JP5904831B2 - 光学式検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、前方へ光を発してその反射光を検知することで、前方に被検知物が存在しているか否かが判別される光学式検知装置に関する。
電子機器の前方に人や手が存在しているか否かを検知する光学式検知装置が知られている。
特許文献1に記載された光学式検知装置は、基板に発光部と受光部が並んで配置され、その前方に透明基板が配置されている。発光部から赤外線が発せられ透明基板を透過して前方へ送られる。赤外線が透明基板の前方の被検知物に反射されると、その反射光が受光部で受光される。受光部の受光光量を監視することで前方に被検知物が存在しているか否かが判別される。
特開2001−194232号公報
特許文献1に記載されている光学式検知装置では、受光部において被検知物からの反射光のみならず外光も受光されるため、電子機器に強い外光が与えられると被検知物を検知する検知精度が低下する。
そこで、検知用の発光部から前方へ発せられる赤外線の一部を導光部材で案内して受光部で受光させ、さらにモニター用の発光素子から発せられる赤外線を同じ導光部材で案内して受光部で受光させて、検知用の発光部から発せられる光とモニター用の発光素子から発せられる光の受光光量を比較することで、外光による検知精度の低下を補償することができる。
しかし、この構造の光学式検知装置は、検知用の発光部から発せられて受光部で受光される光量と、モニター用の発光素子から発せられて受光部で検知される光量とがバランスがとれるように調整することが必要であり、光学式検知装置の設計が難しい。特に、検知用の発光部が複数設けられたものでは、受光光量のバランスの設計がさらに困難になる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、発光素子から発せられた光と被検知物から反射された反射光を受光素子で受光する構造が採用され、さらに検知用の光とモニター用の光をバランスの良い光量で受光できる光学式検知装置を提供することを目的としている。
本発明の光学式検知装置は、互いに異なるタイミングで光を発するモニター用発光素子ならびに検知用発光素子と、前記モニター用発光素子と前記検知用発光素子と並んで配置された受光素子と、前記検知用発光素子ならびに前記受光素子の前方に配置された導光部材とを有しており、
前記検知用発光素子から前記導光部材の内部に入射した基準光が前記導光部材の内部を伝達して前記受光素子で受光されるとともに、前記検知用発光素子から前記導光部材を透過して前方に位置する被検知物で反射された反射検知光が前記導光部材に導かれて前記受光素子で受光され、
前記モニター用発光素子と前記導光部材との間に遮蔽部が設けられ、前記モニター用発光素子から発せられたモニター光が前記受光素子に直接に入射可能とされており、
前記検知用発光素子が発光しているときに前記受光素子で受光される受光出力と、前記モニター用発光素子が発光しているときに前記受光素子で受光される受光出力とから、前記被検知物が存在しているか否かが判別されるものであって、
前記導光部材の一部が集光部となっており、前記集光部に、前記受光素子に対向する出光面と、前記出光面を起点として前方に向かうにしたがって前記モニター用発光素子と前記検知用発光素子が並ぶ横方向に広がる傾斜面とが形成されており、前記モニター用発光素子が前記傾斜面に対向していることを特徴とするものである。
本発明の光学式検知装置は、モニター用発光素子から発せられるモニター光が、受光素子に直接に受光されるため、モニター光の受光量を調整するのが容易であり、その結果、モニター光と基準光の受光光量のバランス調整が容易になる。
また、導光部材の一部に集光部を設けることで、モニター用発光素子から導光部材にモニター光が入りにくく、モニター光が直接に受光素子に与えられやすくなる。一方で、導光部材の内部を伝わる基準光ならびに導光部材に入射した反射検知光が、受光素子に向けて効果的に導かれる。
本発明は、前記導光部材が、前記検知用発光素子と対向する検知透過部と、前記検知透過部と前記傾斜面との間に位置する導光部とを有しており、前後方向の肉厚寸法は、前記検知透過部よりも前記導光部が小さいことが好ましい。
