学習コンテンツと、正解情報とが対応付けられている。講座IDは、学習者が受講する講座を識別するIDである。また、学習コンテンツIDは、学習コンテンツのIDである。異なる学習コンテンツIDは、異なる学習コンテンツに対応している。また、学習コンテンツは、e−mail.swf等の動画の情報であるとする。また、この具体例では、解答が1〜5の数値で入力され、正解情報において、正解の数値が示されているものとする。図4のテーブルにおいて、例えば、講座ID「情報通信」で識別される講座(その講座を、講座「情報通信」と呼ぶことがある)には、学習コンテンツID「e−mail」「wireless_lan」等で識別される学習コンテンツが含まれている。学習コンテンツID「e−mail」で識別される学習コンテンツには、「e−mail.swf」「e−mail_correct.swf」「e−mail_error.swf」が含まれている。「e−mail.swf」は、メインの学習コンテンツであり、これに問題が含まれているものとする。また、「e−mail_correct.swf」は、問題への解答が正解である場合に出力される学習コンテンツであり、「e−mail_error.swf」は、問題への解答が不正解である場合に出力される学習コンテンツである。
また、この具体例において、図5〜図7で示される広告コンテンツ等が広告コンテンツ記憶部12で記憶されているものとする。図5のテーブルでは、部分情報と、広告コンテンツとが対応付けられている。その広告コンテンツは、属性「技術系」「事務系」ごとにそれぞれ存在する。例えば、部分情報「スマートフォン」に対応する属性「技術系」に応じた広告コンテンツは「TetheringSmartphone.gif」であり、部分情報「スマートフォン」に対応する属性「事務系」に応じた広告コンテンツは「MultiColorSmartphone.gif」である。この具体例における各広告コンテンツは、広告の画像(静止画)である。図6のテーブルでは、学習コンテンツIDと、正誤判断結果と、広告コンテンツとが対応付けられている。その広告コンテンツは、属性「技術系」「事務系」ごとにそれぞれ存在する。例えば、学習コンテンツID「e−mail」、正誤判断結果「正解」に対応する広告コンテンツは、属性が技術系であるときには「NewNotebook.gif」となり、属性が事務系であるときには「NewSmartphone.gif」となる。また、図7では、講座IDと、正答の程度と、広告コンテンツとが対応付けられている。その広告コンテンツは、属性「技術系」「事務系」ごとにそれぞれ存在する。例えば、講座ID「情報通信」、正答の程度「50%以上」に対応する広告コンテンツは、属性が技術系であるときには「CommunicationConf.gif」となり、属性が事務系であるときには「FreshSmartphone.gif」となる。
また、この具体例において、図8で示される複数の学習者属性情報が学習者属性情報記憶部20で記憶されているものとする。図8の学習者属性情報では、学習者識別子と、その学習者識別子で識別される学習者の属性とが対応付けられている。この具体例では、その属性は所属であるとする。例えば、学習者識別子「U001」で識別される学習者(以下、この学習者を、学習者「U001」と呼ぶことがある)の属性は「技術系」となる。
また、この具体例において、特定部21は、学習コンテンツのタイトルを部分情報として用いるものとする。また、この具体例において、学習コンテンツには問題が含まれており、その問題の解答は、前述のように、1〜5のいずれかの数字の選択によって行われるものとする。また、この具体例において、学習コンテンツのファイル名の先頭部分が、学習コンテンツIDになっているものとする。また、この具体例では、正答情報は正答率(=不正解の数/問題数)であるとする。
まず、学習者「U001」が、端末装置2を操作し、講座「情報通信」の学習を開始する指示を入力したとする。すると、講座ID「情報通信」と、その学習者の学習者識別子「U001」とを含むパケットが通信回線500を介して送信され、広告連動学習装置1の受付部14で受信される。受付部14は、そのパケットに含まれる講座IDと、学習者識別子と、そのパケットの送信元のIPアドレスとを出力部13に渡す。すると、出力部13は、学習コンテンツを出力すると判断する(ステップS101)。そして、出力部13は、学習コンテンツ記憶部11で記憶されている図4のテーブルを参照し、受け取った講座ID「情報通信」に対応する1番目の学習コンテンツID「e−mail」を読み出し、その読み出した学習コンテンツIDと、受け取った学習者識別子「U001」とを特定部21に渡す。特定部21は、それらを受け取ると、その学習者識別子を検索キーとして、学習者属性情報記憶部20で記憶されている図8の学習者属性情報を検索し、ヒットした1番目の学習者属性情報から属性「技術系」を読み出し、図示しない記録媒体に蓄積する。