JP5886423B2 - 半透明なシロップ状化粧料組成物 - Google Patents

半透明なシロップ状化粧料組成物 Download PDF

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Description

本発明は、べたつきがないのにシロップ状のテクスチャーを有し、半透明の(またはさらには透明な)外観を有する安定な化粧料組成物に関する。
安定性は、化粧品の良好な品質を顧客に確信させるので、化粧料組成物にとって極めて重要な要素の1つある。
化粧料組成物の粘度もまた、顧客満足の観点からばかりでなく、技術的観点からも、重要な要素である。
実際、顧客はリッチな手触り、すなわち、十分な粘稠性を高く評価する。
同時に、容器に充填された化粧料組成物は、使用時に容易に取り出されなければならない。
現在、化粧料組成物のための様々なタイプの容器が存在する。
ピペット付きボトルは、化粧料組成物の容器として最も頻回に使用される形態の1つである。ピペット付きボトルは、特に化粧品分野、とりわけ少量で適用される化粧品において便利である。
ピペットで取るためには、化粧料組成物は特有の粘度を有しなければならない。実際、組成物がピペットで分取され得るように特定のレオロジー特性が必要とされる。
したがって、組成物は容器から外へピペットで分取するのに十分、流動的でなくてはならず、かつ手の中で粘稠性を有するのに十分に硬くなくてはならない。
さらに、半透明性は、特に、様々な最終製品の製剤化をより自由にするので、化粧品製造者から求められることが多い。
研究者らはこのような化粧料組成物の提案を行ってきた。
特許FR0312595は、少なくとも1つの親油性溶媒を含む脂肪相、水性相、および11から16の間のHLBを有する少なくとも1つの非エトキシル化脂肪酸エステルを含む乳化系を含む、化粧品または医薬品用途の透明または澄明なエマルションを開示している。
特許出願EP2218439は、水性相、組成物の全重量に対して少なくとも35重量%のホホバ油、およびスクロースと脂肪酸との少なくとも1つのエステルを含むメークアップ除去のための化粧料組成物に関する。
特許出願EP2218440は、水性相、親油性化合物、ならびにスクロースエステルおよびポリグリセロールと脂肪酸とのエステルを含む乳化系を含むメークアップ除去のための化粧料組成物を開示している。
また、ピペットで分取するシリコン中水型エマルションまたは水性ゲルの形態の製品が市場には既に存在する。
シリコン中水型エマルションは、そのシリコンのテクスチャーゆえに顧客には評価されていない。水性ゲルは心地よいテクスチャーに欠け、かつリッチ感を与えることがない。
これら文書または製品には、半透明で、かつピペット付きボトルに適切な粘度を有する安定な化粧料組成物を開示しているものはない。
したがって、べたつきがないのにシロップ状のテクスチャーを有し、半透明の(またはさらには透明な)外観を有する安定な化粧料組成物は依然として必要である。
出願人は、これらの技術的問題が本発明の化粧料組成物によって解決されることを見出している。
第一の態様によれば、本発明は、生理学的に許容される媒体中に
(A)パルミチン酸スクロースおよび/またはラウリン酸スクロースを含む乳化系、
(B)水およびグリセロールを0.1/1から1/1、好ましくは0.2/1から0.6/1の範囲の水/グリセロール重量比で含む水性相、ならびに
(C)C〜C12脂肪酸とC〜C18脂肪モノアルコールとの1つまたは複数の油性エステルを含む、組成物の全重量に対して少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも55重量%、より好ましくは57重量%の脂肪相
を含む、水中油型エマルションの形態の化粧料組成物に関する。
第二の態様によれば、本発明は、
1−脂肪相(C)を水性相(B)に、撹拌しながらゆっくりと加えるステップ、
2−エマルションが得られるように撹拌速度を次第に増加するステップ、および
3−得られたエマルションを放冷するステップ
を含む、前記に記載の化粧料組成物を調製する方法に関する。
第三の態様によれば、本発明は、スキンケアのための、前記に記載の化粧料組成物の使用に関する。
化粧料組成物
