JP5899143B2 - 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成方法 Download PDF

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Description

この発明は、受信した印刷データを印刷する機能を備えた画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成方法に関するものである。
インターネット等の通信網を利用して印刷データを送信して印刷を行うシステムは、一般に知られている。このようなシステムでは、メールサーバから画像ファイルが添付されたメールを受信して、添付されたファイルを印刷する機能(以下、「InternetFAX」とする)や、クラウドと呼ばれるインターネット上のサービスを経由して、インターネット上のサーバから印刷データを受信して印刷を行う機能(以下、「クラウドプリント」とする)を備えている。
そして、印刷を行いたい者は、前記機能を利用することにより、画像形成装置の近くにいる場合でも遠くにいる場合でも、同様に印刷することができる。
このようなシステムの例としては特許文献1に記載のものがある。
特開2003―256339号公報
しかしながら、従来のシステムでは、InternetFAXやクラウドプリントにより印刷を行いたい利用者は、前記画像形成装置の近くにいる場合でも遠くにいる場合でも同様に利用することができるため、常に画像形成装置の近くにいるとは限らない。その一方で、印刷要求の優先順位は、通常、前記画像形成装置の近くにいる利用者の方が、遠くにいる利用者よりも高い。このため、クラウドプリント等のインターネット経由での印刷データの受信やその後の印刷に多くの時間を要する場合、印刷装置の近くにいる利用者の印刷が遅くなってしまうという問題があった。即ち、インターネット経由での印刷データの受信やその後の印刷に多くの時間を要する場合、その印刷を要求した利用者が印刷装置の近くにいないときでも、コピーやPCからの印刷等の、印刷装置の近くにいる利用者の印刷要求が待たされ、印刷装置の近くにいる利用者の印刷が遅くなってしまうという問題があった。
第1の本発明に係る画像形成装置は、画像データに基づき、画像の形成を行う画像形成装置において、外部装置とネットワークを介して接続されて当該外部装置の画像データの受信が可能な通信部と、前記通信部が受信した前記外部装置からの画像データに優先順位を付ける制御部と、前記外部装置からの画像データ及び本装置のローカルエリア内から印刷要求された画像データを前記優先順位に基づき印刷する印刷部と、前記優先順位を付けたときに作動させると共に設定時間の経過を検知するタイマー部と、前記設定時間の経過を検知する前記タイマー部の停止や再起動を制御して、前記設定時間を制御するタイマー制御部とを備え、前記制御部は、前記タイマー部で検知した設定時間の経過により、前記優先順位を下げ、高い優先度設定の第一のユーザ設定の登録による印刷が、予め設定した時間内に予め設定した回数以上行われた場合に、前記タイマー制御部が、前記タイマー部を制御して前記設定時間の有効期限を延長することを特徴とする。
第2の本発明に係る画像形成装置は、 端末からの操作によりクラウド装置のクラウドプリント機能により取得した画像データに基づいて、画像を形成する画像形成装置において、利用者操作により、それぞれ異なる優先順位を持つ複数のアカウントを含む登録設定と、1個のアカウントの登録設定とのいずれかを受け付ける操作部と、前記操作部から受け付けた登録設定を含む登録情報を、ネットワークを介して接続する前記クラウド装置に送信し、また、前記クラウド装置において登録された前記登録情報に係る登録設定及び画像データを受信する通信部と、前記通信部により受信された前記登録情報に係る登録設定を格納する格納部と、前記格納部に格納される前記登録設定の優先度に基づいて、前記通信部が受信した前記クラウド装置からの画像データに優先順位を付ける制御部と、前記クラウド装置からの画像データ及び本装置のローカルエリア内から印刷要求された画像データを前記優先順位に基づき印刷する印刷部と、前記優先順位を付けたときに作動させると共に設定時間の経過を検知するタイマー部とを備え、前記制御部は、前記タイマー部で検知した設定時間の経過により、前記優先順位を下げることを特徴とする。
第3の本発明に係る画像形成システムは、ネットワークを介して画像データの送受信及び受信した画像データの印刷を行うサービスを提供するクラウド装置と、当該クラウド装置から受信した画像データを印刷する画像形成装置とを含み、前記画像形成装置が、第1の本発明に係る記載の画像形成装置であることを特徴とする。
第4の本発明に係る画像形成方法は、画像データに基づき、画像の形成を行う画像形成方法において、外部装置とネットワークを介して接続された通信部で前記外部装置の画像データを受信し、制御部で前記通信部によって受信した前記外部装置からの画像データに優先順位を付け、印刷部で前記外部装置からの画像データ及び本装置のローカルエリア内から印刷要求された画像データを前記優先順位に基づき印刷し、タイマー部が前記画像データに優先順位を付ける際に作動され、当該タイマー部で設定時間の経過を検知し、タイマー制御部が、前記設定時間の経過を検知する前記タイマー部の停止や再起動を制御して、前記設定時間を制御し、前記制御部が、前記タイマー部で検知した設定時間の経過により、前記優先順位を下げ、高い優先度設定の第一のユーザ設定の登録による印刷が、予め設定した時間内に予め設定した回数以上行われた場合に、前記タイマー制御部が、前記タイマー部を制御して前記設定時間の有効期限を延長することを特徴とする。
第5の本発明に係る画像形成方法は、端末からの操作によりクラウド装置のクラウドプリント機能により取得した画像データに基づいて、画像を形成する画像形成方法において、操作部が、利用者操作により、それぞれ異なる優先順位を持つ複数のアカウントを含む登録設定と、1個のアカウントの登録設定とのいずれかを受け付け、通信部が、前記操作部から受け付けた登録設定を含む登録情報を、ネットワークを介して接続する前記クラウド装置に送信し、また、前記クラウド装置において登録された前記登録情報に係る登録設定及び画像データを受信し、格納部が、前記通信部により受信された前記登録情報に係る登録設定を格納し、制御部が、前記格納部に格納される前記登録設定の優先度に基づいて、前記通信部が受信した前記クラウド装置からの画像データに優先順位を付け、印刷部が、前記クラウド装置からの画像データ及び本装置のローカルエリア内から印刷要求された画像データを前記優先順位に基づき印刷し、タイマー部が、前記優先順位を付けたときに作動させると共に設定時間の経過を検知し、前記制御部が、前記タイマー部で検知した設定時間の経過により、前記優先順位を下げることを特徴とする。
本発明は前記特徴を有するので、クラウドプリント等を行う利用者が本装置の近くにいる可能性が高い場合に、優先順位を上げて印刷することが可能になる。この結果、クラウドプリント等を備えた装置であっても、その装置の近くにいる利用者の印刷要求が、その装置の近くにいない利用者の印刷要求により待たされることを軽減する効果を得られる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置としてのMFPの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における各装置のネットワーク接続の一例を示すネットワーク構成図である。 本発明の第1実施形態におけるクラウドの主な機能を示す機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態におけるMFPのクラウドへの「プリンタの登録」を行う動作を示すフローチャートである。 MFPからプリンタ登録をする際の表示・操作部の画面例を示す図である。 クラウドプリントのユーザ設定情報の例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るMFPがクラウドプリントを行う際の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るクラウドのプリンタ一覧のWebページの画面例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るMFPが、クラウドへのユーザ設定を削除する処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るMFPによる、高速プリンタを登録、指定して印刷する場合の各装置間のメッセージフローを示す図である。 本発明の第1実施形態に係るMFPによる、低速プリンタを指定して印刷する場合の各装置間のメッセージフローを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置としてのMFPの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るMFPがユーザ設定の有効期限切れタイマーを更新する処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るMFPのユーザ設定の有効期限更新の表示・操作部の画面例を示す図である。
以下に、本発明の実施形態について説明する。本発明は、本装置(MFP100)の設置場所に近い範囲でしか使用できない装置のパネルやWebページ等を使用して、優先順位を上げて印刷可能なように利用者の端末をクラウドへ登録し、一定時間が経過すると、クラウドに登録した端末の設定をクラウドから削除することによって、優先順位を下げるようにしたものである。以下に詳述する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態に係る画像形成装置及び画像形成システムについて説明する。
図1に本実施形態の説明で用いる画像形成装置としてのMFP100の構成を示す。MFP100は、画像読取部101と、印刷部102と、ネットワーク通信部103と、Webページ生成部104と、データ記憶部105と、表示・操作部106と、タイマー部107と、これらに接続された制御部108とから構成されている。
画像読取部101は、セットされた原稿を読み取る部分である。画像読取部101は、例えば、MFP100に備え付けられたスキャナである。
印刷部102は、クラウド等の外部装置からの画像データ、及び本装置のローカルエリア内から印刷要求された画像データを、後述する優先順位に基づき印刷する印刷部である。ここで、ローカルエリア内の印刷要求とは、本装置の操作部等の入力部を利用して入力される印刷を伴う指示(コピー等)や、本装置が接続するLAN(ローカルエリアネットワーク)に接続される機器から送信される印刷を伴う指示等である。
印刷部102は、ページ記述言語で記載された印刷データを解釈し、トナーを使用して、印刷を行う。例えば、印刷データはPostScript形式のデータである。また、画像形成装置の中には、PDF(Portable Document Format)形式のデータを解釈して、ダイレクトに印刷可能な機能を備えているものがある。本実施形態のMFP100も、PDF形式の印刷データを印刷できる機能を備えている。
ネットワーク通信部103は、クラウド等の外部装置とネットワークを介して接続されて当該外部装置の画像データの受信が可能な通信部である。ネットワーク通信部103は、NET400と接続されることで、各プロトコルを用いて、データの送受信を行う。ネットワーク通信部103は、例えば、装置が備えているWebページを表示する場合、HTTP(HyperText Transfer Protocol)サーバとして処理を行ったり、装置から装置外のHTTPサーバに接続する場合、HTTPクライアントとして処理を行ったりする。さらに、ネットワーク通信部103は、インターネット上のクラウドプリント機能を提供するクラウド(以下、クラウドプリントサービスと呼ぶ)と接続し、クラウドからクラウドプリントに関するイベントを通知してもらうために、XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)クライアントとしての処理も行う。
Webページ生成部104は、例えば、装置外のPCからネットワーク通信部103を介して、装置のWebページの取得を要求された場合、装置の設定値等を元に、HTML(HyperText Markup Language)等のWebページとして使用されるフォーマットのデータを生成し、PCに返信可能なデータ形式にする。また、MFP100のWebページは、一般の利用者も閲覧でき、使用可能なWebページ(以下、「ユーザWebページ」とする)と、管理者のみにしか閲覧/使用できないWebページ(以下、「管理者Webページ」とする)を備える。なお、管理者Webページを閲覧する場合には、管理者用のパスワード(以下、管理者パスワード)が必要となり、パスワードが正しい場合にのみ、管理者Webページが閲覧可能になる。
データ記憶部105は、例えば、装置の設定値等のデータを装置内部に格納し、変更、削除等の管理を行う。
表示・操作部106は、装置のステータスやメニューの情報を表示し、利用者に対して装置の状況を提供し、また、装置の設定の変更、機能の実行等の利用者の操作要求を受け付ける。なお、装置のメニューは、前記の装置のWebページと同様に、一般の利用者にも表示され、一般の利用者が設定や実行が可能なメニュー(以下、「ユーザメニュー」とする)と、管理者のみに表示され、管理者のみが設定や実行が可能なメニュー(以下、「管理者メニュー」とする)を備える。なお、装置のWebページと同様に、管理者メニューを表示するには、データ記憶部105に予め設定されている管理者パスワードが必要となる。
タイマー部107は、制御部108で後述する優先順位を付けたときに作動させると共に設定時間の経過を検知するタイマー部である。タイマー部107は、装置の備えているタイマーにより、用途毎に各種時間の経過を検知する。タイマー部107は、クラウドプリントの優先設定が「オン」の場合、タイムアウト時間経過後に有効期限切れを通知する機能を備えている。
