JP5845288B2 - ドリルおよびそれを用いた切削加工物の製造方法 - Google Patents

ドリルおよびそれを用いた切削加工物の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ドリルおよびそれを用いた切削加工物の製造方法に関する。
特開2007−307642号公報には、ボディの先端に、2つの切れ刃と各切れ刃に連なる2つのねじれた溝とを備えるドリルにおいて、2つのねじれた溝が、ボディの先端から所定量後退した位置で合流して1つの溝となることが開示されている。
しかしながら、このように溝が合流するドリルは、各切れ刃から生成された切屑が、2つの溝が合流する箇所で詰まり易い傾向がある。そして、詰まった切屑に起因して合流箇所が発熱することによって、被削材が変質したり、加工穴の内壁が変形する(面粗さが悪化する)おそれがあった。また、溝の合流箇所に切屑が詰まると、加工中に当該箇所に加わる応力(切削トルク)が増大して、ドリルが折損するおそれがあった。それに加えて、溝の合流箇所では、溝同士が相互に影響し合って溝形状が変化するため、各溝を通る切屑の流れが変化して、加工穴の内壁を荒らすおそれがあった。
そのため、優れた穴加工性と優れた耐折損性とを兼ね備えたドリルおよびそれを用いた切削加工物の製造方法が求められていた。
本発明の課題の1つは、優れた穴加工性と優れた耐折損性とを兼ね備えたドリルおよびそれを用いた切削加工物の製造方法を提供することである。
本発明の実施形態に係るドリルは、先端部に互いに離れて位置している第1切刃および第2切刃と、前記第1切刃および前記第2切刃にそれぞれ連続しており、後端部へ向かって螺旋状に延びている第1溝および第2溝と、を有する円柱状の切削部を備え、前記切削部は、前記第1溝と前記第2溝とが、互いに離れて位置しており、且つ、側面視において前記後端部に向かうにつれて互いに近づいていく独立領域と、前記独立領域の前記後端部側に連続しており、前記第1溝の一部と前記第2溝の一部とが合流しつつ前記第1溝および前記第2溝が並走している部分合流領域と、前記部分合流領域の前記後端部側に連続しており、前記第1溝の後端および前記第2溝の後端のうち一方のみが存在している終端領域と、を有する。
本発明の実施形態に係る切削加工物の製造方法は、上述した実施形態に係るドリルを回転軸まわりに回転させる工程と、回転している前記ドリルの前記第1切刃および前記第2切刃を、被削材に接触させる工程と、前記被削材と前記ドリルとを離隔させる工程と、を備える。
本発明の実施形態に係るドリルによれば、第1溝の一部と第2溝の一部とが合流しつつ第1溝および第2溝が並走している部分合流領域と、部分合流領域の後端部側に連続しており、第1溝の後端および第2溝の後端のうち一方のみが存在している終端領域を有する。それゆえ、部分合流領域において、2つの溝は、合流している部分と各溝形状を保っている部分とを有していることから、それぞれの溝を流れてきた切屑を部分合流で広がった溝幅を利用して協働して後端部側に排出することができる。また、曲げ応力が集中し易い切削部の後端部側である終端領域において、一方の溝のみが延在していることから、ドリルの芯厚を大きく確保して撓みや曲がりを抑制することができる。その結果、優れた穴加工性と優れた耐折損性とを兼ね備えることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るドリルを示す図であり、(a)は全体側面図であり、(b)は先端部側から見た先端図である。 図1に示すドリルの部分拡大図であり、(a)は切削部のうち先端部側を示す側面図であり、(b)は切削部の略全域を示す側面図である。 図1に示すドリルを示す図であって、図2(b)の各線に沿って切削部を切断した状態を示す断面図であり、(a)はA−A線断面図であり、(b)はB−B線断面図である。 図1に示すドリルを示す図であって、図2(b)の各線に沿って切削部を切断した状態を示す断面図であり、(a)はC−C線断面図であり、(b)はD−D線断面図であり、(c)はE−E線断面図である。 本発明の第2実施形態に係るドリルのうち切削部の略全域を示す側面図であり、図2(b)に相当する図である。 本発明の第3実施形態に係るドリルのうち切削部の略全域を示す側面図であり、図2(b)に相当する図である。 図6に示すドリルのB−B線断面図である。 本発明の第4実施形態に係るドリルのうち切削部の略全域を示す側面図であり、図2(b)に相当する図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施形態に係る切削加工物の製造方法を示す概略図である。 本発明の実施形態に係るドリルの溝部における変形例を示す概略説明図である。
