JP5907771B2 - 包装用箱及びその展開シート並びに包装方法 - Google Patents

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本発明は、例えば、アンプルやバイヤル瓶などの割れ物からなる容器を収容するにあたり、外力からの緩衝空間を底部に形成する包装用箱及びその展開シート並びに当該展開シートを用いた包装方法に関する。
従来、割れ物からなる容器を収容するにあたり、当該容器の破損の虞を軽減すべく、外力からの緩衝空間を底部に形成する支持台を、箱本体(箱主体)に収納する手法が用いられていた(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平10−291522号公報
しかしながら、上記手法にあっては、箱本体と支持台の展開シートについて個々に裁断及び組み立ての工程が必要である他、組み上がった箱本体への支持台や緩衝剤の収容工程を要し極めて煩雑であり、それが箱本体の破損やパッケージの歩留まり低下を招来する。
この様な実態に鑑み、箱本体の破損の虞を軽減しつつ、より簡単かつ確実に容器の包装を行うことができる包装用箱及びその展開シート並びに包装方法が求められていた。
上記課題を解決すべく為された本発明による包装用箱は、一連の展開シートから組み立ててなり、平面形状が略四角形の箱本体と、当該箱本体に内蔵され緩衝空間を底部に形成する支持台を具備したラップアラウンド(wrap-around)型包装用箱である。
前記箱本体は、前記蓋部、背面板部、底板部、正面板部を一列に連結して備え、前記支持台は、前記箱本体の正面板部の上端から当該箱本体の内側へ垂下した吊板部と、当該吊板部の下端から背面板部に向かって延出した台部と、当該台部の先端から上方へ屈曲した突っ張り部と、前記台部の先端から台部の一部が下方へ屈曲してなる脚部を備え、前記突っ張り部と脚部は一体的に連続し、前記脚部は、前記吊板部の長さと前記正面板部の高さとの差分前記台部の先端から下方へ延出することを特徴とする。
上記課題を解決すべく為された本発明による包装用箱の展開シートは、平面形状が略四角形の箱本体と、当該箱本体に内蔵され緩衝空間を底部に形成する支持台を具備した包装用箱に組み上がる一連の展開シートである。
この展開シートは、前記箱本体を構成する蓋構成部、背面板部、底板部、正面板部、及び側面構成部を備えると共に、前記支持台を構成する吊板部、台部、突っ張り部、及び脚部を備え、前記蓋構成部の蓋部、背面板部、底板部、正面板部、吊板部、台部、及び突っ張り部を一列に連結して備えると共に、前記台部から切り出され当該台部と突っ張り部の境界を支点として当該突っ張り部の反対側で当該突っ張り部と一体的に揺動する脚部を備え、前記吊板部、台部、及び突っ張り部の幅は、前記箱本体の幅よりも狭く、前記吊板部の長さは、当該吊板部が連続する前記正面板部の高さよりも短く、前記台部の奥行は、前記箱本体の奥行と略等しく、当該脚部の高さは、前記吊板部の長さと、当該吊板部が連続する正面板部の高さとの差に略等しいことを特徴とする。

前本発明による包装用箱の展開シートは、前記突っ張り部と前記脚部との連結部を除く前記台部と突っ張り部の間、台部と吊板部との間、及び吊板部とそれに連続する正面板部との境界に、断続的な切込み又は非貫通の切込みを入れた構造を採ることができる。また、容器を包装する前に、予め、前記吊板部とそれに連続する正面板部とを接合した構造を採ることができる。
