JP5892563B2 - 可撓性薄膜構造の表示セルの光学検査方法及びその方法に使用される疑似端子ユニット - Google Patents

可撓性薄膜構造の表示セルの光学検査方法及びその方法に使用される疑似端子ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP5892563B2
JP5892563B2 JP2014158104A JP2014158104A JP5892563B2 JP 5892563 B2 JP5892563 B2 JP 5892563B2 JP 2014158104 A JP2014158104 A JP 2014158104A JP 2014158104 A JP2014158104 A JP 2014158104A JP 5892563 B2 JP5892563 B2 JP 5892563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
display
display cell
motherboard
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014158104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016035409A (ja
Inventor
多公歳 中西
多公歳 中西
創矢 徐
創矢 徐
智 小塩
智 小塩
村上 奈穗
奈穗 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP2014158104A priority Critical patent/JP5892563B2/ja
Priority to TW104117646A priority patent/TWI630382B/zh
Priority to KR1020150094179A priority patent/KR102454250B1/ko
Priority to CN201810347424.3A priority patent/CN108538742B/zh
Priority to CN201510390911.4A priority patent/CN105321835B/zh
Priority to PCT/JP2015/071836 priority patent/WO2016017808A1/ja
Publication of JP2016035409A publication Critical patent/JP2016035409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5892563B2 publication Critical patent/JP5892563B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/8793Arrangements for polarized light emission
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • H10K71/70Testing, e.g. accelerated lifetime tests
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/10Measuring as part of the manufacturing process
    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/30Structural arrangements specially adapted for testing or measuring during manufacture or treatment, or specially adapted for reliability measurements
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/02Details
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/02Details
    • H05B33/06Electrode terminals
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/12Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)

Description

本発明は、光学機能フィルムが貼り合わされる可撓性薄膜構造の表示セルの検査方法及びその方法に使用される疑似端子ユニットに関する。特に本発明は、限定的な意味ではないが、有機EL表示セルのような可撓性薄膜構造に形成することができ、光学機能フィルムが貼り合わされる表示セルの検査方法及びその方法に使用される疑似端子ユニットに関する。
有機EL表示セルは、可撓性薄膜構造に形成できるため、該表示セルを使用する表示装置を曲面に構成したり、表示装置全体を可撓性に構成してロール巻き又は折り曲げ可能とすることも可能である。この種の表示セルは、一般に、ガラス基板のような耐熱性基板上にポリイミド樹脂のような樹脂の膜を形成して、該樹脂膜によりフィルム状表示セル形成のための基材とし、該基材の上に表示セルを形成することによって製造される。このようにして製造された表示セルの表示面には、粘着剤層を介して光学機能フィルムが貼り合わされる。
また、スマートフォン又はタブレットサイズの表示装置に使用される比較的小さい寸法の表示セルは、一つの基板上に多数のセルを形成することにより製造される。このような比較的小さい画面サイズの有機EL表示セルを工業的に製造する方法を記載した文献として、韓国特許出願公開公報10−1174834号(特許文献1)がある。この特許文献1に記載された方法によれば、ガラス基板の上にポリイミド樹脂のような樹脂の膜を形成して、該樹脂膜によりフィルム状表示セル形成のための基材とする。そして、該基材上に、縦横の複数列に配置された多数の表示セルを形成し、その全面を工程フィルムにより覆い、次いで、該表示セルが形成された基材をガラス基板から剥離する。その後、工程フィルムが貼り合わされた状態で、個々のフィルム状表示セルを分断し、個々のフィルム状表示セルの1辺に形成された電気接続用の電気端子を備える端子部分が剥き出しになるように、該端子部分に対応する個所において、該工程フィルムを剥がすことにより、個々のフィルム状表示セルを形成する。
このようにして形成された表示セルに対し、光学検査が行われる。この光学検査は、通常は、反射光による表面欠陥検査と、表示セルに励起電力を印加することにより該表示セルを励起状態にして該表示セルの動作が正常であるかどうかを検査する点灯検査の2段階で行われる。後者の点灯検査においては、各表示セルに励起電力を印加するために、該表示セルの電気接続端子に接続される電気接続端子をもった疑似端子を使用する。
表示セルの励起状態で遂行される欠陥検査に際しては、該表示セルが製造された直後の状態でこの検査を行うと、表示セルの表示面に異物が付着して表示セルの機能を劣化させる恐れがある。そのため、通常は、表示セルの前面に保護フィルムを貼り合わせて検査を行う。しかし、保護フィルムを使用すると、後の工程において該保護フィルムを剥がすことが必要になり、工数が増加する。そこで、光学機能フィルムを表示面に貼り合わせた後で検査を行うことが考えられるが、光学機能フィルムが表示面に貼り合わされた状態では、精密な励起状態検査をおこなうことができない。