制御部108は、ネットワーク通信部103が受信したクラウド等の外部装置からの画像データに優先順位を付ける制御部である。制御部108は、上述した画像読取部101からタイマー部107がそれぞれ接続されて、これらの各部の制御を行う。さらに、制御部108は、前記タイマー部107で検知した設定時間の経過により、前記優先順位を下げる処理を行う。また、制御部108は、高い優先度設定の第一のユーザ設定である「高速プリンタ」と、低い優先度設定の第二のユーザ設定である「低速プリンタ」とを登録できるクラウド等の外部装置の登録手段に対して、前記ネットワーク通信部103を介して接続し、前記設定時間の経過により、前記外部装置の登録手段から前記第一のユーザ設定を削除することで前記優先順位を下げる処理機能を備えている。具体的には、制御部108には、後述する処理機能が格納されている。
図2は本実施形態にかかる画像形成システムを構成する、各装置のネットワーク接続の一例を示すネットワーク構成図である。MFP100は、LAN(Local Area Network)であるNET400にネットワーク接続されている。NET400は、インターネットと接続されている。MFP100とクラウド200とモバイル300は、インターネットを介して接続されており、TCP/IPにより通信可能になっている。MFP100とPC500は、NET400を介して接続されており、TCP/IPにより通信可能になっている。外部装置としてのクラウド200は、クラウドプリント機能を提供するクラウドプリントサービスである。クラウド200は、HTTPサーバ及びXMPPサーバの機能を備えている。
図3はクラウド200の主な機能を示す機能ブロック図である。HTTPサービス201は、HTTPサーバの機能を担っている。HTTPサービス201は具体的には、HTTPクライアントからの、クラウドが保持しているWebページの取得要求を受け付け、HTTPクライアントにWebページを送信する。このHTTPサービス201は、HTTPにより利用可能なクラウドプリント機能のサービスをHTTPクライアントに提供する、いわゆるWebサービスである。図3の例では、HTTPサービス201は、例えば、HTTPにより利用可能なクラウドプリント機能のサービスとして、「プリンタの登録」、「プリンタの削除」、「印刷ジョブの取得」を備えている。ここで、「プリンタの登録」とは、例えば、MFP100等の画像形成装置から利用されるサービスであって、画像形成装置とクラウドプリント機能を利用したいユーザとを紐付けるユーザ設定をし、クラウドプリントサービスにそのユーザ設定を登録するサービスである。「プリンタの削除」は前記「プリンタの登録」により登録したクラウドプリントサービス上のユーザ設定を削除するサービスである。また、「印刷ジョブの取得」は、例えば、MFP100等の画像形成装置が、クラウドプリントを使用して印刷を行いたい利用者からクラウドプリントサービスに投入された印刷データを取得するためのサービスである。
XMPPサービス202は、XMPPサーバの機能を担っている。XMPPサービス202は、XMPPクライアントに対して、クラウドプリント機能のためのサービスとして、クラウド上のクラウドプリントに関するイベントを通知する。図3の例では、XMPPサービス202は、XMPPにより通知するクラウドプリントに関するイベントの一例として、「印刷ジョブ投入の通知」を備えている。ここで、「印刷ジョブ投入の通知」とは、利用者がクラウドプリントサービスに印刷データを投入した場合に、該当する画像形成装置に対して、クラウドプリントサービスに印刷データが投入されたことを通知するサービスである。
モバイル300は、インターネット上のWebページが閲覧可能なスマートフォン等のモバイル端末である。このモバイル300には、HTTPクライアントの機能を備えたWebブラウザがインストールされている。そして、そのモバイル300のWebブラウザより、インターネット上のWebページが閲覧可能になっている。
PC500は、MFP100等のWebページが閲覧可能なパーソナルコンピュータ等の端末装置である。このPC500には、前記モバイル300と同様に、HTTPクライアントの機能を備えたWebブラウザがインストールされている。そして、そのPC500のWebブラウザより、MFP100等のWebページが閲覧可能になっている。
以上の説明では、モバイル300は、直接インターネットに接続されているが、NET400を介してインターネットに接続されてもよい。即ち、モバイル300は、無線LANにより、PC500と同様に、NET400を介してインターネットに接続されているような、他のネットワーク構成でもよい。
次に、上述したネットワーク構成を用いた画像形成方法について説明する。
本実施形態では、モバイル300からの操作でMFP100にクラウドプリントを行わせるために、MFP100からクラウド200に対して、「プリンタの登録」を行うと共に、モバイル300からの操作でクラウド200のクラウドプリント機能によりMFP100に印刷させ、その後、一定時間が経過する場合を例として、本システムの動作を説明する。具体的には、例えば、MFP100の設置されている事業所へ出張にきたモバイル300の所有者である利用者を例に説明する。この利用者は、モバイル300を使用してMFP100から印刷できるように、利用者のMFP100のユーザ設定をクラウド200に登録した後、モバイル300により印刷を行い、出張から元の事業所に帰る場合を想定して説明する。
まず始めに、MFP100からクラウド200に対して、「プリンタの登録」を行い、利用者のMFP100のユーザ設定をクラウド200に登録する場合の動作を説明する。図4にMFP100のクラウド200への「プリンタの登録」を行う動作のフローを示し、図10、図11に「プリンタの登録」の動作を含み、本実施形態の各装置間のメッセージのフローを示す。
出張先にきた利用者は、MFP100の表示・操作部106のユーザメニューである、図5に示すようなユーザメニューから、必要な情報を入力する。具体的には、クラウド200のクラウドプリントサービスのアカウント「mobile300@cloudprint.com」と、そのアカウントのパスワードを指定し、さらにクラウドプリントの優先設定を「オン」に選択して、クラウド200へのユーザ設定登録に必要な情報を入力する。そして、登録のボタンを押下して登録する。
制御部108は、利用者が入力した、その登録情報を表示・操作部106を通じて取得する(S101)。ここで、クラウドプリントの優先設定とは、クラウドプリントサービスへ登録するユーザ設定に関連させて、MFP100がクラウドプリントの印刷の優先順位である優先度を決定するために、利用者が指定する装置の設定である。具体的には、下記の動作に基づいて順に説明していく。なお、利用者は、例えば、クラウド200のWebページにより、クラウドプリントサービスのアカウントである「mobile300@cloudprint.com」を予め取得しており、そのパスワードはクラウド200に設定済みである。
制御部108は、データ記憶部105を介して、装置内部に格納されている情報、例えば、カラー指定の可否や、指定可能な用紙サイズ、指定可能な給紙トレイ、両面印刷の可否等の、MFP100の印刷能力情報を取得する(S102)。
