JP5901532B2 - パーソナルカードに使用するための多目的補助メンバー - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、2009年11月21日に出願された、米国出願第12/623,415の優先権を主張し、その全体の開示は本明細書中に参考として援用する。
本発明はカードキャリーケース内で「パーソナルカード(personal card)」とともに使用するための多目的補助メンバーに関し、複数の多目的補助メンバーは一緒に使用され、カードキャリーケースを組織化する補助メンバーシステムを形成する。
近代社会では、財布またはカードキャリーケースには、すべてのタイプの多くのカードが詰められる。例えば、他人が所持者を同定するのを助ける身分証明書(例えば、運転免許証、身分証明書、会員証、アクセスカード、ブッククラブカード、および/または図書館のカード)がある。支払いをするための支払いカード(例えば、クレジットカード、デビットカード、および/または、テレホンカード)がある。仕事または取引関係を促進する目的のために贈られ、買い、および/または、集められる販促用のカード(例えば、ギフトカード、ポイントカード、割引カード、名刺、エアライントラベルカード、および/または、映画レンタルカード)がある。本当の「カード」でないが、「大好きなもの」のひとつとしてカードキャリーケース内にしまわれるものとして写真がある。簡明さのために、これらおよび他の同様のカードキャリーケースアイテムは、本明細書において一般的におよび/または集合的に「パーソナルカード」、「カード」、および/または、「パーソナルカードコレクション」と呼ばれる。これらのパーソナルカードは典型的には、3インチ(7.5cm)から3.75インチ(9.5cm)の縦の長さ、1.7インチ(4.3cm)から2.8インチ(9.6cm)の幅、および.015インチ(.46mm)から.03インチ(.76mm)の間の厚みを有する。
ほとんどの人々はいくつかの種類の財布、札入れ、小銭入れ、または他のホルダ(本明細書において以下、一般に「カードキャリーケース」として言及される)を、特定のカードを持ち運び、整理し、容易に取り出せるための好都合な手段として持っている。このために、カードキャリーケースは、パーソナルカードコレクションを表示するために、少なくとも1つのパウチ、ポケット、および/またはスロット(「コンパートメント」と一般的に呼ばれる)を有する傾向がある。カードを持つのにすべて適しており、パウチ、ポケット、および/またはスロットは類似する構造をいう。便宜上本明細書においては、パウチはポケットよりも多くのカード保持できるようにデザインされ、ポケットはスロットより多くのカードを保持できるようにデザインされているものとする。それぞれのカードの部分が所有者がカードを同定するキューとして見えるように、複数のコンパートメントは互いにずらされる。コンパートメントは、パーソナルカードコレクションのカードの長いエッジの部分または短いエッジの部分を表示するように適合される。多くの場合、カードの少部分だけがコンパートメントから露出するので、カードを握るための表面積はほとんどない。これが指および/または爪で握ることを難しくしている。これらのカードのしばしばなめらかな表面(例えば、プラスチック)によって問題は悪化させられる。そして、指/爪はカードを引き出そうとするとき、カードから滑る傾向がある。必要に迫られて、スロットを、しっかりとパーソナルカードを保持するためにきつくする傾向がある。きついスロットにより、スロットからカードを取り出すのはさらに難しくなる。さらに、人々が単一の、既にきついスロットに複数のカードを詰めるのは、珍しくない。その結果、一つまたは複数のカードを取り出すのをさらに難しくする。それでも、さらに、いくつかのカードキャリーケースには、1種以上の特別なポケット、および/またはスロットは、頻繁に使用されるカード(例えば、身分証明書)を見ることができるウィンドウを有する。セキュリティの目的のために、特別なポケット、および/または、スロットを特に深くし、頻繁に使用されるカードは完全に特殊化したポケット、および/または、スロットの中に端を露出することなく置かれる。深いポケット、および/または、スロットでは、頻繁に使用されるカードの「一番端」を握るのは特に難しくなる。
近代社会では、カードキャリーケースにはすべてのタイプの多くのカードを詰めることができる。カードキャリーケースのレイアウトとカード数に応じて、ユーザは彼のパーソナルカードコレクションのどれも見ることが出きないか、または1枚のカードしか、またはいくつかのカードだけしか見ることができない場合がある。これは、ユーザがしばしば非可視カードの位置の記憶をなくすことを意味する。カードキャリーケースにおける間違った場所にカードを返した場合には、なくなったカードが見つけられるまで、パニックが続くことがある。極端な場合には、希望のカードを見つけるために、全部ではなくてもほとんどのカードをカードキャリーケースから取り出す必要がある。
カードキャリーケースポケット、および/または、スロットからのカードの継続的なアクセス、取り出し、および再插入は不便である場合があり、難しく、おそらく望まれない摩耗をカードキャリーケースとカードの両方に引き起こす。
いくつかのカードが、固いプラスチックで作られているか、またはある程度「耐久性を高めたもの」で作られるが、そうではないものもある。よりデリケートなカードでは、繰り返された取り出しおよび再插入により引き裂かれる場合がある。繰り返された取り出しおよび再挿入により、カードキャリーケースのポケット、および/または、スロットは伸びるか、または引き裂かれる場合がある。そして、多くのパーソナルカードによって共有される特性は、それらには情報があるということである。多くのパーソナルカードには、その上に印刷されるか、またはスタンプされた(例えば、もりあげられた数字)ユーザを同定するテキストまたは数がある。多くのパーソナルカードには、発行源を同定する情報または他の適切な情報がその上にある。いくつかのパーソナルカードでは、磁気ストライプで情報を保存する(例えば、会員証、アクセスカード、クレジットカード、デビットカード、および/またはギフトカード)。いくつかのカードでは、一体化されたICカード(または、他のエレクトロニクス)を有し、付加的な機能をカードに提供する。いくつかのパーソナルカードでは、パンチされるか、または他の方法でマークされる(例えば、ポイントカード、および/または、割引カード)。また、磁気ストライプ、エレクトロニクス、およびマーキングは繰り返された取り出しおよび再挿入で破損する場合がある。
カードキャリーケースの散乱を減少させる試みでは、いくつかのパーソナルカードが、孔のあるより小さいバージョンで置き換えられ、キーホルダーで保持される。一般に、簡明さのために、これらのより小さいバージョンは本明細書において「フォッブカード(fob card)入れ」と呼ばれる。これらのフォッブカード入れは、1.7インチ(4.5cm)から2.2インチ(5.5cm)の縦の長さと7.8インチ(20cm)から1.2インチ(3cm)の幅を典型的に有する。
本発明の1つの実施態様では、少なくとも1つのコンパートメントを持っているカードキャリーケースに取り付けることができるパーソナルカードを使用するための多目的補助メンバーを提供する。多目的補助メンバーはパーソナルカードの端部に取り付けできる少なくとも1つの結合構成要素と少なくとも1つの伸張構成要素を含む。少なくとも1つの結合構成要素がパーソナルカードの端部に取り付けられるとき、少なくとも1つの伸長構成要素が一番はずれの輪状のエッジを超えて伸張する。
本発明の別の実施態様は、少なくとも1つのコンパートメントを持っているカードキャリーケースにおいて使用される補助メンバーシステムを提供する。システムは複数のパーソナルカードと複数の多目的補助メンバーを含んでいる。パーソナルカードに取り付けられたそれぞれの多目的補助メンバーは、伸張構成要素がパーソナルカードの一番はずれの輪状のエッジを超えて伸張するようにされる。
本発明のさらに別の実施態様は、結合構成要素、および/または、伸長構成要素に関連している技術を含む多目的補助メンバーを提供する。
更なる実施態様では、本発明はカードキャリーケースからパーソナルカードを取り出すためのツールである多目的補助メンバーを提供する。そのような多目的補助メンバーツールは以下を含む;
共通の基部から末端方向に延びる、一般に平面のカード上面把持アームと、一般に平面のカード下面把持アームを有する、一般に平らにされたボデイである結合構成要素であって、上面把持アームと下面把持アームが相対し、一般に互いに平行な向きで保持される結合構成要素、ここで上面把持アームと下面把持アームは、一緒に、開いているフロントエンドと閉じているバックエンドを有するカードスロットを画定する、
該カードスロットは、強い摩擦(tight friction fit)で「取り外し可能」にパーソナルカードを受け入れ、固定するように適合させられる、
結合構成要素に取り付けられ、結合構成要素のベースから末端方向へ伸張する伸長構成要素であって、
該ツールがパーソナルカードに固定された時に、カードキャリーケース内でのパーソナルカードの把持およびそれからの取り出しのために適合させられる該伸長構成要素。
多目的補助メンバーツールのある特定の態様では、結合構成要素は、固い金属、プラスチック、または金属とプラスチックの組み合わせで作られる単一ユニットである。例えば、金属射出成形によりそのような結合構成要素を製造できる。
ある特定の態様では、カードスロットのバックエンドはカードスロットのフロントエンドより狭く、カードスロットは後部から前部にテーパーされている。たとえばカードスロットのバックエンドの間隔は約0.30mmから約0.90mmであることができ、カードスロットのフロントエンドの間隔は約0.40mmから約1.00mmであることができる。他の態様では、カードスロットは階段状にされ、バックエンドに隣接してより狭い領域を有して薄いパーソナルカードを固定するように適合され、またフロント開口部に隣接してより広い領域を有して厚いパーソナルカードを固定するように適合される。たとえば、カードスロットのより狭い領域が、約0.30mmから約0.55mmの間隔であることができ、より広い領域は、約0.55mmから約1.00mmの間隔であることができる。ある特定の実施態様では、階段状のカードスロットは2枚のパーソナルカードを収容できる。
一般に、多目的補助メンバーツールの上面把持アームと下面把持アームは一般に長方形の、または、円形の形状、または希望の任意の形状も持つことができる。任意に、結合構成要素はカードキャリーケース内でツールを固定するために適合されたアームを含むことができる。
ある特定の態様で、伸長構成要素は結合構成要素のベースに蝶番のように取り付けられる。さらに、伸長構成要素が結合構成要素の上に横たわる閉鎖位置から、伸長構成要素が閉鎖位置に垂直である開放位置に、伸長構成要素を蝶番の周りに回転できるように適合させることができる。本発明の他の態様では、伸長構成要素は結合構成要素のベースに動かないように取り付けられる。ある特定の実施態様では、伸長構成要素は結合構成要素のデザイン要素と連続的にされる。
ツールの把持を助けるために、伸長構成要素は結合構成要素の外側表面に配置されたリッジを有することができる。伸長構成要素は金属、革、プラスチック、および/または、ガラスのような素材を含むことができる。また、ある特定の実施態様では、伸長構成要素は塗料、エナメル、エンボス、彫刻または石などのデコレーションを含むことができる。
まだ更なる実施態様では、ツールは磁気ストライプ、半導体チップデバイス、集積回路装置、非接触データキャリアタグデバイスまたはバーコードを含むことができる。
