JP5892102B2 - 車両側部構造 - Google Patents

車両側部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5892102B2
JP5892102B2 JP2013076404A JP2013076404A JP5892102B2 JP 5892102 B2 JP5892102 B2 JP 5892102B2 JP 2013076404 A JP2013076404 A JP 2013076404A JP 2013076404 A JP2013076404 A JP 2013076404A JP 5892102 B2 JP5892102 B2 JP 5892102B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
width direction
vehicle
vehicle width
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013076404A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014201094A (ja
Inventor
祐作 梅津
祐作 梅津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2013076404A priority Critical patent/JP5892102B2/ja
Publication of JP2014201094A publication Critical patent/JP2014201094A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5892102B2 publication Critical patent/JP5892102B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両側部構造に関する。
下記特許文献1に開示された構成では、フロントサイドドアを構成するドアインナパネルとドアアウタパネルとの間にトルクボックスを設けられている。トルクボックスの車幅方向内側にはドアインナパネルを挟んでブラケットが設けられており、このブラケットに加速度センサが取り付けられている。側突時の荷重によりフロントサイドドアが変形すると、トルクボックスが車幅方向室内側へ移動する。このように移動したトルクボックスはドアインナパネルを介してブラケットを押圧する。このように押圧されたブラケットは加速度センサを伴い車幅方向内側へ移動する。これにより、側突によりフロントサイドドアが受けた荷重を加速度センサで検出できる。
特開平10−29500号の公報
この特許文献1に開示されたような構造も有意義ではあるが、側突時における加速度センサ等の荷重検出センサへ更に効果的に荷重伝達できる構造が切望されていた。
本発明は、上記事実を考慮して、側突時の荷重を効果的に荷重検出センサへ伝えることができる車両側部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車両側部構造は、ドアの外板を構成するドアアウタパネルと、前記ドアアウタパネルの車幅方向内側に配置されてドアの内板を構成すると共に下端側に設けられた縦壁部及び前記縦壁部の上端部から車幅方向内側へ延出された横壁部を有するインナ下部が形成されたドアインナパネルと、を含んで構成されたドアと、前記ドア内における前記インナ下部の側方に設けられると共に、上端部が前記横壁部の車幅方向外側の端部よりも車両上側に突出し、車幅方向外側から入力された荷重を、前記横壁部を介して荷重検出センサに伝える荷重伝達部材と、を備えている。
請求項1に記載の車両側部構造では、側突時等にドアの外側からドアアウタパネルに付与された荷重はドアの下端側でドア内に設けられた荷重伝達部材に伝えられる。荷重伝達部材はドアインナパネルの下端側に設けられた縦壁部と、この縦壁部の上端部から車幅方向内側へ延出された横壁部とを有するインナ下部の側方に設けられる。このため、荷重伝達部材に伝わった荷重は、インナ下部の横壁部に伝わり、更に、この横壁部を介して間接的に荷重検出センサに伝わる。
ここで、荷重伝達部材の上端部は、インナ下部を構成する横壁部の車幅方向外側の端部よりも車両上側に突出している。このため、荷重伝達部材がインナ下部の横壁部よりも下側で車幅方向内側に倒れることがなく、インナ下部の横壁部を効果的に車幅方向内側に押圧する。このため、荷重を荷重検出センサに効果的に伝えることができる。
