JP5901570B2 - 電流印加方法および電流印加装置 - Google Patents

電流印加方法および電流印加装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体に電流を印加する電流印加方法および電流印加装置に関する。特に、大電流を印加する必要があるパワー半導体の検査に用いられる電流印加方法および電流印加装置に関する。
従来、プローブヘッドの先端を半導体に当接させて通電する大電流用プローブピンに関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された技術では、プローブピンは、電気通電用の接触部が複数形成されて分散配置されている当接部材と、棒状の導電体からなり先端に当接部材が取り付けられると共に後端に電線端部を接続されるプランジャと、半導体に当接部材を当接させるようプランジャを付勢するコイルバネと、を備える。そして、当接部材の周縁部が放射状に分岐して接触部をなし、当接部材の中央部がプランジャの先端面の凹みの中で留具挿通孔に差し込んだ留め具にてプランジャに固定され、接触部が凹みの内周縁より外周側へ延びている。
この特許文献1の技術によると、当接部材の接触部は、半導体に当接すると凹みの内周縁を支承点にしてシーソーのように揺動する。そして、揺動時には、当接部材の接触部の中央部寄り部分の変形によって接触圧力の変動が緩和され、半導体の表面のプローブピン当接部位に多少の凹凸やうねりがあっても、当接部材の多数の接触部と半導体の表面との接触状態が揃って安定するとされている。
特開2011−137791号公報
ところで、プローブピンは、半導体と離間した状態から半導体と接触させて通電可能な状態にする。ここで、プローブピンを半導体と接触させた瞬間に半導体内の残留電気がプローブピンに伝達されると、半導体の中で最も低い耐電圧の部位であるゲート−エミッタ間に耐電圧を超える電圧が発生し、半導体が破壊されるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、半導体内の残留電気に起因する半導体の破壊を防止する電流印加方法および電流印加装置を提供することにある。
(1) 第1電流を通電する第1電流通電部(例えば、後述の第1信号ピン用接触領域102)と、前記第1電流通電部と電気的に接続されかつ第2電流を通電する第2電流通電部(例えば、後述の接触体用接触領域101)と、制御信号を入力する接触領域(例えば、後述の第2信号ピン用接触領域103)と、を有する半導体(例えば、後述のパワー半導体100)に電流を印加する電流印加方法であって、電流印加装置(例えば、後述のプローブ装置1)の第1電極(例えば、後述の第1信号ピン32)を前記第1電流通電部に接触させ、前記第1電流通電部および前記第2電流通電部に残留している残留電気を除去する残留電気除去工程(例えば、後述のステップS1)と、前記残留電気除去工程の後に、前記電流印加装置の信号電極(例えば、後述の第2信号ピン33)を前記接触領域に接触させる接触工程と、前記接触工程の後に、前記電流印加装置の第2電極(例えば、後述の接触部21)を前記第2電流通電部に接触させ、前記第1電流および前記第2電流を通電し、制御信号を入力する主電流通電工程(例えば、後述のステップS3,S4)と、を含むことを特徴とする電流印加方法。
(1)の発明によれば、まず、残留電気除去工程において電流印加装置の第1電極を第1電流通電部に接触させ、第1電流通電部および当該第1電流通電部と電気的に接続された第2電流通電部に残留している残留電気を除去する。そして、主電流通電工程において電流印加装置の第2電極を第2電流通電部に接触させ、第1電流および第2電流を通電する。
これにより、電流印加装置の第2電極が第2電流通電部に接触する前に、第1電極を第1電流通電部に接触させ、半導体内の第1電流通電部および第2電流通電部から残留電気を除去することができる。そのため、第2電極を半導体の第2電流通電部と接触させた瞬間には、半導体内の第2電流通電部に残留電気が無く、半導体の中で最も低い耐電圧の部位であるゲート−エミッタ間に電圧が発生しない。したがって、半導体内の残留電気に起因する半導体の破壊を防止することができる。
(2) 前記主電流通電工程の後に、前記第2電極を前記第2電流通電部から離間させる第2電極離間工程(例えば、後述のステップS5)と、前記第2電極離間工程の後に、前記第1電極を前記第1電流通電部から離間させる第1電極離間工程(例えば、後述のステップS7)と、を更に含むことを特徴とする(1)に記載の電流印加方法。