また、カードキャリーケースに少なくとも2枚のパーソナルカードを固定し、またそれから取り出すための、以下を含む多目的補助メンバーツールが提供される。共通の基部から末端方向に延びる、一般に平面の少なくとも1つのカード上面把持アームと、一般に平面の少なくとも1つのカード下面把持アームを有する、一般に平らにされたボデイである結合構成要素であって、少なくとも1つのカード上面把持アームと少なくとも1つのカード下面把持アームは相対し、互いにほぼ平行な配置で保持され、ここで少なくとも1つの上面把持アームと少なくとも1つの下面把持アームは、一緒に、少なくとも2つのカードスロットを画定し、それぞれのカードスロットは、開いているフロントエンドと閉じているバックエンドを有し、少なくとも2つのカードスロットは強い摩擦フィットで取り出し可能にパーソナルカードを受け入れ、固定するために適合される結合構成要素、および結合構成要素に取り付けられ、そのベースから末端方向へ伸張する伸長構成要素であって、ツールが少なくとも2枚のパーソナルカードに固定されているとき、カードキャリーケースからの少なくとも2枚のパーソナルカードの把持と取り出しのために適合させられる伸長構成要素。この実施態様のある特定の態様では、多目的補助メンバーツールは第1のカードスロットと2番目のカードスロットを有し、第1のカードスロットのカード下面把持アームが2番目のカードスロットのカード上面把持アームと空間的に同一の広がりを有する(coextensive)。ある特定の態様では、少なくとも2つのカードスロットはずらして配置される。
他の目的、特徴、および本発明の利点は、以下の発明の詳細な説明と添付図面を考慮することにより容易に理解されるだろう。
図1は、本発明の多目的補助メンバーがカードキャリーケースのパウチの中のコレクションのカードに結合している状態を示している、パーソナルカードコレクションの正面図である。
図2は本発明の多目的補助メンバーが結合したパーソナルカードコレクションの透視図である。メンバーはポケット内で互いにずらして結合され、カードは長い端部が露出するように配列され、多目的補助メンバーを有する一つのカードが特別なポケット、および/または、スロット内にある。
図3は、本発明の多目的補助メンバーが結合したパーソナルカードコレクションの平面図である。メンバーはスロット内で互いにずらして結合され、カードは短い端部が露出するように配列され、多目的補助メンバーを有する一つのカードが特別なポケット、および/または、スロット内にある。
図4は2つの結合構成要素と曲げられたか、又は湾曲可能な伸長構成要素を有する多目的補助メンバーをカードに取り付ける、第1の実施態様の正面図である。
図5Aは、調整可能な2つの結合構成要素と、カスタマイズ可能な伸長構成要素を含む多目的補助メンバーの2番目の実施態様の平面図である。
図5Bは2番目の刻み目またはガイドラインがカードの端と並べられるように多目的補助メンバーがカードに取り付けられた図5Aの多目的補助メンバーの2番目の実施態様の側面図である。
図5Cは1番目のスコアまたはガイドラインがカードのエッジと並べられるようにカードに取り付けられた図5Aのマルチ目的の補助メンバーの2番目の実施態様の側面図である。
図6Aはただ一つの細長い結合構成要素とマルチオリエンテーションの立体的な伸長構成要素を有し、伸長構成要素のデザイン要素は第1のオリエンテーションを有する、多目的補助メンバーの3番目の実施態様の正面図である。
図6Bは図6Aの多目的補助メンバーの3番目の実施態様の側面図である。
図6Cは図6Aの多目的補助メンバーの3番目の実施態様の背面図であり、伸長構成要素のデザイン要素が2番目のオリエンテーションを有する。
図7Aはカードに取り付けられた多目的補助メンバーの4番目の実施態様に関する透視図である。この実施態様ではエッジ結合構成要素と書込可能な表面を有する伸長構成要素を含む。
図7Bはカードに取り付けられた図7Aの多目的補助メンバーの4番目の実施態様の側面図である。
図8はカードに取り付けられた多目的補助メンバーの5番目の実施態様の側面図である。この実施態様では機械的な把持結合構成要素と厚くされた伸長構成要素を有する。
図9Aはカードに取り付けられる多目的補助メンバーの6番目の実施態様の側面図である。この実施態様ではカードを通る機械的な結合構成要素と2つの部品からの伸長構成要素を有する。
図9Bはカードに取り付けられた図9Aの多目的補助メンバーの6番目の実施態様の正面図である。
図9Cはカードに取り付けられた図9Aの多目的補助メンバーの6番目の実施態様の背面図である。
図10Aはカードに取り付けられた多目的補助メンバーの7番目の実施態様の正面図である。多目的補助メンバーは伸張された位置にあって、この実施態様はスプリング入りの結合構成要素と格納式の通路を有する伸長構成要素を含む。
図10Bは収納された状態の図10Aの多目的補助メンバーの7番目の実施態様の正面図である。
図11Aは多目的補助メンバーのカード取り出しツール実施態様の側面図である。
図11Bは、図11Aに示されている多目的補助メンバーのカード取り出しツール実施態様の上面からの斜視図である。
図11Cは、図11Aに示されている多目的補助メンバーのカード取り出しツール実施態様の平面図である。
図12Aと12Bは図11Aのカード取り出しツールへのパーソナルカードの装着を図説する。図12Aは、装着の前のカード取り出しツールとパーソナルカードとの整列を示す。矢は装着の方向を示す。 図12Bはパーソナルカードが差込まれたツールを示す。
図12Cは伸長構成要素が蝶番で回転している、図12Aに示されている多目的補助メンバーのカード取り出しツール実施態様の側面図である。
図13Aは指グリップリッジ把持要素を備えた、カード取り出しツール多目的補助メンバーの実施態様の平面図である。
図13Bは、図13Aに示されてたカード取り出しツール多目的補助メンバーの側面斜視図である。
図14A−14Fは階段状のカードスロットを備えたカード取り出しツール多目的補助メンバーを示している。
図14A−14Dは階段状のカードスロットを有するカード取り出しツールへの、薄いパーソナルカードおよび厚いパーソナルカードの装着を図説する。図14Aは薄いパーソナルカードと整列されたカード取り出しツールを示す。矢は装着の方向を示す。図14Bは装着された薄いパーソナルカードを把持するツールを示す。図14Cは、厚いパーソナルカードと整列されたカード取り出しツールを示す。矢は装着の方向を示す。図14Dは装着された厚いパーソナルカードを把持するツールを示す。
図14Eと14Fは階段状のカードスロットを有するカード取り出しツールへの、2枚のパーソナルカードの装着を図説する。
図14Eは、2枚のパーソナルカードと整列されたカード取り出しツールを示す。
矢は装着の方向を示す。
図14Fは、1つの階段状のカードスロットに装着された2枚のパーソナルカードを示す。
図15A−15Fは、クラムシェルタイプの伸長構成要素を備えるパーソナルカード取り出しツール多目的補助メンバーの実施態様について示す。 図15Aは伸長構成要素が閉じられた状態のパーソナルカード取り出しツールの上面斜視図である。 図15Bはカードスロットに挿入されたパーソナルカードを有する図15Aのカード取り出しツールの背面図である。 図15Cはカードスロットに挿入されたパーソナルカードを有する図15Aのカード取り出しツールの側面図である。この図では、明瞭化のため伸長構成要素を取り外してある。 図15Dは図15Aのカード取り出しツールの平面図である。この図では、パーソナルカードはツールのカードスロットに挿入され、カードは財布のポケットの中に含まれている。伸長構成要素は、革のポケットの中に閉じられ、ポケット内にカードを固定する。 図15Eは、財布カードキャリーケースのウィンドウタイプポケットから部分的に取り出されるパーソナルカードに取り付けた図15Aのカード取り出しツールを示す。この図では、ツールの把持を容認して、ウィンドウポケットからのカードの取り出しを容易にするために、結合構成要素に対して90度の位置に伸長構成要素を開けてある。 図15Fは伸長構成要素が図15Eよりさらに開けられている図15Aのカード取り出しツールの上面斜視図である。この位置はツールのカードスロットにカードを挿入するのに有用である。
図16A−16Eは、任意の財布クリップを備えた、パーソナルカード取り出しツール多目的補助メンバーの実施態様を示す。 図16Aは財布のウィンドウポケット内に配置されたパーソナルカードを固定するために財布上に配置されたパーソナルカード取り出しツールの平面図である。 図16Bは、図16Aに示されているカード取り出しツールと財布の断面図である。 図16Cは、初期の位置合わせ段階のパーソナルカードへの結合の際の図16Aのカード取り出しツールの断面図である。この図では、革の上表面は、カードからツールの機能により分離されて、パーソナルカードはツールのカードスロットに部分的に挿入されている。 図16Dはカードと財布ポケットウィンドウメンバーがツールで完全に係合している図16Aのカード取り出しツールの断面図である。 図16Eは、パーソナルカードと財布ポケットウィンドウメンバーを完全に係合させた際のカード取り出しツールの平面図である。
図17は、カード取り出しツール(A−J)の10個の非限定的な実施例の平面図を示し、それぞれにはパーソナルカードが取り付けられ、結合構成要素、伸長構成要素およびツールのための結合位置の種類について示す。 図17Aは爪の引き出し把持要素を備えた伸長構成要素を有する長方形の結合構成要素を有するツールである。 図17Bは蝶番ストラップを備えた伸長構成要素を有する丸い結合構成要素を有するツールである。 図17Cは伸長構成要素へ直接取り付けられた装飾的な要素を備えた伸長構成要素を有する丸い結合構成要素を有するツールである。 図17Dは結合構成要素へ直接取り付けられたチェインループを備えた伸長構成要素を有する丸い結合構成要素を有するツールである。 図17Eは丸い結合構成要素がパーソナルカードのサイドエッジに取り付けられ、爪の把持用のリッジ伸張構成要素を有するツールである。 図17Fは丸い結合構成要素がパーソナルカードのコーナエッジに取り付けられ、多角形ループの伸長構成要素を有するツールである。 図17Gは花形の装飾的な結合構成要素がループ伸長構成要素を有するツールである。 図17Hは伸長構成要素が結合構成要素と一体となったツールである。 図17Hのツールの伸長構成要素は、パーソナルカードの取り出しのために握ることができる把持可能な要素を提供するために結合構成要素から末端へ延びる。 図17Hのツールはパーソナルカードの長いエッジに付けられ、例えば、ペイントおよび宝石のような飾り付けをされたツールのある特定の態様について示す。 図17Iのツールはエンボスされた結合構成要素と宝石で飾られた伸長構成要素ストラップを含むさらに装飾的な要素を示す。 図17Jのツールは、長方形の結合構成要素とクラムシェル伸長構成要素を有する。 図17A−CとG−Iのツールはそれぞれパーソナルカードの長いエッジに取り付けられる。 図17D、E、およびJのツールはそれぞれパーソナルカードの短いエッジに取り付けられる。 図17Fのツールはパーソナルカードのコーナエッジに取り付けられる。
詳細な説明
定義
本明細書において“約”は、“約”が付された数値が、そのプラスまたはマイナス1−10%を含むことを意味する。例えば約100インチは、状況に応じて、95−105インチ、または99−101インチである。本明細書において、「1から20」などの数値域は、与えられた範囲内のそれぞれの整数を含む。例えば、「1から20mm」は、1mm、2mm、3mm等であり、20mmを含むことができる。同様に、小数点を含む数値範囲は、与えられた範囲内のそれぞれの数を含んでいる。例えば、「0.30mmから0.40mm」は0.30mm、0.31mm、0.32mm、0.34mm、0.35mm、0.36mm、0.37mm、0.38mm、0.39mm、および0.40mmを含む。
本明細書において「パーソナルカード」は、人により所持される財布、札入れまたはカードオーガナイザ内に保持できる小さいカードであり、人に関する情報または人により使用される情報を含むものをいう。
