JP6619669B2 - 光束制御部材、発光装置、光源装置及び表示装置 - Google Patents
光束制御部材、発光装置、光源装置及び表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6619669B2 JP6619669B2 JP2016031059A JP2016031059A JP6619669B2 JP 6619669 B2 JP6619669 B2 JP 6619669B2 JP 2016031059 A JP2016031059 A JP 2016031059A JP 2016031059 A JP2016031059 A JP 2016031059A JP 6619669 B2 JP6619669 B2 JP 6619669B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- flux controlling
- controlling member
- boss
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Lenses (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
本発明の光束制御部材は、底面側に延出する位置決め用のボスを有し、ボスの基端部を底面よりも内側に収容する環状凹部(溝)が形成され、環状凹部の内周面の一部には、光制御出射面の中心軸に向かって溝が拡幅するように肉抜きされた尖形凹部構造が形成され、尖形凹部構造には、光源から出射される光束の一部を全反射する反射面が形成される。かかる反射面により、本発明の光束制御部材は、環状凹部内に入射する光束を低減することができ、環状凹部内の異物(例えば、接着剤など)によって光束の一部が吸収され、光の利用効率が低下するのを防ぐことができる。また、本発明の光束制御部材は、ボスの基端部に応力が集中しないため、ボスの強度に優れており、ボスの基端部近傍の当接面を平面にすることができるため、基板などに対する光束制御部材の位置決め精度を維持することができる。
図2は、本発明の実施形態の面光源装置100及び発光装置120の一例を示す平面図である。図3は、本発明の実施形態の光源装置100及び発光装置120の一例を示す側面図である。図2及び図3に示されるように、面光源装置100は、電子回路基板110、複数の発光装置120、及び光拡散部材150を有する。複数の発光装置120は、所定の配列及び間隔で電子回路基板110の上に配置される。各発光装置120は、それぞれLED発光素子130及び光束制御部材140を有する。
図4は、本発明の実施形態の光束制御部材140の一例を示す図であり、図4(A)(B)(C)は、各々、かかる光束制御部材140の平面図、A−A線の側面断面図及び底面図である。図5は、図4(B)において破線で示されるB部分の拡大断面図である。なお、図5では、位置決めの説明のため、LED発光素子130のパッケージ基板134も合わせて示している。
次いで、光束制御部材140をLED発光素子130のパッケージ基板134に固定する方法を簡単に説明する(図5参照)。まず、LED発光素子130のパッケージ基板134に形成されたボス孔135に、適量の接着剤を注入する。次いで、光束制御部材140のボス145を、パッケージ基板134に形成されたボス孔135に篏合させると、光束制御部材140は、パッケージ基板134上の適切な位置に位置決めされる。このとき、光束制御部材140の底面143は、パッケージ基板134の表面と接触する。一定の時間経過後、接着材が固化すると、光束制御部材140は、LED発光素子130の表面に固定される。本発明の光束制御部材140をLED発光素子130に直接実装した発光装置120は、表面実装型の発光装置(レンズ付きのLEDデバイス)として利用されうる。
環状凹部146は、図4及び図5に示すように、ボス145の基端部を囲うように底面143に形成された溝であり、基端部を底面143(第1の基準水平面S1)よりも内側(上側)の環状凹部146内に収容する。環状凹部146の数は、ボス145の数と同じである。
図3乃至図5では、接着剤を介して、LED発光素子130の表面に光束制御部材140を直接固定する例を説明したが、本発明の光束制御部材は、これに限定されない。本発明の光束制御部材は、接着剤を介して、電子回路基板の表面に固定されてもよい。また、本発明の光束制御部材は、溶着によって、LED発光素子又は電子回路基板に固定されてもよい。この場合、LED発光素子又は電子回路基板に、光束制御部材のボスを嵌合したときにボスの頭部が突き抜けるような貫通孔を設ければよい。そして、光束制御部材のボスとLED発光素子又は電子回路基板の貫通孔とを嵌合させて位置合わせした後、LED発光素子又は電子回路基板の裏面から突出しているボスの部分とLED発光素子又は電子回路基板とを溶着して、光束制御部材をLED発光素子又は電子回路基板上の所定の位置に固定することができる。このように実装された光束制御部材は、高温環境下においてボスに応力が加わるが、ボスの接続部がR面となっているため、ボスの基端部に応力が集中せず、ボスは破損しない。
図9(A)は光束制御部材の実施例を示す平面図、図9(B)はA−A線の側面断面図及び図9(C)は底面図である。本実施例の光束制御部材140は、図9(A)(B)に示すように、全高さが2.39mm(ボス145を含む)、直径が7.80mm(鍔部144を含む)である。光制御入射面142の開口部の直径は、約2mmであり、開口縁がR面取りされている。光制御入射面142の第1の基準水平面S1からの高さ(凹形状の深さ)は開口部半径よりも深くなるように形成されている。ボス145において第1の基準水平面S1から下方に延出する部分の長さは0.38mmであり、環状凹部146の深さは0.20mmである。
110 電子回路基板
120 発光装置
130 光源(LED発光素子)
132 発光ダイオード
134 パッケージ基板
135 ボス孔
140 光束制御部材
141 光制御出射面
142 光制御入射面
143 底面
144 鍔部
145 ボス
145a、145b ボスの外周面
146 環状凹部
146a、146b 環状凹部の内周面
150 光拡散部材
Claims (12)
- 光源から出射された光束を制御する光制御出射面と、
前記光制御出射面の反対側に位置する底面と、
前記底面側に延出するボスと、
前記ボスの基端部の周囲に形成され、前記基端部を前記底面の少なくとも一部を含む基準水平面よりも内側に収容する環状凹部と、を備え、
前記環状凹部の内周面には、平面視において、前記光制御出射面の中心軸に向かって凹部が広がるように肉抜きされた尖形凹部構造が形成され、前記尖形凹部構造には、前記光源から出射される光束の一部を全反射する反射面が形成されることを特徴とする光束制御部材。 - 平面視において前記中心軸から前記ボスの外周面に接するように二本の接線を引いたとき、前記反射面は、少なくとも前記二本の接線の間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の光束制御部材。
- 前記尖形凹部構造は、平面視において、前記中心軸と前記ボスの中心とを結ぶ基準線を引くとき、前記基準線に対して線対称となるように形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光束制御部材。
- 前記反射面は、前記底面に対して垂直な平面を含むように形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の光束制御部材。
- 前記反射面は、前記底面に対して傾斜している平面を含むように形成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の光束制御部材。
- 前記反射面は、曲面を含むように形成されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の光束制御部材。