(2)の発明によれば、主電流通電工程の後の第2電極離間工程において第2電極を第2電流通電部から離間させる。その後、第1電極離間工程において第1電極を第1電流通電部から離間させる。
これにより、第2電極を第2電流通電部から離間した後も、第1電極が第1電流通電部から離間せず、半導体内の第1電流通電部および第2電流通電部から残留電気を最後に除去できる。したがって、電流印加後の半導体内に残留電気が残留することを抑制できる。
(3) 半導体(例えば、後述のパワー半導体100)に電流を印加する電流印加装置(例えば、後述のプローブ装置1)であって、第1電流を通電する前記半導体の第1電流通電部(例えば、後述の第1信号ピン用接触領域102)に接触する第1電極(例えば、後述の第1信号ピン32)と、前記第1電流通電部と電気的に接続されかつ第2電流を通電する前記半導体の第2電流通電部(例えば、後述の接触体用接触領域101)に接触する第2電極(例えば、後述の接触部21)と、制御信号を前記半導体の接触領域(例えば、後述の第2信号ピン用接触領域103)に入力する信号電極(例えば、後述の第2信号ピン33)と、を有し、前記第1電極は、前記第2電極よりも先に前記半導体に接触し、前記第1電流通電部および前記第2電流通電部に残留している残留電気を除去し、前記信号電極は、前記第1電極よりも後に前記半導体の制御信号を入力する前記接触領域に接触し、前記第2電極は、前記第1電極および前記信号電極よりも後に前記第2電流通電部に接触し、前記第1電流および前記第2電流を通電することを特徴とする電流印加装置。
(3)の発明によれば、(1)の発明と同様の作用・効果を奏する。
(4) 前記第1電極は、前記第2電極よりも後に前記半導体から離間することを特徴とする(3)に記載の電流印加装置。
(4)の発明によれば、(2)の発明と同様の作用・効果を奏する。
本発明によれば、半導体内の残留電気に起因する半導体の破壊を防止する電流印加方法および電流印加装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るプローブ装置の概略構成を示す斜視図であり、図1(a)が分解図であり、図1(b)が全体図である。 上記実施形態に係るプローブ装置の図1(b)のAA断面図である。 上記実施形態に係るパワー半導体を示す図であり、図3(a)が上面図であり、図3(b)が図3(a)のBB断面図である。 上記実施形態に係るプローブ装置を用いた半導体検査の工程図である。 上記実施形態に係るプローブ装置を用いた半導体検査の各工程での状態図1であり、図5(a)が待機状態図であり、図5(b)が第1信号ピンとパワー半導体との接触状態図であり、図5(c)が第2信号ピンとパワー半導体との接触状態図であり、図5(d)が接触体とパワー半導体との接触状態図である。 上記実施形態に係るプローブ装置を用いた半導体検査の各工程での状態図2であり、図6(a)が接触体とパワー半導体との離間状態図であり、図6(b)が第2信号ピンとパワー半導体との離間状態図であり、図6(c)が第1信号ピンとパワー半導体との離間状態図である。
以下に、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電流印加装置としてのプローブ装置1の概略構成を示す斜視図であり、図1(a)が分解図であり、図1(b)が全体図である。図2は、本実施形態に係るプローブ装置1の図1(b)のAA断面図である。図1(b)のAA断面は、プローブ装置1の断面構成を分かり易くするために途中で断面位置を変更している。
図1に示されたプローブ装置1は、400〜2000Aの大電流のスイッチングに用いられるパワー半導体(IGBT,MOS,ダイオードなど)100を検査するための半導体検査装置に適用され、パワー半導体100に圧接して大電流を印加する。
プローブ装置1は、接触体2と、押圧体アッセンブリ3と、絶縁プレート4と、固定カバー5と、基体6と、を備える。
図1に示すように、接触体2は、円盤状であり、中央に四角形状のパワー半導体100(図3参照)よりも一回り小さい四角形状の接触部21をパワー半導体100側に突出させて有する。接触体2は、ニッケルから構成される。
接触体2は、接触部21の隣に、位置決め棒71が挿通されるためにその厚み方向に貫通する1つの位置決め用孔22を有する。
