JP5896677B2 - 編地 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明は以下の通りである。
伸長発熱指数=(弾性糸重量 × 95%伸長時編地パワー)/編地伸度
{式中、弾性糸重量は編地単位面積当りの弾性糸重量(g/m 2 )であり、95%伸長時編地パワーは、下記方法で測定された95%伸長時編地パワー(N)であり、そして編地伸度は9.8N/編地2.5cm巾荷重下での編地伸度(%)である。
95%伸長時編地パワーの測定:編地を初期長から30%伸長させた状態でテンシロン引張り試験機にセットし、このときの応力値を0とし、このセット長を基準としてさらに50%伸長した時(編地初期長から通算で95%伸長されている)の応力値(N)を測定し、これを95%伸長時の編地パワーとする。}で表される伸長発熱指数が0.5〜2.5であり、かつ、弾性糸相互が弾性糸の交差部で固定されていることを特徴とする編地。
(2)編地の経緯少なくとも一方向の100%伸長時瞬間発熱温度が1.0℃以上である、(1)に記載の編地。
(3)編地の経緯少なくとも一方向の前記方法で測定された95%伸長時の編地パワーが2.5N以上である、(1)または(2)に記載の編地。
(4)弾性糸の100%伸長時のパワーが0.04〜0.20cN/dtexである、(1)〜(3)のいずれかに記載の編地。
(5)9.8N荷重下で、伸長発熱する方向の編地伸度が70〜200%であり、かつ、編地経緯伸度の和が170〜450%である、(1)〜(4)のいずれかに記載の編地。
(6)弾性糸の少なくとも一部がルーピング組織で編成されている、(1)〜(5)のいずれかに記載の編地。
本発明の編地は、経編機および丸編機等により製造される非弾性糸と弾性糸とからなる編地であって、非伸縮時の編地乾燥速度に対する、伸縮時の編地乾燥速度向上率(以下、単に編地乾燥速度向上率と記載する)が15%以上であることを特徴とする。
ここで、編地乾燥速度向上率とは、吸水量が100wt%の編地を、100%伸長回復を繰り返した時の乾燥速度(伸縮時編地乾燥速度)と、定長状態での乾燥速度(非伸縮時の編地乾燥速度)をそれぞれ測定した結果から、下式により求めた値である。
A(%)=[(S2−S1)/S2]×100
上式において、Aは編地乾燥速度向上率であり、S1およびS2はそれぞれ後述の方法で測定した伸縮時編地乾燥速度および非伸縮時編地乾燥速度である。
伸縮によって編地乾燥速度を向上させるためには、伸縮によって発熱する編地とすることが好ましい。編地乾燥速度向上率が15%以上の本発明の編地としては、少なくとも編地の経または緯方向いずれか一方向の100%伸長時の瞬間発熱温度(以降、伸長発熱と称す)が1.0℃以上であることが好ましい。伸長発熱が高ければ高いほど編地乾燥速度向上率は大きくなるが、後述するように100%伸長時の瞬間発熱温度は10℃以下が好ましいので、編地乾燥速度向上率は60%程度が上限となる。
本発明における瞬間発熱温度とは、伸縮以外に外部からのエネルギー供給を受けない条件下で、編地を100%伸長し、次いで緩和してもとの長さに戻す工程を1回とする繰り返し伸縮を100回行う間に編地が示す最高温度をサーモグラフィで測定し、試験開始前の編地温度との差から算出された値である。
なお、発熱温度の測定については、実施例にて具体的に示す。
(i)編地を初期長から30%伸長させた状態でテンシロン引張り試験機にセットし、このときの応力値を0(ゼロ)Nとする。
(ii)このセット長を基準としてさらに50%伸長した時(編地初期長から通算で95%伸長されている)の応力値(N)を測定し、これを95%伸長時編地パワーとする。
なお、編地パワーは95%伸長時のパワーを測定し、伸長発熱は100%伸長により測定して矛盾しているようであるが、伸長発熱の測定を100%としているのは、伸長発熱の効果をより明確に出来るためである。
