JP2009232449A - 圧電振動子及び発振器 - Google Patents

圧電振動子及び発振器 Download PDF

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Abstract

【課題】
特性を劣化させることなく、従来よりも遥かに薄型化し、コンパクト化を図る。
【解決手段】
ガラス材料からなるベース基板2と、ベース基板2に対向させた状態でベース基板2に陽極接合されたガラス材料からなるリッド基板3と、ベース基板2とリッド基板3との間に形成されたキャビティ16内に収納された状態で、ベース基板2の上面に接合された圧電振動片4と、を備えた圧電振動子1において、圧電振動片4が、ATモードで発振する圧電振動片4であり、かつ、ベース基板2の上面にバンプ接合され、ベース基板2のガラス材料の熱膨張係数が、8.5×10−6〜20×10−6/℃である。また、ベース基板2とリッド基板3とが陽極接合された接合部分の幅が50μm〜300μmである。
【選択図】図3

Description

本発明は、接合された2枚の基板の間に形成されたキャビティ内に圧電振動片が封止された表面実装型(SMD)の圧電振動子、特に圧電振動子の大きさが3.2mm×2.5mm以下の小型パッケージ圧電振動子及び発振器に関するものである。
近年、携帯電話や携帯情報端末機器には、時刻源や制御信号等のタイミング源、リファレンス信号源等として水晶等を利用した圧電振動子が用いられている。この種の圧電振動子は、様々なものが知られているが、その1つとして、表面実装型の圧電振動子が知られている。この種の圧電振動子は、引き回し電極が形成されたベース基板上に圧電振動片が導電性接着剤で固定され、リッド基板で封止されたものが一般的に知られている(特許文献1参照)。
ここで、ベース基板上に圧電振動片が導電性接着剤で固定された圧電振動子について簡単に説明する。即ち、図14に示すように、圧電振動子200は、圧電振動片203と、凹型に形成されたベース基板201と、ベース基板201に接合面208で接合されたリッド基板202とから構成されている。
圧電振動片203は、水晶等の圧電材料から形成されており、圧電振動片203を挟んで、該圧電振動片203を振動させるための励振電極205a、205bがパターニングされている。圧電振動片203は、ベース基板201上に形成された引き回し電極207a、207b上に励振電極205a、205b、導電性接着剤204を介して接合される。
ベース基板201には凹部が形成され、リッド基板202で封止することでキャビティ209が構成される。該圧電振動片203は前記キャビティ209内に収納される。
ベース基板201は、セラミック基板で構成され、ベース基板201の底面には、側面に亘って外部電極206a、206bが形成されている。このうち一方の外部電極206aが、引き回し電極207aを介して圧電振動片203の一方の励振電極205aに電気的に接続されており、他方の外部電極206bが、引き回し電極207bを介して圧電振動片203の他方の電極205bに電気的に接続されている。
リッド基板202は、セラミック基板あるいは金属基板で構成され、ベース基板201上の接合面208でシーム溶接あるいはAu−Sn溶接されて、キャビティ209を封止する。
特開2000−124755号公報
しかしながら、従来の圧電振動子200には、以下の課題が残されている。
始めに、近年の電子機器の小型化に伴って、これら各種の電子機器に搭載される圧電振動子200に関してもさらなる小型化が求められている。小型化が進んでいくと、圧電振動片203の励振電極205a、205bや引き回し電極207a、207bのサイズも小さくなる。それに伴って、励振電極205a、205bと引き回し電極207a、207bとを接続する導電性接着剤204の接着領域も小さくなってくる。ところが、導電性接着剤204は流動性があり接着面積が広がるため、接着領域を小さくすることは困難を伴う。一方、接着領域を確保するために励振電極205a、205bの接着領域を大きくする方法も考えられるが、励振電極205a、205bの接着領域を大きくすると圧電振動片203の振動する部分の領域が小さくなり、特性を劣化させるという課題がある。
