JP5894442B2 - 設備機器制御システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、空調機や照明などの設備機器を制御する設備機器制御システムおよび方法に関するものである。
従来、オフィスビルなどの施設における空調機や照明などの設備機器の設定(ON/OFF操作)を行うシステムとして、複数の設備機器を一括して制御できる主設定機を設けると共に、施設の個別ゾーンに個別設定機を設けるシステムが知られている。
特開2008−235127号公報
「照明器具個別制御システム T/Flecs(ティーフレックス)」,東芝ライテック株式会社,<http://www.tlt.co.jp/tlt/products/system/t_flecs.htm> 「ネットワーク照明制御システム メルセーブNET Fシステム」,三菱電機照明株式会社,<http://www.mitsubishielectric.co.jp/group/mlf/product/system/melf/index.html>
主設定機と個別設定機の操作範囲の定義として、以下の2とおりの定義が考えられる。
(A)主設定機と個別設定機の操作範囲が同じで、同じ広域をカバーする場合。
(B)主設定機は広域のエリアの設備機器を操作し、個別設定機は広域エリアよりも操作範囲が狭い部分領域のエリアの設備機器を操作する場合。
(A)の場合、誰か1人であっても、居住者が個別設定機を操作してONにすると、居住者が不在のエリアも含めて全てのエリアの設備機器がONになる。したがって、居住者が不在のエリアの設備機器をOFFにしておく場合と比べて、エネルギーロスが生じるという問題点があった。
また、(B)の場合、例えば電力デマンドに応じて、全ての設備機器を一定時間確実にOFFにしようとして主設定機からOFF設定したにも拘わらず、居住者が個別設定機を操作してエリアの設備機器をONにしてしまうと、省エネルギー促進の妨げになるという問題点があった。また、居住者が個別に積極的に省エネルギーに協力しようとして個別設定機を操作してエリアの設備機器をOFFにしたにも拘わらず、管理者が居住環境の快適さを重視した設定をしようとして主設定機でON設定をしてしまうと、省エネルギーの妨げになるという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、従来の制御システムと比較して、居住者が不在のエリアの設備機器をOFFにし易くすることにより、省エネルギーを実現することができる設備機器制御システムおよび方法を提供することを目的とする。
本発明の設備機器制御システムは、主設定機から管理対象施設の複数の個別ゾーンを含む主ゾーンの全設備機器のON/OFFを指定する第1の発停信号を受信する第1の受信手段と、各個別設定機から前記主ゾーンよりも狭い個別ゾーン単位で設備機器のON/OFFを指定する第2の発停信号を受信する第2の受信手段と、各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に応じて各設備機器をON/OFF制御する設備機器操作手段とを備え、前記判定手段は、前記第1の発停信号が全設備機器のON設定を指定する信号になったときに、第1の所定時間が経過するまで全設備機器をON状態にし、前記第1の所定時間が経過した後に、各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定することを特徴とするものである。
また、本発明の設備機器制御システムの1構成例において、前記判定手段は、ON設定になる直前の前記第1の発停信号のOFF設定の継続時間が第2の所定時間以下の場合には、全設備機器をON状態にすることを見合せ、前記第2の所定時間を超えて前記第1の発停信号のOFF設定の状態が継続した後に前記第1の発停信号がON設定になった場合のみ、全設備機器をON状態にすることを特徴とするものである。
また、本発明の設備機器制御システムの1構成例において、前記第2の受信手段は、前記第2の発停信号の代わりに、個別ゾーン毎の人の在否を示す在否信号を受信し、前記判定手段は、前記第2の発停信号の代わりに、前記在否信号を用いて各設備機器をONにすべきかOFFにすべきかを判定することを特徴とするものである。
