JP5902874B1 - ガラスびんの成形装置 - Google Patents

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Abstract

口型20の合い目開き発生を抑止し、口型20とシンブル22のセンターずれを抑止し、口型20の使用回数を延ばして、ガラスびん製造のコスト低減を図る。ガラスびんの成形装置200A,200Bは、口型20と、ガイドリング21と、シンブル22を備え、口型20の下部20Bは、口型20の中心軸Paに垂直な面内で中心軸Paからの距離が一定となる外向きの被当接面30を備え、シンブル22の嵌合部22Aは、被当接面30に当接する内向きの当接面31を有する。

Description

本発明は、ガラスびんの口部を成形する成形装置に関する。
ガラスびんの成形は、一般に、溶融ガラスの塊(通称「ゴブ」という)から半製品としてのパリソンを成形する工程と、パリソンからブロー成形で製品のガラスびんを成形する工程の2段階で行われており、パリソンを成形する工程がブロー成形の場合をブローアンドブロー方式と呼び、パリソンを成形する工程がプレス成形の場合をプレスアンドブロー方式と呼んでいる。
パリソンの成形では、ガラスびんの口部のみが製品形状に成形され、その他の部位は中間的な成形物となる。このような成形を行う従来の成形装置100A,100Bは、図1に示すように、パリソンの金型(粗型)1、口型2、ガイドリング3、シンブル4、プランジャ5を基本的な構成として備えている。
図1(a)に示した成形装置100Aは、口型2内に挿入することでガラスびんの口部を成形するプランジャ5から吹き出す圧縮空気(カウンターブロー)によって、粗型1内でのパリソンの成形を行うものであり、前述したブローアンドブロー方式におけるパリソンの成形装置である(下記特許文献1参照)。また、図1(b)に示した成形装置100Bは、口型2内に挿入することでガラスびんの口部を成形するプランジャ5を粗型1内にも挿入して、口部の成形と粗型1内でのパリソンの成形を行うものであり、前述したプレスアンドブロー方式におけるパリソンの成形装置である(例えば、下記特許文献2参照)。
このような成形装置100A,100Bにおいて、粗型1は、ゴブ投入口1Aが上部に設けられ、成形時にはゴブ投入口1Aにバッフル1Bが装着されて、バッフル1Bを介して図示省略したセッツルブロー供給手段が接続される。口型2は、ガラスびんの口部の外形を成形する姿面2Aを有する割型であって、縦方向に沿った合わせ面を有しており、その上部が一対の割型である粗型1の下部に装着される。ガイドリング3は、口型2に挟持されてその内部に保持され、口型2内に進入するプランジャ5をガイドする開口3Aを有すると共に、ガラスびんの口部における天面を成形する姿面を有している。
また、成形装置100A,100Bにおいて、シンブル4は、口型2の下部に係合して、口型2に進入するプランジャ5の上下動を案内するものであり、プランジャ5は、ガイドリング3の開口3Aにガイドされて、口型2内に進入し、口型2内に圧入されたゴブを口型2の姿面2Aに圧接するものである。
図1(a)に示した成形装置100Aは、操作部10において、図示省略したロッドにプランジャアダプタ11を介してプランジャ5の下端部が接続されている。成形装置100Aのプランジャ5は、頂部にチップ部5Aを備えており、このチップ部5Aと口型2との間で口部の成形がなされる。また、粗型1内でのパリソンの成形時には、プランジャ5は一端下降してガイドリング3の開口3Aを開放し、カウンタブロー孔50から吹き出される圧縮空気でパリソンの成形がなされる。成形装置100Aのプランジャ5には、カウンタブロー孔50に連通する通気孔51が中心部に設けられ、この通気孔51がプランジャアダプタ11内の通気流路11Aに接続されている。
図1(b)に示した成形装置100Bは、操作部10において、ロッド12の先端にプランジャアダプタ13及びスプリットリング14を介してプランジャ5の下端部が接続されている。この成形装置100Bのシンブル4は、インナースリーブと呼ばれており、図示の例では、その先端が口型1内でガイドリング3に係合している。プランジャ5は、ガイドリング3の開口3Aに挿入され、更に粗型1内に挿入される際に、口部の成形とパリソンの成形を連続して行う。