さらに、導電性接着剤204は凝固するまでに時間がかかるので、その間圧電振動片203を保持している、あるいは、導電性接着剤204が凝固する時、圧電振動片203の自重でベース基板201に平行になるようにあらかじめ圧電振動片203を斜めに傾けて接着する方法を取らなければならなかった。そこで励振電極205a、205bと引き回し電極207a、207bとを接続する方法として、バンプ接合が試みられている。バンプ接合は金属の超音波接合のため、接着部の面積が小さくても、強固に接着が可能である。しかし、強固に接着してしまうが故にベース基板201であるセラミック基板の熱膨張係数と圧電振動片203の熱膨張係数との差により、大きな応力が圧電振動片203にかかってしまう。圧電振動片203に応力がかかると温度特性が大きく変化し、性能を悪くしてしまうという課題がある。
また導電性接着剤204は、凝固する時あるいは凝固した後に含有する溶剤が揮発するため、アウトガスが発生する。このため、導電性接着剤204を凝固させるときに、十分溶剤が揮発するように熱処理を行っている。しかし、熱処理で揮発しきれなかった溶剤が長期的な使用の間にキャビティ209内にガスが溜まり、圧電振動子200の特性、特に周波数特性を変化させてしまうという課題がある。
さらに導電性接着剤204は、有機溶剤が含まれているため、熱環境により硬度や強度が変化する可能性がある。このため、圧電振動子200が長期的に熱環境下におかれている場合、導電性接着剤204の状態が変化し、圧電振動子200の周波数やインピーダンスを変化させてしまうという課題があった。
また、圧電振動子200の小型化が進むと、ベース基板201とリッド基板202との接合面208の幅(圧電振動子200の外周とキャビティ209との間の距離)が小さくなる。ベース基板201とリッド基板202との接合には、シーム溶接が多く用いられているが、溶接時に大きな圧力を印加させるため、接合面208の幅が小さいと圧力に耐えることができず、割れや欠けを生じるという課題もある。逆に、圧電振動子200の小型化を進めた場合でも接合面208の幅を小型化の比率に伴うように縮小させず、これまでの200μm程度にする方法もある。この場合、キャビティ209の大きさが小さくなり、しいては圧電振動片203の大きさが小さくなるため、圧電振動片203の性能であるインピーダンスが上昇し、性能を劣化させてしまうという課題が残る。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、特性を劣化させることなく、従来よりも遥かに薄型化し、コンパクト化を図ることができる表面実装型の圧電振動子を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
本発明に係る圧電振動子は、ベース基板と、前記ベース基板に対向させた状態で該ベース基板に接合されたリッド基板と、前記ベース基板と前記リッド基板との間に形成されたキャビティ内に収納された状態で、前記ベース基板のキャビティ側の面に接合された圧電振動片と、を備えた圧電振動子である。また前記圧電振動片が、ATモードで発振する圧電振動片であり、かつ、前記ベース基板の上面にバンプ接合され、前記ベース基板が、熱膨張係数が8.1×10−6〜18×10−6/℃のガラス材料からなることを特徴とするものである。
また、本発明に係る圧電振動子は、前記リッド基板がガラス材料からなり、前記ベース基板と前記リッド基板とが陽極接合されていることを特徴とするものである。また、本発明に係る圧電振動子は、前記ベース基板と前記リッド基板との接合部分の幅が、50μm〜300μmである。
本発明に係る発振器は、本発明の圧電振動子と、前記圧電振動片に駆動電圧を印加する駆動回路と、を備えていることを特徴とするものである。
