JP5880018B2 - 画像形成装置および回転式現像装置 - Google Patents

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本発明は、回転式現像装置を搭載した画像形成装置、およびその回転式現像装置に関する。
従来、回転軸の回りに現像器を複数台配置してそれら現像器を回転軸の回りに公転させ、今回の現像に用いられる現像器を現像位置に移動させる回転式現像装置を搭載した画像形成装置が知られている。また、このような画像形成装置の中には、回転式現像装置下部に、この回転式現像装置から落下する現像剤等の落下異物を受ける異物受止板が設けられているものがある。
ここで、一般的に、画像形成装置の製造時には、多くの場合、溶接によるスパッタ粉やネジの切粉等の金属片異物が発生する。これらの金属片異物は製造時に清掃されるが、清掃しきれずに金属片異物が画像形成装置内に残ってしまうこともある。このように残ってしまった金属片異物は、画像形成装置の移動時や稼働時等に生じる振動によって落下するおそれがある。
回転式現像装置下部に上記のような異物受止板が配置されている画像形成装置では、上記のように落下してくる金属片異物が異物受止板で受け止められることがある。回転式現像装置の現像器の多くは、磁性キャリアを含む現像剤を磁性によって引き付けて現像位置まで運ぶ構造を有している。このため、回転式現像装置下部の異物受止板上に金属片異物が存在していると、異物受止板上を通過している現像器にその金属片異物が付着して現像剤と一緒に現像位置まで運ばれてしまうことがある。現像位置では、現像対象の静電潜像を表面に保持する像保持体のその表面と現像器が対面する。このため、金属片異物が現像器に付着していると、その金属片異物が像保持体の表面を傷付けるおそれがある。
そこで、例えば、異物受止板上にマグネットシート若しくは粘着シートを貼付しておき、異物受止板上から現像器への金属片異物の付着を抑制することが考えられる。
特開2000−089559号公報 特開2004−294500号公報
本発明は、現像に用いる現像器への金属片異物の付着が抑制された画像形成装置、そのような画像形成装置に搭載される回転式現像装置を提供することを目的とするものである。
請求項1の画像形成装置は、
静電潜像の形成を受けトナーによる現像を受けてトナー像を保持する像保持体と、
回転軸を有し、その回転軸を取り巻く公転軌道上に複数の現像器を支持して、それら複数の現像器のうちの現像に用いる現像器を上記像保持体に対面する位置に公転させ、像保持体に対面した現像器から像保持体にトナーを供給することにより像保持体上の静電潜像をトナーで現像して像保持体上にトナー像を形成する回転式現像装置と、
上記回転式現像装置下部に配置されて、上記複数の現像器の公転軌道に沿う位置に広がり、落下してきた異物を受け止める異物受止板と、
上記像保持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写器と、
上記転写器によって転写されたトナー像を上記記録媒体上に定着する定着器とを備え、
上記回転式現像装置がさらに、上記複数の現像器のうち少なくとも1つの現像器と上記異物受止板との間に広がり上記異物受止板上の磁性の異物を磁気的に捕集する、回転式現像装置の使用開始前に取り外される異物捕集部材を備えたものであることを特徴とする。
請求項2の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、
上記現像器が、磁性キャリアとその磁性キャリアに静電的に付着したトナーとを有する現像剤を収容する現像剤収容部と、内部に磁石が配置され現像剤収容部に収容された現像剤を磁石で引き寄せることにより表面に付着させながら現像剤を上記像保持体に対面した位置に運んで現像剤中のトナーを像保持体上の静電潜像の現像に供する現像ロールとを備えたものであって、
上記異物捕集部材が、上記複数の現像器のうち1つ以上の現像器について、各現像器ごとに、各現像器の上記現像ロールを覆って取り付けられ、現像ロール内部の磁石が発する磁力によって上記異物を捕集するものであることを特徴とする。
請求項3の画像形成装置は、請求項2記載の画像形成装置において、
上記異物捕集部材は、上記異物受止板に対向する面が粘着性を有しているものものであることを特徴とする。
請求項4の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、
上記異物捕集部材が、上記複数の現像器のうちの少なくとも一部の複数の現像器に跨って、現像器と上記異物受止板との間を遮る位置に広がる磁性シートであることを特徴とする。
請求項5の画像形成装置は、請求項4記載の画像形成装置において、
上記磁性シートが、上記現像器に対面する側の面が粘着性を有するものであることを特徴とする。
請求項6の画像形成装置は、請求項4又は5記載の画像形成装置において、
上記現像器が、磁性キャリアとその磁性キャリアに静電的に付着したトナーとを有する現像剤を収容する現像剤収容部と、内部に磁石が配置され現像剤収容部に収容された現像剤を磁石で引き寄せることにより表面に付着させながら現像剤を上記像保持体に対面した位置に運んで現像剤中のトナーを像保持体上の静電潜像の現像に供する現像ロールとを備えたものであって、
