JP2018117898A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Toshiyuki Tanaka
俊行 田中
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Abstract

【課題】水を噴射してフィルタからリントを分離する洗濯乾燥機において、フィルタの着脱がしやすくメンテナンス性に優れた洗濯乾燥機を提供する。【解決手段】循環風路18内を流れる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタ60と、フィルタ60に水を噴射してフィルタ60からリントを分離する放水部70とを備える洗濯乾燥機において、循環風路18は、変形部である蛇腹部22aを有し排気口19に接続される排気ダクト22を備え、フィルタ60は、排気口19と排気ダクト22と間に設けられ、放水部70は、蛇腹部22aより空気の流れ方向の下流側に設けられている。【選択図】 図5

Description

本発明の実施形態は洗濯乾燥機に関する。
洗濯乾燥機は、乾燥室として機能する水槽の外側に循環風路が設けられ、その循環風路内に、除湿加熱手段、及び送風機とが設けられている。そして、乾燥運転時に送風機の送風作用により乾燥室内の空気を循環風路を通して循環させ、このとき、加熱手段により加熱された空気を乾燥室内に送ることで乾燥室内の洗濯物を加熱させるとともに湿気を回収し、湿気を含んだ循環空気は循環風路を通して除湿手段によって除湿され、これを繰り返して乾燥が進行する。
このような洗濯乾燥機では、乾燥運転の実行に伴って洗濯物から発生する糸くず等のリントが、水槽内の空気と共に循環風路内に取り込まれ除湿加熱手段や送風機等に堆積する。これを防ぐため、循環風路内における除湿加熱手段や送風機等の上流側にリントを捕獲するフィルタが設けられているが、フィルタにリントが堆積すると目詰まりして乾燥性能が低下する。そこで、従来より、フィルタに洗浄水を噴射してフィルタからリントを除去するフィルタ洗浄部を備えた洗濯乾燥機が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
しかしながら、下記特許文献1では、水槽の外周面に形成された筒状の空気回収口の内側にフィルタとその空気流れ方向下流側にフィルタ洗浄部とが設けられているため、フィルタ洗浄部を外さなければフィルタを空気回収口に対して着脱することができず、着脱作業が煩雑となりメンテナンスが困難である。
特表2015−511852号公報
そこで、循環風路内を流れる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタに水を噴射してフィルタからリントを分離する洗濯乾燥機において、フィルタの着脱がしやすくメンテナンス性に優れた洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
本発明に係る洗濯乾燥機は、排気口及び給気口を有する水槽と、前記水槽内に回転可能に設けられた回転槽と、前記排気口及び前記給気口を連結する循環風路と、前記水槽内の空気を前記排気口から前記給気口へ前記循環風路を通して循環させる送風手段と、前記循環風路内を流れる空気を除湿及び加熱する除湿加熱手段と、前記循環風路内を流れる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタと、前記フィルタに水を噴射して前記フィルタからリントを分離する放水部と、を備える洗濯乾燥機において、前記循環風路は変形部、具体的には蛇腹部を有して前記排気口に接続される排気ダクトを備え、前記フィルタは、前記排気口と前記排気ダクトと間に設けられ、前記放水部は、前記蛇腹部より空気の流れ方向の下流側に設けられている。
