JP5885825B1 - 圧電振動子および圧電振動子の製造方法 - Google Patents

圧電振動子および圧電振動子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5885825B1
JP5885825B1 JP2014262941A JP2014262941A JP5885825B1 JP 5885825 B1 JP5885825 B1 JP 5885825B1 JP 2014262941 A JP2014262941 A JP 2014262941A JP 2014262941 A JP2014262941 A JP 2014262941A JP 5885825 B1 JP5885825 B1 JP 5885825B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive adhesive
support arm
arm portion
piezoelectric vibrator
piezoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014262941A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016123025A (ja
Inventor
小林 高志
高志 小林
Original Assignee
エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 filed Critical エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社
Priority to JP2014262941A priority Critical patent/JP5885825B1/ja
Priority to US14/976,893 priority patent/US9509277B2/en
Priority to CN201510982973.4A priority patent/CN105743460B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP5885825B1 publication Critical patent/JP5885825B1/ja
Publication of JP2016123025A publication Critical patent/JP2016123025A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/15Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/21Crystal tuning forks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders; Supports
    • H03H9/0504Holders; Supports for bulk acoustic wave devices
    • H03H9/0509Holders; Supports for bulk acoustic wave devices consisting of adhesive elements

Abstract

【課題】導電性接着剤が振動腕部に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子および圧電振動子の製造方法を提供する。【解決手段】上層ベース基板16に導電性接着剤33を介して実装される圧電振動片12を備えた圧電振動子10であって、圧電振動片12は、第一方向に沿って延びるとともに第二方向に並んで配置される第一振動腕部31および第一振動腕部32と、第一振動腕部31および第一振動腕部32を支持する基部38と、第一振動腕部31および第一振動腕部32の第二方向における外側に位置し、上層ベース基板16に接着される第一支持腕部42および第二支持腕部43と、を有し、第一支持腕部42および第二支持腕部43よりも内側における導電性接着剤33のはみ出し量は、第一支持腕部42および第二支持腕部43よりも外側における導電性接着剤33のはみ出し量よりも少ないことを特徴とする。【選択図】図5

Description

この発明は、圧電振動子および圧電振動子の製造方法に関する。
携帯電話や携帯情報端末機器には、時刻源や制御信号のタイミング源、リファレンス信号源等として水晶等を利用した圧電振動子が用いられている。この種の圧電振動子の一つとして、真空封止されたキャビティ内に圧電振動片を収容した圧電振動子が知られている。この圧電振動子によれば、振動腕部に形成された励振電極に電圧を印加することにより、所定の共振周波数によって該振動腕部を振動させることが可能になる。
圧電振動片としては、一対の振動腕部が接続される基部から、振動腕部の両外側において延びるように一対の支持腕部を設けた、いわゆるサイドアームタイプの圧電振動片が知られている。サイドアームタイプの圧電振動片は、導電性接着剤を介して支持腕部をパッケージの基板に接着することにより実装される(例えば特許文献1参照)。一般に、圧電振動片の実装工程では、吸着面積が最も広い基部を吸着ノズルにて真空吸着し、パッケージ内の実装位置に搬送して載置する方法が採用される。
また、近年、圧電振動子の小型化にともなって、サイドアームタイプの圧電振動片に対しても小型化への要求が高まりつつある(例えば特許文献2参照)。
特開2004−357178号公報 特開2005−102138号公報
しかしながら、圧電振動片の小型化が進むにつれ、圧電振動片を吸引する吸着ノズルと、支持腕部に対応する導電性接着剤の塗布領域との距離が短くなる傾向にある。このため、圧電振動片の実装工程において、硬化前の導電性接着剤は、吸着ノズルにより吸引されて基部および振動腕部に向かって流動し、振動腕部に付着するおそれがある。