接触体2は、位置決め用孔22とは接触部21に対して反対側に、第1信号ピン32および第2信号ピン33の各々が挿通されるためにその厚み方向に貫通する2つの第1信号ピン用孔23および第2信号ピン用孔24を有する。
接触部21は、パワー半導体100の表面100fと面接触する表面21fを有する。表面21fは、パワー半導体100の表層の表面電極層のみに差し込まれる複数の微小突起25を有する。接触部21は、複数の微小突起25を有しても、表面21fが複数の微小突起25に比して広大な平坦面となっている。
複数の微小突起25は、パワー半導体100の表面電極層の層厚である約10μmよりも小さく、かつ、表面電極層の表面に形成された酸化膜の膜厚である約0.1μmよりも大きな高さに電鋳によって形成される。
図2に示すように、押圧体アッセンブリ3は、複数の押圧ピン31と、第1信号ピン32と、第2信号ピン33と、ケース34と、を有する。
複数の押圧ピン31の各々は、棒状であり、導電性を有する。複数の押圧ピン31の各々の先端31tおよび後端31bは、半球状に形成され、摩擦抵抗を低下させてある。複数の押圧ピン31の各々の中央部は、弾性反発するバネ部31cを有する。押圧ピン31のバネ部31cの外径は、押圧ピン31のバネ部31c以外の棒状の先端部31sおよび後端部の外径よりも大きい。
押圧ピン31は、ケース34から突出させた先端31tによって接触体2の背面2bと接触し、その接触位置が移動可能である。押圧ピン31は、接触体2の背面2bに平面方向に等間隔に配列され、接触体2の複数の区分の各々に押圧力Fを付与する。
押圧ピン31は、ケース34から突出させた後端31bによって基体6の押圧ピン用電極61の表面61fと接触し、基体6の押圧ピン用電極61から第2電流が流入可能である。
第1信号ピン32は、棒状であり、導電性を有する。第1信号ピン32の先端32tおよび後端32bは、半球状に形成され、摩擦抵抗を低下させてある。第1信号ピン32の中央部は、弾性反発するバネ部32cを有する。第1信号ピン32のバネ部32cの外径は、第1信号ピン32のバネ部32c以外の棒状の先端部32sおよび後端部の外径よりも大きい。第1信号ピン32は、バネ部32cの先端側の棒状の先端部32sの長さが押圧ピン31の棒状の先端部31sの長さよりも長い。
第1信号ピン32は、パワー半導体100のエミッタに対する第1電流をパワー半導体100に入力する。
第1信号ピン32は、ケース34から突出させた先端32tによってパワー半導体100の表面100fと接触し、その接触位置が移動可能である。
第1信号ピン32は、ケース34から突出させた後端32bによって基体6の第1信号ピン用電極62の表面62fと接触し、基体6の第1信号ピン用電極62の第1電流である電気信号を受け渡し可能である。
第2信号ピン33は、第1信号ピン32と同構成である。第2信号ピン33は、バネ部33cの先端側の棒状の先端部33sの長さが押圧ピン31の棒状の先端部31sの長さよりも長く、第1信号ピン32の棒状の先端部32sの長さよりも短い。
第2信号ピン33は、パワー半導体100のゲートに対するパワー半導体100のオンオフを制御する制御信号をパワー半導体100に入力する。
第2信号ピン33は、ケース34から突出させた先端33tによってパワー半導体100の表面100fと接触し、その接触位置が移動可能である。
第2信号ピン33は、ケース34から突出させた後端33bによって基体6の第2信号ピン用電極63の表面63fと接触し、基体6の第2信号ピン用電極63の電気信号を受け渡し可能である。
図2に示すように、プローブ装置1は、第1信号ピン32の先端32tが最も突出し、第2信号ピン33の先端33tが第1信号ピン32の先端32tの次に突出し、接触体2の接触部21の微小突起25を有する表面21fがこれらの次に突出する。
ケース34は、図2に示された一対の円板材である2つのケース部材34a,34bから構成され、複数の押圧ピン用孔341と、第1信号ピン用孔342と、第2信号ピン用孔343と、を有する。
複数の押圧ピン31、第1信号ピン32および第2信号ピン33は、ケース34を2分割した一方のケース部材34a上で、各ピン31,32,33のバネ部31c,32c,33cを各孔341,342,343のバネ部用の空洞部に収容することでケース部材34aに配置され、その後に2つのケース部材34a,34bを合わせて一体化させることで、押圧体アッセンブリ3を構成する。