上記構成では、検知用発光素子から発せられた光が検知透過部を透過して前方へ送り出されやすくなり、検知用発光素子から導光部材に入射した基準光は、導光部において減衰が少ない状態で受光素子に導かれる。その結果、検知用発光素子から発せられた光のうちの導光部材内を伝播する基準光と、前方へ透過する光の量のバランスを設定しやすくなる。
本発明は、前記導光部と前記検知透過部は、異なる部分成形型によって成形される。
上記の部分成形型を使用することで、前記導光部と前記検知透過部の前後方向の肉厚寸法を、使用条件や種々の条件に合わせて設定しやすくなる。
本発明は、前記検知用発光素子として第1の検知用発光素子と第2の検知用発光素子が設けられ、第1の検知用発光素子よりも第2の検知用発光素子が前記受光素子から離れた位置に配置されており、第1の検知用発光素子と第2の検知用発光素子との間で、前記導光部材の一部に、後方に向かうにしたがって第2の検知用発光素子から徐々に離れる向きに傾斜する導入傾斜面が形成されているものが好ましい。
上記のように複数の検知用発光素子が使用された場合に、受光素子から離れた位置にある第2の検知用発光素子から発せられて導光部材の内部に与えられる第2の基準光と、受光素子に近い位置にある第1の検知用受光素子から発せられて導光部材の内部に与えられる第1の基準光との光量の差を小さくすることが可能になる。
あるいは、本発明の光学式検知装置は、互いに異なるタイミングで光を発するモニター用発光素子ならびに検知用発光素子と、前記モニター用発光素子と前記検知用発光素子と並んで配置された受光素子と、前記検知用発光素子ならびに前記受光素子の前方に配置された導光部材とを有しており、
前記検知用発光素子から前記導光部材の内部に入射した基準光が前記導光部材の内部を伝達して前記受光素子で受光されるとともに、前記検知用発光素子から前記導光部材を透過して前方に位置する被検知物で反射された反射検知光が前記導光部材に導かれて前記受光素子で受光され、
前記モニター用発光素子と前記導光部材との間に遮蔽部が設けられ、前記モニター用発光素子から発せられたモニター光が前記受光素子に直接に入射可能とされており、
前記検知用発光素子が発光しているときに前記受光素子で受光される受光出力と、前記モニター用発光素子が発光しているときに前記受光素子で受光される受光出力とから、前記被検知物が存在しているか否かが判別されるものであって、
前記検知用発光素子として第1の検知用発光素子と第2の検知用発光素子が設けられ、第1の検知用発光素子よりも第2の検知用発光素子が前記受光素子から離れた位置に配置されており、第1の検知用発光素子と第2の検知用発光素子との間で、前記導光部材の一部に、後方に向かうにしたがって第2の検知用発光素子から徐々に離れる向きに傾斜する導入傾斜面が形成されていることを特徴とするものである。
本発明の光学式検知装置は、モニター用発光素子から発せられて受光素子に直接に与えられるモニター光の受光光量と、検知用発光素子から発せられ導光部材の内部で導かれて受光素子に与えられる基準光の受光光量と、検知用発光素子から発せられて被検知物で反射された反射検知光の受光光量とのバランスをとりやすくなり、高精度な検知動作が可能になる。
本発明の実施の形態の光学式検知装置が搭載された電子機器の一例を示す斜視図、 図1に示す光学式検知装置をII−II線で切断した断面図、 図2に示す断面図の右側の半分を拡大した拡大断面図、 導光部材を成形する成形方法を説明する平面図、 外光を無視したときの検知動作を示す波形図、 受光素子で受光される外光を考慮した検知動作を示す波形図、
図1に、電子機器の一例として車載用表示装置1が示されている。車載用表示装置1は、カーナビゲーション装置や運転情報表示装置または車内の各種コンデション表示装置などとして使用される。
車載用表示装置1は、筐体2の前部にパネル3が設置されている。パネル3に表示窓4が開口しており、液晶表示パネルなどの表示パネルの画面5が表示窓4に現れている。パネル3の前面には、押釦操作部6a,6bならびに回転操作部7a,7bが設けられている。
パネル3の表示窓4の下側に光学式検知装置10が設けられている。光学式検知装置10からパネル3の前方(Y1方向)へ赤外線の光が出され、パネル3の前方に人の手などが近づくと手などで反射された光が光学式検知装置10で検知される。筐体2の内部に設けられた制御装置では、人の手などで反射された光が検知されたときに、画面5の表示内容を切り替えるなどの表示制御動作が行われる。