上記磁性シートは、上記現像ロールを覆っている部分が、その部分以外の他の部分よりも弱い磁性を有するものであることを特徴とする。
請求項7の回転式現像装置は、
回転軸を有し、その回転軸を取り巻く公転軌道上に複数の現像器を支持して、それら複数の現像器のうちの現像に用いる現像器を、静電潜像の形成を受けトナーによる現像を受けてトナー像を保持する像保持体に対面する位置に公転させ、像保持体に対面した現像器から像保持体にトナーを供給することにより像保持体上の静電潜像をトナーで現像する回転式現像装置であって、
上記複数の現像器のうち少なくとも1つの現像器と、この回転式現像装置下部に配置されて上記複数の現像器の公転軌道に沿う位置に広がり落下してきた異物を受け止める異物受止板との間に広がり、この異物受止板上の磁性の異物を磁気的に捕集する、回転式現像装置の使用開始前に取り外される異物捕集部材を備えたものであることを特徴とする。
請求項1の画像形成装置および請求項7の回転式現像装置によれば、異物受止板上にマグネットシートや粘着シートを貼付して金属片異物を異物受止板上に引き付けておく構成に比べて、現像に用いる現像器への金属片異物の付着が抑制される。
請求項2の画像形成装置によれば、金属片異物の付着のための磁力源を特別に設けることなく、現像器が有している現像ロールが、元来、現像剤を引き付けるために内蔵している磁石の磁力を利用して金属片異物が捕集される。
請求項3の画像形成装置によれば、現像ロール内の磁石の磁力を利用して捕集された金属片異物が、異物捕集部材の取外しの際にこの異物捕集部材から異物受止板上に再度落下してしまう等といった事態が回避される。
請求項4の画像形成装置によれば、複数の現像器に跨って広がる上記磁性シートにより、それら複数の現像器について、まとめて金属片異物の付着が抑制されることとなる。
請求項5の画像形成装置によれば、上記磁性シートにおける上記の粘着性により、上記現像器側から落下してくる異物についても捕集されることとなる。
請求項6の画像形成装置によれば、現像剤の、現像ロールから磁性シートへの意図しない転移が抑制される。
第1実施形態の画像形成装置の概略構成図である。 図1に示す回転式現像装置およびキャッチパンを、周辺の構成とともに示す拡大図である。 図2に示す回転式現像装置が備えている現像器の拡大図である。 電源投入時に画像形成装置で実行される、キャッチパン清掃処理を含む処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の画像形成装置における回転式現像装置およびキャッチパンを、周辺の構成とともに示す拡大図である。 現像器における、図5に示す磁性シートの取付位置を示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の画像形成装置の概略構成図である。
この図1に示す画像形成装置1は、原稿読取部10、画像形成部20、および用紙収容部30を有する。
原稿読取部10には、原稿Sが重ねられた状態に置かれる原稿給紙台11が備えられている。この原稿給紙台11上に置かれた原稿Sは、1枚ずつ送り出されて搬送ロール12によって搬送経路13上を搬送される。そして、透明ガラス製の原稿読取板14の下に置かれた原稿読取光学系15により、その搬送されてきた原稿に記録されている文字や画像が読み取られて原稿排紙台16上に排出される。
また、この原稿読取部10は、その奥側に左右に延びるヒンジを有し、そのヒンジを回転中心として、原稿給紙台11および原稿排紙台16が一体的に持ち上げられる。その持ち上げた下には、原稿読取板14が広がっている。
この原稿読取部10での読取り方法には、原稿給紙台11に原稿を置くことに代えて原稿読取板14上に原稿を1枚だけ下向きに置き、原稿読取光学系15が矢印A方向に移動してその原稿読取板14上の原稿から文字や画像を読み取る方法もある。
原稿読取光学系15で得られた画像信号は、処理・制御回路21に入力される。処理・制御回路21は、入力されてきた画像信号に基づく画像を形成する。また、この処理・制御回路21は、この画像形成装置1の各部の動作制御を担っている。
また、この画像形成装置1の下部に設けられた用紙収容部30には、3台の給紙台31_1,31_2,31_3が収容されている。これらの給紙台31_1,31_2,31_3には、各給紙台31_1,31_2,31_3ごとに例えば寸法の異なる用紙Pが積み重なった状態に収容されている。各給紙台31_1,31_2,31_3は、用紙Pの補給のために、引出し自在に構成されている。
それら3台の給紙台31_1,31_2,31_3のうちの、例えば原稿の寸法に適合した寸法の用紙Pが収容されている給紙台(ここでは一例として給紙台31_3とする)から用紙Pがピックアップロール32により送り出される。そして、さばきロール33により1枚ずつに分離され、その1枚の用紙Pが搬送ロール34により矢印Bの向きに上方に搬送される。その用紙Pは、待機ロール35によりそれ以降の搬送のタイミングが調整されてさらに搬送される。この待機ロール35以降の搬送については後述する。
また、画像形成部20には、手差し給紙台22が備えられている。この手差し給紙台22はその下端部を中心に開く折り畳み式のものである。画像形成部20では、この手差し給紙台22を開き、その上に用紙を置き、その手差し給紙台22に置かれた用紙を矢印Cに従って送り込むことも可能である。