図1に示すように、ケース34は、複数の押圧ピン用孔341の周りに、位置決め棒71が挿通されるためにその厚み方向に貫通する1つの位置決め用孔344と、固定ボルト72が挿通されるためにその厚み方向に貫通する2つの固定用孔345と、を有する。固定用孔345は、固定ボルト72の頭部を収容する収容部を有し、2つの固定用孔345がケース34の中心点を通る直線上で複数の押圧ピン用孔341を介して離間して配置される。
ケース34は、先端側の表面に、接触体2の外周をガイドするためにパワー半導体100側に突出する環状凸部34cを有する。環状凸部34cは、内側に接触体2を収容でき、内周面が接触体2の移動を緩やかに規制する。
ケース34は、外周面にねじ部34dを有する。
図2に示すように、複数の押圧ピン用孔341は、接触体2の接触部21と同範囲において平面方向に等間隔に配列される。複数の押圧ピン用孔341の各々は、ケース34の厚み方向に貫通し、押圧ピン31が配置される。すなわち、押圧ピン用孔341の中央部が押圧ピン31のバネ部31cの大きさに合わせた他の部分よりも内径の大きい空洞部に形成され、この空洞部に押圧ピン31のバネ部31cを収容することで、押圧ピン用孔341に押圧ピン31が配置される。押圧ピン用孔341に収容された押圧ピン31は、押圧ピン用孔341に挿通された棒状の先端部31sおよび後端部を介して先端31tおよび後端31bをケース34の外側に突出させる。複数の押圧ピン用孔341の各々は、押圧ピン31が押圧ピン用孔341内をスムーズに移動できるようその内面が平滑に形成されていることが好ましい。
第1信号ピン用孔342は、複数の押圧ピン用孔341の隣接領域に1箇所形成される。第1信号ピン用孔342は、ケース34の厚み方向に貫通し、第1信号ピン32が配置される。すなわち、第1信号ピン用孔342の中央部が第1信号ピン32のバネ部32cの大きさに合わせた他の部分よりも内径の大きい空洞部に形成され、この空洞部に第1信号ピン32のバネ部32cを収容することで、第1信号ピン用孔342に第1信号ピン32が配置される。第1信号ピン用孔342に収容された第1信号ピン32は、第1信号ピン用孔342に挿通された棒状の先端部32sおよび後端部を介して先端32tおよび後端32bをケース34の外側に突出させる。複数の第1信号ピン用孔342の各々は、第1信号ピン32が第1信号ピン用孔342内をスムーズに移動できるようその内面が平滑に形成されていることが好ましい。
第2信号ピン用孔343は、複数の押圧ピン用孔341の隣接領域に第1信号ピン用孔342と並んで1箇所形成される。第2信号ピン用孔343は、第1信号ピン用孔342と同構成である。
図1に示すように、絶縁プレート4は、円盤状であり、絶縁部材で構成され、プローブ装置1が組み付けられると、プローブ装置1の先端に位置する。
絶縁プレート4は、中央に開口41を有する。絶縁プレート4は、接触体2の接触部21の周りに露出した表面2fを覆う一方、開口41を通過させて接触体2の接触部21をパワー半導体100側に突出させる。
絶縁プレート4は、開口41の隣に、第1信号ピン32および第2信号ピン33の各々が挿通される第1信号ピン用孔42および第2信号ピン用孔43を有する。
図1に示すように、固定カバー5は、環状部材であり、円環部5aと、円筒部5bと、を有する。円環部5aは、内側に絶縁プレート4の外径よりも小径かつ絶縁プレート4の開口41よりも大きい孔51を有する。円筒部5bは、円環部5aから基体6方向に延出され、内周面にねじ部5cを有する。固定カバー5の円筒部5bの内周面に形成されたねじ部5cは、押圧体アッセンブリ3のケース34の外周面に形成されたねじ部34dと螺合する。
図2に示すように、基体6は、固定カバー5と同径の円盤状である。基体6は、押圧ピン用電極61と、第1信号ピン用電極62と、第2信号ピン用電極63と、を有する。
押圧ピン用電極61は、複数の押圧ピン31の後端31bが突出した範囲に形成され、第2電流の電流供給源64に接続される。押圧ピン用電極61の表面61fは、平滑に形成され、プローブ装置1が組み付けられると、複数の押圧ピン31の後端31bに接触する。
第1信号ピン用電極62は、第1信号ピン32の後端32bが突出した位置に形成され、第1電流を供給すると共に接地部65aにつながり接地された第1信号回路65に接続される。第1信号ピン用電極62の表面62fは、平滑に形成され、プローブ装置1が組み付けられると、第1信号ピン32の後端32bに接触する。