さらに、セルマザーボード上に複数の表示セルが縦横の行列状に配置された構成の場合には、個々の表示セルを個別に励起状態にして欠陥検査を行うと、検査に要する時間と労力が増大することになり、好ましくない。
韓国特許出願公開公報10−1174834号 国際公開公報WO2009/104371A1 特開2007−157501号公報 特開2013−63892号公報 特開2010−13250号公報 特開2013−35158号公報 特願2013−070787号 特願2013−070789号 特許第5204200号 特許第5448264号
本発明は、上述した状況に対処するため、樹脂基材上に形成された可撓性薄膜構造の表示セルに対し保護フィルムを貼り合わせることなく、励起状態での表示セルの欠陥検査を行うことができるようにする検査方法を提供することを解決すべき課題とする。
さらに、本発明の別の課題は、セルマザーボード上に複数の表示セルが形成された構成において、高い効率で表示セルの励起状態検査を遂行できる方法を提供することである。
本発明のさらに別の課題は、複数の表示セルが形成されたセルマザーボードにおける表示セルの励起状態での欠陥検査に使用される疑似端子ユニットを提供することである。
本発明は、上述した課題を解決することができる、可撓性薄膜構造の表示セルの光学検査方法を提供する。この方法は、
樹脂基材と、該樹脂基材上に形成された、可撓性薄膜構造で表示面を有する少なくとも1つの表示セルとからなるセルマザーボードを少なくとも含むマザーボード構造体を、該表示セルの表示面が上向きになる状態で送り方向に送る段階と、
該送り方向に送られるマザーボード構造体の表示セルの表示面に、粘着剤層を形成する段階と、
表示セルの表示面に粘着剤層が形成された表示セルに励起電力を供給して該表示セルを励起状態にし、励起状態にある該表示セルについて欠陥検査を行う段階と、
欠陥検査が終わった前記表示セルの表示面に形成された前記粘着剤層に光学機能フィルムを貼り合わせる段階と、
を含む。
この場合において、表示セルの表示面は、2つの短辺と2つの長辺とを有する矩形形状とし、該表示セルは、短辺及び長辺のうちの1つの辺に沿って電気接続端子をもった端子部分が形成された構成で、セルマザーボードは、該表示セルの端子部分が送り方向に対し横向きになる状態で該送り方向に送られるようにすることが好ましい。
さらに別の好ましい形態では、セルマザーボードは、送り方向に平行な縦方向の列に配置された複数の表示セルの縦列を少なくとも1つ含み、表示セルの励起状態で行われる欠陥検査は、セルマザーボードの周辺に対応する形状の外枠と、該外枠内に設けられた桟部材により表示セルの表示面に対応する窓が形成され、該窓の各々における1つの辺に沿って表示セルの端子部分の電気接続端子に対応する電気接続端子が配置された疑似端子ユニットを、該セルマザーボードに重ねて、該疑似端子ユニットの電気接続端子を表示セルの電気接続端子に接続し、該疑似端子ユニットに励起電力を供給することによって行われるようにする。
さらに別の好ましい態様では、セルマザーボードは、送り方向に平行な縦方向の列に配置された複数の表示セルの縦列を複数列含み、表示セルの励起状態で行われる欠陥検査は、セルマザーボードの周辺に対応する形状の外枠と、該外枠内に設けられた横桟及び縦桟により表示セルの表示面に対応する窓が縦横の行列状に形成され、該窓の各々における1つの辺に沿って表示セルの端子部分の電気接続端子に対応する電気接続端子が配置された疑似端子ユニットを、セルマザーボードに重ねて、該疑似端子ユニットの電気接続端子を表示セルの電気接続端子に接続し、該疑似端子ユニットに励起電力を供給することによって行われる。
本発明においては、セルマザーボードは、少なくとも送り方向に平行な縦方向の列に配置された複数の表示セルを含み、複数の表示セルの端子部分は、すべて送り方向に対し横向きになる状態で該送り方向に送られるようにすることができる。光学機能フィルムは偏光子を少なくとも含むものとすることができる。この場合において、光学機能フィルムは、偏光子と、1/4波長位相差フィルムとの積層体とし、該積層体は、1/4波長位相差フィルムが表示セルに面するように表示面に貼り合わされることが好ましい。表示セルは、有機EL表示セルとすることができる。
本発明のさらに別の態様においては、2つの短辺と2つの長辺とを有する矩形形状の表示面を有し、該短辺及び長辺のうちの1つの辺に沿って電気接続端子をもった端子部分が形成された構成の表示セルが複数個、縦方向の列に配置された表示セルの縦列を複数列含むセルマザーボードに対し、該セルマザーボード上の該複数の表示セルを同時に励起状態にして該表示セルの欠陥検査を行うために使用される励起電力印加用の疑似端子ユニットが提供される。この疑似端子ユニットは、セルマザーボードの周辺に対応する形状の外枠と、該外枠内に設けられた横桟及び縦桟と、該横桟及び縦桟により形成された、複数の表示セルの表示面のそれぞれに対応する窓と、該窓の各々における1つの辺に沿って表示セルの端子部分の電気接続端子に対応する位置に配置された励起電力供給用電気接続端子と、該励起電力供給用電気接続端子に励起電力を供給するための励起電力源接続部と、を含む。
本発明の方法によれば、表示セルを励起状態で検査する場合に、該表示セルの表示面に粘着剤層を形成した状態で検査を行うので、粘着剤層を保護層として作用させることができ、保護フィルムを使用する場合に比べて、保護フィルム剥離工程を省くことが可能になる。また、表示面に光学機能フィルムを貼り合わせる前に励起状態での検査を行うので、光学機能フィルムを貼り合わせた後に行う検査に比べて、精密な検査を行うことが可能になる。
さらに、本発明による疑似端子ユニットは、セルマザーボード上の複数の表示セルを同時に励起状態にすることができるので、高い効率での検査を可能にする。
本発明の一実施形態の方法において使用することができる光学表示セルの一例を示す平面図である。 比較的小型の表示画面を有する有機EL表示セルの製造工程の一例を概略的に示す斜視図である。 本発明の方法が適用されるセル集合体マザーボードの一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 (a)(b)(c)(d)は、表面保護フィルム剥離動作の各段階を示す図である。 光学検査装置の構成を示す概略図で、(a)は反射検査装置を、(b)は点灯検査装置を、それぞれ示す。 図2に示すセル集合体マザーボードの点灯検査のための疑似端子ユニットを示す平面図である。 図6に示す疑似端子ユニットを用いて点灯検査を行う状態を示す斜視図である。 粘着剤層付与機構の全体を示す概略側面図である。 (a)(b)(c)(d)(e)は、本発明の一実施形態による、セル集合体マザーボードにおける粘着剤シートの貼合せ順序を示す概略図である。 本発明の光学機能フィルム貼合せ方法を実施するための、一実施形態による光学表示パネル製造装置の概略図である。 光学機能フィルムの一例を示す拡大断面図である。 本発明の光学機能フィルム貼合せ方法を実施するための、他の実施形態による装置の概略図である。 表示セルが縦一列に配置された実施形態における粘着剤層付与の一例を示す斜視図である。 大きいサイズの柔軟性シート構造の表示セルを有するセルマザーボードの一例を示す平面図である。 図14に示す例に対する粘着剤層付与動作を示す斜視図である。
