JP5889101B2 - 光束制御部材、発光装置および照明装置 - Google Patents

光束制御部材、発光装置および照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子から出射された光の配光を制御する光束制御部材に関する。また、本発明は、前記光束制御部材を有する発光装置、および前記発光装置を有する照明装置に関する。
液晶表示装置などの透過型画像表示装置では、バックライトとして直下型の面光源装置を使用することがある。近年、光源として複数の発光素子を有する、直下型の面光源装置が使用されるようになってきている。
たとえば、直下型の面光源装置は、基板、複数の発光素子、複数の光束制御部材(拡散レンズ)および光拡散部材(拡散板)を有する。複数の発光素子は、基板上にマトリックス状に配置されている。各発光素子の上には、各発光素子から出射された光を基板の面方向に拡げる光束制御部材が配置されている。光束制御部材から出射された光は、光拡散部材により拡散され、被照射部材(例えば液晶パネル)を面状に照らす。
光束制御部材を基板上に位置決めする場合、光束制御部材の底部に位置決め用のボス(凸部)を形成し、このボスを基板に形成された孔に嵌め込むことがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、複数のレンズと、複数のレンズを基板上に位置決めするための複数の支持部とを有するレンズ体が開示されている。支持部の当接面(基板に接触する面)には、円柱形状の凸部(ボス)が形成されており、基板には、前記凸部に対応する貫通孔が形成されている。レンズ体の支持部の凸部を基板に形成された貫通孔に嵌め込むことで、レンズ体(複数のレンズ)は、基板上に位置決めされる。
特開2010−165683号公報
従来の位置決め方法では、図1Aに示されるように、光束制御部材10の当接面12から突出した円柱形状のボス14を、当接面12が基板20に当接するように基板20の円柱形状の貫通孔22に嵌め込むことで、光束制御部材10を基板20上に位置決めしていた。この後、ボス14の基板裏面24から突出した部分と基板20とを溶着することで、光束制御部材10を基板20上に固定することもある。このように光束制御部材10が基板20に固定されて高温環境下に置かれた場合、光束制御部材10と基板20との線膨張係数の差によって光束制御部材10の方が基板20よりも膨張量が大きくなるため、ボス14の基端部の角(図1Aにおいて矢印で示す)に応力が集中してしまい、ボス14が破損してしまうことがある。
上記問題点を解消する手段としては、図1Bに示されるように、ボス14の基端部の角(図1Bにおいて矢印で示す)をR面とすることが考えられる。ボス14の基端部の角をR面とすることで、応力の集中を防いで、ボス14の破損を抑制することができる。しかしながら、ボス14の基端部の角をR面とすると、光束制御部材10の当接面12と基板20との間に隙間ができてしまい、基板20に対して光束制御部材10を適切に位置決めすることができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、光束制御部材の位置決め精度を維持しつつ、ボスの強度を向上させた光束制御部材を提供することを目的とする。また、本発明は、この光束制御部材を有する発光装置、および発光装置を有する照明装置を提供することも目的とする。
本発明の光束制御部材は、発光素子から出射された光の配光を制御する光制御出射面と、前記光制御出射面の反対側に位置する裏面と、前記裏面側に形成された位置決め用ボスと、前記ボスの基端部の周囲に形成された環状凹部と、を有し、前記環状凹部は、前記ボスの基端部の外周面に滑らかに繋がる、前記ボスの軸方向の断面形状が弧状の内側面を含む構成を採る。
本発明の発光装置は、発光素子と、本発明の光束制御部材とを有する構成を採る。
本発明の照明装置は、本発明の発光装置と、前記発光装置からの光を照射される被照射面と、を有する構成を採る。
本発明の光束制御部材は、ボスの基端部に応力が集中しないため、ボスの強度に優れている。また、本発明の光束制御部材は、ボスの基端部近傍の当接面を平面にすることができるため、基板に対する光束制御部材の位置決め精度を維持することができる。
