JP5889068B2 - エレベータ用巻上機 - Google Patents

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Description

この発明は、モータの駆動力によりかごを移動させるエレベータ用巻上機に関するものである。
従来の高速大容量のエレベータ用巻上機では、モータを冷却するために、モータを覆うカバーに吸気口及び排気口を設け、排気ファンの動力によって、吸気口から吸入した外部の冷却空気をモータに通して排気口から排出するようにした構造が提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−56120号公報
しかし、従来のエレベータ用巻上機では、モータ容量が大きくなると、電磁加振力が大きくなるので、モータに含まれるステータコアやロータの電磁振動が大きくなり、モータが発生する騒音が大きくなる。このため、モータを覆うカバーに設けられた吸気口等から電磁騒音が漏れ、巻上機全体としての騒音レベルが大きくなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、騒音の大きさを低減することができるエレベータ用巻上機を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ用巻上機は、モータ、モータを冷却するための冷却風を通す第1の通気口が設けられ、モータを覆うモータカバー、及びモータカバーの外側で第1の通気口を覆う吸音カバーを備え、吸音カバーには、冷却風を通す第2の通気口が第1の通気口に対向する位置から外して設けられ、第1の通気口からの音を吸収する吸音部が第1の通気口に対向させて設けられている。
この発明によるエレベータ用巻上機によれば、モータカバーの外側で第1の通気口を覆う吸音カバーに、第1の通気口からの音を吸収する吸音部が第1の通気口に対向させて設けられているので、エレベータ用巻上機の騒音の大きさを低減することができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ用巻上機を示す断面図である。 図1のモータカバー及び吸音カバーを示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ用巻上機の要部を示す断面図である。 図3のIV-IV線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ用巻上機の要部を示す断面図である。 図5のVI-VI線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータ用巻上機の要部を示す断面図である。 図7のVIII-VIII線に沿った断面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ用巻上機を示す断面図である。図において、昇降路の上部に設けられた機械室には、機械台101が設置されている。機械台101には、水平方向へ互いに離して配置された第1の支持台1及び第2の支持台2が固定されている。
第1の支持台1及び第2の支持台2には、共通の回転軸3が水平に回転自在に支持されている。回転軸3は、第1の支持台1及び第2の支持台2を貫通している。回転軸3には、駆動綱車4が固定されている。駆動綱車4は、第1の支持台1と第2の支持台2との間の空間に配置され、回転軸3と一体に回転される。駆動綱車4には、かご及び釣合おもりを吊り下げる主索(図示せず)が巻き掛けられている。主索としては、例えばロープやベルト等が用いられている。かご及び釣合おもりは、駆動綱車4の回転により昇降路内を昇降される。
第2の支持台2からみて駆動綱車4と反対側には、回転軸3を回転させる駆動力を発生するモータ6が設けられている。モータ6は、回転軸3を囲む円筒状のステータ7と、ステータ7内に所定の隙間を介して配置され、回転軸3に固定されたロータ8とを有している。
ステータ7は、回転軸3と同軸に配置されている。また、ステータ7は、回転軸3の軸線方向について第2の支持台2から離して配置されている。さらに、ステータ7は、ロータ8を囲む円筒状のステータコア9と、ステータコア9に設けられたステータコイル10とを有している。ステータコア9は、複数枚の鋼板を積層して構成された積層体である。ステータコイル10は、回転軸3の軸線方向へ一部をステータコア9から突出させた状態でステータコア9に設けられている。
第2の支持台2の側面には、ステータ7を支持する円筒状のステータ固定部材5が固定されている。ステータ固定部材5は、回転軸3と同軸に配置されている。回転軸3の軸線方向についてのステータ固定部材5の寸法は、第2の支持台2から回転軸3が突出する部分の長さ寸法よりも短くなっている。ステータ7は、ステータコア9の一部がステータ固定部材5の内周面に嵌った状態でステータ固定部材5に取り付けられている。