図1に、本発明に一実施形態の方法を適用する-ことができる光学表示セル1の一例を示す。この光学表示セル1は平面形状が短辺1aと長辺1bとを有する長方形形状であり、一方の短辺1aに沿って所定幅の端子部分1cが形成されている。この端子部分1cには、電気接続のための多数の電気端子2が配置されている。光学表示セル1の端子部分2を除く領域が表示領域1dとなる。この表示領域1dは、横方向の幅Wと縦方向の長さLとを有する。本発明の方法を実施するためには、光学表示セル1は有機EL表示セルであることが好ましいが、可撓性薄膜構造の表示セルであれば、本発明の方法を適用することができる。光学表示セル1は、携帯電話又はスマートフォン、或いはタブレット用途の比較的小型のものから、テレビ用途の比較的大きなものまで、種々の画面サイズを有するものとすることができる。
図2は、スマートフォン或いはタブレット用途のような比較的小型の表示画面を有する有機EL表示セルの製造工程の一例を概略的に示す斜視図である。この工程においては、耐熱性基板として先ずガラス基板3が準備され、該ガラス基板3上に、耐熱性樹脂材料、好ましくはポリイミド樹脂が所定厚さに塗布され、乾燥されることによって、樹脂基材4が形成される。耐熱性樹脂材料としては、ポリイミド樹脂の他、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)などを使用することができる。その他に、基材の材料としては、特開2007−157501号公報(特許文献3)に記載されているような可撓性セラミックシート、或いは、特開2013−63892号公報(特許文献4)、特開2010−13250号公報(特許文献5)、特開2013−35158号公報(特許文献6)に記載されているような可撓性のガラスを使用することもできる。可撓性セラミックシート又は可撓性ガラスを基材として使用する場合には、ガラス基板3を使用する必要はない。
この樹脂基材4上に、複数の有機EL表示セル1が、周知の製造方法により、縦横の行列状に配列された状態で形成されて、樹脂基材4と表示セル1がセル集合体マザーボードBを形成する。樹脂基材4上に形成された表示せるが1個である場合には、これをセルマザーボードと呼ぶ。従来の方法では、その後、樹脂基材4上に形成された有機EL表示セル1を覆うように、表面保護フィルム5が貼り合わされる。セル集合体マザーボードB又はセルマザーボードがガラス基板3のような耐熱性基板に接合された状態のものをマザーボード構造体と呼ぶ場合がある。
図3(a)は、表面保護フィルム5が貼り合わされていない、セル集合体マザーボードBを示す平面図であり、同図(b)は、図4のb−b線における断面図であるが、従来の製造方法におけるように、表面保護フィルム5が貼り合わされたセル集合体マザーボードBがガラス基板3上に配置された状態を示す。図3(a)に示すように、セル集合体マザーボードBにおいては、複数の光学表示セル1が、端子部分1aが横方向に向けられる状態で、縦方向の列及び横方向の行を構成するように、行列配置される。セル集合体マザーボードBは、図3(a)に示すように、短辺B−1と長辺B−2とを有する矩形形状であり、一方の短辺B−1の両端近傍にマザーボードBの基準点となる基準標識mが、印字、刻印その他の適当な手法により付されている。この基準標識mは、マザーボードBの位置決めを行う場合に基準として参照される。光学フィルムの貼り合わせに際しては、セル集合体マザーボードBは、図3(a)に矢印Aで示す方向、すなわち縦方向に送られる。
ガラス基板3を有する状態のセル集合体マザーボードBは、光学表示セル1の欠点検査を経たのちに、ガラス基板3を剥離するガラス基板剥離位置に送られる。このガラス基板剥離位置へのガラス基板3を有する状態のセル集合体マザーボードBの移送に際して、光学機能フィルムの貼り合わせが行われる。ガラス基板3を有する状態のセル集合体マザーボードBを光学機能フィルム貼合せ位置に移送するに先立って、セル集合体マザーボードBの光学検査が行われる。この光学検査に備えて、従来は、セル集合体マザーボードBから表面保護フィルム5を剥離する必要があった。図4に、表面保護フィルム5を剥離する手順を示す。
図4を参照すると、セル集合体マザーボードBは、ガイド15及び支持機構13に支持された吸引保持盤10上に真空吸引力により保持されて、図4(a)に示す位置で表面保護フィルム剥離位置に送り込まれ、図4(b)に示す位置において昇降機構により所定高さまで上昇させられる。この所定高さは、セル集合体マザーボードBの表面保護フィルム5の上面が、一対の押圧ロール16c間に位置する粘着テープ16dに所定の接触圧で接触できる高さである。
昇降機構により所定高さまで上昇させられたセル集合体マザーボードBは、そのまま剥離用粘着テープ駆動装置16の下方の位置に送られる。ここで、マザーボードBの表面保護フィルム5の上面が、一対の押圧ロール16cの間において粘着テープ16dの粘着面に押圧状態で接触する。粘着テープ16dの表面保護フィルム5に対する接着力は、表面保護フィルム5の光学表示セル1に対する接着力よりも大きく、したがって、表面保護フィルム5は、粘着テープ16dに付着して、樹脂基材4上に配置された光学表示セル1から剥離される。剥離された表面保護フィルム5は、巻き取りロール16bにより粘着テープ16dとともに巻き取られる。表面保護フィルム5が剥離されたマザーボードBは、図(d)に示す位置において昇降機構により、図4(a)の位置における送り込み時の高さまで下降させられて、光学検査位置に送られる。
以上が、従来の方法において必要とされた表面保護フィルムの剥離動作である。本発明においては、この表面保護フィルムの貼り合わせを行うことなく、したがって、表面保護フィルムの剥離を必要とせずに、セル集合体マザーボードB上の表示セルに対して粘着剤層が付与される。このために、図2の製造工程により製造されたセル集合体マザーボードBは、粘着剤層付与機構20を備える粘着剤層付与位置に送られる。図8は、粘着剤層付与機構20の全体を示す概略側面図である。
粘着剤層付与機構20は、長尺の粘着剤テープ21をロール状に巻いた粘着剤テープロール22を備える。粘着剤テープ21は、一対の駆動ロール23によりロール22から一定の速度で繰り出される。本実施形態においては、粘着剤テープ21は、テープ基材21aの片側の面に粘着剤層21bが形成された構成である。
図8を参照すると、一対の駆動ロール23により粘着剤ロール22から繰り出された粘着剤テープ21は、ガイドロール24、上下方向に可動なダンサーロール25及びガイドロール26及びガイドロール27を経て切り込み形成機構28に送られる。切り込み形成機構28は、切断刃29と送り出し用の一対の駆動ロール30とからなる。この切り込み形成機構28は、切り込み形成位置において駆動ロール30を停止させ、粘着剤テープ21の送りを停止させた状態で、切断刃29を作動させ、テープ基材21eを残して粘着剤層21bのみに、その幅方向に切り込み28aを形成する。この切り込み28aの間隔は、マザーボードB上の各表示セル1の縦方向の長さLに対応する距離である。したがって、粘着剤層21bは、切り込み28aにより幅方向に切断されて、表示セルの横方向幅Wと縦方法長さLを有する粘着剤シート21cとなる。このようにして、テープ基材21a上には、複数の粘着剤シート21cが連続的に形成され、これらの粘着剤シート21cは、テープ基材21aに支持されて貼合せ位置に送られる。
