JP5892461B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Description

この発明は、エンジンと走行モータとを備え、少なくとも一方の出力を用いて走行するハイブリッド車両であって、特に、搭載された蓄電装置の充電量が不足した揚合、外部電源により充電を行うハイブリッド車両に関する。
従来、外気温の低い寒冷地を走行する車両に搭載されるエンジンには、エンジンが極端な冷却状態となり、始動不可能になる場合があるため、暖機装置を配置しているものがある。この車両のエンジンは、寒冷時の始動前に、暖機装置によって加温して暖機させ、始動可能な状態にしている。(特許文献1)
一方、エンジンと走行モータとを備えるハイブリッド車両には、走行モータヘ電力を供給する蓄電装置を備えており、蓄電装置の充電残量が不足した場合、自宅などで外部電源を接続し、外部電源からの給電で蓄電装置を充電する、所謂プラグインハイブリッド車両(PHEV)が知られている。このようなハイブリッド車両においても、寒冷地で使用する場合は、エンジンに暖機装置を配置し、エンジンの始動時に暖機装置を使用して加温し、始動させることとなる。
実開昭62−124276
ところで、上記のようなエンジンを加温する暖機装置を備え、外部電源からの給電で蓄電可能であって走行モータに電力を供給する蓄電装置を備えたハイブリッド車両は、この車両を頻繁に利用する場合、余分な燃料を消費するという問題がある。
例えば、ハイブリッド車両においては、蓄電装置を充電するために、一時的に帰宅して外部電源により充電を開始し、短時間で充電を終了して再出発するような利用方法の場合、寒冷地においてはエンジンを冷やす事無く充電を行う必要がある。このとき、ハイブリッド車両は、外部電源からの電力で暖機装置を使用してエンジンを加温しながら蓄電装置の充電を行うため、蓄電装置が十分に充電されない状況が発生する。このような状況においては、ハイブリッド車両を発進させた直後にエンジンが始動して、蓄電装置への充電を開始することになるため、燃費が悪化する虞がある。
そこで、この発明は、上記の問題に鑑みて成されたものであり、短時間でも蓄電装置を十分に充電することができ、発進直後にエンジンが始動することを抑制し、燃料の消費を低減することができるハイブリッド車両を提供することを目的とする。
この発明は、エンジンと走行モータとを備え、少なくとも一方の出力によって走行するハイブリッド車両であって、前記ハイブリッド車両は、外部電源から供給される電力で充電可能であって前記走行モータに電力を供給する蓄電装置と、前記エンジンを加温する暖機装置と、前記蓄電装置の蓄電状態を検出する蓄電状態検出装置と、前記外部電源から供給される電力を前記蓄電装置と前記暖機装置とに分配する分電装置と、前記蓄電状態検出装置により検出された前記蓄電装置の蓄電状態が前記ハイブリッド車両の走行に必要な電力を示す設定値を超えた場合、前記外部電源から前記暖機装置への電力供給を開始するように前記分電装値を動作制御する制御装置と、を備えることを特徴とする。
この発明のハイブリッド車両は、蓄電装置の蓄電状態が充電不足である場合、外部電源から供給される電力を暖機装置に優先して蓄電装置へ供給するように構成しているので、蓄電装置の充電量を増加させることができる。このため、ハイブリッド車両の発進直後にエンジンが始動することを抑制し、燃料の消費を低減することができる。
図1はハイブリッド車両のシステム構成を示すブロック図である。(実施例1) 図2は充電及び暖機の制御フローチャートである。(実施例1) 図3は充電及び暖機の電流分配を示す概要図である。(実施例1) 図4は充電及び暖機の制御フローチャートである。(実施例2) 図5は充電及び暖機の電流分配を示す概要図である。(実施例2) 図6は充電及び暖機の制御フローチャートである。(実施例3) 図7は充電及び暖機の電流分配を示す概要図である。(実施例3) 図8はハイブリッド車両のシステム構成を示すブロック図である。(実施例4) 図9は充電及び暖機の制御フローチャートである。(実施例4) 図10は充電及び暖機の電流分配を示す概要図である。(実施例4)
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図1〜図3は、この発明の実施例1を示すものである。図1において、1はハイブリッド車両である。ハイブリッド車両1は、エンジン2と走行モータ3とを備え、また、発電モータ4を備えている。エンジン2は、ガソリン等の燃料の燃焼によって走行用の駆動力を発生する。走行モータ3は、モータジェネレータからなり、主として電力の供給により走行用の駆動力を発生する。発電モータ4は、モータジェネレータからなり、主として充電用の電力を発生する。