ロータ8は、回転軸3に固定されたロータコアと、ロータコアに周方向へ並べられた複数の永久磁石とを有している。ロータコアは、複数枚の鋼板を積層して構成された積層体である。
ステータ7は、例えばインバータ等によって設定された周波数の電流をステータコイル10へ流すことにより回転磁界を発生する。ロータ8は、ステータ7が発生する回転磁界に応じて回転する。このとき、ステータ7及びロータ8には、ステータコイル10を流れる電流の周波数、ロータ8の極数及びモータ6の回転数に依存する電磁振動が生じる。従って、モータ6が動作するときには、モータ6の電磁振動周波数帯域に応じた音がステータ7及びロータ8から発生する。
モータ6は、鉄製のモータカバー11により覆われている。モータカバー11には、鉄製の吸音カバー21が取り付けられている。
ここで、図2は、図1のモータカバー11及び吸音カバー21を示す分解斜視図である。モータカバー11は、円筒状のモータカバー筒状部12と、モータカバー筒状部12の一方の開口部を塞ぐモータカバー塞ぎ部13とを有している。
モータカバー11は、モータ6をモータカバー筒状部12内に挿入した状態でモータ6を覆っている。モータカバー11がモータ6を覆っている状態では、モータカバー筒状部12がステータ固定部材5に取り付けられているとともに、モータカバー筒状部12の内周面とステータ7の外周面との間に所定の隙間が介在している。
モータカバー塞ぎ部13は、モータ6からみて第2の支持台2と反対側に配置されている。モータカバー塞ぎ部13には、モータ6を冷却するための冷却風を通す複数(この例では、4つ)の第1の通気口14が周方向へ間隔を置いて設けられている。各第1の通気口14は、回転軸3の軸線方向についてステータ7に対向する位置に設けられている。各第1の通気口14には、外部からモータ6への異物の進入を防止するためのフィルタ15が設けられている。
吸音カバー21は、モータカバー11の外側で各第1の通気口14をまとめて覆っている。また、吸音カバー21は、円筒状の吸音カバー筒状部22と、吸音カバー筒状部22の一方の開口部を塞ぐ吸音カバー塞ぎ部23とを有している。吸音カバー21は、吸音カバー塞ぎ部23で塞がれていない吸音カバー筒状部22の開口部をモータカバー11に向けて配置されている。
吸音カバー筒状部22の内径及び外径は、モータカバー筒状部12の内径及び外径と同じになっている。吸音カバー塞ぎ部23は、回転軸3の軸線方向についてモータカバー塞ぎ部13に対向している。吸音カバー塞ぎ部23の中心部には、モータ6を冷却するための冷却風を通す第2の通気口24が設けられている。従って、第2の通気口24は、各第1の通気口14に対向する位置から外して吸音カバー塞ぎ部23に設けられている。
吸音カバー塞ぎ部23には、各第1の通気口14からの音を吸収する吸音部である高吸音部材25が設けられている。高吸音部材25は、回転軸3の軸線方向について各第1の通気口14に対向させて吸音カバー塞ぎ部23に設けられている。この例では、吸音カバー塞ぎ部23のモータカバー塞ぎ部13側の面のうち、各第1の通気口14に対向する領域だけでなく、各第1の通気口14に対向する位置から外れた残りの領域にも高吸音部材25が設けられている。即ち、高吸音部材25は、吸音カバー塞ぎ部23のモータカバー塞ぎ部13側の全面に設けられている。また、高吸音部材25は、第2の通気口24の位置に合わせて貫通孔26が設けられた円板状部材とされている。
高吸音部材25は、鉄製の吸音カバー21と異なる材料で構成されて吸音カバー21よりも吸音性能が高くなっている。高吸音部材25としては、例えばグラスウールや発泡ウレタン材、不織布等が用いられている。不織布を構成する材料としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)等が挙げられる。高吸音部材25は、モータ6が動作するときの電磁振動周波数帯域で吸音性能が高いものが選択される。
ステータ固定部材5の外周部には、モータ6を冷却するための冷却風をモータ6に強制的に通すための排気用ブロワ(通風装置)27が設けられている。ステータ固定部材5の内面には、ステータ7の外周面とモータカバー筒状部12の内周面との間の隙間と排気用ブロワ27内とを連通する冷却風通路28が設けられている。
次に、動作について説明する。排気用ブロワ27が動作されると、外部からの冷却風が、第2の通気口24、各第1の通気口14、モータ6及び冷却風通路28の順に通って、排気用ブロワ27から外部へ排出される。モータ6では、ステータ7の外周面とモータカバー筒状部12の内周面との間の隙間と、ステータ7の内周面とロータ8の外周面との間の隙間とに分かれて、冷却風が通る。即ち、第2の通気口24から吸音カバー21内に進入した冷却風は、図1の実線の矢印の方向へ進んだ後、排気用ブロワ27から外部へ排出される。