また、本発明の設備機器制御システムは、主設定機から管理対象施設の複数の個別ゾーンを含む主ゾーンの全設備機器のON/OFFを指定する第1の発停信号を受信する第1の受信手段と、個別ゾーン毎の人の在否を示す在否信号を受信する第2の受信手段と、各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記在否信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記在否信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に応じて各設備機器をON/OFF制御する設備機器操作手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の設備機器制御方法は、主設定機から管理対象施設の複数の個別ゾーンを含む主ゾーンの全設備機器のON/OFFを指定する第1の発停信号を受信する第1の受信ステップと、各個別設定機から前記主ゾーンよりも狭い個別ゾーン単位で設備機器のON/OFFを指定する第2の発停信号を受信する第2の受信ステップと、各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定する判定ステップと、この判定ステップの判定結果に応じて各設備機器をON/OFF制御する設備機器操作ステップとを含み、前記判定ステップは、前記第1の発停信号が全設備機器のON設定を指定する信号になったときに、第1の所定時間が経過するまで全設備機器をON状態にし、前記第1の所定時間が経過した後に、各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定することを特徴とするものである。
また、本発明の設備機器制御方法は、主設定機から管理対象施設の複数の個別ゾーンを含む主ゾーンの全設備機器のON/OFFを指定する第1の発停信号を受信する第1の受信ステップと、個別ゾーン毎の人の在否を示す在否信号を受信する第2の受信ステップと、各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記在否信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記在否信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定する判定ステップと、この判定ステップの判定結果に応じて各設備機器をON/OFF制御する設備機器操作ステップとを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、主設定機の操作範囲よりも個別設定機の操作範囲を狭くすることで、各個別ゾーンに在席する居住者による個別設定機の操作で設備機器の不必要なON状態を削減することができる。また、本発明では、各設備機器をONにすべきかどうかを第1の発停信号と第2の発停信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを第1の発停信号と第2の発停信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定することにより、個別設定機によるON操作に制約を加えることができ、居住者が不在のゾーンの設備機器をOFFにし易くすることができるので、従来の制御システムと比較して省エネルギーを実現することができる。
本発明の参考例に係る設備機器制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の参考例における管理対象施設のゾーンと主設定機および個別設定機の操作範囲とを説明する図である。 本発明の参考例に係る設備機器制御システムの制御装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の参考例に係る設備機器制御システムによる設備運転の例を示す図である。 本発明の参考例に係る設備機器制御システムによる設備運転の別の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る設備機器制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における管理対象施設のゾーンと主設定機および個別設定機の操作範囲とを説明する図である。 本発明の実施の形態に係る設備機器制御システムの制御装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る設備機器制御システムによる設備運転の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る設備機器制御システムによる設備運転の別の例を示す図である。
[発明の原理]