<ドリル>
(第1実施形態)
以下、本発明のドリルに係る第1実施形態について、図1〜図4を参照して詳細に説明する。
図1(a)に示すように、本実施形態のドリル1は、大略、工作機械の回転するスピンドル等で把持される本体部(基端部)20と、本体部20の一端側に設けられた切削部10と、を備えている。本体部20は、工作機械の回転軸の形状に応じて設計される部位である。切削部10は、被削材と接触する部位である。なお、図1(a)中の矢印aは、ドリル1の回転方向を示している。
切削部10は、被削材の切削加工において主たる役割を有する部位である。具体的に説明すると、図1(b)および図2(a)に示すように、本実施形態の切削部10は、先端部10aに互いに離れて位置している2つの切刃11(第1切刃11aおよび第2切刃11b)を有している。すなわち、本実施形態のドリル1は、2枚刃ドリルである。
また、本実施形態の切削部10は、2つの切刃11に対応して切削部10の外周10cに先端部10aから後端部10bに渡って位置している2つの溝12(第1溝12aおよび第2溝12b)を有している。なお、切削部10の外周10cは、図1(b)、図3および図4において点線で示している部位である。
また、本実施形態において、切削部10の形状は円柱状である。すなわち、本実施形態の切削部10は、その中心軸Oに垂直な断面において、先端部10aにおける直径をT1とし、先端部10a以外の部位における直径をT2としたとき、T1およびT2が、T1=T2の関係を有している。また、本実施形態の切削部10は、中心軸Oに垂直な断面において、その直径が先端部10aから後端部10bに渡って一定である。切削部10の中心軸Oとは、先端部10aおよび後端部10bを貫く軸であり、切削部10を先端部10a側から見た状態において、切削部10を回転させたときに回転軸となる軸を意味するものとする。なお、本実施形態において、切削部10の中心軸Oは、後述するドリル1の回転軸と同じ位置にある。それゆえ、後述するドリル1の回転軸は、切削部10の中心軸Oと同じ符号を用いて説明する。
切削部10が有する2つの切刃11は、図1(b)および図2(a)に示すように、切削部10の先端部10aに形成されている。本実施形態において、第1切刃11aおよび第2切刃11bは、切削部10の中心軸O(軸線)を基準にして180°の回転対称となるように位置している。すなわち、第1切刃11aおよび第2切刃11bは、互いに中心軸Oに対して2回対称である。言い換えれば、切削部10を先端部10a側から見たときに、第1切刃11aおよび第2切刃11bは切削部10の中心軸Oを基準として点対称である。第1切刃11aおよび第2切刃11bをこのような配置にすることで、被削材を加工する際の直進安定性を向上させることができる。
また、本実施形態において、切削部10の最も先端部10a側には、図1(b)および図2(a)に示すように、チゼルエッジ11c(11c1、11c2)が位置している。チゼルエッジ11cは、第1切刃11aおよび第2切刃11bとともに被削材を切削する役割を有する。
2つの溝12は、2つの切刃11によって生成される切屑を排出することを主目的としている。具体的には、第1溝12aおよび第2溝12bは、図1(b)および図2(a)に示すように、第1切刃11aおよび第2切刃11bのそれぞれに連続しており、且つ切削部10の先端部10aから後端部10b(本体部20側)へ向かって螺旋状に延びている。本実施形態では、第1溝12aの溝幅と第2溝12bの溝幅とが、同一である。また、本実施形態では、第1溝12aの深さおよび第2溝12bの深さは、少なくとも後述する終端領域Z近傍を除いて一定である。そして、切削加工時において、第1切刃11aで形成された切屑は、基本的に第1切刃11aに連続している第1溝12aを通って後端部10b側に排出され、第2切刃11bで形成された切屑は、基本的に第2切刃11bに連続している第2溝12bを通って後端部10b側に排出される。
また、図1(b)に示すように、第1切刃11aに連続しているチゼルエッジ11c1で形成された切屑、および第2切刃11bに連続しているチゼルエッジ11c2で形成された切屑は、それぞれのチゼルエッジ11cに対応して位置している2つの逃げ面14(第1逃げ面14aおよび第2逃げ面14b)のうち第2逃げ面14bを経由して、第1溝12aおよび第2溝12bを通って後端部10b側に排出される。なお、逃げ面14は、被削材との接触を避けて切削抵抗を低減する役割を有する。
