JP5891515B2 - 点火時期発生装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エンジンの点火時期発生装置に係わり、特に単気筒小型エンジンに適した点火時期発生装置に関するものである。
従来の方法によれば、図3で示すように、エンジンのクランク軸1に取り付けられたフライホイール2に永久磁石4を実装し、フライホイール2の外周に固定されたピックアップコイル3によって点火信号を生成している。
コンデンサ容量充放電式点火装置では、ピックアップコイル3の出力は点火時期制御手段6を介してサイリスタ8のゲートに接続されている。
一方、高圧発生手段5により、充電用コンデンサ7には高圧電圧が充電される。
サイリスタ8のゲート信号に従い、点火用充放電コンデンサ7の電圧が放電され、イグニッションコイル9の一次側に発生した電圧はさらに昇圧され、2次側に接続された点火プラグ10に火花となって放電される。
しかしながら、従来からの方法ではエンジンの点火装置を駆動するのに充分な起電力を得るために、永久磁石およびピックアップコイルを小型化するのには制約があった。
さらに、適切な点火時期を制御し発生させるために、多数の半導体部品またはマイクロプロッセサおよび周辺部品による回路構成によるため、点火時期発生装置は設置空間を大きく確保する必要があった。
特開2001−193619号公報
内燃焼機関の回転に同期する信号発生源であるピックアップコイルを入力とする点火時期発生装置は、点火時期制御は簡素化しながらも、エンジンを効率よく回転させる点火時期発生装置を提供すること。
本発明は、遅延点火時期を制御するために接続 するピックアップコイルの一端にオフセット電圧を印加することによって、ピックアップコイルの起電力の波形の傾きが作用し、エンジン回転数に追従して遅延 点火時期を制御する回路を具備していることを特徴とする点火時期発生装置を提供する。
本発明の点火時期発生装置は別途、複雑な制御回路、安定化電源を設ける必要がないため、小型化が可能であり、軽量化が出来るため、振動にも強く、耐久性が向上し、低価格化の効果もある。
この発明の実施例の回路図である。 この発明の実施例の各部の動作を示す波形図である。 クランク軸とピックアップコイルおよび点火装置の構成図である。
図1はこの発明の実施例の回路図である。
トランジスタ27はバイアス抵抗22によりベース電圧を持ち上げているので、コレクタ、エミッタ間は飽和状態であるからトランジスタ出力は常時ロー状態で ある。
ピックアップコイル3から負の起電力が発生すると、電流制限抵抗20、ダイオード25を介してトランジスタ27のベース電圧を降下させる。
しきい値−Vsより大きい負電圧になると、トランジスタ27は遮断状態になり、コレクタ負荷抵抗23によりトランジスタ出力は反転しハイ状態となる。
ダイオード25は正電圧の逆流防止、ダイオード26は負電圧の制限をするトランジスタ27の保護用である。
ところで、ピックアップコイル3の一端は可変抵抗24と接続しており、分圧抵抗21を介して+Vの電源に接続されている。
そうすると、ピックアップコイル3の一端には可変抵抗24により、設定可変の正電圧を印加することが出来、その値はオフセット電圧Vaとなる。
なお、サイリスタのゲート信号はトランジスタ出力の立ち上がり瞬時信号が必要なため、ワンショット回路30を介して点火信号出力としている。
図2は各部の動作を示す波形図である。
ピックアップコイル出力(a)の場合、補助線Aは永久磁石がピックアップコイルに最も接近した時であり、起電力は0Vとなり、前後にそれぞれ正、負の起電力が現れる。
このとき、オフセット電圧Vaは0Vとする。
ピックアップコイル出力(b)の場合、同様に、補助線Bは永久磁石がピックアップコイルに最も接近した時である。
このとき、オフセット電圧をVa[V]に設定してある。
そうすると、入力であるピックアップコイル出力の波形全体が正側に持ち上がる形になるため、しきい値−Vsに対して遅れが生じる。
この現象は低回転時に遅れは大きく、そして、高回転になるに従い遅れは小さくなる.
これは発生する起電力の波形が低回転時にはなだらかに変化するのに対して、高回転時には急峻な勾配となるためである。
この現象を応用すれば、受動部品である抵抗器だけで、Vaなるオフセット電圧を設定出来るので点火時期を低回転時に遅延させ、相対的に高回転時に進角させて点火時期として、ワンショット回路を介せば点火装置への点火信号とすることが出来る。
なお、しきい値−Vsより大きい負電圧ピックアップコイル出力の範囲内では、任意にオフセット電圧Vaは可変抵抗により初期設定出来るので、高回転時の進角範囲を設定するのは容易である。
1 クランク軸
2 フライホイール
3 ピックアップコイル
4 永久磁石
5 高圧発生手段
6 点火時期制御手段
7 点火用充放電コンデンサ
8 サイリスタ
9 イグニッションコイル
10 点火プラグ
20 抵抗
21 抵抗
22 抵抗
23 抵抗
24 可変抵抗
25 ダイオード
26 ダイオード
27 トランジスタ
30 ワンショット回路

Claims (1)

  1. 内燃焼機関の回転に同期する信号発生源のピックアップコイルを、スイッチング手段であるトランジスタスイッチング回路の入力に接続する場合、一端はベー ス、他端は電源電圧を抵抗により分圧したオフセット電圧を発生させた地点へそれぞれ接続することにより、内燃焼機関の高回転においても適正な点火時期とな る進角点火時期信号を発生させることが出来ることを特徴とする点火時期発生装置。
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