一実施形態による洗濯乾燥機の概略構成を示す縦断側面図。 図1の洗濯乾燥機の概略構成を示す縦断背面図。 図1の洗濯乾燥機の外観斜視図 洗濯乾燥機の概略構成について外箱を除いて示す平面図。 図4のA−A断面図。 フィルタ設置部材の斜視図。 図5のB−B断面図。 図1の洗濯乾燥機の電気構成を示すブロック図。 リント除去工程を制御の一例を示すフロー図。 洗濯物の重量とリント除去工程時に放水する水量とを示す図。 変更例における洗濯物の重量及び種類とリント除去工程時に放水する水量とを示す図。
以下、図面を参照しながら本発明の構成について説明する。
本実施形態の洗濯乾燥機は、図1〜図3に示すような洗濯物の洗濯機能と乾燥機能を備えたドラム式洗濯乾燥機である。なお、本実施形態では、洗濯乾燥機としてドラム式の洗濯乾燥機を例示して説明するが、縦軸型の洗濯乾燥機であってもよい。
洗濯乾燥機1の外殻を構成する外箱2の前面部2aには、洗濯物出入口を開閉する扉3(図1参照)が設けられている。外箱2の天板部2bの前部には、操作パネル4(図3参照)が設けられている。
外箱2の内部には、図1及び図2に示すように水槽7がサスペンションにより弾性的に支持されている。水槽7は、前面に開口し後面が水槽端板により閉鎖する円筒状をなしており、その内部に円筒状の回転槽14が回転可能に配設されている。水槽7は、中心軸線が前後方向を向く横向きで、かつやや前上がりの傾斜状態で配置されていて、前面開口部がベローズ8を介して前記洗濯物出入口に接続されている。洗濯乾燥機1には、水槽7内へ給水するための給水装置40が設けられている。
給水装置40は、図2及び図4に示すように、水槽7の左右方向の中心、つまり水槽7の円筒の外周面の最頂部から左右方向へ離れた位置に設けられている。本実施形態の場合、給水装置40は、洗濯乾燥機の前方から見て、回転槽14の最頂部から左方向へ離れた位置に設けられている。
給水装置40は、給水弁41、注水ケース42などから構成されている。給水弁41は、一つの入力部41aと、第一出水部41b及び第二出水部41cを有する三方弁であって、制御装置10の制御に基づいて開閉駆動される電磁弁で構成されている。給水弁41は、入水部41aと第一出水部41b及び第二出水部41cとの接続を遮断する閉止状態と、入水部41aと第一出水部41bを連通する第一開放状態と、入水部41aと第二出水部41cを連通する第二開放状態と切り替える。
給水弁41の入水部41aは、図2に示す給水ホース43を介して水道の蛇口など外部の水源に接続される。給水弁41の第一出水部41bは、注水ケース42に接続されている。注水ケース42は、不図示の洗剤投入ケースを有し、給水弁41が第一開放状態に切り替えられると、給水ホース43及び給水弁41を介して供給された水によって、使用者が洗剤投入ケースから注水ケース42の内部へ投入した洗剤を溶解して水槽7内へ注水する。給水弁41の第二出水部41cは、後述する給水管71を介して放水部70に接続され、給水ホース43及び給水弁41を介して供給された水が放水部70より放水される。
水槽7の後側底部には排水口11が設けられていて、この排水口11に排水弁12を介して排水管13が接続されている。排水弁12が閉鎖された状態で給水装置40から水槽7内に水が供給された場合には、その水は水槽7内に貯留される。排水弁12が開放されることに伴い、水槽7内に貯留されていた水は、排水管13を通して機外へ排出される。
水槽7内には、前面が開口し後面が閉塞された円筒状の回転槽14が回転可能に配設されている。回転槽14は、その軸方向が前後方向の横軸状態であって前上がりにやや傾斜した状態で水槽7内に配設されている。回転槽14の周壁及び背面壁には通水及び通風が可能な孔15が多数形成されており、この孔15によって回転槽14の内部が水槽7と連通している。回転槽14の前面開口部も洗濯物出入口に連通しており、回転槽14は洗濯物出入口から投入される洗濯物を収容する。回転槽14は、水槽7の背面に設けられたモータ16により回転駆動される。このような構成の回転槽14は、洗い行程時には洗濯槽として、脱水行程時には脱水槽として、さらに乾燥運転時には乾燥槽として機能する。