また、振動腕部に付着した導電性接着剤が固化すると、圧電振動子は、振動損失が高くなるとともにクリスタルインピーダンス値(以下「CI値」という。)が増加し、良好な振動特性が得られないおそれがある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みたものであって、導電性接着剤が振動腕部に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子および圧電振動子の製造方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の圧電振動子は、基板に導電性接着剤を介して実装される圧電振動片を備えた圧電振動子であって、前記圧電振動片は、第一方向に沿って延びるとともに前記第一方向に直交する第二方向に並んで配置される一対の振動腕部と、前記一対の振動腕部を支持する基部と、前記一対の振動腕部の前記第二方向における外側に位置して前記第二方向と交差するように延びるとともに、前記基板に接着される一対の支持腕部と、を有し、前記支持腕部と前記基板との接着部分において、前記支持腕部よりも内側における前記導電性接着剤のはみ出し量は、前記支持腕部よりも外側における前記導電性接着剤のはみ出し量よりも少ないことを特徴としている。
本発明によれば、支持腕部よりも内側における導電性接着剤のはみ出し量が、支持腕部よりも外側における導電性接着剤のはみ出し量よりも少ない。このため、吸着ノズルで吸引および搬送して圧電振動片をパッケージに実装する際、吸着ノズルに近い側である支持腕部の内側にはみ出した導電性接着剤が吸着ノズルに吸引されて流出し、振動腕部に付着するのを抑制できる。したがって、導電性接着剤が振動腕部に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子を得ることができる。
また、前記導電性接着剤は、前記第一方向に沿うように長軸を有する平面視楕円形状をしていることを特徴としている。
本発明によれば、支持腕部よりも内側における導電性接着剤のはみ出し量を抑制しつつ、基板に対して圧電振動片を強固に接着できる。したがって、導電性接着剤が振動腕部に付着するのを防止して小型化できるとともに良好な振動特性を確保でき、かつ耐久性に優れた圧電振動子を得ることができる。
また、前記導電性接着剤は、前記第一方向における中間部分よりも先端側に配置されることを特徴としている。
本発明によれば、導電性接着剤が、第一方向に沿う方向において、基部を吸引する吸着ノズルから離れた位置に配置される。このため、基部を吸引する吸着ノズルに、導電性接着剤が吸引されるのを確実に防止できる。したがって、導電性接着剤が振動腕部に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子を得ることができる。
また、前記支持腕部よりも内側における前記導電性接着剤の前記基板の表面からの高さは、前記支持腕部よりも外側における前記導電性接着剤の前記基板の表面からの高さよりも低いことを特徴としている。
本発明によれば、導電性接着剤は、支持腕部の外側よりも支持腕部の内側が、基板からの高さ方向において、基部を吸引する吸着ノズルから離れた位置に配置される。このため、基部を吸引する吸着ノズルに、導電性接着剤が吸引されるのを確実に防止できる。したがって、導電性接着剤が振動腕部に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子を得ることができる。
また、本発明の圧電振動子の製造方法は、塗布装置の供給ノズルから前記導電性接着剤を前記基板の電極パッドに吐出する塗布工程と、前記導電性接着剤を介して前記圧電振動片の前記支持腕部を前記電極パッドに押圧して接着し、前記基板に前記圧電振動片を実装する実装工程と、を含み、前記塗布工程では、前記供給ノズルの先端が、前記支持腕部の幅方向における中間部よりも外側に位置した状態で、前記導電性接着剤を塗布することを特徴とする。
本発明によれば、塗布工程では、供給ノズルの先端が、支持腕部の幅方向における中間部よりも外側に位置した状態で導電性接着剤を塗布するので、支持腕部の幅方向における中間部よりも外側に多くの導電性接着剤が塗布される。このとき、圧電振動片の実装工程において、支持腕部よりも内側における導電性接着剤のはみ出し量は、支持腕部よりも外側における導電性接着剤のはみ出し量よりも少なくなるよう制御される。このため、基部を吸引する吸着ノズルに、導電性接着剤が吸引されるのを確実に防止できる。したがって、導電性接着剤が振動腕部に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子を得ることができる。
本発明によれば、支持腕部よりも内側における導電性接着剤のはみ出し量が、支持腕部よりも外側における導電性接着剤のはみ出し量よりも少ない。このため、吸着ノズルで吸引および搬送して圧電振動片をパッケージに実装する際、吸着ノズルに近い側である支持腕部の内側にはみ出した導電性接着剤が吸着ノズルに吸引されて流出し、振動腕部に付着するのを抑制できる。したがって、導電性接着剤が振動腕部に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子を得ることができる。
本発明の実施形態に係る圧電振動子の分解斜視図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 圧電振動片の平面図である。 図3のB−B線に沿った断面図である。 上層ベース基板に実装された圧電振動片の平面図である。 図5のC−C線に沿った断面図である。 導電性接着剤の塗布工程の説明図である。 塗布の完了した導電性接着剤の平面図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る圧電振動子の分解斜視図であり、図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る圧電振動子10は、気密封止されたキャビティCを内部に有するパッケージ11と、キャビティC内に収容された圧電振動片12と、を備えたセラミックパッケージタイプの表面実装型振動子である。