前記エンジン2と走行モータ3とは、動力伝達及び変速を行う動力分割装置5に接続している。エンジン2と走行モータ3との駆動力は、動力分割装置5により適宜の割合で駆動軸6に伝達され、駆動輪7を駆動する。これにより、ハイブリッド車両1は、エンジン2と走行モータ3との少なくとも一方の出力によって走行する。また、前記発電モータ4は、エンジン2と動力分割装置5との間に配置されている。発電モータ4は、エンジン2からの駆動力や駆動輪7からの駆動力によって発電する。なお、走行モータ4も、駆動輪7からの駆動力によって発電する。
前記走行モータ3と発電モータ4は、電力供給装置8を介して蓄電装置9に接続されている。蓄電装置9は、電力供給装置8によって走行モータ3に電力を供給し、駆動する。また、蓄電装置9は、発電モータ4が発電した電力を電力供給装置8によって供給され、充電される。
前記蓄電装置9は、充電装置10に接続している。充電装置10は、充電ポート11を備えている。充電ポート11には、外部電源12の充電コネクタ13が着脱可能に接続される。充電装置10は、充電ポート11に充電コネクタ13を接続することで、外部電源12からの電流を変換(AC→DC)し、蓄電装置9に供給する。これにより、蓄電装置9は、外部電源12から供給される電力で充電可能である。蓄電装置9には、蓄電状態を検出する蓄電状態検出装置14を設けている。蓄電状態検出装置14は、蓄電装置9の蓄電状態として、蓄電装置9の状態量(SOC:充電状態)や蓄電装置9に流れる電流を検出する。
前記エンジン2及び電力供給装置8は、制御装置15により動作制御される。制御装置15は、蓄電状態検出装置14から蓄電装置9の蓄電状態の情報を入力し、エンジン2及び電力供給装置8を動作制御する。また、蓄電状態検出装置14からの蓄電装置9の蓄電状態の情報は、電力供給装置8にも入力される。電力供給装置8は、蓄電状態の情報を用いて走行モータ3へ供給する電力の制御及び発電モータ4からの供給される電力の制御を行う。
前記エンジン2には、暖機装置16を取り付けている。暖機装置16は、エンジン2の冷却水温度Twを検出する温度センサ17を備え、予めエンジン2の始動性を確保するために必要な冷却水温度Twの目標温度を設定値Twsとして設定している。暖機装置16は、外部電源12から供給される電力により発熱し、温度センサ16が検出する冷却水温度Twが設定値Twsとなるようにエンジン2を加温して暖機する。
前記暖機装置16は、蓄電装置9と充電装置10との間に介装した分電装置18により電力を供給される。分電装置18は、蓄電装置9と暖機装置16とに接続され、外部電源12から供給される電力を蓄電装置9と暖機装置16とに分配する。分電装置18は、前記制御装置15により動作制御される。制御装置15は、外部電源12が充電装置10に接続されて電力を供給されている状態で、蓄電状態検出装置14により検出された蓄電装置9の蓄電状態が充電不足である場合、外部電源12から供給される電力を暖機装置16に優先して蓄電装置9へ供給するように分電装置18を動作制御する。
次に、図2、図3に従って作用を説明する。
ハイブリッド車両1は、図2に示すように、外部電源12が充電装置10に接続されて電力を供給されている状態で、制御のプログラムがスタートすると(101)、蓄電装置9の状態量SOCが充電不足となる設定値E0を下回っている(SOC<E0)かを判断する(102)。なお、SOCの設定値E0は、満充電状態(SOC=100%)とする。
この判断(102)がNOの場合は、冷却水温度の判断(106)に移行する。この判断(102)がYESの場合は、外部電源12から供給される電力を、分電装置18により暖機装置16に供給せず蓄電装置9にすべて供給して充電を開始し(103)、蓄電装置9のSOCが設定値E0に達した(SOC=E0)かを判断する(104)。
この判断(104)がNOの場合は、蓄電装置9の充電(103)に戻る。この判断(104)がYESの場合は、分電装置18により蓄電装置9への電力供給を遮断して充電を停止し(105)、エンジン2の冷却水温度Twが設定値Tws以下である(Tw≦Tws)かを判断する(106)。