ダンサーロール25は、上向きに弾性的に付勢されており、連続的に粘着剤テープ21を送り方向に駆動する一対の駆動ロール23と、切断時には粘着剤テープ21の送りを停止し、切断終了後に所定距離だけ駆動を行う一対の駆動ロール30との間でテープ送りの調整を行うように作用する調整ロールである。すなわち、駆動ロール30の停止期間においては、ダンサーロール25は、付勢力により駆動ロール23の送り分を吸収するように上方に移動し、駆動ロール30の作動が開始されたときに、該駆動ロール30により粘着剤テープ21に加えられる引張力により、付勢力に抗して下方に移動するように動作する。
切り込み28aにより形成された一連の粘着剤シート21cは、テープ基材21aに支持された状態で、ガイドロール31、及びガイドロール32を経て、ダンサーロール25と同様な構成のダンサーロール33を通り、ガイドロール34、35、36、37により案内されて貼合せ位置に送られる。
貼合せ位置には、貼合せロール38とキャリアフィルム剥離機構39が備えられている。貼合せロール38は、上方の引込み位置と下方の押圧位置との間を可動に配置されており、テープ基材21aに支持された連続する粘着剤シート21cのうち、先頭の粘着剤シート21cの先端が、貼合せ対象の表示セル1の先端に位置整合した状態になったとき、上方位置から下方の押圧位置まで下降して、粘着剤シート21cをマザーボードB上の表示セル1に押し付けて、その表示面に粘着剤層を付与する。
テープ基材剥離機構39は、貼合せ位置において、テープ基材21aを鋭角に折り返して、先頭の光学フィルムシート21cを該テープ基材21aから剥がすように作用する剥離ブレードを備える。鋭角に折り返されたテープ基材21aを引き取るためにテープ基材巻き取りロール40が配置される。粘着剤シート21cから剥がされたテープ基材21aは、ガイドロール41及び一対の巻き取り用駆動ロール42を経て、巻き取りロール40に送られ、該巻き取りロール40に巻き取られる。
駆動ロール30及び切断刃29の作動は、図8には示していない制御装置により制御される。すなわち、制御装置は、マザーボードB上の表示セル1の寸法及び位置に関する情報を格納しており、表示セル1の縦方向長さLの情報に基づいて制御装置が駆動ロール30の駆動と切断刃29の作動を制御して、表示セル1の縦方向長さLに対応する長さ方向間隔で、粘着剤テープ21に切り込み28aを形成する。また、貼合せ位置の上流側には、粘着剤シート21cの先端を検出するシート位置検出装置43が設けられており、貼合せ位置に送られる粘着剤シート21cの先端位置についての情報を制御装置に提供する。この粘着剤シート先端位置情報は、制御装置に格納され、制御装置は、この粘着剤シート先端位置情報と、吸引保持盤10から取得したマザーボードBの位置情報に基づき、駆動ロール30と巻き取り用駆動ロール42の作動を、吸引保持盤10の動きに対応させて制御し、テープ基材21aから剥がされた粘着剤シート21cの先端が、貼合せ位置にあるマザーボードB上の貼り合わせが行われる表示セル1の先端に位置整合するように調節する。位置整合が達成されると、粘着剤シート21cとマザーボードBは、同期した速度で送られる。貼合せロール38が下方の押圧位置に下降して、粘着剤シート21fを表示セル1の表示面に押し付ける。このようにして、表示セル1への粘着剤層の付与が行われる。
図9は、粘着剤シート21cを、マザーボードB上において縦横の行列状に配列された表示セル1に順次に貼り合わせる順序の一例を示す概略図である。この図示例においては、貼合せ機構20は、送り方向に対する横方向位置が固定されており、マザーボードBを保持する吸引保持盤10は、支持機構13上に横方向移動が可能なように取り付けられている。図9(a)に示すように、マザーボードBの位置は、最初に左端の表示セル列の先頭の表示セル1が貼合せ位置に位置決めされるように制御される。この状態で、図8に関連して前述したように、粘着剤シート21cが左端列先頭の表示セル1の表示部1dに貼り合わされる。
次いで、吸引保持盤10を横方向に動かすことにより、マザーボードBが送り方向に対して左横方向に、表示セル列の横方向間隔に相当する距離だけ変位させられる。この横変位により、図9(b)に示すように、左から2番目の列の先頭の表示セル1が貼合せ位置に位置決めされる。そして、前述と同様の動作により、この表示セル1の表示部1dに粘着剤シート21fが貼り合わされる。その後、同様の操作によりマザーボードBが左横方向に変位させられて、粘着剤シート21cの貼り合わせが行われる。表示セル1が3列に配置されている図示例の場合には、これで先頭の表示セルへの粘着剤シート21cの貼り合わせは完了する。この状態を図9(c)に示す。
次に、各縦列における表示セル1の間隔に相当する距離だけ吸引保持盤10が送り方向に駆動され、右端の列の先頭から2番目の表示セル1が貼合せ位置に位置決めされ、同様にして、図9(d)に示すように、このセル1の表示部1dに粘着剤シート21fが貼り合わされる。その後、図9(e)に示すように、マザーボードBが送り方向に駆動されて、同様な操作により、粘着剤シート21cの貼合せが行われる。
このようにして粘着剤シート21cが表示セル1の表示面に付与されたセル集合体マザーボードBは、検査位置に送られる。本発明に一実施形態においては、光学検査は、図5(a)に示す表面反射検査と図5(b)に示す表示セルの点灯検査の2段階で行われる。図5(a)に示すように、表面反射検査の検査装置として、光源70と受光器71が備えられ、セル集合体マザーボードBは吸引保持盤10に支持された状態で、反射検査装置の下に移動させられる。この位置で、光源70からの光が被検体である光学表示セル1の表面に当てられ、光学表示セル1の表面で反射して受光器71に入射することにより、該光学表示セル1の表面欠陥が検出される。
図5(b)は、表示セル1を励起した点灯検査の概要を示すもので、光学表示セル1の発光状態を検出するための検出器72が複数個、一列に並べられている。図2に示す工程により製造されたセル集合体マザーボードBは、複数の光学表示セル1が縦横の行列状に配列された構成を有するので、この実施形態では、セル集合体マザーボードB内のすべての光学表示セル1が同時に励起されるようにするための、図6(a)(b)に示す疑似端子ユニット75を使用する。
図6(a)を参照すると、疑似端子ユニット75は、セル集合体マザーボードBの矩形形状に対応する矩形形状の外枠75aと、複数個の横桟75bと、複数個の縦桟75cとを備えており、外枠75a内に、セル集合体マザーボードB内における光学表示セル1の配列に対応するように縦横に配列された矩形形状の窓75dが形成されている。各々の窓75dの一つの短辺に沿って、各光学表示セル1の端子部分1cに配置された端子2に対応する位置に、接続用端子76が配置されている。また、疑似端子ユニット75には、セル集合体マザーボードB内の各光学表示セル1の端子2に励起電力を供給するための電力供給端子77a、77bが設けられる。
図6(b)は、該疑似端子ユニット75の裏面を示すもので、該疑似端子ユニット75の裏面には、接続用端子76のうちの正極側端子を正極側電力供給端子77aに接続するための接続線78aと、接続用端子76のうちの負極側端子を負極側電力供給端子77bに接続するための接続線78bが設けられている。正極側電力供給端子77aと負極側電力供給端子77bは、それぞれ電力供給源79の正極側端子79aと、負極側端子79bに接続されている。
