JP5890202B2 - ドリル及びそれを用いた切削加工物の製造方法 - Google Patents
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Description
(第1の実施形態)
以下、本発明に係るドリルの第1の実施形態について、図1〜図3を参照して詳細に説明する。
1溝12a及び第2溝12bは、後述する逃げ面14などの他の構成を介して、生成される切屑を後端部10b側に排出するようにしてもよい。なお、図1および図7における矢印aは、ドリル1の回転方向を示している。
を、まず、回転軸Oを中心に矢印a方向に回転させる。次いで、回転しているドリルを回転軸O方向の前方側に向けて送り、例えば、被削材30に押し当てる。これにより、被削材30に所定の内径の加工穴31を形成することができる。切削加工の詳細については後述する。
次に、本発明の第2の実施形態に係るドリルについて、図4を用いて説明する。なお、基本的な構成については、第1の実施形態に係るドリルと同様であるため、図1〜図3と同様の構成については説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施形態に係るドリルについて、図5を用いて説明する。なお、基本的な構成については、第1の実施形態に係るドリルと同様であるため、図1〜図3と同様の構成については説明を省略する。
次に、本発明の第4の実施形態に係るドリルについて、図6を用いて説明する。なお、基本的な構成については、第1の実施形態に係るドリルと同様であるため、図1〜図3と同様の構成については説明を省略する。
次に、本発明に係る切削加工物の製造方法の一実施形態について、上述の第1の実施形態に係るドリル1を用いる場合を例に挙げて詳細に説明する。
1の切刃11を被削材30の表面の所望位置に接触させて、被削材30に加工穴31を形成する工程。
パターン形成された複数の基板を、それぞれの間に樹脂材料を含有する中間層を介するようにして積層する工程と、中間層を加熱して樹脂材料を軟化させる工程と、を備えることが好ましい。この中間層は、被削材30である基板を補強し且つ基板間の絶縁を保つ観点から、ガラスクロスに樹脂材料を含浸して得られたものを用いることが好ましい。それにより、例えば200℃以上の温度条件で加圧することによって、中間層の樹脂材料を軟化させて、表面凹凸を有する基板どうしを隙間なく積層して被削材30を形成することができる。
10 切削部
10a 先端部
10b 後端部
11 切刃
111 外方端(外方側の端部)
112 内方端(内方側の端部)
11c1 第1チゼルエッジ
11c2 第2チゼルエッジ
12 溝
12a 第1溝
12b 第2溝
14 逃げ面
14a 第1逃げ面
14b 第2逃げ面
14c 補助逃げ面
14c1 外周側の稜線
14c2 内周側の稜線
16 マージン
20 本体部
30 被削材
31 加工穴
O 回転軸
P 基準面
S 中心線
Claims (12)
- 本体部と円柱状の切削部とを備え、
前記切削部は、
先端部に位置する切刃と、
前記切刃に連続している逃げ面と、
先端視において前記切刃を基準として前記逃げ面とは反対側で前記切刃に連続し、後端部へ向かってらせん状に延びる溝と、を有し、
前記逃げ面は、前記切刃に連続している平面状の第1逃げ面と、該第1逃げ面に連続している平面状の第2逃げ面と、先端視において回転軸を基準として前記切刃のうち外方側の端部に対して反対側に位置している補助逃げ面と、前記第1逃げ面および前記第2逃げ面に対して前記回転軸を基準にして対称の位置に形成される2つの他の逃げ面とを有し、前記補助逃げ面は、前記2つの他の逃げ面の外周側に位置して、先端視における形状が外周に沿った帯状であるとともに、前記補助逃げ面のうち外周側の稜線は側面視において直線状あるいは先端側に凸の曲線状である、ドリル。 - 前記切削部は、前記先端部に位置しており前記回転軸で互いに連続している第1チゼルエッジおよび第2チゼルエッジをさらに有し、
前記第1チゼルエッジは前記切刃と連続している、請求項1に記載のドリル。 - 先端視において、前記補助逃げ面は、前記第1チゼルエッジを前記回転軸とは反対側に延長した部位から、前記回転軸を通り前記切刃と平行である中心線を前記切刃から離れる方向に延長した部位までの領域を含む、請求項2に記載のドリル。
- 前記第2チゼルエッジは前記補助逃げ面と連続している、請求項2または3に記載のドリル。
- 前記第1チゼルエッジの長さは、前記第2チゼルエッジの長さよりも長い、請求項2〜4のいずれかに記載のドリル。
- 前記補助逃げ面は、先端視における前記回転軸側が前記後端部の側に窪んでいる、請求項1〜5のいずれかに記載のドリル。
- 前記補助逃げ面は、先端視における前記外周側の稜線と内周側の稜線とを結ぶ面に対して、前記外周側の稜線と前記内周側の稜線との中間に位置する中央領域が前記後端部の側
に窪んでいる、請求項1〜6のいずれかに記載のドリル。 - 先端視において、前記補助逃げ面の一端と前記溝とは連続している、請求項1〜7のいずれかに記載のドリル。
- 前記回転軸に垂直な基準面に対する前記第1逃げ面の角度は、前記基準面に対する前記第2逃げ面の角度よりも小さい、請求項1に記載のドリル。
- 前記第2逃げ面と前記補助逃げ面の他端とは連続している、請求項1または9に記載のドリル。
- 請求項1〜10のいずれかに記載のドリルを回転軸まわりに回転させる工程と、
回転している前記ドリルの前記切刃を、被削材に接触させる工程と、
前記被削材と前記ドリルとを相対的に離隔させる工程と、
を備える、切削加工物の製造方法。 - 前記切刃のうち前記外方側の端部と、該端部に対して先端視において前記回転軸を基準にして反対側に位置する前記補助逃げ面の外周側の稜線部分との側面視における距離Gは、送り量fと、G≧f/2の関係を満たす、請求項11に記載の切削加工物の製造方法。
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JP2012044135A JP5890202B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | ドリル及びそれを用いた切削加工物の製造方法 |
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