主設定機の操作範囲よりも個別設定機の操作範囲を狭くすることで、個別設定機は各エリアに在席する人間の操作で個別に不必要なON状態を削減しやすくなる。一方で、特に全ての設備機器を確実にOFFにしたいときには、広域をカバーする主設定機を利用できるようにすれば利便性は損なわれない。この場合、個別設定機により自由に設備機器をONできることが省エネルギー促進の妨げになりやすくなる。
したがって、発明者は、個別設定機によるON操作に何らかの制約を少しでも与えることで省エネルギーを促進できることに着眼した。そして、主設定機と個別設定機の両方がON設定になったときのみ設備機器がONになるようにして、主設定機と個別設定機の少なくとも一方がOFF設定であれば設備機器がOFFになるようにすることで、個別設定機によるON操作に制約を与えられることに想到した。すなわち、本発明では、設備機器のON操作を主設定機の設定と個別設定機の設定のAND論理で行い、設備機器のOFF操作を主設定機の設定と個別設定機の設定のOR論理で行う。以下、このようなON/OFF制御を論理演算制御と呼ぶ。
このような論理演算制御によると、管理者が全ての設備機器をONにしようとして主設定機からON設定しても、個別設定機がOFF設定であれば、この個別設定機のエリアの設備機器はOFF状態のまま維持される。この場合、例えば朝の最初の一時的な時間帯だけでも全ての設備機器をONにしたい場合(例えば移動者のために照明をつける場合、長時間停止状態後に空調を立ち上げる場合など)に、利便性が損なわれる。
そこで、発明者は、主設定機がON設定された場合、特定時間が経過するまでは、個別設定機のON/OFF設定に無関係に全ての設備機器がONになり、特定時間が経過した後に、上記の論理演算制御の方法で設備機器をON/OFF制御すれば、利便性が向上することに想到した。すなわち、照明については、主設定機のON設定によって一時的に全ての照明をONにできるので、広いエリア内での一時的な移動者に好都合である。また、空調については、立ち上がりのときに限れば、広いエリアで空調動作させる方が効率がよいので好都合である。以下、このように個別設定機のON/OFF設定に無関係に全ての設備機器をONにする制御を強制ON制御と呼ぶ。
参考例
以下、本発明の参考例について図面を参照して説明する。図1は本発明の参考例に係る設備機器制御システムの構成を示すブロック図である。設備機器制御システムは、主設定機1と、個別設定機2−1,2−2と、空調機や照明などの設備機器4−1,4−2を制御する制御装置3とから構成される。
制御装置3は、主設定機1からの発停信号を受信する受信部30と、個別設定機2−1,2−2からの発停信号を受信する受信部31と、上記論理演算制御の方法により各設備機器4−1,4−2をONにすべきかOFFにすべきかを判定する論理演算判定部32と、論理演算判定部32の判定結果に応じて設備機器4−1,4−2をON/OFF制御する設備機器操作部33とを有する。制御装置3は、例えば管理対象施設の中央監視センタに設けられる。
参考例では、主設定機1は管理対象施設の複数の個別ゾーンを含む広域のエリアである主ゾーンの全設備機器の発停(ON/OFF)を設定するために使用され、個別設定機2−1,2−2は主ゾーンよりも狭い個別ゾーン単位で設備機器の発停を設定するために使用されるものとする。
すなわち、図2に示すように主設定機1の操作範囲よりも個別設定機2−1,2−2の操作範囲の方が狭い。図2の例では、主ゾーン10に設けられた全ての設備機器4−1,4−2は、例えば中央監視センタに設けられた主設定機1からの発停信号に応じて一括して操作される。また、個別ゾーン11−1,11−2の各設備機器4−1,4−2は、主ゾーン10の入口付近の壁面に設けられた個別設定機2−1,2−2からの発停信号に応じて個別ゾーン単位で操作される。このように、本参考例では、主設定機1の操作範囲よりも個別設定機2−1,2−2の操作範囲を狭くすることで、各ゾーンに在席する居住者による個別設定機2−1,2−2の操作で設備機器の不必要なON状態を削減することができる。
次に、制御装置3の動作について詳細に説明する。図3は制御装置3の動作を説明するフローチャートである。
制御装置3の受信部30は、主設定機1からの発停信号を受信し、受信部31は、個別設定機2−1,2−2からの発停信号を受信する。
論理演算判定部32は、主設定機1からの発停信号がON設定かOFF設定かを判定し(図3ステップS100)、主設定機1からの発停信号が設備機器のON設定を表している場合、個別設定機2−1,2−2からの発停信号がON設定かOFF設定かを判定する(ステップS101)。