図1A,Bは、従来の光束制御部材の問題点を説明するための、光束制御部材および基板の部分拡大断面図である。 図2は、実施の形態1の面光源装置の平面図である。 図3は、図2に示されるA−A線の断面図である。 図4A〜Cは、実施の形態1の光束制御部材の構成を示す図である。 図5A,Bは、図4Cに示されるB−B線の断面図である。 図6A,Bは、実施の形態1の光束制御部材の固定方法を示す断面図である。 図7A〜Cは、実施の形態2の光束制御部材の構成を示す図である。 図8A,Bは、図7Cに示されるC−C線の断面図である。 図9A,Bは、実施の形態2の光束制御部材の固定方法を示す断面図である。 図10A,Bは、実施の形態2の光束制御部材の固定方法の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明では、本発明の照明装置の代表例として、液晶表示装置のバックライトなどに適する面光源装置について説明する。これらの面光源装置は、面光源装置からの光を照射される被照射部材(例えば液晶パネル)と組み合わせることで、表示装置として使用されうる。
[実施の形態1]
[照明装置および発光装置の構成]
図2は、本発明の実施の形態1の面光源装置の構成を示す平面図である。図3は、図2に示されるA−A線の断面図である。
図2および図3に示されるように、実施の形態1の面光源装置100は、基板110、複数の発光装置120、および光拡散部材150を有する。
複数の発光装置120は、所定の配列および間隔で基板110の上に配置されている。複数の発光装置120は、それぞれ発光素子130および光束制御部材140を有している。
基板110は、発光装置120を支持する矩形状の平板である。基板110には、光束制御部材140を位置決めするための複数の貫通孔112が形成されている。貫通孔112の形状は、特に限定されないが、例えば略円柱状である。
発光素子130は、面光源装置100(および発光装置120)の光源であり、基板110の上に固定されている。発光素子130は、例えば白色発光ダイオードなどの発光ダイオード(LED)である。
光束制御部材140は、発光素子130から出射された光の進行方向を制御する拡散レンズである。光束制御部材140は、光制御出射面141(後述)の中心軸CAが発光素子130の光軸LAに一致するように、発光素子130の上に配置されている。光束制御部材140は、裏面143側(基板110側)に位置決め用のボス(凸部)145を有している。後述するように、基板110上に発光素子130を固定した後に、基板110の貫通孔112に光束制御部材140のボス145を嵌め込むことで、光束制御部材140は、基板110上の適切な位置に位置決めされる(図6A参照)。この後、ボス145の基板裏面側に突出した部分を溶着することで、光束制御部材140は、基板110上の適切な位置に固定される(図6B参照)。
光束制御部材140は、一体成形により形成されている。光束制御部材140の材料は、所望の波長の光を通過させ得るものであれば特に限定されない。たとえば、光束制御部材140の材料は、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)やポリカーボネート(PC)、エポキシ樹脂(EP)などの光透過性樹脂、またはガラスである。
本発明の面光源装置100は、光束制御部材140の構成に主たる特徴を有する。そこで、光束制御部材140については、別途詳細に説明する。
光拡散部材150は、光拡散性を有する板状の部材であり、光束制御部材140からの出射光を拡散させつつ透過させる。通常、光拡散部材150は、液晶パネルなどの被照射部材とほぼ同じ大きさである。たとえば、光拡散部材150は、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、スチレン・メチルメタクリレート共重合樹脂(MS)などの光透過性樹脂により形成される。光拡散性を付与するため、光拡散部材150の表面に微細な凹凸が形成されているか、または光拡散部材150の内部にビーズなどの光拡散子が分散している。
本発明の面光源装置100では、各発光素子130から出射された光は、光束制御部材140により基板110の面方向に拡げられ、さらに光拡散部材150により拡散される。その結果、本発明の面光源装置100は、面状の被照射部材(例えば液晶パネル)を均一に照らすことができる。
[光束制御部材の構成]