本発明の組成物は、加齢の皮膚兆候を防止または低減するために、活性剤を濃縮させた「セラム」の形態で顔の皮膚および/または首の皮膚に塗布することを意図されている。本発明の組成物は、クリームとしてもケアフルイドとしても、または両方の混合物としても塗布することができる。一般に、この組成物は、この組成物のたった1滴を皮膚に適用し、次いでそれを指で顔全体に広げることができるように十分に流動的である。そのテクスチャーは、組成物が容器からピペットで取り出されたときにリッチであると感じられるのに十分なほどシロップ状であるが、皮膚の上でいかなるべたつき感をも生じることはない。
本発明の組成物はまた、安定である。「安定」という語によって、室温、40℃および45℃で3ヶ月間の保存後に、組成物が、クリーミングまたは相分離またはその色の変化など、肉眼で見えるいかなる物理的変化をも示さないことを意味する。
本発明の組成物は、生理学的に許容される媒体中に
(A)パルミチン酸スクロースおよび/またはラウリン酸スクロースを含む乳化系、
(B)水およびグリセロールを0.1/1から1/1、好ましくは0.2/1から0.6/1の範囲の水/グリセロール重量比で含む水性相、ならびに
(C)C〜C12脂肪酸とC〜C18脂肪モノアルコールとの1つまたは複数の油性エステルを含む、組成物の全重量に対して少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも55重量%、より好ましくは57重量%の脂肪相
を含む、水中油型エマルションの形態である。
本明細書において、「パルミチン酸スクロース」(CAS番号26446−38−8)および「ラウリン酸スクロース」(CAS番号25339−99−5)は、スクロースと脂肪酸、それぞれラウリン酸およびパルミチン酸とのエステルである。
これらは、例えば、Gattefosseにより、それぞれSurhope C1216(登録商標)(ラウリン酸スクロース)およびSucrose C1616(登録商標)(パルミチン酸スクロース)の商品名で市販されている。
理論に拘束されることを望むものではないが、これらのスクロエステルは、本発明に基づき適切な粘度を得ることを可能にするラメラ構造系を形成する。
乳化系
本発明の組成物は、パルミチン酸スクロースおよび/またはラウリン酸スクロースを含む乳化系を含む。
さらに、パルミチン酸スクロースおよびラウリン酸スクロースは、有利には、それぞれ、前記乳化系中に、組成物の全重量に対して1から3重量%、好ましくは1から2重量%、より好ましくは1.5重量%の量で存在する。
本発明の特に有利な実施形態において、前記乳化系(A)は、ラウリン酸スクロースおよびパルミチン酸スクロースの重量比1:1の混合物を含む。
乳化系が、ラウリン酸スクロースおよびパルミチン酸スクロース以外の界面活性剤を組成物の全重量に対して0から1重量%含むことは好ましい。
前記に例証の乳化系に加えて、本発明の組成物は水性相および脂肪相を含む。
水性相
本発明によれば、グリセロールと水の間の比は、0.1/1から1/1、好ましくは0.2/1から0.6/1の範囲である。
理論に拘束されることを望むものではないが、出願人は、前記に記載のグリセロール/水の比が、必要とされる半透明性および粘度を化粧料組成物に付与することを可能にすることを発見した。
好ましい一実施形態によれば、水性相は、水およびグリセロールを所与の重量比で含み、水およびグリセロールは合計で組成物の全重量に対して25から35重量%に相当する。水性相が親水性のゲル化剤を含まないこともまた好ましい。
脂肪相
脂肪相は、化粧料組成物中に、組成物の全重量に対して少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも55重量%、より好ましくは少なくとも57重量%のレベルで存在し、C〜C12脂肪酸とC〜C18脂肪モノアルコールとの1つまたは複数の油性エステルを含む。
本明細書において、「C〜C12脂肪酸とC〜C18脂肪モノアルコールとの油性エステル」は、6から12個の炭素原子を有する脂肪酸と、6から18個の炭素原子を有する脂肪モノアルコールとのエステルである。
前記油性エステルは、C−C12脂肪酸、好ましくはC〜C10脂肪酸、およびC〜C18脂肪モノアルコール、好ましくはC〜C18脂肪モノアルコールから得られる。
「C〜C12脂肪酸とC〜C18脂肪モノアルコールとの油性エステル」の例は、イソノナン酸イソノニルまたはカプリル酸ヤシ油アルキルである。イソノナン酸イソノニルは、例えばAlzoにより、Wickenol 151の商品名で市販されている。
本発明による油性エステルは、特に、カプリル酸ヤシ油アルキルおよびイソノナン酸イソノニルから選択されてよい。特に好ましい実施形態において、前記油性エステルは、カプリル酸ヤシ油アルキルである。