また、水槽7は、排気口19及び給気口20を有し、排気口19及び給気口20に循環風路18が接続されている。排気口19は、水槽7の筒状部分を構成する周壁の上部前寄り部分にあって、水槽7の左右方向の中心つまり水槽7の筒状の外周面の最頂部から左右方向へ離れた位置に上方へ向けて開口するように設けられている。本実施形態の場合、排気口19は、洗濯乾燥機1の前面から見て、水槽7の最頂部から右方向へ離れた位置から上方へ向かって突出する中空の筒部17の内側に形成されている。給気口20は、水槽7の背面の中心よりやや上寄り部分に設けられている。排気口19及び給気口20は、水槽7の内部と外部とを連通している。
排気口19及び給気口20に接続される循環風路18は、乾燥運転時の空気の流れに対して上流側から順に、排気ダクト22、フィルタ洗浄部50、補助フィルタ部23、中間ダクト24、熱交換部30、及び給気ダクト26とを備え、排気口19に接続された排気ダクト22より水槽7内の空気を排気し、給気口20に接続された給気ダクト26より循環風路18を流れた空気を水槽7内へ供給する。
熱交換部30は、外箱2の内側下部にあって、水槽7及び回転槽14の下方に設けられている。熱交換部30は、内部を通過する空気を除湿及び加熱することで乾燥した温風を生成する除湿加熱手段として機能する。熱交換部30は、図1及び図2に示すように、内部に蒸発器31及び凝縮器32を有している。蒸発器31は、乾燥運転時における熱交換部30内の空気の流れに対して、凝縮器32よりも上流側に設けられている。蒸発器31及び凝縮器32は、熱交換部30の外側に設けられた圧縮機34とともに、ヒートポンプ機構すなわち冷凍サイクルを構成する。熱交換部30内を通る空気は、蒸発器31によって冷却され、これにより除湿される。蒸発器31によって除湿された空気は、その後、凝縮器32によって加熱されて温風になる。
熱交換部30の下流側は、給気ダクト26によって水槽7の給気口20に接続されている。熱交換部30と給気ダクト26との接続部分には、例えばシロッコファンなどで構成された送風ファン27が設けられている。送風ファン27は、熱交換部30内の空気を吸い込み給気ダクト26側へ吐出して、水槽7内の空気を排気口19から給気口20へ循環風路18を通して循環させる。これにより、熱交換部30で除湿及び加熱された温風は、送風ファン27の送風作用によって、給気口20から水槽7、さらには回転槽14内へ供給される。
排気ダクト22は、図1及び図5に示すように、排気口19から上方へ向かって延びる蛇腹部22aを変形部として有するダクトであって、水槽7に生じる振動をここで吸収してフィルタ洗浄部50に対する振動の伝達を抑制しつつ水槽7とフィルタ洗浄部50とを配管接続する。
排気ダクト22と排気口19との間には、排気口19から排気され水槽7内の空気に含まれるリントを捕獲する網目状のフィルタ60が設けられている。
フィルタ60は、水槽7の外周面から上方へ向かって突出する中空の筒部17の内側に挿入される合成樹脂製のフィルタ設置部材62に設けられている。具体的には、フィルタ設置部材62は、図6に示すように、筒部17の内側に抜き差し可能な取付部63と、取付部63の外周面から突出する鍔部64と、鍔部64より取付部63の反対側へ突出する筒状の接続部65とを備え、取付部63の端面にフィルタ60がフィルタ設置部材62の長手方向に対し傾斜した状態の平面として周囲を溶着などにより固定して設けられ、接続部65に排気ダクト22の下端部が接続されている。
フィルタ設置部材62は、水槽7に設けられた筒部17の内側に取付部63を挿入することでフィルタ60が排気口19を覆うように筒部17の内側に配設され、取付部63を筒部17から抜き取ることでフィルタ60が水槽7から取り外される、すなわち循環風路を構成する排気ダクト22はフィルタ設置部材62を介して筒部17つまり排気口19に着脱可能に接続されている。本実施形態では、取付部63を筒部17に挿入すると、フィルタ60が水槽7の内周曲面に沿ってその傾斜方向を合せて配置される。
フィルタ洗浄部50は、排気ダクト22の上側開口部と補助フィルタ部23とを接続するL字状に屈曲したL字ダクト51と、L字ダクト51に設けられた放水部70とを備える。