この画像形成部20の中央部には、矢印Dで示す向きに回転する感光体51を有し、その感光体51の周囲に、帯電器52、回転式現像装置60、帯電制御器54、クリーナ55、および除電器56が配置されている。また、感光体51の上方には、露光器53が配置されている。また、後述する中間転写ベルト71を感光体51との間に挟んだ位置には転写器57が置かれている。
感光体51は円筒形状を有し、帯電により電荷を保存し露光によりその電荷を放出してその表面に静電潜像を保持する。
帯電器52は、感光体51の表面をある帯電電位に帯電する。
また、露光器53には、処理・制御回路21から画像信号が入力され、その入力された画像信号に応じて変調された光ビーム531を出力する。
この光ビーム531は、矢印D方向に回転する感光体51の表面の、帯電器52による帯電を受けた部分を、その感光体51の回転軸方向(図1の紙面に垂直な方向)に繰り返し走査し、感光体51の表面に静電潜像を形成する。
さらに感光体51は、光ビーム531の走査を受けて表面に静電潜像が形成された後、回転式現像装置60により現像され、その感光体51の表面にトナー像が形成される。
感光体51が、本発明にいう像保持体の一例に相当する。
また、回転式現像装置60が、本発明の画像形成装置における回転式現像装置の一例に相当する。また、回転式現像装置60は、本発明の回転式現像装置の第1実施形態にも相当している。
ここで、回転式現像装置60は、その回転軸の回りを取り巻く公転軌道上に後述する4台の現像器と2台のダミーの現像器とを支持している。回転式現像装置60は、矢印Eの向きに回転することによりそれらの現像器およびダミーの現像器を回転軸の回りに公転させる。そして、4台の現像器のうちのいずれか1台の現像器を感光体51に対面した位置に移動させる。感光体51上に形成された静電潜像は、その感光体51に対面した現像器により現像されてトナー像が形成される。
回転式現像装置60に支持されている4台の現像器には、各現像器ごとにイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)のトナーが収容されている。感光体51上の静電潜像の現像にあたっては、今回使用される色のトナーを収容した現像器が感光体51に対面する位置に移動される。そして、その感光体51に対面した現像器により、その現像器に収容された色のトナーによる現像が行なわれる。
また、この回転式現像装置60の下部には、複数の現像器およびダミーの現像器の公転軌道に沿う位置に広がり、現像器からの現像剤や後述の金属片異物といった、落下してくる異物を受け止めるキャッチパン65が配置されている。このキャッチパン65が、本発明にいう異物受止板の一例に相当する。
回転式現像装置60の動作とキャッチパン65については、後で別図を参照して詳細に説明する。
現像器による現像により、感光体51上に形成されたトナー像は、転写器57の作用により中間転写ベルト71上に転写される。
ここで、感光体51の表面には、転写器57による転写によって正極性に帯電されて正極性の履歴が生じる。感光体51は、この転写後に、帯電制御器54によってこの正極性の履歴が除去される。そして、感光体51は、この履歴の除去後に、クリーナ55により転写後の感光体51に残存しているトナーが除去され、さらに、除電器56による除電を受ける。
第1実施形態では、感光体51およびクリーナ55は、画像形成装置1に着脱自在に支持される感光体ユニット50を構成している。
中間転写ベルト71は、複数のロール72に架け回された、無端の、矢印F方向に循環移動するベルトである。この中間転写ベルト71の近傍には、用紙Pの搬送経路を挟んだ位置に転写器73が配置されている。さらに、その転写器73よりも中間転写ベルト71の循環移動方向下流側には、転写器73による転写後に中間転写ベルト71上に残存するトナーを除去するクリーナ74が配置されている。これらの転写器73およびクリーナ74は、中間転写ベルト71に接触自在に離間する構成となっている。複数色による画像を形成するときは、転写器73およびクリーナ74が中間転写ベルト71から離間される。そして、ある1色のトナーによるトナー像を感光体51上に形成して中間転写ベルト71に転写する過程が、回転式現像装置60を回転させながら複数の現像器(複数色のトナー)について繰り返される。これにより、中間転写ベルト71上に複数色のトナーによる複数のトナー像が順次重なるように転写される。
その後、転写器73を中間転写ベルト71に接触させ、重ねられた複数色のトナー像がその転写器73が置かれた転写位置に達するときに用紙Pもその転写位置に達するように、用紙Pが待機ロール35から送り出される。そして、その転写位置において、転写器73の作用により、中間転写ベルト71上の複数色のトナー像が用紙P上に転写される。トナー像の転写を受けた用紙は、さらに矢印Gで示す向きに搬送され、定着器75による加熱および加圧を受けてその用紙上に定着トナー像からなる画像が形成される。定着器75が、本発明にいう定着器の一例に相当する。
ここで、上記のキャッチパン65は、回転式現像装置60と定着器75との間に位置しており、この定着器75が定着時に発する熱が回転式現像装置60に及ぶことを防ぐ役割も担っている。これにより、回転式現像装置60の現像器中の現像剤の、定着時の熱に起因する固着等が回避される。
この定着器75を通過した用紙は、さらに矢印Hで示す向きに搬送されて用紙排出台23上に排出される。