理論に拘束されることを望むものではないが、出願人は、カプリル酸ヤシ油アルキルが他のエステルよりもより安定であり、かつ組成物に良好なテクスチャーを与えることを見出した;組成物の使用後感は非常に軽く、低密度であるので、本化粧料製剤により適している。
好ましくは、カプリル酸ヤシ油アルキルはCetiol C5の商標でCOGNIS/BASFにより市販されているものである。
油性エステルに加え、脂肪相は、イソドデカン、イソヘキサデカンなどの揮発性炭化水素油、または植物油、特にホホバ油およびカメリア油を含んでよい。
脂肪相は、油性エステルを、特に、脂肪相の全重量に対して、45から90重量%、好ましくは50から85重量%のレベルで含む。
粘度
好ましい一実施形態によれば、本発明の化粧料組成物は、2300Pa・s未満、好ましくは950から1800Pa・sの間に含まれる、より好ましくは980から1150Pa・sの間に含まれる無せん断粘度、および10Pa未満の閾値応力を有する。
好ましくは、組成物の閾値応力は、2Pa未満である。
好ましくは、組成物は、1から3Pa・sの間に含まれる、100s−1における粘度を有する。
活性剤
組成物は、バニラ・プラニフォリア(Vanilla planifolia)PFA、バニラ(Vanilla)花抽出物、コンニャク(konjac)抽出物(コンジリデス(Konjirides))、アシル化オリゴペプチド(SEDERMAのMatrixyl 3000(登録商標)など)、バニラ(Vanilla)バターおよびプラニフォリア(Planifolia)インテンスウォーターなどの化粧料活性成分をもまた含んでよい。
バニラ・プラニフォリア(Vanilla planifolia)PFAは、有利には、組成物の全重量に対して、例えば、0.20重量%の重量で存在してよい。
バニラ(Vanilla)花抽出物は、有利には、組成物の全重量に対して、例えば0.11重量%の重量で存在してよい。
コンジリデス(Konjirides)は、有利には、組成物の全重量に対して、例えば4重量%の重量で存在してよい。
Matrixyl 3000(登録商標)は、有利には、組成物の全重量に対して、例えば3重量%の重量で存在してよい。
バニラ(Vanilla)バターは、有利には、組成物の全重量に対して、例えば0.5重量%の重量で存在してよい。
プラニフォリア(Planifolia)インテンスウォーターは、有利には、組成物の全重量に対して、例えば0.43重量%の重量で存在してよい。
さらに、本発明の組成物は、場合によっては、ビタミン、抗酸化剤、水和剤、抗汚染剤、角質溶解剤、抗炎症剤、収斂剤、美白剤および微小循環促進剤から選択される種々の活性剤を含んでよい。
ビタミンの例には、ビタミンA、B1、B2、B6、CおよびEならびにこれらの誘導体、パントテン酸およびその誘導体ならびにビオチンが含まれる。
抗酸化剤の例には、アスコルビン酸およびその誘導体、例えばパルミチン酸アスコルビル、テトライソパルミチン酸アスコルビル、アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルマグネシウム、リン酸アスコルビルナトリウムおよびソルビン酸アスコルビルなど;トコフェロールおよびその誘導体、例えば酢酸トコフェロール、ソルビン酸トコフェロール、およびトコフェロールの他のエステルなど;ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)およびブチル化ヒドロキシアニソール(BHA);没食子酸エステル;リン酸;クエン酸;マレイン酸;マロン酸;コハク酸;フマル酸;ケファリン;ヘキサメタリン酸;フィチン酸;エチレンジアミン四酢酸;および、例えばアイリッシュモス(Chondrus cripsus)、ロディオラ(Rhodiola)、サーマス・サーモフィラス(Thermus thermophilus)、マテ茶葉、オーク・ウッド、カユ・ラペ(kayu rapet)樹皮、桜葉およびイランイラン葉などからの植物抽出物が含まれる。