圧電振動子10は、概略直方体状に形成されている。本実施形態では平面視において圧電振動子10の長手方向を第一方向といい、短手方向を第二方向といい、第一方向および第二方向に対して直交する方向を第三方向という。
パッケージ11は、パッケージ本体13と、このパッケージ本体13に対して接合されるとともに、パッケージ本体13の間にキャビティCを形成する封口板14と、を備えている。
パッケージ本体13は、互いに重ね合わされた状態で接合された下層ベース基板15および上層ベース基板16(請求項の「基板」に相当。)と、上層ベース基板16の面上に接合されたシールリング17と、を備えている。
下層ベース基板15は、平面視略長方形状に形成されたセラミックス製の基板とされている。上層ベース基板16は、下層ベース基板15と同じ外形形状である平面視略長方形状に形成されたセラミックス製の基板とされており、下層ベース基板15の上に重ねられた状態で焼結等によって一体的に接合されている。
下層ベース基板15および上層ベース基板16の四隅には、平面視1/4円弧状の切欠部18が、第三方向の全体に亘って形成されている。下層ベース基板15および上層ベース基板16は、例えばウエハ状のセラミック基板を2枚重ねて接合した後、両セラミック基板を貫通する複数のスルーホールを行列状に形成し、その後、各スルーホールを基準としながら両セラミック基板を格子状に切断することで作製される。
その際、スルーホールが4分割されることで、上述した切欠部18となる。また、上層ベース基板16の上面は、圧電振動片12がマウントされる実装面19とされている。
なお、下層ベース基板15および上層ベース基板16はセラミックス製としたが、その具体的なセラミックス材料としては、例えばアルミナ製のHTCC(High Temperature Co−Fired Ceramic)や、ガラスセラミックス製のLTCC(Low Temperature Co−Fired Ceramic)等が挙げられる。
シールリング17は、下層ベース基板15および上層ベース基板16の外形よりも一回り小さい導電性の枠状部材であり、上層ベース基板16の実装面19に接合されている。
具体的には、シールリング17は、銀ロウ等のロウ材や半田材等による焼付けによって実装面19の上に接合、あるいは、実装面19の上に形成(例えば、電解メッキや無電解メッキの他、蒸着やスパッタ等により形成)された金属接合層に対する溶着等によって接合されている。
シールリング17の材料としては、例えばニッケル基合金等が挙げられ、具体的にはコバール、エリンバー、インバー、42−アロイ等から選択すればよい。特に、シールリング17の材料としては、セラミック製とされている下層ベース基板15および上層ベース基板16に対して熱膨張係数が近いものを選択することが好ましい。例えば、下層ベース基板15および上層ベース基板16として、熱膨張係数6.810−6/℃のアルミナを用いる場合には、シールリング17としては、熱膨張係数5.210−6/℃のコバールや、熱膨張係数4.5〜6.510−6/℃の42−アロイを用いることが好ましい。
封口板14は、シールリング17上に重ねられた導電性基板であり、シールリング17に対する接合によってパッケージ本体13に対して気密に接合されている。封口板14とシールリング17と上層ベース基板16の実装面19とで画成された空間は、気密に封止されたキャビティCとして機能する。
封口板14の溶接方法としては、例えばローラ電極を接触させることによるシーム溶接や、レーザ溶接、超音波溶接等が挙げられる。また、封口板14とシールリング17との溶接をより確実なものとするため、互いになじみのよいニッケルや金等の接合層を、少なくとも封口板14の下面と、シールリング17の上面とにそれぞれ形成することが好ましい。
上層ベース基板16の実装面19には、圧電振動片12との接続電極である一対の第一電極パッド20および第二電極パッド21が、幅方向に間隔をあけて形成されている。下層ベース基板15の下面には、一対の第一外部電極22および第二外部電極23が、長さ方向に間隔をあけて形成されている。
第一電極パッド20、第二電極パッド21、第一外部電極22および第二外部電極23は、例えば蒸着やスパッタ等で形成された単一金属による単層膜、または異なる金属が積層された積層膜であり、互いにそれぞれ導通している。
下層ベース基板15には、第一外部電極22に導通し、下層ベース基板15を厚さ方向に貫通する一方の第一貫通電極24が形成されている。上層ベース基板16には、第一電極パッド20に導通し、上層ベース基板16を厚さ方向に貫通する一方の第二貫通電極25が形成されている。下層ベース基板15と上層ベース基板16との間には、一方の第一貫通電極24と一方の第二貫通電極25とを接続する第一接続電極26が形成されている。これにより、第一電極パッド20と第一外部電極22とは、互いに導通している。
また、下層ベース基板15には、第二外部電極23に導通し、下層ベース基板15を厚さ方向に貫通する他方の第一貫通電極27が形成されている。上層ベース基板16には、第二電極パッド21に導通し、上層ベース基板16を厚さ方向に貫通する他方の第二貫通電極28が形成されている。下層ベース基板15と上層ベース基板16との間には、他方の第一貫通電極27と他方の第二貫通電極28とを接続する第二接続電極29が形成されている。これにより、第二電極パッド21と第二外部電極23とは、互いに導通している。
なお、第二接続電極29は、後述する凹部30を回避するように、例えばシールリング17の下方をシールリング17に沿って延在するようにパターニングされている。