図2に示す光学式検知装置10の断面図は、Y1方向がパネル3の前方で、Y2方向がパネル3の後方すなわち筐体2が存在している方向である。
光学式検知装置10は、ケース11を有している。ケース11は、内部が前方(Y1方向)と後方(Y2方向)に貫通している角筒形状であり、長手方向がX方向に向けられている。
図2に示すように、角筒形状のケース11の内部に、第1の右仕切り壁12aと第1の左仕切り壁12b、第2の右仕切り壁13aと第2の左仕切り壁13bが一体に形成されている。
第1の右仕切り壁12aと第1の左仕切り壁12bとの間に受光空間14が形成されている。第1の右仕切り壁12aと第2の右仕切り壁13aとの間に、第1の右発光空間15aが、第1の左仕切り壁12bと第2の左仕切り壁13bとの間に、第1の左発光空間15bが形成されている。第2の右仕切り壁13aとケース11の右端壁11aとの間に、第2の右発光空間16aが形成され、第2の左仕切り壁13bとケース11の左端壁11bとの間に、第2の左発光空間16bが形成されている。
図2と図3に示すように、ケース11には、第1の右仕切り壁12aから連続して受光空間14内に延びる遮蔽部17が設けられている。遮蔽部17の内面にY2方向に向かうにしたがって右方向に広がる傾斜面17aが形成されている。ケース11は黒色または濃緑色など任意の色彩を有するプラスチック材料で形成されているが、遮蔽部17の内面ならびに傾斜面17aの表面は平滑面となっており、光を反射しやすい構造である。第1の右仕切り壁12aよりも左側に小壁18が一体に形成されており、遮蔽部17と小壁18との間に光通路19が開口している。
図2に示すように、ケース11の後方側(Y2側)に基板21が取り付けられている。基板21は、第1の右仕切り壁12aと第1の左仕切り壁12bならびに第2の右仕切り壁13aと第2の左仕切り壁13bに密着して取り付けられ、且つケース11の右端壁11aと左端壁11bに密着して取り付けられている。受光空間14ならびに第1の右発光空間15aと第1の左発光空間15bおよび第2の右発光空間16aと第2の左発光空間16bは、基板21によって後方側(Y2側)が閉鎖されている。
基板21のY1側に向く前面の中央部に受光素子22が実装されている。受光素子22は、フォトダイオードまたはフォトトランジスタなどであり、受光空間14の中央部に位置している。基板21の前面にモニター用発光素子23が設けられている。モニター用発光素子23は、第1の右仕切り壁12aと遮蔽部17と小壁18で囲まれた小空間の内部に位置している。
基板21の図示右側の前面に第1の右検知用発光素子24aと第2の右検知用発光素子25aが実装されている。第1の右検知用発光素子24aは、第1の右発光空間15aの内部に位置し、第2の右検知用発光素子25aは第2の右発光空間16aの内部に位置している。基板21の図示左側の前面に第1の左検知用発光素子24bと第2の左検知用発光素子25bが実装されている。第1の左検知用発光素子24bは、第1の左発光空間15bの内部に位置し、第2の左検知用発光素子25bは第2の左発光空間16bの内部に位置している。
モニター用発光素子23ならびに第1の右検知用発光素子24aと第2の右検知用発光素子25aおよび第1の左検知用発光素子24bと第2の左検知用発光素子25bは、赤外線発光ダイオードである。
図2に示すように、ケース11の前方側(Y1側)に導光部材30が取り付けられている。導光部材30は、好ましくは全光線透過率が70%以上の透明または半透明な材料で形成され、例えばアクリル樹脂などで形成されている。
図2と図3に示すように、導光部材30の中央部に集光部31が形成されている。集光部31は後方側(Y2側)へ突出して、受光空間14の内部に位置している。集光部31のY2側の端面は平坦な出光面31aであり、受光素子22に接近して対向している。なお、出光面31aが、出向した光を受光素子22に集光させる凸レンズ面であってもよい。
集光部31には、出光面31aの右端に連続して前方(Y1方向)に向かうにしたがって図示右側に張り出す右側傾斜面32aと、出光面31aの左端に連続して前方(Y1方向)に向かうにしたがって図示左側に張り出す左側傾斜面32bとが形成されている。