水和剤の例には、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセロール、ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、ムコ多糖、例えばコンドロイチン硫酸、Exsymol社により市販されている活性剤Epidermosil(登録商標)などのシラノール誘導体によって効力増強した高分子量または低分子量のヒアルロン酸など;カロン酸;胆汁酸塩、ピロリドンカルボン酸の塩および乳酸の塩;尿素、システインおよびセリンなどのアミノ酸類縁物質;短鎖溶解性コラーゲン、PPGジグリセロール、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンのホモ−およびコポリマー、例えばNOFのLipidure HMおよびLipidure PBMなど;アラントイン、グリセロール誘導体、例えばNOFがWilbride(登録商標)S753の商品名で販売しているPEG/PPG/ポリブチレングリコール−8/5/3グリセロールまたはSedermaがLubragel(登録商標)MSの商品名で販売しているグリセリル−ポリメチルなど;Ashahi Kasei Chemicals社がAminocoat(登録商標)の商品名で販売しているトリメチルグリシンおよび種々の植物抽出物、例えばヨーロッパグリ(Castanea sativa)抽出物、加水分解ヘーゼルナッツタンパク抽出物、チューベローザ・ポリアンテス(Tuberosa polyanthes)多糖体、アルガニア・スピノサ(Argania spinosa)核油、および特にMaruzen社(日本)によりPearl Extract(登録商標)の商品名で販売されているコンキオリンを含む真珠母貝の抽出物が含まれる。
水和剤の他の例には、マトリプターゼ(matriptase) MT/SP1の発現を促進する化合物、例えばイナゴマメ果肉の抽出物など、ならびにFN3Kの発現を促進する薬剤;ケラチノサイトの増殖または分化を増強する薬剤、例えばサーマス・サーモフィラス(Thermus thermophilus)またはヤブツバキ・アルバ・プレナ(Camellia Japonica Alba Plena)の花またはテオブロマ・カカオ(Theobroma cacao)豆の殻の抽出物、トウモロコシの水溶性抽出物、バンバラマメ(Voandzeia subterranea)のペプチド抽出物およびナイアシンアミド、表皮脂質および表皮脂質の合成を増大する薬剤、例えばセラミド、リン脂質、およびハウチワマメタンパク加水分解物などが含まれる。
抗汚染剤の例には、ワサビノキ(Moringa pterygosperma)種子抽出物(例えばLSNのPurisoft(登録商標))、シアバター抽出物(例えばSilabのDetoxyl(登録商標))、ツタ抽出物およびフィチン酸、ヒマワリ種子抽出物の混合物(例えばSedermaのOsmopur(登録商標))が含まれる。
角質溶解剤の例には、α−ヒドロキシ酸(例えばグリコール酸、乳酸、クエン酸、リンゴ酸、マンデル酸、または酒石酸)およびβ−ヒドロキシ酸(例えばサリチル酸)、およびこれらのエステル、例えばC12〜13乳酸アルキル、およびこれらのヒドロキシ酸を含む植物抽出物、例えばハイビスカス・サブダリファ(Hibiscus sabdriffa)抽出物などが含まれる。
抗炎症剤の例には、ビサボロール、アラントイン、トラネキサム酸、酸化亜鉛、酸化イオウおよびその誘導体、コンドロイチン硫酸、グリチルリチン酸およびその誘導体、例えばグリチルリチネートなどが含まれる。
収斂抽出物の例には、マンサク(witch hazel)が含まれる。
美白剤の例には、アルブチンおよびその誘導体、フェルラ酸(例えばBASFにより市販されているCytovector(登録商標):水、グリコール、レシチン、フェルラ酸、ヒドロキシエチルセルロース)およびその誘導体、コウジ酸、レゾルシノール、エラグ酸、ロイコドーパクロムおよびその誘導体、ビタミンB3、リノール酸およびその誘導体、セラミドおよびその対応物、特許出願WO2009010356に記載のペプチド、特許出願WO2006134282に記載のプロドラッグまたはトラネキサム酸の塩、例えばトラネキサム酸セチルの塩酸塩、Maruzen社によりLicorice extract(登録商標)の商品名で特に販売されているカンゾウ抽出物(スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra)抽出物)、抗酸化効果をも有する美白剤、例えば、アスコルビン酸塩、脂肪酸またはソルビン酸のアスコルビン酸エステル、およびアスコルビン酸の他の誘導体を含むビタミンC化合物、例えばリン酸アスコルビルマグネシウムおよびリン酸アスコルビルナトリウム、または、例えばアスコルビル−2−グルコシド、L−アスコルベート2−0−アルファ−D−グルコピラノシル、またはL−アスコルベート6−0−ベータ−D−ガラクトピラノシルを含むアスコルビン酸の多糖エステルが含まれる。この種の活性剤は、特にDKSH社によりAscorbyl glucoside(登録商標)の商品名で販売されている。