図4および図5は、実施の形態1の光束制御部材140の構成を示す図である。図4Aは、光束制御部材140の平面図であり、図4Bは、光束制御部材140の正面図であり、図4Cは、光束制御部材140の底面図である。また、図5Aは、図4Cに示されるB−B線の断面図であり、図5Bは、図5Aにおいて破線で示される部分の拡大図である。
図4A〜Cおよび図5A,Bに示されるように、光束制御部材140は、光制御出射面141、凹部142、裏面143、鍔部144、複数のボス145および複数の環状凹部146を有する。
光制御出射面141は、発光素子130から出射され、光束制御部材140の内部に入射した光の配光を制御する。光制御出射面141は、中心軸CAを軸とする回転対称面であり(図4A,Bおよび図5A参照)、鍔部144よりも上側に向けて突出している。
光制御出射面141は、光制御出射面141の中心軸CAを中心とする所定範囲に位置する第1出射面141aと、第1出射面141aの周囲に連続して形成される第2出射面141bと、第2出射面141bと鍔部144とを接続する第3出射面141cとを有する。第1出射面141aは、下側(発光素子130側)に凸の滑らかな曲面である。第1出射面141aの形状は、球面の一部を切り取ったような凹形状である。第2出射面141bは、第1出射面141aの周囲に位置する、上側に凸の滑らかな曲面である。第2出射面141bの形状は、円環面の一部を切り取ったような凸形状である。第3出射面141cは、第2出射面141bの周囲に位置する曲面である。第3出射面141cの断面は、図5Aに示される断面において、直線状であってもよいし、曲線状であってもよい。
凹部142は、光束制御部材140の下側(発光素子130側)の中央部に形成されている。凹部142の内面は、入射面142aとして機能する。入射面142aは、発光素子130から出射された光の大部分を、その進行方向を制御しつつ光束制御部材140の内部に入射させる。入射面142aは凹形状の回転対称面であり、光制御出射面141の中心軸CAと入射面142aの中心軸とは一致している。
裏面143は、光制御出射面141の反対側に位置し、凹部142の開口縁部から径方向に延在する平面である。本実施の形態の光束制御部材140では、裏面143は、基板110と当接する当接面となる(図3参照)。
鍔部144は、光制御出射面141の外周部と裏面143の外周部との間に位置し、径方向外側に突出している。鍔部144の形状は、略円環状である。鍔部144は、必ずしも必要ではないが、鍔部144を設けることで、光束制御部材140の取り扱いおよび位置合わせが容易になる。鍔部144の厚みは、特に限定されず、光制御出射面141の必要面積や鍔部144の成形性などを考慮して決定される。
ボス145は、裏面143から裏面143に対して垂直方向に突出するように形成されている、光束制御部材140を基板110上に位置決めするための凸部である。後述するように、基板110の貫通孔112にボス145を嵌め込むことで、光束制御部材140は、基板110上の適切な位置に位置決めされる。図4Cに示される例では、3つのボス145が、互いの中心間距離が一定となるように裏面143の外周部上に形成されている。なお、ボス145の数は、光束制御部材140を基板110上に適切に位置決めすることができれば特に限定されない。
ボス145の形状は、特に限定されず、基板110に形成される貫通孔112の形状に合わせて適宜選択されうる。本実施の形態の光束制御部材140では、貫通孔112およびボス145の形状は、いずれも略円柱状である。この場合、ボス145の直径は、貫通孔112の直径よりもわずかに小さい。
環状凹部146は、ボス145の基端部(ボス145と裏面143との接続部位)を囲うように、裏面143に形成された円環状の溝である。環状凹部146の数は、ボス145の数と同じである。環状凹部146の形状は、ボス145の中心軸を軸とする回転対称である。環状凹部146は、少なくとも、内側面146aおよび外側面146bを有する。
内側面146aは、環状凹部146の内側(ボス145側)の側面である。内側面146aは、ボス145の基端部の外周面に滑らかに繋がるR面である。図5Bに示されるように、環状凹部146をボス145の軸方向に切断した場合、内側面146aの断面形状は、弧状(例えば、円弧、楕円弧)である。このように内側面146aをR面とすることで、ボス145に力が加わった場合であってもボス145の基端部に応力が集中することを防ぐことができる。