上記課題を解決すべく為された本発明による容器の包装方法は、前記台部に包装すべき容器の底部を接着する工程又は前記台部に容器を装填した支持部材を載置する工程と、当該台部上に支持した容器を内側にして、前記蓋構成部の蓋部、背面板部、底板部、正面板部、吊板部、台部、及び突っ張り部を筒状に組み立てる工程と、左右側面構成部を組み立てて両側面を封じる工程を経ることを特徴とする。
本発明による包装用箱によれば、前記箱本体は、前記蓋部、背面板部、底板部、正面板部を一列に連結して備えると共に、前記支持台は、前記箱本体の正面板部の上端から当該箱本体の内側へ垂下した吊板部と、当該吊板部の下端から背面板部に向かって延出した台部と、当該台部の先端から上方へ屈曲した突っ張り部と、前記台部の先端から台部の一部が下方へ屈曲してなる脚部を備え、且つ前記突っ張り部と脚部は一体的に連続する構成を持つことによって、前記吊板部とそれに連続する正面板部とが重なる様に折り曲げた上で、台部に容器の底部を接着し又は前記台部に容器を装填した支持部材を載置し、当該台部上に支持した容器を内側にして、前記蓋構成部の蓋部、背面板部、底板部、正面板部、吊板部、台部、及び突っ張り部を筒状に折り曲げる等により極めて容易に且つ手早く組み立てることができる。また、前記吊板部と脚部の存在によって、箱の底部に確実に緩衝空隙を設けることができる。
本発明による包装用箱の展開シートによれば、前記箱本体を構成する蓋構成部、背面板部、底板部、正面板部、及び側面構成部を備えると共に、前記支持台を構成する吊板部、台部、突っ張り部、及び脚部を備え、前記蓋構成部の蓋部、背面板部、底板部、正面板部、吊板部、台部、及び突っ張り部を一列に連結して備えると共に、前記台部から切り出され当該台部と突っ張り部の境界を支点として当該突っ張り部の反対側で当該突っ張り部と一体的に揺動する脚部を備える構成を採ることによって、前記吊板部とそれに連続する正面板部とが重なる様に折り曲げた上で、台部に容器の底部を接着し又は前記台部に容器を装填した支持部材を載置し、当該台部上に支持した容器を内側にして、前記蓋構成部の蓋部、背面板部、底板部、正面板部、吊板部、台部、及び突っ張り部を筒状に折り曲げる等により極めて容易に且つ手早く組み立てることができる。前記吊板部と脚部の存在によって、箱の底部に確実に緩衝空隙を設けることができる。
前記突っ張り部と前記脚部との連結部を除く前記台部と突っ張り部の間、台部と吊板部との間、及び吊板部とそれに連続する正面板部との境界に、断続的な切込みD又は非貫通の切込みDを入れた構造を採ることによって、包装工程(特に折り曲げ工程)における支持台の屈曲位置にバラツキがなくなり、組み上げ後の安定した形態を得ることができるのみならず、包装工程(特に折り曲げ工程)における折り曲げ抵抗の緩和にも寄与する。
また、容器を包装する前に、予め、前記吊板部とそれに連続する正面板部とを接合した構造を採ることによって、当該台部上に支持した容器を内側にして、前記蓋構成部の蓋部、背面板部、底板部、正面板部、吊板部、台部、及び突っ張り部を筒状に組み立てる工程をワンアクションで行うことが可能となる。
前記展開シートの前記台部に包装すべき容器の底部を接着する工程又は前記台部に容器を装填した支持部材を載置する工程と、当該台部上に支持した容器を内側にして、前記蓋構成部の蓋部、背面板部、底板部、正面板部、吊板部、台部、及び突っ張り部を筒状に組み立てる工程と、左右側面構成部を組み立てて両側面を封じる工程を経ることによって、容器の収容及び位置決めが容易となり、ワンアクションによる組み立て工程を側面の密閉工程を経て、比較的容易にかつ速やかに容器の包装を行うことができる。
しかも、容器が予め台部に接着され、又は前記台部に容器を装填した支持部材が載置されていることから、箱本体の組み上げ後に、位置決め等の作業を要する容器の装填作業が不要となる。