上層ベース基板16の実装面19には、後述する圧電振動片12の第一振動腕部31および第二振動腕部32の先端部に対向する部分に、凹部30が形成されている。凹部30は、例えば落下等による衝撃の影響によって第一振動腕部31および第二振動腕部32が厚さ方向に変位(撓み変形)した際に、第一振動腕部31および第二振動腕部32と上層ベース基板16との接触を回避するために設けられている。凹部30は、上層ベース基板16を貫通する貫通孔とされているとともに、シールリング17の内側において四隅が丸み帯びた平面視正方形状に形成されている。
後述の圧電振動片12は、導電性接着剤33を介して、一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43が、第一電極パッド20および第二電極パッド21にそれぞれ接触するようにマウントされる。これにより、圧電振動片12は、図2に示すように、上層ベース基板16の実装面19の上から浮いた状態で支持されるとともに、一対の第一電極パッド20および第二電極パッド21に対して、それぞれ電気的に接続された状態とされている。なお、導電性接着剤33の塗布位置等の詳細については後述する。
図3は、圧電振動片の平面図である。なお、図3において、一点鎖線により圧電振動片12の中心軸線Oを図示している。
圧電振動片12は、水晶やタンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電材料から形成された圧電板36を含む。
圧電板36は、第一方向に沿って延在するように形成された振動部37と、振動部37の基端部を支持する基部38と、を備えている。振動部37は、中心軸線Oを挟むように第二方向に並んで配置された一対の第一振動腕部31および第二振動腕部32を有している。一対の第一振動腕部31および第二振動腕部32は、第一方向に沿うように配置されている。第一振動腕部31および第二振動腕部32は、先端側の第二方向の幅が、基端側の第二方向の幅よりも広くなっている。
基部38は、一対の第一振動腕部31および第二振動腕部32の第一方向における一方の端部同士を連結している。基部38には、連結部39を介して支持部40が連結されている。支持部40は、支持腕基部41と、一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43と、を有している。
連結部39は、基部38と支持腕基部41との間に設けられている。連結部39は、基部38の第二方向における両端面から第二方向の外側に向かって延び、支持腕基部41に連結されている。一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43は、支持腕基部41から第二方向と直交するように、第一方向に沿って延びている。一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43は、第二方向において、振動部37の外側に配置されている。圧電振動片12は、振動部37が第二方向において一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43の間に配置される、いわゆるサイドアームタイプの圧電振動片12である。
図4は、図3のB−B線に沿った断面図である。
図3および図4に示すように、一対の第一振動腕部31および第二振動腕部32の主面(第三方向の両側となる表裏面)上には、第一方向に沿うように延びる一定幅の溝部44が形成されている。溝部44は、第一振動腕部31および第二振動腕部32の基端部側から中間部を越える範囲に亘って形成されている。一対の第一振動腕部31および第二振動腕部32は、それぞれ図4に示すように断面H型となっている。
図3に示すように、圧電板36の外表面上には、第一励振電極45、第二励振電極46、第一マウント電極34および第二マウント電極35がそれぞれ形成されている。このうち、一対の第一励振電極45および第二励振電極46は、電圧が印加されたときに一対の第一振動腕部31および第二振動腕部32を互いに接近または離間する方向に所定の共振周波数で振動させる電極であり、一対の第一振動腕部31および第二振動腕部32の外表面にそれぞれ電気的に切り離された状態でパターニングされて形成されている。
具体的には、図4に示すように、第一励振電極45が、主に第一振動腕部31の溝部44と第二振動腕部32の側面上とに形成され、第二励振電極46が、主に第一振動腕部31の側面上と第二振動腕部32の溝部44とに形成されている。
一対の第一励振電極45および第二励振電極46は、基部38の主面および側面を含む外表面上に形成される基部引出電極47にそれぞれ電気的に接続されている。
一対の第一マウント電極34および第二マウント電極35は、一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43の主面上であって、かつ第一方向における中間部分よりも先端側の領域に設けられている。一対の第一マウント電極34および第二マウント電極35は、それぞれ基部引出電極47から第一腕部引出電極48および第二腕部引出電極49を介して電気的に接続されている。第一腕部引出電極48および第二腕部引出電極49は、それぞれ連結部39、支持腕基部41、第一支持腕部42および第二支持腕部43の主面に沿って形成されている。
一対の第一励振電極45および第二励振電極46は、一対の第一マウント電極34および第二マウント電極35を介して電圧が印加されるようになっている。
なお、上述した第一励振電極45、第二励振電極46、第一マウント電極34、第二マウント電極35、基部引出電極47、第一腕部引出電極48および第二腕部引出電極49の各電極は、例えば、クロム(Cr)と金(Au)との積層膜であり、水晶と密着性のよいクロム膜を下地として成膜した後に、表面に金の薄膜を施したものである。ただし、この場合に限られず、例えば、クロムとニクロム(NiCr)の積層膜の表面に更に金の薄膜を積層しても構わないし、クロム、ニッケル、アルミニウム(Al)やチタン(Ti)等の単層膜でも構わない。