論理演算判定部32は、主設定機1からの発停信号が設備機器のON設定を表し、かつ全ての個別設定機2−1,2−2からの発停信号が設備機器のON設定を表している場合(ステップS101においてYES)、全ての設備機器4−1,4−2をON状態にすべきと判定する(ステップS102)。設備機器操作部33は、論理演算判定部32の判定結果に応じて全ての設備機器4−1,4−2をON状態にする(ステップS103)。
また、論理演算判定部32は、主設定機1からの発停信号が設備機器のON設定を表し、かつ個別設定機2−1,2−2のうち少なくとも1つの個別設定機からの発停信号が設備機器のOFF設定を表している場合(ステップS101においてNO)、設備機器4−1,4−2のうちON設定の個別設定機に対応する設備機器をON状態にすべきと判定し、OFF設定の個別設定機に対応する設備機器をOFF状態にすべきと判定する(ステップS104)。設備機器操作部33は、論理演算判定部32の判定結果に応じて各設備機器4−1,4−2をON状態またはOFF状態にする(ステップS103)。
また、論理演算判定部32は、主設定機1からの発停信号が設備機器のOFF設定を表している場合(ステップS100においてNO)、個別設定機2−1,2−2のON/OFF設定に関係なく、全ての設備機器4−1,4−2をOFF状態にすべきと判定する(ステップS105)。設備機器操作部33は、論理演算判定部32の判定結果に応じて全ての設備機器4−1,4−2をOFF状態にする(ステップS103)。
制御装置3は、以上のステップS100〜S105の動作を一定の動作周期毎に繰り返し実行する。
主設定機1および個別設定機2−1,2−1の発停信号と設備機器4−1,4−2の動作との関係を表1に示す。表1の例では、個別設定機2−1がON設定で、個別設定機2−2がOFF設定の場合を示している。
Figure 0005894442
以上の論理演算制御により、本参考例では、個別設定機2−1,2−2によるON操作に制約を加えることができ、従来の制御システムと比較して省エネルギーを実現することができる。以下、2つの典型的な省エネルギー実現事例を挙げて本参考例の効果を説明する。
図4は本参考例の設備機器制御システムによる設備運転の例を示す図である。この図4は、電力逼迫時における電力デマンド抑制に応じてビル管理者がビル内の全ての設備機器4−1,4−2を一定時間確実にOFFにしたい場合の例を示している。ビル管理者が主設定機1を操作して時刻t1からt3までOFF設定にすると、個別設定機2−1,2−2のON/OFF設定に関係なく、時刻t1からt3までの間は全ての設備機器4−1,4−2がOFF状態になる。こうして、ビル管理者は、電力デマンド抑制を実現することができる。
図5は本参考例の設備機器制御システムによる設備運転の別の例を示す図である。この図5は、居住者が積極的に省エネルギーに協力しようとして個別設定機を操作した場合の例を示している。ビル管理者は、居住環境の快適さを重視した設定をしようとして主設定機1をON設定にしている。このように、主設定機1がON設定の状態で、個別ゾーン11−1の居住者が省エネルギーに協力しようとして時刻t4からt5まで個別設定機2−1をOFF設定にするので、時刻t4からt5までの間は個別ゾーン11−1の設備機器4−1がOFF状態になる。また、主設定機1がON設定の状態で、個別ゾーン11−2の居住者が省エネルギーに協力しようとして時刻t5からt6まで個別設定機2−2をOFF設定にするので、時刻t5からt6までの間は個別ゾーン11−2の設備機器4−2がOFF状態になる。こうして、主設定機1の設定によって居住者の自発的な省エネルギー行動を妨げることがなくなり、省エネルギーを実現することができる。
実施の形態
次に、本発明の実施の形態について説明する。図6は本発明の実施の形態に係る設備機器制御システムの構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の設備機器制御システムは、主設定機1と、個別設定機2−1,2−2と、制御装置3aとから構成される。制御装置3aは、受信部30と、受信部31と、論理演算判定部32aと、設備機器操作部33と、主設定機1のON/OFF設定の時間を計測するタイマー34とを備えている。
本実施の形態では、図7に示すように、主ゾーン10に設けられた全ての設備機器4−1,4−2は、主ゾーン10の入口付近の壁面に設けられた主設定機1からの発停信号に応じて一括して操作される。また、個別ゾーン11−1,11−2の各設備機器4−1,4−2は、それぞれ個別ゾーン11−1,11−2の座席付近に設けられた個別設定機2−1,2−2からの発停信号に応じて個別ゾーン単位で操作される。
次に、制御装置3aの動作について詳細に説明する。図8は制御装置3aの動作を説明するフローチャートである。