また、クリーナ74も中間転写ベルト71に接触するように移動し、転写器73による転写後に中間転写ベルト71上に残存するトナーが、クリーナ74により、その中間転写ベルト71上から除去される。
また、この画像形成装置1は、用紙Pの両面に画像を形成することが可能な装置となっている。用紙Pの両面に画像を形成する場合、上記のようにして用紙Pの第1面にのみ画像が形成された用紙Pは、用紙排出台23上に排出されることに代わり、案内部材36の切り替えにより、搬送ロール37により矢印Iで示す向きに搬送される。その後搬送方向が矢印Jで示す向きに反転し、もう1つの案内部材38により、今度は矢印Kで示す向きに案内されて搬送ロール39により搬送され、待機ロール35に至る。
その後は、再度上記と同様にして、今度はその用紙Pの第2面に画像が形成される。このようにして両面に画像が形成された用紙Pは、今度は用紙排出台23上に排出される。
次に、回転式現像装置60の動作とキャッチパン65について詳細に説明する。
図2は、図1に示す回転式現像装置およびキャッチパンを、周辺の構成とともに示す拡大図である。
この図2には、回転式現像装置60およびキャッチパン65の他に、図1にも示す感光体ユニット50(感光体51およびクリーナ55)、帯電器52、露光器53、帯電制御器54、および除電器56が示されている。さらに、この図2には、図1にも示す中間転写ベルト71、中間転写ベルト71用のクリーナ74も示されている。
回転式現像装置60は、回転軸61を取り巻く公転軌道上に、YMCK4色それぞれ用の現像器62Y,62M,62C,62Kを支持している。これら4台の現像器62Y,62M,62C,62Kは、使用されるトナーが異なる点を除き、いずれも同一の構成を有する。また、この回転式現像装置60は、ダミーの現像器62Dを2台支持している。2台のダミーの現像器62Dは、4台の現像器62Y,62M,62C,62Kが配置された公転軌道上の、Y色用の現像器62YとK色用の現像器62Kの間の位置に支持されている。ダミーの現像器62Dは、現像には用いられないが、4台の現像器62Y,62M,62C,62Kのいずれとも同等の構成を有している。
ここでは、上記の6台の現像器62Y,62M,62C,62K,62Dを代表させて、1台の現像器62Yを取り挙げてその構成を説明する。
現像器62Yは、内部にトナーと磁性キャリアとからなる現像剤を収容したケース621内に、現像剤を攪拌する2本のオーガ622と、現像剤を感光体51に対向した位置に運ぶ現像ロール623とを有する。ケース621内では、2本のオーガ622の撹拌によって、トナーが磁性キャリアとの間で摩擦帯電する。これにより、現像剤中のトナーが磁性キャリアに静電的に付着することとなる。
現像ロール623は内部に不図示の磁石が配置されており、現像剤は、トナーが磁性キャリアに付着した状態のままその磁石によって現像ロール623に引き寄せられてこの現像ロール623の表面に付着する。そして、回転式現像装置60が、矢印Eの向きに回転して、この現像器62Yを感光体51に対面する位置に公転させると、その現像器62Yの現像ロール623が、その位置で感光体51に対面する。その結果、現像剤が、その対面する位置に運ばれることとなる。
ここで、画像形成装置1には、回転式現像装置60の回転によって現像ロール623が感光体51に対面する位置まで移動した現像器について、その現像器の現像ロール623を回転させる不図示の駆動モータが搭載されている。6台の現像器のうちのいずれか1台の現像器が感光体51に対面した位置に移動すると、回転式現像装置60の回転が一時的に停止する。その停止中に、上記の駆動モータにより現像ロール623が回転され、その回転により、その現像ロール623から感光体51に現像剤中のトナーが供給されて、感光体51の表面上の静電潜像が現像される。
回転式現像装置60が支持している、各々が以上に説明した構成を有するYMCK4色それぞれ用の現像器62Y,62M,62C,62Kが、本発明にいう複数の現像器の一例に相当する。また、各現像器のケースが、本発明にいう現像剤収容部の一例に相当する。そして、各現像器の現像ロールが、本発明にいう現像ロールの一例に相当する。
また、2台のダミーの現像器62Dは、他の4台の現像器62Y,62M,62C,62Kと、上記回転式現像装置60の回転軸61回りのバランスをとる役割を担っている。
ここで、一般的に、画像形成装置の製造時には、多くの場合、溶接によるスパッタ粉やネジの切粉等の金属片異物が発生する。これらの金属片異物は製造時に清掃されるが、清掃しきれずに金属片異物が画像形成装置内に残ってしまうこともある。このように残ってしまった金属片異物は、画像形成装置の移動時や稼働時等に生じる振動によって落下するおそれがある。
第1実施形態の画像形成装置1では、回転式現像装置60の下部に、キャッチパン65が配置されている。そして、このキャッチパン65では、回転式現像装置60からの現像剤や、上記のように落下してくる金属片異物が受け止められる。
仮に、キャッチパン65に受け止められている金属片異物が、回転式現像装置60の現像器が有する現像ロールによって磁気的に引き寄せられて、現像ロールの表面に付着してしまったとする。そのような事態が起きた場合、現像時に、その現像ロールが感光体51に対面したときに、その感光体51の表面を傷付けるおそれがある。