外側面146bは、環状凹部146の外側の側面である。外側面146bは、内側面146aと裏面143の間に位置している。外側面146bの形状は、特に限定されない。図5Bに示される例では、外側面146bの形状は、略円筒状である。図5Bに示されるように、環状凹部146をボス145の軸方向に切断した場合、外側面146bの断面形状は、直線であってもよいし、曲線(例えば円弧)であってもよい。
また、内側面146aと外側面146bとの間には、さらに底面が設けられていてもよい。この場合、底面の形状は、特に限定されない。たとえば、底面は、平面であってもよい。
[光束制御部材の固定方法]
図6A,Bは、光束制御部材140を基板110上に固定する方法を示す断面図である。図6では、発光素子130を省略している。
まず、図6Aに示されるように、基板110に形成された貫通孔112に光束制御部材140のボス145を篏合させて、基板110の所定の位置に光束制御部材140を位置決めする。このとき、光束制御部材140の裏面143は、基板110と面で接触する。次いで、図6Bに示されるように、ボス145の基板110の裏面から突出している部分と基板110の裏面とを溶着して、光束制御部材140を固定する。
以上の手順により、光束制御部材140を基板110上の所定の位置に固定することができる。このように作成された発光装置120は、高温環境下においてボス145に応力が加わるが、ボス145と裏面143との接続部がR面となっているため、ボス145の基端部に応力が集中せず、ボス145は破損しない。
[効果]
実施の形態1の光束制御部材140は、ボス145の基端部に応力が集中しないため、ボス145の強度に優れている。また、実施の形態1の光束制御部材140は、ボス145の基端部近傍の当接面(裏面143)が平面であるため、基板110上に高精度に位置決めされうる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の面光源装置および発光装置は、実施の形態1の光束制御部材140の代わりに実施の形態2の光束制御部材240を有する点において、実施の形態1の面光源装置100および発光装置120と異なる。そこで、本実施の形態では、実施の形態2の光束制御部材240についてのみ説明する。
[光束制御部材の構成]
図7および図8は、実施の形態2の光束制御部材240の構成を示す図である。図7Aは、光束制御部材240の平面図であり、図7Bは、光束制御部材240の正面図であり、図7Cは、光束制御部材240の底面図である。また、図8Aは、図7Cに示されるC−C線の断面図であり、図8Bは、図8Aにおいて破線で示される部分の拡大図である。
なお、実施の形態1の光束制御部材140と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7A〜Cおよび図8A,Bに示されるように、光束制御部材240は、光制御出射面141、凹部142、裏面143、鍔部144、座部241、複数のボス145および環状凹部146を有する。
座部241は、裏面143から裏面143に対して垂直方向に突出するように形成されている、発光素子130に対する光束制御部材240の位置(高さ)を調整するための凸部である。座部241は、基板110と光束制御部材240の裏面143との間に隙間を作り、発光素子130から生じる熱を外部に逃がす機能も担っている。座部241の形状は、特に限定されない。図7Cに示される例では、座部241の形状は、円柱状である。本実施の形態の光束制御部材240では、座部241の上面241a(裏面143と平行な面)は、基板110と当接する当接面となる(図9参照)。座部241の幅および高さは、目的に応じて適宜調整されうる。
実施の形態2の光束制御部材240では、ボス145は、座部241の当接面241aから突出するように形成されている。また、環状凹部146は、裏面143ではなく、座部241の当接面241aに形成されている。このとき、環状凹部146の当接面241aからの深さが座部241の高さより浅くなるように、環状凹部146の深さおよび座部241の高さは調整されている。したがって、環状凹部146は、裏面143よりも基板110側に位置するため、光束制御部材240内の光路に干渉し難くなる。
[光束制御部材の固定方法]