また、特定部21は、受け取った学習コンテンツIDを検索キーとして、学習コンテンツ記憶部11で記憶されている図4のテーブルを検索し、ヒットした学習コンテンツIDに対応する学習コンテンツ「e−mail.swf」から、タイトルである部分情報「電子メール」を読み出す。そして、特定部21は、読み出した部分情報「電子メール」を検索キーとして、広告コンテンツ記憶部12で記憶されている図5のテーブルを検索し、ヒットした部分情報に対応する広告コンテンツのうち、属性「技術系」に対応する広告コンテンツ「EMailSecuritySoftware.gif」を読み出し、出力部13に渡す(ステップS102)。出力部13は、広告コンテンツを受け取ると、学習コンテンツ記憶部11から学習コンテンツID「e−mail」に対応する1番目の学習コンテンツ「e−mail.swf」を読み出し、その読み出した学習コンテンツと、特定部21から受け取った広告コンテンツとを、受付部14から受け取っていたIPアドレスを送信先のアドレスとして送信する(ステップS103)。
送信された学習コンテンツ「e−mail.swf」と、広告コンテンツ「EMailSecuritySoftware.gif」とは通信回線500を介して、学習者U001の端末装置2で受信される。そして、端末装置2において、図9で示されるように、表示画像100の学習コンテンツを表示する領域101に学習コンテンツ「e−mail.swf」が表示され、広告を表示する領域102に広告コンテンツ「EMailSecuritySoftware.gif」が表示される。なお、学習コンテンツは音声を含む動画像であり、広告コンテンツは静止画像である。学習者U001は、学習コンテンツ「e−mail.swf」によって電子メールの学習を行うため、それに応じて表示される電子メールに関連する広告の訴求効果は高いと考えられる。
その学習コンテンツ「e−mail.swf」の最後に効果確認の問題が含まれており、学習者U001は、その問題の解答が「2」であると判断し、「2」に対応するラジオボタンをクリックし、「送信」ボタンをクリックしたとする。すると、端末装置2は、解答「2」を受け付け、講座ID「情報通信」と、学習コンテンツID「e−mail」と、解答「2」と、学習者識別子「U001」とを含むパケットを広告連動学習装置1に送信する。そして、そのパケットは受付部14で受信され、講座ID等が蓄積部15に渡される(ステップS104)。蓄積部15は、講座ID等を受け取ると、その講座ID等を検索キーとして解答記憶部16を検索する。この場合には、まだ何も蓄積されておらず、ヒットするレコードはないため、蓄積部15は、図示しない経路を介して学習コンテンツ記憶部11にアクセスし、受け取った講座IDに対応する各学習コンテンツIDを読み出す。そして、蓄積部15は、受け取った学習者識別子と、講座IDと、各学習コンテンツIDと、学習コンテンツID「e−mail」に対応する解答とを解答記憶部16に蓄積する(ステップS105)。正誤判断部17は、新たな解答「2」が蓄積されたことを検知すると、その解答に対応する学習コンテンツID「e−mail」を解答記憶部16から読み出し、その学習コンテンツIDを検索キーとして、学習コンテンツ記憶部11で記憶されている図4のテーブルを検索する。そして、正誤判断部17は、ヒットした学習コンテンツIDに対応する正解情報「2」を読み出す。また、正誤判断部17は、新たな解答「2」と、それに対応する正解情報「2」とが一致するかどうか判断する(ステップS106)。この場合には一致するため、正誤判断部17は、学習コンテンツID「e−mail」に対応付けて正誤情報「正解」を正誤情報記憶部18に蓄積する。なお、この具体例では、解答記憶部16と、正誤情報記憶部18とは同一の記憶部によって実現されており、解答と正誤情報も、図10で示される一体の情報であるとする。したがって、学習コンテンツID「e−mail」に対応する正誤情報「正解」が蓄積されると、解答や正誤情報は、図10(a)で示されるようになる。図10(a)のテーブルにおいて、学習者識別子と、講座IDと、学習コンテンツIDと、解答と、正誤情報と、正答情報とが対応付けられている。なお、講座ID「情報通信」に対応する正答情報はまだ生成されていないため、空欄となっている。また、前述のように、講座ID「情報通信」に対応する各学習コンテンツが蓄積部15によってあらかじめ蓄積されている。
その後、特定部21は、新たな正誤情報が蓄積されたことを検知すると、その正誤情報「正解」と、それに対応する学習コンテンツID「e−mail」とを読み出し、それらを検索キーとして、広告コンテンツ記憶部12で記憶されている図6のテーブルを検索し、ヒットした広告コンテンツのうち、図示しない記録媒体にあらかじめ蓄積しておいた「技術系」に対応する広告コンテンツ「NewNotebook.gif」を読み出し、出力部13に正誤情報「正解」と共に渡す(ステップS107)。