請求項2に記載の本発明に係る車両側部構造は、請求項1に記載の本発明において、前記インナ下部の前記縦壁部に前記荷重伝達部材を固定すると共に、前記ドアの下端側に設けられて前記ドアの下端側を少なくとも車幅方向内側から覆うドアモールによって前記縦壁部における前記荷重伝達部材の固定部分を覆うように設定している。
請求項2に記載の車両側部構造によれば、ドアインナパネルのインナ下部の縦壁部に荷重伝達部材が固定される。ここで、ドアの下端側にはドアモールが設けられ、ドアモールによって少なくともドア下端側の車幅方向内側の部分が覆われる。これによって、荷重伝達部材の固定部分がドアモールによって覆われるので、見栄えを向上できる。
請求項3に記載の本発明に係る車両側部構造は、請求項1又は請求項2に記載の本発明において、前記ドアアウタパネルの下端側に車両下側へ向けて車幅方向内側へ傾斜又は湾曲するアウタ下部を設定し、前記荷重伝達部材において前記アウタ下部と対向する車幅方向外側の側面よりも前記荷重伝達部材の車幅方向内側の側面を車両上側へ高く設定している。
請求項3に記載の車両側部構造によれば、ドアアウタパネルの下端側にはアウタ下部が設定される。このアウタ下部は車両下側へ向けて車幅方向内側へ傾斜又は湾曲している。これに対して、ドア内に設けられる荷重伝達部材は、ドアアウタパネルのアウタ下部と対向する車幅方向外側の側面が車幅方向内側の側面よりも車両下側に低く設定される。このため、荷重伝達部材をドア内の所定位置に設ける際に、車幅方向外側の側面の上端部がドアアウタパネルに当接し難く、これによって、荷重伝達部材の組み付け性が向上する。
請求項4に記載の本発明に係る車両側部構造は、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の本発明において、前記荷重伝達部材における車幅方向外側の側面を、その上端から下端側へ向けて車幅方向内側へ傾斜又は湾曲させている。
請求項4に記載の車両側部構造によれば、荷重伝達部材における車幅方向外側の側面は、その上端から下端側へ向けて車幅方向内側へ傾斜又は湾曲している。このため、荷重伝達部材をドア内の所定位置に設ける際に、車幅方向外側の側面の下端部がドアアウタパネルに当接し難く、これによって、荷重伝達部材の組み付け性が向上する。
請求項5に記載の本発明に係る車両側部構造は、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の本発明において、車両側部の下側で車両前後方向に沿って設けられたロッカの車幅方向外側に前記インナ下部の前記縦壁部を配置している。
請求項5に記載の車両側部構造によれば、車両のロッカの車幅方向外側にインナ下部の縦壁部が配置され、ロッカの車両上側にインナ下部の横壁部が配置される。ここで、上述したように側突時等にドアの外側からドアに付与された荷重は荷重伝達部材からドアインナパネルの横壁部に伝えられ、更に、横壁部から荷重検出センサに伝わる。このため、ロッカやロッカに設けられるロッカモールに上記の荷重を荷重検出センサに伝えるための部材(手段)を設けなくてもよい。このため、ロッカやロッカモールが大型化(特に車幅方向への大型化)することなく、これにより、良好な乗降性を維持できる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係る車両側部構造は、側突時等にドアの外側からドアに付与された荷重を荷重検出センサにより効果的に伝えて検出させることができる。
請求項2に記載の本発明に係る車両側部構造は、インナ下部の縦壁部への荷重伝達部材の固定部分が見え難くなり、見栄えを向上できる。
請求項3に記載の車両側部構造は、ドア内の所定位置への荷重伝達部材の組み付けるにあたり、荷重伝達部材における車幅方向外側の側面の上端部がドアアウタパネルのアウタ下部に当接し難く、荷重伝達部材の組み付け性を向上できる。
請求項4に記載の車両側部構造は、ドア内の所定位置への荷重伝達部材の組み付けるにあたり、荷重伝達部材における車幅方向外側の側面の下端部がドアアウタパネルに当接し難く、荷重伝達部材の組み付け性を向上できる。
請求項5に記載の車両側部構造は、ロッカやロッカモールが大型化することなく、これにより、良好な乗降性を維持できる。
本発明の一の実施の形態に係る車両側部構造を適用した車両の部分的な側面図である。 車両の後方からドアの下端部近傍を拡大して見た断面図である。
<本実施の形態の構成>
図1には本発明の一実施の形態に係る車両側部構造を適用した車両10の側面図が示されており、図2には車両10の後方からドアとしてのフロントサイドドア12の下端部近傍を拡大して見た断面図が示されている。