さらに、制御部108は、データ記憶部105から取得した情報を元に、例えば、プリンタ名等も含めて、クラウドプリントサービスへの登録情報を生成する(S103)。なお、ここで、制御部108は、表示・操作部106が取得した利用者の入力情報である、クラウドプリントの優先設定が「オン」の場合には、プリンタ名が、例えば、投入する印刷ジョブの印刷優先順位が高い設定である「高速プリンタ」のクラウドプリントサービスヘの登録情報と、投入する印刷ジョブの印刷優先順位が低い設定である「低速プリンタ」のクラウドプリントサービスヘの登録情報の二つの登録情報を生成し、クラウドプリントの優先設定が「オフ」の場合には、プリンタ名が「低速プリンタ」のクラウドプリントサービスへの登録情報のみを生成する。
本実施形態では、利用者がクラウドプリントの優先設定を「オン」に指定しているため、プリンタ名が「高速プリンタ」及び「低速プリンタ」の二つのクラウドプリントサービスへの登録情報を生成する。ネットワーク通信部103は、制御部108の制御により、NET400及びインターネットを介して、クラウド200とHTTPを使用して通信を行う。この通信により、生成したクラウドプリントサービスへの登録情報、それぞれに対して、クラウド200の「プリンタの登録」サービスを使用して、「mobile300@cloudprint.com」に関連させて、ユーザ設定を登録する(S104)。ここでは、プリンタ名が「高速プリンタ」と「低速プリンタ」の二つのクラウドプリントサービスヘの登録情報をそれぞれ登録する。
その後、ネットワーク通信部103は、クラウド200から「プリンタの登録」の結果を受信し、登録したユーザ設定毎に、登録したユーザ設定を識別する「プリンタID」を取得する(S105)。ここでは、プリンタ名が「高速プリンタ」と「低速プリンタ」のユーザ設定それぞれに対して、「プリンタID」が「001」又は「002」に指定されて、クラウド200より返信される。
データ記憶部105は、図6に示すように、ネットワーク通信部103がクラウド200より受信した「プリンタID」と、表示・操作部106が取得した利用者のクラウドプリントサービスのアカウントを装置内部に格納する。さらに加えて、優先度を「高速プリンタ」の場合は「高」、低速プリンタの場合は「低」と設定して、合わせて格納する(S106)。
制御部108は、表示・操作部106が取得したクラウドプリントの優先設定が「オン」に設定されているか否かを判定する(S107)。クラウドプリントの優先設定が「オフ」の場合は、処理を終了する。クラウドプリントの優先設定が「オン」の場合は、プリンタ名が「高速プリンタ」のユーザ設定の有効期限切れを検知するために、一定のタイムアウト時間経過後に有効期限切れを通知するタイマー部107のタイマーを動作させる(S108)。本実施形態では、前記タイムアウト時間を24時間とする。なお、前記の説明では、利用者はMFP100の表示・操作部106のユーザメニューにより、クラウド200ヘユーザ設定登録を行ったが、他の方法で登録を行っても良い。例えば、MFP100とHTTPで通信が可能なPC500のWebブラウザから、MFP100のネットワーク通信部103を介して、Webページ生成部104が生成した図5に示すようなユーザメニューと同等のユーザWebページを取得し、MFP100のWebページから、クラウド200へユーザ設定の登録を行っても良い。
次に、利用者が出張中に、前記の説明でクラウド200へユーザ設定登録したMFP100に対して、クラウド200を介して、モバイル300から印刷を行う場合の動作を説明する。なお、本実施形態では、利用者の出張は24時間以内であり、出張中には上述したプリンタ名が「高速プリンタ」のユーザ設定の有効期限切れは発生しないものとする。
図7は、MFP100がクラウド200から印刷データを取得して、クラウドプリントを行う際の処理を示すフローチャートである。図8は、クラウド200のプリンタ一覧のWebページの画面例を示す図である。
利用者はモバイル300を使用して、クラウド200のWebページから、クラウドプリントサービスのアカウントとパスワードを入力してログインし、図8に示すような、クラウド200のWebページを表示させる。クラウド200のWebページでは、前記の説明により、「プリンタの登録」を行ったMFP100のユーザ設定として、「高速プリンタ」と「低速プリンタ」のプリンタ名がついたプリンタが登録されている。利用者は、「高速プリンタ」を指定して、モバイル300内に保存されているPDFファイルの印刷を要求するものとする。
図7に示すように、MFP100のネットワーク通信部103は、XMPPを使用してクラウド200から「印刷ジョブ投入の通知」を受信する(S201)。この「印刷ジョブ投入の通知」により、「プリンタID」が「001」であることや、印刷ジョブの識別情報等が通知される。制御部108は、データ記憶部105を介して図6に示すMFP100内のクラウドプリントのユーザ設定情報を取得して、優先度を判断する。ネットワーク通信部103が受信した「プリンタID」は「001」であることから、制御部108は、優先度が「高」であると判断する。
次に、対象のプリンタIDに対して、他の印刷との優先順位を決定する(S202)。ここでは、優先度が「高」であるため、印刷の優先順位を上げて印刷を行うように決定する。
ネットワーク通信部103は、HTTPを使用してクラウド200と通信し、クラウド200上の「印刷ジョブの取得」サービスを使用して、「プリンタID」及び印刷ジョブの識別情報を送信すると共に、モバイル300によりクラウド200に送信された印刷データに対応する、PDF形式のファイルを受信する(S203)。
印刷部102は、ネットワーク通信部103が受信したPDFファイルを取得し、印刷を実行する(S204)。なお、クラウドプリントの印刷中に、他のユーザにより、表示・操作部106にコピーの実行要求が行われることがある。
制御部108は、他の優先順位の高い印刷要求が行われたか否かを判定する(S205)。即ち、制御部108は、コピー等の実行要求が行われたときそれを検知し、その印刷と実行中の印刷の優先順位を判定する。ここでは、前記のように、実行中の印刷の優先度である、図6に示すユーザ設定情報の優先度が「高」であることにより、印刷の優先順位を上げて印刷を行うように制御している。このため、モバイル300より印刷要求されたクラウドプリントの印刷を継続して印刷する。具体的には、クラウドプリントサービスからの印刷ジョブを全ページ印刷したか否かを判定し(S209)、全ページを印刷するまで前記S204、S205、S209の処理を繰り返す。そして、全ページの印刷が済んだ場合は、クラウドプリントサービスからの印刷ジョブの印刷を完了し、その後、前記コピーを実行する(S210)。
一方、S205において、他の優先順位の高い印刷要求が行われたと判断した場合は、クラウドプリントサービスからの印刷ジョブの印刷をキャンセルし(S206)、他の優先順位の高い印刷要求の印刷を実行して完了させ(S207)、その後、中断したクラウドプリントサービスからの印刷ジョブを再取得して受信し(S208)、S204の処理を行う。なお、ここでは、実行中の印刷の優先度が「高」であるため、S206からS208の処理がされることはないが、以下の場合は、S206からS208の処理がされることになる。
次に、利用者が出張から元の事業所に帰り、利用者がクラウド200へのユーザ設定登録を行ってから24時間が経過した場合の動作について説明する。この場合、プリンタ名が「高速プリンタ」のユーザ設定は、登録から24時間が経過して、有効期限が切れているため、MFP100がクラウド200から「高速プリンタ」のユーザ設定を削除することになる。この削除動作を図9に基づいて説明する。図9は、MFP100が、クラウド200へのユーザ設定である、「プリンタID」が「001」であるとするユーザ設定を削除する処理を示すフローチャートである。