第2信号ピン用電極63は、第2信号ピン33の後端33bが突出した位置に形成され、制御信号を供給する第2信号回路66に接続される。第2信号ピン用電極63の表面63fは、平滑に形成され、プローブ装置1が組み付けられると、第2信号ピン33の後端33bに接触する。
押圧ピン用電極61、第1信号ピン用電極62および第2信号ピン用電極63の各々は、互いに導通しないように基体6の内部において絶縁部材67を介在させて分断してある。
図1に示すように、基体6は、位置決め棒71が挿通される1つの位置決め用穴68と、固定ボルト72が固定される2つの固定用穴69と、を有する。固定用穴69は、固定ボルト72のねじ部と螺合するねじ穴に構成されている。
プローブ装置1は、1本の位置決め棒71と2本の固定ボルト72とを用い、固定カバー5を取り付けることで組み付けられる。
具体的には、基体6上に押圧体アッセンブリ3を位置させ、1本の位置決め棒71を押圧体アッセンブリ3の位置決め用孔344に挿通して基体6の位置決め用穴68にも挿通する。また、2本の固定ボルト72を押圧体アッセンブリ3の固定用孔345に挿通して基体6の固定用穴69にも挿通する。これにより、基体6と押圧体アッセンブリ3との位置関係を規定する。
次に、2本の固定ボルト72を基体6の固定用穴69に螺合し、押圧体アッセンブリ3を基体6に固定する。この状態では、位置決め棒71の先端が押圧体アッセンブリ3の表面から突出する。この突出した位置決め棒71の先端を接触体2の位置決め用孔22に挿通し、接触体2をケース34の環状凸部34cの内側に配置することで、接触体2を緩やかに位置決めする。このとき、接触体2の背面2bは、押圧体アッセンブリ3の突出した押圧ピン31の先端31tに接触する。接触体2は、位置決めされた状態であっても、移動可能である。
そして、絶縁プレート4を接触体2に被せ、この状態で固定カバー5の円筒部5bの内周面に形成されたねじ部5cを押圧体アッセンブリ3の外周面に形成されたねじ部34dに螺合し、固定カバー5を押圧体アッセンブリ3に固定する。このとき、接触体2の表面2fが固定カバー5の円環部5aに基体6の方向に押圧されると共に、接触体2の背面2bが突出した押圧ピン31の先端31tから固定カバー5による押圧方向とは逆方向に押圧される。
なお、接触体2は、半導体検査においてパワー半導体100の異常を検出した際に破壊される。このため、接触体2は、他の部品と交換頻度が異なる。プローブ装置1では、上記に説明したプローブ装置1の組み付けと反対に、固定カバー5の円筒部5bの内周面に形成されたねじ部5cを押圧体アッセンブリ3の外周面に形成されたねじ部34dに対し緩め、固定カバー5を取り外すことだけで、接触体2を交換可能である。
次に、パワー半導体100について説明する。
図3は、本実施形態に係るパワー半導体100を示す図であり、図3(a)が上面図であり、図3(b)が図3(a)のBB断面図である。
パワー半導体100は、400〜2000Aの大電流のスイッチングに用いられるIGBT,MOS,ダイオードなどである。パワー半導体100は、図示しない載置台上に配置される。載置台は、図示しないシリンダに接続されており、シリンダが載置台上のパワー半導体100をプローブ装置1に押し付ける。
図3(a)に示すように、パワー半導体100は、四角形状に構成され、内側に、接触体用接触領域101と、第1信号ピン用接触領域102と、第2信号ピン用接触領域103と、を有する。
接触体用接触領域101は、接触体2の接触部21が接触する範囲に形成され、パワー半導体100のエミッタとなり、プローブ装置1から第2電流を入力される。
第1信号ピン用接触領域102は、第1信号ピン32が接触する範囲に形成され、パワー半導体100のエミッタとなり、プローブ装置1から第1電流を入力される。
第2信号ピン用接触領域103は、第2信号ピン33が接触する範囲に形成され、パワー半導体100のゲートとなり、プローブ装置1から制御信号を入力される。
図3(b)に示すように、パワー半導体100は、表面メッキ層110と、半導体層120と、裏面メッキ層130と、を有する。
表面メッキ層110は、金層111、ニッケル層112およびアルミ層113から構成される。金層111およびニッケル層112は、ポリイミドを用いた絶縁体150で絶縁され、接触体用接触領域101と第1信号ピン用接触領域102とが隔離される。一方、アルミ層113は、ポリイミドを用いた絶縁体150で絶縁されず、接触体用接触領域101と第1信号ピン用接触領域102とが電気的に接続(導通)される。