図7に、図6に示す疑似端子ユニット75を使用する状態を示す。疑似端子ユニット75は、外枠75aがセル集合体マザーボードBの周縁部に重なるように、該セル集合体マザーボードB上に置かれる。この状態で、疑似端子ユニット75の窓75dは、それぞれセル集合体マザーボードB内の光学表示セル1に重なる。ここで、疑似端子ユニット75に励起電力を供給すると、セル集合体マザーボードBの光学表示セル1のすべてが、同時に励起状態になる。そこで、検出器72により各セル1の作動状態を各発光色について検査する。この疑似端子ユニット75を使用することにより、複数の光学表示セルを有するマザーボードにおいて、すべてのセルを一斉に励起状態として検査を行うことが可能になる。
図10は、光学機能フィルム貼合せのための、本発明の一実施形態による光学表示パネル製造装置80の概略図である。上述の工程により、すべての表示セル1に対する光学検査が完了すると、セル集合体マザーボードBは、吸引保持盤10上に保持された状態で、図10に示す光学表示パネル製造装置80に送られる。
この装置80は、テープ繰出しローラ81と、複数の案内ローラ84a、84b、84c、84d、84eとを備える。テープ繰出しローラ81には、テープ状の光学機能フィルム83のロール83aが取り付けられる。光学機能フィルム83は、図11に示すように、偏光子83bの両側にTACフィルムのような保護フィルム83cが貼り合わされた長尺ウェブ状の偏光フィルムと、粘着剤層83eを介して該偏光フィルムに接合された長尺ウェブ状の1/4波長(λ)位相差フィルム83dとからなる積層構成である。偏光子83bと位相差フィルム83eとは、該偏光子83bの吸収軸と位相差フィルム83eの遅相軸又は進相軸とが45°±5°の範囲の角度で交差するように配置する。この光学機能フィルム83は、長尺の連続ウェブ形状であるが、その幅は、マザーボードB上に複数列に配置された表示セル全体の上面を覆うことができる横方向幅を有する。別の態様においては、光学機能フィルム83は、図11に示す構成において、偏光フィルムと1/4波長位相差フィルム83dとの間に1/2位相差フィルムを介在させたものとすることができる。この場合の1/2位相差フィルムの遅相軸又は進相軸は、該偏光子83bの吸収軸に対し15°±5°の範囲の角度で交差するように配置し、1/2位相差フィルムの遅相軸又は進相軸と1/4波長位相差フィルム83dの遅相軸又は進相軸とは、60°±5°の範囲の角度で交差するように配置する。
代替的には、各々の光学機能フィルムがマザーボードB上に複数列に配置された表示セル1の各々の横方向幅Wに対応する幅を有するように構成された光学機能フィルム83のロール83aを、マザーボードB上の表示セル1の縦方向の列の数に相当する数だけ、横方向に並列に配置し、それぞれの列の表示セル1の表示面に光学機能フィルム83を同時に貼り合わせるようにすることもできる。
本実施形態の場合、偏光子83bの吸収軸は、該偏光子83bの長さ方向に平行とし、位相差フィルム83dの遅相軸が、該位相差フィルム83dの長さ方向に対して45°±5°の範囲の角度だけ斜め方向に向いた構成とする。このためには、位相差フィルム83dの製造段階で、該フィルムを斜め延伸する必要がある。この斜め延伸に関しては、特願2013−070787号(特許文献7)、特願2013−070789号(特許文献8)に詳細な記載があり、これらの文献に記載された方法により延伸された位相差フィルムを使用することができる。また、位相差フィルム83dとして、位相差が波長に応じて短波長側ほど小さくなる逆分散特性をもったフィルムを使用することができる。逆分散特性を有する位相差フィルムは、特許第5204200号(特許文献9)、特許第5448264号(特許文献10)等に記載があり、本実施形態の方法においては、これらの特許出願に記載された逆分散特性の位相差フィルムを使用することができる。
光学機能フィルム83は、ロール83aから繰り出され、粘着剤層83cが下向きになるように、案内ローラ84b、84c、84d、84eの下側の走行路に沿って水平方向に通される。光学表示セル1の表示面に粘着剤シート21cが貼り合わされたセル集合体マザーボードBは、該マザーボードBに接合されているガラス基板3とともに、吸引保持盤10上に保持された状態で、水平方向に延びるキャリアテープ83の下方の位置に送られる。
図10に示す光学表示パネル製造装置80は、光学機能フィルム貼合せ位置Iと、ガラス基板剥離位置IIと、粘着剤層付与位置IIIと、複合フィルム貼合せ位置IVと、光学表示セル切断位置Vとを有する。光学表示セル1の表示面に粘着剤シート21cが貼り合わされたセル集合体マザーボードBと、ガラス基板3とは、光学機能フィルム貼合せ位置Iに到達する前に、吸引保持盤10の支持機構13に設けた高さ調節機構を用いて高さ調節される。調節される高さは、セル集合体マザーボードB上の光学表示セル1に貼り合わされた粘着剤シート21cが、光学機能フィルム83の位相差フィルム83dに所定の接触圧で接触するような高さである。高さ調節された吸引保持盤10上のセル集合体マザーボードB及びガラス基板3は、図10において左から2番目の案内ローラ84bの下に送り込まれる。ここで、ロール83aから繰り出された光学機能フィルム83は、その位相差フィルム83dが案内ローラ84bによってセル集合体マザーボードB上の粘着剤シート21fに押し付けられる。このようにして、光学機能フィルム83がセル集合体マザーボードBに接合される。
この過程において、光学機能フィルム83は、図10に矢印Aで示す送り方向に、吸引保持盤10と同期した速度で駆動される。セル集合体マザーボードBが光学機能フィルム貼合位置Iを通過する間に、セル集合体マザーボードB上のすべての表示セルの粘着剤シート21cに光学機能フィルム83が接合される。セル集合体マザーボードBが光学機能フィルム貼合位置Iを通り抜けた後で、吸引保持盤10の真空吸引力が解除され、セル集合体マザーボードBとガラス基板3は、光学機能フィルム83のみによって支持される状態になる。
光学機能フィルム83に支持されたセル集合体マザーボードBとガラス基板は、次にガラス基板剥離位置IIに送られる。この位置IIにおいて、ガラス基板3が、レーザ照射等の公知の方法により、樹脂基材4から剥がされる。レーザ照射によりガラス基板を樹脂基材から剥がす技術は、例えば、国際公開公報WO2009/104371号(特許文献2)に記載されている。ガラス基板3が剥がされたセル集合体マザーボードBは、粘着剤層付与位置IIIに送られる。
粘着剤層付与位置IIIには、光学機能フィルム83の上側に位置する案内ローラ84c、84dの下側に、光学機能フィルム83と該光学機能フィルム83により支持されたセル集合体マザーボードBとを挟んで該案内ローラ84c、84dに対向するように、ローラ85a、85bが配置されている。さらに、粘着剤層付与位置IIIには、粘着剤テープ繰り出しローラ87が設けられ、該繰り出しローラ87上に、粘着剤テープ86のロール86aが支持されている。粘着剤テープ86は、粘着剤層86bと、該粘着剤層86bの一方の側に貼り合わされた第1の剥離ライナー86cと、該粘着剤層86bの他方の側に貼り合わされた第2の剥離ライナー86dとからなる。ロール86aから繰り出された粘着剤テープ86は、案内ローラ88を経て、ローラ85aとキャリアテープ83に支持されたセル集合体マザーボードBとの間に送られる。