この判断(106)がNOの場合は、プログラムをエンドにする(110)。この判断(106)がYESの場合は、分電装置18により暖機装置16に電力を供給して暖機を開始し(107)、冷却水温度Twが設定値Twsを超えた(Tw>Tws)かを判断する(108)。
この判断(108)がNOの場合は、暖機装置16による暖機(107)に戻る。この判断(108)がYESの場合は、分電装置18により暖機装置16への電力供給を遮断して暖機を停止し(109)、プログラムをエンドにする(110)。
このハイブリッド車両1は、充電装置10に外部電源12が接続されると、まず蓄電装置9が充分に充電されているかを判断し、充電不足の場合は分電装置18により暖機装置16に優先して蓄電装置9ヘ電力を供給して充電を開始する。蓄電装置9ヘの充電は、図3に示すように、満充電状態(SOC=100%)に達した時点で充電を完了し、その後、分電装置18により暖機装置16への電力供給を開始する。
暖機装置16は、予め始動性を確保するために必要な冷却水温度の目標温度として設定値を設定しており、電力の供給後は温度センサ17の検出する冷却水温度が設定値となるようにエンジン2の暖機を実行し、冷却水温度が設定値に達すると暖機を終了する。
このように、ハイブリッド車両1は、蓄電装置9の蓄電状態が充電不足である場合、外部電源12から供給される電力を暖機装置16に優先して蓄電装置9へ供給するように構成しているので、蓄電装置9の充電量を増加させることができる。このため、このハイブリッド車両1は、短時間で充電を終了して発進した直後にエンジン2が始動することを抑制し、燃料の消費を低減することができる。
図4、図5は、この発明の実施例2を示すものである。実施例2のハイブリッド車両1は、図1に示したハイブリッド車両1のシステム構成と同様の構成を有している。そこで、実施例2においては、図1に示す符号を引用して説明する。ただし、エンジン2の暖機を行う暖機装置16は、PWM(Pulse Width Modulation)により制御され、得られる電流の値により発熱能力が変化するものとする。
ハイブリッド車両1の制御装置15は、外部電源12が充電装置10に接続されて電力を供給されている状態で、蓄電状態検出装置14により検出された蓄電装置9の蓄電状態が充電不足である場合、外部電源12から供給される電力を暖機装置16に優先して蓄電装置9へ供給するように分電装置18を動作制御する。
実施例2において、制御装置15は、蓄電状態検出装置14により検出された蓄電装置9の蓄電状態が満充電に近づくほど、外部電源12から暖機装置16へ供給する電力を増加させるように分電装置18を動作制御する。
また、制御装置15は、蓄電状態検出装置14により検出された蓄電装置9の蓄電状態が設定値E1を超えた場合、外部電源12から暖機装置16への電力供給を開始するように分電装置18を動作制御する。蓄電装置9の蓄電状態の設定値E1は、蓄電装置9の状態量(SOC:充電状態)を表す値である。
さらに、制御装置15は、蓄電装置9の蓄電状態が設定値E1を超えてから経過した時間tの満充電までの時間Tに対する割合分に相当する電流を、暖機装置16に供給するように分電装置18を動作制御する。
次に、図4、図5に従って作用を説明する。なお、以下においては、外部電源12が接続された充電装置10から得られる電流をC1、蓄電装置9の充電に割当てられる電流をC2、暖機装置16による暖機に割当てられる電流をC3、として説明する。
ハイブリッド車両1は、図4に示すように、外部電源12が充電装置10に接続されて電力を供給されている状態で、制御のプログラムがスタートすると(201)、蓄電装置9の状態量SOCが充電不足となる設定値E0を下回っている(SOC<E0)かを判断する(202)。なお、SOCの設定値E0は、満充電状態(SOC=100%)とする。
この判断(202)がNOの場合は、暖機装置16にのみ電力を供給して暖機を実施する(208)。この判断(202)がYESの場合は、外部電源12から供給される電力を、分電装置18により暖機装置16に供給せず蓄電装置9にすべて供給して充電を開始し(203)、蓄電装置9の状態量SOCが設定値E1を超えたかを判断する(204)。なお、SOCの設定値E1は、外部電源12による充電状態が解除された後の走行において走行モータ3による走行が可能となるSOCを、予め設定値E1として設定する。
前記判断(204)がNOの場合は、この判断(204)を繰り返す。前記判断(204)がYESの場合は、蓄電装置9の充電に割当てられる電流C2と暖機装置16による暖機に割当てられる電流C3との分配を計算し(205)、蓄電装置9と暖機装置16とにそれぞれ流す電流を協調制御する(206)。