本発明による包装用箱の展開シート及び包装方法の一例を示す組み立て過程における側面図と平面図である。 本発明による包装用箱の展開シート及び包装方法の一例を示す組み立て過程における側面図(上段)と平面図(下段)である。 本発明による包装用箱及びその展開シート並びに包装方法の一例を示す組み立て過程における側面図(上段)と平面図(下段)である。 本発明による包装用箱の展開シート並びに包装方法の一例を示す組み立て過程における平面図(上段)と側面図(下段)である。 本発明による包装用箱の展開シートの一例を示す(A):平面図と(B):側面図である。 本発明による包装用箱の展開シートの一例を示す(A):平面図と(B):側面図である。 本発明による包装用箱の一例を示す開封状況及び開封後の閉鎖状況を示す正面図である。 本発明による包装用箱に装填する支持部材及び容器の位置態様を示す(A):側面図、(B):平面図、及び(C):正面図である。
以下、本発明による包装用箱の実施の形態を、その展開シート及びそれを用いた包装方法の実施の形態と共に、詳細に説明する。
本発明による包装用箱は、一連の展開シートから組み立ててなり、上方へ開閉する蓋部1aを具備する平面形状が略四角形の箱本体Aと、当該箱本体Aに内蔵され、緩衝空間を底部に形成すると共に、容器Cの下端部を支える支持台Bを具備したものである。
当該例において用いた展開シートは、前記ラップアラウンド型包装用箱に組み上がる一連の一枚の厚紙からなる展開シートであって、前記箱本体Aを構成する蓋構成部1、背面板部2、底板部3、正面板部4、及び側面構成部5を備えると共に、前記支持台Bを構成する吊板部6、台部7、突っ張り部8、及び脚部9を備える(図5参照)。
当該例における蓋構成部1は、箱本体Aの開口部の全体を覆う蓋部1aと、当該蓋部1aの先端から延出し正面板部4の表面に定着する封止部1bと、前記蓋部1aの左右側方に各々連結し、前記箱本体Aの側面を覆う側板部5aからなる(図2参照)。前記蓋部1aと側板部5aとの境には、開封の際に両者を分断するミシン目1gを備える。
前記封止部1bは、全体として方形状を呈し、その先端中央部に設けた引き出しリップ1cの左右両端から当該封止部の左右側縁へ対照的に刻まれたミシン目1dを境として、中央部の開閉部1eと、左右先端部に設定した二つの定着部1fを備える(図7(A)参照)。前記開閉部1eは、開封時においてミシン目1dが破断しV字状を呈して開閉可能となり、定着部1fは、正面板の表面に定着する際に接着されており、開封時にあっても正面板部4の表面に留まる(図7(B)(C))。
当該例における前記背面板部2、底板部3、及び正面板部4は、方形状に設定され、その左右側方に各々連結し、前記箱本体Aの側面を閉鎖し、且つ前記側板部5aを裏支えする横閉鎖片5b、縦閉鎖片5c、及び横閉鎖片5dを備える。
当該例における正面板部4は、前記背面板部2と略同寸法同形状であり、特に正面板部4の中央部には、前記引き出しリップ1cを挿入するための切込み4aを備える(図7(D)参照)。
当該例における側面構成部5は、前記側板部5a、横閉鎖片5b,5d、及び縦閉鎖片5cとで構成され、2枚の横閉鎖片5b,5dで箱本体Aの側方開口部の大部分を封じ、更に、当該開口部を略等しい幅の縦閉鎖片5cを重ね、最後に、当該開口部と略等しい寸法の前記側板部5aで、箱本体Aの左右側方開口部を封鎖する(図3参照)。
当該例における吊板部6は、全体として方形状を呈し、その前記正面板部4の高さよりも短く設定され、中央下部に、前記正面板部4の切込みの全体を除く方形状の窓孔6aを備えている(図1及び図4乃至図6参照)。