出力部13は、正誤情報「正解」等を受け取ると、直前に送信した学習コンテンツ「e−mail.swf」に対する解答が正解である場合の学習コンテンツ「e−mail_correct.swf」を学習コンテンツ記憶部11から読み出し、受け取った広告コンテンツと一緒に学習者U001の端末装置2に送信する(ステップS108)。送信された学習コンテンツと、広告コンテンツとは、前述のように、学習者U001の端末装置2で受信され、学習コンテンツの表示領域101に、解答が正解である旨の学習コンテンツが表示され、広告コンテンツの表示領域102に、広告コンテンツが表示される。
次に、出力部13は、学習コンテンツID「e−mail」で識別される学習コンテンツの次の学習コンテンツが存在するかどうか判断する(ステップS109)。この場合には、図4で示されるように、講座「情報通信」に次の学習コンテンツID「wireless_lan」で識別される学習コンテンツが存在するため、出力部13は、その学習コンテンツIDを特定部21に渡す。すると、特定部21は、その学習コンテンツIDで識別される学習コンテンツの部分情報に対応する技術系の広告コンテンツ(図5では、図示されていない)を読み出して(ステップS102)、出力部13に渡し、前述の処理と同様にして、学習コンテンツと広告コンテンツとの送信が行われる(ステップS103)。そして、端末装置2において、学習コンテンツと広告コンテンツとが表示される。また、その学習コンテンツの問題に対応する解答「3」が端末装置2で受け付けられ、その解答や講座ID等を含むパケットが広告連動学習装置1に送信される。その解答等を含むパケットは受付部14で受信され、講座ID等が蓄積部15に渡される(ステップS104)。蓄積部15は、講座ID等を受け取ると、その講座ID等を検索キーとして解答記憶部16を検索し、ヒットしたレコードの解答に「3」を蓄積する(ステップS105)。その後、前述のように、正誤判断部17によって正誤が判断される(ステップS106)。この場合には、不正解であると判断されるため、図10(b)で示されるように、正誤情報「不正解」が正誤情報記憶部18に蓄積される。また、その不正解に対応した広告コンテンツ「LanTechHandbook.gif」が特定部21によって特定され(ステップS107)、その広告コンテンツと、不正解に対応した学習コンテンツ「wireless_lan_error.swf」とが端末装置2に送信され(ステップS108)、端末装置2で表示される。このようにして、講座「情報通信」に対応する各学習コンテンツが端末装置2に送信され、また、その学習コンテンツや解答に対応する広告コンテンツも端末装置2に送信される。
講座「情報通信」に関するすべての学習コンテンツの送信が終了すると(ステップS109)、出力部13は、図示しない経路を介して正答情報生成部19に、学習者識別子「U001」と、講座ID「情報通信」と、それらに対応する正答情報を生成する旨の指示とを渡す。すると、正答情報生成部19は、受け取った学習者識別子等に対応する正誤情報を正誤情報記憶部18から読み出し、「正解」である正誤情報の数を、すべての正誤情報の数で割った値である正答率を示す正答情報を生成し、受け取った学習者識別子等に対応付けて、図10(c)で示されるように蓄積する(ステップS110)。この具体例では、図10(c)で示されるように、その正答情報(正答率)が80(%)であったとする。特定部21は、正答情報が正誤情報記憶部18に蓄積されたことを検知すると、その正答情報と、それに対応する講座ID「情報通信」とを読み出し、その講座IDを検索キーとして、広告コンテンツ記憶部12で記憶されている図7のテーブルを検索し、ヒットしたレコードのうち、正答情報「80%」をみたす正答の程度「50%以上」と、図示しない記録媒体に蓄積しておいた属性「技術系」とに対応する広告コンテンツ「CommunicationConf.gif」を読み出し、正答情報と共に出力部13に渡す(ステップS111)。
出力部13は、広告コンテンツ等を受け取ると、受け取った広告コンテンツ等を学習者U001の端末装置2に送信する(ステップS112)。その結果、端末装置2では、広告コンテンツ「CommunicationConf.gif」と、正答情報「80%」とが表示されることになる。このようにして、学習者U001による講座「情報通信」の受講が終了することになる。