半導体層120は、シリコン層である。半導体層120は、表面側にエミッタ121とゲート122とを含み、裏面側にコレクタ123を含む。
裏面メッキ層130は、金層131、ニッケル層132およびアルミ層133から構成される。裏面メッキ層130は、ポリイミドを用いた絶縁体を有しない。
次に、プローブ装置1を用いたパワー半導体100の検査について説明する。
図4は、本実施形態に係るプローブ装置1を用いた半導体検査の工程図である。
図5は、本実施形態に係るプローブ装置1を用いた半導体検査の各工程での状態図1であり、図5(a)が待機状態図であり、図5(b)が第1信号ピン32とパワー半導体100との接触状態図であり、図5(c)が第2信号ピン33とパワー半導体100との接触状態図であり、図5(d)が接触体2とパワー半導体100との接触状態図である。
図6は、本実施形態に係るプローブ装置1を用いた半導体検査の各工程での状態図2であり、図6(a)が接触体2とパワー半導体100との離間状態図であり、図6(b)が第2信号ピン33とパワー半導体100との離間状態図であり、図6(c)が第1信号ピン32とパワー半導体100との離間状態図である。
図5(a)に示すように、プローブ装置1は、当初、パワー半導体100から離間した待機状態にある。
パワー半導体100を載置した載置台は、検査が開始されると、まず、シリンダによってプローブ装置1の方向に前進する。
図5(b)に示すように、ステップS1では、載置台の前進に伴い第1信号ピン32の先端32tがパワー半導体100の第1信号ピン用接触領域102に接触する(第1信号ピン接触工程)。
第1信号ピン32は、後端32bを基体6の第1信号ピン用電極62の表面62fに接触させ、第1信号回路65と導通される。第1信号回路65は、接地部65aにつながって接地されている。このため、第1信号ピン32の先端32tがパワー半導体100の第1信号ピン用接触領域102に接触すると、第1信号ピン用接触領域102に残留している残留電気は、第1信号回路65の接地部65aへ流れて除去される。また、第1信号ピン用接触領域102は、接触体用接触領域101と表面メッキ層110におけるアルミ層113によって電気的に接続されているため、接触体用接触領域101に残留している残留電気も、第1信号回路65の接地部65aへ流れて除去される。
図5(c)に示すように、ステップS2では、載置台の前進に伴い第2信号ピン33の先端33tがパワー半導体100の第2信号ピン用接触領域103に接触する(第2信号ピン接触工程)。
第2信号ピン33は、後端33bを基体6の第2信号ピン用電極63の表面63fに接触させ、第2信号回路66と導通される。第2信号回路66は、制御信号を印加するものであり、接地されていない。このため、第2信号ピン33が第1信号ピン32と同時または先にパワー半導体100に接触すると、第1信号ピン32を利用した接触体用接触領域101に残留している残留電気の除去に弊害が生じるおそれがある。そこで、第2信号ピン33の先端33tを第1信号ピン32の先端32tよりも突出させず、第2信号ピン33の先端33tが第1信号ピン32の先端32tよりも後にパワー半導体100に接触するようにしている。また、第2信号ピン33が接触体2の接触部21の表面21fよりも先にパワー半導体100に接触すると、第2信号ピン33のパワー半導体100への接触圧を考慮して接触体2の接触部21の表面21fを最後にパワー半導体100へ接触させることができ、接触体2の接触部21の表面21fがパワー半導体100の表面100fに対して平行度を調整し易い。
図5(d)に示すように、ステップS3では、載置台の前進に伴い接触体2の接触部21の表面21fがパワー半導体100の接触体用接触領域101に接触する(接触体接触工程)。
具体的には、まず複数の微小突起25がパワー半導体100の表層の表面電極層のみに差し込まれる。これにより、複数の微小突起25がスパイクの役割を果たし、パワー半導体100に対する接触体2の位置が位置決めされる。