また、一対の第一振動腕部31、第二振動腕部32の先端部には、図3に示すように、自身の振動状態を所定の周波数の範囲内で振動するように調整(周波数調整)を行うための重り金属膜50が形成されている。重り金属膜50は、粗調膜51および微調膜52により構成されている。重り金属膜50を利用して周波数調整を行うことで、一対の第一振動腕部31および第二振動腕部32の周波数をデバイスの公称周波数の範囲内に収めている。
図5は、上層ベース基板に実装された圧電振動片の平面図であり、図6は、図5のC−C線に沿った断面図である。なお、図5では、基部38を吸引する吸着ノズル60を二点鎖線で図示している。
図5に示すように、圧電振動片12は、上層ベース基板16に導電性接着剤33を介して接合される。
第一支持腕部42および第二支持腕部43は、第一マウント電極34および第二マウント電極35が、上層ベース基板16の第一電極パッド20および第二電極パッド21にそれぞれ接続される。
第一マウント電極34および第二マウント電極35と、第一電極パッド20および第二電極パッド21とは、導電性接着剤33によって固定される。第一電極パッド20および第二電極パッド21には、後述の塗布工程において、軟化状態の導電性接着剤33が塗布される。また、圧電振動片12は、後述の実装工程において、導電性接着剤33と第一マウント電極34および第二マウント電極35とが接するように、第一支持腕部42および第二支持腕部43を上層ベース基板16に押し付けながら載置する。第一支持腕部42および第二支持腕部43は、導電性接着剤33が固化することにより、第一電極パッド20、第二電極パッド21および導電性接着剤33を介して上層ベース基板16に固定される。
圧電振動子10は、第一支持腕部42および第二支持腕部43と、上層ベース基板16との接着部分において、第一支持腕部42および第二支持腕部43よりも内側における導電性接着剤33のはみ出し量が、第一支持腕部42および第二支持腕部43よりも外側における導電性接着剤33のはみ出し量よりも少なくなるように設定されている。
ここで、「はみ出し量」とは、第一支持腕部42および第二支持腕部43を平面視したときに、第一支持腕部42および第二支持腕部43のそれぞれの幅方向(本実施形態では第二方向に一致)に沿って、第一支持腕部42および第二支持腕部43の縁部からはみ出ている導電性接着剤33のはみ出し寸法をいう。
導電性接着剤33は、第一支持腕部42および第二支持腕部43の長手方向に沿うように、長軸を有する平面視楕円形状となるように形成される。ここで、平面視楕円形状とは、楕円形、長円形、角部を面取りした長方形状等を含む。
また、導電性接着剤33は、第一支持腕部42および第二支持腕部43の長手方向における中間部分よりも第一方向における先端側に配置される。なお、図5において、第一支持腕部42および第二支持腕部43の長手方向における中間部分の境界線を一点鎖線Rで図示している。
ここで、図5および図6において、第一支持腕部42を接着する導電性接着剤33のはみ出し部のうち、第一支持腕部42よりも内側におけるはみ出し部を内側はみ出し部54と定義し、第一支持腕部42よりも外側におけるはみ出し部を外側はみ出し部55と定義する。また、第二支持腕部43を接着する導電性接着剤33のはみ出し部についても、同様に内側はみ出し部54および外側はみ出し部55と定義する。
図6に示すように、導電性接着剤33の内側はみ出し部54の第二方向に沿うはみ出し寸法k1は、外側はみ出し部55の第二方向に沿うはみ出し寸法k2よりも小さくなっている。また、導電性接着剤33の内側はみ出し部54の上層ベース基板16の表面からの高さh1は、外側はみ出し部55の上層ベース基板16の表面からの高さh2よりも低くなっている。また、C−C線(図5参照)に沿う断面において、導電性接着剤33の内側はみ出し部54の断面積は、導電性接着剤33の外側はみ出し部55の断面積よりも小さくなっている。
次に、上記した圧電振動子10の製造方法を説明する。
図7は、導電性接着剤の塗布工程の説明図であり、図8は、塗布の完了した導電性接着剤の平面図である。なお、図7および図8において、圧電振動片12を二点鎖線で図示している。また、図7および図8において、第一電極パッド20側のみを図示している。また、図7および図8において、第一支持腕部42の幅方向(本実施形態では第二方向に一致)における中間部の境界を、第一方向に沿った中心線Sで図示している。また、図7において、塗布途中の導電性接着剤33を図示しており、塗布された導電性接着剤33を実線で図示し、塗布される導電性接着剤33を二点鎖線で図示している。
図7に示すように、本実施形態に係る圧電振動子10の製造方法は、塗布工程と実装工程とを含む。
圧電振動子10の製造工程では、まず、実装装置(図示略)の部品実装ステージに、上層ベース基板16が保持される。保持された上層ベース基板16に対し、塗布装置(図示略)の移動ヘッドに支持された供給ノズル57が配置される。
次いで、塗布工程において、供給ノズル57は、上層ベース基板16の第一電極パッド20および第二電極パッド21に、導電性接着剤33を吐出によって塗布する。
ここで、供給ノズル57は、上層ベース基板16の第一電極パッド20よりも上方おいて、実装される第一支持腕部42の幅方向(本実施形態では第二方向)における中心線Sよりも開口中心が外側に位置した状態で、第一方向に沿うように直線移動される。これにより、図8に示すように、供給ノズル57は、中心線Sよりも外側であって第一方向に沿うように長軸を有する、平面視楕円形状の導電性接着剤33を塗布することができる。なお、導電性接着剤33の塗布は、第一電極パッド20および第二電極パッド21に対して一方ずつ順に行ってもよいし、第一電極パッド20および第二電極パッド21に対して同時に行ってもよい。