図2と図3に示すように、導光部材30には、右側傾斜面32aの終端から右方向へ延びる右側導光部33aが形成されている。右側導光部33aは前後方向の肉厚寸法T1が一定である。右側導光部33aの右端部に段差部34aが形成され、右側導光部33aよりも後方(Y2方向)に、突き当て面35aが形成され、その右側に第1の右検知透過部36aが形成されている。第1の右検知透過部36aの右側に突き当て面37aが形成され、その右側に第2の右検知透過部38aが形成されている。
第1の右検知透過部36aは前後方向の肉厚寸法T2が一定であり、第2の右検知透過部38aは前後方向の肉厚寸法T3が一定である。肉厚寸法T2と肉厚寸法T3は、共に右側導光部33aの肉厚寸法T1よりも大きい。第1の右検知透過部36aの肉厚寸法T2と第2の右検知透過部38aの肉厚寸法T3は同じであってもよいし、肉厚寸法T3が肉厚寸法T2よりも大きくてもよい。
図2に示すように、集光部31の左側には、左側導光部33bおよび段差部34bと突き当て面35bが形成され、さらに第1の左検知透過部36bと突き当て面37bならびに第2の左検知透過部38bが形成されている。導光部材30は左右対称の構造である。
図3に示すように、突き当て面35aは、第1の右仕切り壁12aの先端に突き当てられ、突き当て面37aは、第2の右仕切り壁13aの先端に突き当てられている。図2に示すように、突き当て面35bは第1の左側仕切り壁12bの先端に突き当てられ、突き当て面37bは第2の左仕切り壁13bの先端に突き当てられている。
その結果、第1の右検知用発光素子24aが第1の右検知透過部36aに対向し、第2の右検知用発光素子25aが第2の右検知透過部38aに対向する。また、第1の左検知用発光素子24bが第1の左検知透過部36bに対向し、第2の左検知用発光素子25bが第2の左検知透過部38bに対向する。
図2と図3に示すように、第1の右検知用発光素子24aと第2の右検知用発光素子25aとの間に、導光部材30の一部が後方(Y2方向)に向けて突出する突出部39aが一体に形成されている。突出部39aには第2の右検知用発光素子25aと対向する右導入傾斜面39bが形成されている。右導入傾斜面39bは、後方(Y2方向)に向かうにしたがって第2の右検知用発光素子25aから徐々に離れる向きに傾斜している。
図2に示すように、第1の左検知用発光素子24bと第2の左検知用発光素子25bとの間にも、導光部材30と一体の突出部39cが形成されている。突出部39cに、第2の左検知用発光素子25bと対向する左導入傾斜面39dが形成されている。右導入傾斜面39bと左導入傾斜面39dは左右対称形状である。
図4に、前記導光部材30を成形するための射出成形用の金型が示されている。固定金型41は平面41aがキャビティに対向している。導光部材30の前方(Y1方向)に向く前表面30aは、固定金型41の平面41aによって平坦面となるように形成される。図4に示すように、固定金型41に、固定金型43,44,45,46が対向している。固定金型43により集光部31の出光面31aが形成される。固定金型44と固定金型45によって、突き当て面35aと突き当て面37aが形成される。また、固定金型46で突出部39aの先端面が形成される。
固定金型43と固定金型44の間に部分成形型47が配置され、固定金型44と固定金型45との間に部分成形型48が、固定金型45と固定金型46との間に部分成形型49が設けられている。固定金型46と固定金型41との間に部分成形型50が配置されている。
部分成形型47の形状を変更することで、図3に示す右側傾斜面32aの傾斜角度と右側導光部33aの肉厚寸法T1を調整して設定することができる。部分成形型48を変更することで、第1の右検知透過部36aの肉厚寸法T2を調整して設定することができる。部分成形型49と部分成形型50を変更することで、右導入傾斜面39bの傾斜角度ならびに第2の右検知透過部38aの肉厚寸法T3を調整して設定することができる。なお、導光部材30の左半分も同様にして成形される。
図2と図3に示すように、導光部材30の前方がカバー51で覆われている。カバー51は、赤外線を優先して透過できるようフィルターとして機能している。
次に、前記光学式検知装置10の検知動作を説明する。
光学式検知装置10は、第1の右検知用発光素子24aと第2の右検知用発光素子25aならびに第1の左検知用発光素子24bと第2の左検知用発光素子25bが異なるタイミングで順番に発光する。そしてそれぞれの検知用発光素子が発光した直後にモニター用発光素子23が発光する。例えば、第1の右検知用発光素子24a−モニター用発光素子23−第1の左検知用発光素子24b−モニター用発光素子23−第2の右検知用発光素子25a−モニター用発光素子23−第2の左検知用発光素子25b−モニター用発光素子23の順番で発光する。