制御装置3aの受信部30は、主設定機1からの発停信号を受信し、受信部31は、個別設定機2−1,2−2からの発停信号を受信する。論理演算判定部32aは、主設定機1からの発停信号がON設定かOFF設定かを判定し(図8ステップS200)、主設定機1からの発停信号が設備機器のON設定を表している場合、ON設定になる直前の主設定機1のOFF設定の継続時間が所定時間THaを超えているかどうかを、タイマー34の計測結果に基づいて判定する(ステップS201)。
論理演算判定部32aは、ON設定になる直前の主設定機1のOFF設定の継続時間が所定時間THaを超えている場合(ステップS201においてYES)、全ての設備機器4−1,4−2をONにしている状態が所定時間THbを超えているかどうかを、タイマー34の計測結果に基づいて判定する(ステップS202)。ここでは、設備機器4−1,4−2がON状態になっていないので、ステップS202において判定NOとなり、論理演算判定部32aは、個別設定機2−1,2−2のON/OFF設定に関係なく、全ての設備機器4−1,4−2をON状態にすべきと判定する(ステップS203)。設備機器操作部33は、論理演算判定部32aの判定結果に応じて全ての設備機器4−1,4−2をON状態にする(ステップS204)。
一方、ステップS200〜S204の処理により全ての設備機器4−1,4−2をONにしている状態が所定時間THbを超えた場合(ステップS202においてYES)、あるいはON設定になる直前の主設定機1のOFF設定の継続時間が所定時間THa以下の場合(ステップS201においてNO)、論理演算判定部32aは、個別設定機2−1,2−2からの発停信号がON設定かOFF設定かを判定する(ステップS205)。
論理演算判定部32aは、全ての個別設定機2−1,2−2からの発停信号が設備機器のON設定を表している場合(ステップS205においてYES)、全ての設備機器4−1,4−2をON状態にすべきと判定する(ステップS203)。設備機器操作部33は、論理演算判定部32aの判定結果に応じて全ての設備機器4−1,4−2をON状態にする(ステップS204)。
また、論理演算判定部32aは、個別設定機2−1,2−2のうち少なくとも1つの個別設定機からの発停信号が設備機器のOFF設定を表している場合(ステップS205においてNO)、設備機器4−1,4−2のうちON設定の個別設定機に対応する設備機器をON状態にすべきと判定し、OFF設定の個別設定機に対応する設備機器をOFF状態にすべきと判定する(ステップS206)。設備機器操作部33は、論理演算判定部32aの判定結果に応じて各設備機器4−1,4−2をON状態またはOFF状態にする(ステップS204)。
また、論理演算判定部32aは、主設定機1からの発停信号が設備機器のOFF設定を表している場合(ステップS200においてNO)、個別設定機2−1,2−2のON/OFF設定に関係なく、全ての設備機器4−1,4−2をOFF状態にすべきと判定する(ステップS207)。設備機器操作部33は、論理演算判定部32aの判定結果に応じて全ての設備機器4−1,4−2をOFF状態にする(ステップS204)。
制御装置3は、以上のステップS200〜S207の動作を一定の動作周期毎に繰り返し実行する。
こうして、主設定機1がON設定になったときに、ON設定になる直前の主設定機1のOFF設定の継続時間が所定時間THaを超えている場合には、所定時間THbが経過するまで全ての設備機器4−1,4−2をON状態にする(強制ON制御)。この強制ON制御により全ての設備機器4−1,4−2をONにしている状態が所定時間THbを超えた後に、参考例で説明した論理演算制御の方法により設備機器4−1,4−2をON/OFF制御する。また、ON設定になる直前の主設定機1のOFF設定の継続時間が所定時間THa以下の場合には、強制ON制御を実施せず、所定時間THaを超えて主設定機1のOFF設定の状態が継続した後に主設定機1がON設定された場合のみ、強制ON制御を実施する。例えば主設定機1を誤ってOFF設定にした後で直ぐにON設定に戻したときや、会議などで一定時間席を離れるときに主設定機1をOFF設定にした後で直ぐに席に戻ってきて主設定機1をON設定にしたときなどは、強制ON制御を実施しない。
