JP5886682B2 - エレベーター - Google Patents

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Description

本発明は、複数のワイヤロープを用いて乗りかごと釣り合い錘を昇降させるエレベーターに関する。
エレベーターに用いられるワイヤロープは、複数の鋼線を撚り合わせた構造を有している。エレベーターでは、ワイヤロープの片端を乗りかごに接続し他端を釣り合い錘に接続して、巻上機でワイヤロープを駆動させることにより乗りかごを昇降させる構造と、ワイヤロープの両端を建屋の頂部に固定し、乗りかごと釣り合い錘にそれぞれプーリを取り付け、プーリにワイヤロープを通して動滑車のように乗りかごと釣り合い錘を昇降させる構造とがある。いずれの場合でも、乗りかごの昇降によりワイヤロープは張力が掛かった状態で繰り返し屈曲される。そのため、使用に伴って鋼線には疲労が蓄積され、鋼線が順次破断する。この鋼線の破断数が増大して所定数を超えた場合に、ワイヤロープは寿命に至ったと判断され交換される。
ワイヤロープを交換するためには、エレベーターを停止し、乗りかごを別の吊り具で懸架してからワイヤロープを外す必要がある。ワイヤロープ交換には作業時間を要し、ワイヤロープ交換中はエレベーターが使えなくなることから、使用者に迷惑をかけないためには、ワイヤロープを交換する周期を長くして交換回数を少なくすることが望ましい。
前述のように、ワイヤロープの寿命は、鋼線の疲労度合いによって決まり、疲労はワイヤロープにかかる張力が大きいほど早く進展する。通常のエレベーターでは複数本のワイヤロープが用いられており、この中で特定のワイヤロープの張力が高い場合は、そのワイヤロープが他のワイヤロープより早く寿命に至る。このように、複数本のワイヤロープ張力がばらつくと特定のワイヤロープの寿命を短くしてしまう可能性があることから、定期的にワイヤロープ張力を検査し、各ワイヤロープの張力を均一に調整している。
ワイヤロープ張力を調整するためには、ワイヤロープの長さを変えるか、ワイヤロープが固定される位置をずらせばよい。ワイヤロープの長さを変える場合には、乗りかごを一端別のワイヤロープ等で懸架する必要がある。このような作業には時間がかかることから、通常はワイヤロープが固定される位置を調整することにより対応する。ワイヤロープの固定位置を調整するために、ワイヤロープの端部にはロッドが接続されている。ロッド端部にはネジ部が切られており、ネジ部には緩み止めのためダブルナットが用いられている。ナットは、座金を介して圧縮バネの片面と接し、圧縮バネの反対面は、座金を介して乗りかご又はつり合い錘又は建屋のいずれかのベースまたは支持部材、梁部材等に接している。ワイヤロープの張力を調整する場合は、ロッド上のナット位置を動かして、ベースからワイヤロープまでの距離を変化させている。
ところで、ワイヤロープは張力がかかると、撚り方に応じて回転モーメントが生じる。この回転モーメントはワイヤロープに接続されたロッドに伝わり、ロッドを回転させようとする。そして、ロッドからベースまでの複数の接触部での摩擦面に作用し、これらの摩擦面で相対回転を生じさせる。このとき、摩擦力が大きく、回転モーメントがキャンセルされる場合にはロッドは回転しないが、摩擦力が小さい場合にはロッドが回転する。どの程度の回転モーメントまで摩擦力でキャンセル(相殺)しロッドを非回転状態に保持できるかは接触部の表面状態で異なるが、接触部の表面状態は個体差が大きいため、キャンセルできる回転モーメントの大きさは部品ごとに異なる。そのため、ワイヤロープの張力が同じでも、特定のワイヤロープのみ回転が生じる場合がある。
ここで、ワイヤロープが回転して撚りがほどけた場合には、ワイヤロープが伸びる。複数本のワイヤロープの張力が均一に揃っている状態から、ある1本のワイヤロープだけが回転してワイヤロープが伸びると、他のワイヤロープに比べて相対的に1本のワイヤロープが長い状態となるためそのワイヤロープの張力が低下し、他のワイヤロープの負担する張力が増加する。このように、ワイヤロープが回転することにより張力がばらつくことから、ワイヤロープの回転を防ぐための構造が提示されている。
特許文献1では、エレベーターにおいて、ワイヤロープ端部に接続されたロッドに金具を取り付け、金具間をワイヤー等の連結体で接続する構造が開示されている。これによりロッド端部のネジ部に直接穿孔する必要がなく、ロッドを小さな回転角で回転阻止することができる。