伸長発熱指数=(弾性糸重量 × 95%伸長時編地パワー)/編地伸度
ここで、弾性糸重量は編地単位面積当りの弾性糸重量(g/m2)であり、95%伸長時編地パワーは前述の方法で測定される編地パワー(N)であり、編地伸度は9.8N/2.5cm荷重下での編地伸度(%)である。
抜き出せない場合の弾性糸パワー=(1ウェール(1コース)分のループ繊維の
弾性糸パワー×0.8)/ループ繊度
この際の弾性糸ループ繊度は、抜き出した弾性糸のループ繊維の捲縮を伸ばして真っ直ぐにし、テンシロン引張り試験機で伸長し、荷重が0(ゼロ)になる時の長さと重量を10本測定して平均値をループ繊度とする。
これらの方法により、弾性糸のパワーを調整して、100%伸長時に0.04〜0.2cNとすればよい。
伸度比=(経方向伸度)/(緯方向伸度)
(1)サンプリング
以下の測定を行う場所は基本的にランダムで数箇所行なうが、編組織、糸使い、樹脂プリントの有無等によって布帛性能が部分的に異なる編地においては、本発明の性能を満たす部分が確認できない場合、本発明の性能が発現する可能性が高い箇所を優先して測定することができる。例えば、低パワー部(高伸度部)と高パワー部(低伸度部)が混在しているような場合、高パワー部(低伸度部)の比率が高くなるようにサンプリングすることが好ましく、経方向および緯方向それぞれの測定を行えるようサンプリングすればよい。
編組織、糸使い、樹脂プリントの有無等が均一である編地においては、サンプリング箇所はランダムでよく、経方向および緯方向それぞれの測定を行えるようサンプリングすればよい。
20℃65%RHの恒温恒湿環境下、試料に直接空調の風が当たらない環境下で、以下の方法で伸縮時および非伸縮時の編地乾燥速度をそれぞれ測定する。
(i)伸縮時編地乾燥速度(S1)
長さ120mm×幅60mmの大きさに裁断した編地試料を用意する。長さ方向両端10mmずつを把持部とするため、把持部に水が掛からないように防水シート等で把持部をカバーしてから、霧吹きで水を噴霧して、編地試料測定部(長さ100mm×幅60mm)重量と同重量の水を付着させる(編地試料測定部重量の100%吸水に相当)。素材によっては水を噴霧後に把持部へ水が移送されることもあるため、水を噴霧後は直ちに以下の方法による乾燥速度測定を行う。それでも水は把持部への移送されることもあるが、この水の移送量は無視して評価する。
編地試料を繰り返し伸縮試験機((株)大栄科学精器製作所製デマッチャー試験機)にセットする。伸長量を長さ方向に100%、繰り返し伸縮サイクルを1回/秒として、100%伸縮を繰り返し、一定時間毎に編地重量を測定し、乾燥するまでの時間を測定する。試料重量測定を行い、乾燥時編地試料重量からの重量増が5%以内になるまでに要した時間を伸縮時編地乾燥速度(S1)とする。
(ii)非伸縮時編地乾燥速度(S2)
上記(i)と同様にして、水分が付与された編地試料を用意する。この編地試料を長さ方向に100%伸長された状態で保持するように把持部を型枠に嵌め、この型枠をデマッチャー試験機にセットして上記(i)と同条件で試験機を運転する。このとき試料は型枠で固定されているため伸縮されることはない。この工程は、試験機の運転による風等による影響を(i)と同条件にするためのものである。以下、(i)と同様に乾燥するまでの時間を測定し、非伸縮時編地乾燥速度(S2)とする。
乾燥速度向上率(A(%))は、以下の式によって求められる。
A(%)=[(S2−S1)/S2]×100
瞬間発熱温度の測定は、下記の繰り返し伸縮試験機を使用し、伸長および緩和(戻し)を規定速度で規定回数繰り返す間の試料表面温度を測定して求める。
繰り返し伸縮機:デマッチャー試験機((株)大栄科学精器製作所製)
