JP5897390B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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本発明の実施形態は、洗濯乾燥機に関する。
従来、洗濯乾燥機は、例えば特許文献1に記載のように、水槽内の空気を循環風路内に取り込み、循環風路の途中に設けられた熱交換部で除湿および加熱し、その温風を再び水槽内へ供給することによって乾燥行程を実行するものがある。このような洗濯乾燥機では、一般に、循環風路の途中にフィルタが設けられている。このフィルタは、乾燥行程によって衣類から出た糸くずなどの異物、いわゆるリントを捕集する。
このようなフィルタは、リントが堆積して該フィルタの通気性が低下すると、循環風路を流れる風量が減少して乾燥性能の低下に繋がる。そのため、フィルタを定期的に清掃して堆積したリントを取り除く必要がある。この場合、フィルタは、循環風路から取り外し可能な構成であれば、取り外して容易に清掃することができる。しかし、清掃のために取り外したフィルタを再度取り付けることを忘れた場合には、フィルタがあれば通過しないような比較的大きな異物が循環風路を介して熱交換部側へ侵入するという不都合が生じ得る。一方、フィルタを循環風路内に取り外し不可に固定すれば、このような不都合は回避出来るが、フィルタの清掃性が低下する。
特開2011−143082号公報
そこで、熱交換部側への異物の侵入を抑制するとともに循環風路内に設けられたフィルタの清掃性の向上が図られる洗濯乾燥機を提供する。
本実施形態の洗濯乾燥機は、外箱と、前記外箱内に設けられ、排気口および給気口を有する水槽と、前記水槽内に回転可能に設けられた回転槽と、前記排気口の下方に位置し前記水槽内の水を前記水槽の外部へ排水する排水部と、前記排気口と前記給気口とを繋ぎ前記水槽内の空気を前記排気口から排気するとともに前記給気口から前記水槽内へ温風を供給する循環風路と、を備える。前記循環風路は、前記排気口の上方に設けられ、入口および出口を有するフィルタ収容部と、前記フィルタ収容部の下方に設けられ内部を通過する空気を除湿および加熱する熱交換部と、前記排気口と前記入口とを接続する排気ダクトと、前記出口と前記熱交換部とを接続する接続ダクトと、前記熱交換部と前記給気口とを接続する給気ダクトと、を有する。前記フィルタ収容部は、該フィルタ収容部の内部に固定されて通過する空気に含まれるリントを捕集する固定フィルタを有する。前記接続ダクトの一部は、前記排気ダクトよりも上方に設けられている。
第一実施形態による洗濯乾燥機の概略構成について部分的に破断して示す縦断側面図 洗濯乾燥機の外観を示す斜視図 洗濯乾燥機の概略構成について部分的に破断して示す縦断背面図 固定フィルタの清掃についてフィルタ収容部周辺を拡大して示す図 第二実施形態を示す図1相当図 第三実施形態を示す図1相当図
以下、複数の実施形態による冷蔵庫を、図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第一実施形態)
まず、第一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。
図1に示すように、洗濯乾燥機10は、外箱11、水槽12、回転槽13、モータ14、および扉15を備えている。なお、本実施形態において、外箱11に対して扉15側を洗濯乾燥機10の前側とする。洗濯乾燥機10は、ヒートポンプ方式の乾燥機能を有し、回転槽13の回転軸が地面に対して傾斜したいわゆるドラム式洗濯乾燥機である。外箱11は、鋼板などによってほぼ矩形の箱状に形成されている。水槽12は、外箱11の内部に収容されている。回転槽13は、水槽12の内部に収容されている。水槽12および回転槽13は、いずれも円筒状に形成されている。
水槽12は、円筒状の一方の端部に開口部121が形成され、他方の端部に水槽端板122が設けられている。開口部121は、傾斜した水槽12において水槽端板122よりも上側に位置している。同様に、回転槽13は、円筒状の一方の端部に開口部131が形成され、他方の端部に回転槽端板132が設けられている。開口部131は、傾斜した回転槽13において回転槽端板132よりも上側に位置している。回転槽13の開口部131は、水槽12の開口部121に周囲を覆われている。
水槽12は、排気口17および給気口18を有している。排気口17は、水槽12の筒状部分を構成する周壁にあって上部前寄り部分に設けられている。給気口18は、水槽端板122にあって、該水槽端板122の中心よりやや上寄り部分に設けられている。排気口17および給気口18は、水槽12の内部と外部とを連通している。