なお、この具体例では、1〜5から選択された解答が受け付けられる場合について説明したが、そうでなくてもよい。解答は、学習者がキーボード等を介して入力したテキスト情報であってもよい。その場合には、例えば、広告コンテンツ記憶部12において、図11で示される、広告コンテンツに関する文字列と、広告コンテンツとが対応付けられて記憶されており、特定部21は、受付部14で受け付けられた解答に含まれる文字列に対応する広告コンテンツを特定してもよい。なお、図11で示されるように、文字列に対して複数の広告コンテンツが対応付けられている場合には、特定部21は、その複数の広告コンテンツから順番に、または、ランダムに選択した広告コンテンツを特定してもよい。なお、文字列「チョコレート」に対応する広告コンテンツ「NewChocolate.gif」「PremiumChocolat.gif」等は、それぞれチョコレートに関連した広告であるものとする。
また、図5〜図7の広告コンテンツについても、図11の広告コンテンツと同様に、部分情報等に対して、複数の広告コンテンツが対応付けられており、特定部21は、検索でヒットした複数の広告コンテンツから、順番に、または、ランダムに選択した広告コンテンツを特定してもよい。
また、広告連動学習装置1は、広告コンテンツの出力に関する記録を蓄積する図示しない記録部を備えていてもよい。その記録部は、例えば、出力された広告コンテンツの識別子と、その広告コンテンツの出力先の学習者の学習者識別子または属性と、その広告コンテンツの出力年月日とを蓄積してもよい。その記録は、例えば、広告主に対する課金のために用いることができる。
また、この具体例では、広告連動学習装置1が学習コンテンツと一緒に広告コンテンツを送信する場合について説明したが、拡張子が「swf」であるインタラクティブな動画形式のファイルの場合には、例えば、特定された広告コンテンツをあらかじめ決められているアドレスに対応付けて保存し、端末装置2がそのアドレスにアクセスして広告コンテンツをダウンロードすることによって、広告コンテンツの送信が行われてもよい。例えば、図3のフローチャートのステップS103等において、出力部13は、まず学習コンテンツのみを送信し、その後に、端末装置2から受信した送信要求に応じて広告コンテンツを送信してもよい。
また、この具体例では、一の学習コンテンツに一の正解情報が対応付けられている場合(図4)について説明したが、そうでなくてもよい。一の学習コンテンツに複数の問題が含まれている場合には、一の学習コンテンツに複数の正解情報が対応付けられていてもよい。その場合には、例えば、学習コンテンツ記憶部11において、各問題を識別する問題IDに対応付けられて正解情報が記憶されており、解答と、その解答に対応する問題を識別する問題IDとが受付部14で受け付けられてもよい。そして、その問題IDを用いることによって、解答に対応する正解情報が特定されるようにしてもよい。
また、学習コンテンツや広告コンテンツのデータ形式は、上述の説明と異なるものであってもよいことは言うまでもない。学習コンテンツや広告コンテンツは、例えば、HTMLやXML等のマークアップ言語で記述されていてもよい。
以上のように、本実施の形態による広告連動学習装置1によれば、eラーニングにおいて、学習コンテンツに直接的に対応する広告コンテンツや、間接的に対応する広告コンテンツを出力することができる。その結果、学習者に対して学習内容に関連した広告を提示することができる。その広告は、学習と何らかの関係があるため、その広告の提示によって、学習の効果を高めることができるとも考えられる。また、学習内容に関連する広告が提示されることにより、その広告の効果も高めることができる。
なお、本実施の形態において、広告コンテンツは、学習内容を含むものであってもよく、または、問題を含むものであってもよい。例えば、チョコレートに関連する広告コンテンツは、「ABC製菓の『ABC板チョコ』の種類別名称は、『チョコレート』です。その『ABC板チョコ』のチョコレート生地の含有量として正しいものを次から選択して下さい。
(1):40%以上、(2):50%以上、(3):60%以上、(4):70%以上、(5):80%以上」というように、問題を含んでいてもよい。また、学習者が広告コンテンツに含まれる問題に解答した場合に、その解答に応じた正誤が出力されてもよく、その解答に応じた解説が出力されてもよい。上述のように、広告コンテンツが、学習内容や問題を含む場合には、出力部13は、学習コンテンツと広告コンテンツとを別々のタイミングで出力してもよい。その場合には、例えば、学習コンテンツと広告コンテンツとが、図9の領域101に異なるタイミングで表示されてもよい。また、その場合には、領域102は存在しなくてもよい。
また、本実施の形態では、学習者の属性に応じた広告コンテンツを特定する場合について説明したが、そうでなくてもよい。学習者の属性に関係なく広告コンテンツの特定が行われてもよい。その場合には、広告連動学習装置1は、学習者属性情報記憶部20を備えていなくてもよい。また、広告コンテンツ記憶部12において、学習者の属性ごとに広告コンテンツが記憶されていなくてもよい。