本明細書におけるパーソナルカードは、2.5インチ(6.35cm)から4インチ(10.16cm)の長さ、1.5インチ(3.81cm)から3インチ(10.16cm)の幅、および0.01インチ(0.254mm)から0.04インチ(1mm)の厚さを有する。ある特定の実施態様では、パーソナルカードは、3インチ(7.5cm)から3.75インチ(9.5cm)の長さ、1.7インチ(4.3cm)から2.8インチ(9.6cm)の幅、および0.015インチ(0.46mm)から0.03インチ(0.76mm)の厚さを有する。
パーソナルカードに含むことができる情報は、タイプされたか書かれた情報;写真情報(例えば、人の画像);コード化された情報(例えば、バーコード化された情報);電子的に記録された情報(例えば磁気ストライプまたは集積回路に記録された情報);エンボスされたおよびまたは刻まれた情報(例えば、クレジットカードインプリンティングデバイスで転写できる)が含まれる。パーソナルカードに含まれる情報は、永久的であるかまたは「読み取り専用」タイプであることができ、編集可能であるか書き換え可能な情報であることもできる。
パーソナルカードはプラスチックから典型的に作られているが、コーティングまたはラミネートされたカードストックおよび金属のような他の材料であることができ、また集積回路や磁気ストライプなどの追加要素を含むことができる。カードが作られている素材のタイプは、パーソナルカードに含まれた情報に一部依存する。したがって、例えば、電子的に磁気ストライプに記録された情報を含むパーソナルカードは、磁気ストライプを保護するが、ストライプの情報をスキャンして「読む」ことを許容する材料から典型的に作られる。同様に、集積回路に電気的に記録された情報を含むパーソナルカードは、取り扱いによる損傷から集積回路を保護し、スキャナと集積回路のインタラクションを許可し、保存された情報を読むことができる、十分に伝達可能な素材で作らなければならない。
本発明のある特定の態様では、パーソナルカードはID−000カード規格、ID−1カード規格、ID−2カード規格、およびID−3カード規格を含むISO/IEC7810:2003規格に従う基準の身分証明書である。また、パーソナルカードはISO/IEC規格14443−1:2008に従う近接型ICカードを含む。本明細書に使用される「近接型ICカード」は、アクセスを制御するのに使用されるカード、認証および一体性バリデーション、たとえば検出装置によって読まれ、ドア、ゲート、および同様のものを開けるカードなどをいう。近接型ICカードは、非接触検出技術を使い、典型的にはラジオ周波数識別(RFID)タグのような集積回路を有している。また、パーソナルカードはISO/IEC規格15693−1:2000に従う、「近傍型ICカード」として知られている、非接触の集積回路身分証明書を含む。
また、パーソナルカードは運転免許証を含み、特にISO/IEC基準18013−1:2005に従う、ISO対応運転免許証を含む。また、ISO/IEC基準15457−1:2008に従う薄いフレキシブルなカードもパーソナルカードの定義に含まれる。
また、「金融取引カード」もパーソナルカードの定義に含まれている。そのようなカードは、情報を保存し、転送できる磁気ストライプを有する、クレジットカード、デビットカード、他の銀行カード、ポイントカード(例えば、商店ポイントカード)、および同様のものを含む。金融取引カードはISO9992、ISO/IEC7813、およびISO/IEC4909規格の1種以上に従うものを含んでいる。
本明細書において使用される時、「カードキャリーケース」はパーソナルカード、特には運転免許証とクレジットカードを持つために適合するように設計された財布、札入れ、オーガナイザ、クラッチまたは他のケースをいう。また、カードキャリーケースの定義に含まれているのは、パーソナルカードを保持するためのポケット、スロットまたは他の適当なものを有するブリーフケース、バックパック、ハンドバッグ、財布、ウエストポーチ、スーツケースなどがある。
「強い摩擦によるフィット」、「摩擦によるフィット」「インターフェレンスフィット(interference fit)」が、たとえばパーソナルカードと、該パーソナルカードを受容するように適合された本発明のパーソナルカード取り出しツールのカードスロット結合構成要素とのような、2つのかみ合わせ部分の完全にフィットした固定について、互換性を持って使用される。強い摩擦によるフィット固定は、固定具の任意の他の手段ではなく、部材が一緒に押された後の摩擦によって達成される。部材を一緒に結合する摩擦は、もう片方に対する一方の圧縮によりしばしば大いに増強される。これは部材が作られている素材の引っ張り強度と圧縮強度による。一般に、インターフェレンスフィットは、2つの噛み合い部材の1または他方を賦形して、1または他方が通常のサイズからわずかに逸脱するように形成することによって、達成される。インターフェレンスの用語は、1方の部材が、もう片方が占めているスペースをわずかに妨げるという事実を示す。当業者は、2つの噛み合わせ部材の間の「アローワンス(通常のサイズからの計画された差)」の変化が、フィット強度の差、たとえばゆるいフィット、軽いフィットまたは軽い摩擦フィット、およびインターフェレンスフィットまたは強い摩擦によるフィットを与えることを十分に理解するだろう。アローワンスの値はどの素材が使用されているか、そして、部材がどれくらい大きいか、そして、どの程度のきつさが望ましいかに依存する。
本明細書に記載された発明のある特定の実施態様では、多目的補助メンバーの結合構成要素のカードスロットは、パーソナルカードに噛み合わされ、カードスロットで1以上のポイントで2つの間のタイト摩擦フィットを達成する(以下で、説明する)。強い摩擦フィットは、望まれる場合に多目的補助メンバーからカードの取り出しを防ぐほどきつくはなく、カードキャリーケースにおける繰り返された装着と取り出しを通して多目的補助メンバーのカードスロットの中にカードを固定できるくらい十分なものである。
図1−17に示されているように、本発明は少なくとも1つのコンパートメント26を有する財布または同様のカードキャリーケース24の中で保持される、上で定義される「パーソナルカード」および/または「パーソナルカードコレクション」(一般に、参照番号22ですべて言及される)による使用のための、多目的補助メンバー(一般に、参照番号20で言及される)に関する。補助メンバーシステムを形成するのに複数の多目的補助メンバー20を一緒に使用できる。
図1−3は、多目的補助メンバー20を有するパーソナルカードコレクション22が、例示のカードキャリーケース24のコンパートメント(パウチ26a、ポケット26b、スロット26c、および/または窓を有するスロットを含む特別なポケットおよび/またはスロット26d)内にある状態を示す。例えば、図1は、多目的補助メンバー20が例示のカードキャリーケース24のパウチ26a内にある状態の、パーソナルカードコレクション22を示している。図2は、パーソナルカードコレクション22、多目的補助メンバー20を有する少なくとも1つのカード22を含む、例示のカードキャリーケース24を示す。図2の例示のカードキャリーケース24には、互いにずらして配置されるポケット26bがあり、カード22は長い端部34(または、長い端のみ)が露出されるように配置される。図3は、パーソナルカードコレクション22、多目的補助メンバー20を有する少なくとも1つのカード22を含む、例示のカードキャリーケース24を示す。図3の例示のカードキャリーケース24には、互いにずらして配置されるスロット26cがあり、カード22は短い端部36(または、短い端のみ)が露出されるように配置される。図2および3の例示のカードキャリーケース24には、特別なポケットおよび/またはスロット26dがあり、多目的補助メンバー20を有する単一のカード22を挿入できる。
図4、5A−5C、6A−6C、7A−7B、8、9A−9C、および10A−10Bは、多目的補助メンバー20(具体的には多目的補助メンバー20a−20gとラベルされる)の例示の実施態様を示している。多目的補助メンバー20には、それぞれ2つの構成要素がある:少なくとも1つの結合構成要素30と少なくとも1つの伸長構成要素32である。結合構成要素30は、カード22のどんな端部(例えば、長い端部34、コーナー端部35、または短い端部36)にも付くように設計されている。「端部」34,35、36は、一番外側の環状の端に隣接した一部または全て(たとえば環状の周縁部)をいい、並びに一番外側の環状の端に実質的に隣接(たとえば約.75インチ(2cm)以内)した上面および/または下面をいう。結合構成要素30がカード22の端部に取り付けられるとき、伸長構成要素32は、カード22の一番外側の環状の端を超えて伸張するか、カード22の一番外側の環状の端を超えて伸張でき、またはカード22の表面を超えて伸張する。
結合構成要素30
上に詳しく説明されたように、少なくとも1つの結合構成要素30が、パーソナルカード22のどんな端部(例えば、長い端部34、コーナー端部35、または短い端部36)にも付くように適合させられる。それぞれのカードキャリーケース24がユニークであるので、これは本発明の顕著な特徴である。いくつかのカードキャリーケース24では、長い端部34(または、長い端のみ)が露出されるように、カード22が配向されるコンパートメント26を有する(図1および2を参照)。いくつかのカードキャリーケース24では、短い端部36(または、短い端のみ)が露出されるように、カード22が配向されるコンパートメント26を有する(図3を参照)。いくつかのカードキャリーケース24では、いくつかのカード22は短い端部36(または、短い端のみ)が露出されるように配向され、他のカード22は、長い端部34(または、長い端自体)が露出されるように配向され、さらに、他のカード22は、コーナー端部35(または、コーナー部のみ)が露出されるように配向される。いくつかのカードキャリーケース24(例えば、特別なポケット、および/または、スロット26dを有するもの)では、エッジが全く露出されない。従って、カード22のどんな端部34、35、36にも適合される少なくとも1つの結合構成要素30を有することは、本発明の特徴の1つである。1つのタイプの端部34、35、36に取り付けられた特定の多目的補助メンバー20の例示の実施態様は、多目的補助メンバー20がそのタイプの端部34、35、36だけに付けられように制限するものではないことに留意すべきである。キャリヤー40と結合メカニズム42を含むものとして結合構成要素30を最も良く記述できる。キャリアー40は、たとえば紙(例えば、カードストック、および/または、段ボール)、プラスチック、ベラム(velum)、布帛、金属(例えば、貴金属または非貴金属)、革、石、木、プラスチック、ゴム、または比較的薄い材料またはそれらの組み合わせをはじめとする任意の材料で作ることができる。意図する用途が素材の選択に影響を及ぼすことができることに留意するべきである。例えば、結合構成要素30がパーソナルカード22の重要な特徴(例えば、盛り上げおよび/または印刷されたテキスト、盛り上げおよび/または印刷された数、写真、および/または、ロゴ)をカバーする可能性があれば、キャリヤー40に非常に薄い(例えば、.0003インチ(.01mm)と.0295インチ(.75mm)の間)および/または透明な材料を使用するのが、望ましい場合がある。また、パーソナルカードコレクション22に嵩を追加しないだろうから、キャリヤー40に非常に薄い材料を使用するのも有利であるだろう。また、キャリヤー40に非常に薄い素材を使用するさらに別の利点は、カードの磁気ストライプの使用を妨げないという(妨害しないなら、より厚い素材を使用できる)ことであるだろう。例えば、結合メカニズム42は接着剤(例えば、伝統的な接着剤コーティング42または代替の接着剤42’)、機械的結合メカニズム42’’(例えば、歯42’’などの機械的な把持結合メカニズムまたはピン42’’などのカードを通した結合メカニズム)、磁気結合メカニズム(図示せず)、および/または結合構成要素の30のキャリヤー40をパーソナルカード22に取り付けるのに適当な任意の結合メカニズムであることができる。