図1に示されるように、フロントサイドドア12は車両10の運転席又は助手席の乗降口に対応して設けられている。フロントサイドドア12は鋼板等をプレス成形することにより形成されたドア外板を構成するドアアウタパネル14を備えている。図2に示されるように、ドアアウタパネル14の下端側はアウタ下部16とされている。アウタ下部16は、車両10の下側へ向けて車幅方向内側へ傾斜又は湾曲(本実施の形態では傾斜)するように成形されている。
一方、図2に示されるように、フロントサイドドア12はドア内板を構成するドアインナパネル18を備えている。ドアインナパネル18は鋼板等をプレス成形することにより形成されている。このドアインナパネル18の下端側はインナ下部21とされている。このインナ下部21は縦壁部22を備えている。縦壁部22は厚さ方向が車幅方向に沿った板状とされている。縦壁部22の車幅方向内側にはサイドアウタパネル20を挟んでロッカ24が位置している。
ロッカ24は車体下部の車幅方向両端側で車両10の前後方向に延在するように設けられている。縦壁部22の下端部を含むドアインナパネル18の外周部に対応してドアアウタパネル14の外周部にはヘム部26が形成される。ドアアウタパネル14はその本体部分とヘム部26とでドアインナパネル18の外周部近傍を挟み込んでいる。これにより、フロントサイドドア12とドアインナパネル18とが一体とされる。
インナ下部21は縦壁部22の上端部にて車幅方向内側へ屈曲されており、この屈曲部分(稜線)よりも車幅方向内側は横壁部30とされている。横壁部30はその厚さ方向が概ね車両10の上下方向に沿った板状とされている。横壁部30は、ロッカ24よりも上側に位置しており、縦壁部22の上端から車幅方向内側(更に詳細には、車幅方向内側に対して上側へ傾斜した向き)に延びている。ドアインナパネル18は横壁部30の車幅方向内側の端部から更に車両10の上側へ延びている。
ドアインナパネル18において横壁部30よりも上側には図1に示される荷重検出センサとしてのメインセンサ32が設けられる。横壁部30における車幅方向外側の端部に対して車幅方向外側からの荷重(加速度)Fが横壁部30に入力されると、この荷重Fによって横壁部30が車幅方向内側へ移動する。これに伴い、ドアインナパネル18における横壁部30よりも上側の部分が移動したり変形したりすることによってメインセンサ32がフロントサイドドア12に車幅方向外側からの荷重(加速度)Fが作用したことを検出する。
また、上述したサイドアウタパネル20においてセンターピラー(中間ピラー)と対向する部分には、セーフィングセンサ(図示省略)が設けられている。上述したように、荷重Fによって横壁部30が縦壁部22を伴って車幅方向内側へ移動し、これによって縦壁部22がサイドアウタパネル20を車幅方向内側へ移動させたり、サイドアウタパネル20を車幅方向内側へ変形させたりすることによってセーフィングセンサがフロントサイドドア12に車幅方向外側からの荷重Fが作用したことを検出する。メインセンサ32やセーフィングセンサは、例えば、側突用エアバッグ装置を制御するECUに電気的に接続されており、メインセンサ32やセーフィングセンサによって検出された荷重Fが所定の大きさ(閾値)を超えていると、ECUが側突用エアバッグ装置を作動させるようになっている。
一方、フロントサイドドア12の下端側におけるドアアウタパネル14とドアインナパネル18との間には荷重伝達部材としての隙詰め材40が設けられている。隙詰め材40はフロントサイドドア12の後端側で、図1において二点鎖線L1、L2の間である側面ポール衝突試験の範囲を含む一点鎖線M1、M2の間に設けられる。隙詰め材40は比較的硬質の合成樹脂材によってブロック状に形成されている。この隙詰め材40は内側側面42が縦壁部22に対して車幅方向に対向している。
縦壁部22の車幅方向内側からは前後一対の固定ボルト44が縦壁部22を貫通している。さらに、これらの固定ボルト44の下側では前後一対の固定ボルト46が縦壁部22を車幅方向内側から縦壁部22を貫通している。隙詰め材40はこれらの固定ボルト44、46によって縦壁部22に一体的に固定されている。このように隙詰め材40が縦壁部22に固定された状態では、内側側面42が横壁部30の車幅方向内側の端部よりも車両10の上側に延びている。