一方、モータ6が動作されると、ステータ7及びロータ8で電磁振動が生じる。これにより、ステータ7及びロータ8から電磁振動に応じた音が発生する。ステータ7及びロータ8で発生した音は、各第1の通気口14を通った後、一部の成分が高吸音部材25で吸収され、残りの成分が吸音されずに第2の通気口24から外部に漏れる。即ち、第1の通気口14から吸音カバー21内に進んだ音は、図1の破線の矢印の方向へ進み、高吸音部材25で吸収される成分と、吸音されずに第2の通気口24から外部に漏れる成分とに分かれる。このとき、高吸音部材25が各第1の通気口14に対向して配置されているので、高吸音部材25が各第1の通気口14からの音の放射を受けやすくなり、各第1の通気口14からの音が高吸音部材25で効率良く吸収され、第2の通気口24から外部に漏れる音の成分が少なくなる。また、ステータコア9がステータ固定部材5の内周面に嵌った状態でステータ7が固定されているので、ステータ7及びロータ8から第2の支持台2側へ放射される音も外部に漏れにくくなる。
このようなエレベータ用巻上機では、モータカバー11に設けられた第1の通気口14を吸音カバー21で覆い、第1の通気口14からの音を吸収する高吸音部材25が第1の通気口14に対向させて吸音カバー21に設けられているので、モータ6で発生する音を高吸音部材25で効率良く吸収することができ、巻上機の外部へ漏れる音量を少なくすることができる。これにより、巻上機の騒音の大きさを低減することができる。
また、高吸音部材25は、吸音カバー21と異なる材料で構成されているので、高吸音部材25の吸音性能を吸音カバー21よりも容易に高くすることができ、モータ6からの音をさらに効率良く吸収することができる。これにより、巻上機の騒音の大きさをさらに低減することができる。
なお、上記の例では、吸音カバー塞ぎ部23のモータカバー塞ぎ部13側の全面に高吸音部材25が設けられているが、吸音カバー塞ぎ部23のモータカバー塞ぎ部13側の全面に高吸音部材25を設ける必要はなく、第1の通気口14に対向する領域に高吸音部材25が設けられていればよい。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるエレベータ用巻上機の要部を示す断面図である。また、図4は、図3のIV-IV線に沿った断面図である。図において、吸音カバー21は、円筒状の吸音カバー筒状部31と、吸音カバー筒状部31の一方の開口部を塞ぐ吸音カバー塞ぎ部32とを有している。吸音カバー21は、吸音カバー塞ぎ部32で塞がれていない吸音カバー筒状部31の開口部をモータカバー11に向けて配置されている。吸音カバー筒状部31の構成は、実施の形態1の吸音カバー筒状部22の構成と同様である。
吸音カバー塞ぎ部32は、回転軸3の軸線方向についてモータカバー塞ぎ部13に対向している。吸音カバー塞ぎ部32の中心部には、モータ6を冷却するための冷却風を通す第2の通気口24が設けられている。従って、第2の通気口24は、各第1の通気口14に対向する位置から外して吸音カバー塞ぎ部32に設けられている。
吸音カバー塞ぎ部32には、各第1の通気口14からの音を吸収する吸音部である複数のヘルムホルツ共鳴器33が設けられている。各ヘルムホルツ共鳴器33は、空洞部33aと、空洞部33aよりも断面積が小さい開口部33bとを有する凹部である。各ヘルムホルツ共鳴器33は、回転軸3の軸線方向について各第1の通気口14に対向させて吸音カバー塞ぎ部32に設けられている。各ヘルムホルツ共鳴器33の形状及び大きさは、モータ6が動作されるときの電磁振動周波数帯域に応じた音に対して吸音性能を発揮する形状及び大きさとされている。この例では、ヘルムホルツ共鳴器33の断面形状が円形とされている。モータ6の電磁振動により発生した音は、各第1の通気口14を通って、各ヘルムホルツ共鳴器33で吸収される。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ用巻上機では、モータ6が動作されるときの電磁振動周波数帯域に応じた音に対して吸音性能を発揮するヘルムホルツ共鳴器33が第1の通気口14に対向させて吸音カバー21に設けられているので、モータ6で発生する音をヘルムホルツ共鳴器33で効率良く吸収することができ、巻上機の外部へ漏れる音量を少なくすることができる。これにより、巻上機の騒音の大きさを低減することができる。また、実施の形態1のように吸音カバー21と異なる材料を用いることなく吸音性能を向上させることができ、材料コストの低減化を図ることができる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3によるエレベータ用巻上機の要部を示す断面図である。また、図6は、図5のVI-VI線に沿った断面図である。図において、吸音カバー21は、円筒状の吸音カバー筒状部41と、吸音カバー筒状部41の一方の開口部を塞ぐ吸音カバー塞ぎ部42とを有している。吸音カバー筒状部41及び吸音カバー塞ぎ部42の構成は、実施の形態2の吸音カバー筒状部31及び吸音カバー塞ぎ部32の構成と同様である。