微小循環を促進する成分の例には、ハウチワマメ抽出物(SilabのEclaline(登録商標)など)、ナギイカダ抽出物、ハマメリス(Aesculus)抽出物、ツタ抽出物、オタネニンジン抽出物またはスイートクローバー抽出物、カフェイン、ニコチネートおよびその誘導体、CODIFにより市販されているものなどのサンゴ藻(Corallina officinalis)からの藻類抽出物;ならびにこれらの混合物が含まれる。皮膚微小循環に対するこれらの活性剤は、顔色のくすみを回避するためおよび/または顔色の均一性および輝きを改善するために使用することができる。
添加剤
本発明による組成物は、場合により、防腐剤、UVフィルター、香料、およびこれらの混合物から選択することのできる種々の添加剤を含んでよい。
防腐剤の例は、安息香酸、プロピオン酸、サリチル酸、ソルビン酸、ビフェニル−2−オール(o−フェニルフェノール)、4−ヒドロキシ安息香酸、クロロブタノール、3−アセチル−6−メチルピラン−2,4(3H)−ジオン(デヒドロ酢酸)、ギ酸、3,3’−ジブロモ−4,4’−ヘキサメチレン−ジオキシジベンズアミジン(ジブロモヘキサミジン)、ウンデク−10−エノイック酸およびその塩、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ペンチレングリコール、カプリリルグリコールフェノキシエタノールおよびジンクピリチオンである。
UVフィルターの例は、有機フィルター、例えばジベンゾイルメタン誘導体(特にDSMによりParsol(登録商標)1789の商品名で販売されているブチルメトキシジベンゾイルメタンを含む)、ケイ皮酸の誘導体(特にDSMによりParsol(登録商標)MCXの商品名で販売されているエチルヘキシルメトキシシンナメートを含む)、サリチレート、パラ−アミノ安息香酸、β−β’−ジフェニルアクリレート、ベンゾフェノン、ベンジリデンカンファーの誘導体、フェニルベンズイミダゾール、トリアジン、フェニルベンゾトリアゾールおよびアントラニリック誘導体など;または無機酸をベースとする顔料またはナノ顔料の形態の、被覆されたまたは無被覆の無機フィルター、特に二酸化チタンまたは酸化亜鉛をベースとする無機フィルターであり;好ましくは組成物の全重量に対して0.1から約30重量%、よりよくは0.5から20重量%の量である。
この組成物は、境界値を含めて一般に5から6の間、好ましくは5から5.5の間に含まれるpHを有する。
組成物の調製
本発明の組成物は、当業者に既知のいかなる方法によっても調製することができる。
本発明の組成物は、好ましくは連続する下記のステップ:
1−脂肪相(C)を水性相(B)に、撹拌しながらゆっくりと加えるステップ、
2−エマルションが得られるように撹拌速度を次第に増加するステップ、および
3−得られたエマルションを放冷するステップ
を含む方法によって調製されてよい。
「コールドプロセス」の場合、水性相および脂肪相の成分は、周囲温度、すなわち約20〜25℃に保たれる。
「ホットプロセス」の場合、前記方法のステップ1の前に、下記のステップ:
−水性相(B)および脂肪相(C)を別々に、70から75℃で加熱するステップ
を行う。
出願人は、ホットプロセスが、より粘稠で、より透明な組成物を得ることを可能にすることを発見している。
さらに、出願人は、ホットプロセスがコールドプロセスで調製した組成物と同様に安定な組成物を50%少ないスクロエステルの量で提供できることをもまた発見している。
したがって、このことは、本発明にとって、経済性の面から興味深い。
使用
本発明の組成物は、スキンケア、特に皮膚、好ましくは首および顔の皮膚、の老化を防止するために使用されてよい。
前記組成物は、顔および/または首の皮膚に、クリームを塗布する前に、またはクリームとの混合物として適用されてよい。
本発明は、非限定的な下記の実施例によって例証されることになる。
化粧料組成物
下記の組成物を調製した。成分の割合は組成物の全重量に対する重量パーセントである:
(A)乳化系
パルミチン酸スクロース 1.5%
ラウリン酸スクロース 1.5%
(B)水性相
水 5〜10%
グリセロール 20〜30%
カプリリルグリコール 0.1〜1%
抗酸化剤 0.1〜1%
(C)脂肪相
植物油 5〜10%
イソノナン酸イソノニル 25〜35%
イソヘキサデカン 15〜25%
