JP5886093B2 - 容器搬送装置 - Google Patents
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図8(a)、(b)に示すように、スターホイール1の外周に設けられたグリッパによりペットボトル100のネック(首部)を把持するとともに、グリッパの下方に設けられた平面形状が矩形の支持板3でペットボトル100を支えることで、飲料水の入ったペットボトル100を安定して保持する。
スターホイール1からコンベア4にペットボトル100が受け渡される際には、スターホイール1の回転を行ないながら、グリッパによる把持を解除する。一方、コンベア4は、スターホイール1の速度に適合した速度で動作しているので、支持板3でのみ支えられているペットボトル100は、コンベア4に載り移ることができる。
ガイド4aにペットボトル100が衝突すると、ペットボトル100が倒れて後続のペットボトル100の搬送を遮るジャミングが生じることがある。また、倒れないまでも、衝突によりペットボトル100が傷つき、またはへこむことがあり、このように損傷したペットボトル100は商品にすることができない。
そこで本発明は、スターホイールからコンベアに向けて容器を円滑に載り移らせることのできる容器搬送装置を提供することを目的とする。
この支持体によると、容器の一部が先行してコンベアに接触すると、コンベアにより搬送方向に引っ張られる。したがって、搬送方向に直交する方向、つまりコンベアのガイドに向けて容器が傾くおそれが極めて小さいので、載り移り時に容器がコンベアのガイドに接触するのを防止または抑制できる。
一つ目の形態は、容器の搬送方向の前側に斜辺を備える。
また、二つ目の形態は、容器の搬送方向の後側に斜辺を備える。
一つ目の形態は、コンベアによる容器の搬送速度Vcが当該搬送装置による容器の搬送速度Vsよりも速い場合(Vc>Vs)に、特に有効である。コンベアが容器を引っ張る速度が支持板の速度より速いために、あたかも支持板を置き去りにすることで、コンベアへの容器の載り移りが円滑に行なわれる。
逆に、二つ目の形態は、コンベアによる容器の搬送速度Vcが当該搬送装置による容器の搬送速度Vsよりも遅い場合(Vc<Vs)に、特に有効である。一つ目の形態とは逆に、支持板が移動する速度がコンベアの速度より速いために、あたかも容器がコンベア上に置き去りにされることで、コンベアへの容器の載り移りが円滑に行なわれる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1に示すように、飲料水充填システム10は、容器供給部11、殺菌・洗浄部12、充填部13、充填密封部14、容器搬出部15と、を備えている。
容器供給部11は、空の容器、例えばペットボトル100を殺菌・洗浄部12に向けて搬送する。容器供給部11はコンベア200と複数のスターホイールSWを備えている。コンベア200により連続的に搬送されてきたペットボトル100は、スターホイールSWに受け渡され、殺菌・洗浄部12に搬送される。なお、スターホイールSWは、概略円形状の形状をなしており、その周囲に取り付けられたグリッパによりペットボトル100のネックを把持することで、ペットボトル100を支持しながら搬送する装置である。ペットボトル100は、スターホイールSW間においては、各々が備えるグリッパによりペットボトル100を持ち替えることで、受け渡しが行われる。
殺菌・洗浄が済んだペットボトル100は、充填部13に移送されてから目的とする飲料水がペットボトル100に充填される。飲料の充填もスターホイールSWで搬送されながら行なわれる。
飲料が充填さると、ペットボトル100は充填密封部14に搬送されてから栓(キャップ)をするキャップピングがなされる。なお、キャップは殺菌、洗浄がなされている。
キャップされたペットボトル100は、スターホイールSWにより容器搬出部15に移送され、さらに容器搬出部15により次工程に向けて搬送される。
以下、この特徴部分について説明する。
グリッパ20、21は、一対の開閉が可能なグリッパ部材を開閉させることで、ペットボトル100を掴むことのできる、従来から公知の構成を広く適用できる。
支持板22は、図3に示すように、ペットボトル100を把持するグリッパ20、21と周方向における位置を対応させて、グリッパ20、21の下方に配置される。支持板22は、例えば厚さが数mm程度の鋼材で構成される。
スターホイールSWは、グリッパ20、21と支持板22の組を、周方向の複数個所に備えている。
支持板22は、ペットボトル100の搬送方向の前側に斜辺22aを備えており、平面形状が台形状をなしている。図3(b)に示すように、この支持板22に載せられたペットボトル100の重心Gは支持板22の領域内には存在しておらず、支持板22は重心Gを外してペットボトル100を支持している。したがって、それまでグリッパ20、21に把持されることで安定した姿勢を保っていたペットボトル100は(図4(a)「a−1」)、スターホイールSWからコンベア201に受け渡される直前に不安定な状態になるが、本実施形態はペットボトル100を不安定になることを利用する。つまり、支持板22の斜辺22aより前方にはペットボトル100を支持するものが何もないので、ペットボトル100は斜め前方に向けて傾き、底103が搬送路202に接触する(図4(a)「a−2」)。なお、図4(a)は、「a−1」〜「a−4」へと時系列の順に記載されている。図4(b)、後述する図6も同様である。