また、水槽12は、重力方向の下方に位置する底部の後端側に排水部19を有している。排水部19は、排気口17および給気口18の下方に位置している。排水部19は、水槽12内の水を水槽12の外部へ排水する。具体的には、排水部19は、排水口123、排水弁20、および排水ホース21とから構成されている。排水口123は、水槽12の底部の後端側に形成されて、水槽12の内部と外部とを連通している。排水弁20は、水槽12の外側にあって排水口123に接続されている。排水ホース21は、一方の端部が排水弁20に接続され、排水弁20と反対側の端部が外部に接続されている。排水弁20は、水槽12からの排水を断続する。これにより、水槽12内の水は、排水口123から排水弁20および排水ホース21を経由して洗濯乾燥機10の外部へ排出される。
回転槽13は、複数の孔22および複数の連通口23を有している。孔22および連通口23は、回転槽13の内部と外部とを連通している。孔22は、回転槽13の円筒状の筒状部分を構成する周壁の全域に形成されている。連通口23は、回転槽端板132の全域に形成されている。孔22および連通口23は、洗濯運転時および脱水運転時には、主に水が出入りする通水孔として機能し、乾燥運転時には空気が出入りする通風孔として機能する。なお、図1では、簡単のため複数の孔22および連通口23のうち一部のみを示している。また、詳細は図示しないが、回転槽13には、筒状部分の内側に複数のバッフルが設けられている。バッフルは、回転槽13の内側に収容された洗濯物を撹拌する。
モータ14は、水槽12の外側にあって水槽端板122に設けられている。モータ14は、例えばアウタロータ型のダイレクトドライブモータである。モータ14の軸部141は、水槽端板122を貫いて水槽12の内側へ突出し、回転槽端板132の中心部に固定されている。これにより、モータ14は、水槽12に対して回転槽13を相対的に回転させる。この場合、軸部141、回転槽13の回転軸、および水槽12の中心軸は、それぞれ一致している。
扉15は、図示しないヒンジを介して外箱11の外面側に設けられている。扉15は、ヒンジを支点に回動し、外箱11の前面に形成された図示しない開口部を開閉する。衣類などの洗濯物は、扉15を開放した状態で、開口部121、131を通して回転槽13内に出し入れされる。
また、洗濯乾燥機10は、図示しない給水装置、制御装置、および図2に示す操作パネル16を備えている。給水装置は、詳細は図示しないが、給水弁、給水ケース、給水ホースなどから構成されている。給水ホースは水道などの外部の水源に接続されている。そして、水源からの水は、給水ホース、給水弁、および給水ケースを介して、水槽12内へ供給される。制御装置は、マイクロコンピュータなどから構成されており、洗濯乾燥機10の作動全般を制御する。制御装置は、図示しない給水弁の開閉を制御して水槽12へ水を供給するとともに、排水弁20の開閉を制御して水槽12内の水を排水する。操作パネル16は、外箱11の前面にあって扉15の上側に設けられている。操作パネル16は、制御装置に接続されており、使用者の操作によって運転コースなどが選択される。
そして、洗濯乾燥機10は、図1および図3に示すように、循環風路24を備えている。循環風路24は、水槽12の外側において、排気口17と給気口18とを繋いでいる。そして、循環風路24は、水槽12内の空気を排気口17から排気し、給気口18から水槽12内へ温風を供給する。具体的には、循環風路24は、排気ダクト25、フィルタ収容部26、接続ダクト27、熱交換部28、および給気ダクト29から構成されている。
排気ダクト25は、図1に示すように、水槽12の排気口17とフィルタ収容部26とを接続している。排気ダクト25は、例えば蛇腹状のホースで構成されている。フィルタ収容部26は、外箱11の内側上部にあって、水槽12および回転槽13の上方に設けられている。フィルタ収容部26は、上側が開口したほぼ矩形の容器状に形成されている。そして、フィルタ収容部26の上側の開口は、外箱11の外部へ連通している。外箱11には、ヒンジ開閉式の蓋30が設けられている。蓋30は、フィルタ収容部26の上側の開口を開閉する。
フィルタ収容部26は、入口261および出口262を有している。入口261は、フィルタ収容部26の前側すなわち排気口17側に設けられている。入口261は、排気ダクト25に接続されている。出口262は、フィルタ収容部26の後側すなわち排気口17と反対側にあって、入口261よりも上方に設けられている。出口262は、乾燥運転時の空気の流れに対して入口261の下流側となる。出口262は、接続ダクト27に接続されている。この場合、フィルタ収容部26の底部と入口261との間に段差は形成されていない。これに対し、フィルタ収容部26の底部と出口262との間には段部263が形成されている。