第1実施形態では、画像形成装置1は、6台の現像器62Y,62M,62C,62K,62Dそれぞれに、現像ロール623を覆う樹脂製のカバー624が取付けられた状態で工場から出荷される。
図3は、図2に示す回転式現像装置が備えている現像器の拡大図である。
この図3には、画像形成装置1の工場出荷時における、現像器62Yが、キャッチパン65とともに示されている。現像器62Yでは、カバー624が、ケース621に粘着テープ624aによって固定されている。この粘着テープ624aの粘着性は、ユーザが、手でカバー624をケース621から取り外せる程度の粘着性となっている。
ここで、キャッチパン65上に金属片異物Sが存在しているとする。この場合、カバー624付きの現像器62Yがキャッチパン65上を通過すると、現像ロール623内部の磁石が発する磁力によってその金属片異物Sがカバー624に引き付けられる。即ち、第1実施形態では、キャッチパン65上の金属片異物が、カバー624に、現像ロール623からの磁力によって捕集されることとなる。このカバー624が、本発明にいう異物捕集部材の一例に相当する。このカバー624は、この画像形成装置1が設置場所に設置された後、画像形成のために使用される前に取り外される。そして、カバー624に捕集された金属片異物は、このカバー624の取り外しの際に、カバー624と一緒に除去される。
また、第1実施形態では、カバー624の、キャッチパン65に対面する面が粘着性を有している。その結果、カバー624に捕集された金属片異物は、そのカバー624の表面に付着したままとなる。このため、一旦捕集された金属片異物が、カバー624の取外しの際にキャッチパン65上に再度落下してしまう等といった事態が回避される。
上記のように、第1実施形態では、画像形成装置1は、各現像器62Y,62M,62C,62K,62Dにカバー624が取付けられた状態で設置場所まで運ばれる。そして、その設置場所への設置後、画像形成装置1では、ユーザからの操作を受けて、以下に説明するキャッチパン清掃処理が実行される。
図4は、電源投入時に画像形成装置で実行される、キャッチパン清掃処理を含む処理を示すフローチャートである。
この図4のフローチャートが示す処理では、まず、画像形成装置1に電源が投入されると、画像形成装置1内の処理・制御回路21(図1参照)によって、動作モードを選択するよう不図示の操作画面を介してユーザに指示される(ステップS101)。第1実施形態では、画像形成装置1は、キャッチパン清掃処理を実行するキャッチパン清掃モードと、通常の画像形成処理を実行する標準モードとの2つの動作モードを有している。
ここで、第1実施形態の画像形成装置1では、ステップS101の段階の操作画面に、設置場所への設置後、最初に電源を投入したときにはキャッチパン清掃モードを選択するように促すメッセージが表示される。
設置場所への設置後、最初に電源を投入したときには、そのメッセージに従って、キャッチパン清掃モードが、操作画面に対する操作によって選択される(ステップS102)。この段階では、上記のように、各現像器62Y,62M,62C,62K,62Dにカバー624が取付けられている。
すると、画像形成装置1内の処理・制御回路21(図1参照)によって、感光体ユニット50が、この画像形成装置1から取り外されているか否かが判定される(ステップS103)。感光体ユニット50が取り外されていなかった場合(ステップS103におけるNo判定)、感光体ユニット50の取外しが、操作画面を介してユーザに指示される(ステップS104)。
一方、感光体ユニット50が取り外されていた場合(ステップS103におけるYes判定)、処理・制御回路21(図1参照)によって、回転式現像装置60が、予め決められた数だけ回転する(ステップS105)。
ただし、上記のステップS105では、現像ロール623の駆動モータの駆動が禁止されている。即ち、このステップS105では、現像ロール623は停止したまま、回転式現像装置60が予め決められた数だけ回転する。そして、この回転の際に、キャッチパン65上を各現像器62Y,62M,62C,62K,62Dが通過すると、その通過中の現像器のカバー624にキャッチパン65上の金属片異物が引き付けられて捕集される。つまり、このステップS105での回転式現像装置60の回転により、キャッチパン65上の清掃が行われる。
ここで、本実施形態では、ステップS105での回転式現像装置60の回転は、上記のように感光体ユニット50が取り外された状態で行われる。これにより、カバー624に捕集された金属片異物が感光体51を傷付けてしまうといった事態が回避される。
尚、感光体51の傷付き回避の方法は、この第1実施形態で採用されている感光体ユニットの取外しに限るものではない。例えば、回転式現像装置60において、カバー624が取付けられた状態では各現像器を感光体51から離れた位置までずらしておき、取外し後に現像可能位置まで感光体51に近づけるという方法であっても良い。
回転式現像装置60の回転が終了すると、各現像器62Y,62M,62C,62K,62Dのカバー624を取り外すようにユーザに促すメッセージが操作画面に表示される(ステップS106)。