本発明に係る圧電振動子によれば、圧電振動片の励振電極とベース基板上の引き回し電極とがバンプ接合されることになり、引き回し電極と励振電極との接着領域の面積を従来よりも遥かに小さくすることができるという効果がある。さらに、圧電振動片の励振電極の接着領域も小さくすることができるため、圧電振動片の励振領域を大きくとることができ、インピーダンス特性の向上や振動片の設計容易さを得ることができるという効果がある。上記引き回し電極及び励振電極の接着領域を小さくすることができるということは、圧電振動子や圧電振動片のサイズを従来に比べてはるかに小さくすることができるという効果が得られる。また圧電振動片とベース基板とをバンプ接合していることにより、圧電振動片とベース基板とが強固に接合され、耐衝撃性に非常に強いという効果がある。
さらに、バンプボールは長期使用時もアウトガスの発生がないため、圧電振動子の安定した特性を長期に渡り維持することができるという効果がある。さらに、バンプボールは熱環境によって経時変化することはないので、圧電振動子の安定した特性を長期に渡り維持することができる。またベース基板と圧電振動片とがバンプ接合されることにより、バンプボールの厚み分、圧電振動片はベース基板から浮いた状態で保持されるので、ベース基板側に振動の妨げを回避するための凹みを形成する必要がなくなり、ベース基板を形成する製造工程が簡素化されるという効果がある。しかも、本発明に係る圧電振動子によれば、ATモードで発振する圧電振動片を接着するベース基板を、このATモードで発振する圧電振動片の熱膨張係数に近い8.1×10−6〜18×10−6/℃の熱膨張係数を有するガラス材料で構成したため、環境温度変化によって生じるベース基板と圧電振動片との熱膨張差による応力が小さい。そのため、小型化のために上述したバンプ接合を採用した場合でも、圧電振動片の温度特性を劣化させることがないという効果がある。
また本発明に係る圧電振動子によれば、ガラス材料のベース基板及びリッド基板が陽極接合されているため、圧電振動子の外周とキャビティとの間の距離である、ベース基板とリッド基板とが接合された接合部分の幅を小さくすることができ、圧電振動子の大きさを小さくすることができる。特に、接合部分の幅は50μm〜300μmとすることができる。一方、圧電振動子の大きさが同じ場合、ベース基板とリッド基板とが接合された接合部分の幅を小さくすることで、キャビティの大きさを大きくすることができ、しいては圧電振動片の大きさを大きくすることができる。圧電振動片の大きさが大きいと、インピーダンス特性など圧電振動片の特性を向上させる効果がある。さらにベース基板とリッド基板とが陽極接合されているため、キャビティ内を真空に封止することが可能である。今後圧電振動片の大きさが小さくなると、空気の抵抗が特性に大きく影響を及ぼすため、本発明に係る圧電振動子によれば圧電振動片の特性を向上させる効果がある。
本発明に係る実施例1の圧電振動子を示す外観斜視図である。 実施例1の圧電振動子の内部構成図であって、リッド基板を取り外した状態で圧電振動片を上方から見た図である。 実施例1の圧電振動子のA−A断面図である。 実施例1の圧電振動子の分解斜視図である。 本発明に係る圧電振動子の実施例2を示すA−A断面図である。 本発明に係る圧電振動子の実施例3を示すA−A断面図である。 本発明に係る圧電振動子の実施例4の内部構成図であって、リッド基板を取り外した状態で圧電振動片を上方から見た図である。 実施例1の圧電振動子の内部構成図であって、リッド基板を取り外した状態で圧電振動片を上方から見た図である。 実施例1の圧電振動子のマウント位置に関する内部構成図であって、リッド基板を取り外した状態で圧電振動片を上方から見た図である。 本発明に係る圧電振動子の実施例5の内部構成図であって、リッド基板を取り外した状態で圧電振動片を上方から見た図である。 実施例5の圧電振動子のB−B断面図である。 本発明に係る圧電振動子の実施例6の内部構成図であって、リッド基板を取り外した状態で圧電振動片を上方から見た図である。 本発明における発振器の上面図である。 従来の圧電振動子の断面図である。
以下、本発明に係る圧電振動子の実施例1から実施例6について、図1から図12を参照して説明し、本発明に係る発振器について図13を参照して説明する。