MFP100の制御部108は、タイマー部107を通じて、クラウド200へ「プリンタの登録」を行った際に動作させたタイマーの満了を検知し(S301)、データ記憶部105を介して、有効期限切れになったユーザ設定の「プリンタID」である「001」を取得する(S302)。次いで、ネットワーク通信部103は、制御部108の制御により、HTTPを使用してクラウド200と通信し、クラウド200の「プリンタの削除」サービスを使用して、「プリンタID」に「001」を指定し、クラウド200からMFP100のプリンタ名が「高速プリンタ」のユーザ設定を削除する(S303)。その後、データ記憶部105を介して、図6に示すようなMFP100内のクラウドプリントのユーザ設定情報から「プリンタID」が「001」のエントリも削除する。
次に、利用者が前記出張後に、再度、MFP100の設置されている事業所に出張となり、MFP100の設置されている事業所への移動中に、MFP100に対して、クラウド200を介してモバイル300から印刷を行う場合の動作を図7に基づいて説明する。
利用者は、モバイル300を使用して、クラウド200のWebページにより、クラウドプリントサービスのアカウントとパスワードを入力してログインし、クラウド200のWebページを表示させる。この際、クラウド200のWebページでは、既にクラウド200からMFP100のプリンタ名が「高速プリンタ」のユーザ設定は削除されているため、図8に示したWebページから、MFP100の「高速プリンタ」のプリンタ名がついたプリンタは削除された状態で表示される。利用者は、「低速プリンタ」を指定して、モバイル300内に保存されているPDFファイルの印刷を要求する。MFP100のネットワーク通信部103は、XMPPを使用してクラウド200から「印刷ジョブ投入の通知」を受信する。その「印刷ジョブ投入の通知」から、「プリンタID」が「002」であること、印刷ジョブの識別情報等が通知される(S201)。制御部108は、データ記憶部105を介して、図6に示すようなMFP100内のクラウドプリントのユーザ設定情報を取得し、ネットワーク通信部103が受信した「プリンタID」が「002」であることから、優先度が「低」であることを取得する。さらに、対象のプリンタIDに対して、他の印刷との優先順位を決定する(S202)。ここでは、優先度が「低」であるため、印刷の優先順位を下げて印刷を行うように制御する。
ネットワーク通信部103は、HTTPを使用してクラウド200と通信し、クラウド200上の「印刷ジョブの取得」サービスを使用して、「プリンタID」及び印刷ジョブの識別情報を送信すると共に、モバイル300によりクラウド200に送信された印刷データに対応する、PDF形式のファイルを受信する(S203)。
印刷部102は、ネットワーク通信部103が受信したPDFファイルを取得し、印刷を実行する(S204)。なお、ここで、クラウドプリントの印刷中に、他のユーザにより、表示・操作部106からコピーの実行要求が行われることがある。
次いで、制御部108は、他の優先順位の高い印刷要求が行われたか否かを判定する(S205)。即ち、制御部108は、コピー等の実行要求が行われたことを検知すると、印刷の優先順位を判定する。ここでは、前記のように、実行中の印刷は、図6に示すユーザ設定情報の優先度が「低」であることにより、印刷の優先順位を下げて印刷を行うように制御している。このため、コピー等を優先して印刷するように制御し、クラウドプリントの印刷をキャンセルする(S206)。
次いで、他の優先順位の高い印刷要求の印刷を実行して完了させる(S207)。即ち、前記キャンセル後、印刷部102はコピー等に関しての印刷を行う。
その後、中断したクラウドプリントサービスからの印刷ジョブを再取得して受信する(S208)。即ち、ネットワーク通信部103は、コピー等の印刷完了後、HTTPを使用してクラウド200と通信し、クラウド200の「印刷ジョブの取得」サービスを使用して、再度、「プリンタID」及び印刷キャンセルを行った印刷ジョブの識別情報を送信して、モバイル300によりクラウド200に送信された印刷データに対応する、PDFファイルを受信する。そして、印刷部102は、ネットワーク通信部103が受信したPDFファイルを取得し、印刷を再開する(S204)。
そして、ここでは、他の優先順位の高い印刷要求は行われないため、モバイル300より印刷要求されたクラウドプリントを最後まで印刷する(S204、S205、S209、S210)。
なお、以上の説明では、利用者は、MFP100の表示・操作部106のユーザメニューからクラウド200へユーザ設定を登録したが、このユーザメニューと別に管理者用の登録手段を設けてもよい。即ち、ユーザメニューと別に、図5に示したものと同様の管理者メニューや管理者Webページにクラウド200へユーザ設定を登録する手段を設けてもよい。この場合、管理者のような権限のあるユーザに対しては、優先度が「高」となる「高速プリンタ」としてクラウド200ヘユーザ設定を登録した場合であっても、タイマーを動作させず、有効期限を設けないようにしても良い。さらに、ユーザメニュー及び管理者メニューに、優先度が「高」となる「高速プリンタ」のみをクラウド200ヘユーザ設定登録する手段を設けても良い。
以上のように、第1実施形態によれば、クラウドプリントを行う利用者が装置の近くにいる可能性が高い場合に、優先順位を上げて印刷できるように、一定時間限定で利用者の端末をクラウドへ登録するため、クラウドプリントを使用する場合においても、装置の近くにいる利用者の印刷要求が、装置の近くにいない利用者の印刷要求により待たされることを軽減することができる。
更に、クラウドからの印刷を一時的に許可することで、セキュリティの向上も期待できる。また、利用者が一時的にのみ、対象の装置から印刷したい場合、クラウドから端末の設定を削除する手間を軽減する効果も得られる。

[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態でも第1実施形態と同様に、画像形成装置がMFPの場合について説明する。図12に本実施形態の説明で用いる画像形成装置としてのMFP120の構成を示す。本実施形態のMFP120は、上述した第1実施形態のMFP100に加えて、タイマー制御部としてのユーザ設定タイマー更新制御部109及びICカード読取部110を設けた。即ち、ユーザ設定タイマー更新制御部109及びICカード読取部110以外の各部は、図1に示した第1実施形態のMFP100と同じである。
ユーザ設定タイマー更新制御部109は、前記設定時間の経過を検知する前記タイマー部107の停止や再起動を制御して、前記設定時間を制御するタイマー制御部である。ユーザ設定タイマー更新制御部109は、利用者が表示・操作部106から前記第一のユーザ設定である「高速プリンタ」の登録に関する指示が行われた場合に、タイマー制御部であるユーザ設定タイマー更新制御部109が、前記タイマー部107を制御して前記設定時間の有効期限を延長する。即ち、ユーザ設定タイマー更新制御部109は、制御部108を介して、主にクラウドプリントサービスへ登録したユーザ設定の有効期限切れを検知するためのタイマー部107のタイマーの停止や再起動を制御し、ユーザ設定のタイムアウト時間の制御を行う。