また、本実施の形態では、正答情報に応じた広告コンテンツを特定する場合について説明したが、そうでなくてもよい。正答情報に応じた広告コンテンツの特定を行わない場合には、広告連動学習装置1は、正答情報生成部19を備えていなくてもよい。また、広告コンテンツ記憶部12において、正答の程度ごとに広告コンテンツが記憶されていなくてもよい。
また、本実施の形態では、広告コンテンツ記憶部12において、解答の正誤ごとに広告コンテンツが記憶されており、正誤情報に対応する広告コンテンツが特定される場合について説明したが、そうでなくてもよい。正誤情報に対応する広告コンテンツの特定が行われない場合には、広告コンテンツ記憶部12において、解答の正誤ごとに広告コンテンツが記憶されていなくてもよい。
また、本実施の形態では、正誤情報に応じた広告コンテンツの特定が行われる場合について説明したが、そうでなくてもよい。正誤情報に応じた広告コンテンツの特定を行わない場合には、広告連動学習装置1は、正誤判断部17や正誤情報記憶部18を備えていなくてもよい。また、学習コンテンツ記憶部11において、学習コンテンツの問題に対応する正解情報が記憶されていなくてもよい。
また、本実施の形態では、学習者の解答に応じて広告コンテンツを特定する場合について説明したが、そうでなくてもよい。特定部21は、受け付けられた解答と関係なく、広告コンテンツの特定を行ってもよい。
また、本実施の形態では、学習コンテンツの一部である部分情報に対応する広告コンテンツを特定する場合について説明したが、そうでなくてもよい。部分情報に対応する広告コンテンツの特定を行わない場合には、広告コンテンツ記憶部12において、部分情報と、広告コンテンツとが対応付けられて記憶されていなくてもよい。
また、上記実施の形態では、広告連動学習装置1がサーバである場合について説明したが、広告連動学習装置1は、スタンドアロンの装置であってもよい。その場合には、出力部13は、表示や音声出力を行ってもよく、受付部14は、キーボードやポインティングデバイス等の入力デバイスからの入力を受け付けてもよい。
また、上記実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素間で行われる情報の受け渡しは、例えば、その情報の受け渡しを行う2個の構成要素が物理的に異なるものである場合には、一方の構成要素による情報の出力と、他方の構成要素による情報の受け付けとによって行われてもよく、あるいは、その情報の受け渡しを行う2個の構成要素が物理的に同じものである場合には、一方の構成要素に対応する処理のフェーズから、他方の構成要素に対応する処理のフェーズに移ることによって行われてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素が実行する処理に関係する情報、例えば、各構成要素が受け付けたり、取得したり、選択したり、生成したり、送信したり、受信したりした情報や、各構成要素が処理で用いるしきい値や数式、アドレス等の情報等は、上記説明で明記していない場合であっても、図示しない記録媒体において、一時的に、あるいは長期にわたって保持されていてもよい。また、その図示しない記録媒体への情報の蓄積を、各構成要素、あるいは、図示しない蓄積部が行ってもよい。また、その図示しない記録媒体からの情報の読み出しを、各構成要素、あるいは、図示しない読み出し部が行ってもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素等で用いられる情報、例えば、各構成要素が処理で用いるしきい値やアドレス、各種の設定値等の情報がユーザによって変更されてもよい場合には、上記説明で明記していない場合であっても、ユーザが適宜、それらの情報を変更できるようにしてもよく、あるいは、そうでなくてもよい。それらの情報をユーザが変更可能な場合には、その変更は、例えば、ユーザからの変更指示を受け付ける図示しない受付部と、その変更指示に応じて情報を変更する図示しない変更部とによって実現されてもよい。その図示しない受付部による変更指示の受け付けは、例えば、入力デバイスからの受け付けでもよく、通信回線を介して送信された情報の受信でもよく、所定の記録媒体から読み出された情報の受け付けでもよい。