特開平9−59031号公報 特開平11−130446号公報
このようなガラスびんの口部を成形する成形装置100A,100Bでは、口型2は、繰り返しの使用で熱ひずみや摩耗などによる変形が生じ易い部品である。このため、ガラスびんの口部を高い精度で成形するには、口型2をある程度の使用回数で随時新しいものに交換することが不可欠になっている。
口型2の使用回数が増えると、変形によって合い目開きが生じ易くなる。口型2の上部は粗型1の下部で抱かれているので比較的合い目開きは少ないが、口型2の下部でガイドリング3を保持している部分は、使用回数の増加に伴って合い目開きが発生し易くなる。口型2に合い目開きが生じると、口部の天面の成形において口部合い目咬み出しと呼ばれる欠点が生じ易くなり、成形品質が低下する。これを避けるために、従来は、口型2の交換頻度を高めることがなされており、これによってガラスびんの製造コストが高くなる問題があった。
また、前述した従来の成形装置は、口型2の下部内側にシンブル4の上部を挿入して両者の係合を図っている。このため、口型2の下部とシンブル4の上部との係合を隙間無く行おうとすると、シンブル4の上部外径の寸法精度のばらつきによって、シンブル4の上部が口型2を押し開けることになりかねない。そこで、このような状態を避けるために、口型2の下部とシンブル4の上部との係合は、ある程度の間隙を持たせた係合にならざるを得ず、口型2とシンブル4のセンターずれが避けられない構造になっている。
口型2とシンブル4のセンターずれは、それぞれの加工精度で最小限に抑えられているが、繰り返しの使用による摩耗と変形でこれが大きくなると、このセンターずれに起因して口型2とプランジャ5とのセンターずれや、ガイドリング3の開口3Aとプランジャ5とのセンターずれが生じやすくなり、高い成形品質の確保が困難になる。ガラスびんの口部において高い成形品質を確保するには、口型2の下部とシンブル4の上部との係合に高い寸法精度が要求されると共に、口型2の交換頻度を高めることが必要になるので、これによってもガラスびんの製造コストが高くなる問題が生じる。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、口型の合い目開き発生を抑止すること、口型とシンブルのセンターずれを抑止すること、口型の使用回数を延ばし、ガラスびん製造のコスト低減を図ること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明に係るガラスびんの成形装置は、以下の構成を具備するものである。
ガラスびんの口部を成形する成形装置であって、ガラスびんの口部外形の姿面を有する割型である口型と、前記口型に挟持されてその内部に保持され、ガラスびんの口部における天面を成形するガイドリングと、前記ガイドリングの開口を通って前記口型内に進入するプランジャと、前記口型の下部に嵌合する嵌合部を有して前記プランジャの上下動を案内するシンブルとを備え、前記口型の下部は、前記口型の中心軸に垂直な面内で当該中心軸からの距離が一定となる外向きの被当接面を備え、前記シンブルの嵌合部は、前記被当接面に当接する内向きの当接面を有することを特徴とするガラスびんの成形装置。
このような特徴を有するガラスびんの成形装置は、シンブルの嵌合部における内向きの当接面が口型下部の外向きの被当接面に当接することで、シンブルによって口型の下部が抱き合わせられることになり、口型の合い目開きの発生を抑止することができる。シンブルの嵌合部における当接面を口型下部における被当接面に当接させることで、シンブルの中心軸と口型の中心軸を一致させることができるので、両者のセンターずれに伴う成形品質の低下を回避することができる。複数回の使用に対して口型の合い目開きや口型とシンブルとのセンターずれが生じ難くなるので、口型の使用回数を増やすことができ、ガラスびんの製造コストを下げることができる。