図3に示すように、モニター用発光素子23から発せられたモニター光は、遮蔽部17と小壁18との間の光通路19から受光空間14に送られる。モニター光の多くは、光路(i)で示すように、受光空間14内において受光素子22に直接に与えられて受光される。モニター光の一部は光路(ii)で示すように、光通路19を経て集光部31の右側傾斜面32aに当たるが、右側傾斜面32aに対するモニター光の入射角θが90度未満となるため、モニター光が導光部材30の内部に入射しにくい。
モニター用発光素子23から発せられるモニター光は、遮蔽部17の傾斜面17aの傾斜角度の設定により、導光部材30に入りにくく且つ受光素子22に直接に入射しやすくなっているため、モニター用発光素子23に与える電流を制御することなどにより、受光素子22におけるモニター光の受光強度を調整しやすい。
第1の右検知用発光素子24aから発せられる光は、その一部が光路(iii)で示すように導光部材30に入射し、導光部材30の内部を伝達し、第1の基準光となって集光部31の出光面31aから受光素子22に与えられる。第1の右検知用発光素子24aから発せられる光の他の成分は、光路(iv)で示すように、第1の右検知透過部36aを透過して前方(Y1方向)へ出射する。
第2の右検知用発光素子25aから発せられる光の一部は、光路(v)で示すように導光部材30の内部に入射して第2の基準光となる。また、第2の右検知用発光素子25aに右導入傾斜面39bが対向しているため、第2の右検知用発光素子25aから発せられた光の一部が、光路(vi)で示すように、右導入傾斜面39bから導光部材30に入射して第2の基準光となる。そして、これら第2の基準光は、導光部材30の内部を伝達し、集光部31の出光面31aから受光素子22に与えられる。第2の右検知用発光素子25aから発せられる光の他の成分は、光路(vii)で示すように、第2の右検知透過部38aを透過して前方(Y1方向)へ出射する。
第2の右検知用発光素子25aは、第1の右検知用発光素子24aよりも、受光素子22から離れた位置にあるために、第2の右検知用発光素子25aから発せられる第2の基準光が、第1の右検知用発光素子24aから発せられる第1の基準光よりも導光部材30の内部で減衰しやすい。一方で、第2の右検知用発光素子25aに右導入傾斜面39bが対向しているため、第2の右検知用発光素子25aから発せられて導光部材30の内部に入る第2の基準光の光量が、第1の右検知用発光素子24aから導光部材30の内部に入る第1の基準光の光量よりも多くなる。第2の基準光の光量と減衰とのバランスにより、受光素子22で検知される第1の基準光の受光光量と第2の基準光の受光光量との差を少なくし、好ましくはほぼ同じレベルにすることが可能である。
集光部31と第1の右検知透過部36aとの間には、前後の肉厚寸法T1が小さい右側導光部33aが設けられている。右側導光部33aは断面積が小さいため、受光素子22に近い位置にある第1の右検知用発光素子24aから導光部材30に入射した第1の基準光が光路(viii)で通過するときに、その光量が右側導光部33aで絞られることになる。よって、受光素子22で検知される第1の基準光の受光光量と第2の基準光の受光光量との差をさらに少なくし、ほぼ同じレベルにすることが可能となる。
したがって、モニター用発光素子23から発せられて受光素子22で受光されるモニター光と、導光部材30内を伝播して受光素子22に与えられる第1の基準光ならびに第2の基準光の3種類の光の受光光量を一致させる制御が容易である。
光路(iv)(vii)で示すように、第1の右検知用発光素子24aと第2の右検知用発光素子25aから発せられた光の一部は、導光部材30を透過しカバー51を透過して前方(Y1方向)へ送られる。図1に示すパネル3の前方に被検知物である手などが近づくと、カバー51を透過した光の一部が手で反射され、反射検知光となってカバー51を透過して導光部材30の前表面30aに与えられる。導光部材30の中央部に集光部31が形成されており、右側傾斜面32aと左側傾斜面32bの対向間隔が前方(Y1方向)に向けて広げられているため、手で反射された反射検知光が、前表面30aから集光部31の内部に集められ、集光部31に取り込まれた反射検知光が、右側傾斜面32aと左側傾斜面32bとの間で収束させられて受光素子22に与えられる。よって、反射検知光を受光素子22で効果的に受光できるようになる。