また、特許文献2では、エレベータの乗りかごおよび釣合い重りを吊り下げて支持する複数本の吊りワイヤロープと、吊りワイヤロープの端部に連結され支持部材に張力調整手段を介して支持されたシャックルロッドと、支持部材から突出した各シャックルロッドの相互間に設けられ、一端部が一方のシャックルロッドに締結固定され、他端部が他のシャックルロッドに係合して一方のシャックルロッドの回転を抑える回り止め部材としてブラケットを有する吊りワイヤロープ回り止め装置が開示されている。この発明によれば、各吊りワイヤロープの張力に基づく自転力による回転動作を簡単な構造で抑えることができる。
図7に示す、従来のエレベータの乗りかごおよび釣合い重りを吊り下げるワイヤロープの取り付け構造において、ワイヤロープ3端部はソケット8に固定保持される。ソケット8にはロッド9が設けられている。ロッド9のソケット8と反対側にネジ部9aが切られ頂部ベース7に設けた貫通穴7aに挿通されており、挿通された部分のロッド9のネジ部9aには、緩み止め用のナット10と、ワイヤロープ張力調節用のナット11が取り付けられている。ナット10とナット11はダブルナット作用によってロッド9に一体に固定されている。ナット11と頂部ベース7の間には、ナット11に近い側から順に、座金12、ワイヤロープ及びロッドの張力を調整するバネ13、座金14が設けられている。座金14は下部に設けた絞り部14aを介して貫通穴7aに挿入されている。この構成では、ナット11と座金12の摩擦力よりもロッド回転モーメントが大きいと、ワイヤロープ3は緩み、張力が低下する。
特開平4−125282号公報 特開2006−62769号公報
特許文献1または特許文献2で示すように、ロッドの回転を防止しようとする場合、隣接するワイヤロープ同士のロッドを接続固定することは有効である。特許文献1及び特許文献2では、ロッドの端部に連結体固定用の金具をつけている。しかし、ロッドの本来の目的はバネと共にワイヤロープ端部の位置を調整することによりワイヤロープの長さの差を低減させ、ワイヤロープ張力を揃えることである。ロッドに切られたネジ部は長さを調整するためのものであるため、ネジ部に金具をつけると本来ロッドが有している調整代が減ってしまう。これを回避するためにはロッドを伸ばしネジ部を長くすれば良いが、ロッドが長くなると、それを収納するだけのスペースが必要となり装置全体が大きくなる可能性があるため、ロッドの長さは必要以上に長くできないという制約がある。
また、エレベーターでは昇降や人の乗り降りによって張力が変動し、その際にロッドが上下するため、特許文献1に示す構造では、金具間に架けるワイヤーに予めゆとりを持たせておく必要がある。また、特許文献2に示す構造では、ロッドのネジ部に隣接するワイヤロープのモーメントによる力が掛かった状態でネジ部とブラケットの間に相対運動が発生するため、ネジ部を痛める可能性があった。
上記課題を解決するため、この発明に係るエレベーターは、乗りかごと、つり合い錘と、乗りかごとつり合い錘を接続する複数本のワイヤロープと、ワイヤロープを駆動する巻上機とで構成されるエレベーターにおいて、複数本のワイヤロープの端部に接続され、建屋又は、乗りかご及び釣り合い錘の支持部材に設けられた貫通穴に挿通されたロッドと、ロッドが支持部材の貫通穴を貫通した突出部に切られたネジ部に通された第1のナットと、第1のナットをダブルナット作用により固定する第2のナットと、第1のナットと支持部材との間に設けた第1の座金と、第1の座金と支持部材との間に設けた弾性体と、弾性体と支持部材との間に設けた第2の座金とを具備し、第1のナットと第1の座金の相対回転を防止する係合部と、第1の座金と弾性体の相対回転を防止する係合部と、弾性体と第2の座金の相対回転を防止する係合部と、第2の座金と支持部材の相対回転を防止する係合部を有する。
本発明に係るエレベーターは、 複数本のワイヤロープの端部に接続されたロッドが支持部材の貫通穴から突出した突出部に切られたネジ部に通された第1のナットと、第2のナットと、第1のナットと支持部材との間に設けた第1の座金と、ロッドおよびワイヤロープの張力を調整する弾性体と、第2の座金とを備え、第1のナットと第1の座金と弾性体と第2の座金と支持部材の間に、第1のナットと第1の座金の相対回転を防止する係合部と、第1の座金と弾性体の相対回転を防止する係合部と、弾性体と第2の座金の相対回転を防止する係合部と、第2の座金と支持部材の相対回転を防止する係合部とを有することにより、ロッドの調整代を残したまま昇降時の張力変動による影響を受けない部分でワイヤロープの回転のみを拘束することができるので、回転によるワイヤロープ張力のばらつきが生じず、ワイヤロープ寿命の安定化が図れる。
エレベーターの構造を示す模式図である。 エレベーターの構造を示す模式図である。 本発明に係るワイヤロープの端部構造を示す模式図である。 本発明に係るワイヤロープの端部構造を示す模式図である。 本発明に係るワイヤロープの端部構造を示す模式図である。 本発明に係るワイヤロープの端部構造を示す模式図である。 従来のワイヤロープの端部構造を示す模式図である。
以下、本発明を実施例と図面を用いて説明する。
図1は、1:1ローピングと呼ばれる構造のエレベーターであり、乗りかご1と釣り合い錘2は、ワイヤロープ3で接続されている。このワイヤロープ3は巻上機4に架けられ、巻上機4でワイヤロープ3を駆動することにより、乗りかご1と釣り合い錘2が昇降する。
図2は、2:1ローピングと呼ばれる構造のエレベーターであり、ワイヤロープ3は、乗りかご1に取り付けられた動滑車であるプーリ5と、釣り合い錘2につけられた動滑車であるプーリ6を介して乗りかご1と釣り合い錘2を懸架し、ワイヤロープ3の端部は支持部材である頂部ベース7に取り付けられている。ワイヤロープ3の端部は支持部材としての建屋の梁部材に直接取り付けても良い。
図1または図2に示すエレベーター構造において、ワイヤロープ3の取付部が乗りかご1か釣り合い錘2か頂部ベース7かの相違があるものの、取付部構造自体は等しいため、ここではワイヤロープ3の取付部が頂部ベース7に取り付けられる図2の場合について、以下に説明する。
図3に、本発明にかかる頂部ベース7へのワイヤロープ3の取り付け構造を示す。ワイヤロープ3からロッド9までは図7に示す従来構造と同一である。緩み止め用の第2のナットであるナット10と頂部ベース7の間には、ナット10に近い側から順に、張力設定用の第1のナットであるナット11、ストッパー部材15、座金16、バネ13、座金18が設けられている。ストッパー部材15はナット11と係合して回転を拘束する係合穴15aを有する。また下面に折り曲げ部からなる係止部15bを有する。また、座金16外周には一対の平行な平坦部16aが設けられており、ストッパー部材15の係止部15bと係合する。座金16にはさらに下方に突出した凸部17が設けられる。
上記のように、ナット11の端面に係合穴15aを介して接触するストッパー部材15と、ストッパー部材15下面の係止部15bと、これに係合する座金16の平坦部16aとによって、ナット11と座金16の相対回転が拘束され防止されている。また、座金16の凸部17がバネ13の端部と係合することにより、座金16とバネ13の相対回転が防止されている。
座金18にも座金16と同様に凸部19が設けられ、凸部19とバネ13の端部が係合することにより、バネ13と座金18の相対回転が防止されている。
上記の構成において、ワイヤロープ3によって生じるモーメントはワイヤロープ3の撚りがほどける方向に働くため、ワイヤロープがZ撚りの場合にはバネ13は図に示す右巻きとする必要がある。
上記の構成で、ロッド9を貫通穴7aに通し、さらに座金18、バネ13、座金16を通してナット11で締め付け、所定の張力を設定する。次にストッパー部材15を座金16とナット11に係合させた後、ナット10を締め付ける。
座金18には、棒状のモーメント伝達部材20が溶接されている。ワイヤロープ3によって生じたモーメントは、モーメント伝達部材20を介して隣接する座金18に伝達される。座金18には絞り加工が施されており、絞り部18aが頂部ベース7に設けられた貫通穴7aに挿入されている。そのため、モーメント伝達部材20によって座金18に掛けられた力は頂部ベース7に伝達され支持されるため、ロッド9およびワイヤロープ3の回転が防止され、ワイヤロープ3の伸びが抑制される。
係合部であるモーメント伝達部材20は上記のように隣接する座金に離脱自在に構成する事もでき、必要に応じて隣接する座金に溶接等で完全に固定してもよい。
図4に、本発明の実施例2を示す。上部の座金22下部には凸部22aが設けられ、ネジ穴22bが2か所設けられており、ナット11を締め付けてロッド9に所定張力を与えた後、ネジ23が固定される。ダブルナットの張力設定用ナットであるナット11の端面とネジ23の側面とが接触することにより、ナット11と座金22の相対回転が防止される。
座金22の凸部22aがバネ13の端部と係合することにより、座金16とバネ13の相対回転が防止されている。また、座金18の凸部19とバネ13の端部が係合することにより、バネ13と座金18の相対回転が防止されている。
座金18には、モーメント伝達部材20が溶接されている。ワイヤロープ3によって生じたモーメントは、モーメント伝達部材20を介して、隣接する座金に伝達される。モーメント伝達部材20によって隣接する座金18に掛けられた力は頂部ベース7に伝達され支持されるため、ロッド9およびワイヤロープ3の回転が防止され、ワイヤロープ3の伸びが抑制される。
図5に、本発明の実施例3を示す。ダブルナットの締付けナットであるナット11と座金24があらかじめ溶接固定されており、両者の相対回転は生じない。座金24にはピン25を挿通させる穴24aが6か所空いており、ナット11を締め付けてロッド9に所定張力を与えた後、バネ13端部に最も近い穴24aにピン25を挿入する。バネ13とピン25を係合させることにより、バネ13と座金24の相対回転が防止される。以下の構造は、実施例2と同様である。