また、本実施の形態において隙詰め材40は上面48が車幅方向外側へ向けて下側に傾斜した斜面又は湾曲面(本実施の形態では斜面)とされている。さらに、上面48の車幅方向外側の端部から連続する隙詰め材40の上外側側面50は、車両10の下側へ向けて車幅方向内側へ傾斜した斜面又は湾曲面(本実施の形態では斜面)とされている。また、この上外側側面50の下端部から連続する下外側側面52は、車両10の下側へ向けて上外側側面50よりも更に車幅方向内側へ傾斜した斜面又は湾曲面(本実施の形態では斜面)とされている。すなわち、隙詰め材40は上面48の車幅方向外側の端部(上外側側面50の上端部)において車幅方向に沿った寸法が最も大きくなる。
一方、フロントサイドドア12の下側にはドアモール60が設けられている。ドアモール60は合成樹脂材により断面V字形状(又は、断面U字形状)に形成されており、フロントサイドドア12を下側から覆っている。特に、ドアモール60においてドアインナパネル18の縦壁部22よりも車幅方向内側に位置するモール内壁62は、縦壁部22における固定ボルト44の取付位置よりも上側まで延びており、車幅方向内側から固定ボルト44の頭部や固定ボルト46の頭部を覆っている。
<本実施の形態の作用、効果>
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
本実施の形態が適用された車両10においてフロントサイドドア12の車幅方向外側から側面ポール衝突に相当する荷重Fが付与されると、フロントサイドドア12のドアアウタパネル14が車幅方向内側へ変形する。このように変形したドアアウタパネル14は、隙詰め材40の上外側側面50や下外側側面52を車幅方向内側へ押圧して隙詰め材40を車幅方向内側へ移動させる。車幅方向内側へ移動した隙詰め材40は内側側面42の上端側が横壁部30の車幅方向内側の端部を車幅方向外側へ押圧する。
これにより、横壁部30が車幅方向内側へ移動するようにドアインナパネル18が変形すると、横壁部30よりも車両10の上側でフロントサイドドア12に設けられたメインセンサ32にドアインナパネル18の移動や変形が検出され、フロントサイドドア12に車幅方向外側から荷重Fが作用したことが検出される。このように、フロントサイドドア12からメインセンサ32への荷重Fの伝達経路途中に隙詰め材40が介在していることにより、荷重Fを早くメインセンサ32に伝えることができる。
ここで、本実施の形態では、隙詰め材40の内側側面42が横壁部30の車幅方向内側の端部(すなわち、インナ下部21の縦壁部22と横壁部30との境の稜線部分)よりも車両10の上側へ延びている。このため、隙詰め材40は車幅方向内側へ移動することで横壁部30の車幅方向内側の端部を車幅方向内側へ押圧することができる(換言すると、車幅方向内側へ移動する隙詰め材40が横壁部30の下側へ潜り込むように移動して、充分に横壁部30を押圧しないという現象の発生を防止又は抑制できる)。
また、本実施の形態では、隙詰め材40がドアインナパネル18の縦壁部22に固定ボルト44、46によって固定されている。しかも、隙詰め材40の上面48は車幅方向外側へ向けて下側に傾斜した斜面又は湾曲面(本実施の形態では斜面)とされている。このため、車幅方向外側からの荷重Fを受けた隙詰め材40の上端側が車幅方向内側で且つ車両10の下方へ回転することを防止又は抑制できる。これによっても、隙詰め材40は車幅方向内側へ移動することで横壁部30の車幅方向内側の端部を車幅方向内側へ押圧することができる。
一方、隙詰め材40が上記の荷重Fを受けることで縦壁部22を伴いつつ車幅方向内側へ移動すると、縦壁部22がドアモール60のモール内壁62を介してサイドアウタパネル20を車幅方向内側へ押圧する。これにより、サイドアウタパネル20が移動したり変形したりしたことを上述したセーフィングセンサが検出することによってもフロントサイドドア12に車幅方向外側から荷重Fが作用したことを検出できる。このようにセーフィングセンサにて荷重Fを検出するに際しても、その荷重の伝達経路の途中に隙詰め材40が介在している。これにより、荷重Fを早くセーフィングセンサに伝えることができる。
しかも、隙詰め材40が取り付けられる縦壁部22はロッカ24の車幅方向外側に位置し、隙詰め材40から荷重Fが伝わる横壁部30がロッカ24の上側に位置している。このため、ロッカ24やロッカ24に設けられるロッカモール等に荷重Fを伝達するための構成を設けなくてもよい。これにより、ロッカ24やロッカ24に設けられるロッカモール等の大型化を防止でき、乗員が乗降する際の乗降性の悪化を防止できる。