また、上記実施の形態において、広告連動学習装置1に含まれる2以上の構成要素が通信デバイスや入力デバイス等を有する場合に、2以上の構成要素が物理的に単一のデバイスを有してもよく、あるいは、別々のデバイスを有してもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、記憶部や記録媒体にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。なお、上記実施の形態における広告連動学習装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、1以上の問題を含んでいる学習コンテンツが記憶される学習コンテンツ記憶部と、2以上の広告コンテンツが記憶される広告コンテンツ記憶部とにアクセス可能なコンピュータを、学習コンテンツ及び広告コンテンツを出力する出力部、出力部が出力する学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する特定部、学習者から、出力された学習コンテンツに対応する解答を受け付ける受付部、受付部が受け付けた解答を蓄積する蓄積部として機能させ、出力部は、特定部が特定した広告コンテンツを出力する、プログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を受け付ける受付部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には少なくとも含まれない。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、プログラムプロダクトを構成するプログラムとして用いられてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
図12は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による広告連動学習装置1を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
図12において、コンピュータシステム900は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905、FD(Floppy(登録商標) Disk)ドライブ906を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図13は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図13において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905、FDドライブ906に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915とを備える。なお、コンピュータ901は、LANやWAN等への接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
コンピュータシステム900に、上記実施の形態による広告連動学習装置1の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921、またはFD922に記憶されて、CD−ROMドライブ905、またはFDドライブ906に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921やFD922、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態による広告連動学習装置1の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上より、本発明による広告連動学習装置等によれば、学習者に広告を提示できるという効果が得られ、eラーニングの装置等として有用である。
1 広告連動学習装置
2 端末装置
11 学習コンテンツ記憶部
12 広告コンテンツ記憶部
13 出力部
14 受付部
15 蓄積部
16 解答記憶部
17 正誤判断部
18 正誤情報記憶部
18 正誤情報記部
19 正答情報生成部
20 学習者属性情報記憶部
21 特定部

Claims (10)

  1. 1以上の問題を含んでいる学習コンテンツと、当該学習コンテンツの問題に対応する正解に関する情報である正解情報とが記憶される学習コンテンツ記憶部と、
    2以上の広告コンテンツが記憶される広告コンテンツ記憶部と、
    前記学習コンテンツ及び前記広告コンテンツを出力する出力部と、
    前記出力部が出力する学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する特定部と、
    学習者から、出力された学習コンテンツに対応する解答を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた解答を蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積部が蓄積した解答の正誤に関する情報である正誤情報が記憶される正誤情報記憶部と、