塗布工程の後、実装工程を行う。実装工程では、まず、移動ヘッドに装備された吸着ノズル60(図5参照)により、パレット等の容器内に収容された圧電振動片12の基部38を吸引する。次いで、圧電振動片12の基部38を吸引した状態で圧電振動片12を持ち上げ、上層ベース基板16上に移動させる。次いで、上層ベース基板16上の第一電極パッド20および第二電極パッド21に対して、圧電振動片12の位置決めを行う。次いで、吸着ノズル60を下降させ、圧電振動片12を上層ベース基板16に載置する。このとき、圧電振動片12の第一支持腕部42および第二支持腕部43は、第一電極パッド20および第二電極パッド21に塗布された導電性接着剤33に対して押圧される。導電性接着剤33が乾燥し、圧電振動片12が上層ベース基板に対して接着固定された時点で、実装工程が終了する。
その後、シールリング17および封口板14により、キャビティCを気密に封止してパッケージ11とした時点で、圧電振動子10の製造工程が終了する。
本実施形態によれば、一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43よりも内側における導電性接着剤33のはみ出し量が、一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43よりも外側における導電性接着剤33のはみ出し量よりも少ない。このため、吸着ノズル60で吸引および搬送して圧電振動片12をパッケージ11に実装する際、吸着ノズル60に近い側である一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43の内側にはみ出した導電性接着剤33が吸着ノズル60に吸引されて流出し、第一振動腕部31および第二振動腕部32に付着するのを抑制できる。したがって、導電性接着剤33が第一振動腕部31および第二振動腕部32に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子10を得ることができる。
また、導電性接着剤33は、第一方向に沿うように長軸を有する平面視楕円形状をしているので、第一振動腕部31および第二振動腕部32よりも内側における導電性接着剤33のはみ出し量を抑制しつつ、上層ベース基板16に対して圧電振動片12を強固に接着できる。したがって、導電性接着剤33が第一振動腕部31および第二振動腕部32に付着するのを防止して小型化できるとともに良好な振動特性を確保でき、かつ耐久性に優れた圧電振動子10を得ることができる。
また、導電性接着剤33は、第一方向における中間部分よりも先端側に配置されるので、第一方向に沿う方向において、基部38を吸引する吸着ノズル60から離れた位置に配置される。このため、基部38を吸引する吸着ノズル60に、導電性接着剤33が吸引されるのを確実に防止できる。したがって、導電性接着剤33が第一振動腕部31および第二振動腕部32に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子10を得ることができる。
また、第一振動腕部31および第二振動腕部32よりも内側における導電性接着剤33の上層ベース基板16の表面からの高さは、第一振動腕部31および第二振動腕部32よりも外側における導電性接着剤33の上層ベース基板16の表面からの高さよりも低いので、導電性接着剤33は、第一振動腕部31および第二振動腕部32の外側よりも内側のはみ出し部分が、上層ベース基板16からの高さ方向において、基部38を吸引する吸着ノズル60から離れた位置に配置される。このため、基部38を吸引する吸着ノズル60に、導電性接着剤33が吸引されるのを確実に防止できる。したがって、導電性接着剤33が第一振動腕部31および第二振動腕部32に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子10を得ることができる。
また、塗布工程では、供給ノズル57の先端における開口中心が、第一支持腕部42および第二支持腕部43の幅方向における中間部よりも外側に位置した状態で導電性接着剤33を塗布するので、第一支持腕部42および第二支持腕部43の幅方向(本実施形態では第二方向)における中間部よりも外側に多くの導電性接着剤33が塗布される。このとき、圧電振動片12の実装工程において、第一支持腕部42および第二支持腕部43よりも内側における導電性接着剤33のはみ出し量は、第一支持腕部42および第二支持腕部43よりも外側における導電性接着剤33のはみ出し量よりも少なくなるよう制御される。このため、基部38を吸引する吸着ノズル60に、導電性接着剤33が吸引されるのを確実に防止できる。したがって、導電性接着剤33が第一振動腕部31および第二振動腕部32に付着するのを防止して小型化できるとともに、良好な振動特性を確保できる圧電振動子10を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこれら実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
実施形態では、一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43が第一方向に沿うように延在していたが、一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43が第一方向に対して交差する方向に形成されていてもよい。より具体的には、例えば一対の第一支持腕部42および第二支持腕部43が圧電振動片12の基端側から先端側に向かって、互いの離間距離が漸次広がるように斜めに設けられていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