一方、上記のように隙詰め材40の上面48は車幅方向外側へ向けて下側に傾斜している。このため、上面48の車幅方向外側の端部は、隙詰め材40の内側側面42における上端部よりも低い位置にある。ところで、隙詰め材40は図2における右周り方向に回転させつつ縦壁部22の側方にセットされる。ここで、上述したように、上面48が上記のように傾斜していることにより、上面48の車幅方向外側の端部は図2における一点鎖線Aの軌跡を辿るので、隙詰め材40の車幅方向に沿った寸法を充分に大きく設定しても、隙詰め材40を縦壁部22の側方にセットするに際して、上面48の車幅方向外側の端部がドアアウタパネル14に当接し難い。これにより、隙詰め材40の組み付け性を向上できる。
さらに、本実施の形態では、上外側側面50や下外側側面52が車両10の下側へ向けて車幅方向内側へ傾斜した斜面である。このため、上記のように隙詰め材40を組み付けるに際しての上外側側面50や下外側側面52の移動軌跡は上面48の車幅方向外側の端部よりも車幅方向内側である。したがって、隙詰め材40を組み付けるに際して上面48の車幅方向外側の端部がドアインナパネル18に当接しなければ、上外側側面50や下外側側面52がドアインナパネル18に当接することがなく、これによっても、隙詰め材40の組み付け性を向上できる。
また、本実施の形態では、縦壁部22における固定ボルト44の取付位置よりも上側まで延びており、車幅方向内側から固定ボルト44の頭部や固定ボルト46の頭部を覆っている。このため、車両10の室内側から見ると、固定ボルト44の取付位置や固定ボルト46の取付位置がモール内壁62によって隠される。このため、固定ボルト44、46によって縦壁部22に隙詰め材40を固定しても、フロントサイドドア12の見栄えが悪くなることがない。
なお、本実施の形態では、固定ボルト44、46によって縦壁部22に隙詰め材40を固定した構成であった。しかしながら、例えば、接着剤等の固定ボルト44、46とは別の固定手段によって縦壁部22に隙詰め材40を固定してもよい。
10 車両
12 フロントサイドドア(ドア)
14 ドアアウタパネル
16 アウタ下部
18 ドアインナパネル
21 インナ下部
22 縦壁部
24 ロッカ
30 横壁部
32 メインセンサ(荷重検出センサ)
40 隙詰め材(荷重伝達部材)
42 内側側面(荷重伝達部材の車幅方向内側の側面)
50 上外側側面(荷重伝達部材の車幅方向外側の側面)
52 下外側側面(荷重伝達部材の車幅方向外側の側面)
60 ドアモール

Claims (5)

  1. ドアの外板を構成するドアアウタパネルと、前記ドアアウタパネルの車幅方向内側に配置されてドアの内板を構成すると共に下端側に設けられた縦壁部及び前記縦壁部の上端部から車幅方向内側へ延出された横壁部を有するインナ下部が形成されたドアインナパネルと、を含んで構成されたドアと、
    前記ドア内における前記インナ下部の側方に設けられると共に、上端部が前記横壁部の車幅方向外側の端部よりも車両上側に突出し、車幅方向外側から入力された荷重を、前記横壁部を介して荷重検出センサに伝える荷重伝達部材と、
    を備える車両側部構造。
  2. 前記インナ下部の前記縦壁部に前記荷重伝達部材を固定すると共に、前記ドアの下端側に設けられて前記ドアの下端側を少なくとも車幅方向内側から覆うドアモールによって前記縦壁部における前記荷重伝達部材の固定部分を覆った請求項1に記載の車両側部構造。
  3. 前記ドアアウタパネルの下端側に車両下側へ向けて車幅方向内側へ傾斜又は湾曲するアウタ下部を設定し、前記荷重伝達部材において前記アウタ下部と対向する車幅方向外側の側面よりも前記荷重伝達部材の車幅方向内側の側面を車両上側へ高く設定した請求項1又は請求項2に記載の車両側部構造。
  4. 前記荷重伝達部材における車幅方向外側の側面を、その上端から下端側へ向けて車幅方向内側へ傾斜又は湾曲させた請求項1から請求項3の何れか1項に記載の車両側部構造。
  5. 車両側部の下側で車両前後方向に沿って設けられたロッカの車幅方向外側に前記インナ下部の前記縦壁部を配置し、前記ロッカの車両上側に前記インナ下部の前記横壁部を配置した請求項1から請求項4の何れか1項に記載の車両側部構造。
JP2013076404A 2013-04-01 2013-04-01 車両側部構造 Active JP5892102B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013076404A JP5892102B2 (ja) 2013-04-01 2013-04-01 車両側部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013076404A JP5892102B2 (ja) 2013-04-01 2013-04-01 車両側部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014201094A JP2014201094A (ja) 2014-10-27