接着剤の結合メカニズム42が使用される場合には、それは任意のさまざまなタックレベルを有することができる(例えば、低いタック、中程度のタック、高いタック、および最高に高いタック)。「低いタック」は、一時的であるか、または非常に脱着可能である(例えば、POST−IT(登録商標)ノートタック)。「最高の高いタック」は本質的には永久的である。最もよく知られているインデックスタブが紙またはカードストックに取り付けられる。例えば、迅速な参照のために低いタックの接着剤を有する「インデックスタブ」をドキュメントまたはページに一時的に付けることができる。他の「インデックスタブ」は永久に、最高の高いタックの接着剤で専用紙またはカードストックデバイダに取り付けられる。本発明のある特定の実施態様では、半永久的な接着剤を使用する(例えば、中程度の粘着力の接着剤、および/または、高いタックの接着剤)。例示の半永久的な接着剤としては、Glue Dots International、 Germantown, WI(gluedots.comを参照)からの高タック感圧接着剤、GLUE DOTS(登録商標)および/または3M、St.Paul,MN(3M.com 参照)からの3M(登録商標)VHB(登録商標)のような接着剤転写テープがあげられる。半永久的な粘着剤が本発明で使用できる理由は、ほとんどのパーソナルカード22がかなりの期間使用されることが意図されて、したがって、耐久性のためにプラスチックから作られているか、またはコーティングされているからである。これにより、しっかりとパーソナルカードの表面に接着し、長期間の間の使用を可能にするが、必要な場合には比較的容易に取り除くことができる、半永久的な粘着剤を使用することが可能になる。例えば、爪を使用するか、表面をこするか、または温和な溶媒を使用することにより取り除くことができる。例えば、パーソナルカード22の期限が切れた時、カード22が異なる向きでコンパートメント26に移される場合、または多目的補助メンバー20が他の理由で破損した場合には、多目的補助メンバー20を取り除くことが必要または望ましい場合がある。
結合構成要素30の長さと幅は、多目的補助メンバー20の方向と同様にパーソナルカード22の大きさ形状によってのみ制限されている。多目的補助メンバー20の柔軟性とそれの位置決めを最大にするために、結合構成要素30は満足できる接続を作ることができる程度に大きいが、比較的小さいものであるべきである。(結合構成要素30が透明であるなら、その上に置かれる全てのテキストを明らかに妨げないだろう。)ある特定の実施態様では、結合構成要素30は伸長構成要素32と同じかまたはより狭い幅を有する。代替の実施態様では、カードキャリーケース内において空間的拘束が許可される関連伸長構成要素32より広い幅の結合構成要素30を有する。紙またはカードストックに付着する従来技術のインデックスタブは、それらとともにある伸長構成要素32より広い幅を有し、紙またはカードストックが裂けることを防止する。しかし本発明の多目的補助メンバー20が取り付けられるパーソナルカード22では一般にこれは問題ではない。
以下で詳細に、例示の多目的補助メンバー20の結合構成要素30の実施態様について議論する。例示の実施態様は、図4に示されているように、2つの結合構成要素30a(それが取り付けられるカード22の各面のためのもの)、図5A−5Cに示されたような、調整可能な2つの結合の構成要素30bの実施態様、図6A−6Cに示されたような、内側に先細にされた、一つの細長い結合構成要素30c、図7A−7Bに示されたような端(キャリヤー40がまさに端の表面である)結合構成要素30d、図8に示されたような、機械的な把持結合構成要素30e、図9A−9Cに示されたような、カードを通る機械的な結合構成要素30f、図10A−10Bに示されるような、スプリング入りの結合構成要素30g、図11−17に示されるような、強い摩擦結合構成要素30hを含むが、これらに制限されるものではない。これらの実施例は本発明の範囲を制限するものではない。
伸長構成要素32
伸長構成要素32は、同定、把持、宣伝、技術の付加、アクセサリーの取り付け(例えば、ファッションを加える)、書くための表面、および組織化をはじめとする多くの目的を有する。図11−17に示されるように、多目的補助メンバーがカード取り出しツールである本発明の特定の実施態様では、伸長構成要素32の一次的な目的は、多目的補助メンバーを把持する手段を提供し、それにより、多目的補助メンバーが取り付けられているパーソナルカード22を間接的に把持することである。また、付加機能が把持の一次的な目的を妨げない限り、同定、広告、アクセサリーの取り付け、組織化および同様のものなどの追加機能のために、そのような伸長構成要素を適合させることができる。
伸長構成要素32の把持手段50は、多目的補助メンバーを提供し、サイズまたは表面積を拡張するか、または増大させることにより達成できる。ここで伸長構成要素は例えば、多目的補助メンバーが取り付けられるパーソナルカードの環状の端を越えて伸張する、タブ、チェーン、タイまたは他の構造であることができる。ある特定の実施態様では、把持手段50は、指先または爪によってアクセス可能なリッジまたはくぼみであり(例えば、図13A、13B、17A、および17E)、カードキャリーケースから多目的補助メンバーと添付のカードを引き出すことができるようにする。また他の実施態様では、把持手段50は2本の指の間で握られる時に伸長構成要素のスリップを減少させる伸長構成要素の表面に付けられた形状またはテクスチャを含んでいる。本発明のいくつかの態様では、伸長構成要素は蝶番を付けるか(例えば、図15Eおよび15F)、または他の方法で結合構成要素(例えば、チェーン、タイまたはストラップ)に対して移動できるようにされ、把持手段はカードキャリーケースから多目的補助メンバーを取り除くために、てこの作用力を適用する能力を含むことができる。図15D−15Fに、把持手段のてこの作用の1つの態様を見ることができる。これらの図では、伸長構成要素はクラムシェルのように作動して、結合構成要素に平行な位置の閉鎖位置(図15D)から、結合構成要素に対して約90度の位置に折り曲げることができる(図15E)。図15Eで図説されるように、これは別の指で伸長構成要素の相対する面を任意に支えつつ、カードキャリーケースのスロットから多目的補助メンバーを押すために親指または他の指から圧力を加えることを許容する。ある特定の実施態様では、クラムシェルを完全に、またはより少なくないしより多く開くことができ、伸長構成要素と結合構成要素がお互いに様々な角度、たとえば45度、120度(図15F)、および180度になることができる。他の実施態様では、伸長構成要素は、個々の位置に開くか、または止まることができ、たとえば結合構成要素に対して90度(図15E)にすることができる。
ある特定の実施態様では、多目的補助メンバー20を取り付けてあるパーソナルカード22を個性化するために、何らかの方法で伸長構成要素32に印刷するか、マークするか、または表面仕上げをすることができる。カードキャリーケース24が開かれた瞬間に、それぞれの個々のカード22を同定して、その場所を見つけることを可能にすることにより、カードキャリーケース24の組織化を、それぞれのパーソナルカード22の個性化が助ける。
さまざまなサイズと形状に伸長構成要素32を製造できる。例えば、伸長構成要素32は、3枚の別々のカード22(左側に1つ、中央に1つ、および右側に1つ)に3つの多目的補助メンバー20を使用でき、3枚のカードが一緒に重ねられた時に、伸長構成要素32が重ならないように、標準のパーソナルカード22の約1/3の長さの幅を持つことができる。同様に、伸長構成要素32は、10枚の別々のカード22(ずらして配置される)に10個の多目的補助メンバー20を使用でき、10枚のカードが一緒に重ねられた時に、伸長構成要素32が重ならないように、標準のパーソナルカード22の約1/10の長さの幅を持つことができる。
ある特定の実施態様では、伸長構成要素32は、カードキャリーケース24とのさしさわりを防ぐか、または嵩を抑えるためには最小量のサイズのものである。他の実施態様では、伸長構成要素32がパーソナルカード22より長いことが、望ましい場合がある。例えば、本発明において、伸長構成要素32は片端が結合構成要素30に取り付けられ、他の端がパーソナルカード22を所有者につなぐための、カードキャリーケース24、ハンドバッグ、衣服または同様のものに、取り外し可能にまたは永久的に固定するために結ばれ、クリップされ、または固定される、コード、ひも、チェーン、または同様のものであることができる。窃盗または偶然の置き間違いのためによるカードの損失を防ぐために、そのような実施態様を使用できる。そのようなつながれた実施態様は、例えば、点検またはカードの磁気ストライプをスキャンするために、所有者との接続を保持しつつ、カードキャリーケース24からのパーソナルカード22の取り出しを許可することが企図される。所有者が、カードキャリーケース24内でパーソナルカード22を置き換えるのを忘れた場合には、無くなるのではなく、所有者または彼の所有物に取り付けられたまま残っているだろう。当業者は、本発明の伸長構成要素のそのような適合および使用について多くの状況があることを理解するだろう。
多目的補助メンバー20は、紙(例えば、カードストック、および/または、段ボール)、プラスチック、ベラム、布帛、金属(例えば、貴金属または非貴金属)、革、石、木、プラスチック、ゴム、または比較的薄い材料またはそれらの組み合わせをはじめとする、上記の小さいサイズで直立するに十分堅い任意の材料で作ることができる。意図する用途が素材の選択に影響を及ぼすことができることに留意するべきである。例えば、より長持ちする素材が、耐久性が重要である用途(例えば、煩雑に長期間使用されるカード22に取り付ける場合)で必要であるが、耐久性が重要でない用途(例えば、ホテルの部屋の鍵カードのような限定的な寿命のカード22に取り付ける場合)では安価な素材を使用できる。多目的補助メンバー20が記入される必要がある場合には、選ばれる素材は、そのために適当でなければならないだろう。図11−17に示されたような特定の実施態様では、多目的補助メンバー20が強くて、堅くて長持ちする素材、たとえば金属またはプラスチックで作られ、パーソナルカード22に取り付けカードキャリーケース24からパーソナルカード22の取り出しを容易にするという一次的な目的を持っている。また、本発明は、1つ以上の素材で多目的補助メンバー20を作ることも企図する。例えば、本発明のある態様では、多目的補助メンバー20、またはその結合構成要素30は、たとえば金属またはプラスチックのような堅くて長持ちする物質で作られることができるが、たとえば革、布帛、エナメル、ガラス、水晶、ジェムストーン、紙、段ボールおよび同様のものなどの、強くなく、堅くなく、耐久性のないその他の材料から作られた装飾的な要素を含むことができる。本発明の多目的補助メンバーの伸長構成要素32は、柔軟な材料と堅い材料の両方を含んで、組成を変化させることができる。
さまざまな形状とサイズで多目的補助メンバー20を製造できるが、ある特定の実施態様では、多目的補助メンバー20がパーソナルカード22に取り付けられる時、パーソナルカード22の外側の環状の端を超えて伸長構成要素32が延びる。1つの実施態様では、カード22の一番はずれの輪状の端を超えて伸長構成要素32は約0.2インチ(5mm)から0.5インチ(13mm)伸張する。ある特定の実施態様では、伸長構成要素32は0.25インチ(7mm)から1.5インチ(38mm)の幅を有し、他の実施態様では伸長構成要素32は約0.5インチ(13mm)の幅を有する。伸長構成要素32には、比較的薄い(例えば、0.0007インチ(.02mm)から0.0787インチ(2mm)の間の)素材を使用することが、望ましい場合がある。パーソナルカードコレクション22に嵩を追加しないので、伸長構成要素32に比較的薄い素材を使用するのは有利である。伸長構成要素32が実質的にカード22の上または側面へおかれる特定の実施態様では、パーソナルカードコレクション22に嵩高さを与えることなく、キャリヤー40より厚くなることができる。