10・・・圧電振動子 12・・・圧電振動片 16・・・上層ベース基板(基板) 20・・・第一電極パッド(電極パッド) 21・・・第二電極パッド(電極パッド) 31・・・第一振動腕部(振動腕部) 32・・・第二振動腕部(振動腕部) 33・・・導電性接着剤 38・・・基部 42・・・第一支持腕部(支持腕部) 43・・・第二支持腕部(支持腕部) 57・・・供給ノズル

Claims (5)

  1. 基板に導電性接着剤を介して実装される圧電振動片を備えた圧電振動子であって、
    前記圧電振動片は、
    第一方向に沿って延びるとともに前記第一方向に直交する第二方向に並んで配置され
    る一対の振動腕部と、
    前記一対の振動腕部を支持する基部と、
    前記一対の振動腕部の前記第二方向における外側に位置して前記第二方向と交差する
    ように延びるとともに、前記基板に接着される一対の支持腕部と、
    を有し、
    前記支持腕部と前記基板との接着部分において、前記支持腕部よりも内側における前記導電性接着剤のはみ出し量は、前記支持腕部よりも外側における前記導電性接着剤のはみ出し量よりも少なく、
    前記導電性接着剤は、前記支持腕部の内側及び外側のみに、はみ出すことを特徴とする圧電振動子。
  2. 基板に導電性接着剤を介して実装される圧電振動片を備えた圧電振動子であって、
    前記圧電振動片は、
    第一方向に沿って延びるとともに前記第一方向に直交する第二方向に並んで配置され
    る一対の振動腕部と、
    前記一対の振動腕部を支持する基部と、
    前記一対の振動腕部の前記第二方向における外側に位置して前記第二方向と交差する
    ように延びるとともに、前記基板に接着される一対の支持腕部と、
    を有し、
    前記支持腕部と前記基板との接着部分において、前記支持腕部よりも内側における前記導電性接着剤のはみ出し量は、前記支持腕部よりも外側における前記導電性接着剤のはみ出し量よりも少なく、
    前記支持腕部よりも内側における前記導電性接着剤の前記基板の表面からの高さは、前記支持腕部よりも外側における前記導電性接着剤の前記基板の表面からの高さよりも低いことを特徴とする圧電振動子。
  3. 請求項1または請求項2に記載の圧電振動子であって、
    前記導電性接着剤は、前記第一方向に沿うように長軸を有する平面視楕円形状をしていることを特徴とする圧電振動子。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の圧電振動子であって、
    前記導電性接着剤は、前記支持腕部の前記第一方向における中間部分よりも先端側に配置されることを特徴とする圧電振動子。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の圧電振動子を製造するための圧電振動子の製造方法であって、
    塗布装置の供給ノズルから前記導電性接着剤を前記基板の電極パッドに吐出する塗布工程と、
    前記導電性接着剤を介して前記圧電振動片の前記支持腕部を前記電極パッドに押圧して接着し、前記基板に前記圧電振動片を実装する実装工程と、
    を含み、
    前記塗布工程では、前記供給ノズルの先端が、前記支持腕部の幅方向における中間部よりも外側に位置した状態で、前記導電性接着剤を塗布することを特徴とする圧電振動子の製造方法。
JP2014262941A 2014-12-25 2014-12-25 圧電振動子および圧電振動子の製造方法 Active JP5885825B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014262941A JP5885825B1 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 圧電振動子および圧電振動子の製造方法
US14/976,893 US9509277B2 (en) 2014-12-25 2015-12-21 Piezoelectric vibrator and method of manufacturing piezoelectric vibrator
CN201510982973.4A CN105743460B (zh) 2014-12-25 2015-12-24 压电振动器及压电振动器的制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014262941A JP5885825B1 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 圧電振動子および圧電振動子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5885825B1 true JP5885825B1 (ja) 2016-03-16
JP2016123025A JP2016123025A (ja) 2016-07-07

Family

ID=55523922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014262941A Active JP5885825B1 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 圧電振動子および圧電振動子の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9509277B2 (ja)
JP (1) JP5885825B1 (ja)
CN (1) CN105743460B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6163151B2 (ja) * 2014-12-25 2017-07-12 京セラ株式会社 電子機器
WO2016158520A1 (ja) * 2015-03-27 2016-10-06 京セラ株式会社 水晶振動子および水晶振動デバイス