なお、図4(b)の「b−1」、「b−2」は、図4(a)の「a−1」、「a−2」と同じである。
第2実施形態は、図5に示すように、支持板122が、ペットボトル100の搬送方向の後側に斜辺122aを備えている。この支持板122に載せられたペットボトル100の重心Gは支持板122の領域内には存在しておらず、支持板122も第1実施形態の支持板22と同様に重心Gを外してペットボトル100を支持している。したがって、それまでグリッパ20、21に把持されることで安定した姿勢を保っていたペットボトル100は(図6(a)「a−1」)、スターホイールSWからコンベア201に受け渡される直前に不安定な状態になるが、本実施形態はペットボトル100を不安定になることを利用する。つまり、支持板122の斜辺122aより後方にはペットボトル100を支持するものが何もないので、ペットボトル100は斜め後方に向けて傾き、底103が搬送路202に接触する(図6(a)「a−2」)。
なお、図6(b)の「b−1」、「b−2」は、図6(a)の「a−1」、「a−2」と同じである。
重心を外して支持板22が容器を支持する構成として、支持板22,122に斜辺22a,122aを設けた平面形状が台形の構成を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、平面形状が矩形の支持板22によって本発明を実現することもできる。
例えば、図7(a)、(b)に示すように、支持板222の前方側又は支持板322の後方側に重心を外してペットボトル100を支持するようにしてもよい。また、図7(c)に示すように、支持板422の側方に重心を外してペットボトル100を支持するようにしてもよい。
3 支持板
4 コンベア
4a,4b ガイド
10 飲料水充填システム
11 容器供給部
12 殺菌・洗浄部
13 充填部
14 充填密封部
15 容器搬出部
20 グリッパ
22,122 支持板
22a,122a 斜辺
100 ペットボトル
101 ネック
102 胴部
103 底
200,201 コンベア
202 搬送路
203a,203b ガイド
A 矢印
G 重心
SW スターホイール
Vc 搬送速度
Vs 搬送速度
Claims (3)
- 搬送、保持していた容器を、直進式のコンベアに、受け渡す回転式の容器搬送装置であって、
前記容器搬送装置は、
前記コンベアへの受け渡し位置まで前記容器を搬送すると、前記容器の把持を解除するグリッパと、
前記容器の底を支持する支持体と、
を備え、
前記支持体は、前記コンベアによる前記容器の搬送方向に対して斜辺を有する支持面を備え、重心を外して前記容器を支持する、
ことを特徴とする容器搬送装置。 - 前記容器の搬送方向の前側に前記斜辺を備え、
前記コンベアによる前記容器の搬送速度Vcが前記回転体による前記容器の搬送速度Vsよりも速い、
請求項1に記載の容器搬送装置。 - 容器の搬送方向の後側に斜辺を備え、
前記コンベアによる前記容器の搬送速度Vcよりも前記回転体による前記容器の搬送速度Vsが速い、
請求項1に記載の容器搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012055437A JP5886093B2 (ja) | 2012-03-13 | 2012-03-13 | 容器搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012055437A JP5886093B2 (ja) | 2012-03-13 | 2012-03-13 | 容器搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013189270A JP2013189270A (ja) | 2013-09-26 |
JP5886093B2 true JP5886093B2 (ja) | 2016-03-16 |
Family
ID=49389970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012055437A Active JP5886093B2 (ja) | 2012-03-13 | 2012-03-13 | 容器搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5886093B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1159889A (ja) * | 1997-08-22 | 1999-03-02 | Shibuya Kogyo Co Ltd | クランプ式容器搬送装置 |
-
2012
- 2012-03-13 JP JP2012055437A patent/JP5886093B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2013189270A (ja) | 2013-09-26 |
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