また、切削部10の外周10cのうち溝12が形成されていない領域は、図2(a)に示すように、ランド16(第1ランド16aおよび第2ランド16b)として存在しており、ドリル径(外径)は溝12を形成する前の大きさで維持されている。すなわち、ランド16は、中心軸Oに垂直な断面視において、切削部10の外周10cに相当する部位であり、円弧状をなしている。第1ランド16aは第1溝12aに、第2ランド16bは第2溝12bにそれぞれ対応するように位置している。
そして、本実施形態において、切削部10は、図2(b)に示すように、先端部10a側から後端部10b側に向かって順に、独立領域X、部分合流領域Yおよび終端領域Zを有している。なお、図2(b)におけるD1〜D4の各側面図は、紙面に対して上から順に、図1(b)におけるドリル1をD1、D2、D3およびD4の各矢印に示す方向から見た図を示すものである。D1〜D4の各矢印は、矢印aに示すドリル1の回転方向と反対回りに90°毎の方向を示している。この点、以下の実施形態においても同様である。
独立領域Xは、第1溝12aと第2溝12bとが、図2(b)および図3(a)に示すように互いに離れて位置しており、且つ、図2(b)に示すように側面視において後端部10bに向かうにつれて互いに近づいていく領域である。なお、側面視とは、側面に相当する切削部10の外周10c側から切削部10を見た状態を意味するものとする。
また、本実施形態では、図3(a)に示すように、切削部10の中心軸Oに垂直な断面において、独立領域Xに位置している第1溝12aと第2溝12bとが互いに異なる形状であるのに対して、独立領域Xよりも先端部10a側に位置している第1溝12aと第2溝12bとが同一形状である。
また、本実施形態では、独立領域Xにおいて、第1溝12aの捩れ角は第2溝12bの捩れ角よりも小さい。例えば、第1溝12aの捩れ角を15〜35°とし、第2溝12bの捩れ角を40〜60°とすればよい。このように、第1溝12aの捩れ角を比較的小さく設定することによって、独立領域Xにおける剛性を確保することができる。
なお、本実施形態では、独立領域Xにおいて、第2溝12bの捩れ角は一定である。また、独立領域Xよりも先端部10a側の領域においては、第1溝12aの捩れ角および第2溝12bの捩れ角は特に限定されないが、例えば同一に設定することが好ましい。
部分合流領域Yは、図2(b)および図4(a)に示すように、独立領域Xの後端部10b側に連続しており、第1溝12aの一部と第2溝12bの一部とが合流しつつ第1溝12aおよび第2溝12bが並走している領域である。なお、図3(b)は、独立領域Xと部分合流領域Yとの境界領域を示す図である。
本実施形態では、部分合流領域Yにおいて、第1溝12aの一端12a1および他端12a2のうち一端12a1と、第2溝12bの一端12b1および他端12b2のうち一端12b1とが合流している。すなわち、本実施形態では、部分合流領域Yにおいて、第1溝12aと第2溝12bとが部分的に合流している。ここで、部分的な合流とは、2つの構成・部位が完全に合流しておらず、個々が有する主たる特徴・目的をそれぞれが奏することができる範囲において部分的に一体化している状態を意味するものとする。言い換えれば、部分的な合流とは、両者間に位置する溝の壁面が所定の高さを維持しているものの、互いの内部を通って排出される切屑が相互に行き来することが可能な状態を意味するものとする。
また、本実施形態では、部分合流領域Yにおける第1溝12aの深さおよび第2溝12bの深さは同一である。なお、溝12の深さとは、切削部10の外周10cから溝12の底部までの距離を意味するものとする。これによれば、図4(a)に示す内接円15の直径Wを大きく確保して撓みや曲がりを抑制することができる。なお、2つの溝12の形状が互いに異なる場合には、同一の深さに限定されず、実質的に同一の深さにすればよい。
なお、内接円15とは、中心軸Oに垂直な断面において、形成可能な最大の円のことを意味するものとする。また、内接円15の直径Wは、ドリル1の剛性を図る指標となるドリル1の芯厚に相当するものである。