図1に示す画像形成装置1では、図中右側の側壁に、ユーザが装置内部にアクセスするための開閉パネルが設けられている。この開閉パネルが開けられると、回転式現像装置60の6台の現像器62Y,62M,62C,62K,62Dのうち、この開閉パネルの近傍に位置する1台の現像器が露出する。上記のステップS106でのメッセージに促されたユーザは、開閉パネルを開けて、露出している1台の現像器からカバー624を取り外す。
ここで、カバー624の取外しを促す上記のメッセージには、1台の現像器からカバー624を取り外す度に回転式現像装置60を現像器1台分だけ回転させて次の現像器を露出させ、順次にカバー624を取り外すよう指示されている。そして、操作画面には、回転式現像装置60を現像器1台分だけ回転させるための操作ボタンが設けられている。
上記のステップでのメッセージに促されて1台の現像器からカバー624を取り外したユーザは、さらに、そのメッセージに従って上記の操作ボタンを操作して次の現像器を露出させる(ステップS107)。そして、ユーザはその現像器からカバー624を取り外す。
一方、処理・制御回路21(図1参照)は、操作ボタンが操作されると、全ての現像器の露出が終了したか否か、即ち、操作ボタンの操作回数が5回に達したか否かを判定する(ステップS108)。未露出の現像器がある場合(ステップS108におけるNo判定)には、ステップS107に処理が戻って、回転式現像装置60の回転による次の現像器の露出とカバー624の取り外しが行われる。一方、全ての現像器の露出が終了した場合(ステップS108におけるYes判定)には、この図4のフローチャートが表す処理が終了する。
以上に説明したステップS105からステップS108に至る処理により、キャッチパン65上の金属片異物のカバー624による捕集と、その捕集後のカバー624の除去が行われる。
ここで、第1実施形態では、上記のカバー624の、キャッチパン65に対面する面が粘着性を有している。その結果、カバー624に捕集された金属片異物は、そのカバー624の表面に付着したままとなる。このため、一旦捕集された金属片異物が、カバー624の取外しの際にキャッチパン65上に再度落下してしまう等といった事態が回避される。
尚、第1実施形態では、本発明の異物捕集部材の一例として、キャッチパン65に対面する面が粘着性を有しているカバー624を例示したが、本発明の異物捕集部材は、キャッチパン65に対面する面が粘着性を有していないカバーであっても良い。ただし、この場合には、カバーの取り外しの際に、カバーから金属片異物が剥離する恐れがある。このため、この場合には、ユーザは、剥離した金属片異物を受け皿等で受けながらカバーを現像器から取り外すこととなる。
このような作業が行われて以降、この画像形成装置1の電源投入時の上記のステップS101において、動作モードとしてユーザが標準モードを選択すると(ステップS109)、標準モードによる通常の画像形成処理が実行される(S110)。この画像形成処理は、キャッチパン65上の金属片異物が捕集された状態で行われる。つまり、この画像形成装置1では、画像形成時における、現像器への金属片異物の付着が抑制される。
次に、第2実施形態について説明する。
この第2実施形態は、金属片異物を捕集する部材が上記のカバー624とは異なった部材である点を除いて第1実施形態と同等である。以下、第2実施形態について、第1実施形態との相違点に注目して説明を行う。尚、第2実施形態の画像形成装置の全体構成については、図1に示す第1実施形態の画像形成装置1の全体構成と同等であるので図示および説明を割愛する。
図5は、第2実施形態の画像形成装置における回転式現像装置およびキャッチパンを、周辺の構成とともに示す拡大図である。
尚、この図5では、図2に示す第1実施形態の画像形成装置1の構成要素と同等な構成要素が、図2と同じ符号が付されて示されており、以下では、これら同等な構成要素についての重複説明を省略する。
第2実施形態では、画像形成装置1が、回転式現像装置80に、キャッチパン65上に位置する3台の現像器62Y,62Dに跨って、これら3台の現像器62Y,62Dとキャッチパン65との間を遮る磁性シート81が取付けられた状態で工場から出荷される。また、工場出荷時には、磁性シート81で覆われた現像器がキャッチパン65上から動かないように、回転式現像装置80の回転がロックされている。
第2実施形態では、この磁性シート81は回転式現像装置80への取付け用の磁石81aを備えており、この磁性シート81が覆っている各現像器の、次のような取付位置に着脱自在に取り付けられている。
図6は、現像器における、図5に示す磁性シートの取付位置を示す図である。
現像ロール623は、磁石を内蔵し表面に現像剤を保持する樹脂製のロール部分623aと、ロール部分623aの両端から突出して現像器のケース621(図5参照)の不図示の軸受に支持される2つの金属製のシャフト部分623bとを有している。
第2実施形態では、磁性シート81の磁石81aが、金属製のシャフト部分623bに磁力で付着している。
尚、磁性シート81の取付方法は、この第2実施形態で採用されている方法に限るものではない。例えば、樹脂製のロール部分623aにおける、現像剤保持領域外の余白部分に、粘着面を有する取付け部材を介して貼り付けるという方法であっても良い。あるいは、現像器のケース621に、例えばフック等の取付け部材を介して係止するという方法であっても良い。