圧電振動子1は、図1から図4に示すように、ベース基板2とリッド基板3とで2層に積層された箱状に形成されており、内部のキャビティ16内に圧電振動片4が収納された表面実装型の圧電振動子である。
図1から図4の説明をする。図1において、ベース基板2は接合膜23を介してベース基板2に接続されている。前記ベース基板2の前記接合膜23面の裏面(紙面下方側)には外部電極21および外部電極22が形成されている。
前記ベース基板2には図3にて示されるスルーホール24、25が形成されており、前記スルーホール24、25の内部には貫通電極13、14が形成されている。前記リッド基板3には矩形状のキャビティ16が形成されている。前記貫通電極13、14は前記外部電極21、22にそれぞれ電気的に接続されている。また、前記貫通電極13、14は前期ベース基板2の前記キャビティ16側の表面に形成される引き回し電極9、10にそれぞれ電気的に接続されている。前記引き回し電極9、10は圧電振動片4を保持するバンプ11、12へそれぞれ接続される。前記圧電振動片4は水晶の圧電材料から形成されたATカット型の振動片であり、所定の電圧が印加されたときに振動するものである。
図2に示すように前記引き回し電極9、10は圧電振動子4から離れた位置に迂回するようパターニングされ前記バンプ11、12へと導通される。前記バンプ11、12は圧電振動子の表面に形成されるマウント電極7、8と接続されている。前記マウント電極7、8は図3に示されるように、前記マウント電極7は前記圧電振動片4の側面に形成された側面電極15を経由して励振電極5へと電気的に接続されている。前記マウント電極8は前記圧電振動片4の裏面(図3紙面下方側)に形成されている励振電極6へと電気的に接続されている。また、図3において、前記接合膜23が形成されている領域のことを接合面20と呼ぶ。また上記構成を総じて圧電振動子1と呼ぶ。
図4は実施例1の圧電振動子の分解斜視図であり、図面を見易くするために前記貫通電極13、14、前記スルーホール24、25の図示を省略している。
励振電極5、6、マウント電極7、8、側面電極15は、例えば、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、金(Au)、アルミニウム(Al)やチタン(Ti)等の導電性膜の被膜、あるいはこれら導電性膜のいくつかを組み合わせた積層膜より形成されたものである。
このように構成された前記圧電振動片4は、図2及び図4に示すように、金等のバンプ11、12を利用して、ベース基板2の上面にバンプ接合されている。より具体的には、ベース基板2の上面にパターニングされた後述する引き回し電極9、10上に形成された2つのバンプ11、12上に、一対のマウント電極7、8がそれぞれ接触した状態でバンプ接合されている。これにより、圧電振動片4は、ベース基板2の上面からバンプ11、12の厚さ分、浮いた状態で支持されると共に、マウント電極7、8と引き回し電極9、10とがそれぞれ電気的に接続された状態となっている。
前記リッド基板3は、ガラス材料、例えばソーダ石灰ガラスからなる透明の絶縁基板であり、図1から図4に示す例では、前記ベース基板2が接合される接合面側には、前記圧電振動片4が収まるサイズの前記キャビティ16が形成されている。前記キャビティ16は、両基板2、3が重ね合わせることにより圧電振動片4を密封し収容することが出来る。そして、前記リッド基板3は、このキャビティ16を前記ベース基板2側に対向させた状態で前記ベース基板2に対して陽極接合されている。
前記ベース基板2は、前記リッド基板3と同様にガラス材料、例えばソーダ石灰ガラスからなる透明な絶縁基板であり、前記リッド基板3に対して重ね合わせ可能な大きさで板状に形成されている。
図1から図4及に示す実施例1において、ベース基板2を真っ直ぐに貫通したスルーホール24、25を例に挙げて説明したが、この場合に限られず、例えばベース基板2の下面に向かって漸次径が縮径するテーパー状に形成しても構わない。いずれにしても、ベース基板2を貫通していれば良い。