電流の協調制御(206)においては、図5に示すように、蓄電装置9の蓄電状態が設定値E1を超えた場合、分電装置18により外部電源12から暖機装置16への電力供給を開始し、蓄電装置9の蓄電状態が満充電に近づくほど暖機装置16へ供給する電力を増加させる。
前記電流の協調制御(206)に続いて、蓄電装置9のSOCが設定値E0に達した(SOC=E0)かを判断する(207)。
この判断(207)がNOの場合は、電流分配の計算(205)に戻る。この判断(207)がYESの場合は、分電装置18により蓄電装置9への電力供給を遮断して充電を停止し、暖機装置16にのみ電力を供給して暖機を実施し(208)、プログラムをエンドにする(209)。暖機装置16には、図5に示すように、蓄電装置9の蓄電状態が設定値E1を超えてから経過した時間tの、満充電までの時間Tに対する割合分に相当する電流C3が流される。
なお、暖機装置16による暖機(208)は、図2のステップ(106)〜(109)に示すように、冷却水温度Twが設定値Twsを超えた(Tw>Tws)場合に、分電装置18により暖機装置16への電力供給を遮断して暖機を停止する。
このハイブリッド車両1は、充電装置10に外部電源12が接続されると、まず蓄電装置9が充分に充電されているかを判断し、充電不足の場合は分電装置18により暖機装置16に優先して蓄電装置9ヘ電力を供給して充電を開始する。充電中は、充電状態が解除された後の走行において走行モータ3による走行が可能となるSOCとして設定した設定値E1とSOCとを比較し、図5に示すように、SOCが設定値E1を超えた(SOC>E1)時点T1で、蓄電装置9の電流C2と暖機装置16の電量C3との分配量を計算し(例、C3=C1−C2=C1/T*t、T:SOC=E1(T1)から満充電(T2)までの時間、t:SOC=E1からの経過時間)、暖機装置16ヘの通電を開始する。SOCが設定値E1を超えた(SOC>E1)後は、さらに充電が進み、SOCが設定値E0に達する(SOC=設定値E0)と充電を終了し、暖機装置16ヘのみ電流を供給して暖機を行う。
前述実施例1では、蓄電装置9の充電が満充電に達してから、暖機装置16ヘの電力供給を開始したが、実施例2では蓄電装置9の状態量であるSOCが予め定められた設定値E1に達するまで蓄電装置9のみに電力を供給して充電を行い、SOCが設定値E1を超えた後は蓄電装置9が満充電に達するまで、蓄電装置9の充電と暖機装置16によるエンジン2の暖機とを協調制御する。これにより、ハイブリッド車両1の走行に必要な最小限の電力を蓄電装置9に蓄電した上で、エンジン2の暖機を行うことができ、燃費性能向上とエンジン始動性確保の両方を実現可能となる。
このように、ハイブリッド車両1は、蓄電装置9の蓄電状態が満充電に近づくほど暖機装置16へ供給する電力を増加させるので、蓄電装置9の充電を暖機装置16に優先して行うと共に、暖機装置16を早期に作動させることができるため、短時間で充電を終了して発進した直後のエンジン2の始動を抑制しつつエンジン2の始動性を向上させることができる。
また、蓄電装置9は、満充電に近づくほど充電され難くなる特性がある。つまり、蓄電装置9は、例えば80%から100%に充電する場合、20%から40%に充電する場合と比較して多大な時間を要する。従って、一定の充電量が得られたにもかかわらず、満充電まで暖機装置16を作動させないのであっては運転者の利便性を害する虞がある。
そこで、実施例2のハイブリッド車両は、蓄電装置9の蓄電状態SOCが設定値E1以上である場合は暖機装置16への電力供給を開始することで、早期にエンジン2の暖機を開始することができ、十分な充電を行うことができると共に、エンジン2の始動性を早期に向上させることができる。
図6、図7は、この発明の実施例3を示すものである。実施例3のハイブリッド車両1は、図1に示したハイブリッド車両1のシステム構成と同様の構成を有している。そこで、実施例3においては、図1に示す符号を引用して説明する。ただし、エンジン2の暖機を行う暖機装置16は、PWM(Pulse Width Modulation)により制御され、得られる電流の値により発熱能力が変化するものとする。
ハイブリッド車両1の制御装置15は、外部電源12が充電装置10に接続されて電力を供給されている状態で、蓄電状態検出装置14により検出された蓄電装置9の蓄電状態が充電不足である場合、外部電源12から供給される電力を暖機装置16に優先して蓄電装置9へ供給するように分電装置18を動作制御する。