吸音カバー塞ぎ部42には、各第1の通気口14からの音を吸収する吸音部である複数の穴43が設けられている。各穴43は、断面形状及び断面積が穴43の深さ方向のどの位置でも同じになっている凹部である。各穴43は、回転軸3の軸線方向について各第1の通気口14に対向させて吸音カバー塞ぎ部42に設けられている。各穴43の形状及び大きさは、モータ6が動作されるときの電磁振動周波数帯域に応じた音に対して吸音性能を発揮する形状及び大きさとされている。この例では、穴43の断面形状が円形とされている。モータ6の電磁振動により発生した音は、各第1の通気口14を通って、各穴43で吸収される。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ用巻上機では、モータ6が動作されるときの電磁振動周波数帯域に応じた音に対して吸音性能を発揮する穴43が第1の通気口14に対向させて吸音カバー21に設けられているので、モータ6で発生する音を穴43で効率良く吸収することができ、巻上機の外部へ漏れる音量を少なくすることができる。これにより、巻上機の騒音の大きさを低減することができる。また、穴43は、断面形状及び断面積が深さ方向のどの位置でも同じになっているので、吸音カバー21に穴43を容易に形成することができ、吸音カバー21の製造コストを低減することができる。
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4によるエレベータ用巻上機の要部を示す断面図である。また、図8は、図7のVIII-VIII線に沿った断面図である。図において、吸音カバー21は、円筒状の吸音カバー筒状部51と、吸音カバー筒状部51の一方の開口部を塞ぐ吸音カバー塞ぎ部52とを有している。吸音カバー筒状部51及び吸音カバー塞ぎ部52の構成は、実施の形態2の吸音カバー筒状部31及び吸音カバー塞ぎ部32の構成と同様である。
吸音カバー塞ぎ部52には、各第1の通気口14からの音を吸収する吸音部である複数のスリット溝53が設けられている。各スリット溝53は、断面形状及び断面積がスリット溝53の深さ方向のどの位置でも同じになっている凹部である。各スリット溝53は、回転軸3の軸線方向について各第1の通気口14に対向させて吸音カバー塞ぎ部52に設けられている。各スリット溝53の形状及び大きさは、モータ6が動作されるときの電磁振動周波数帯域に応じた音に対して吸音性能を発揮する形状及び大きさとされている。この例では、スリット溝53の断面形状が吸音カバー21の周方向に沿った長方形とされている。モータ6の電磁振動により発生した音は、各第1の通気口14を通って、各スリット溝53で吸収される。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ用巻上機でも、モータ6が動作されるときの電磁振動周波数帯域に応じた音に対して吸音性能を発揮するスリット溝53が第1の通気口14に対向させて吸音カバー21に設けられているので、モータ6で発生する音をスリット溝53で効率良く吸収することができ、巻上機の外部へ漏れる音量を少なくすることができる。これにより、巻上機の騒音の大きさを低減することができる。また、スリット溝53は、断面形状及び断面積が深さ方向のどの位置でも同じになっているので、吸音カバー21にスリット溝53を容易に形成することができ、吸音カバー21の製造コストを低減することができる。
なお、各上記実施の形態では、モータ6が永久磁石式のモータとされているが、モータ6が誘導モータであってもよい。
6 モータ、11 モータカバー、14 第1の通気口、21 吸音カバー、24 第2の通気口、25 高吸音部材(吸音部)、33 ヘルムホルツ共鳴器(吸音部)、43 穴(吸音部)、53 スリット溝(吸音部)。

Claims (3)

  1. モータ、
    上記モータを冷却するための冷却風を通す第1の通気口が設けられ、上記モータを覆うモータカバー、及び
    上記モータカバーの外側で上記第1の通気口を覆う吸音カバー
    を備え、
    上記吸音カバーには、上記冷却風を通す第2の通気口が上記第1の通気口に対向する位置から外して設けられ、上記第1の通気口からの音を吸収する吸音部が上記第1の通気口に対向させて設けられており、
    上記吸音部は、上記モータが動作されるときの電磁振動周波数帯域に応じた音に対して吸音性能を発揮する凹部であることを特徴とするエレベータ用巻上機。
  2. 上記凹部は、空洞部と、上記空洞部よりも断面積が小さい開口部とを有するヘルムホルツ共鳴器であることを特徴とする請求項に記載のエレベータ用巻上機。
  3. 上記凹部は、断面形状及び断面積が上記凹部の深さ方向のどの位置でも同じになっている穴又は溝であることを特徴とする請求項に記載のエレベータ用巻上機。
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