但し、これら成分の合計が100%になるものとする。
化粧料組成物
下記の組成物を調製した。成分の割合は組成物の全重量に対する重量パーセントである:
(A)乳化系
パルミチン酸スクロース 1.5%
ラウリン酸スクロース 1.5%
(B)水性相
水 5〜10%
グリセロール 20〜30%
カプリリルグリコール 0.1〜1%
抗酸化剤 0.1〜1%
(C)脂肪相
植物油 5〜10%
カプリル酸ヤシ油アルキル 45〜55%
但し、これら成分の合計が100%になるものとする。
レオロジー研究
表1の組成物を調製しておく。
無せん断粘度、閾値応力および100s−1における粘度を20℃でRheometer Gemini(Malvern Instruments)を用いて測定しておく。
組成物は全て、2200Pa・s未満の無せん断粘度および10Pa未満の閾値応力を有することに留意すべきである。
表1に示すように、組成物は安定である。
最初の試験(参照例1)を、ミリスチン酸スクロースおよびステアリン酸スクロースをそれぞれ3%濃度で含む混合物で行った。しかし、スクロエステルのこの組合せは安定なエマルションを形成せず、クリーミング現象を示した。
したがって、他のスクロエステルを試験した:ラウリン酸スクロースおよびパルミチン酸スクロースをそれぞれ3%濃度で含む混合物(参照例2)。エマルションの安定性は妥当であるが、生成物は粘稠性があり過ぎ、かつ半透明ではなかった。
次に粘度をさらに低減するためにスクロースエステルの濃度をそれぞれ2%に下げ(実施例1)、かつ透明なエマルションを得るためにグリセロールの濃度を増やした。エマルションは粘稠であり、かつ安定であった。
所望の粘度を得るために、スクロエステルの濃度をさらに下げ、それぞれ1.5%にした(実施例2)。生成したエマルションは半透明かつ「シロップ状」であり、安定である。
しかし、使用後感は、わずかに油性感があり過ぎた。したがって、油相の各成分を10%減らした(参照例3):エマルションは安定であるが、半透明ではなく、エマルションの美容特性は依然として油性感があり過ぎた。
「油性」感を低減する別のアプローチは、製剤(実施例3)のバター(シアバター(Butyrospermum Parkii);フィトステリルキャノーラグリセリドおよびバニラ(Vanilla)バター)を除くことであった。エマルションの半透明性を保つためにグリセロール/水の比もまた変更した。生成物の粘度および透明性は妥当であり、かつエマルションは安定である。
抗菌防腐剤を確実にするために、フェノキシエタノール0.5%を加えた(実施例4)。先の試験のように、エマルションの半透明性を保つためにグリセロール/水の比もまた変更した。生成物の粘度は妥当であり、エマルションは安定である。
カプリル酸ヤシ油アルキルは、べたつき感のない軽いテクスチャーを有する、天然由来のエステルである。別のラインの天然由来オイルをヒマワリ油(ヘリアンサス・アンヌス(Helianthus annuus)種子油)で試験した(参照例4)。エマルションは許容される粘度を有する;しかし、エマルションは不透明であり、実施例4よりも大幅にリッチな使用後感を有する。

Claims (21)

  1. 生理学的に許容される媒体中に
    (A)パルミチン酸スクロースおよびラウリン酸スクロースを含む乳化系であって、パルミチン酸スクロースおよびラウリン酸スクロースのそれぞれが、乳化系(A)中に、組成物の全重量に対して1から3重量%の重量で存在する乳化系
    (B)水およびグリセロールを0.1/1から1/1の範囲の水/グリセロール重量比で含む水性相、ならびに
    (C)C〜C12脂肪酸とC〜C18脂肪モノアルコールとの1つまたは複数の油性エステルを含む、組成物の全重量に対して少なくとも57重量%の脂肪相であって、油性エステルが、脂肪相の重量に対して、50から90重量%のレベルで存在する脂肪相
    を含む、水中油型エマルションの形態の化粧料組成物。
  2. 2300Pa・s未満の無せん断粘度、および10Pa未満の閾値応力を有することを特徴とする、請求項1に記載の化粧料組成物。
  3. パルミチン酸スクロースおよびラウリン酸スクロースのそれぞれが、前記乳化系(A)中に、組成物の全重量に対して1から2重量%の重量で存在することを特徴とする、請求項1または2に記載の化粧料組成物。