従来のガラスびんの成形装置を示した説明図(要部断面図)である((a)がブローアンドブロー方式において口部を成形する成形装置であり、(b)がプレスアンドブロー方式において口部を成形する成形装置)。 本発明の実施形態に係るガラスびんの成形装置(ブローアンドブロー方式の例)の要部を示した説明図である。 本発明の実施形態に係るガラスびんの成形装置(プレスアンドブロー方式の例)の要部を示した説明図である。 図2におけるA部拡大図((a)がA部全体拡大図、(b)がA部内のB部拡大図)である。 図3におけるA部拡大図((a)がA部全体拡大図、(b)がA部内のB部拡大図)である。 型制作時の寸法公差によるクリアランスを示す説明図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図2及び図3は、本発明の実施形態に係るガラスびんの成形装置の要部を示している。図2に示した例が、図1(a)のように、ブローアンドブロー方式において口部を成形する成形装置であり、図3に示した例が、図1(b)のように、プレスアンドブロー方式において口部を成形する成形装置である。以下、共通の部位には同一符号を付して重複説明を省略する。
図2に示した成形装置200Aは、口型20、ガイドリング21、シンブル22を備えており、これらは、図1(a)に示した成形装置100Aにおける口型2、ガイドリング3、シンブル4として適用されて、成形装置200Aのその他の構成は成形装置100Aと同様にすることができる。
図3に示した成形装置200Bは、口型20、ガイドリング21、シンブル22を備えており、これらは、図1(b)に示した成形装置100Bにおける口型2、ガイドリング3、シンブル4として適用され、成形装置200Bのその他の構成は成形装置100Bと同様にすることができる。成形装置200Bのシンブル22は、インナースリーブと呼ばれるものである。
口型20、ガイドリング21、シンブル22は、前述した口型2、ガイドリング3、シンブル4と共通の機能を有しており、その共通機能については重複説明を省略するが、口型20は、その中心軸Paに軸対称な姿面20Aを有しており、ガイドリング21は、開口21Aを備えており、開口21Aの中心が中心軸Paと一致するように、口型20内に保持されている。
口型20の上部は、図示省略したパリソンを成形する粗型の下部に装着される。図2に示した成形装置200Aでは、図示省略したプランジャが、カウンタブロー孔を備え、カウンタブロー孔から吹き出す空気圧でパリソンを成形し、図3に示した成形装置200Bでは、図示省略したプランジャが粗型内に進入してパリソンを成形する。
成形装置200A,200Bは、シンブル22が嵌合部22Aを備えており、この嵌合部22Aが口型20の下部20Bに嵌合している。図2及び図3のA部は、シンブル22における嵌合部22Aと口型20の下部20Bを示しており、図4及び図5にそれぞれ、図2のA部拡大図と図3のA部拡大図を示している。
図4及び図5に示すように、口型20の下部20Bは、外向きの被当接面30を備えており、シンブル22の嵌合部22Aは、口型20の被当接面30に当接する内向きの当接面31を備えている。被当接面30は、口型20の中心軸Pa(図2及び図3参照)に垂直な面内で中心軸Paからの距離が一定となる面であり、中心軸Paに垂直な面で切ると、その垂直な面上に中心軸Paを中心とする円又は円弧を描く面である。被当接面30は、中心軸Paの周りに沿って形成されるが、その全周に亘って形成される必要は無く、中心軸Pa周りの一部に形成されていてもよい。
口型20の被当接面30は、口型20の下部20Bにおいて、中心軸Pa周りに環状に形成される下向きの凹部20Cの内壁に形成されている。また、図示の例では、被当接面30は、口型20の中心軸Paからの距離が中心軸Paの上方に行くに連れて徐々に大きくなるテーパ面になっている。被当接面30におけるテーパ面のテーパ角θは、垂直面に対して5°程度の下向きテーパ角に設定することができる(図4(b)及び図5(b)参照)。