そして、前記貫通電極13、14は、前記スルーホール24、25を完全に塞いで前期キャビティ16内の気密を維持していると共に、前記外部電極21、22と前記引き回し電極9、10とを導通させる役割を担っている。前記スルーホール24、25と前記貫通電極13、14との間の隙間は、ベース基板2のガラス材料と熱膨張係数を合わせたガラスフリット材を用いて完全に塞ぐことができる。
前記接合膜23や一対の引き出し電極9、10は導電性材料(例えば、アルミニウム、シリコンなど)を用いて所定の形状にパターニングされる。このうち前記接合膜23は、前記リッド基板3に形成された前記キャビティ16の周囲を囲むように前記ベース基板2の周縁に沿って形成されている。
また、前記引き回し電極9、10と前記貫通電極13、14の位置関係について詳細に説明する。図2から図4に示すように、一方の引き回し電極9は、前記圧電振動片4のマウント電極7、8側に位置するように一方の貫通電極13の真上に形成されている。また、他方の引き回し電極10は、一方の引き回し電極9に隣接した位置から、圧電振動片4に沿って、ベース基板2上の貫通電極13と対向する側に引き回しされた後、他方の貫通電極14の真上に位置するように形成されている。
上記の構成により、前記圧電振動片4の前記励振電極5は前記側面電極15からマウント電極7、一方の引き回し電極9、貫通電極13を介して外部電極21へと導通し、前記圧電振動片4の前記励振電極6は前記マウント電極8から引き回し電極10、貫通電極14を介して外部電極22へと導通する。
次にベース基板2やリッド基板3を構成するガラス材料の熱膨張係数について説明する。本実施例では、ベース基板2やリッド基板3を構成するガラス材料の熱膨張係数を8.1×10−6〜18×10−6/℃としている。これは本実施例の圧電振動片4で用いられる、ATカット振動片の熱膨張係数に合わせたためである。ATカット振動片の熱膨張係数は、文献等により多少数値は異なるが、X軸方向13.7×10−6/℃、Y軸方向9.6×10−6/℃、Z’軸方向11.6×10−6/℃である。ATカット振動片の熱膨張係数はチップ毎にばらつきを持っているため、本実施例のガラス材料ではこれらばらつきを吸収するために、熱膨張係数のばらつき範囲を8.1×10−6〜18×10−6/℃に限定した。
ここで、バンプ接合の位置やバンプの数とガラス材料の熱膨張係数の限定範囲には関係がある。図8に示すようにマウント電極7、8に対し、圧電振動片4のZ’軸方向にバンプ11、12が複数並ぶ場合、ガラス材料の熱膨張係数のばらつきは前記Z’軸方向の熱膨張係数の±30%前後に相当する8.1×10−6〜15.1×10−6/℃がより望ましい。これは、圧電振動片4のZ’軸方向の熱膨張係数は11.6×10−6/℃近辺にあるためである。
また、図9に示すようにマウント電極7、8に対し、圧電振動片4のX軸方向にバンプ11、12が複数並ぶ場合、ガラス材料の熱膨張係数のばらつきはこれは前記X軸方向の熱膨張係数に比較的近い±30%前後に相当する9.6×10−6〜18×10−6/℃がより望ましい。これは、圧電振動片4のX軸方向の熱膨張係数は13.7×10−6/℃近辺にあるためである。
以上より、ガラス材料の熱膨張係数は8.1×10−6〜18×10−6/℃の範囲内にあることが望ましい。
ここで、ベース基板2と圧電振動片4とを強固なバンプ接合で接合すると、前記ベース基板2と前記圧電振動片4との熱膨張の差により前記圧電振動片4のマウント電極7、8近辺に大きな応力が掛かってしまう。前記圧電振動片4は応力を受けると、周波数や温度特性などが大きく変化してしまう。特に実施例1で用いられるATカット振動子の場合、周波数の安定性や温度特性の安定性が重要となるため、大きな問題となる。
従来の圧電振動子では、ベース基板2にセラミック基板が用いられてきている。セラミック基板の熱膨張係数は7×10−6/℃程度で、ATカット振動子の熱膨張係数より小さい。このため、仮に圧電振動片4とベース基板2とをバンプ接合した場合、従来の圧電振動片に大きな応力が掛かり、周波数や温度特性に悪影響を及ぼす。そのため、セラミックのベース基板と前記圧電振動片との接合には導電性接着剤が用いられ、前記ベース基板と前記圧電振動片を柔らかく接合する方法が採られている。