    前記蓄積部が蓄積した解答と、当該解答に対応する正解情報とを用いて、当該解答の正誤を判断し、その判断結果を示す正誤情報を前記正誤情報記憶部に蓄積する正誤判断部と、を備え、
    前記広告コンテンツ記憶部には、問題の正解に対応する広告コンテンツ及び当該問題の不正解に対応する広告コンテンツが記憶され、
    前記特定部は、前記正誤判断部が蓄積した正誤情報が正解であることを示す場合には、正解に対応する広告コンテンツを特定し、当該正誤情報が不正解であることを示す場合には、不正解に対応する広告コンテンツを特定し、
    前記出力部は、前記特定部が特定した広告コンテンツを出力する、広告連動学習装置。
  2. 1以上の問題を含んでいる学習コンテンツと、当該学習コンテンツの問題に対応する正解に関する情報である正解情報とが記憶される学習コンテンツ記憶部と、
    2以上の広告コンテンツが記憶される広告コンテンツ記憶部と、
    前記学習コンテンツ及び前記広告コンテンツを出力する出力部と、
    前記出力部が出力する学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する特定部と、
    学習者から、出力された学習コンテンツに対応する解答を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた解答を蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積部が蓄積した解答の正誤に関する情報である正誤情報が記憶される正誤情報記憶部と、
    前記蓄積部が蓄積した解答と、当該解答に対応する正解情報とを用いて、当該解答の正誤を判断し、その判断結果を示す正誤情報を前記正誤情報記憶部に蓄積する正誤判断部と、
    前記正誤情報を用いて、学習コンテンツに対応する正答の程度を示す正答情報を生成する正答情報生成部と、を備え、
    前記広告コンテンツ記憶部には、正答の程度ごとに広告コンテンツが記憶され、
    前記特定部は、前記正答情報生成部が生成した正答情報に応じた広告コンテンツを特定し、
    前記出力部は、前記特定部が特定した広告コンテンツを出力する、広告連動学習装置。
  3. 前記広告コンテンツ記憶部には、学習コンテンツの一部である部分情報と、広告コンテンツとが対応付けられて記憶され、
    前記特定部は、前記出力部が出力する学習コンテンツの部分情報に対応する広告コンテンツを特定する、請求項1または請求項2記載の広告連動学習装置。
  4. 前記部分情報は、学習コンテンツに含まれる単語である、請求項記載の広告連動学習装置。
  5. 学習者を識別する学習者識別子と、当該学習者識別子で識別される学習者の属性とを有する学習者属性情報が2以上記憶される学習者属性情報記憶部をさらに備え、
    前記広告コンテンツ記憶部には、属性ごとに広告コンテンツが記憶され、
    前記特定部は、前記出力部による学習コンテンツの出力先である学習者を識別する学習者識別子に対応する属性に応じた広告コンテンツを特定する、請求項1から請求項のいずれか記載の広告連動学習装置。
  6. 前記属性は、学習者の所属、または学習者の役職である、請求項記載の広告連動学習装置。
  7. 1以上の問題を含んでいる学習コンテンツと、当該学習コンテンツの問題に対応する正解に関する情報である正解情報とが記憶される学習コンテンツ記憶部と、2以上の広告コンテンツが記憶される広告コンテンツ記憶部と、出力部と、特定部と、受付部と、蓄積部と、前記蓄積部が蓄積した解答の正誤に関する情報である正誤情報が記憶される正誤情報記憶部と、正誤判断部とを用いて処理される広告連動学習方法であって、
    前記出力部が、前記学習コンテンツを出力する学習出力ステップと、
    前記受付部が、学習者から、出力された学習コンテンツに対応する解答を受け付ける受付ステップと、
    前記蓄積部が、前記受付ステップで受け付けた解答を蓄積する蓄積ステップと、
    前記正誤判断部が、前記蓄積ステップで蓄積した解答と、当該解答に対応する正解情報とを用いて、当該解答の正誤を判断し、その判断結果を示す正誤情報を前記正誤情報記憶部に蓄積する正誤判断ステップと、
    前記特定部が、前記学習出力ステップで出力する学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する特定ステップと、
    前記出力部が、前記特定ステップで特定した広告コンテンツを出力する広告出力ステップと、を備え
    前記広告コンテンツ記憶部には、問題の正解に対応する広告コンテンツ及び当該問題の不正解に対応する広告コンテンツが記憶され、