ICカード読取部110は、ICカードに記憶されたデータを読み取る部分である。このICカード読取部110は、例えば、MFP120に備え付けられた非接触型ICカードリーダである。本実施形態のネットワーク構成は、図2に示した第1実施形態のネットワーク構成と同じである。即ち、第1実施形態と同じように、MFP120とPC500は、LANであるNET400を介して、ネットワーク接続されており、TCP/IPにより通信可能になっている。また、NET400は、第1実施形態と同じように、インターネットと接続されおり、MFP120とクラウド200、モバイル300はインターネットを介して、TCP/IPにより通信可能になっている。クラウド200は、第1実施形態と同じクラウドプリント機能を提供するクラウドプリントサービスである。モバイル300は、第1実施形態と同じ機能に加え、ICカード機能を備えたスマートフォン等のモバイル端末である。なお、モバイル300は、ICカード機能として、例えば、ICカードにクラウドプリントサービスのアカウント情報を記憶することが可能である。PC500も、第1実施形態と同じ機能を備えているパーソナルコンピュータ等である。以上の説明では、モバイル300は直接インターネットに接続されているが、無線LANにより、PC500と同様に、NET400を介してインターネットに接続されているような他のネットワーク構成でも本発明を実現できる。
次に、前記構成のMFP120を用いた画像形成方法について説明する。
本実施形態では、モバイル300からMFP120にクラウドプリントを行うために、MFP120からクラウド200に対して、「プリンタの登録」を行い、その後、MFP120から「プリンタ登録」を行ったユーザ設定の有効期限を延長する場合を例として、動作を説明する。ここでも第1実施形態と同様に、具体例として、MFP120の設置されている事業所へ出張にきたモバイル300の所有者である利用者を例に説明する。この利用者は、モバイル300を使用してMFP120から印刷できるように、MFP120に対するユーザ設定をクラウド200に登録した後、モバイル300により印刷を行い、次の日もMFP120の設置されている事業所で継続して作業を行うものとする。以下、この状況を想定して、説明する。
まず始めに、MFP120からクラウド200に対して「プリンタの登録」を行い、MFP120に対する利用者のユーザ設定をクラウド200に登録する場合の動作を説明する。
MFP120に対する利用者のユーザ設定をクラウド200に登録する動作は、第1実施形態と同様であるため、図4のMFP100のクラウド200への「プリンタの登録」を行う動作のフロー及び、図10の各装置間のメッセージのフローを用いて説明する。
出張先にきた利用者は、MFP120の表示・操作部106の図5に示すようなユーザメニューから、クラウド200のクラウドプリントサービスのアカウント「mobile300@cloudprint.com」とそのアカウントのパスワードを指定し、さらにクラウドプリントの優先設定を「オン」に選択して、クラウド200へのユーザ設定登録の実行要求を行う(S101)。ここで、クラウドプリントの優先設定とは、第1実施形態と同様に、クラウドプリントサービスへ登録するユーザ設定に関連させて、MFP120がクラウドプリントの印刷の優先順位である優先度を決定するために、利用者が指定する装置の設定である。
なお、利用者は、第1実施形態と同様に、クラウド200のWebページ等により、クラウドプリントサービスのアカウントである「mobile300@cloudprint.com」を予め取得しており、そのパスワードはクラウド200に設定済みである。
制御部108は、データ記憶部105を介して、第1実施形態と同様に、装置内部に格納されている。そして、例えば指定可能な用紙サイズ等のMFP120の印刷能力情報を取得する(S102)。さらに、制御部108は、データ記憶部105から取得した情報を元に、プリンタ名等も含めて、クラウドプリントサービスへの登録情報を生成する(S103)。なお、ここで、制御部108は、表示・操作部106が取得した利用者の入力情報である、クラウドプリントの優先設定が「オン」の場合には、プリンタ名が、例えば「高速プリンタ」のクラウドプリントサービスへの登録情報と「低速プリンタ」のクラウドプリントサービスヘの登録情報の二つの登録情報を生成し、クラウドプリントの優先設定が「オフ」の場合には、プリンタ名が「低速プリンタ」のクラウドプリントサービスへの登録情報のみを生成する。本実施形態も第1実施形態と同様に、利用者がクラウドプリントの優先設定を「オン」に指定しているため、プリンタ名が「高速プリンタ」及び「低速プリンタ」の二つのクラウドプリントサービスヘの登録情報を生成する。ネットワーク通信部103は、制御部108の制御により、NET400及びインターネットを介して、クラウド200とHTTPを使用して通信を行う。この通信により、生成したクラウドプリントサービスヘの登録情報、それぞれに対して、クラウド200の「プリンタの登録」サービスを使用して、「mobile300@cloudprint・com」に関連させて、ユーザ設定を登録する(S104)。ここでは、プリンタ名が「高速プリンタ」と「低速プリンタ」の二つのクラウドプリントサービスヘの登録情報をそれぞれ登録する。
その後、ネットワーク通信部103は、クラウド200から「プリンタの登録」の結果を受信し、登録したユーザ設定毎に、登録したユーザ設定を識別する「プリンタID」を取得する(S105)。ここでは、プリンタ名が「高速プリンタ」と「低速プリンタ」のユーザ設定それぞれに対して、「プリンタID」が「001」又は「002」に指定されて、クラウド200より返信される。
データ記憶部105は、図6に示すように、ネットワーク通信部103がクラウド200より受信した「プリンタID」と、表示・操作部106が取得した利用者のクラウドプリントサービスのアカウントを装置内部に格納する。さらに加えて、優先度を「高速プリンタ」の場合は「高」、低速プリンタの場合は「低」と設定して、合わせて格納する(S106)。
制御部108は、表示・操作部106が取得したクラウドプリントの優先設定が「オン」に設定されているか否かを判定する(S107)。クラウドプリントの優先設定が「オフ」の場合は、処理を終了する。クラウドプリントの優先設定が「オン」の場合には、「プリンタID」が「001」の優先度が「高」となっているユーザ設定、つまり、プリンタ名が「高速プリンタ」のユーザ設定の有効期限切れを検知するために、第1実施形態と同様に、一定のタイムアウト時間経過後に有効期限切れを通知するタイマー部107のタイマー(以下、「有効期限切れタイマー」とする)を動作させる(S108)。本実施形態では、第1実施形態と同様に、前記タイムアウト時間を24時間とする。
これ以降、第1実施形態と同じように、利用者は、モバイル300を使用して、クラウド200のWebページにより、プリンタ名が「高速プリンタ」となっているMFP120のユーザ設定を指定して、クラウド200を介してMFP120よりクラウドプリントを行う。