フィルタ収容部26の内側には、非固定フィルタ31および固定フィルタ32が設けられている。非固定フィルタ31は、フィルタ収容部26から取り外し可能に構成されている。非固定フィルタ31は、蓋30を開放した状態で、フィルタ収容部26から取り外される。非固定フィルタ31は、詳細は図示しないが、入口261側が開口したほぼ矩形の箱状に形成されており、出口262側に網目状のフィルタを有している。入口261からフィルタ収容部26内に取り込まれた空気は、非固定フィルタ31の開口から該非固定フィルタ31の内側を通る。そして、通過する空気に含まれるリントを出口262側のフィルタによって捕集する。
固定フィルタ32は、フィルタ収容部26の内部に固定され、フィルタ収容部26から取り外し不可に構成されている。固定フィルタ32は、出口262の近傍に設けられて出口262の全体を覆っている。固定フィルタ32は、詳細は図示しないが、矩形の枠体に網目状のフィルタが取り付けられて構成されている。固定フィルタ32は、下部が上部よりも入口261側に位置している。つまり、固定フィルタ32は、入口261側へ向かって下降傾斜している。固定フィルタ32は、乾燥運転時の空気の流れに対して、非固定フィルタ31よりも下流側すなわち出口262側に設けられている。そして、固定フィルタ32の網目は、非固定フィルタ31の網目よりも小さい。このため、非固定フィルタ31は、比較的大きなリントを捕集し、固定フィルタ32は、非固定フィルタ31を通過した比較的小さなリントを捕集する。
フィルタ収容部26は、出口262に接続された接続ダクト27を介して熱交換部28に接続されている。接続ダクト27は、出口262からほぼ水平に後方へ延びる水平部271を有している。接続ダクト27は、水平部271の先がほぼ直角に曲がって下方へ延び、その後、熱交換部28に接続される。この場合、出口262および接続ダクト27の一部、すなわち水平部271は、排気ダクト25および入口261の上方に位置している。
熱交換部28は、外箱11の内側下部にあって、フィルタ収容部26、水槽12および回転槽13の下方に設けられている。熱交換部28は、内部を通過する空気を除湿および加熱することで乾燥した温風を生成する。熱交換部28は、図3に示すように、内部に蒸発器33および凝縮器34を有している。蒸発器33は、乾燥運転時における熱交換部28内の空気の流れに対して、凝縮器34よりも上流側に設けられている。すなわち、接続ダクト27の一端部は、熱交換部28の蒸発器33側に接続されている。蒸発器33および凝縮器34は、熱交換部28の外側に設けられた圧縮機35とともに、ヒートポンプ機構すなわち冷凍サイクルを構成する。熱交換部28内を通る空気は、蒸発器33によって冷却され、これにより除湿される。蒸発器33によって除湿された空気は、その後、凝縮器34によって加熱されて温風になる。
熱交換部28の下流側には、給気ダクト29の一端部が接続されている。給気ダクト29の他端部は、図1に示すように、水槽12の給気口18に接続されている。つまり、熱交換部28は、給気ダクト29を介して給気口18に接続されている。熱交換部28と給気ダクト29との接続部分には、循環ファン36が設けられている。循環ファン36は、例えばシロッコファンなどで構成されている。循環ファン36は、熱交換部28内の空気を吸い込み、給気ダクト29側へ吐出する。これにより、図1および図3の矢印で示すように、水槽12および循環風路24を循環する空気の流れが生じる。この場合、循環風路24内の空気の流れについて見ると、排気口17が最上流側となり、給気口18が最下流側となる。
この構成において、乾燥運転のために圧縮機35および循環ファン36を駆動させると、熱交換部28内で除湿および加熱された温風は、循環ファン36の送風作用により、給気ダクト29を介して給気口18から水槽12内へ供給される。その後、温風は、主に連通口23から回転槽13内へ入り、回転槽13内の洗濯物から湿気を奪った後、主に孔22から回転槽13の外側へ出る。そして、湿気を含んだ空気は、排気口17から循環風路24に吸い込まれる。循環風路24に吸い込まれた空気は、まず排気ダクト25およびフィルタ収容部26を通過する。このとき、衣類から出て空気中に含まれるリントは、非固定フィルタ31および固定フィルタ32によって捕集される。その後、接続ダクト27を介して熱交換部28へ流れる。このように、乾燥運転は、水槽12と循環風路24との間で空気を循環させ、その空気を循環風路24内で除湿および加熱することによって行われる。
次に、非固定フィルタ31および固定フィルタ32の清掃について説明する。