    前記特定ステップでは、前記正誤判断ステップで蓄積した正誤情報が正解であることを示す場合には、正解に対応する広告コンテンツを特定し、当該正誤情報が不正解であることを示す場合には、不正解に対応する広告コンテンツを特定する、広告連動学習方法。
  8. 1以上の問題を含んでいる学習コンテンツと、当該学習コンテンツの問題に対応する正解に関する情報である正解情報とが記憶される学習コンテンツ記憶部と、2以上の広告コンテンツが記憶される広告コンテンツ記憶部と、出力部と、特定部と、受付部と、蓄積部と、前記蓄積部が蓄積した解答の正誤に関する情報である正誤情報が記憶される正誤情報記憶部と、正誤判断部と、正答情報生成部とを用いて処理される広告連動学習方法であって、
    前記出力部が、前記学習コンテンツを出力する学習出力ステップと、
    前記受付部が、学習者から、出力された学習コンテンツに対応する解答を受け付ける受付ステップと、
    前記蓄積部が、前記受付ステップで受け付けた解答を蓄積する蓄積ステップと、
    前記正誤判断部が、前記蓄積ステップで蓄積した解答と、当該解答に対応する正解情報とを用いて、当該解答の正誤を判断し、その判断結果を示す正誤情報を前記正誤情報記憶部に蓄積する正誤判断ステップと、
    前記正答情報生成部が、前記正誤情報を用いて、学習コンテンツに対応する正答の程度を示す正答情報を生成する正答情報生成ステップと、
    前記特定部が、前記学習出力ステップで出力する学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する特定ステップと、
    前記出力部が、前記特定ステップで特定した広告コンテンツを出力する広告出力ステップと、を備え、
    前記広告コンテンツ記憶部には、正答の程度ごとに広告コンテンツが記憶され、
    前記特定部は、前記正答情報生成ステップで生成した正答情報に応じた広告コンテンツを特定する、広告連動学習方法。
  9. 1以上の問題を含んでいる学習コンテンツと、当該学習コンテンツの問題に対応する正解に関する情報である正解情報とが記憶される学習コンテンツ記憶部と、2以上の広告コンテンツが記憶される広告コンテンツ記憶部と、解答の正誤に関する情報である正誤情報が記憶される正誤情報記憶部とにアクセス可能なコンピュータを、
    前記学習コンテンツ及び前記広告コンテンツを出力する出力部、
    前記出力部が出力する学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する特定部、
    学習者から、出力された学習コンテンツに対応する解答を受け付ける受付部、
    前記受付部が受け付けた解答を蓄積する蓄積部
    前記蓄積部が蓄積した解答と、当該解答に対応する正解情報とを用いて、当該解答の正誤を判断し、その判断結果を示す正誤情報を前記正誤情報記憶部に蓄積する正誤判断部として機能させ、
    前記広告コンテンツ記憶部には、問題の正解に対応する広告コンテンツ及び当該問題の不正解に対応する広告コンテンツが記憶され、
    前記特定部は、前記正誤判断部が蓄積した正誤情報が正解であることを示す場合には、正解に対応する広告コンテンツを特定し、当該正誤情報が不正解であることを示す場合には、不正解に対応する広告コンテンツを特定し、
    前記出力部は、前記特定部が特定した広告コンテンツを出力する、プログラム。
  10. 1以上の問題を含んでいる学習コンテンツと、当該学習コンテンツの問題に対応する正解に関する情報である正解情報とが記憶される学習コンテンツ記憶部と、2以上の広告コンテンツが記憶される広告コンテンツ記憶部と、解答の正誤に関する情報である正誤情報が記憶される正誤情報記憶部とにアクセス可能なコンピュータを、
    前記学習コンテンツ及び前記広告コンテンツを出力する出力部、
    前記出力部が出力する学習コンテンツに関連する広告コンテンツを特定する特定部、
    学習者から、出力された学習コンテンツに対応する解答を受け付ける受付部、
    前記受付部が受け付けた解答を蓄積する蓄積部、
    前記蓄積部が蓄積した解答と、当該解答に対応する正解情報とを用いて、当該解答の正誤を判断し、その判断結果を示す正誤情報を前記正誤情報記憶部に蓄積する正誤判断部、
    前記正誤情報を用いて、学習コンテンツに対応する正答の程度を示す正答情報を生成する正答情報生成部として機能させ、
    前記広告コンテンツ記憶部には、正答の程度ごとに広告コンテンツが記憶され、
    前記特定部は、前記正答情報生成部が生成した正答情報に応じた広告コンテンツを特定し、
    前記出力部は、前記特定部が特定した広告コンテンツを出力する、プログラム。
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