当該例における台部7は、全体として略方形状を呈し、その奥行は、前記箱本体Aの奥行と略等しく、その先端から発するU字状の切込み7a,7aを一対左右対称的に備えている。当該例における台部7は、当該切込み7aを以って脚部9の裁断がなされ、且つその裁断は、切り出される脚部9の長さが台部7の高さと等しくなる様にされている。
当該例における突っ張り部8は、全体として略方形状を呈し、前記脚部9との間で屈曲が生じない様に、折り曲げ線や切込みを設けることなく脚部から続く一連の領域として設定する。而して、前記脚部9は、前記台部7の先端を支点とした前記突っ張り部8の揺動に伴い、当該支点を境として反対側に離脱し、前記台部7に対して一致した振れ角を以って揺動可能となる。
前記振れ角が直角となった際、当該脚部9の高さは最高となって台部7を支持するが、脚部9の長さを、前記吊板部6の長さと前記正面板部4の高さとの差に略等しく設定することによって、前記台部7と底板部3との平行を維持できる(図2(A))。
上記包装用箱の展開シートは、前記封止部1b、蓋部1a、背面板部2、底板部3、正面板部4、吊板部6、台部7、及び突っ張り部8は、順に一列に連結し、一方向への曲げ成形のみにより、箱本体A及び支持台Bを重ねて断面方形状の筒状に成形することができる。
以下、本発明による容器の包装方法の実施の形態を図面に基づき具体的に説明する。
ここで示す例は、上記容器包装用箱の展開シートを用い、ガラス製の容器(バイヤル瓶)Cを包装する例である。
当該例は、前記吊板部6と正面板部4との境界で折り曲げ当該吊板部6と正面板部4を接着する折り重ね工程と、前記台部7に包装すべき容器Cの底部を容器C同士の間隔を離隔して接着する装填工程と、当該台部7に接着した容器Cを内側にして、前記正面板部4、底板部3、背面板部2、及び蓋構成部1の蓋部1a、並びに吊板部6、台部7、及び突っ張り部8を重ねて断面四角形の筒状に成形する包装工程と、左右側面構成部5を折り重ねて糊付けし両側面を封じる密封工程を経るものである。
前記折り重ね工程は、前記箱本体Aの封止部1b、蓋部1a、背面板部2、底板部3、及び正面板部4と、突っ張り部8、台部7、及び吊板部6とを二枚重ねにすると共に、前記箱本体Aの封止部1b、蓋部1a、背面板部2、底板部3、及び正面板部4と、突っ張り部8、台部7、及び吊板部6とを、前記正面板部4と吊板部6との境界を基点として位置決めするものである(図6参照)。
位置決めは、前記正面板部4と吊板部6との間で折り曲げ、且つ接着することによって安定することから、量産に供する場合には、上記展開シートの全てについて当該折り重ね工程を予め行った上で、以後の工程を行っても良い。
前記装填工程は、例えば、前記折り重ね工程を経た台部7の表面に、接着剤を塗布し、又は接着剤を塗布した粘着シートを、包装する各容器Cについて、縦横若しくは千鳥状又は全面に亘って各容器Cの側方へ十分な間隔を取れる配置が可能となる様に貼着し、それらの接着剤の上に、所定の装填手段で所定の個数の容器Cを所定の配置で載置し接着するものである(図1参照)。
前記接着剤は、包装工程又は輸送時の動揺や衝撃にあっても剥がれない強度を持ったものである必要がある。
前記装填工程の別の例としては、前記台部7の表面に、前記箱本体Aの底板部3と略等しい形状の下支持部11aと、縦横若しくは千鳥状又は全面に亘って各容器Cの側方へ十分な間隔を取れる配置に容器Cの胴部断面形状をくり抜いた中支持部11bとを備える箱状の支持部材11を用いる例が挙げられる。即ち、各くり抜き部10の各々に容器Cを装填した支持部材11を、前記台部7の上に各々の縁を合わせて載置するものである(図8参照)。