放水部70は、排気ダクト22の上方よりフィルタ60へ向けて水を放水する放水ノズルであって、排気ダクト22の上側開口部の上方に配置されている。
放水部70は、図4及び図5に示すように、給水管71を介して給水弁41の第二出水部41cに接続され、給水弁41が第二開放状態に切り替えられると、放水部70の内部に形成された貯水部73に給水ホース43、給水弁41及び給水管71を介して水が供給される。
図7に示すように、貯水部73は、円柱状の空間であり、その中心位置の下面にフィルタ60へ向けて水を吐出する噴射口72が下方にやや拡開したテーパ形状に開口している。また、貯水部73は、中心位置をはずれた位置に向けて給水管71から水が導入されるように、給水管71がオフセンター位置に接続されている。これにより、給水管71から貯水部73に水が導入されると、貯水部73で渦流が発生し噴射口72から拡散するように下方へ向けて放水され、フィルタ60全体に上方より満遍なく水をかけてフィルタ60に付着したリントを洗い流す。フィルタ60に付着したリントを洗い流した水は、回転槽14の外周面や水槽7の内周面を伝って水槽7の底部へ流れ落ちる。その後、水槽7の底部へ流れ落ちた水は、リントとともに排水口11から洗濯乾燥機1の外部へ排出される。
なお、図5に示すように、排気ダクト22が上下方向に対して傾斜して延びている場合、放水部70が噴射口72から放水する方向を排気ダクト22の軸方向に沿わせて傾斜させてもよい。
補助フィルタ部23は、上面に開口する矩形筒状のフィルタケース28と、フィルタケース28に設けられた補助フィルタ29を備える。フィルタケース28の上面に設けられた開口部は、外箱2の天板部2bに設けられた開口部2cと上下に連通し、天板部2bの開口部2cとともに蓋体9によって開閉可能に閉塞されている。このような補助フィルタ部23は、蓋体9を開放すると天板部2bの開口部2cからフィルタケース28内部へ補助フィルタ29を出し入れできるようになっている。
補助フィルタ29は、排気口19と排気ダクト22との間に設けられたフィルタ60より乾燥運転時の空気の流れに対して下流側に設けられており、フィルタ60に比べて網目が小さいメッシュから構成されている。
フィルタケース28は、一端にフィルタ洗浄部50が接続され、他端に中間ダクト24が接続されており、排気口19から排気されフィルタ60を通過した水槽7内の空気が流れる。その際、フィルタケース28を流れる空気が補助フィルタ29を通過することで、フィルタ60を通り抜けた比較的小さなリントを補助フィルタ29が捕集する。
外箱2内の下部の前部には、制御手段を構成する制御装置10が設けられている(図1参照)。この制御装置10は、図8に示すようにマイクロコンピュータとメモリ10aを主体に構成されていて、操作パネル4における電源オンキー5a、電源オフキー5b、タッチパネル6の入力部などからの信号や、予めメモリ10aに記憶した制御プログラムに基づき、操作パネル4の表示部、給水装置40の給水弁41、排水弁12、モータ16、送風ファン27、圧縮機34などを制御することで洗濯工程や乾燥工程を実行する。また、制御装置10は、洗濯工程や乾燥行程の開始前等にフィルタ60に付着したリントを除去するリント除去工程を実行する。
例えば、使用者が洗濯工程及び乾燥工程を行う洗濯乾燥運転を選択した場合、制御装置10は、リント除去工程を実行した後、洗い、すすぎ、脱水を行う洗濯工程と、洗濯工程が終了した洗濯物を乾燥する乾燥工程とを順次実行する。
具体的には、ユーザが洗濯物を回転槽14に投入した後に洗濯乾燥運転が開始されると、制御装置10はモータ16を駆動して回転槽14に収容された洗濯物の重量を検知し、検出した重量をメモリ10aに記憶させる。その後、制御装置10は、検出した洗濯物の重量に基づいて適正な洗剤量を操作パネル4の表示部に表示するとともにリント除去工程を実行する。
リント除去工程では、図9に示すように、制御装置10が、今回の運転より前に実行した乾燥工程のうち直近の乾燥工程を実行した運転の開始時に検出した洗濯物の重量を、前回の乾燥工程において乾燥させた洗濯物の重量としてメモリ10aから呼び出す(ステップS1)。