実施例3において、制御装置15は、蓄電状態検出装置14により検出された蓄電装置9に流れる電流Cbが設定値C1を下回った場合、蓄電装置9の蓄電状態が設定値E1以上であると判断して外部電源12から暖機装置9への電力供給を開始するように分電装置18を動作制御する。設定値C1は、充電装置10から得られる電流である。蓄電装置9の蓄電状態の設定値E1は、蓄電装置9の状態量(SOC:充電状態)を表す値であり、外部電源12による充電状態が解除された後の走行において走行モータ3による走行が可能となるSOCである。
また、制御装置15は、蓄電装置9に流れる電流Cbが充電装置10から得られる電流の設定値C1を下回った割合分に相当する電流Chを、暖機装置16に供給するように分電装置8を動作制御する。
次に、図6、図7に従って作用を説明する。なお、以下においては、外部電源12が接続された充電装置10から得られる電流をC1、蓄電装置9に流れる電流をCb、暖機装置16による暖機に割当てられる電流をCh、として説明する。
ハイブリッド車両1は、図6に示すように、外部電源12が充電装置10に接続されて電力を供給されている状態で、制御のプログラムがスタートすると(301)、蓄電装置9の状態量SOCが充電不足となる設定値E0を下回っている(SOC<E0)かを判断する(302)。なお、SOCの設定値E0は、満充電状態(SOC=100%)とする。
この判断(302)がNOの場合は、暖機装置16にのみ電力を供給して暖機を開始する(305)。この判断(302)がYESの場合は、外部電源12から供給される電力を、分電装置18により暖機装置16に供給せず蓄電装置9にすべて供給して充電を開始し(303)、蓄電装置9に流れる電流Cbが設定値C1(充電装置10から得られる電流)を下回ったかを判断する(304)。
この判断(304)がNOの場合は、この判断(304)を繰り返す。この判断(304)がYESの場合は、蓄電装置9の蓄電状態が設定値E1以上であり、分電装置18により外部電源12から暖機装置16へ電力を供給した暖機を開始する(305)。暖機装置16には、蓄電装置9に流れる電流Cbが設定値C1を下回った割合分に相当する電流Ch(Ch=C1−Cb)が流される。
前記暖機装置16の暖機(305)において、蓄電装置9のSOCが設定値E0に達した(SOC=E0)かを判断する(306)。
この判断(306)がNOの場合は、この判断(306)を繰り返す。この判断(306)がYESの場合は、分電装置18により蓄電装置9への電力供給を遮断して充電を停止し(307)、暖機装置16にのみ電力を供給して暖機を実施して、プログラムをエンドにする(308)。
なお、暖機装置16による暖機(305)は、図2のステップ(106)〜(109)に示すように、冷却水温度Twが設定値Twsを超えた(Tw>Tws)場合に、分電装置18により暖機装置16への電力供給を遮断して暖機を停止する。
ハイブリッド車両1は、充電装置10に外部電源12が接続されると、まず蓄電装置9が充分に充電されているかを判断し、充電不足の場合は分電装置18により暖機装置16に優先して蓄電装置9ヘ電力を供給して充電を開始する。充電中は、蓄電装置9に流れる電流Cbを常時検知し、電流Cbを充電装置10から得られる電流C1と比較する。蓄電装置9に流れる電流Cbは、蓄電装置9が設定された充電状態(SOB>E1)を超えると、低下する特性がある。そこで、充電中に、蓄電装置9に流れる電流Cbが充電装置10から得られる電流C1を下回った(Cb<C1)場合、分電装置18により暖機装置16に通電を開始する。
このとき、暖機装置16への電力供給に割当てられる電流Chは、Ch=C1−Cbとする。蓄電装置16の充電が進むと、最終的には蓄電装置9に流れる電流Cbはさらに減少し、SOCが満充電状態(SOC=100%)となった時点で、充電を終了する。そして、蓄電装置9の充電が完了した後、分電装置18により暖機装置16ヘのみ電力を供給して暖機を行う。この実施例3では、燃費性能向上、エンジン始動性向上、バッテリー負担軽減などの効果が得られる。
前述実施例2では、蓄電装置9の蓄電状態の状態量SOCが設定値E1を超えたことを、蓄電装置9と暖機装置16との電流協調制御の開始条件としたのに対し、実施例3では蓄電装置9ヘ流れる電流Cbの変化により暖機装置16に流す電流Chを決定する。一般的に、蓄電装置9はある程度の充電が進むと充電電流が減少する性質を有する。実施例3は、この充電電流の減少に着目し、外部電源12からの充電中に蓄電装置9に流れなくなった電流(減少分)を暖機装置16ヘ流す。実施例1および実施例2と同様に、燃費性能向上とエンジン2の始動性確保が実現可能であり、さらに蓄電装置9ヘの充電における負担が減り、蓄電装置9の寿命の延長に貢献できる。