ここで、ロール部分623aの表面には、内蔵の磁石の磁力によって保持される現像剤が、表面から、その磁力に応じたいわゆる帆立ち高さまで散在する。この現像剤が磁性シート81に触れないように、上記の磁石81aのシャフト部分623bからの高さは、磁性シート81がロール部分623aの表面から帆立ち高さ以上離れる高さとなっている。
また、この磁性シート81の取付け用の磁石81aへの現像剤の意図しない転移が抑制されるように、この磁石81aの磁力は、ロール部分623aの表面における磁力よりも弱いものとなっている。
さらに、この第2実施形態では、磁性シート81は、現像ロール623を覆っている部分81bが、この部分81b以外の他の部分よりも弱い磁性を有するものとなっている。これにより、現像剤の、現像ロール623から磁性シート81への意図しない転移も抑制されることとなっている。
また、この第2実施形態では、磁性シート81は、現像器に対面する側の面が粘着性を有するものとなっている。
キャッチパン65上の金属片異物は、この磁性シート81の磁力によって、この磁性シート81に引き付けられて捕集される。そして、この磁性シート81は、画像形成装置1(図1参照)が設置場所に設置された後、画像形成のために使用される前に取り外される。
ここで、第2実施形態では、磁性シート81が取付けられた状態での回転式現像装置80の回転をロックするために、磁性シート81に、棒形状のロック部材81cが紐付けされている。回転式現像装置80に不図示の駆動モータから回転駆動力を伝える回転ギア91と、画像形成装置1のフレーム92には、このロック部材81cによって連通される貫通孔が設けられている。そして、磁性シート81が、回転式現像装置80に取付けられている状態では、ロック部材81cが、フレーム92の貫通孔と回転ギア91の貫通孔とに連通して、回転ギア91の回転、延いては回転式現像装置80の回転をロックしている。また、ロック部材81cは、回転式現像装置80側に抜け落ちてしまうことを防止するためにL字形状を有している。
磁性シート81の取外し時には、ユーザは、このロック部材81cを、フレーム92の貫通孔および回転ギア91の貫通孔から引き抜くことでロックを解除する。
第1実施形態についての説明で述べたように、図1に示す画像形成装置1では、図中右側の側壁に、ユーザが装置内部にアクセスするための開閉パネルが設けられている。磁性シート81の取外しは、この開閉パネルを開けて行われる。
開閉パネルが開かれると、ユーザは、上記のようにロックを解除する。そして、開閉パネルが開かれた状態で露出している、磁性シート81の一端が取付けられている1台の現像器から磁性シート81を取り外す。さらに、ユーザは、回転式現像装置80を、図5に示す矢印E方向とは逆向きの矢印E’方向に回して、次の現像器を露出させてその現像器から磁性シート81を取り外す。このような作業が、全ての現像器から磁性シート81が取り外されるまで繰り返される。これにより、磁性シート81が、キャッチパン65上から捕集した金属片異物ごと回転式現像装置80から取り外される。
その結果、この磁性シート81の取外し後に行われる画像形成処理は、キャッチパン65上の金属片異物が捕集された状態で行われる。つまり、この画像形成装置1では、画像形成時における、現像器への金属片異物の付着が抑制される。
また、この第2実施形態では、上述したように、磁性シート81は、現像器に対面する側の面が粘着性を有するものとなっている。これにより、キャッチパン65上の金属片異物だけでなく、回転式現像装置80の内部あるいは上方から落下してくる異物も、この磁性シート81によって捕集されることとなる。
また、この第2実施形態では、磁性シート81が取付けられた状態では、上記のロック部材81cによって回転式現像装置80の回転がロックされる。
ここで、画像形成装置1には、回転ギア91の回転数を計数するための光センサ93が備えられている。回転ギア91には、回転時に光センサ93を通過する突起91aが設けられている。回転ギア91の回転時には、光センサ93がこの突起91aの通過を検知することにより回転数が計数される。
仮に、磁性シート81が取り外されないままユーザが画像形成を指示した場合、回転式現像装置80の回転、つまり回転ギア91の回転がロックされているので、光センサ93では上記の突起91aの通過が検知されないままとなる。図1の処理・制御回路21は、画像形成の指示後、予め定められた時間が経過しても光センサ93では上記の突起91aの通過が検知しない場合に、磁性シート81が取り外されていないと判断する。そして、操作画面に、磁性シート81が取り外されていない旨を示すエラーメッセージが表示される。
尚、回転式現像装置80の回転のロック検知方法については、この第2実施形態で採用されている方法に限るものではない。例えば、磁性シート81が取付けられた状態では、光センサ93における上記の突起91aの通過部分を、上記のロック部材81cとともに磁性シート81に紐付けされた部材で塞いでおくという方法等であっても良い。この場合、光センサ93は、常時、オフ状態となる。そして、図1の処理・制御回路21は、画像形成の指示後、予め定められた時間が経過しても光センサ93がオフ状態のままである場合に、磁性シート81が取り外されていないと判断する。
また、以上に説明した第1実施形態および第2実施形態では、画像形成装置の一例としてカラーの複写機1が例示されている。しかしながら、画像形成装置は、カラーのプリンタやカラーのファクシミリ等であっても良い。