これに対して、シンブル22の嵌合部22Aに設けられる内向きの当接面31は、嵌合部22Aの上部において、シンブル22の中心軸Pb(図2及び図3参照)周りに環状に形成される上向きの凹部22Bの内壁に形成されている。図示の例では、当接面31は、シンブル22の中心軸Pbからの距離が中心軸Pbの上方に行くに連れて徐々に大きくなるテーパ面になっている。図示の例では、当接面31におけるテーパ面のテーパ角θは、垂直面に対して5°程度の上向きテーパ角(被当接面30のテーパ角と同じ角度)に設定することができる(図4(b)及び図5の(b)参照)。
このように、口型20の下部20Bに被当接面30を設け、シンブル22の嵌合部22Aに、被当接面30に当接する当接面31を設けると、口型20の下部20Bにシンブル22の嵌合部22Aを嵌合させた際に、外向きの被当接面30と内向きの当接面31が当接して、シンブル22の内向きの当接面31が口型20の外向きの被当接面30を抱き込むことになり、割型である口型20をシンブル22で抱き合わせて、口型20の合わせ面を密着させることができる。
この際、被当接面30の中心軸Paからの距離と当接面31の中心軸Pbからの距離を一致させると、合い目開きの生じない口型20を得ることができると共に、口型20の中心軸Paとシンブル22の中心軸Pbを一致させ、口型20とシンブル22のセンターずれを無くすことができる。
そして、この被当接面30と当接面31を、それぞれ同じテーパ角のテーパ面にすることで、軸方向に沿って、口型20の下部20Bにシンブル22の嵌合部22Aを嵌合させる力が、口型20の合わせ面を密着させる方向の力に変換されることになり、強固に口型20における合わせ面を密着させることができる。
また、被当接面30と当接面31とをテーパ面にすることで、摩擦抵抗無く、口型20の下部20Bとシンブル22の嵌合部22Aとを嵌合させることができる。口型20とシンブル22は、一つのパリソンを成形する毎に離脱され、次のパリソンを成形するために嵌合されるので、連続したパリソンの成形では、離脱と嵌合が繰り返されることになる。これに対し、被当接面30と当接面31とをテーパ面にすることで、離脱・嵌合時の摩擦による変形が少なくなり、口型20とシンブル22の耐久性を高めることができる。
図4及び図5に示すように、被当接面30と当接面31とが当接した状態では、口型20の下部20Bに設けた凹部20Cの底面20C1と、この凹部20C内のシンブル22の頂部22Cとの間に間隙S1が形成されている。また、被当接面30と当接面31とが当接した状態では、シンブル22の嵌合部22Aに設けた凹部22Bの底面22B1と、この凹部22B内の口型20の底面20Dとの間に間隙S2が形成されている。これによって、被当接面30と当接面31との当接を隙間無く行うことが可能になる。
図4及び図5に示した例では、口部20の下部20に設けた凹部20Cの内壁に被当接面30を形成し、シンブル22の嵌合部22Aに設けた凹部22Bの内壁に当接面31を形成しているが、これに限らず、凹部20Cや凹部22Bを設けること無く、口部20の下部20の外周面に外向きの被当接面30を形成し、シンブル22の嵌合部22Aの内周面に内向きの当接面30を形成するようにしてもよい。
図4及び図5に示すように、シンブル22の嵌合部22Bは、被当接面30に当接面31が当接した状態で、ガイドリング21の下面21Bに当接する上端面22Dを有している。このように、シンブル22の上端面22Dがガイドリング21の下面21Bに当接することで、ガイドリング21を口型20内で位置決めすることができるので、ガイドリング21と口型20との隙間を無くすことができ、バリの発生を抑止して成形品質を高めることができる。
なお、図4及び図5に示した状態は、実際にガラスびんの口部の成形が行われているときの一状態を示している。実際に口部の成形が行われているときには、口型20とガイドリング21とシンブル22には、熱膨張が生じ、繰り返しの成形によって摩耗が生じる。このため、このような熱膨張や繰り返し成形による摩耗を考慮して、口型20とガイドリング21とシンブル22の型制作時に、所定の寸法公差を設けることは当業者にとっての設計事項である。