さらにパワー半導体100がシリンダによってプローブ装置1に押し付けられると、接触体2が固定カバー5から離間し、フローティング状態になる。そして、接触体2は、パワー半導体100の表面100fの傾斜に倣って傾斜し、強く押圧している押圧ピン31が収縮し、弱く押圧している押圧ピン31が押圧力Fを発揮し、各押圧ピン31が押圧力Fと収縮とのバランスをとる。これにより、複数の押圧ピン31は、接触体2の接触部21の表面21fとパワー半導体100の表面100fとの平行度を調整して、接触体2のパワー半導体100の表面100fに対する接触面圧を均一にする。そして、接触体2の接触部21の表面21fが、パワー半導体100の表面100fに均一に接触して押圧される。
特に、接触体2は、背面2b全体が複数の押圧ピン31に押圧される一部材であり、複数の押圧ピン31の挙動が反映されて俊敏に揺動し、パワー半導体100の表面100fとの平行度が調整される。
このとき、載置台は、シリンダによってプローブ装置1に押し付けられる際の横ずれ、捻れおよび振動などが生じる場合がある。これに対し、複数の押圧ピン31は、先端31tが半球形状のため摩擦抵抗が小さいため、載置台に生じる横ずれ、捻れおよび振動などを、接触体2の背面2bに接触する先端31tの接触位置のずれで吸収することができる。これにより、接触体2のパワー半導体100の表面に対する接触状態は、横ずれ、捻れおよび振動などの影響を受けず、複数の微小突起25が接触体2の位置ずれを要因としてパワー半導体100の表面を削ることはない。
そして、接触体2の接触部21の表面21fは、複数の微小突起25に比して広大な平坦面であって複数の微小突起25による表面電極層への差し込みを規制する規制面となっている。このため、表面21fは、複数の微小突起25がパワー半導体100の表面電極層に差し込まれた後に更に圧力が加わった場合であっても、パワー半導体100に対する当接状態を維持し、複数の微小突起25による表面電極層への過剰な差し込みを規制する。
ステップS4では、基体6の後方の電流供給源64が複数の押圧ピン31を介して接触体2に大電流である第2電流を供給し、基体6の後方の第1信号回路65が第1信号ピン32に第1電流を供給し、基体6の後方の第2信号回路66が第2信号ピン33にパワー半導体100のオンオフを制御する制御信号を入力し、パワー半導体100の検査を実行する(通電工程)。
載置台は、検査実行後、シリンダによってプローブ装置1とは反対方向に後退する。
図6(a)に示すように、ステップS5では、載置台の後退に伴い接触体2の接触部21の表面21fがパワー半導体100の接触体用接触領域101から離間する(接触体離間工程)。
図6(b)に示すように、ステップS6では、載置台の後退に伴い第2信号ピン33の先端33tがパワー半導体100の第2信号ピン用接触領域103から離間する(第2信号ピン離間工程)。
第2信号ピン33は、後端33bを基体6の第2信号ピン用電極63の表面63fから離間し、第2信号回路66と非導通となる。第2信号回路66は、制御信号を印加するものであり、接地されていない。このため、第2信号ピン33が第1信号ピン32と同時または後にパワー半導体100から離間すると、第1信号ピン32を利用した接触体用接触領域101に残留している残留電気の除去に弊害が生じるおそれがある。そこで、第2信号ピン33の先端33tを第1信号ピン32の先端32tよりも突出させず、第2信号ピン33の先端33tが第1信号ピン32の先端32tよりも先にパワー半導体100から離間するようにしている。また、第2信号ピン33の先端33tが接触体2の接触部21の表面21fよりも後にパワー半導体100から離間すると、接触体2を先にパワー半導体100から離間することができ、第2信号ピン33が離間する際の衝撃や接触圧の変更の影響を受けないため、接触体2の複数の微小突起25はパワー半導体10の表面を損傷させない。
図6(c)に示すように、ステップS7では、載置台の後退に伴い第1信号ピン32の先端32tがパワー半導体100の第1信号ピン用接触領域102から離間する(第1信号ピン離間工程)。
第1信号ピン32は、後端32bを基体6の第1信号ピン用電極62の表面62fから離間し、第1信号回路65と非導通となる。第1信号回路65は、接地されている。このため、第1信号ピン32の先端32tがパワー半導体100の第1信号ピン用接触領域102から最後に離間すると、検査において第1信号ピン用接触領域102および当該第1信号ピン用接触領域102に電気的に接続される接触体用接触領域101に残留している残留電気は、第1信号回路65の接地部65aへ流れて最後に除去できる。
そして、プローブ装置1は、待機状態に戻る。
以上の本実施形態に係るプローブ装置1によれば、以下の効果を奏する。