上記従来例での課題を解決するために、実施例1では圧電振動片4とベース基板2とをバンプ接合すると共に、ベース基板2を熱膨張係数8.1×10−6〜18×10−6/℃としたガラス材料で構成することを特徴としている。これにより、前記ベース基板2と前記圧電振動片4との熱膨張係数の差により前記圧電振動片4のマウント電極7、8近辺にかかる応力を緩和することができ、周波数の安定性や温度特性の安定性に影響を及ぼすことを最小限にとどめることができる。
更に、バンプ接合を用いることができたことにより、従来の小型化に伴い生じる課題を解決することができる。詳しく説明すると、圧電振動子の小型化が進んでいくと、前期圧電振動片4の前記マウント電極7、8が小さくなり、導電性接着剤の接着領域も小さくなる必要がある。ところが、導電性接着剤は流動性があり一定の領域に留められず、全体に広がってしまう。そのため接着領域(=マウント電極7、8の大きさ)を小さくすることは困難を伴う。一方、接着領域を確保するために前記マウント電極7、8のサイズを大きくする方法も考えられるが、励振電極5、6が小さくなってしまい、前記圧電振動片4の振動する部分の領域が小さくなって特性を劣化させるという課題があった。この課題をバンプ接合にすることで解決することができる。
また、導電性接着剤は凝固するまでに時間がかかるので、組立製造中、前記圧電振動片4を保持している、あるいは、導電性接着剤が凝固する時、前記圧電振動片4の自重で前記ベース基板2に平行になるようにあらかじめ前記圧電振動片4を斜めに傾けて接着する方法を取らなければならなかった。この課題についても、バンプ接合をすることで解決することができる。また、前記圧電振動片4はバンプ接合によって前記ベース基板2から浮いた状態で支持されているので、振動に必要に最低限の振動ギャップを自然と確保することができる。よって、前記リッド基板3とは異なり、前記ベース基板2側にキャビティ16を形成する必要がなく、平板状の基板として構わない。従って、キャビティ16を考慮しない分、前記ベース基板2の厚みをできるだけ薄くすることができる。この点において、実施例1は圧電振動子1の薄型化を図ることができる。
実施例2の構成と効果は実施例1で書かれているものとほぼ同様である。そのために構成の詳細は省略し、相違点について説明する。
図5において、実施例2はベース基板2にスルーホールや貫通電極を用いず、ベース基板2の側面にある側面外部電極31、32を用いて引き回し電極9、10と外部電極33、34と接続している。具体的には、ベース基板2上に形成された引き回し電極9、10が圧電振動子1の外周部まで伸び、側面外部電極31、32に接続される。前記ベース基板2の引き回し電極9、10が形成された面と反対側の面に形成された外部電極33、34は、それぞれ圧電振動子1の外周部にまで伸び、側面外部電極31、32と接続される。図5は図2のA−A切断線による断面図である。
このように外部電極33、34へと導通させる構造が異なっていても、圧電振動子4とベース基板2との熱膨張率の差を解消し、周波数の安定性や温度特性の安定性への影響を最小限にとどめることが可能である。
実施例3の構成と効果も実施例1で書かれているものとほぼ同様である。そのために構成の詳細は省略し、相違点について説明する。
図6において、実施例3はリッド基板3が板状に形成されており、圧電振動片4が収まる矩形状のキャビティ16はベース基板2に形成されている。実施例1とは異なり、接合膜23と引き出し電極9が異なる層に形成されている特長がある。
前記ベース基板2に前記キャビティ16が形成される場合、引き回し電極9、10の形成が難しいという点があるが、このような実施形態であっても本発明による熱膨張率の差の解消は期待できる。
実施例4についても重複した内容は省略し、相違点について説明する。
図7(a)において、実施例4の圧電振動片4は矩形長手方向の端辺にマウント電極7及びマウント電極8が形成されている。実施例1の圧電振動片4とは異なり、マウント電極7、8の位置が前記圧電振動片4の一辺に偏らず、両端に形成されている。前記マウント電極7、8によって前記圧電振動片4はバンプ接合される。