そして、制御装置10は、図10に示すようなテーブルにしたがって、呼び出した洗濯物の重量からリント除去工程において放水部70の噴射口72から噴射する水量を設定する(ステップS2)。本実施形態では、メモリ10aより呼び出した洗濯物の重量が大きいほど噴射口72から噴射する水量が多くなっており、例えば、洗濯物の重量が、1kg、2kg、3kg、4kg、5kg、6kg、7kgの場合、噴射口72から噴射する水量を600g、750g、900g、1050g、1200g、1350g、1500gに設定する。
その後、制御装置10は、排水弁12を開放するとともに、入力部41aと第二出水部41cを連通する第二開放状態に給水弁41を切り替える(ステップS3)。これにより、給水ホース43から供給された水が、給水管71を流れた後、放水部70の噴射口72よりフィルタ60の上面に向けて噴射され、フィルタ60に付着したリントを洗い流し、リントとともに排水口11から洗濯乾燥機1の外部へ排出される。このように、フィルタ60からリントを洗い流した水は、水槽7に溜まること無く排水口11より洗濯乾燥機1の外部へ排出されるため、その後に実行する洗濯工程においてフィルタ60から洗い流したリントが洗濯物に付着することがない。
そして、制御装置10は、放水部70の噴射口72から放水した水量がステップS2で決定した水量に達すると(ステップS4のYes)、排水弁12を閉鎖するとともに、入力部41aと第一出水部41bを連通する第一開放状態に給水弁41を切り替えてリント除去工程を終了し、洗い、すすぎ、脱水を行う洗濯工程を開始する(ステップS5)。
本実施形態では、水槽7の排気口19と排気ダクト22との間にフィルタ60を設けるとともに、排気ダクト22の蛇腹部22aより空気流れ方向の下流側にフィルタ60に対して水を噴射する放水部70を設けている。そのため、リントが付着しやすい蛇腹部22aより空気流れ方向の上流側にフィルタ60を設けることができ、蛇腹部22aへのリントの付着を防止することができる。しかも、蛇腹部22aを圧縮する方向に変形させて上に持ち上げることで放水部70を取り外すことなくフィルタ60を着脱することができ、メンテナンス時の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、水槽7に対して取り外し可能なフィルタ設置部材62にフィルタ60が設けられているため、水槽7へのフィルタ60の着脱が容易になり、メンテナンス時の作業性を更に向上させることができる。
なお、本実施形態では、洗濯工程の開始前にリント除去工程を実行する場合について説明したが、洗濯工程が終了してから乾燥工程を開始するまでの間にリント除去工程を実行したり、乾燥工程の終了後であって使用者が回転槽14から洗濯物を取り出してから次回の洗濯工程を開始する前までにリント除去工程を実行したり、あるいは、使用者が操作パネル4より指示した時にリント除去工程を実行するなど、任意のタイミングでリント除去工程を実行することができるが、洗濯工程や乾燥工程の開始前にリント除去工程を実行することで、放水部70から放水された水が水槽7に供給されても、リント除去工程の終了後に実行する工程に影響がなく、フィルタ60からリントを除去することができる。
また、本実施形態では、前回の乾燥工程において乾燥させた洗濯物の重量に応じてリント除去工程において放水部70の噴射口72から噴射する水量を変化させたが、洗濯物の重量に替えて、あるいは、洗濯物の重量に加えて前回の乾燥工程において乾燥させた洗濯物の種類に応じて噴射口72から噴射する水量を変化させてもよい。
例えば、運転を開始する前に洗濯物の種類が綿製あるいは化学繊維製のいずれであるのかを操作パネル4から使用者が設定し、設定した洗濯物の種類をメモリ10aに記憶させておく。そして、制御装置10は、前回の乾燥工程において乾燥させた洗濯物の重量に加え、今回の運転より前に実行した乾燥工程のうち直近の乾燥工程を実行した運転の開始前に設定した洗濯物の種類を、前回の乾燥工程において乾燥させた洗濯物の種類としてメモリ10aから呼び出し、図11に示すようなテーブルにしたがって、呼び出した洗濯物の重量と種類からリント除去工程において放水部70の噴射口72から噴射する水量を設定する。