WO2019028288A1 (en) * 2017-08-03 2019-02-07 Akoustis, Inc. ELLIPTICAL STRUCTURE FOR VOLUME ACOUSTIC WAVE RESONATOR
JP2020101429A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 セイコーエプソン株式会社 振動素子、振動素子の製造方法、物理量センサー、慣性計測装置、電子機器および移動体
US11552613B2 (en) 2019-04-19 2023-01-10 Akoustis, Inc. Resonator shapes for bulk acoustic wave (BAW) devices

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019159A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 River Eletec Kk 圧電振動片、圧電振動子及び圧電発振器
JP2012129904A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Seiko Epson Corp 電子機器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4003686B2 (ja) * 2003-04-10 2007-11-07 株式会社村田製作所 圧電型電気音響変換器
JP4219737B2 (ja) 2003-05-30 2009-02-04 リバーエレテック株式会社 圧電振動子
JP3951058B2 (ja) * 2003-08-19 2007-08-01 セイコーエプソン株式会社 音叉型圧電振動片
JP4301200B2 (ja) * 2004-10-20 2009-07-22 セイコーエプソン株式会社 圧電振動片および圧電デバイス
JP4709884B2 (ja) * 2008-09-29 2011-06-29 日本電波工業株式会社 圧電振動片および圧電デバイス
US8692632B2 (en) * 2010-03-17 2014-04-08 Seiko Epson Corporation Resonator element, resonator, oscillator, and electronic device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019159A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 River Eletec Kk 圧電振動片、圧電振動子及び圧電発振器
JP2012129904A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Seiko Epson Corp 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US9509277B2 (en) 2016-11-29
CN105743460B (zh) 2021-06-04
JP2016123025A (ja) 2016-07-07
US20160190426A1 (en) 2016-06-30
CN105743460A (zh) 2016-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5885825B1 (ja) 圧電振動子および圧電振動子の製造方法
US9590588B2 (en) Piezoelectric vibrating piece and piezoelectric vibrator
JP2016220118A (ja) 圧電振動片の製造方法、圧電振動片及び圧電振動子
CN107104652B (zh) 压电振动片及压电振动器
CN107104651B (zh) 压电振动片及压电振动器
JP2009232449A (ja) 圧電振動子及び発振器
JP2009232336A (ja) 圧電発振器
WO2015115388A1 (ja) 圧電デバイス用パッケージ及び圧電デバイス
US9584094B2 (en) Piezoelectric vibrating reed and piezoelectric vibrator
JP6168949B2 (ja) 圧電振動片および圧電振動子
US9548718B2 (en) Piezoelectric vibration piece and piezoelectric vibrator
JP7327930B2 (ja) 圧電振動片、及び圧電振動子
JP2015177335A (ja) 圧電デバイス用パッケージ及び圧電デバイス
JP7300256B2 (ja) 圧電振動片、及び圧電振動子
JP7319787B2 (ja) 圧電振動片、及び圧電振動子
JP5855221B1 (ja) 圧電振動子
JP5071164B2 (ja) 電子デバイス及び電子デバイスの製造方法
JP2016134800A (ja) 圧電振動片および圧電振動子
JP2015065588A (ja) 圧電振動子
JP2018129636A (ja) 圧電振動片及び圧電振動子
JP2013051582A (ja) パッケージ及び圧電デバイス
JP2006157554A (ja) 圧電振動板及びそれを用いた圧電デバイス
JP2016134802A (ja) 圧電振動片および圧電振動子
JP2017123616A (ja) 圧電振動子
JP2017076913A (ja) パッケージ及び圧電振動子

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5885825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250