また、本実施形態では、部分合流領域Yにおける第1溝12aの溝幅および第2溝12bの溝幅が同一である。すなわち、図4(a)に示すように、中心軸Oと第1溝12aの一部および第2溝12bの一部の部分合流部12cとを結ぶ直線Fを外周10cまで延長した点12dから第1溝12aの他端12a2までの外周10cに沿う距離と、点12dから第2溝12bの他端12b2までの外周10cに沿う距離とが同一である。これによれば、部分合流部12cが部分合流溝の中央に位置することから、切屑が一方の溝に集中し易くなって切屑詰まりが発生することを抑制することができ、切屑が2つの溝12に適度に分散した状態で排出されることによって切屑排出性を向上させることができる。なお、発明者による実験の結果、第1溝12aの溝幅および第2溝12bの溝幅は、それぞれ40〜60%の範囲に設定されることが好ましいことが判った。
また、本実施形態では、図4(a)に示すように、部分合流領域Yにおける切削部10の中心軸Oに垂直な断面において、部分合流部12cと中心軸Oとの間の距離をL1、中心軸Oと切削部10の外周10cとの間の距離をL2としたとき、L1およびL2は、(1/3)L2≦L1≦L2の関係を有する。また、本実施形態では、上述の断面において、距離L1および内接円15の直径Wは、L1<Wの関係を有する。このような構成によれば、上述した両者間に位置する溝の壁面が所定の高さを維持することができる。
また、本実施形態では、図2(b)に示すように、部分合流領域Yにおいて、第1溝12aは第2溝12bよりも先端部10a側に位置している。
終端領域Zは、図2(b)および図4(b)に示すように、部分合流領域Yの後端部10b側に連続しており、第1溝12aの後端12a3および第2溝12bの後端12b3のうち一方のみが存在している領域である。本実施形態では、終端領域Zにおいて、第1溝12aの後端12a3のみが存在している。
また、本実施形態では、切削部10を先端部10a側から透視したときに、第1溝12aの後端12a3および第2溝12bの後端12b3は切削部10の中心軸Oを基準として点対称である。
そして、図4(c)は、第1溝12aの後端12a3に相当する部位であって、溝12が終了している状態における断面図を示すものである。この場合に、内接円15とランド16とは、互いの外周が一致している。
以上のような構成を有する本実施形態に係るドリル1によれば、部分合流領域Yにおいて、2つの溝12は、合流している部分と各溝形状を保っている部分とを有していることから、それぞれの溝12を流れてきた切屑を協働して後端部10b側に排出することができる。また、曲げ応力が集中し易い切削部10の後端部10b側である終端領域Zにおいて、一方の溝のみが延在していることから、ドリル1の芯厚、すなわち図3および図4に示す内接円15の直径Wを大きく確保して撓みや曲がりを抑制することができる。その結果、本実施形態に係るドリル1は、優れた穴加工性と優れた耐折損性とを兼ね備えることが可能となる。
また、本実施形態に係るドリル1によれば、部分合流領域Yにおいて、第1溝12aは第2溝12bよりも先端部10a側に位置しており、終端領域Zにおいて、第1溝12aの後端12a3および第2溝12bの後端12b3のうち第1溝12aの後端12a3のみが存在していることから、切削部10の先端部10a側に位置し切屑がより先に通過する第1溝12aが第2溝12bよりも後端部10b側にまで延びているため、優れた切屑排出性を発揮することができる。例えば、延性に富む材料であって長い切屑になり易いアルミニウムや銅箔のような切屑全体を、被削材の表面よりも外側に引き出して排出することが可能となる。
なお、本実施形態のドリル1は、例えば、切刃11の外径が0.6mm未満、好ましくは0.3mm未満の小径ドリル、深穴加工用ドリルとして好適に用いることができる。特に、本実施形態のドリル1は、熱的損傷を受け易い被削材等の穴開け加工に適している。また、本実施形態のドリル1は、例えば、軸線の長さ(切刃11から溝12が終了するまでの長さ)をLとし、径(切刃11の外径)をDとするとき、L/Dが5以上であるような深穴加工に好適に用いることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るドリルについて、図5を参照して詳細に説明する。なお、図5においては、上述した図1〜図4と同一の構成部分には同一の符号を付して説明は省略する場合がある。なお、本実施形態のドリルは、図1などの基本的な構成は第1実施形態のドリル1と同一であるため、主として第1実施形態のドリル1との差異を説明し、重複する内容については説明を省略する。
本実施形態では、上述の実施形態と異なり、図5に示すように、部分合流領域Yにおいて、第1溝12aは第2溝12bよりも先端部10a側に位置しており、且つ、終端領域Zにおいて、第1溝12aの後端12a3および第2溝12bの後端12b3のうち第2溝12bの後端12b3のみが存在している。これによれば、切削部10の先端部10a側に位置している第1溝12aの後端12a3よりも、第2溝12bの後端12b3が後端部10b側にまで延びている。それゆえ、第1溝12aおよび第2溝12bが先後にずれるように位置しているため、2つの切刃11によって生成された切屑を、両者から同様に排出することによって、切屑が切削部10に巻き付くことを抑制することが可能となる。
その他の構成は、上述した第1実施形態に係るドリル1と同様であるので、説明を省略する。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係るドリルについて、図6および図7を参照して詳細に説明する。なお、図6および図7においては、上述した図1〜図5と同一の構成部分には同一の符号を付して説明は省略する場合がある。なお、本実施形態のドリルは、図1などの基本的な構成は第1実施形態のドリル1と同一であるため、主として第1実施形態のドリル1との差異を説明し、重複する内容については説明を省略する。
本実施形態では、上述の実施形態と異なり、図6に示すように、部分合流領域Yにおいて、第1溝12aは第2溝12bよりも後端部10b側に位置しており、且つ、終端領域Zにおいて、第1溝12aの後端12a3および第2溝12bの後端12b3のうち第1溝12aの後端12a3のみが存在している。これによれば、第2実施形態と同様に、切削部10の先端部10a側に位置している第2溝12bの後端12b3よりも、第1溝12aの後端12a3が後端部10b側にまで延びている。それゆえ、第1溝12aおよび第2溝12bが先後にずれるように位置しているため、2つの切刃11によって生成された切屑を、両者から同様に排出することによって、切屑が切削部10に巻き付くことを抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、独立領域Xにおいて、第1溝12aの捩れ角は第2溝12bの捩れ角よりも大きい(図7参照)。例えば、第1溝12aの捩れ角を50〜70°とし、第2溝12bの捩れ角を40〜60°とすればよい。なお、本実施形態では、独立領域Xにおいて、第2溝12bの捩れ角は一定である。
その他の構成は、上述した第1実施形態に係るドリル1と同様であるので、説明を省略する。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係るドリルについて、図8を参照して詳細に説明する。なお、図8においては、上述した図1〜図7と同一の構成部分には同一の符号を付して説明は省略する場合がある。なお、本実施形態のドリルは、図1などの基本的な構成は第1実施形態のドリル1と同一であるため、主として第1実施形態のドリル1との差異を説明し、重複する内容については説明を省略する。
本実施形態では、上述の実施形態と異なり、図8に示すように、部分合流領域Yにおいて、第1溝12aは第2溝12bよりも後端部10b側に位置しており、且つ、終端領域Zにおいて、第1溝12aの後端12a3および第2溝12bの後端12b3のうち第2溝12bの後端12b3のみが存在している。これによれば、第1実施形態と同様に、切削部10の先端部10a側に位置し切屑がより先に通過する第2溝12bが第1溝12aよりも後端部10b側まで延びているため、優れた切屑排出性を発揮することができる。例えば、延性に富む材料であって長い切屑になり易いアルミニウムや銅箔のような切屑全体を、被削材の表面よりも外側に引き出して排出することが可能となる。
その他の構成は、上述した第1実施形態に係るドリル1と同様であるので、説明を省略する。
<切削加工物の製造方法>
次に、本発明の実施形態に係る切削加工物の製造方法を、図9を用いて説明する。本実施形態においては、上述の第1実施形態に係るドリル1を例にとって説明する。
本実施形態の切削加工物の製造方法は、以下の(i)〜(iv)の工程を備える。
(i)図9(a)に示すように、準備された被削材100の上方にドリル1を配置する工程。
(ii)次いで、ドリル1を、回転軸Oを中心に矢印a方向に回転させ、ドリル1を矢印b方向に動かし、被削材100にドリル1を近づける工程。
(iii)図9(b)に示すように、ドリル1をさらに被削材100に近づけることによって、回転しているドリル1の第1切刃11aおよび第2切刃11bを、被削材100表面の所望の位置に接触させて、被削材100に貫通孔101を形成する工程。
(iv)図9(c)に示すように、ドリル1を矢印c方向に動かし、ドリル1を被削材100から離隔させる工程。
以上のような各工程を経ることによって、図9(c)に示す切削加工物110が製造される。また、ドリル1は、優れた穴加工性を発揮することが可能となる。
なお、(ii)の工程は、例えば、被削材100を、ドリル1を取り付けた工作機械のテーブル上に固定し、ドリル1を回転した状態で被削材100に近づけることによって行うことができる。また、(ii)の工程では、被削材100とドリル1とは相対的に近づけばよく、例えば被削材100をドリル1に近づけてもよい。
(iii)工程は、良好な仕上げ面を得る観点から、ドリル1の切削部10のうち後端部10b側の一部領域が被削材100を貫通しないように設定するのが好ましい。すなわち、この一部領域を切屑排出のためのマージン領域として機能させることで、優れた切屑排出性を奏することが可能となる。
(iv)の工程は、上述の(ii)の工程と同様に、被削材100とドリル1とは相対的に離隔すればよく、例えば被削材100をドリル1から離隔させてもよい。
なお、以上に示したような被削材100の切削加工を複数回行う場合、例えば、1つの被削材100に対して複数の貫通孔101を形成する場合には、ドリル1を回転させた状態を保持しつつ、被削材100の異なる箇所にドリル1の第1切刃11aおよび第2切刃11bを接触させる工程を繰り返せばよい。
以上、本発明に係るいくつかの実施形態について例示したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。
例えば、切削部10の形状は、上述の実施形態の構成に限定されるものではなく、当業者が通常用いる形状を採用することができる。例えば、切削部10は、芯厚、すなわち内接円15の直径Wが先端部10aから後端部10bに向かって大きくなるようなテーパー状であってもよい。また、切削部10は、ドリル径(外径)が先端部10aから後端部10bに向かうにつれて大きくなるか、または小さくなるように傾斜していてもよい。さらに、切削部10には、アンダーカット部を設けてもよい。
また、上述の実施形態において、第1溝12aの深さおよび第2溝12bの深さを一定としたが、これに代えて、切削部10において第1溝12aの深さおよび第2溝12bの深さのうち少なくとも一方が変化するような構成としてもよい。具体的には、図10に示すように、切削部10の先端部10a側から独立領域Xまでの領域において後端部10b側に向かうにつれて溝12の深さ、すなわち第1溝12aの深さ12a4および第2溝12bの深さ12b4を大きくしつつ、部分合流領域Yにまで至るようにすることができる。これによれば、切屑排出性が向上し、穴位置精度も安定させることができる。なお、図10に示す本変形例では、第1溝12aの深さ12a4および第2溝12bの深さ12b4のいずれもが、変化する構成を示している。この場合において、部分合流領域Yの所定部位Y1から後端部10b側に向かうにつれて溝12の深さを小さくすることで、先端部10aにおける溝12の深さに戻すことができる。これによれば、芯厚、すなわち内接円15の直径Wを先端部10aにおける大きさに戻すことができるため、ドリル1の剛性を保持することが可能となる。ここで、溝12の深さは、第1溝12aの深さ12a4および第2溝12bの深さ12b4を同一に保った状態で変化させることが好ましい。
また、上述の実施形態においては切削部10にクリアランスを設けていないが、切削部10の先端部10aであって切刃11を除く部位に、クリアランスを形成してもよい。そして、クリアランスを先端部10aから後端部10b側の領域まで延びるように形成してもよい。クリアランスは、ドリル1と被削材の加工穴の内壁との接触を低減する役割を有するとともに、切屑排出性の向上に寄与し得る。
また、上述の実施形態において、第1溝12aおよび第2溝12bの溝幅を同一としたが、これに代えて、部分合流領域Yにおいて、第1溝12aおよび第2溝12bのうち先端部10a側に位置している一方の溝幅を、他方の溝幅よりも大きくしてもよい。これによれば、比較的大きな切屑について先端部10a側の溝12を介して効果的に排出することが可能となる。

Claims (16)

  1. 先端部に互いに離れて位置している第1切刃および第2切刃と、
    前記第1切刃および前記第2切刃にそれぞれ連続しており、後端部へ向かって螺旋状に延びている第1溝および第2溝と、を有する円柱状の切削部を備え、
    前記切削部は、