試料の大きさ:長さ100mm(把持部除く)、幅60mm
測定環境:温度20℃、湿度65%RHの恒温恒湿条件。伸縮以外に外部からのエネルギー供給を受けない状態で測定する。
伸長量:長さ方向に100%
繰り返し伸縮サイクル:1回/秒
発熱温度測定:繰り返し伸長100回中および伸長終了後の試料表面温度を連続的にサーモグラフィで測定する。サーモグラフィの放射率は1.0に設定する。
発熱温度評価:測定する試料表面が最高温となったときの温度を読み取り、伸縮前の温度と比べ上昇した温度を瞬間発熱温度とする。
編地中の弾性糸含有量(g/m2)を、次の方法により求め、小数点一桁を四捨五入する。
編地中の非弾性糸を溶解等により除去し、弾性糸のみの重量を測定して単位面積当りの重量に換算する。非弾性糸を除去することが困難であれば、重量測定後の編地から、弾性糸を溶解等により除去し、非弾性糸のみの重量を測定して、重量減少した分を弾性糸重量とする。
弾性糸相互が交差部で固定されているかどうかを、次により判断する。
経編の場合、弾性糸相互の交差部の固定状態を顕微鏡で観察し、弾性糸相互の交差部をピンセット等で軽く伸長して、交差部が簡単に剥離しない場合、またはニードルループとシンカールプのズレが生じない場合は固定されていると判断し、計50ヶ所判断した結果を下記評価基準に従って判定し、○および△を合格とした。
○ : 交差部の80%以上が固定されている。
△ : 交差部の60%以上、80%未満が固定されている。
× : 交差部の固定が60%未満である。
○ : 弾性糸が20cm以上の長さで連続して抜き出せる。
△ : 弾性糸が10〜20cm未満の連続した長さで抜き出せる。
× : 弾性糸が10cm未満の連続した長さしか抜き出せない。
次の方法により編地の経緯方向のパワーを測定し、高い方向のパワーを編地パワーとする。
試料の大きさ:長さ100mm(把持部除く)、幅25mm
引張り試験機:テンシロン引張り試験機
初荷重:0.1N
引張り速度:300mm/分
引張り長:編地を30%伸長でセット後、伸長後の長さを基準にさらに50%伸長する。
測定:上記条件で伸長時のパワー(N)を求める。
次の方法により編地の弾性糸のパワーを測定する。
試料の大きさ:長さ100mm(把持部除く)
引張り試験機:テンシロン引張り試験機
引張り速度:300mm/分
引張り長:弾性糸を120%まで伸長
測定:上記条件で弾性糸の荷重が0(ゼロ)になるところを基準に100%伸長した時のパワー(N)を求める。なお、弾性糸が抜き出せず、ループ繊維の状態で測定する場合は前述の換算式により算出する。
編地伸度を次の方法により測定する。
試料の大きさ:長さ100mm(把持部除く)、幅25mm
引張り試験機:テンシロン引張り試験機
初荷重:0.1N
引張り速度:300mm/分
引張り長:9.8N荷重まで伸長。
測定:上記条件で伸長し、9.8N荷重での経方向および緯方向それぞれの伸度を求め、伸長発熱する方向の伸度を編地伸度とし、経伸度と緯伸度との和を編地経緯伸度の和とする。
伸長回復率を次の方法により測定する。
試料の大きさ:長さ100mm(把持部除く)、幅25mm
引張り試験機:テンシロン引張り試験機
初荷重:0.1N
引張り速度:300mm/分
引張り長:80mm(80%伸長)
引張り回数:3回伸縮を繰り返す。
測定:上記条件で編地の繰り返し伸縮3回目の伸長回復率を、次式により求める。
伸長回復率(%)=[(180−a)/80]×100
a:繰り返し伸長3回目の応力が0になるときの試料長さ(100mm+残留歪)
実施例で得られた編地で肌に密着するスポーツシャツを縫製し、30℃の環境試験室で着用し、トレッドミルで6km/分のジョギングを20分間行なった後、下記基準で発汗程度を評価し、○および△を合格とした。
○:発汗してもすぐに乾燥していく感じがわかり、衣服がべとつかず快適である。