以下で詳細に、例示の多目的補助メンバー20の伸長構成要素32の実施態様について議論する。例示の実施態様は、図4に示された実施態様のように、曲がるかまたは屈曲可能な伸長構成要素32a、図5A−5Cに示されるような、カスタマイズ可能(取替え可能に設計された物品または技術デバイス)な伸長構成要素32b、図6A−6Cに示されるような、マルチオリエンテーションおよび立体的な伸長構成要素32c、図7A−7Bに示されるような、書込可能な表面を有する伸長構成要素32d、図8に示されるような、厚い伸長構成要素32e、図9A−9C示されるような、2部品の伸長構成要素32f、図10A−10Bに示されるような、格納式の通路を有する伸長構成要素32g、図11A−11Dに示されるような、蝶番式の伸長構成要素を含むが、これらには限定されない。これらの実施例は本発明の範囲を制限するものではない。
例示の実施態様
以下の記載は例示の多目的補助メンバー20の例示の結合構成要素30について説明する。これらの実施例は本発明の範囲を制限するものではない。
図4に示されるように、多目的補助メンバー20aの第1の実施態様は、2つの結合構成要素30a(取り付けられるカード22のそれぞれの面に対して)と、曲がるかまたは屈曲可能な伸長構成要素32aを有するものとして記載される。2つの結合構成要素30aがあるので、同じタックを有する接着剤を使用するただ一つの結合構成要素の実施態様と比べて、この実施態様は特にしっかりとカード22に取り付けられる。結合構成要素30aはともにキャリヤー40と接着剤結合メカニズム42を含んでいる。曲がったかまたは湾曲可能な伸長構成要素32aは、あらかじめ曲げることができるか、またはユーザが曲げることができる。湾曲させることは、例えば、ユーザが見下ろす時に多くのカード22がパウチ26a内にある場合に、目視目的のために有利であるだろう。その上にエンボス・デザイン(一種の把持面を提供する)が示されているが、伸長構成要素32aは、たとえば印刷された表面または書込可能な表面を有することができる。
図5A−5Cに示されているように、多目的補助メンバー20の2番目の実施態様は、調整可能な2つの結合の構成要素30bとカスタマイズ可能な(デザイン要素または技術デバイスとして示される)伸長構成要素32bを有するものとして記述できる。この実施態様には、付けられる時に、2つの結合構成要素30bを有する(取り付けられるカード22の各面のためのもの)。この実施態様では、全体の多目的補助メンバー20bは、接着剤の結合メカニズム42を有するキャリヤー40であることができる。図5Aは多目的補助メンバー20bの平坦で予備付着している段階を示す。この実施態様では、多目的補助メンバー20bはその縦の長さに沿っておよそ中間点に垂直な折り目44aを持っている。また、多目的補助メンバー20bのボジショニングについてユーザを助けるために、少なくとも1つの刻み目またはガイドライン44b、44cを有しても良い。示された実施態様には、第1の刻み目またはガイドライン44b(折り目の44aと多目的補助メンバー20bの端の間のほぼ中間)、2番目の刻み目またはガイドライン44c(折り目44aと最初の刻み目またはガイドライン44bの間のほぼ中間)がある。また、この実施態様に示されているのは、デザイン要素または技術デバイス46a、46bであり、取替え可能である。以下で技術デバイスについて議論する。例えば、デザイン要素は、適切なサイズのチャーム、宝石、印刷物(例えば、名前またはロゴを示す小さいカード)、ユーザのカスタマイズ可能なラベル、または任意の他の装飾的または実用的な物品であることができる。デザイン要素が使用される場合には、キャリヤー40は無色または透明であり、それを通してデザイン要素を見ることができるようにすることができる。図5Bは、多目的補助メンバー20bが配置され、刻み目または2番目のガイドライン44cがカード22の端と並べられるようにしたものを示す。この配列は、伸長構成要素32bを比較的短くし、したがって、それほど多くないクリアランスのとき、使用に適したものになるだろう。図5Cは、多目的補助メンバー20bが配置され、第1の刻み目またはガイドライン44bがカード22の端と並べられるようにしたものを示す。この配列は、伸長構成要素32bを比較的長くする。
図6A−6Cに示されるように、多目的補助メンバーの3番目の実施態様は、1つの細い(内側に先細りとして示される)結合構成要素30cおよびマルチオリエンテーションと立体的な伸長構成要素32cを有するものとして記述できる。この実施態様は、単一の結合構成要素30c(それが取り付けられるカード22の一つの表面に取り付けられる)を有する。この実施態様では、結合構成要素30cは、接着剤の結合メカニズム42を有するキャリヤー40(それは伸長構成要素32cと少なくとも部分的に同一空間を占めることができる)を含んでいる。示された例示の接着機構42は、別々の構成要素であることができる両面テープ(結合構成要素30cは、接着剤を有していないキャリヤー40が、両面に裏紙の貼られた両面テープとともに販売されることができ、使用前に使用者が貼り付けることができる。または一面にあらかじめ両面テープを付けることもできる(たとえば、結合構成要素30cは、両面テープの片側が接着されていて、反対側がまだ裏紙を有するキャリヤー40とともに販売され、カード22にそれを取り付ける前に使用者が裏紙を取り外すことができる)。図6Aおよび6Bは、デザイン要素48a、48b(例えば、ロゴ、および/または、テキスト)が伸長構成要素32cの両面にあり、デザイン要素48a、48bは、異なる方向に向いているという本発明の異なるユニークな態様を示す。例えば、図6Aでは、デザイン要素48aは伸長構成要素32cの縦軸に対して垂直な向きであるが、図6Cでは、デザイン要素48bは伸長構成要素32cの縦軸に対して水平な(直角な)向きをしている。これで、ユーザは彼の特定のカードキャリーケース24、および/または、方向に依存して向きを選ぶことができる。図6A−6Bに示される実施態様の別のユニークな特徴は、伸長構成要素32cについて把持要素50(一連の高くしている石または宝石として示される)があるということである。図6Bは、把持要素50が伸長構成要素32cの両面からはみ出ることができるのを示している。あるいはまた、把持要素50は伸長構成要素32cのただ一つの側面だけからはみ出ることができる。把持要素50がエンボス、成形(または他の一体化手段)、表面への接着、または他の手段の、ユーザが伸長構成要素32cを把持するのを助ける手段(例えば、摩擦を加えるか、またはリッジを提供する)であることができることに留意するべきである。
図7A−7Bに示されるように、多目的補助メンバー20dの4番目の実施態様は、エッジ結合構成要素30dと、書込可能な表面の伸長構成要素32dを有するものとして記述できる。エッジ結合構成要素30dでは、キャリヤー40が表面伸長構成要素32dのエッジの表面である。また、この実施態様は、接着剤またはエポキシなどの接着剤のビーズラインである代替の接着剤42’を示している。多目的補助メンバー20dをインストールするために、表面伸長構成要素32d(および/またはカード22のエッジの表面に沿って)の端表面に代替の接着剤42’’を置いて、次に、表面伸長構成要素32dの端表面をカード22の端表面と接触させ、2つの端表面を代替手段の接着剤42’’で一緒に接着させる。この実施態様では、伸長構成要素32dはユーザがその上に書くことができる(例えば、筆記用具52を使用して)書込可能な表面を持っている。
図8に示されるように、多目的補助メンバー20eの5番目の実施態様は、機械的な把持結合構成要素30eと厚い伸長構成要素が32eを有するものとして記述できる。この実施態様における機械的な把持構成要素30eは2個の脚のキャリヤー40を含んでいる。そのそれぞれは、歯、つめ、ノブ、またはカード22への多目的補助メンバー20eの保持を助ける任意の機構である、少なくとも1つの機械的な把持結合機構42’’を有する。この実施態様では図示されていないが、2つの脚のキャリヤー40は、お互いに角度を為すことができる。カード22がお互い角度を為す2個の脚のキャリヤー40の間に挿入されるとき、カード22は、2個の脚のキャリヤー40を離しながら押し込まれる。そして、2個の強制的に離された脚のキャリヤー40は、その間にカード22を固定するのを助ける内側への圧力を提供するだろう。さらに、この実施態様では示されていないが、また、機械的な把持構成要素30eは2つの脚のキャリヤー40が、よりしっかりとカード22をつかむ1種以上の代替機構を含むことができる。例えば、この場合、厚い伸長構成要素32eはメタルチャーム(metal charm)であることができる。また、それは、技術デバイス、および/または、デザイン要素を囲み、カプセル化し、および/または、隠すことができる。さらに、厚い伸長構成要素32eは、少なくとも部分的に内部を通ることができる通路(例えば、ポケットまたはスロット)を有し、それを通して技術デバイス、および/または、デザイン要素を挿入可能、および/または、脱着可能とすることができる。
図9A−9Cに示される多目的補助メンバーの6番目の実施態様20fは、カードを通した機械的な結合構成要素30fと2つの伸長構成要素32fを有するものとして記述できる。示されたように、2つの伸長構成要素32fはデザイン要素56(技術的なものを含むことができる)とラッチ58a/ソケット58bの組み合わせを含んでいる。
ラッチ58aとソケット58bは、ラッチ58aに取り付けられるデザイン要素56を容易に変えることを許容する。ラッチ58a/ソケット58bの取り付けは、2つの部品の伸長構成要素32fの例示の取り付けであることに留意するべきである。従って、他の2つの部品の伸長構成要素32fは、磁気的な2つの部品のメカニズム、フックおよびアイ、または任意の2つの部品のメカニズムで有ることができる。例えば、ユーザーは1週間の毎日またはそれぞれの服装のために異なった宝石またはチャームを取り付けることができる。また、ラッチ58aおよびソケット58bを結合構成要素30fの一部であるとして記述できることに留意するべきである。カードを通る機械的な結合構成要素30fは、キャリヤー40(ソケット58bの後部として示される)と、カードを22を通離抜け固定することができるくらいの長さのカードを通る任意の結合メカニズム42’’(例えば、ピン、リベット、および/または、貝折れ釘(brad))を有する。示された実施態様では、カードを通る結合メカニズム42’’は貝折れ釘様のデバイスであり、カード22に多目的補助メンバー20fを固定するために広げられる2つの爪を有する。カードを通る結合メカニズム42’’は、自分で穴を開けることができるもの(例えば、鋭く、カード自体を貫けるもの)であることができ、またあらかじめ穴の開けられたカード(例えば、カードを通した結合メカニズム42’’を使用する目的または別の理由(例えば、フォッブカード)のために穴が開けられたカードと共にそれを使用できる。