    前記第1溝と前記第2溝とが、互いに離れて位置しており、且つ、側面視において前記後端部に向かうにつれて互いに近づいていく独立領域と、
    前記独立領域の前記後端部側に連続しており、前記第1溝の一部と前記第2溝の一部とが合流しつつ前記第1溝および前記第2溝が並走している部分合流領域と、
    前記部分合流領域の前記後端部側に連続しており、前記第1溝の後端および前記第2溝の後端のうち一方のみが存在している終端領域と、を有しており、
    前記第1溝および前記第2溝のうち少なくとも一方は、前記切削部の前記先端部側から前記独立領域までの領域において前記後端部側に向かうにつれて前記切削部の外周を基準とした深さが大きくなっており、前記深さの増大は前記部分合流領域にまで至っている、ドリル。
  2. 前記第1溝および前記第2溝のうち少なくとも一方は、前記部分合流領域の所定部位から前記後端部側に向かうにつれて前記切削部の外周を基準とした深さが小さくなっている、請求項1に記載のドリル。
  3. 前記第1溝および前記第2溝は、前記切削部の外周を基準とした深さが同一である、請求項1または2に記載のドリル。
  4. 前記切削部を前記先端部側から透視したときに、前記第1溝の後端および前記第2溝の後端は前記切削部の中心軸を基準として点対称である、請求項1〜のいずれかに記載のドリル。
  5. 前記切削部を前記先端部側から見たときに、前記第1切刃および前記第2切刃は前記切削部の中心軸を基準として点対称である、請求項1〜のいずれかに記載のドリル。
  6. 前記切削部の中心軸に垂直な断面において、前記独立領域よりも前記先端部側に位置している前記第1溝と前記第2溝とが同一形状であるとともに、前記独立領域に位置している前記第1溝と前記第2溝とが互いに異なる形状である、請求項1〜のいずれかに記載のドリル。
  7. 前記部分合流領域において、前記第1溝は前記第2溝よりも前記先端部側に位置しており、
    前記終端領域において、前記第1溝の後端および前記第2溝の後端のうち前記第1溝の後端のみが存在している、請求項1〜のいずれかに記載のドリル。
  8. 前記部分合流領域において、前記第1溝は前記第2溝よりも前記先端部側に位置しており、
    前記終端領域において、前記第1溝の後端および前記第2溝の後端のうち前記第2溝の後端のみが存在している、請求項1〜のいずれかに記載のドリル。
  9. 前記独立領域において、前記第1溝の捩れ角は前記第2溝の捩れ角よりも小さい、請求項またはのいずれかに記載のドリル。
  10. 前記部分合流領域において、前記第1溝は前記第2溝よりも前記後端部側に位置しており、
    前記終端領域において、前記第1溝の後端および前記第2溝の後端のうち前記第1溝の後端のみが存在している、請求項1〜のいずれかに記載のドリル。
  11. 前記部分合流領域において、前記第1溝は前記第2溝よりも前記後端部側に位置しており、
    前記終端領域において、前記第1溝の後端および前記第2溝の後端のうち前記第2溝の後端のみが存在している、請求項1〜のいずれかに記載のドリル。
  12. 前記独立領域において、前記第2溝の捩れ角は一定である、請求項1〜11のいずれかに記載のドリル。
  13. 前記部分合流領域において、前記第1溝および前記第2溝のうち前記先端部側に位置している一方の溝幅が、他方の溝幅よりも大きい、請求項1〜12のいずれかに記載のドリル。
  14. 前記部分合流領域における前記切削部の中心軸に垂直な断面において、前記第1溝の一部および前記第2溝の一部の部分合流部と、前記中心軸との間の距離をL1、前記中心軸と前記切削部の外周との間の距離をL2としたとき、前記L1および前記L2は、(1/3)L2≦L1≦L2の関係を有する、請求項1〜13のいずれかに記載のドリル。
  15. 前記部分合流領域における前記切削部の中心軸に垂直な断面において、前記第1溝の一部および前記第2溝の一部の部分合流部と、前記中心軸との間の距離をL1、内接円の直径をWとしたとき、前記L1および前記Wは、L1<Wの関係を有する、請求項1〜13のいずれかに記載のドリル。
  16. 請求項1〜15のいずれかに記載のドリルを回転軸まわりに回転させる工程と、
    回転している前記ドリルの前記第1切刃および前記第2切刃を、被削材に接触させる工程と、
    前記被削材と前記ドリルとを離隔させる工程と、
    を備える、切削加工物の製造方法。
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