図7(b)は前記圧電振動片4がパッケージに実装された状態を示す内部構成図であって、リッド基板を取り外した状態で圧電振動片を上方から見た図である。前記マウント電極7、8の位置が両端に形成されているため、引き回し電極10も実施例1とは異なる。前記引き出し電極10は前記圧電振動片4の矩形長手方向側面を通過しないようにパターニングされている。
従来、前記圧電振動片4とベース基板2の熱膨張係数が異なっていたため、実施例4のようなマウント電極配置は特性の劣化を引き起こしたが、本発明の効果により、圧電振動片4とベース基板2の熱膨張係数が近いため、マウント電極が対向した位置でも他の実施例と同様の効果を得ることが期待できる
次に本発明に係る実施例5を、図10、図11を参照して説明する。図11は、図10に示す圧電振動子1のB−B断面図である。
図10は実施例5の内部構成図であって、リッド基板を取り外した状態で圧電振動片を上方から見た図である。ベース基板2の紙面手前側の表面には実施例1と1箇所を除き同じ構成で成り立っている。異なる点は圧電振動片4の熱膨張係数と同じ特性を持つガラスフリット材26が前記ベース基板2と引き出し電極9、10をつなぐ領域に形成されているという点である。
図11は図10のB−B断面図である。前記ガラスフリット材26はマウント電極7、8の近辺に矩形状に形成されている。前記引き出し電極10は前記ガラスフリット材26の層上にあるマウント電極12に電気的に導通し、前記ベース基板2上を経由して貫通電極14へと電気的に導通する。
実施例5の構成において、圧電振動片4の応力は前記圧電振動片4と前記ガラスフリット材26との熱膨張係数により決定される。そのため、前記ガラスフリット材26の熱膨張係数が前記圧電振動片4に近い材料を選定することで、前記圧電振動片4の温度特性が大きく変化し、性能の悪化を防ぐことが出来る。
実際問題として実施例1のように、ベース基板2の熱膨張係数を8.1×10−6〜18×10−6/℃の範囲に収めるには、基板のコストアップにつながる可能性がある。
しかし、実施例5では、前記ベース基板2の熱膨張係数ではなく、前記ガラスフリット材26の熱膨張係数に対して影響を受ける。前記ガラスフリット材26は、不純物を添加することにより熱膨張係数を変化させることができる。さらに、目的の場所だけにガラスフリット材26を塗布することができる。これら3点の特徴により、ベース基板2の熱膨張係数を所定の範囲内に収めるよりもコストを低くすることが出来る。
ガラスフリット材26は塗布後に焼成を行う。このとき、バンプ11、12の並んでいる方向は、圧電振動片4の結晶軸Z’軸方向になるので、ガラスフリット材26の熱膨張係数は10×10−6〜16×10−6/℃がより望ましい。
図12に示す実施例6は、実施例4の圧電振動片4と実施例5のガラスフリット材26を組み合わせたものである。
マウント電極7、8両方を含めた領域にガラスフリット材26を塗布する。このとき、バンプ11、12の並んでいる方向は、圧電振動片4の結晶軸X軸方向になるので、ガラスフリット材26の熱膨張係数は8.5×10−6〜14×10−6/℃がより望ましい。
次にベース基板2とリッド基板3とを陽極接合する効果について説明する。陽極接合に関する効果は実施例1から実施例6に共通している。
従来のセラミック基板を用いたベース基板では圧電振動子1つ1つにリッド基板を接合する必要があった。そのため、ベース基板とリッド基板との接合時にベース基板に大きな圧力が掛かり、接合面の幅が小さいと圧力に耐えることができず、割れや欠けを生じるという課題があった。本発明による圧電振動子1は、ベース基板2とリッド基板3との接合に陽極接合を用いているため、複数の圧電振動子1を同時に接合することができる。このため、接合時に1つ1つのベース基板に印加される圧力は小さくなり、接合面が小さくても割れや欠けを生じることはない。特に、これまでの実験結果より接合面20の幅を50μm以上にすれば接合でき、キャビティ16内の気密も保持できることが確認されている。また、実験によって陽極接合の接合面20の幅を300μm以上にしても、特性が気密性や耐久性に変化がなかった。そのため、本実施例のベース基板2とリッド基板3とが接合された接合面20の幅は50μm〜300μmが望ましい範囲であるといえる。