△:発汗しても乾燥が早く快適である。
×:発汗した汗が衣服に残り、不快である。
32ゲージのトリコット経編機を使用し、バック筬に弾性糸44dtex(商品名ロイカCR:旭化成せんい(株)製)、フロント筬にW型のポリエステル原糸33dtex/10fを準備し、次の組織で編成した。
フロント筬 10/23
バック筬 23/10
編成できた編地を連続精練機でリラックスおよび精練を行い、次いで190℃で1分間生機密度とほぼ同じ密度となるよう巾、長さを調整してプレセットを行い、その後、液流染色機でポリエステルの染色を行った。染色後に柔軟仕上げ剤をパディングして、プレセットと同じ密度で170℃で1分仕上げセットを行い編地とした。
得られた編地は特殊組織であり、弾性糸の混率が44%で通常のトリコット編地より高く、また、弾性糸含有量および編地パワーが高く、低い編地伸度である。この編地の性能を評価し、結果を表1に示すが、本発明の編地は、伸長時瞬間発熱温度が1℃以上で、乾燥速度向上率については、伸縮時乾燥速度が31分、非伸縮時乾燥速度が43分で乾燥速度向上率が28%となり、目標とする編地となった。
弾性糸の繊度を33dtex(商品名ロイカSF:旭化成せんい(株)製)に変更(実施例2)、弾性糸の繊度を33dtexに、バック筬の組織を20/13に変更(参考例3)、さらに、弾性糸の繊度を22dtex(商品名ロイカSF:旭化成せんい(株)製)に、バック筬の組織を12/10に変更(比較例1)したことを除いて、実施例1と同様に編地を作製し、評価を行なった。結果を表1に示す。
32ゲージのトリコット経編機を使用し、バック筬に弾性糸33dtex(商品名ロイカSF:旭化成せんい(株)製)、ミドル筬に弾性糸33dtex(商品名ロイカSF:旭化成せんい(株)製)、フロント筬にポリエステル原糸33dtex/12fを準備し、次の組織で編成した。
フロント筬 10/23
ミドル筬 10/01
バック筬 10/23
編成できた編地を連続精練機でリラックスおよび精練を行い、次いで190℃で1分間生機密度とほぼ同じ密度となるよう巾、長さを調整してプレセットを行い、その後、液流染色機でポリエステルの染色を行った。染色後に柔軟仕上げ剤をパディングして、170℃で1分の条件で仕上げセットを行い編地とした。
得られた編地の性能を実施例1と同様に評価し、結果を表1に示すが、本発明の編地は、伸長時瞬間発熱温度が1℃以上で、伸縮時の編地乾燥速度向上率が15%以上で目標とする編地となった。
28ゲージ(インチ)のラッセル経編機を使用し、バック筬に弾性糸33dtex(商品名ロイカSF:旭化成せんい(株)製)、ミドル筬に弾性糸78dtex(商品名ロイカSF:旭化成せんい(株)製)、フロント筬にナイロン原糸44dtex/34fを準備し、次の組織で編成した(トリコットの編成記号で示す)。
フロント筬 23/21/12/10/12/21
ミドル筬 00/11/00/11/00/11
バック筬 10/12
編成できた編地を連続精練機でリラックスおよび精練を行い、次いで190℃で1分間生機密度とほぼ同じ密度となるよう巾、長さを調整してプレセットを行い、その後、液流染色機でナイロンの染色を行った。染色後に柔軟仕上げ剤をパディングして、170℃で1分の条件で仕上げセットを行い編地とした。得られた編地の性能を実施例1と同様に評価し、結果を表1に示すが、本発明の編地は、伸長時瞬間発熱温度が1.0℃以上で、伸縮時の編地乾燥速度向上率が15%以上で目標とする編地となった。
32ゲージのシングル丸編機を使用し、弾性糸44dtex(商品名ロイカSF:旭化成せんい(株)製)、と断面がW型のポリエステル加工糸33dtex/10fを準備し、これらをプレーティング編により、ニットループとタックループとを繰り返す鹿の子組織で編成した。