このように、蓄電装置9に充電を行い、一定の充電量が得られると、蓄電装置9に流れる電流が降下する現象がみられる。このハイブリッド車両1は、蓄電装置9に流れる電流値Cbに任意の閾値C1を設定し、この閾値C1以下に蓄電装置9に流れる電流Cbが降下すると、暖機装置16ヘの電力供給を開始するように構成している。このように構成すれば、複雑な演算をする事無く、簡易に暖機装置16ヘの電力供給時期を設定することができる。
図8〜図10は、この発明の実施例4を示すものである。実施例4のハイブリッド車両1は、図1に示したハイブリッド車両1のシステム構成と同様の構成を有している。
すなわち、図8に示すように、ハイブリッド車両1は、エンジン2と走行モータ3とを備え、また、発電モータ4を備えている。エンジン2は、ガソリン等の燃料の燃焼によって走行用の駆動力を発生する。走行モータ3は、モータジェネレータからなり、主として電力の供給により走行用の駆動力を発生する。発電モータ4は、モータジェネレータからなり、主として充電用の電力を発生する。
前記エンジン2と走行モータ3とは、動力伝達及び変速を行う動力分割装置5に接続している。エンジン2と走行モータ3との駆動力は、動力分割装置5により適宜の割合で駆動軸6に伝達され、駆動輪7を駆動する。これにより、ハイブリッド車両1は、エンジン2と走行モータ3との少なくとも一方の出力によって走行する。また、前記発電モータ4は、エンジン2と動力分割装置5との間に配置されている。発電モータ4は、エンジン2からの駆動力や駆動輪7からの駆動力によって発電する。なお、走行モータ4も、駆動輪7からの駆動力によって発電する。
前記走行モータ3と発電モータ4は、電力供給装置8を介して蓄電装置9に接続されている。蓄電装置9は、電力供給装置8によって走行モータ3に電力を供給し、駆動する。また、蓄電装置9は、発電モータ4が発電した電力を電力供給装置8によって供給され、充電される。
前記蓄電装置9は、充電装置10に接続している。充電装置10は、充電ポート11を備えている。充電ポート11には、外部電源12の充電コネクタ13が着脱可能に接続される。充電装置10は、充電ポート11に充電コネクタ13を接続することで、外部電源12からの電流を変換(AC→DC)し、蓄電装置9に供給する。これにより、蓄電装置9は、外部電源12から供給される電力で充電可能である。蓄電装置9には、蓄電状態を検出する蓄電状態検出装置14を設けている。蓄電状態検出装置14は、蓄電装置9の蓄電状態として、蓄電装置9の状態量(SOC:充電状態)や蓄電装置9に流れる電流を検出する。
前記エンジン2及び電力供給装置8は、制御装置15により動作制御される。制御装置15は、蓄電状態検出装置14から蓄電装置9の蓄電状態の情報を入力し、エンジン2及び電力供給装置8を動作制御する。また、蓄電状態検出装置14からの蓄電装置9の蓄電状態の情報は、電力供給装置8にも入力される。電力供給装置8は、蓄電状態の情報を用いて走行モータ3へ供給する電力の制御及び発電モータ4からの供給される電力の制御を行う。
前記エンジン2には、暖機装置16を取り付けている。暖機装置16は、エンジン2の冷却水温度Twを検出する温度センサ17を備え、予めエンジン2の始動性を確保するために必要な冷却水温度Twの目標温度を設定値Twsとして設定している。暖機装置16は、外部電源12から供給される電力により発熱し、温度センサ16が検出する冷却水温度Twが設定値Twsとなるようにエンジン2を加温して暖機する。
前記暖機装置16は、蓄電装置9と充電装置10との間に介装した分電装置18により電力を供給される。分電装置18は、蓄電装置9と暖機装置16とに接続され、外部電源12から供給される電力を蓄電装置9と暖機装置16とに分配する。分電装置18は、前記制御装置15により動作制御される。制御装置15は、外部電源12が充電装置10に接続されて電力を供給されている状態で、蓄電状態検出装置14により検出された蓄電装置9の蓄電状態が充電不足である場合、外部電源12から供給される電力を暖機装置16に優先して蓄電装置9へ供給するように分電装置18を動作制御する。