図9A,Bは、光束制御部材240を基板110上に固定する方法を示す断面図である。図9では、発光素子130を省略している。
まず、図9Aに示されるように、基板110に形成された貫通孔112に光束制御部材240のボス145を篏合させて、基板110の所定の位置に光束制御部材240を位置決めする。このとき、座部241の当接面241aは、基板110と面で接触する。次いで、図9Bに示されるように、ボス145の基板110の裏面から突出している部分と基板110の裏面とを溶着して、光束制御部材240を固定する。
以上の手順により、光束制御部材240を基板110上の所定の位置に固定することができる。このように作成された発光装置120は、高温環境下においてボス145に応力が加わるが、ボス145と座部241との接続部がR面となっているため、ボス145の基端部に応力が集中せず、ボス145は破損しない。
[効果]
実施の形態2の光束制御部材240は、実施の形態1の光束制御部材140と同様の効果を有する。実施の形態2の光束制御部材240は、光束制御部材140本体(光制御出射面141と裏面143との間の部分)ではなく、座部241に環状凹部146を形成しているため、光束制御部材240の光学特性への影響を最小限に抑え、本発明の効果を発揮させることができる。
なお、上記各実施の形態では、本発明の光束制御部材が拡散レンズである場合について説明したが、本発明の光束制御部材は拡散レンズに限定されない。たとえば、本発明の光束制御部材は、集光レンズであってもよい。
また、上記各実施の形態では、光束制御部材のボスを基板の貫通孔に嵌合させて光束制御部材を基板上に固定する場合について説明したが、光束制御部材の固定方法はこれに限定されない。図10A,Bは、光束制御部材を基板上に固定する方法の変形例を示す断面図である。図10に示されるように、光束制御部材340が短いボス345を有する場合には、発光素子130が固定されている基板110の表面にボス345の底面を当接させ、接着剤310によって接着することで、光束制御部材340を基板110の上に固定してもよい。
本発明の光束制御部材、発光装置および照明装置は、例えば、液晶表示装置のバックライトや一般照明などに適用することができる。
10 光束制御部材
12 当接面
14 ボス
20 基板
22 貫通孔
24 裏面
100 面光源装置
110 基板
112 貫通孔
120 発光装置
130 発光素子
140,240,340 光束制御部材
141 光制御出射面
141a 第1出射面
141b 第2出射面
141c 第3出射面
142 凹部
142a 入射面
143 裏面
144 鍔部
145,345 ボス
146 環状凹部
146a 内側面
146b 外側面
150 光拡散部材
241 座部
241a 座部の上面(当接面)
310 接着剤
LA 発光素子の光軸
CA 光制御出射面の中心軸

Claims (6)

  1. 発光素子から出射された光の配光を制御する光制御出射面と、
    前記光制御出射面の反対側に位置する裏面と、
    前記裏面側に形成された位置決め用ボスと、
    前記ボスの基端部の周囲に形成された環状凹部と、を有し、
    前記環状凹部は、前記ボスの基端部の外周面に滑らかに繋がる、前記ボスの軸方向の断面形状が弧状の内側面を含む、
    光束制御部材。
  2. 前記裏面には、前記裏面から突出するように形成された座部が形成されており、
    前記ボスは、前記座部の当接面から突出するように形成されており、
    前記環状凹部は、前記座部の当接面に形成されている、
    請求項1に記載の光束制御部材。
  3. 前記環状凹部の前記当接面からの深さは、前記座部の高さより浅い、請求項2に記載の光束制御部材。
  4. 前記ボスは、前記裏面から突出するように形成されており、
    前記環状凹部は、前記裏面に形成されている、
    請求項1に記載の光束制御部材。
  5. 発光素子と、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の光束制御部材と、
    を有する、発光装置。
  6. 請求項5に記載の発光装置と、
    前記発光装置からの光を照射される被照射面と、
    を有する、照明装置。
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