この過程において、粘着剤テープ86は、ロール86aから繰り出された後、案内ローラ88に到達する前に、第1の剥離ライナー86cが剥離されて、粘着剤層86bが露出された状態になる。剥離された第1の剥離ライナー86cは、巻取りローラ89aにより巻き取られる。次いで、粘着剤テープ86は、露出された粘着剤層86bがキャリアテープ83に支持されたセル集合体マザーボードBの下面の樹脂基材4に接するように、ローラ84cとローラ85aの間に送られる。粘着剤層86bは、ローラ84c、85aによりセル集合体マザーボードBの下面の樹脂基材4に押し付けられて該セル集合体マザーボードBに接合される。この状態で、セル集合体マザーボードBと粘着剤テープ86は、ローラ84dとローラ85bの間に送られ、ここで、第2の剥離ライナー86dが粘着剤層86bから剥離される。剥離された第2の剥離ライナー86dは、巻取りローラ89bにより巻き取られる。
粘着剤層86bが下面に付与されたセル集合体マザーボードBは、光学機能フィルム83に支持されて複合フィルム貼合せ位置IVに送られる。この位置IVには、複合フィルム90のロール90aが配置されており、該ロール90aから繰り出された複合フィルム90は、案内ローラ84eの下側に配置された案内ローラ91により、案内ローラ84eの下方位置に到達したセル集合体マザーボードBの下面に付与された粘着剤層86bに押し付けられる。このようにして、複合フィルムがセル集合体マザーボードBに貼り合わされる。その後は、セル集合体マザーボードBは、上面に貼り合わされた光学機能フィルム83と、下面に貼り合わされた複合フィルム90とにより支持されることになる。光学機能フィルム83と複合フィルム90とセル集合体マザーボードBとからなる積層体を送り方向に駆動するために、一対の駆動ローラ91a、91bを設けることができる。本発明のこの実施形態においては、複合フィルム90は、遮光フィルムの層と耐衝撃性と放熱性を有するフィルムの層とからなる積層体として構成される。しかし、本発明の他の実施形態においては、この複合フィルムに変えて、通常の裏面保護フィルムを用いてもよい。
上面に光学機能フィルム83が貼り合わされ、下面に複合フィルム90が貼り合わされたセル集合体マザーボードBは、光学表示セル切断位置Vに送られる。この切断位置Vには、複合フィルム90を受ける合成樹脂製の支持ベルト92と切断刃93が備えられ、セル集合体マザーボードBを切断して個々の光学表示セル1を切り離す。この場合において、セル集合体マザーボードBの上面に貼合わされた光学機能フィルム83は、各々の表示セル1の表示面1dの寸法に合わせて切断される。上述した切断のための機構及び動作は周知であり、ここでは詳細な説明は省略する。
図12に、光学機能フィルム貼合せるための、他の実施形態による装置を示す。この装置は、図10に示す装置80と対比して、基本的な構成及び動作が同じであるので、対応する部分は同一の符号で示し、詳細な説明は省略する。図12に示す装置が図10に示す装置80と異なる点は、ローラ84cとローラ85aの間に通されて下面に粘着剤層86bが付与されたセル集合体マザーボードBが、光学機能フィルム83及び第2の剥離ライナー86dとともに、積層体の形態でロール100に巻き取られることである。ロール100に巻き取られた積層体は、別の工程において、ロール100から繰り出して、複合フィルム貼合せ位置IV及び光学表示セル切断位置Vにおける処理を行うことができる。
本発明の方法は、マザーボードB上に縦1列に配置された表示セル1にも適用することができる。その一例を図13に示す。この場合において、表示セル1は、端子部分1cが列の向きに対して横向きになるように、マザーボードB上に配置される。表示セル1の表示面1への粘着剤層付与は、図8に関連して説明した動作と同様な動作により、列の先頭から順に、予め切断した粘着剤シート21cを、表示セル1の表示部1dに貼り合わせることによって行うことができる。
本発明の方法は又、比較的大きいサイズの柔軟性シート構造の表示セルにも適用できる。その例を図14及び図15に示す。表示セルが有機ELセルである場合には、セル自体を薄い厚みの柔軟性シート構造とすることができる。図14を参照すると、柔軟性シート構造の光学表示セル101は、短辺101aと長辺101bとを有する矩形形状で、短辺101aに沿って位置する端子部分101cと、縦方向の長さLと横方向の幅Wとを有する表示部101dとを有する。この表示セル101は、製造段階で、ポリイミドのような耐熱樹脂材料からなる基材102上に形成される。製造工程は、図3について説明した工程と同様であり、ガラス基板3上に樹脂基材102がフィルム状に形成され、その上に、例えば有機EL表示セルのような光学表示セル101が形成される。図3の場合と異なる点は、本実施形態においては、基材102上に一つの表示セルが形成されることである。図3に関連して述べた工程におけると同様に、基材102上に光学表示セル101が形成された後、該表示セル101の表示面101dに粘着剤シート21cが貼り合わされる。本実施形態においては、このために、図8に示す粘着剤層付与機構20と同様の機構を採用することができる。この場合、テープ状の粘着剤のロール22から繰り出された光学フィルム21は、図16に示す表示セル101の幅Wに対応する幅を有する。図15に、貼合せ部の構成を概略的に示す。貼合せ部における作用は、図8について前述したものと同様であり、対応する部分は同一の符号で示す。
以上、本発明を特定の実施形態について図示し、説明したが、本発明は、図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲は、特許請求の範囲の請求項によってのみ定まるものである。
I・・・光学機能フィルム貼合せ位置
II・・・ガラス基板剥離位置
III・・・粘着剤層付与位置
IV・・・複合フィルム貼合せ位置
V・・・光学表示セル切断位置
W・・・横方向の幅
L・・・縦方向の長さ
B・・・セル集合体マザーボード
1・・・光学表示セル
1a・・・短辺
1b・・・長辺
1c・・・端子部分
1d・・・表示部分
3・・・ガラス基板
4・・・基材
5・・・表面保護フィルム
10・・・吸引保持盤
20・・・粘着剤層付与機構
21・・・粘着剤テープ
21f・・・粘着剤シート
22・・・粘着剤テープのロール
28・・・切り込み形成機構
28a・・・切り込み
29・・・切断刃
83・・・光学機能フィルム
83a・・・光学機能フィルムのロール
83b・・・偏光子
83d・・・1/4波長位相差フィルム
86・・・粘着剤テープ
90・・・複合フィルム

Claims (10)

  1. 樹脂基材と、該樹脂基材上に形成された、可撓性薄膜構造で表示面を有する少なくとも1つの表示セルとからなるセルマザーボードを少なくとも含むマザーボード構造体を、前記表示セルの前記表示面が上向きになる状態で送り方向に送る段階と、
    該送り方向に送られる前記マザーボード構造体の前記表示セルの前記表示面に、粘着剤層を形成する段階と、
    前記表示セルの前記表示面に粘着剤層が形成された前記表示セルに励起電力を供給して該表示セルを励起状態にし、励起状態にある該表示セルについて欠陥検査を行う段階と、
    欠陥検査が終わった前記表示セルの表示面に形成された前記粘着剤層に光学機能フィルムを貼り合わせる段階と、
    を含むことを特徴とする、可撓性薄膜構造の表示セルの光学検査方法。
  2. 請求項1に記載した方法であって、前記表示セルの前記表示面は、2つの短辺と2つの長辺とを有する矩形形状であり、前記表示セルは、前記短辺及び長辺のうちの1つの辺に沿って電気接続端子をもった端子部分が形成された構成であり、前記セルマザーボードは、前記表示セルの前記端子部分が前記送り方向に対し横向きになる状態で該送り方向に送られることを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載した方法であって、前記セルマザーボードは、前記送り方向に平行な縦方向の列に配置された複数の前記表示セルの縦列を少なくとも1つ含み、前記表示セルの励起状態で行われる前記欠陥検査は、前記セルマザーボードの周辺に対応する形状の外枠と、該外枠内に設けられた桟部材により前記表示セルの前記表示面に対応する窓が形成され、前記窓の各々における1つの辺に沿って前記表示セルの前記端子部分の電気接続端子に対応する電気接続端子が配置された疑似端子ユニットを、前記セルマザーボードに重ねて、該疑似端子ユニットの前記電気接続端子を前記表示セルの前記電気接続端子に接続し、前記疑似端子ユニットに励起電力を供給することによって行われることを特徴とする方法。
  4. 請求項2に記載した方法であって、前記セルマザーボードは、前記送り方向に平行な縦方向の列に配置された複数の前記表示セルの縦列を複数列含み、前記表示セルの励起状態で行われる前記欠陥検査は、前記セルマザーボードの周辺に対応する形状の外枠と、該外枠内に設けられた横桟及び縦桟により前記表示セルの前記表示面に対応する窓が縦横の行列状に形成され、前記窓の各々における1つの辺に沿って前記表示セルの前記端子部分の電気接続端子に対応する電気接続端子が配置された疑似端子ユニットを、前記セルマザーボードに重ねて、該疑似端子ユニットの前記電気接続端子を前記表示セルの前記電気接続端子に接続し、前記疑似端子ユニットに励起電力を供給することによって行われることを特徴とする方法。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載した方法であって、前記セルマザーボードは、少なくとも前記送り方向に平行な縦方向の列に配置された複数の表示セルを含んでおり、前記複数の表示セルの前記端子部分は、すべて前記送り方向に対し横向きになる状態で該送り方向に送られることを特徴とする方法。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載した方法であって、前記光学機能フィルムは偏光子を少なくとも含むことを特徴とする方法。
  7. 請求項6に記載した方法であって、前記光学機能フィルムは、偏光子と、1/4波長位相差フィルムとの積層体であり、該積層体は、前記1/4波長位相差フィルムが前記表示セルに面するように前記表示面に貼り合わされることを特徴とする方法。
  8. 請求項6に記載した方法であって、前記光学機能フィルムは、偏光子と。1/2波長位相差フィルムと、1/4波長位相差フィルムとがこの順で積層された積層体からなる反射防止フィルムであり、該積層体は、前記1/4波長位相差フィルムが前記表示セルに面するように前記表示面に貼り合わされることを特徴とする方法。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の方法であって、前記表示セルは、有機EL表示セルであることを特徴とする方法。
  10. 2つの短辺と2つの長辺とを有する矩形形状の表示面を有し、前記短辺及び長辺のうちの1つの辺に沿って電気接続端子をもった端子部分が形成された構成の表示セルが複数個、縦方向の列に配置された表示セルの縦列を複数列含むセルマザーボードに対し、該セルマザーボード上の該複数の表示セルを同時に励起状態にして該表示セルの欠陥検査を行うために使用される励起電力印加用の疑似端子ユニットであって、
    前記セルマザーボードの周辺に対応する形状の外枠と、該外枠内に設けられた横桟及び縦桟と、該横桟及び縦桟により形成された、前記複数の表示セルの前記表示面のそれぞれに対応する窓と、前記窓の各々における1つの辺に沿って前記表示セルの前記端子部分の電気接続端子に対応する位置に配置された励起電力供給用電気接続端子と、前記励起電力供給用電気接続端子に励起電力を供給するための励起電力源接続部と、を含むことを特徴とする疑似端子ユニット。
JP2014158104A 2014-08-01 2014-08-01 可撓性薄膜構造の表示セルの光学検査方法及びその方法に使用される疑似端子ユニット Active JP5892563B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014158104A JP5892563B2 (ja) 2014-08-01 2014-08-01 可撓性薄膜構造の表示セルの光学検査方法及びその方法に使用される疑似端子ユニット
TW104117646A TWI630382B (zh) 2014-08-01 2015-06-01 可撓性薄膜構造的顯示單元之光學檢查方法、以及該方法所使用之虛擬端子單元
KR1020150094179A KR102454250B1 (ko) 2014-08-01 2015-07-01 가요성 박막 구조의 표시 셀의 광학 검사 방법 및 그 방법으로 사용되는 의사 단자 유닛
CN201810347424.3A CN108538742B (zh) 2014-08-01 2015-07-06 虚拟端子单元
CN201510390911.4A CN105321835B (zh) 2014-08-01 2015-07-06 挠性薄膜结构的显示元件的光学检查方法及虚拟端子单元
PCT/JP2015/071836 WO2016017808A1 (ja) 2014-08-01 2015-07-31 可撓性薄膜構造の表示セルの光学検査方法及びその方法に使用される疑似端子ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014158104A JP5892563B2 (ja) 2014-08-01 2014-08-01 可撓性薄膜構造の表示セルの光学検査方法及びその方法に使用される疑似端子ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016035409A JP2016035409A (ja) 2016-03-17
JP5892563B2 true JP5892563B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=55217702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014158104A Active JP5892563B2 (ja) 2014-08-01 2014-08-01 可撓性薄膜構造の表示セルの光学検査方法及びその方法に使用される疑似端子ユニット

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP5892563B2 (ja)
KR (1) KR102454250B1 (ja)
CN (2) CN108538742B (ja)
TW (1) TWI630382B (ja)
WO (1) WO2016017808A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200036360A (ko) * 2018-09-28 2020-04-07 주식회사 엘지화학 광학필름의 절단위치 결정방법
CN114113138A (zh) * 2021-11-22 2022-03-01 合肥维信诺科技有限公司 产品在籍检测装置

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524200B2 (ja) 1973-08-16 1977-02-02