- 前記光束制御部材は、耐熱性の高い材料によって形成されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の光束制御部材。
- 請求項1乃至7の何れか1項に記載の光束制御部材と、光源と、を備えることを特徴とする発光装置。
- 前記光源はLED発光素子であり、前記LED発光素子の表面に前記光束制御部材が実装されることを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
- 前記LED発光素子は、前記光束制御部材の前記ボスを嵌合するボス孔を有し、
前記光束制御部材のボスは、接着剤を用いて前記ボス孔に固定されることを特徴とする請求項9に記載の発光装置。 - 請求項8乃至10の何れか1項に記載の発光装置と、
前記発光装置からの光を拡散及び透過する光拡散部材と、を備えることを特徴とする光源装置。 - 請求項11に記載の光源装置と、
前記光源装置からの光が照射される被照明部材と、を備えたことを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016031059A JP6619669B2 (ja) | 2016-02-22 | 2016-02-22 | 光束制御部材、発光装置、光源装置及び表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016031059A JP6619669B2 (ja) | 2016-02-22 | 2016-02-22 | 光束制御部材、発光装置、光源装置及び表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017151150A JP2017151150A (ja) | 2017-08-31 |
JP6619669B2 true JP6619669B2 (ja) | 2019-12-11 |
Family
ID=59741746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016031059A Expired - Fee Related JP6619669B2 (ja) | 2016-02-22 | 2016-02-22 | 光束制御部材、発光装置、光源装置及び表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6619669B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20070091615A1 (en) * | 2005-10-25 | 2007-04-26 | Chi-Tang Hsieh | Backlight module for LCD monitors and method of backlighting the same |
JP2010062456A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Sharp Corp | 光源、映像表示装置、および照明装置、ならびにそれらの製造方法 |
JP4519944B1 (ja) * | 2009-05-22 | 2010-08-04 | シャープ株式会社 | 光源装置及び表示装置 |
JP5396607B2 (ja) * | 2009-10-19 | 2014-01-22 | 株式会社エンプラス | 発光装置、面光源装置、及び表示装置 |
JP5889101B2 (ja) * | 2012-05-17 | 2016-03-22 | 株式会社エンプラス | 光束制御部材、発光装置および照明装置 |
CN104948949B (zh) * | 2015-05-14 | 2018-03-09 | 达亮电子(苏州)有限公司 | 发光模块 |
-
2016
- 2016-02-22 JP JP2016031059A patent/JP6619669B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017151150A (ja) | 2017-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5889101B2 (ja) | 光束制御部材、発光装置および照明装置 | |
JP5957364B2 (ja) | 光束制御部材、発光装置、面光源装置および表示装置 | |
JP6046398B2 (ja) | 面光源装置および表示装置 | |
JP6356997B2 (ja) | 光束制御部材、発光装置、面光源装置および表示装置 | |
JP6629601B2 (ja) | 光束制御部材、発光装置、面光源装置および表示装置 | |
JP6310285B2 (ja) | 発光装置、面光源装置および表示装置 | |
US10627675B2 (en) | Planar light source device, display device and light flux control member | |
US10634296B2 (en) | Luminous flux control member, light-emitting device, planar light source device, and display device | |
CN110537054B (zh) | 光束控制部件、发光装置、面光源装置及显示装置 | |
JP5749555B2 (ja) | 光束制御部材、この光束制御部材を備えた発光装置およびこの発光装置を備えた面光源装置 | |
WO2018155676A1 (ja) | 発光装置、面光源装置および表示装置 | |
TWI580902B (zh) | 發光二極體光源模組 | |
JP2011165590A (ja) | 発光装置、面光源装置、表示装置及び光束制御部材 | |
US10788173B2 (en) | Light emitting device, area light source device, and display device | |
JP6619669B2 (ja) | 光束制御部材、発光装置、光源装置及び表示装置 | |
JP2016186977A (ja) | 発光装置、面光源装置および表示装置 | |
JP2013105076A (ja) | 光束制御部材、発光装置、面光源装置および表示装置 | |
JPWO2013183227A1 (ja) | 光束制御部材、発光装置、照明装置および表示装置 | |
WO2018135559A1 (ja) | 光束制御部材、発光装置、面光源装置および表示装置 | |
US20200348566A1 (en) | Light bundle control member, light emitting device, area-light source device, and display device | |
JP2012146426A (ja) | 照明装置及びこれを備える液晶表示装置 | |
JP6277416B2 (ja) | 照明装置 | |
US11231619B2 (en) | Light bundle control member, light emitting device, area light source device, and display device | |
JP2018120664A (ja) | 光束制御部材、発光装置、面光源装置および表示装置 | |
JP2018036407A (ja) | 光束制御部材、発光装置、面光源装置および表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191028 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191030 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6619669 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |