JP3031952U - ルーペ付小物入れ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的とする所は、日常持ち歩く財
布の一部にフレネルルーペを内臓し、出入れ容易にし、
接合されているので、忘れて来ることもなく、しかも、
一寸と簡単に利用し得ることか出来る。よって、フレネ
ルルーペを内臓した財布を提供しようとするものであ
る。 【構成】 財布のいくつかのポケットの一つを開き、フ
レネルルーペを内臓し、周縁の一部を縫止て、すなわ
ち、ストッパーを設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、日常、常時身体についてまわる携帯品、財布、パス入れ、カード 入れ、運転免許証入等に、ポケットの一つの一辺を開け、ストッパーの付いたル ーペを内臓させ、いとも簡単に差入、引出し出来、又外部に落ちない様にした、 ルーペ付小物入に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の財布、パス入れ、カード入れ、運転免許証入等は、各々単独にて形成さ れており、ルーペ等は衣類のポケット、鞄ケース、又ネックレスとして下げたり 、別々に携帯し使用した。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

前述のような財布、パス入れとルーペ等が別々である為、老人、熟年者が多く なる時代、かさばって壊れ易く、使用する度ごとに老眼鏡にかけかえ、又ルーペ を取出さねばならず、買物時に品物の説明ラベル、レシート等ルーペで見るのは 見苦しい。また、買物等にルーペ等を持ち歩くことは、不便で忘れやすく、熟年 者に取って抵抗を感じ、日常充分な生活に支障を招いている。

【０００４】 また、ルーペに於いても、机上、室内等で使用するもので、野外での使用は考 えられず、機能を果た得ない欠点を有している。

【０００５】 また、ネックレスに懸垂されたルーペは別として、男性の場合は忘れ易く、又 落し易い。

【０００６】 更に、財布等にルーペを入れて歩くことは、かさばり壊れ易く、困難で持ちづ らく、日々での使用には、不適格で適性とは言い難い。

【０００７】

【目的】

この考案は、前述のような欠点に着目し、提案されたもので、その目的とする 所は、毎日持ち歩く必要な小物入のポケットにフレネルルーペを内臓させ、フレ ネルルーペを差入、引出し易く、利用者にとっては、常時安全、便利、簡単で見 た目もよく、使用出来る、ルーペ付小物入を提供しようとするものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

前述の目的達成の為、この考案に係るルーペ付小物入は、財布、パス入れ、カ ード入れ等のポケットの一つに一辺を開け、フレネルルーペを内臓させ、差入、 引出できるものである。

【０００９】

【作用・効果】

この考案に於いて従来の財布、パス入れ、運転免許証入等、小物入のポケット の一つを一定の寸法に開き、ストッパーを付けたフレネルルーペを差入、引出を 出来る様にしたことにより、メガネを別に持ち歩くことなく、忘れて来たり、落 としたり、探したりせず、簡単に使用出来る。

【００１０】 フレネルルーペは、合成樹脂で作ってある為、薄く、そして、割れたり、かさ ばったりせず、買物の時、財布より引出して支払と共にレシートを見ることが出 来る。

【００１１】 財布のポケットの一つをルーペの寸法に開いてあるので、又ルーペにストッパ ーが付いているので、引出して使用しても外に落とことがない。

【００１２】 フレネルルーペの両角にストッパーで財布と接合され収納ちれているので、常 備携帯していることで忘れて来たり、見失なったり、落したりしない。

【００１３】 財布にフレネルルーペが内臓されているので、外出、買物、旅行する時、財布 は必ず持って行く。ついうっかり、メガネを忘れたり、一寸困った時、手間どっ たりした時のことを解消出来る。

【００１４】 なお、この案件は四つの機能をも果し得て、利用者にとって極めて好都合であ り、ほんのわずかな費用で、これからの高年齢者時代に向って、熟年男女に便利 と安全、若さとオシャレを提供するものである。

【００１５】

【実施例】

図１、図２を参照し、この考案に係る一実施例を皮の一般的な財布に適用した 場合について述べるに、本体皮Ａなる素材の財布などの２、３、４、５又はカー ド入れの中の５の一つＣにＤとＤ１をフレネルルーペＢの幅に定め、縫止め、引 出してもストッパーにより、外部への落ち出しを阻止可能としてある。

【００１６】 また、合成樹脂で作った柔軟なフレネルルーペＢをＤ、Ｄ１の間に差入れ内臓 する。

【００１７】 フレネルルーペＢにストッパーＥ、Ｅ１があるのでＤ、Ｄ１の間から簡単に引 出し出来、抜け落ちることが無い。

【００１８】 また、差入又内臓する時、従来の財布に、皮の間にはさまれるので、フレネル ルーペを保護し、使用可能である。

【００１９】 図１、図２を参照の通り、従来の財布入ＡにストッパーＥ、Ｅ１の付いたフレ ネルルーペＢを出し入れ自由に出来るように内臓したもので、費用、製造は安く 、簡単に作ることが可能である。

【００２０】 前記図１、図２の通り財布入に示されているが、之に限らず、例えば、パス入 れ、カード入れ、キーホルダー等、また、名刺入れなどポケットに入る、任意の 小物入を選定出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案に係る一実施例のルーペが内臓された
時の平面図である。

【図２】図１の内臓されたルーペが、引出された時の拡
大平面図である。

【符号の説明】

Ａ 本体財布入 Ｂ フレネルルーペ Ｃ フレネルルーペの差入口 Ｄ フレネルルーペの幅に縫止 Ｄ１ フレネルルーペの幅に縫止 Ｅ フレネルルーペのストッパー Ｅ１ フレネルルーペのストッパー １ 札入れ ２ パス入れ ３ 小銭入れ ４ 名刺入れ ５ ルーペ付カード入れ

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【手続補正書】

【提出日】平成８年６月２４日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 小物入のポケットの一つに一辺を開け、
   ルーペを内臓させ、ルーペを差入、引出しできる、ルー
   ペ付小物入、サイフ、パス入れ、カード入れである。