KR100758809B1 (ko) * 2000-12-30 2007-09-13 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시소자의 검사장치
CN1582461A (zh) * 2001-09-07 2005-02-16 松下电器产业株式会社 显示装置及其制造方法
US6655788B1 (en) * 2002-05-17 2003-12-02 Viztec Inc. Composite structure for enhanced flexibility of electro-optic displays with sliding layers
JP2004325890A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Nitto Denko Corp 光学機能層、その評価方法、光学素子および画像表示装置
JP2005233788A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Sony Corp 検査装置および検査方法
KR100627371B1 (ko) * 2005-04-01 2006-09-22 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR20060109194A (ko) * 2005-04-15 2006-10-19 삼성전자주식회사 액정표시패널의 검사방법
CN1758062A (zh) * 2005-11-16 2006-04-12 友达光电股份有限公司 检测装置
JP4528923B2 (ja) * 2005-12-05 2010-08-25 学校法人金沢工業大学 El素子
CN101145489A (zh) * 2006-11-24 2008-03-19 乐金电子(南京)等离子有限公司 等离子显示板
JP2008216810A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Uinzu:Kk 液晶パネル検査装置及び液晶パネル検査方法
JP4404109B2 (ja) * 2007-07-03 2010-01-27 ソニー株式会社 表示装置の製造方法
JP2009093848A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Nikon Corp エレクトロルミネッセンス素子の欠陥検査方法及び欠陥検出装置
CN101174834B (zh) 2007-10-23 2012-01-04 无锡汉柏信息技术有限公司 压控振荡器基于同步补偿的增益线性化方法
US8216876B2 (en) 2008-02-20 2012-07-10 Sharp Kabushiki Kaisha Method for manufacturing flexible semiconductor substrate
JP5532507B2 (ja) 2008-10-01 2014-06-25 日本電気硝子株式会社 ガラスロール及びガラスロールの処理方法
JP2010169552A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Seiko Epson Corp 点灯検査装置および点灯検査方法
JP5433309B2 (ja) * 2009-06-03 2014-03-05 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
JP5448264B2 (ja) 2009-11-19 2014-03-19 三菱化学株式会社 ポリカーボネート樹脂フィルム並びに透明フィルム
JP2011232276A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Seiko Epson Corp 発光パネルの検査装置、発光パネルの検査方法。
JP5737625B2 (ja) 2011-08-04 2015-06-17 大日本印刷株式会社 ガラスフィルム積層体、ガラスフィルム積層体ロール、カラーフィルタ用画素付ガラスフィルム積層体およびガラスフィルム積層体の製造方法
JP6016064B2 (ja) 2011-09-02 2016-10-26 日本電気硝子株式会社 高屈折率ガラス
JP2014194482A (ja) 2013-03-29 2014-10-09 Nitto Denko Corp 位相差フィルムの製造方法および円偏光板の製造方法
JP5755675B2 (ja) 2013-03-29 2015-07-29 日東電工株式会社 位相差フィルムの製造方法および円偏光板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR102454250B1 (ko) 2022-10-14
CN105321835B (zh) 2018-09-18
KR20160016593A (ko) 2016-02-15
TW201606289A (zh) 2016-02-16
TWI630382B (zh) 2018-07-21
JP2016035409A (ja) 2016-03-17
WO2016017808A1 (ja) 2016-02-04
CN108538742A (zh) 2018-09-14
CN105321835A (zh) 2016-02-10
CN108538742B (zh) 2022-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5911029B2 (ja) 可撓性薄膜構造の表示セルに光学機能フィルムを貼り合わせる方法
JP5954549B2 (ja) 可撓性薄膜構造の表示セルを取り扱う方法
JP5911035B2 (ja) 光学表示セルに光学フィルムを貼り付ける方法
JP4415126B2 (ja) 積層フィルム貼合せ装置
WO2015025703A1 (ja) 欠陥検査装置、光学部材の製造システム及び光学表示デバイスの生産システム
WO2017047226A1 (ja) タッチセンサセルに対して光学フィルムを貼り付ける方法
JPWO2013129256A1 (ja) 光学表示デバイスの生産システム及び光学表示デバイスの生産方法
JP5892563B2 (ja) 可撓性薄膜構造の表示セルの光学検査方法及びその方法に使用される疑似端子ユニット
JP2014228563A (ja) 光学表示デバイスの生産システム
WO2013165013A1 (ja) 光学表示デバイスの生産システム及び生産方法
WO2015029998A1 (ja) フィルム貼合装置、光学表示デバイスの生産システム及び光学表示デバイスの生産方法
JP5793821B2 (ja) 検出装置、光学部材貼合体の製造装置及び光学部材貼合体の製造方法
WO2015030113A1 (ja) フィルム貼合装置、光学表示デバイスの生産システム及び光学表示デバイスの生産方法
JP2007171622A (ja) 表示装置の製造方法及び表示装置
KR20110131527A (ko) 다열 라미네이터

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160128

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5892563

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250