なお、本実施形態では、利用者の出張は24時間より長く、次の日もMFP120の設置されている事業所にて継続して作業を行うと共に、利用者は、MFP120からクラウド200を介して、継続してクラウドプリントを行うものとする。
次に、利用者が、次の日も、MFP120の設置されている事業所に行き、クラウド200へMFP120のユーザ設定登録を行ってから24時間が経過する前に、プリンタ名が「高速プリンタ」のユーザ設定の有効期限を延長するために、利用者がMFP120に対して操作を行う場合の動作を、図13に基づいて説明する。図13は、MFP120がユーザ設定の有効期限切れタイマーを更新する処理を示すフローチャートである。
前記出張の次の日、利用者は、MFP120の表示・操作部106の図14に示すようなユーザメニューから、有効期限の更新を指示する。即ち、前記ユーザメニューから、クラウド200のクラウドプリントサービスのアカウント「mobile300@cloudprint.com」を入力し、そのアカウントに関するユーザ設定の有効期限の更新を指示する「更新」ボタンを押下する。
図13に示すように、制御部108は、利用者が入力した、そのクラウドプリントサービスアカウント情報を表示・操作部106を通じて取得する(S401)。
次いで、制御部108は、装置内のユーザ設定情報から対象のタイマー起動中の高優先度設定のエントリを検索する(S402)。即ち、制御部108は、データ記憶部105を介して、図6に示すようなMFP120内のクラウドプリントのユーザ設定情報から、表示・操作部106が取得した利用者のクラウドプリントサービスのアカウントを対象にして、優先度が「高」となっていて、有効期限切れタイマーが動作しているエントリを検索する。
次いで、制御部108は、対象のユーザ設定情報が見つかったか否かを判定する(S403)。即ち、制御部108は、「プリンタID」が「001」であるエントリが存在しているか否かを判定する。「プリンタID」が「001」であるエントリが存在しないと判定した場合は、処理を終了する。
「プリンタID」が「001」であるエントリが存在すると判定した場合、制御部108は、有効期限切れタイマーを制御するために、ユーザ設定タイマー更新制御部109に制御を依頼する。ユーザ設定タイマー更新制御部109は、タイマー部107を介して、対象のユーザ設定情報に関するタイマーである、「プリンタID」が「001」に関する有効期限切れタイマーをリセットする(S404)。
その後、対象のユーザ設定情報に関するタイマーを再度起動する(S405)。即ち、本実施形態では、24時間であるタイムアウト時間を再度、設定し直して、再度24時間のタイムアウト時間経過後に有効期限切れを通知する有効期限切れタイマーを動作させる。
なお、前記の説明では、利用者はMFP120の表示・操作部106のユーザメニューにより、MFP120のクラウドプリントのユーザ設定の有効期限を更新したが、MFP120のICカード読取部110を利用して有効期限を更新するようにしてもよい。即ち、ICカード機能として、予めクラウド200のクラウドプリントサービスのアカウントである「mobile300@cloudprint.com」が記憶されているモバイル300を、利用者がMFP120のICカード読取部110にかざすことにより、前記アカウントをMFP120の制御部108に読み込ませる。これにより、MFP120の制御部108は、ICカード読取部110を介して、クラウドプリントサービスのアカウント「mobile300@cloudprint.com」を取得し、そのアカウントに関するユーザ設定の有効期限更新処理を実行することも可能である。
以上の説明では、利用者によるMFP120の操作により、MFP120のクラウドプリントのユーザ設定の有効期限を更新したが、所定条件の基に有効期限を自動で延長するようにしてもよい。即ち、MFP120のユーザ設定タイマー更新制御部109の制御により、印刷部102が、所定の時間内に所定の回数又はそれ以上印刷を行った場合に、利用者はMFP120の近くにいる可能性が高いと判断し、クラウドプリントのユーザ設定の有効期限を自動で延長しても良い。ここで、所定条件は、印刷部102が、所定の時間内に所定の回数又はそれ以上印刷を行った場合である。所定の時間とは、予め設定した時間であって、利用者がMFP120の近くにいるときの印刷の使用頻度等の諸条件に応じて設定する。また、所定の回数とは、予め設定した回数であって、利用者がMFP120の近くにいるときの印刷の使用頻度等の諸条件に応じて設定する。
また、MFP120のユーザ設定タイマー更新制御部109は、例えば、18時から翌朝9時までの間等の、所定の時刻の間は、有効期限切れタイマーを一時停止するように制御しても良い。ここで、所定の時刻の間とは、利用者が仕事をしていない時間帯等であって、夜から早朝の時間帯等である。
以上のように、第2実施形態によれば、クラウドプリントを行う利用者が装置の近くにいる可能性が高い場合に、クラウドへ登録した利用者のユーザ設定の有効期限を延長することが可能となり、利用者はクラウドへユーザ設定を再登録する必要がなくなるため、クラウドプリントを使用する場合においても、装置の近くにいる利用者の印刷要求が、装置の近くにいない利用者の印刷要求により待たされることを軽減できるばかりではなく、装置の近くで継続的にクラウドプリントを使用したい利用者の利便性も向上させることができる。
[利用形態]
前記各実施形態では、画像形成装置としてMFP100,120を用いたが、これ以外のプリンタ、複合機、複写機などを用いてもよいことは言うまでない。
なお、本発明の態様は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更、組み合わせおよび部分的削除等が可能である。
100:MFP、101:画像読取部、102:印刷部、103:ネットワーク通信部、104:Webページ生成部、105:データ記憶部、106:表示・操作部、107:タイマー部、108:制御部、109:ユーザ設定タイマー更新制御部、110:ICカード読取部、120:MFP、200:クラウド、201:HTTPサービス、202:XMPPサービス、300:モバイル、400:NET、500:PC。

Claims (15)

  1. 画像データに基づき、画像の形成を行う画像形成装置において、
    外部装置とネットワークを介して接続されて当該外部装置の画像データの受信が可能な通信部と、
    前記通信部が受信した前記外部装置からの画像データに優先順位を付ける制御部と、
    前記外部装置からの画像データ及び本装置のローカルエリア内から印刷要求された画像データを前記優先順位に基づき印刷する印刷部と、
    前記優先順位を付けたときに作動させると共に設定時間の経過を検知するタイマー部と、
    前記設定時間の経過を検知する前記タイマー部の停止や再起動を制御して、前記設定時間を制御するタイマー制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記タイマー部で検知した設定時間の経過により、前記優先順位を下げ、
    高い優先度設定の第一のユーザ設定の登録による印刷が、予め設定した時間内に予め設定した回数以上行われた場合に、前記タイマー制御部が、前記タイマー部を制御して前記設定時間の有効期限を延長する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 端末からの操作によりクラウド装置のクラウドプリント機能により取得した画像データに基づいて、画像を形成する画像形成装置において、