図10A−10Bに示されているように、多目的補助メンバー20gの7番目の実施態様は、スプリング入りの結合構成要素30gと格納式の通路(例えば、ポケットまたはスロット)を有する伸長構成要素32gを有するものとして記述できる。図10Aは、伸張した位置の多目的補助メンバー20gを示し、図10Bは格納された位置の多目的補助メンバー20gを示す。スプリング入りの結合構成要素30gは、示されたように、3面のスリーブ60を有し、該スリーブは開放端の両側面にリップ62を有し、その内部に配置されたスプリング64を有する。スプリング入りの結合構成要素30g(または3面のスリーブ60)は、任意の結合メカニズム(図示せず)を使用して、カード22に取り付けることができる(例えば、3面のスリーブ60の後部)。格納式の通路を有する伸長構成要素32gは、それの両面にキャッチ66を有し、それぞれのキャッチ66は、多目的補助メンバー20gが伸張した位置(図10A)にあるとき、それぞれのリップ62と係合するように設計されている。圧力が格納式の通路を有する伸長構成要素32gに加えられるとき、スプリング構成要素64は圧縮され、格納式の通路を有する伸長構成要素32gが3面のスリーブ60内にスライドする。圧力を緩めると、スプリング構成要素64は伸張し、格納式の通路を有する伸長構成要素32gが3面のスリーブ60からスライドして外側に出るが、リップ62/キャッチ66が、格納式の通路を有する伸長構成要素32gが飛び出すことを防止する。格納式の通路を有する伸長構成要素32gは、図示するように、通路68を少なくとも部分的に含んでいる。書込可能な要素、印刷可能な要素、技術デバイス、および/または、デザイン要素(一般に、アイテム70として示される)を収容するのに、通路68を使用できる。この実施態様はほとんどクリアランスが無いカードキャリヤケース24において有用であり、フラップが閉じられる(またはジッパーが閉められる)時に、格納式の通路を有する伸長構成要素32gは3面のスリーブ60内に収納され、フラップが開かれる(ジッパーは開けられる)時に、格納式の通路を有する伸長構成要素32gは3面のスリーブ60内から出てくる。また、カード22がスキャナを通してスライドされるか、またはスロット内に挿入される(たとえばATM/銀行マシンにおいて、または、例えば、ガソリンスタンドで)のを許容するために、この実施態様を使用するのも有利であるだろう。スプリング構成要素64を省略することによって、代替の実施態様を作成できることに留意するべきである。この代替の実施態様では、伸長構成要素32gは、3面のスリーブ60に滑り込むが、押し上げ返されない。3面のスリーブ60から伸長構成要素32gを手動でスライドさせるのに、指のグリップ、レバー、ダイヤル、または他のアクチュエータを使用できる。他の例示の伸長は図1−3に示されている。例えば、図3はフック、ひも、または他の結合要素がそれを通して挿入されるのを許容する伸長を通して、スルーホールを有する切り抜き(cutout)を有する伸長30hを示す。また、図3は、その上にエンボス・デザインを持っている伸長30i、細くて長く宝石を有する伸張30j、賦形された金属である伸長30k、および把持表面を有する伸長30lを示す。図1および2に示される他の例は、伸長の形状が伝統的な形状でない「切抜き」伸長30mである。図中の伸長構成要素32a−fの任意のものと共に、結合構成要素30a−lの任意のものを使用できることに留意するべきである。
当業者は、本発明の範囲の中にある様々な方法で、本明細書に記載された例示の結合構成要素と伸長構成要素は結合できることを理解するであろう。特に、以下で説明する多目的補助メンバーのパーソナルカード取り出しツールの実施態様と、任意の伸長構成要素を使用できる。
パーソナルカード取り出しツール実施態様
本発明のある特定の態様では、多目的補助メンバー20は、一般に20hとして示されるパーソナルカード取り出しツールを提供する。本発明の例示のパーソナルカード取り出しツールは図11A−11Cに示される。図11Aと11Bに示されるように、ツール20hは結合構成要素30と伸長構成要素32を含む。この実施態様による結合構成要素は、一般に平らで、堅くて、U形をしており、該結合構成要素は平面の上面把持アーム84aと、該上面把持アームにほぼ平行な下面把持アーム84bを有し、それぞれのアームは共通のベース86に連結され、それから末端方向に延び、該上面把持アームと下把持アームがパーソナルカード22を受け付入れるために適合させられるカードスロット88を画定し、該カードスロットは開いているフロントエンド88aおよびベース86で終わる閉じられた端88bを有する。本発明のこの実施態様による結合構成要素は、一般に、30hとして示され、湾曲可能でない、破壊しにくく、または破壊抵抗力がある単一の、連続したユニットとして典型的に形成される。しかしながら、結合する(例えば、溶接または融着)ことのできる別々の部品でそのような結合構成要素を作ることができる。上面および下面把持アーム84aおよび84bが互いに固定された所定の位置にあり、それによりパーソナルカード22がカードスロット88に挿入されるときに加えられる手動の力での強い摩擦によりフィットすることにより、パーソナルカードを受け入れ、保持できるカードスロット88を画定する。


本発明のある特定の態様では、カードスロット88は連続した先細の形などの先細の形を含んでいる。これは広い開口88aを有し、結合構成要素86のベースでより細長い領域88bで終わる。図12Aと12Bで図説されるように、パーソナルカード22は、使用する際にカードスロット88の広い開口88aに挿入されて、より狭いベース領域88bに向かって押される。図12Aの矢はパーソナルカード22のカードスロット88への装着の方向を示している。先細の形がパーソナルカード22の名目上の厚さとほとんど等しいかまたは少ない場所で、カードスロット88の中にパーソナルカード22が置かれるとき、強い摩擦フィットを得る。パーソナルカード22における強い摩擦フィットと共に、パーソナルカード22に取り付けられつつ、カードキャリーケース24にパーソナルカード22を挿入するのにツール20hを使用できる。同様に、パーソナルカード22に付着するツール20hは、パーソナルカードをカードキャリーケース24のコンパートメント26に保持しつつ、パーソナルカード22をカードキャリーケース24から取り出すために使用できる。さらに、ツール20hはカードキャリーケース24のコンパートメント26に固定されているカードを把持し取り出すために使用することができる。従って、ツール20hはパーソナルカード22に居心地よく取り付けるために適合させられ、適度の力だけがカードをツールに挿入するか、またはツールからカードを取り外すのに必要であるようにされる。強い摩擦によるツール−カードアセンブリは、ツール20hを使用して、表面またはハンドルを把持し、ツールからパーソナルカード22をはずさずに、ツールを使用して、スロットまたはカードキャリーケース24のコンパートメント26から取り出すことができる。
本発明のある特定の実施態様では、カードスロット88の内側表面は、輪郭を描かれる、および/または、製作の間に与えられたパターン、テクスチャまたは圧痕を含むことができる。例えば、スロット88は歯、リッジ、バッフル、エッチングした表面または同様のものを含むことができる。そのような輪郭とテクスチャはカードスロット88の中でパーソナルカード22のフィットを改良するのに適当な非滑り面を提供できる。いくつかの実施態様では、ツールのある特定の輪郭は、造型の後に機械加工されるか、または成型されたツールボデイへのスプレーまたはコーティングなどにより適用される。例えば、カードスロット88はシリコーンゴムまたはプラスチックなどの弾力があるかまたは耐スリップ性の素材で裏打ちされるか、またはコーティングされて、カードスロット88の中のパーソナルカード22のスリップを防ぐことができる。存在する場合には、任意の利用可能な方法、たとえばスプレーまたはペイントで、フィッティングポートに、ライニングまたはコーティングを適用することができる。あるいはまた、適当な素材のあらかじめ形成されたスリーブが、カードスロット88の内側表面に挿入され、および/または、接着されることができる。
図11Aに関して、カードスロット88は、前面開口部88aで約0.40mmから約1.00mmの間隔を有し、カードスロットの後部88bで約0.30mmから約0.90mmの間隔まで先細りになる。ある特定の実施態様では、カードスロット88は、約0.30mmから約1.00mmの間隔であり、約0.45mmから約0.76mmの厚みを有するカードに合うように適合される。他の実施態様では、カードスロット88は、0.40mmから0.55mmの間隔であり、約0.45mmから約0.50mmの厚みを有するカードに合うように適合される。また他の実施態様では、カードスロット88は、約0.50mmから約0.80mmの間隔であり、約0.55mmから約0.75mmの厚みを有するカードに合うように適合される。
他の実施態様では、図14A−14Dに示されるように、連続的に先細りとなる代わりに段階的に細くされることができる。そのようなカードスロットは、特定の厚さのパーソナルカードを受け入れるために適合された2つ以上の不連続部位を含んでいる。図14A−14Dの例示された実施態様では、ツール20hのカードスロット88は、カードスロットの前方開口部に隣接した広い末端領域88cと、カードスロットの後部に隣接する近位領域88dを含んでいる。広い末端領域88cは厚いパーソナルカード22bを受け入れることができる十分な間隔を有し、狭い近位領域88dは、より薄いパーソナルカード22aのみを受け入れるに十分な間隔を有する。したがって、そのような実施態様によるツールは、異なった厚さのカードと共に使用できる。ある特定の態様では、カードスロット88の広い末端領域88cと狭い近位領域88dの両方が、その内部に差し込まれた様々なパーソナルカードの厚さの名目上の変化を収容するように、前部から後部に先細りする。ある特定の態様では、広い末端領域は、約0.6mmから約1.60mmの間隔であり、狭い近位領域は約0.3mmから約1.00mmの間隔である。
任意の長持ちする、堅い素材、たとえば金属、合金またはプラスチック(例えば、PVC、ポリカーボネート、またはポリスチレン)から結合構成要素を作ることができる。特に、結合構成要素30hは、パーソナルカード22がカードスロット88に挿入されるとき、上下のアーム(それぞれ84aと84b)は、互いに固定位置に留まるように構成される。金属が使用されるとき、使用の際に遭遇するかもしれない温度で湾曲または他の態様で変形の影響を受けやすい金属を避けるように注意しなければならない。
結合構成要素30hは、成型、キャスティング、鍛造、ラミネート、カービング、機械加工、プレス、組み立ておよび同様のものを含む任意の適当なプロセスで作ることができる。1つの実施態様では、ツールはプラスチックの押出し成形で作られる。本発明のある特定の実施態様では、結合構成要素30hはプラスチックの一体物として形成される。他の実施態様では、プラスチックの2個以上のピースが製造され、部品が組み立てられ(例えば、接着される)、結合構成要素を形成する。他の実施態様では、結合構成要素30hは金属または合金の一体物として形成される。他の実施態様では、金属の2個以上のピースが製造されて、部品が組み立てられ(例えば、はんだ付けされるか、または溶接される)、結合構成要素を形成する。他の実施態様では、結合構成要素30hの全体的な形状が製造され、そして、次に、カードスロット88が例えば、カッティング、カービング、ドリリング、のこ挽きまたは同様の方法によって形成される。
本発明の1つの特定の態様では、結合構成要素は金属射出成形プロセスで作られている。「金属射出成形」または「MIM」は、プラスチック射出成形の融通性と、機械加工、プレス、または別の方法で製造されている小さくて、複雑な金属部品の強度と一体性を結合させたものである。このプロセスによると、細かい金属粉がプラスチック・バインダと混合される。混合物は加熱され、流動可能な液体または懸濁液が形成される。これは標準のプラスチック射出成形型とマシンと同様の設備を使用することで型内に射出することができる。冷却の後に、部品は型からイジェクトされ、プラスチック・バインダは溶媒、および/または、熱で取り除かれる。次に、残っている金属部品は、結合するが金属を溶かさない温度で焼結し、鍛錬金属(wrought metal)と同様の最大98%密度である生成物をもたらす。このプロセスを使用して、全体に薄い厚さを有し、例えば、テーパー状のカードスロット88のような、上下に正確に配置された薄い、上側および下側の両方のアームが達成できる。
上で説明したように、結合構成要素の総合的な大きさおよび形状をかなり変えることができ、様々なサイズの丸い、楕円の、正方形の、長方形の、および自由に形成された形状であることができる。ある特定の実施態様では、結合構成要素は装飾的な形状、たとえば花形またはアルファベットの文字のような形状を有することができる。他の実施態様では、装飾的な形状は、描写的であるか、または特定のブランドを表すだろう。