(1)まず、ステップS1においてプローブ装置1の第1信号ピン32を第1信号ピン用接触領域102に接触させ、第1信号ピン用接触領域102および当該第1信号ピン用接触領域102と電気的に接続された接触体用接触領域101に残留している残留電気を除去する。そして、ステップS3,S4においてプローブ装置1の接触体2の接触部21を接触体用接触領域101に接触させ、第1電流および第2電流を通電する。
これにより、プローブ装置1の接触体2の接触部21が接触体用接触領域101に接触する前に、第1信号ピン32を第1信号ピン用接触領域102に接触させ、パワー半導体100内の第1信号ピン用接触領域102および接触体用接触領域101から残留電気を除去することができる。そのため、接触体2の接触部21をパワー半導体100の接触体用接触領域101と接触させた瞬間には、パワー半導体100内の接触体用接触領域101に残留電気が無く、パワー半導体100の中で最も低い耐電圧の部位であるゲート122−エミッタ121間に電圧が発生しない。したがって、パワー半導体100内の残留電気に起因するパワー半導体100の破壊を防止することができる。
(2)ステップS5において接触体2の接触部21を接触体用接触領域101から離間させる。その後、ステップS7において第1信号ピン32を第1信号ピン用接触領域102から離間させる。
これにより、接触体2の接触部21を接触体用接触領域101から離間した後も、第1信号ピン32が第1信号ピン用接触領域102から離間せず、パワー半導体100内の第1信号ピン用接触領域102および接触体用接触領域101から残留電気を最後に除去できる。したがって、電流印加後のパワー半導体100内に残留電気が残留することを抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の目的を達成できる範囲で変形、改良などを行っても、本発明の範囲に包含される。
1…プローブ装置(電流印加装置)
21…接触部(第2電極)
32…第1信号ピン(第1電極)
100…パワー半導体(半導体)
101…接触体用接触領域(第2電流通電部)
102…第1信号ピン用接触領域(第1電流通電部)

Claims (4)

  1. 第1電流を通電する第1電流通電部と、前記第1電流通電部と電気的に接続されかつ第2電流を通電する第2電流通電部と、制御信号を入力する接触領域と、を有する半導体に電流を印加する電流印加方法であって、
    電流印加装置の第1電極を前記第1電流通電部に接触させ、前記第1電流通電部および前記第2電流通電部に残留している残留電気を除去する残留電気除去工程と、
    前記残留電気除去工程の後に、前記電流印加装置の信号電極を前記接触領域に接触させる接触工程と、
    前記接触工程の後に、前記電流印加装置の第2電極を前記第2電流通電部に接触させ、前記第1電流および前記第2電流を通電し、制御信号を入力する主電流通電工程と、を含むことを特徴とする電流印加方法。
  2. 前記主電流通電工程の後に、前記第2電極を前記第2電流通電部から離間させる第2電極離間工程と、
    前記第2電極離間工程の後に、前記第1電極を前記第1電流通電部から離間させる第1電極離間工程と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の電流印加方法。
  3. 半導体に電流を印加する電流印加装置であって、
    第1電流を通電する前記半導体の第1電流通電部に接触する第1電極と、
    前記第1電流通電部と電気的に接続されかつ第2電流を通電する前記半導体の第2電流通電部に接触する第2電極と、
    制御信号を前記半導体の接触領域に入力する信号電極と、
    を有し、
    前記第1電極は、前記第2電極よりも先に前記半導体に接触し、前記第1電流通電部および前記第2電流通電部に残留している残留電気を除去し、
    前記信号電極は、前記第1電極よりも後に前記半導体の制御信号を入力する前記接触領域に接触し、
    前記第2電極は、前記第1電極および前記信号電極よりも後に前記第2電流通電部に接触し、前記第1電流および前記第2電流を通電することを特徴とする電流印加装置。
  4. 前記第1電極は、前記第2電極よりも後に前記半導体から離間することを特徴とする請求項3に記載の電流印加装置。
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