1 画像形成装置
10 原稿読取部
11 原稿給紙台
12,34,37,39 搬送ロール
13 搬送経路
14 原稿読取板
15 原稿読取光学系
16 原稿排紙台
20 画像形成部
21 処理・制御回路
22 手差し給紙台
23 用紙排出台
30 用紙収容部
31_1,31_2,31_3 給紙台
32 ピックアップロール
33 さばきロール
35 待機ロール
36,38 案内部材
51 感光体
52 帯電器
53 露光器
54 帯電制御器
55,74 クリーナ
56 除電器
57,73 転写器
60,80 回転式現像装置
61 回転軸
62Y,62M,62C,62K,62D 現像器
65 キャッチパン
71 中間転写ベルト
72 ロール
75 定着器
81 磁性シート
81a 磁石
81b 部分
81c ロック部材
91 回転ギア
91a 突起
92 フレーム
93 光センサ
531 光ビーム
621 ケース
622 オーガ
623 現像ロール
623a ロール部分
623b シャフト部分
624 カバー
624a 粘着テープ

Claims (7)

  1. 静電潜像の形成を受けトナーによる現像を受けてトナー像を保持する像保持体と、
    回転軸を有し、該回転軸を取り巻く公転軌道上に複数の現像器を支持して、該複数の現像器のうちの現像に用いる現像器を前記像保持体に対面する位置に公転させ、該像保持体に対面した現像器から該像保持体にトナーを供給することにより該像保持体上の静電潜像をトナーで現像して該像保持体上にトナー像を形成する回転式現像装置と、
    前記回転式現像装置下部に配置されて、前記複数の現像器の公転軌道に沿う位置に広がり、落下してきた異物を受け止める異物受止板と、
    前記像保持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写器と、
    前記転写器によって転写されたトナー像を前記記録媒体上に定着する定着器とを備え、
    前記回転式現像装置がさらに、前記複数の現像器のうち少なくとも1つの現像器と前記異物受止板との間に広がり前記異物受止板上の磁性の異物を磁気的に捕集する、該回転式現像装置の使用開始前に取り外される異物捕集部材を備えたものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像器が、磁性キャリアと該磁性キャリアに静電的に付着したトナーとを有する現像剤を収容する現像剤収容部と、内部に磁石が配置され該現像剤収容部に収容された現像剤を該磁石で引き寄せることにより表面に付着させながら該現像剤を前記像保持体に対面した位置に運んで該現像剤中のトナーを該像保持体上の静電潜像の現像に供する現像ロールとを備えたものであって、
    前記異物捕集部材が、前記複数の現像器のうち1つ以上の現像器について、各現像器ごとに、該各現像器の前記現像ロールを覆って取り付けられ、該現像ロール内部の磁石が発する磁力によって前記異物を捕集するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記異物捕集部材は、前記異物受止板に対向する面が粘着性を有しているものものであることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記異物捕集部材が、前記複数の現像器のうちの少なくとも一部の複数の現像器に跨って、該現像器と前記異物受止板との間を遮る位置に広がる磁性シートであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記磁性シートが、前記現像器に対面する側の面が粘着性を有するものであることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記現像器が、磁性キャリアと該磁性キャリアに静電的に付着したトナーとを有する現像剤を収容する現像剤収容部と、内部に磁石が配置され該現像剤収容部に収容された現像剤を該磁石で引き寄せることにより表面に付着させながら該現像剤を前記像保持体に対面した位置に運んで該現像剤中のトナーを該像保持体上の静電潜像の現像に供する現像ロールとを備えたものであって、
    前記磁性シートは、前記現像ロールを覆っている部分が、該部分以外の他の部分よりも弱い磁性を有するものであることを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. 回転軸を有し、該回転軸を取り巻く公転軌道上に複数の現像器を支持して、該複数の現像器のうちの現像に用いる現像器を、静電潜像の形成を受けトナーによる現像を受けてトナー像を保持する像保持体に対面する位置に公転させ、該像保持体に対面した現像器から該像保持体にトナーを供給することにより該像保持体上の静電潜像をトナーで現像する回転式現像装置であって、
    前記複数の現像器のうち少なくとも1つの現像器と、当該回転式現像装置下部に配置されて前記複数の現像器の公転軌道に沿う位置に広がり落下してきた異物を受け止める異物受止板との間に広がり、異物受止板上の磁性の異物を磁気的に捕集する、該回転式現像装置の使用開始前に取り外される異物捕集部材を備えたものであることを特徴とする回転式現像装置。
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