ツール20hの結合構成要素30hは、典型的に約10mmから40mmの幅、10mmから40mmの長さ、および約2mmから約10mmの最大の厚みを有する。結合構成要素のそれぞれのアームは、望ましくは、結合構成要素アームの堅さを維持しつつ、できるだけ薄くされる。当業者は、材料の名目上の厚さは、周囲温度における物品の柔軟性と剛性を一部決定することを十分理解するだろう。例えば、アルミホイルはフレキシブルであるが、アルミニウムの厚い部分はより堅いが、匹敵する厚さの鉄鋼と他の金属は、より堅い。一般に、結合構成要素アームの84aと84bは、パーソナルカード22のカードスロット88への繰り返された装着に対して、湾曲も破壊もすることなく、お互いに対してその形状と位置を保持するだろう。それぞれのアームは、約0.1mmから約10mmの範囲内の厚みを典型的に有し、しばしば約0.25mmから約5mmの厚さであり、しばしば約0.5mmから約2mmの厚さである。アームの厚さは、使用される素材と製法に少なくとも部分的に依存することは、周知であるだろう。金属射出成形は、正確に薄く複雑な金属部品の製造を許容して、したがって、結合構成要素を作るための適切な方法である。
結合構成要素は、ツールの機能性が保存される限り、めっき、コーティング、ペイント、琺瑯、彫刻、宝石、および同様のものなどの追加材料とデザイン要素を含むことができる。本発明のいくつかの態様では、大きさおよび形状は、パーソナルカード22が保持されるカードキャリーケース24の幾何学的要件によって制限されるだろう。カードが財布または札入れのスロットまたは特別なコンパートメントに置かれる用途では、より薄い結合構成要素が望ましいかもしれない。本発明で想定された結合構成要素形状のさまざまな非限定的な実施例を含むツールが、図17A−17Jに示される。
任意に、本発明のツール20hの結合構成要素30hは、最終用途のために適合された追加要素を含むことができる。例えば、図16A−16Eに示された結合構成要素は、パーソナルカード22が挿入されるカードキャリーケースの部分を受け取るために適合された追加アーム90とスロットを含んでいる。そのような追加アームは、望まれない第3者によってカードが財布から取り出されたり、財布から偶然落ちるのを防ぐことにより、盗難防止および紛失防止機構として機能する。図16Bに示されているように、アームは、例えば、パーソナルカードケース24の革のスリーブの部分を受け取るために適合されたスロット92を画定して、カードキャリーケース24内のツールとパーソナルカード22を固定するのを助けるリッジまたはバッフル94を含むことができる。カードキャリーケースに含まれているパーソナルカード22を挿入するとき、パーソナルカードを保持するカードキャリーケースのセクションの上をアーム90がスライドする。適切に固定されていると、アーム90の上のリッジ94は、ツールとカードの求められていない置き換えを防ぐために革を鋏む。
ある特定の実施態様では、本発明のツール20hの結合構成要素30hは2つ以上のカードスロット88を含むことができる。そのような実施態様によると、それぞれのカードスロット88は、同時にただ一つのパーソナルカード22を受けるように適合される。クレジットカードと身分証明書のように、同時に頻繁にカードキャリーケース24から取り出されるパーソナルカード22を保持するために2つ以上のカードスロットを使用できる。両方のカードを含むツール20hがパーソナルカードケース24から取り外されるとき、両方のカード22はツールで同時に取り出される。2以上のカードスロット88は、結合構成要素のベースの中の同じ位置でそれぞれ終了することができるか、またはそれらはずらして配置した末端であることができる。ベース位置がずらされる時、2枚以上のカードがカードスロット88に固定されているとき、それぞれの2以上のパーソナルカード22の領域は目に見えたままで残る。カードスロット88が同じ位置で終わるとき、1枚のカードがもう片方のカードの後ろに隠されるだろう。
1つの態様では、2つ以上のカードスロット88が上側のアーム84aと下側のアーム84bによって画定される。他の実施態様では、1つのカードスロットの上側のアームが、隣接して同じ空間を占め、別のカードスロットの下側のアームとして機能する。他の実施態様では、カードスロットは、図14Eと14Fに示されているように、ふぞろいである。更なる実施態様では、カードスロットシェアにおける本発明のアームの剛性要求を満たさないが、単にそれぞれの上下のアームより柔軟で、および/または、より薄いことができるカードの間の単なるスペーサである、共通のセパレータを共有することができる。
本発明のカード取り出しツール20hの伸長構成要素32は、伸張した、把持可能な表面または特徴50を提供するように適合され、これは把持および/または引っ張ることができ、カードキャリーケース24からパーソナルカード22の取り出しを容易にする。したがって、ある特定の実施態様では、伸長構成要素32は、指で、より容易に配置され、鋏まれ、把持されるか、または引っ張ることができる「ハンドル」を提供する。
金属、木、プラスチック、革、および同様のものを含むが、これらに限定されない様々な材料を使用した、様々な形状のものが伸長構成要素32として使用できる。例示の伸長構成要素は図17A−Jに示される。ある特定の実施態様では、伸長構成要素は、図17A、17C−17Hに示されるように、直接、結合構成要素に融着されるか、または接着される。そのような伸長構成要素は、特に図17Hの「Z」形状ツールによって示されるような、結合構成要素の装飾的な形状と伸長構成要素が続いている、装飾的な形状を有するツールに適合している。他の実施態様では、図17B、17I、および17Jに示されるように、伸長構成要素は、伸長構成要素が動くか、または折りたたまれて、結合構成要素から離れることを容認する蝶番またはフレキシブルなコネクタを含んでいる。異なった位置に伸長構成要素を操作する能力は、図15Eに示されるように、カードキャリーケースからパーソナルカード22を取り除くのに追加のてこの作用を提供できる。また更なる実施態様では、伸長構成要素は、結合構成要素の上に直接配置されるか、または一体とされた部分である。伸長構成要素は、例えば、図13A−Bおよび17Eに示されるように、結合構成要素の上に配置されたリッジまたはタブであることができる。そのようなリッジは指先で、ツールを把持および引き出すことを許可する。ある特定の態様では、図17Aに示されるように、伸長構成要素は指または爪の挿入により、ツールをつかんで、カードキャリーケース24からそれを取り出すように適合された、くぼみまたは「爪ピック(fingernail pick)」領域把持手段50を含んでいる。他の実施態様では、伸長構成要素は、図17D、17Fおよび17Gに示されるような、指を挿入することができるひも、鎖または他のループである、
技術
また、本発明はパーソナルカード22に関連する(例えば、加えられるか、または取り付けられる)技術を含むことができる。例えば、技術を備えた多目的補助メンバー20を、パーソナルカード22に関連づけることができる。これによりオリジナルのパーソナルカード22に存在していない技術を加えることが可能になる。また、これにより、永久的または準永久的に少なくとも1つの多目的補助メンバー20を取り付けることにより、オリジナルのパーソナルカード22に保存される情報量を増大させることも可能になるだろう。
上記の技術としては、集積回路(IC)デバイス、無線周波デバイス(例えば、無線周波インタフェース装置(RFID))、または公知のもしくは今後発見される任意の電子技術デバイスで、プログラム可能な、および/または、記憶機能(例えば、メモリ)を有するものがあげられる。1つの実施態様では、技術は、ストライプの特異的パターンでそこに情報を「保存する」バーコードである。多目的補助メンバー20に関連できる技術の1つの例は、プログラムされ、パーソナルカードの22の機能を増強して、変えて、制限し、および/または、限定することができる技術デバイスである。例えば、技術を有する多目的補助メンバー20の標準のポイントカードは、特別な、および/または、カスタマイズされたプロモーションを関連させることができる。多目的補助メンバー20に関連できる技術の別の例は、パーソナルカード22として(またはその代わりとして)機能するようにプログラムされる技術デバイスである。これによりユーザは、単一のカード22に複数の多目的補助メンバーが20を取り付けて、カードキャリーケース24に保持されるパーソナルカード22の数を減少させることができるだろう。それぞれの多目的補助メンバー20はカードキャリーケース24から取り出されたパーソナルカード22の置換を表す。例えば、雇用者は異なった指定地域(例えば、ゾーン、ビル、部屋、またはファイリングキャビネット)に別々のアクセスカードを提供するのではなく、雇用者は1つのアクセスカードと、それぞれが読み込まれる(例えば、スワイプされるか、またはスキャンされる)3つの多重多目的補助メンバー20を、指定地域へのアクセスに提供できる。
多目的補助メンバー20に関連できる技術のさらに別の例は、多目的補助メンバー20をサポートするカード22で作られた、取引に関する取引情報(例えば販売のポイントでされた購買)を集めるようにプログラムされる技術デバイスである。取引の情報を集中データベースに自動的にダウンロードするか、転送することができる。または彼の個人的な安全なデータベース(例えば、ホームコンピュータ上の)へユーザにより、取引の情報をダウンロードするか、転送することができる。取引の情報をコンパイルして、例えば、カードプロバイダーによって提供されたインボイスに対して、比較のために購買に関する情報を追跡して提供することができる。複数のカード22のための取引の情報をコンパイルし、例えばユーザの消費性向のより完全な表示を提供する普遍的なトラッキングシステムを提供することができる。通常、支出が複数のカード22にわたる場合、ユーザの消費性向は決定しにくい。この普遍的なトラッキングシステムを使用して、サービスプロバイダがただ一つのインボイスを調製して、ユーザにそれを提示するサービスを実行することができる。ユーザはサービスプロバイダのインボイスを支払い、次に、サービスプロバイダはカードプロバイダーに支払う。多目的補助メンバー20に関連できる技術のさらなる別の例は、別々の、および/または、普遍的な賞システム(award system)として機能するようにプログラムされる技術デバイスである。別個の、および/または普遍的な賞システムは、異なるタイプのカード22の使用を追跡するシステムで使用できる。ユーザは賞、慈善寄付金、および/または、いかなる他の有価報酬にも変換できるポイントなどの「報酬」を受けることができる。調査、カスタマイズされた広告および/または他の目的のために、使用法情報を使用できた。ユーザは、彼の使用法が追跡されるのを容認することにより報酬を得るだろう。多目的補助メンバー20に関連できる技術のさらに別の例は、その存在を示すために、低水準信号(すなわち、送信機として機能する)を送るようにプログラムされる技術デバイスである。レシーバ技術要素はカードキャリーケース24に関連付けできる。レシーバ技術要素は、低水準信号を受信する手段、受け取られるべきであるすべての低水準信号を受信するかどうかを決定する手段、低水準信号が受信されない場合にユーザに通知し、ユーザに多目的補助メンバー20とその関連カードの不在を通知する手段である。レシーバ技術は、ユーザによりプログラムでき、ユーザに警告する手段(例えば、音声アラーム、視覚アラーム、または振動アラーム)を有することができる。レシーバ技術要素はカードキャリーケース24に一体化できるか、またはその内部に保持(例えば、パーソナルカード22の形で、または、多目的補助メンバー20の形で)することができる。たとえばキャッシャーに忘れることによってカード22をなくす傾向があるユーザのためには、この特徴は価値のある物であろう。