上記のような検知動作は、左側に設けられた第1の左検知用発光素子24bと第2の左検知用発光素子25bから発せられる光に関しても同じである。
図5と図6は、光学式検知装置10の検知動作を示している。図5(A)と図6(A)は、第1の右検知用発光素子24aが点灯したときの受光素子22の受光光量を示しており、図5(B)と図6(B)は、モニター用発光素子23が点灯したときの発光素子22の受光光量を示している。他の検知用発光素子24b,25a,25bが発光したときも同じであるので、以下では、第1の右検知用発光素子24aが点灯したときのみについて説明する。
図5は、太陽光などの外光の影響を無視したときの検知出力である。図5(A)で実線で示す波形は、光学式検知装置10の前方に人の手などが近づいていない状態において、第1の右検知用発光素子24aが点灯したときの受光素子22の受光光量61を示している。図5(B)で実線で示す波形は、モニター用発光素子23が点灯したときの受光素子22の受光光量62を示している。制御部では、第1の右検知用発光素子24aが発光したときに受光素子22で受光される受光光量61と、その直後にモニター用発光素子23が点灯したときの受光素子22の受光光量62とを比較し、受光光量62を受光素子61に一致させるために必要な電流がモニター用発光素子23に与えられる。
光学式検知装置10では、いずれかの検知用発光素子が発光したときに受光素子22で受光される受光光量61と、その直後にモニター用発光素子23が点灯したときの受光素子22の受光光量62とが一致するように、それぞれの発光素子の発光強度が調整されている。そのため、光学式検知装置10の前方に手などが近づいていないときは、受光光量61と受光光量62とが一致するため、モニター用発光素子23に与えられる電流が変化しない。
光学式検知装置10の前方に人の手などが近づくと、第1の右検知用発光素子24aから発せられて導光部材30を透過した光が手などで反射されて受光素子22で受光されるため、図5(A)において破線で示すように、第1の右検知用発光素子24aが発光したときに受光素子22で受光される受光光量63がδ1だけ増加する。この場合に、その直後にモニター用発光素子23が点灯したときの受光素子22の受光光量64を、光量63と一致させるようにモニター用発光素子23に流れる電流が増加させられる。制御部では、モニター用発光素子23に流れる電流の増加量を監視することで、光学式検知装置10の前方に人の手などが近づいたことが認識される。
図6は、太陽光などの外光の影響を加味したときの検知出力である。図6(A)で実線で示す波形は、光学式検知装置10の前方に人の手などが近づいていない状態において、第1の右検知用発光素子24aが点灯したときの受光素子22の受光光量65を示している。外光が導光部材30の内部に入射するため、受光素子22では第1の右検知用発光素子24aから与えられる第1の基準光のみならず、外光も受光する。そのため、受光光量65は、図5(A)の受光光量61に比べて外光の光量に応じてδ2だけ上昇する。
図6(B)に示すように、モニター用発光素子23が発光したとき、受光素子22ではモニター光のみならず外光も入射し、受光光量66が上昇する。このときの外光の受光光量は図6(A)とほぼ同じであるため、受光光量66の増加量δ2は、図6(A)に示す受光光量65の増加量δ2と同じである。よって、モニター用発光素子23に与えられる電流が増加することがなく、制御部では手などが接近していないと判別される。
図6(A)に示すように、光学式検知装置10の前方に手などが接近すると、第1の右検知用発光素子24aが点灯したときの受光素子22の受光光量67が破線で示すように上昇する。この場合に、図6(B)に示すように、モニター用発光素子23が発光したときに受光素子22で受光される光量68を、光量67に一致させるように、モニター用発光素子23に与えられる電流が増加させられる。制御部では、モニター用発光素子23に与えられる電流が増加したことで、前方に人の手などが接近したと判別する。
1 車載用表示装置
3 パネル
10 光学式検知装置
11 ケース
17 遮蔽部
17a 傾斜面
19 光通路
21 基板
22 受光素子
23 モニター用発光素子