尚、当該支持部材11を単独で載置し、後に、各くり抜き部10の各々に容器Cを装填することもできることは言うまでもない。
前記包装工程は、例えば、前記底板部3の位置を固定して、前記正面板部4及び前記背面板部2を直角に立ち上げ(図2(A)参照)、当該背面板部2の上端から前記蓋部1aで前記底板部3の上位を覆う様に直角に折り曲げ(図2(B)参照)、更に、当該蓋部1aの先端から前記正面板部4の表面を覆う様に前記封止部1bを下向きに折り曲げるものである(図2(C)参照)。尚、前記装填工程において、予め、前記正面板部4の表面に接着剤を塗布しておけば、当該包装工程の終了を以って、前記封止部1bは、前記正面板部4の表面に定着する。
その際、前記正面板部4及び前記背面板部2を直角に立ち上げると、自動的に台部7の先端及び基端において前記突っ張り部8及び吊板部6が前記正面板部4及び背面板部2と同様に立ち上がると共に、前記突っ張り部8と一体的に揺動する脚部が台部7の構成面から離脱して立ち上がる(図2(A)参照)。
この様に、本包装工程においては、前記支持台Bに対して別途操作を行うまでもなく、支持台Bによる高床構造が、容器Cを下支えする形態で形成されることとなる。
尚、当該例における展開シートは厚紙を用いていることから、前記正面板部4及び背面板部2を直角に立ち上げた際の、前記突っ張り部8及び吊板部6の立ち上がりの追従が不十分である場合には、前記支持台Bの組み上がり形態にバラツキが生じ容器Cが箱本体Aの内面と抵触する可能性がある。
この様な前記支持台Bの成形上の便宜に鑑み、前記突っ張り部8と前記脚部9との連結部を除く前記台部7と突っ張り部8の間、台部7と吊板部6との間、及び吊板部6とそれに連続する正面板部4との境界に、断続的な切込みD又は非貫通の切込みDを入れた展開シートとすることも可能である(図1又は図4参照)。
前記吊板部6、台部7、及び突っ張り部8の幅を、前記箱本体の内空部の幅よりも狭くすることも、前記支持台Bの成形上の便宜(組み上がり形態の安定化等)に資することとなる。
前記密封工程は、先にも書いた通り、2枚の横閉鎖片5b,5dで箱本体Aの側方開口部の大部分を封じ、更に、当該開口部を略等しい幅の縦閉鎖片5cを重ね、接着剤を適宜塗布しつつ、最後に、当該開口部と略等しい寸法の前記側板部5aで、前記箱本体Aの左右側方開口部を封鎖する(図3参照)。
以上の如く、前記展開シートを用い、前記包装方法を実施すれば、以下の通り、別途空隙部材や支持台を装填する必要が無く、前記箱本体Aは、前記蓋部1a、背面板部2、底板部3、正面板部4を一列に連結して備え、前記支持台Bは、前記箱本体Aの正面板部4の上端から当該箱本体Aの内側へ垂下した吊板部6と、当該吊板部6の下端から背面板部2に向かって延出した台部7と、当該台部7の先端から上方へ屈曲した突っ張り部8と、前記台部7の先端を支点として当該台部7の一部が下方へ離脱してなる脚部9を備え、前記突っ張り部8と脚部9は一体的に連続し、前記脚部9は、前記吊板部6の長さと前記正面板部4の高さとの差分前記台部7の先端から下方へ延出し、緩衝空隙を形成するラップアラウンド型包装容器が、予め、容器Cが収納された状態で形成される。
A 箱本体,B 支持台,C 容器,D 切込み,
1 蓋構成部,1a 蓋部,1b 封止部,1c 引出リップ,1d ミシン目,
1e 開閉部,1f 定着部,1g ミシン目,
2 背面板部,3 底板部,4 正面板部,4a 切込み,
5 側面構成部,5a 側板部,5b 横閉鎖片,5c 縦閉鎖片,5d 横閉鎖片,
6 吊板部,6a 窓孔,7 台部,7a 切込み,8 突っ張り部,9 脚部,