すなわち、洗濯物の種類が綿製であると、洗濯物の重量が1kg、2kg、3kg、4kg、5kg、6kg、7kgの場合、噴射口72から噴射する水量を600g、750g、900g、1050g、1200g、1350g、1500gに設定する。また、洗濯物の種類が化学繊維製であると綿製の場合に比べてリントの発生量は少ないと判断して噴射口72から噴射する水量が少なくなっており、洗濯物の重量が1kg、2kg、3kg、4kg、5kg、6kg、7kgの場合、噴射口72から噴射する水量を450g、550g、675g、800g、900g、1000g、1125gに設定する。
このような場合、フィルタ60に付着したリントの発生量や質に応じて放水部70からフィルタ60へ放水する水量を最適に決定することができ、使用する水量を抑えつつフィルタ60からリントを余すこと無く除去することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…洗濯乾燥機、7…水槽、11…排水口、12…排水弁、13…配水管、14…回転槽、17…筒部、18…循環風路、19…排気口、20…給気口、22…排気ダクト、22a…蛇腹部(変形部)、23…補助フィルタ装置、24…中間ダクト、26…給気ダクト、27…送風ファン、28…フィルタケース、29…補助フィルタ、30…熱交換部、40…給水装置、41…給水弁、50…フィルタ洗浄部、51…ダクト本体、60…フィルタ、62…フィルタ設置部材、63…取付部、64…鍔部、65…接続部、70…放水部、71…給水管、72…噴射口、73…貯水部

Claims (5)

  1. 排気口及び給気口を有する水槽と、
    前記水槽内に回転可能に設けられた回転槽と、
    前記排気口及び前記給気口を連結する循環風路と、
    前記水槽内の空気を前記排気口から前記給気口へ前記循環風路を通して循環させる送風手段と、
    前記循環風路内を流れる空気を除湿及び加熱する除湿加熱手段と、
    前記循環風路内を流れる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタと、
    前記フィルタに水を噴射して前記フィルタからリントを分離する放水部と、を備える洗濯乾燥機において、
    前記循環風路は、変形部を有して前記排気口に接続される排気ダクトを備え、
    前記フィルタは、前記排気口と前記排気ダクトと間に設けられ、
    前記放水部は、前記変形部より空気の流れ方向の下流側に設けられている洗濯乾燥機。
  2. 前記フィルタが、前記水槽に対して取り外し可能なフィルタ設置部材に設けられている請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. 洗濯物を洗う洗濯工程又は洗濯物を乾燥する乾燥工程の開始前に前記放水部が前記フィルタに水を噴射する請求項1又は2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記回転槽内に投入された洗濯物の重量を検知する重量検知手段と、前回の乾燥工程において乾燥させた洗濯物の重量を記憶する記憶手段とを備え、
    前記放水部が噴射する水量が、前回の乾燥工程において前記重量検知手段が検知した洗濯物の重量に応じて変化する請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記回転槽内に投入された洗濯物の種類を検知する洗濯物種類検知手段と、前回の乾燥工程において乾燥させた洗濯物の種類を記憶する記憶手段とを備え、
    前記放水部が噴射する水量が、前回の乾燥工程において前記洗濯物種類検知手段が検知した洗濯物の種類に応じて変化する請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
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