図6は、所定の寸法公差を設けた場合の形成例を示している。この例では、ガイドリング21の下面21Bにシンブル22の上端面22Dを当接した状態で、シンブル22の嵌合部22Bでは、被当接面20と当接面31との間にクリアランスpが形成されるようにしている。このようなクリアランスp(例えば、p=0〜0.3mm)を設けることで、成形時の熱膨張による寸法変化や繰り返し成形によってガイドリング21の下面21Bとシンブル22の上端面22Dとの接触箇所に生じる摩耗による寸法変化が、クリアランスpに吸収され、成形時に図4及び図5に示す状態を長期間維持することができる。これにより、口型20、ガイドリング21、シンブル22の交換寿命を長期化することが可能になる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るガラスびんの成形装置200A,200Bは、シンブル22の嵌合部22Aにおける内向きの当接面31が口型20の下部20Bの外向きの被当接面30に当接することで、シンブル22によって口型20の下部20Bが抱き合わせられることになり、口型20の合い目開きの発生を抑止することができる。シンブル22の嵌合部22Aにおける当接面31を口型20の下部20Bにおける被当接面30に当接させることで、シンブル22の中心軸Pbと口型20の中心軸Paを一致させることができるので、両者のセンターずれに伴う成形品質の低下を回避することができる。複数回の使用に対して口型20の合い目開きや口型20とシンブル22とのセンターずれが生じ難くなるので、口型20の使用回数を増やすことができ、ガラスびんの製造コストを下げることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。上述の各図で示した実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。

Claims (6)

  1. ガラスびんの口部を成形する成形装置であって、
    ガラスびんの口部外形の姿面を有する割型である口型と、
    前記口型に挟持されてその内部に保持され、ガラスびんの口部における天面を成形するガイドリングと、
    前記ガイドリングの開口を通って前記口型内に進入するプランジャと、
    前記口型の下部に嵌合する嵌合部を有して前記プランジャの上下動を案内するシンブルとを備え、
    前記口型の下部は、前記口型の中心軸に垂直な面内で当該中心軸からの距離が一定となる外向きの被当接面を備え、
    前記シンブルの嵌合部は、前記被当接面に当接する内向きの当接面を有することを特徴とするガラスびんの成形装置。
  2. 前記被当接面は、前記口型の中心軸からの距離が当該中心軸の上方に行くに連れて徐々に大きくなるテーパ面であり、
    前記当接面は、前記シンブルの中心軸からの距離が当該中心軸の上方に行くに連れて徐々に大きくなるテーパ面であることを特徴とする請求項1に記載されたガラスびんの成形装置。
  3. 前記シンブルの嵌合部は、前記被当接面に前記当接面が当接した状態で、前記ガイドリングの下面に当接する上端面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載されたガラスびんの成形装置。
  4. 前記被当接面は、前記口型の下部における下向きの凹部内に形成され、前記当接面は、前記シンブルの嵌合部における上向きの凹部内に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載されたガラスびんの成形装置。
  5. 前記口型の上部はパリソンを成形する粗型の下部に装着され、
    前記プランジャは、前記粗型内に進入してパリソンを成形することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載されたガラスびんの成形装置。
  6. 前記口型の上部はパリソンを成形する粗型の下部に装着され、
    前記プランジャは、カウンタブロー孔を備え、当該カウンタブロー孔から吹き出す空気圧で前記パリソンを成形することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載されたガラスびんの成形装置。
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