10 くり抜き部,11 支持部材,11a 下支持部,11b 中支持部,

Claims (3)

  1. 平面形状が略四角形の箱本体と、当該箱本体に内蔵され緩衝空間を底部に形成する支持台を具備した包装用箱に組み上がる一連の展開シートであって、
    前記箱本体を構成する蓋構成部、背面板部、底板部、正面板部、及び側面構成部を備えると共に、
    前記支持台を構成する吊板部、台部、突っ張り部、及び脚部を備え、
    前記蓋構成部の蓋部、背面板部、底板部、正面板部、吊板部、台部、及び突っ張り部は、順に一列に連結し、
    前記脚部は、前記台部の先端を支点とした前記突っ張り部の揺動に伴い離脱可能に台部に切り込まれ、
    前記吊板部、台部、及び突っ張り部の幅は、前記箱本体の幅よりも狭く、
    前記吊板部の長さは、当該吊板部が連続する前記正面板部の高さよりも短く、
    前記台部の奥行は、前記箱本体の奥行と略等しく、
    当該脚部の高さは、前記吊板部の長さと、当該吊板部が連続する正面板部の高さとの差に略等しい包装用箱の展開シートを用い、
    前記吊板部と正面板部との境界で折り曲げ当該吊板部と正面板部を接着する工程と、
    前記台部に包装すべき容器の底部を接着する工程又は前記台部に容器を装填した支持部材を載置する工程と、
    当該台部上に支持した容器を内側にして、前記正面板部、底板部、背面板部、及び蓋構成部の蓋部、並びに吊板部、台部、及び突っ張り部を重ねて断面四角形の筒状に成形する工程と、
    左右側面構成部を組み立てて両側面を封じる工程を経ることを特徴とする容器の包装方法。
  2. 平面形状が略四角形の箱本体と、当該箱本体に内蔵され緩衝空間を底部に形成する支持台を具備した包装用箱に組み上がる一連の展開シートであって、
    前記箱本体を構成する蓋構成部、背面板部、底板部、正面板部、及び側面構成部を備えると共に、
    前記支持台を構成する吊板部、台部、突っ張り部、及び脚部を備え、
    前記蓋構成部の蓋部、背面板部、底板部、正面板部、吊板部、台部、及び突っ張り部は、順に一列に連結し、
    前記脚部は、前記台部の先端を支点とした前記突っ張り部の揺動に伴い離脱可能に台部に切り込まれ、
    前記吊板部、台部、及び突っ張り部の幅は、前記箱本体の幅よりも狭く、
    前記吊板部の長さは、当該吊板部が連続する前記正面板部の高さよりも短く、
    前記台部の奥行は、前記箱本体の奥行と略等しく、
    当該脚部の高さは、前記吊板部の長さと、当該吊板部が連続する正面板部の高さとの差に略等しい包装用箱の展開シートであって、
    前記吊板部とそれに連続する正面板部が接合されている包装用箱の展開シートを用い、
    前記台部に包装すべき容器の底部を接着する工程又は前記台部に容器を装填した支持部材を載置する工程と、
    当該台部上に支持した容器を内側にして、前記正面板部、底板部、背面板部、及び蓋構成部の蓋部、並びに吊板部、台部、及び突っ張り部を重ねて断面四角形の筒状に成形する工程と、
    左右側面構成部を組み立てて両側面を封じる工程を経ることを特徴とする容器の包装方法。
  3. 前記突っ張り部と前記脚部との連結部を除く前記台部と突っ張り部の間、台部と吊板部との間、及び吊板部とそれに連続する正面板部との境界に、断続的な切込み又は非貫通の切込みを備える包装用箱の展開シートを用いることを特徴とする前記請求項1又は前記請求項2のいずれかに記載の容器の包装方法。
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