多目的補助メンバー20に関連できる技術のさらに別の例は、信号を受信できるようにプログラムできるデバイス(すなわち、受信機として機能する)であり、ユーザにその所在を警告する手段(例えば、音声アラーム、視覚アラーム、または振動アラーム)を提供することができる。レシーバ多目的補助メンバーによって受け取られることになっている信号を送るために、送信機技術要素(それはスタンドアロンデバイスまたは、別のデバイス(例えば、携帯電話)に関連しているかもしれない)を使用できる。送信機技術が活性化したとき、多目的補助メンバー20に関連しているレシーバも活性化され、次いで、ユーザを警告する手段を活性化するだろう。また、この実施態様の技術の徹底的な履行は、多目的補助メンバー20の位置を地図表示して提供する送信機技術要素のビューイングスクリーンを含むかもしれない。したがって、カード22を(例えば、家、車などに)なくす傾向があるユーザのために、この特徴は価値のある物だろう。
補助メンバーシステム
多目的補助メンバー20が一緒に使用される場合の他の目的は、多目的補助メンバー20は、カードキャリーケース24からユーザがカード22を移動または取り出す(例えば、それらをわずかに引き抜く)ことなく、あるカード22と他のカードを区別することができるので、容易に複数のカードをまとめて組織化し、分類するシステムを提供することである。実施態様では、補助メンバーシステムは複数の多目的補助メンバー20を含み、それぞれがカードキャリーケース24(さらに、コンパートメント26に分割できる)の中に保存されたパーソナルカードコレクションにおけるパーソナルカード22に関連させた。本発明のある特定の態様では、パーソナルカード22がコンパートメント26の中に置かれるとき、多目的補助メンバー20は物理的に露出される。ユーザはカードキャリーケース24内の他の多くのカード22を移行することなく、または取り出すことなく、取り付けられた多目的補助メンバー20のユニークな特定に基づいて、特定のカード22を同定できる。
図1−3に示されるように、ユーザはカード22上に多目的補助メンバー20を付ける際に、カード22がカードキャリーケース24内に保持されているときに、多目的補助メンバー20がずらして配置されるようにできる。たとえば、図1では、前面の最初のカード22は、カード22の左端に実質的に配置された多目的補助メンバー20を有し、第2のカード22では、第1のカードの多目的補助メンバー20によって妨げられないよう十分に右に多目的補助メンバー20を置いて、第3のカード22では、第2のカードの多目的補助メンバー20によって妨げられないよう十分に右に多目的補助メンバー20を置き、以下同様とされる。ユーザ15がカード22の配置、および/または、順番を変える場合には、本発明の多目的補助メンバー20のいくつかの実施態様では、それらは脱着可能であり、および/または、再配置可能である。
それのいくつかは本明細書で説明される典型的な索引システムに比較して、本発明の補助メンバーシステムはいくつかのユニークな特徴があることに留意するべきである。まず最初に、カード22は互いに物理的に付着せず、または別のパーソナルカードと共有のデバイス(例えば、ノートのバインディングのようなホルダー、またはローロデックス(登録商標)の回転式ホルダ)に接触しない。物理的な接触の欠如は、「隔離された」または「スタンドアロンである」と記述できる。ほとんどの索引システム(例えば、インデックスタブを有するノートシステムまたはローロデックス(登録商標)タイプのシステム)では、ページまたはカードがホルダに接触する。第2に、ほとんどの索引システムは比較的個人的(すなわち、一人しか見ることができないか、または選ばれたグループの人が見れるだけである)であるのに対し、本発明は多くの人に連続的に表示され、および/または取り扱われることができる。この特徴のためには、ユニークな、および/または、装飾的な多目的補助メンバー20が特に有利になる。また、装飾的な態様は、カード22が離れた場所(例えば、勘定するために使用する一群のカードから、またはガソリン・スタンドの従業員が給油の際にカードをスワイプする時)から容易に同定することを容認する。
3番目に、先に述べたように、補助メンバーシステムに技術を追加できる点に効果がある。
好適な実施例の目的と効果
本発明の1つの実施態様では、多目的補助メンバーの第1の目的は、カードを動かしたり(たとえば引っ張って若干出したり)、またはキャリーケースまたはそれらのコンパートメント26からそれらを取り出すことなく、別のパーソナルカード22から1つのパーソナルカード22を識別するまたは同定するための手段を提供することである。
本発明の1つの実施態様では、多目的補助メンバーの2番目の目的は、カードキャリーケース24のコンパートメントから、パーソナルカード22を容易に取り出す手段を提供することである。ユーザの指で把握可能である表面(例えば、伸長構成要素32自体)を提供することによって、これを達成できる。
本発明の1つの実施態様では、多目的補助メンバーの3番目の目的は、パーソナルカード22の表面(表面および/または端)での指および/または爪のスリップ防止手段を提供することである。これは例えば、永久的または準永久的に伸長構成要素32に付着された追加の把持部材により達成される。該把持部材はリッジ、および/または、向上したトラクションを提供する。
本発明の1つの実施態様では、多目的補助メンバーの4番目の目的は、パーソナルカード22に付加的レベルの広告を加える手段を提供することである。これはユーザのカードキャリーケース24におけるある特定のパーソナルカード20を区別したい会社に有利であるだろう。
本発明の1つの実施態様では、多目的補助メンバーの5番目の目的は、パーソナルカード22に技術を加える手段を提供することである。
本発明の1つの実施態様では、多目的補助メンバーの6番目の目的は、ユーザにより持ち運ばれるカード数を減少させる手段を提供することである。単一のカード22に複数の多目的補助メンバー20を取り付けることによって、これができる。例えば、医療、歯科、および処方箋のために保険会社は別々のカードを提供するが、保険会社は3つの多目的補助メンバー20(医療、歯科、および処方箋のためのそれぞれのもの)と1つのカードを提供できる。
カードの数を減らすことは、カードキャリーケース厚さの制約条件(例えば男性のカードキャリーケースにおいて、ヒップポケットで保持されるため、カードキャリーケースの厚さが重要である場合)と、カードが保存されるパウチ、ポケット、および/またはスロットの限定された数について助けとなる。
本発明の1つの実施態様では、補助メンバーシステムの7番目の目的は、カードキャリーケース24内の複数のカード22を容易に組織化して分類する手段を提供することである。
本発明の多目的補助メンバー20および/または補助メンバー20のシステムを使用して、これらの目的の組み合わせが達成できることが留意されるべきである。
その他
本発明は、財布内に保持されるパーソナルカードまたは他の商品(例えば、フォッブカードとキー)と共に使用できることに留意するべきである。用語は技術の理解を助けることが意図され、本発明の範囲を制限するものではないことに留意するべきである。
明細書で使用される用語および表現は、説明のために使用され、本発明を制限するものではなく、説明した特徴の同等物またはそれらの一部を除くことを意図しない。本発明の範囲は、以下の請求項によってのみ画定され制限される。

Claims (15)

  1. 以下を含む、カードキャリーケースからパーソナルカードを取り出すための多目的補助メンバーツール:
    a) 共通の基部から末端方向に延びる、平面のカード上面把持アームと、平面のカード下面把持アームを有する、平らにされたボデイである結合構成要素であって、
    該上面把持アームと該下面把持アームが相対し、互いに平行な姿勢で保持される結合構成要素、
    ここで該上面把持アームと該下面把持アームは、一緒に、開いているフロントエンドと閉じているバックエンドを有するカードスロットを画定し、
    該カードスロットは、強い摩擦で取り外し可能にパーソナルカードを受け入れ、固定するように形成される、
    b) 該結合構成要素に取り付けられ、該結合構成要素のベースから末端方向へ伸張する伸長構成要素であって、
    該ツールがパーソナルカードに固定された時に、パーソナルカードを把持し、かつカードキャリーケースからの取り出しを許容するように形成される、該伸長構成要素。
  2. 該結合構成要素は、固い金属、プラスチック、または金属とプラスチックの組み合わせで作られる単一ユニットからなる、請求項1記載の多目的補助メンバーツール。
  3. 該カードスロットのバックエンドがカードスロットのフロントエンドより狭く、カードスロットが前部から後部に先細りする、請求項1記載の多目的補助メンバーツール。
  4. 該カードスロットのバックエンドの間隔は0.30mmから0.90mmであり、カードスロットのフロントエンドの間隔は0.40mmから1.00mmである、請求項記載の多目的補助メンバーツール。
  5. 該カードスロットは階段状にされ、バックエンドに隣接してより狭い領域を有して薄いパーソナルカードを固定するように適合され、またフロント開口部に隣接してより広い領域を有して厚いパーソナルカードを固定するように適合される、請求項1記載の多目的補助メンバーツール。
  6. 該カードスロットのより狭い領域が、0.30mmから0.55mmの間隔であり、より広い領域は、0.55mmから0.80mmの間隔である、請求項5記載の多目的補助メンバーツール。
  7. 該上面把持アームと該下面把持アームの形状は、ほぼ長方形、または円形である、請求項1記載の多目的補助メンバーツール。
  8. 該伸長構成要素は該結合構成要素のベースに蝶番のように取り付けられる、請求項1記載の多目的補助メンバーツール。
  9. 該伸長構成要素が移動不可能に該結合構成要素のベースに取り付けられる、請求項1記載の多目的補助メンバーツール。
  10. 該伸長構成要素は該結合構成要素の連続したデザイン要素である、請求項記載の多目的補助メンバーツール。
  11. 該伸長構成要素が金属、革、プラスチック、またはガラスを含む、請求項1記載の多目的補助メンバーツール。
  12. 該結合構成要素がさらにカードキャリーケース内にツールを固定するように適合させられた3番目のアームを含む、請求項1記載の多目的補助メンバーツール。
  13. 該ツールは磁気ストライプ、半導体チップデバイス、集積回路装置、非接触データキャリアタグデバイスまたはバーコードを含む、請求項1記載の多目的補助メンバーツール。
  14. 以下を含む、少なくとも2枚のパーソナルカードをカードキャリーケース内に固定して、カードキャリーケースから取り出すための、多目的補助メンバーツール:
    a) 共通のベースから末端方向に延びる、平面の少なくとも1つのカード上面把持アームと、平面の少なくとも1つのカード下面把持アームを有する、平らにされたボデイである結合構成要素であって、
    少なくとも1つの該カード上面把持アームと少なくとも1つの該カード下面把持アームは相対し、互いにほぼ平行な配置で保持され、
    ここで少なくとも1つの該上面把持アームと少なくとも1つの該下面把持アームは、一緒に、少なくとも2つのカードスロットを画定し、
    それぞれのカードスロットは、開いているフロントエンドと閉じているバックエンドを有し、
    少なくとも2つのカードスロットは強い摩擦で取り出し可能にパーソナルカードを受け入れ、固定するように形成される、結合構成要素、および
    b) 該結合構成要素に取り付けられ、該結合構成要素のベースから末端方向へ伸張する伸長構成要素であって、
    該ツールがパーソナルカードに固定された時に、パーソナルカードを把持し、かつカードキャリーケースからの取り出しを許容するように形成される、該伸長構成要素。
  15. 該多目的補助メンバーツールが第1のカードスロットと第2のカードスロットを含み、第1のカードスロットのカード下面把持アームが、第2のカードスロットのカード上面把持アームとしても機能する、請求項14記載の多目的補助メンバーツール。
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