図9は本実施の形態の設備機器制御システムによる設備運転の例を示す図である。この図9は、強制ON制御が実施される場合の例を示している。最初に、主設定機1はOFF設定になっている。このOFF設定の継続時間が所定時間THaを超えているため、時刻t7において主設定機1がON設定になると、個別設定機2−1,2−2のON/OFF設定に関係なく、所定時間THbが経過するまでの間(時刻t7からt8までの間)は全ての設備機器4−1,4−2がON状態になる。次に、所定時間THbが経過した時刻t8以降においては、参考例で説明した論理演算制御の方法により設備機器4−1,4−2がON/OFF制御される。以上のような強制ON制御によると、照明については、主設定機1のON設定によって一時的に全ての照明をONにできるので、広いエリア内での一時的な移動者に好都合である。また、空調については、立ち上がりのときに限れば、広いエリアで空調動作させる方が効率がよいので好都合である。
図10は本実施の形態の設備機器制御システムによる設備運転の別の例を示す図である。この図10は、ON設定になる直前の主設定機1のOFF設定の継続時間が短時間のために強制ON制御を実施しない場合の例を示している。主設定機1は、時刻t9においてON設定からOFF設定になり、時刻t10において再びON設定になる。このとき、主設定機1のOFF設定の継続時間(時刻t9からt10までの時間)は所定時間THa以下である。したがって、強制ON制御は実施されず、参考例で説明した論理演算制御の方法により設備機器4−1,4−2がON/OFF制御される。このように強制ON制御の実施を見合わせることにより、例えば居住者が主設定機1を誤ってOFF設定にした後で直ぐにON設定に戻したときや、会議などで一定時間席を離れるときに主設定機1をOFF設定にした後で直ぐに席に戻ってきて主設定機1をON設定にしたときなどに、居住者が不在のゾーンを含む主ゾーン10の全ての設備機器をON状態にすることがなくなるので、エネルギーの無駄を抑制することができる。
なお、参考例および実施の形態において、個別設定機2−1,2−2からの発停信号の代わりに、個別ゾーン11−1,11−2毎の人の在否を示す在否信号に基づいて、個別ゾーン単位で設備機器4−1,4−2のON/OFF制御を行ってもよい。この場合、受信部31は、個別設定機2−1,2−2からの発停信号の代わりに、在否信号を受信することになる。
この場合の論理演算制御は、以下のようになる。すなわち、論理演算判定部32,32aは、主設定機1からの発停信号が設備機器のON設定を表し、かつ在否信号が全ての個別ゾーンに人がいることを表している場合、全ての設備機器4−1,4−2をON状態にすべきと判定し、主設定機1からの発停信号が設備機器のON設定を表し、かつ在否信号が少なくとも1つの個別ゾーンに人がいないことを表している場合、設備機器4−1,4−2のうち、人がいる個別ゾーンの設備機器をON状態にすべきと判定し、人がいない個別ゾーンの設備機器をOFF状態にすべきと判定する。また、論理演算判定部32,32aは、主設定機1からの発停信号が設備機器のOFF設定を表している場合、個別設定機2−1,2−2のON/OFF設定に関係なく、全ての設備機器4−1,4−2をOFF状態にすべきと判定する。在否信号を発生する手段としては、入退場システムや人検知センサなどがある。入退場システムや人検知センサは周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
参考例および実施の形態で説明した制御装置3,3aは、CPU、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って参考例および実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、空調機や照明などの設備機器をON/OFF制御して、省エネルギーを実現する技術に適用することができる。
1…主設定機、2−1,2−2…個別設定機、3,3a…制御装置、4−1,4−2…設備機器、30,31…受信部、32,32a…論理演算判定部、33…設備機器操作部、34…タイマー。

Claims (8)

  1. 主設定機から管理対象施設の複数の個別ゾーンを含む主ゾーンの全設備機器のON/OFFを指定する第1の発停信号を受信する第1の受信手段と、
    各個別設定機から前記主ゾーンよりも狭い個別ゾーン単位で設備機器のON/OFFを指定する第2の発停信号を受信する第2の受信手段と、
    各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定する判定手段と、
    この判定手段の判定結果に応じて各設備機器をON/OFF制御する設備機器操作手段とを備え
    前記判定手段は、前記第1の発停信号が全設備機器のON設定を指定する信号になったときに、第1の所定時間が経過するまで全設備機器をON状態にし、前記第1の所定時間が経過した後に、各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定することを特徴とする設備機器制御システム。