    利用者操作により、それぞれ異なる優先順位を持つ複数のアカウントを含む登録設定と、1個のアカウントの登録設定とのいずれかを受け付ける操作部と、
    前記操作部から受け付けた登録設定を含む登録情報を、ネットワークを介して接続する前記クラウド装置に送信し、また、前記クラウド装置において登録された前記登録情報に係る登録設定及び画像データを受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記登録情報に係る登録設定を格納する格納部と、
    前記格納部に格納される前記登録設定の優先度に基づいて、前記通信部が受信した前記クラウド装置からの画像データに優先順位を付ける制御部と、
    前記クラウド装置からの画像データ及び本装置のローカルエリア内から印刷要求された画像データを前記優先順位に基づき印刷する印刷部と、
    前記優先順位を付けたときに作動させると共に設定時間の経過を検知するタイマー部とを備え、
    前記制御部は、前記タイマー部で検知した設定時間の経過により、前記優先順位を下げることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御部は、高い優先度設定の第一のユーザ設定と、低い優先度設定の第二のユーザ設定とを登録できる前記クラウド装置の登録手段に対して、前記通信部を介して接続し、前記設定時間の経過により、前記クラウド装置の登録手段から前記第一のユーザ設定を削除することで前記優先順位を下げる処理機能を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記設定時間の経過を検知する前記タイマー部の停止や再起動を制御して、前記設定時間を制御するタイマー制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記利用者が操作部から高い優先度設定の第一のユーザ設定の登録に関する指示が行われた場合に、前記タイマー制御部が、前記タイマー部を制御して前記設定時間の有効期限を延長することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第一のユーザ設定の登録による印刷が、予め設定した時間内に予め設定した回数以上行われた場合に、前記タイマー制御部が、前記タイマー部を制御して前記設定時間の有効期限を延長することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記タイマー制御部が、所定の時刻の間、前記タイマー部を一時停止することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. ネットワークを介して画像データの送受信及び受信した画像データの印刷を行うサービスを提供するクラウド装置と、当該クラウド装置から受信した画像データを印刷する画像形成装置とを含み、
    前記画像形成装置が、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置であることを特徴とする画像形成システム。
  9. 画像データに基づき、画像の形成を行う画像形成方法において、
    外部装置とネットワークを介して接続された通信部で前記外部装置の画像データを受信し、
    制御部で前記通信部によって受信した前記外部装置からの画像データに優先順位を付け、
    印刷部で前記外部装置からの画像データ及び本装置のローカルエリア内から印刷要求された画像データを前記優先順位に基づき印刷し、
    タイマー部が前記画像データに優先順位を付ける際に作動され、当該タイマー部で設定時間の経過を検知し、
    タイマー制御部が、前記設定時間の経過を検知する前記タイマー部の停止や再起動を制御して、前記設定時間を制御し、
    前記制御部が、前記タイマー部で検知した設定時間の経過により、前記優先順位を下げ、
    高い優先度設定の第一のユーザ設定の登録による印刷が、予め設定した時間内に予め設定した回数以上行われた場合に、前記タイマー制御部が、前記タイマー部を制御して前記設定時間の有効期限を延長する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  10. 端末からの操作によりクラウド装置のクラウドプリント機能により取得した画像データに基づいて、画像を形成する画像形成方法において、
    操作部が、利用者操作により、それぞれ異なる優先順位を持つ複数のアカウントを含む登録設定と、1個のアカウントの登録設定とのいずれかを受け付け、
    通信部が、前記操作部から受け付けた登録設定を含む登録情報を、ネットワークを介して接続する前記クラウド装置に送信し、また、前記クラウド装置において登録された前記登録情報に係る登録設定及び画像データを受信し、
    格納部が、前記通信部により受信された前記登録情報に係る登録設定を格納し、
    制御部が、前記格納部に格納される前記登録設定の優先度に基づいて、前記通信部が受信した前記クラウド装置からの画像データに優先順位を付け、
    印刷部が、前記クラウド装置からの画像データ及び本装置のローカルエリア内から印刷要求された画像データを前記優先順位に基づき印刷し、
    タイマー部が、前記優先順位を付けたときに作動させると共に設定時間の経過を検知し、
    前記制御部が、前記タイマー部で検知した設定時間の経過により、前記優先順位を下げる
    ことを特徴とする画像形成方法。
  11. 高い優先度設定の第一のユーザ設定と、低い優先度設定の第二のユーザ設定とを登録できる前記クラウド装置の登録手段に対して、前記設定時間の経過により、前記クラウド装置の登録手段から前記第一のユーザ設定を削除することで前記優先順位を下げることを特徴とする請求項10に記載の画像形成方法。
  12. タイマー制御部で、前記設定時間の経過を検知する前記タイマー部の停止や再起動を制御して、前記設定時間を制御することを特徴とする請求項10又は11に記載の画像形成方法。
  13. 前記利用者が操作部から高い優先度設定の第一のユーザ設定の登録に関する指示が行われた場合に、前記タイマー制御部が、前記タイマー部を制御して前記設定時間の有効期限を延長することを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
  14. 前記第一のユーザ設定の登録による印刷が、予め設定した時間内に予め設定した回数以上行われた場合に、前記タイマー制御部が、前記タイマー部を制御して前記設定時間の有効期限を延長することを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
  15. 前記タイマー制御部が、所定の時刻の間、前記タイマー部を一時停止することを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
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