  4. パルミチン酸スクロースおよびラウリン酸スクロースのそれぞれが、前記乳化系(A)中に、組成物の全重量に対して1.5重量%の重量で存在することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  5. 前記乳化系(A)が、ラウリン酸スクロースおよびパルミチン酸スクロースの重量比1:1の混合物を含むことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  6. 前記乳化系(A)が、ラウリン酸スクロースおよびパルミチン酸スクロース以外の界面活性剤を、組成物の全重量に対して0から1重量%含むことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  7. 前記水性相(B)中の水およびグリセロールが、組成物の全重量に対して、合計で25から35重量%に相当することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  8. 前記水性相(B)が、親水性のゲル化剤を含まないことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  9. 前記水性相(B)が、水およびグリセロールを0.2/1から0.6/1の範囲の水/グリセロール重量比で含むことを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  10. 前記脂肪酸が、C〜C10脂肪酸であることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  11. 前記脂肪モノアルコールが、C〜C18脂肪モノアルコールであることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  12. 前記油性エステルが、カプリル酸ヤシ油アルキルおよびイソノナン酸イソノニルから選択されることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  13. 前記油性エステルが、カプリル酸ヤシ油アルキルであることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  14. 前記脂肪相(C)が、イソドデカン、イソヘキサデカン、ホホバ油およびカメリア油から選択される油をさらに含むことを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  15. バニラ・プラニフォリア(Vanilla planifolia)PFA、バニラ(Vanilla)花抽出物、コンニャク抽出物、アシル化オリゴペプチド、バニラ(Vanilla)バターおよびプラニフォリア(Planifolia)インテンスウォーターから選択される少なくとも1つの活性成分をさらに含むことを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  16. 防腐剤、UVフィルター、香料、およびこれらの混合物から選択される少なくとも1つの添加剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  17. 950から1800Pa・sの間に含まれる無せん断粘度、および10Pa未満の閾値応力を有することを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  18. 980から1150Pa・sの間に含まれる無せん断粘度、および10Pa未満の閾値応力を有することを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の化粧料組成物。
  19. 連続する下記のステップ:
    −水性相(B)および脂肪相(C)を別々に、70から75℃で加熱するステップ、
    脂肪相(C)を水性相(B)に、撹拌しながらゆっくりと加えるステップ、
    エマルションが得られるように撹拌速度を次第に増加するステップ、および
    得られたエマルションを放冷するステップ
    を含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の化粧料組成物を調製する方法。
  20. スキンケアための、請求項1から18のいずれか一項に記載の化粧料組成物の使用。
  21. 皮膚の老化を防止するための、請求項1から18のいずれか一項に記載の化粧料組成物の使用。
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