JP5892102B2 true JP5892102B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=52351953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013076404A Active JP5892102B2 (ja) 2013-04-01 2013-04-01 車両側部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5892102B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3419235B2 (ja) * 1996-05-16 2003-06-23 トヨタ自動車株式会社 衝突感知装置
JP2007131083A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Toyota Motor Corp 車両用ドア
JP2008110735A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Toyota Motor Corp 車両のドア補強構造
JP2009173079A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Hirotec Corp 車両用ドア

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014201094A (ja) 2014-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6455222B2 (ja) 車体側部構造
US9809187B2 (en) Pedestrian collision detection sensor-equipped vehicle bumper structure
JP5275622B2 (ja) 車両用シート
JP5321579B2 (ja) 車両用サイドドア構造
JP6149742B2 (ja) 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造
US20140361559A1 (en) Vehicle body front structure
US20170036701A1 (en) Vehicle side section structure
JP2017056881A (ja) 自動車の側部車体構造
WO2013108304A1 (ja) 乗員保護構造および乗員保護方法
US8919835B1 (en) Structure for absorbing frontal collision energy of vehicle
JP2010179668A (ja) 車両用衝突検知装置
JP6178546B2 (ja) 車体構造
US9718330B2 (en) Vehicle side door structure
JP2013139235A (ja) 車両用バンパ構造
JP5820453B2 (ja) 前部車体構造
JP2014104805A (ja) 歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ
JP5892102B2 (ja) 車両側部構造
JP6706718B2 (ja) 車両用内装部材
US20180072206A1 (en) Vehicle seat
JP7202542B2 (ja) 車両側部構造
JP2017537840A (ja) 自動車のグローブボックス
JP4706964B2 (ja) フードラッチ取付ブラケット構造
JP6614698B2 (ja) 車両のサイドドア構造
JP6493184B2 (ja) 車両側部構造
JP5994666B2 (ja) 歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160208

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5892102

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151