図6に、本発明の実施例4を示す。頂部ベース7にはピン27が設けられている。このピン27が座金26の穴26bと係合することにより、頂部ベース7と座金26の相対回転が防止される。26aはバネ13端部と係合する凸部である。
上述した実施例1乃至4では、頂部ベース7とこれに隣接する座金の相対回転を防止するためにモーメント伝達部材、ピン等を用いたが、頂部ベースと座金の相対回転を防止することができれば、モーメント伝達部材等以外の構造を用いても良く、たとえば、頂部ベース7に座金を直接溶接することにより、頂部ベースと座金の相対回転を防止しても良い。
1:乗りかご
2:つり合い錘
3:ワイヤロープ
4:巻上機
7:頂部ベース
7a:貫通穴
9:ロッド
9a:ネジ部
10、11:ナット
16、18、22、24、26:座金
13:バネ
15:ストッパー部材
15a:係合穴
15b: 係止部
16a: 平坦部
17、19、22a、28:凸部
20:モーメント伝達部材
23: ネジ
24a、26b: 穴
25、27: ピン

Claims (7)

  1. 乗りかごと、つり合い錘と、前記乗りかごと前記つり合い錘を接続する複数本のワイヤロープと、該ワイヤロープを駆動して前記乗りかごを昇降させる巻上機を備え、前記複数本のワイヤロープの端部に接続され、建屋又は乗りかご及び釣り合い錘の支持部材に設けられた貫通穴に挿通されたロッドと、前記ロッドが前記支持部材の貫通穴から突出した突出部に切られたネジ部に通された第1のナットと、該第1のナットと前記ロッドを固定する第2のナットと、前記第1のナットと前記支持部材との間に設けた第1の座金と、前記ロッドおよび前記ワイヤロープの張力を調整する弾性体と、第2の座金とを備え、
    前記第1のナットと前記第1の座金と前記弾性体と前記第2の座金と前記支持部材の間に、前記第1のナットと前記第1の座金の相対回転を防止する係合部と、前記第1の座金と前記弾性体の相対回転を防止する係合部と、前記弾性体と前記第2の座金の相対回転を防止する係合部と、前記第2の座金と前記支持部材の相対回転を防止する係合部とを有することを特徴とするエレベーター。
  2. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、前記第1のナットと前記第1の座金の相対回転を防止する係合部は、端部に係止部を有し中央部に前記第1のナットと係合する係合穴を設けたストッパー部材と、前記第1の座金の側面に設けられた平坦部とを有し、該ストッパー部材は前記係止部が前記第1の座金の側面に設けられた平坦部と係合し、前記ストッパー部材の係合穴に前記第1のナットが貫挿される際に前記係合穴がナット側面と係合して前記第1のナットの回転を拘束することを特徴とするエレベーター。
  3. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、前記第1のナットと前記第1の座金の相対回転を防止する係合部は、前記第1の座金に設けられた複数の穴と、該穴に挿入した固定部材を有し、該固定部材側面と前記第1のナット側面を係合させ、前記第1のナットの回転を拘束することを特徴とするエレベーター。
  4. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、前記第1のナットと前記第1の座金の相対回転を防止する係合部は、前記第1のナットに一体に溶接された前記第1の座金を有し、前記第1の座金には複数の穴と、該穴に挿入された固定部材を有し、該固定部材と前記弾性体を前記第1のナット回転方向に係合させることを特徴とするエレベーター。
  5. 請求項3または4に記載のエレベーターにおいて、前記固定部材は前記穴と係合するピン又はネジからなることを特徴とするエレベーター。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のエレベーターにおいて、前記第2の座金と前記支持部材の相対回転を防止する係合部は、前記第2の座金に一端が固定され、他端が隣接する他のワイヤロープの第2の座金と係合するモーメント伝達部材を有することを特徴とするエレベーター。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載のエレベーターにおいて、前記第2の座金と前記支持部材の相対回転を防止する係合部は、前記第2の座金に設けられた穴と、前記支持部材に設けられた固定部材とを有し、前記第2の座金の穴に前記固定部材を係合することにより前記第2の座金を前記第1のナット回転方向に拘束することを特徴とするエレベーター。
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