24a 第1の右検知用発光素子
24b 第1の左検知用発光素子
25a 第2の右検知用発光素子
25b 第2の左検知用発光素子
30 導光部材
31 集光部
31a 出光面
32a 右側傾斜面
32b 左側傾斜面
33a 右側導光部
33b 左側導光部
36a 第1の右検知透過部
36b 第1の左検知透過部
38a 第2の右検知透過部
38b 第2の左検知透過部
39a 右導入傾斜面
39b 左導入傾斜面

Claims (5)

  1. 互いに異なるタイミングで光を発するモニター用発光素子ならびに検知用発光素子と、前記モニター用発光素子と前記検知用発光素子と並んで配置された受光素子と、前記検知用発光素子ならびに前記受光素子の前方に配置された導光部材とを有しており、
    前記検知用発光素子から前記導光部材の内部に入射した基準光が前記導光部材の内部を伝達して前記受光素子で受光されるとともに、前記検知用発光素子から前記導光部材を透過して前方に位置する被検知物で反射された反射検知光が前記導光部材に導かれて前記受光素子で受光され、
    前記モニター用発光素子と前記導光部材との間に遮蔽部が設けられ、前記モニター用発光素子から発せられたモニター光が前記受光素子に直接に入射可能とされており、
    前記検知用発光素子が発光しているときに前記受光素子で受光される受光出力と、前記モニター用発光素子が発光しているときに前記受光素子で受光される受光出力とから、前記被検知物が存在しているか否かが判別される光学式検知装置であって、
    前記導光部材の一部が集光部となっており、前記集光部に、前記受光素子に対向する出光面と、前記出光面を起点として前方に向かうにしたがって前記モニター用発光素子と前記検知用発光素子が並ぶ横方向に広がる傾斜面とが形成されており、前記モニター用発光素子が前記傾斜面に対向していることを特徴とする光学式検知装置。
  2. 前記導光部材が、前記検知用発光素子と対向する検知透過部と、前記検知透過部と前記傾斜面との間に位置する導光部とを有しており、前後方向の肉厚寸法は、前記検知透過部よりも前記導光部が小さい請求項1記載の光学式検知装置。
  3. 前記導光部と前記検知透過部は、異なる部分成形型によって成形される請求項2記載の光学式検知装置。
  4. 前記検知用発光素子として第1の検知用発光素子と第2の検知用発光素子が設けられ、第1の検知用発光素子よりも第2の検知用発光素子が前記受光素子から離れた位置に配置されており、第1の検知用発光素子と第2の検知用発光素子との間で、前記導光部材の一部に、後方に向かうにしたがって第2の検知用発光素子から徐々に離れる向きに傾斜する導入傾斜面が形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の光学式検知装置。
  5. 互いに異なるタイミングで光を発するモニター用発光素子ならびに検知用発光素子と、前記モニター用発光素子と前記検知用発光素子と並んで配置された受光素子と、前記検知用発光素子ならびに前記受光素子の前方に配置された導光部材とを有しており、
    前記検知用発光素子から前記導光部材の内部に入射した基準光が前記導光部材の内部を伝達して前記受光素子で受光されるとともに、前記検知用発光素子から前記導光部材を透過して前方に位置する被検知物で反射された反射検知光が前記導光部材に導かれて前記受光素子で受光され、
    前記モニター用発光素子と前記導光部材との間に遮蔽部が設けられ、前記モニター用発光素子から発せられたモニター光が前記受光素子に直接に入射可能とされており、
    前記検知用発光素子が発光しているときに前記受光素子で受光される受光出力と、前記モニター用発光素子が発光しているときに前記受光素子で受光される受光出力とから、前記被検知物が存在しているか否かが判別される光学式検知装置であって、
    前記検知用発光素子として第1の検知用発光素子と第2の検知用発光素子が設けられ、第1の検知用発光素子よりも第2の検知用発光素子が前記受光素子から離れた位置に配置されており、第1の検知用発光素子と第2の検知用発光素子との間で、前記導光部材の一部に、後方に向かうにしたがって第2の検知用発光素子から徐々に離れる向きに傾斜する導入傾斜面が形成されていることを特徴とする光学式検知装置。
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