実施例4のハイブリッド車両1は、分電装置18を介して電力が供給される蓄電装置9と暖機装置16とに加えて、空調装置19をさらに備えている。前記制御装置15は、外部電源12から蓄電装置9への電力供給による充電中は空調装置19の作動を禁止するように分電装置18を駆動制御する。
また、実施例4のハイブリッド車両1は、外気温度を検出する外気温度センサ20を備えている。外気温センサ20の検出する外気温度は、制御手段15に入力される。制御手段15は、外気温度センサ20により検出された外気温度Teが設定値Tes以下である場合、空調装置19への電力供給を制限するように分電装置18を動作制御する。
次に、図9、図10に従って作用を説明する。なお、以下において、暖機装置16への流れる電流をCh、空調装置20に流れる電流をCa、として説明する。
ハイブリッド車両1は、図9に示すように、外部電源12が充電装置10に接続されて電力を供給されている状態で、制御のプログラムがスタートすると(401)、蓄電装置9の状態量SOCが充電不足となる設定値E0を下回っている(SOC<E0)かを判断する(402)。なお、SOCの設定値E0は、満充電状態(SOC=100%)とする。
この判断(402)がNOの場合は、後述する電流分配計算を実施する(406)。この判断(402)がYESの場合は、外部電源12から供給される電力を、分電装置18により暖機装置16に供給せず蓄電装置9にすべて供給して充電を開始し(403)、蓄電装置9の状態量SOCが設定値E0に達した(SOC=E0)かを判断する(404)。蓄電装置9の充電(403)においては、暖機装置16と空調装置19には電力を供給せず、作動を禁止している。
前記判断(404)がNOの場合は、この判断(404)を繰り返す。前記判断(404)がYESの場合は、分電装置18により蓄電装置9への電力供給を遮断して充電を停止し(405)、暖機装置16へ流れる電流Chと空調装置19に流れる電流Caとの分配を計算し(406)、計算結果に基づいて分電装置18により暖機装置16に電流Chを流してエンジン2を暖機するとともに、空調装置19に電流Caを流して稼働し車内環境を調整し(407)、プログラムをエンドにする(408)。
空調装置19の稼働においては、外気温センサ20の検出する外気温度Teが設定値Tes以下である場合、空調装置19への電力の供給を制限して暖機装置16への供給を優先し、エンジン2の始動性を確保する。一方、空調装置19の稼働においては、外気温センサ20の検出する外気温度Teが設定値Tesを超えてエンジン2の暖機が不要な場合、暖機装置16への電力の供給を制限して空調装置19への供給を優先し、車内環境の快適性向上を図る。
なお、暖機装置16による暖機(407)は、図2のステップ(106)〜(109)に示すように、冷却水温度Twが設定値Twsを超えた(Tw>Tws)場合に、分電装置18により暖機装置16への電力供給を遮断して暖機を停止する。
ハイブリッド車両1は、充電装置10に外部電源12が接続されると、まず蓄電装置9が充分に充電されているかを判断し、充電不足の場合は分電装置18により暖機装置16に優先して蓄電装置9ヘ電力を供給して充電を開始する。蓄電装置9への充電は、図10に示すように、満充電状態(SOC=100%)に達して充電が完了した時点で充電を停止し、暖機装置16及び空調装置19への電流の分配量を計算し、分電装置18により暖機装置16及び空調装置19への通電を開始する。
このとき、暖機装置16及び空調装置19への電流量は、外気温度センサ20から得られる情報を基に算出する。例えば、外気温度Teが高く始動性確保のためのエンジン2の暖機が不要な場合は、暖機装置16への電流Chよりも空調装置19への電流Caを多くして、車内環境の快適性向上を優先する(Ch<Ca)。逆に、外気温度Teが低い場合は、エンジン2の始動性確保のために、暖機装置16への電流Chを空調装置19への電流Caよりも多くして、暖機装置16による暖機を優先させる(Ch>Ca)。
なお、暖機装置16は、予め始動性を確保するために必要なエンジン2の冷却水温度Twの目標温度として設定値Twsを設定しており、電力の供給後は温度センサ17の検出する冷却水温度Twが設定値Twsとなるようにエンジン2の暖機を実行する。また、空調装置19は、利用者が搭乗した際に快適な室内環境であるように、事前に利用者が温度を設定できるものが好ましい。