  2. 請求項記載の設備機器制御システムにおいて、
    前記判定手段は、ON設定になる直前の前記第1の発停信号のOFF設定の継続時間が第2の所定時間以下の場合には、全設備機器をON状態にすることを見合せ、前記第2の所定時間を超えて前記第1の発停信号のOFF設定の状態が継続した後に前記第1の発停信号がON設定になった場合のみ、全設備機器をON状態にすることを特徴とする設備機器制御システム。
  3. 請求項1または2記載の設備機器制御システムにおいて、
    前記第2の受信手段は、前記第2の発停信号の代わりに、個別ゾーン毎の人の在否を示す在否信号を受信し、
    前記判定手段は、前記第2の発停信号の代わりに、前記在否信号を用いて各設備機器をONにすべきかOFFにすべきかを判定することを特徴とする設備機器制御システム。
  4. 主設定機から管理対象施設の複数の個別ゾーンを含む主ゾーンの全設備機器のON/OFFを指定する第1の発停信号を受信する第1の受信手段と、
    個別ゾーン毎の人の在否を示す在否信号を受信する第2の受信手段と、
    各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記在否信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記在否信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定する判定手段と、
    この判定手段の判定結果に応じて各設備機器をON/OFF制御する設備機器操作手段とを備えることを特徴とする設備機器制御システム。
  5. 主設定機から管理対象施設の複数の個別ゾーンを含む主ゾーンの全設備機器のON/OFFを指定する第1の発停信号を受信する第1の受信ステップと、
    各個別設定機から前記主ゾーンよりも狭い個別ゾーン単位で設備機器のON/OFFを指定する第2の発停信号を受信する第2の受信ステップと、
    各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定する判定ステップと、
    この判定ステップの判定結果に応じて各設備機器をON/OFF制御する設備機器操作ステップとを含み、
    前記判定ステップは、前記第1の発停信号が全設備機器のON設定を指定する信号になったときに、第1の所定時間が経過するまで全設備機器をON状態にし、前記第1の所定時間が経過した後に、各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記第2の発停信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定することを特徴とする設備機器制御方法。
  6. 請求項記載の設備機器制御方法において、
    前記判定ステップは、ON設定になる直前の前記第1の発停信号のOFF設定の継続時間が第2の所定時間以下の場合には、全設備機器をON状態にすることを見合せ、前記第2の所定時間を超えて前記第1の発停信号のOFF設定の状態が継続した後に前記第1の発停信号がON設定になった場合のみ、全設備機器をON状態にすることを特徴とする設備機器制御方法。
  7. 請求項5または6記載の設備機器制御方法において、
    前記第2の受信ステップは、前記第2の発停信号の代わりに、個別ゾーン毎の人の在否を示す在否信号を受信し、
    前記判定ステップは、前記第2の発停信号の代わりに、前記在否信号を用いて各設備機器をONにすべきかOFFにすべきかを判定することを特徴とする設備機器制御方法。
  8. 主設定機から管理対象施設の複数の個別ゾーンを含む主ゾーンの全設備機器のON/OFFを指定する第1の発停信号を受信する第1の受信ステップと、
    個別ゾーン毎の人の在否を示す在否信号を受信する第2の受信ステップと、
    各設備機器をONにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記在否信号のAND論理で個別ゾーン毎に判定し、各設備機器をOFFにすべきかどうかを前記第1の発停信号と前記在否信号のOR論理で個別ゾーン毎に判定する判定ステップと、
    この判定ステップの判定結果に応じて各設備機器をON/OFF制御する設備機器操作ステップとを含むことを特徴とする設備機器制御方法。
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