また前記接合面20の幅が小さくなると、前記キャビティ16の大きさを大きく取ることができ、しいては前記圧電振動片4の大きさを大きくすることができる。前期圧電振動片4の大きさが大きくなると、前記圧電振動片4の性能であるインピーダンスが下がり、性能が向上する。
上記実施例1から実施例6の圧電振動子1を利用した発振器40は、図13に示すように基板41上に前記圧電振動子1、基板41、集積回路42、コンデンサなどの電子部品43を実装し、図示しない配線パターンによってそれぞれ電気的にそれぞれ接続されている。
前記圧電振動子1に形成された前記外部電極21、22に対して、集積回路42より所定の駆動電圧を印加する。これにより、前記圧電振動片4の前記励振電極5、6からなる励振電極5、6に電流を流すことができ、所定の周波数で振動させることができる。そして、振動を利用して、制御信号のタイミング源やリファレンス信号源等として利用することができる。
また、本発明による圧電振動子1および発振器の製造では、薄型化された前記圧電振動子1を一度に複数製造することができるので、低コスト化を図ることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施例1から実施例6に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1…圧電振動子
2…ベース基板
3…リッド基板
4…圧電振動片
5、6…励振電極
7、8…マウント電極
9、10…引き回し電極
11、12…バンプ
13、14…貫通電極
15…側面電極
16…キャビティ
20…接合面
21、22、33、34…外部電極
23…接合膜
24、25…スルーホール
26…ガラスフリット材
31、32…側面外部電極
40…発振器
41…基板
42…集積回路
43…電子部品

Claims (7)

  1. ベース基板と、
    前記ベース基板に対向させた状態で該ベース基板に接合されたリッド基板と、
    前記ベース基板と前記リッド基板との間に形成されたキャビティ内に収納された状態で、
    前記ベース基板のキャビティ側の面に接合された圧電振動片と、
    を備えた圧電振動子において、
    前記圧電振動片はATモードで発振し、
    前記ベース基板のキャビティ側の面に電極膜を介して前記圧電振動片がバンプ接合され、
    前記ベース基板が、熱膨張係数が前記圧電振動片の熱膨張係数の±30%以内に収まる範囲にある材料からなることを特徴とする圧電振動子。
  2. 請求項1に記載の圧電振動子において、
    前記ベース基板の熱膨張係数が8.1×10−6〜18×10−6/℃であることを特徴とする圧電振動子。
  3. 請求項1または2に記載の圧電振動子において、
    前記ベース基板がガラス材料からなることを特徴とする圧電振動子。
  4. 請求項1に記載の圧電振動子において、
    前記ベース基板と前記リッド基板とが陽極接合されていることを特徴とする圧電振動子。
  5. 請求項4に記載の圧電振動子において、
    前記ベース基板と前記リッド基板との接合部分の幅が、50μm〜300μmであることを特徴とする圧電振動子。
  6. 請求項1に記載の圧電振動子において、
    前記ベース基板のキャビティ側の面にガラスフリット材の層が形成され、
    前記ガラスフリット材の層の上面に前記圧電振動片が電極膜を介してバンプ接合されていることを特徴とする圧電振動子。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の圧電振動子と、
    前記圧電振動子に駆動電圧を印加する駆動回路と、
    を備えていることを特徴とする発振器。
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