このように、実施例4では、まず蓄電装置9の充電を実施し、蓄電装置9が満充電状態になったら、エンジン2の暖機のための暖機装置16ヘの電力供給と、空調装置19への電力供給とを行う。空調装置19の電力供給は、ハイブリッド車両1の運転前に事前に空調を稼動させ、乗車前に車内環境の調整を行う(プリ空調)ためである。この際、外気温度センサ20を利用して暖機装置16と空調装置19とへの分配電流値を決定する。これにより、実施例4のハイブリッド車両1は、エンジン2の始動後の燃費性能向上、また車内空間の快適性向上が可能となる。
この発明は、短時間でも蓄電装置を十分に充電することができ、発進直後にエンジンが始動することを抑制し、燃料の消費を低減することができるものであり、ハイブリッド車両にかぎらず、駆動源としてエンジンとモータとを備えたハイブリッドシステムに応用することができる。
1 ハイブリッド車両
2 エンジン
3 走行モータ
4 発電モータ
5 動力分割装置
6 駆動軸
7 駆動輪
8 電力供給装置
9 蓄電装置
10 充電装置
11 充電ポート
12 外部電源
13 充電コネクタ
14 蓄電状態検出装置
15 制御装置
16 暖機装置
17 温度センサ
18 分電装置

Claims (8)

  1. エンジンと走行モータとを備え、少なくとも一方の出力によって走行するハイブリッド車両であって、前記ハイブリッド車両は、外部電源から供給される電力で充電可能であって前記走行モータに電力を供給する蓄電装置と、前記エンジンを加温する暖機装置と、前記蓄電装置の蓄電状態を検出する蓄電状態検出装置と、前記外部電源から供給される電力を前記蓄電装置と前記暖機装置とに分配する分電装置と、前記蓄電状態検出装置により検出された前記蓄電装置の蓄電状態が前記ハイブリッド車両の走行に必要な電力を示す設定値を超えた場合、前記外部電源から前記暖機装置への電力供給を開始するように前記分電装値を動作制御する制御装置と、を備えることを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 前記制御装置は、前記蓄電状態検出装置により検出された前記蓄電装置の蓄電状態が設定値を超えた場合、前記外部電源から前記蓄電装置及び前記暖機装置に割当てられる電流の分配を計算し、計算された分配に応じて前記外部電源から前記暖機装置への供給電力を制御することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 前記制御装置は、前記蓄電状態検出装置により検出された前記蓄電装置の蓄電状態が設定値を超えた場合、前記外部電源から前記蓄電装置及び前記暖機装置に割当てられる電流の分配を計算し、計算された分配に応じて前記外部電源から前記暖機装置への供給電力を制御し、前記蓄電状態検出装置により検出された前記蓄電装置の蓄電状態が満充電に近づくほど、前記外部電源から前記暖機装置へ供給する電力を増加させるように前記分電装置を動作制御することを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両。
  4. 前記制御装置は、前記蓄電状態検出装置により検出された前記蓄電装置に流れる電流が設定値を下回った場合、前記蓄電装置の蓄電状態が設定値以上であると判断して前記外部電源から前記暖機装置への電力供給を開始するように前記分電装置を動作制御することを特徴とする請求項3記載のハイブリッド車両。
  5. 前記蓄電装置の蓄電状態の設定値は、前記蓄電装置の状態量であることを特徴とする請求項3記載のハイブリッド車両。
  6. 前記制御装置は、前記蓄電装置の蓄電状態が設定値を超えてから経過した時間の満充電までの時間に対する割合分に相当する電流又は前記蓄電装置に流れる電流が前記充電装置から得られる電流の設定値を下回った割合分に相当する電流を、前記暖機装置に供給するように前記分電装置を動作制御することを特徴とする請求項4又は5記載のハイブリッド車両。
  7. 前記ハイブリッド車両は、前記分電装置を介して電力が供給される空調装置をさらに備え、前記制御装置は、前記外部電源から前記蓄電装置への電力供給による充電中は前記空調装置の作動を禁止するように前記分電装置を駆動制御することを特徴とする請求項1〜6記載のハイブリッド車両。
  8. 前記ハイブリッド車両は、外気温度を検出する外気温度センサを備え、前記制御手段は、前記外気温度センサにより検出された外気温度が設定値以下である場合、前記空調装置への電力供給を制限するように前記分電装置を動作制御することを特徴とする請求項7記載のハイブリッド車両。
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