図4に示すように、まず、使用者は蓋30を開放し、非固定フィルタ31をフィルタ収容部26から取り外す。非固定フィルタ31は、フィルタ収容部26から取り外された状態で清掃される。一方、固定フィルタ32は、フィルタ収容部26に固定された状態で清掃される。固定フィルタ32の清掃は、例えばブラシ60などの清掃道具を用いて、水61を流しながら清掃することができる。この場合、清掃に用いた水61は、段部263に阻止されて出口262から接続ダクト27へは入らず、入口261から排気ダクト25を通って水槽12内へ流れる。その後、水槽12内へ流れた水は、排水部19から水槽12の外部へ排水される。
これによれば、固定フィルタ32は、フィルタ収容部26の出口262近傍にあって、取り外し不可に固定されている。つまり、固定フィルタ32は、清掃時にも取り外されることがない。したがって、固定フィルタ32を出口262近傍に取り付け忘れることもないため、出口262から接続ダクト27を通って熱交換部28へ異物が侵入することを抑制することができる。
また、上記構成によれば、接続ダクト27の一部、この場合、水平部271は、排気ダクト25よりも上方に設けられている。特に本実施形態では、フィルタ収容部26の出口262は、入口261よりも上方に設けられており、フィルタ収容部26の底部と出口262との間には段部263が形成されている。この構成において、固定フィルタ32に水を掛けながら清掃した場合に、その水は、接続ダクト27側へは流れずに、入口261および排気ダクト25を通って水槽12内へ流れる。そのため、固定フィルタ32の清掃に用いた水が、接続ダクト27を介して熱交換部28へ流れ、熱交換部28から漏れ出て設置場所の床などを濡らすことを極力回避することができる。
この様に、本実施形態の構成によれば、固定フィルタ32の清掃において水を安全に使用することができる。したがって、固定フィルタ32に堆積した比較的小さなリントを水で容易に洗い流すことができ、固定フィルタ32の清掃性が向上される。そのため、固定フィルタ32を取り外すことなく、容易に清掃することができる。以上の通り、本実施形態によれば、熱交換部28への異物の侵入の抑制と、循環風路24内に設けられた固定フィルタ32の清掃性の向上との両立を図ることができる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態について図5を参照して説明する。
第二実施形態では、第一実施形態と比較して、フィルタ収容部26に設けられた出口262の位置、および接続ダクト27の構成が異なる。すなわち、第二実施形態において、出口262は、入口261とほぼ同じ高さ位置に設けられている。また、洗濯乾燥機10は、第一実施形態の接続ダクト27に換えて接続ダクト40を備えている。接続ダクト40は、第一実施形態の接続ダクト27と同様に、フィルタ収容部26の出口262と熱交換部28とを接続している。
接続ダクト40は、出口262から後側へ向って上昇傾斜する傾斜部401を有している。接続ダクト40は、傾斜部401の先がほぼ直角に曲がって下方へ延び、その後、熱交換部28に接続されている。この場合、接続ダクト40の一部、すなわち傾斜部401は、排気ダクト25および入口261の上方に位置している。つまり、接続ダクト40の最も高い位置にある頂部402は、入口261、出口262、および排気ダクト25よりも上方に位置している。
この構成によれば、傾斜部401が排気ダクト25の上方に位置している。このため、固定フィルタ32の清掃に水を用いた場合であっても、傾斜部401に阻害されて、その水が熱交換部28側へ流れることを極力防止することができる。したがって、第一実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、接続ダクト40は、傾斜部401に換えて、ほぼ直角に複数回曲がったいわゆるクランク形状に構成してもよい。この場合、クランク形状の最も高い位置にある頂部を、入口261、出口262、および排気ダクト25よりも上方に配置すればよい。この構成によっても、上記第一実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第三実施形態)
次に、第三実施形態について図6を参照して説明する。
第三実施形態の洗濯乾燥機10は、吐水部50をさらに備えている点で、第二実施形態と異なる。吐水部50は、固定フィルタ32に対して水を吐出する吐水手段として機能する。吐水部50は、固定フィルタ32に対して、乾燥運転時における空気の流れと反対方向へ水を吐出する。つまり、吐水部50は、フィルタ収容部26内の空気の流れに対して下流側から上流側へ向かって水を吐出する。
具体的には、吐水部50は、ホース51、開閉弁52、およびノズル53を有している。ホース51は、例えば図示しない給水装置を構成する給水ホースから分岐している。つまり、ホース51の一端部は、直接または間接的に水道などの外部の水源に接続されている。ホース51の他端部は、開閉弁52の入口側に接続されている。開閉弁52は、例えば電磁弁で構成されており、図示しない制御装置によって開閉制御される。ノズル53は、開閉弁52の出口側に接続されている。ノズル53は、接続ダクト40内にあって、固定フィルタ32へ向かって吐水するように設けられている。この場合、ノズル53は、乾燥運転時の空気の流れに対して、固定フィルタ32の下流側に位置している。