編成できた編地を連続精練機でリラックスおよび精練を行い、次いで190℃で1分間生機密度とほぼ同じ密度となるよう巾、長さを調整してプレセットを行い、その後、液流染色機でポリエステルの染色を行った。染色後に柔軟仕上げ剤をパディングして、170℃で1分の条件で仕上げセットを行い編地とした。
得られた編地の性能を実施例1と同様に評価し、結果を表1に示すが、本発明の編地は弾性糸の含有量が高く、伸長時瞬間発熱温度が1℃以上で、伸縮時の編地乾燥速度向上率が15%以上で目標とする編地となった。
弾性糸を22dtex(商品名ロイカSF:旭化成せんい(株)製)に変更し、組織をすべて天竺で編成したことを除いて、実施例8と同様に編地を製造し、得られた編地の性能を評価した。結果を表1に示す。
28ゲージのシングル丸編機を使用して、弾性糸78dtex(商品名ロイカSF:旭化成せんい(株)製)、エステル加工糸56dtex/24fを準備し、これらをプレーティング編により、ニットループとウエルトループとを繰り返す次の組織で編成した(Kはニット、Wはウエルトを示す)。
編組織 編順1 K W K W
編順2 K W K W
編順3 W K W K
編順4 W K W K
編成できた編地を連続精練機でリラックスおよび精練を行い、次いで190℃で1分間生機密度とほぼ同じ密度となるよう巾、長さを調整してプレセットを行い、その後、液流染色機でナイロンの染色を行った。染色後に柔軟仕上げ剤をパディングして、170℃で1分の条件で仕上げセットを行い編地とした。
得られた編地の性能を評価し、結果を表1に示すが、本発明の編地は、伸長時瞬間発熱温度が1℃以上で、伸縮時の編地乾燥速度向上率が15%以上で目標とする編地となった。
Claims (6)
- 非弾性糸とポリウレタン弾性糸とからなる編地であって、非伸縮時の編地乾燥速度に対する、伸縮時の編地乾燥速度向上率が15%以上であり、該弾性糸を40g/m 2 以上含有し、下記式:
伸長発熱指数=(弾性糸重量 × 95%伸長時編地パワー)/編地伸度
{式中、弾性糸重量は編地単位面積当りの弾性糸重量(g/m 2 )であり、95%伸長時編地パワーは、下記方法で測定された95%伸長時編地パワー(N)であり、そして編地伸度は9.8N/編地2.5cm巾荷重下での編地伸度(%)である。
95%伸長時編地パワーの測定:編地を初期長から30%伸長させた状態でテンシロン引張り試験機にセットし、このときの応力値を0とし、このセット長を基準としてさらに50%伸長した時(編地初期長から通算で95%伸長されている)の応力値(N)を測定し、これを95%伸長時の編地パワーとする。}で表される伸長発熱指数が0.5〜2.5であり、かつ、弾性糸相互が弾性糸の交差部で固定されていることを特徴とする編地。 - 編地の経緯少なくとも一方向の100%伸長時瞬間発熱温度が1.0℃以上である、請求項1に記載の編地。
- 編地の経緯少なくとも一方向の前記方法で測定された95%伸長時の編地パワーが2.5N以上である、請求項1または2に記載の編地。
- 弾性糸の100%伸長時のパワーが0.04〜0.20cN/dtexである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の編地。
- 9.8N荷重下で、伸長発熱する方向の編地伸度が70〜200%であり、かつ、編地経緯伸度の和が170〜450%である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の編地。
- 弾性糸の少なくとも一部がルーピング組織で編成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の編地。
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