この構成において、固定フィルタ32を清掃する際、開閉弁52を開放すると、例えば水道から供給された水は、ホース51および開閉弁52を通ってノズル53から吐出される。ノズル53から吐出された水は、固定フィルタ32の網目を通過する。このとき、固定フィルタ32に堆積していたリントは、水によって洗い流される。その後、取り除かれたリントは、水とともに入口261から排気ダクト25を通って水槽12内へ入り、排水部19から外部へ排出される。
この構成によれば、上記各実施形態と同様の作用効果が得られる。さらに、固定フィルタ32は、吐水部50から吐出される水によって清掃される。したがって、固定フィルタ32の清掃性がより向上される。
さらに、本実施形態において吐水部50は、固定フィルタ32に対して乾燥運転時の空気の流れの下流側から水を吐出する。固定フィルタ32は、乾燥運転時の空気の流れに対して上流側の面により多くのリントが付着するため、リントの付着面と反対側つまり下流側から水を当てることによって、より効果的にリントを取り除くことができる。
なお、吐水部50は、固定フィルタ32の下流側に設けることが好ましいが、上流側に設ける構成でもよい。
また、吐水部50は、第一実施形態の構成の洗濯乾燥機10と組み合わせてもよい。
開閉弁52は、使用者の操作によって手動で開閉する構成でもよい。
吐水部50は、開閉弁52を有さなくてもよい。この場合、吐水部50は、例えば水道の蛇口の開閉によって、直接ノズル53から水が吐出される構成でもよい。
また、洗濯乾燥機10の乾燥機能はヒートポンプ方式に限られずヒータ方式でもよい。
以上説明した実施形態の構成によれば、循環風路を構成するフィルタ収容部内には、固定フィルタが固定されている。そして、熱交換部に接続された接続ダクトの一部は、水槽に接続された排気ダクトの上方に設けられている。このため、固定フィルタによって熱交換部側への異物の侵入を抑制するとともに、固定フィルタの清掃に水を容易に使用することが可能となって固定フィルタの清掃性の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯乾燥機、11は外箱、12は水槽、13は回転槽、17は排気口、18は給気口、19は排水部、24は循環経路、25は排気ダクト、26はフィルタ収容部、261は入口、262は出口、27、40は接続ダクト、28は熱交換部、29は給気ダクト、32は固定フィルタ、50は吐水部(吐水手段)を示す。

Claims (5)

  1. 外箱と、
    前記外箱内に設けられ、排気口および給気口を有する水槽と、
    前記水槽内に回転可能に設けられた回転槽と、
    前記排気口の下方に位置し前記水槽内の水を前記水槽の外部へ排水する排水部と、
    前記排気口と前記給気口とを繋ぎ前記水槽内の空気を前記排気口から排気するとともに前記給気口から前記水槽内へ温風を供給する循環風路と、を備え、
    前記循環風路は、
    前記排気口の上方に設けられ、入口および出口を有するフィルタ収容部と、
    前記フィルタ収容部の下方に設けられ内部を通過する空気を除湿および加熱する熱交換部と、
    前記排気口と前記入口とを接続する排気ダクトと、
    前記出口と前記熱交換部とを接続する接続ダクトと、
    前記熱交換部と前記給気口とを接続する給気ダクトと、を有し、
    前記フィルタ収容部は、該フィルタ収容部の内部に固定されて通過する空気に含まれるリントを捕集する固定フィルタを有し、
    前記接続ダクトの一部は、前記排気ダクトよりも上方に設けられている洗濯乾燥機。
  2. 前記出口は、前記入口よりも上方に設けられている請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記接続ダクトの一部は、前記出口よりも上方に設けられている請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記固定フィルタに対して水を吐出する吐水手段をさらに備えている請求項1から3いずれか一項記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記吐水手段は、前記フィルタ収容部内の空気の流れにおける下流側から上流側へ向かって水を吐出する請求項4記載の洗濯乾燥機。
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