JP5877887B2 - 吸収性部材のカバー部材及びこれを用いたペット用トイレ - Google Patents
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Description
図1〜図3に示すように、ペット用トイレ100は、カバー部材1と、シート状の吸収性部材としての吸収シート5から構成され、カバー部材1を吸収シート5の上に置いて用いられる。
外縁側壁部12は、図2に示すように、枠体10の外側において高さ方向に起立する側壁である。
傾斜部11は、枠体10の上面を構成する。この傾斜部11は、外縁における外縁側壁部12の上端から内縁に向かって、枠体10の上面が下り傾斜するように形成される。傾斜部11の内縁の端部は、外縁側壁部12の下端と同じ高さに位置するように形成されている。傾斜部11は、枠体10の外縁から内縁へ延びる幅Wを有する。
表面シート51は、尿等の液を透過性の部材、例えば不織布で構成される。表面シート51は、枠体10の開口部に直接接するように配置される。
裏面シート52は、液不透過性の部材、例えばフィルムで構成される。
吸収体53は、表面シート51及び裏面シート52の間に挟まれるように配置されている。吸収体53は、表面シート51及び裏面シート52の外縁よりも内側に配置されている。吸収体53は、液体を吸収保持可能な吸収性部材、例えばパルプや吸収ポリマーを含んで構成される。
まず、吸収シート5を室内のペット用のトイレと決めた場所に配置する。枠体10は、吸収シート5の一部を覆うように配置される。枠体10は、吸収シート5の外縁に沿う方向に交差する方向に所定の幅Wを有しており、図2に示すように、枠体10の内縁が吸収シート5の四辺を上から押さえることとなる。このため、吸収シート5がカバー部材1により固定される。
傾斜部11の幅と、吸収シート5の外側への犬の尿のはみ出しとの関係について、以下の条件により試験をした。
試験は、傾斜部11の幅Wが135mm、最大高さが20mm、枠体10の開口部の内寸が330mm×330mmの枠体10を有するカバー部材1及び縦横の寸法が550mm×550mmの吸収シート5を用いて行った。
室内で犬を飼育している飼育者37人を対象とした。飼育者としては、普段の犬の飼育において、吸収シート等の犬のトイレの周囲に尿がはみ出して漏れ出ることがあり、この尿のはみ出しが3日に1回以上発生している者を選定した。
以上の飼育者が、吸収シートの上にカバー部材を配置してペット用トイレとして使用した。そして犬がペット用トイレで排泄を行った後で、枠体の内縁からどの程度離れた位置まで尿が傾斜部にはみ出て落ちたか、尿が傾斜部に落ちた位置を計測した。試験期間は一週間とした。
「構成比」は、飼育者が使用したペット用トイレ全体のうち、左欄の「尿のはみ出し幅」の寸法内ではみ出しが生じた率を示す。
「累計」は、尿のはみ出しが生じた場合の累計を示す。尿は吸収シートからはみ出てカバー部材の傾斜部に落ちている。したがって、「累計」の欄に記載された値は、尿が吸収シートの外側の床等に落ちることを防止できた漏れ防止率と言うことができる。
段差部14は、枠体10の底面における内縁側に形成される。段差部14は、下面部13よりも高さ方向上に窪んで形成されている。段差部14は、下面部13よりも1mm〜10mm程度高さ方向に窪み、枠体10における内縁側の端部に向かって幅方向に延出する平坦な面を有する。段差部14の窪みには、吸収シート5の端部の近傍部分が配置される。
(6) カバー部材1Aの底面に、外縁側よりも内縁側の方が上に位置するよう高さ方向に窪む段差部14を形成した。これにより、段差部14に吸収シート5の端部の近傍部分を配置することができ、枠体10が中実の板状部材で形成されている場合であっても、吸収シート5の厚さの分傾くことを防止することができる。また、段差部14における枠体10の幅方向に延びる面により、吸収シート5を確実に押圧することができ、吸収シート5とカバー部材1Aのずれをより確実に防止することができる。
溝部15は、枠体10の上面における内縁の端部から外縁に向かって幅方向に延びるように形成される。溝部15は、外縁の端部までは延びておらず、傾斜部11における外縁から内側へ離間した位置から内縁の端部まで形成されている。溝部15は、枠体10の四辺のそれぞれにおける長手方向に間隔をあけて形成される。溝部15は、底面に形成される傾斜部11Bを有する。具体的には、溝部15の底面が外縁側から内縁側に向かって深くなるように傾斜している。枠体10の上面に落ちたペットの尿のうち、溝部15に落ちた尿は、底面に形成される傾斜部11Bを伝って流れ、溝部15の内側の端部から吸収シート5の表面に落ちる。溝部15は枠体10の外縁の端部までは形成されていないため、溝部15の傾斜部11Bを伝って尿が枠体10の外側へ移動しないようになっている。
(7) カバー部材1Bの上面に形成され、幅方向に延びる複数の溝部15を含んで構成し、傾斜部11Bを、溝部15の底面に形成した。これにより、枠体10の上面を平坦に形成することで、枠体10を犬が踏むときの違和感をより低減することができる一方、溝部15の底面が傾斜しているため、溝部15に落ちた尿を吸収シートに導くことができる。
第4実施形態では、カバー部材1Cが平面視で円弧状である点が上記の実施形態と異なる。第7実施形態のカバー部材1Cは、壁面に円弧の端部が接するように配置することができる。この場合でも、円弧の内縁側が外縁側よりも低くなるように、カバー部材1Cの上面が傾斜している。
(8)壁面等に接するように配置することで、場所をとらずにカバー部材1Cを室内に配置することができる。
5 吸収シート(吸収性部材)
10 枠体
11 傾斜部
14 段差部(段差)
15 溝部
54 目印
100 ペット用トイレ
Claims (8)
- ペットの排泄物を吸収可能なシート状の吸収性部材を設置面の上に直接配置し、この吸収性部材の外縁側に配置されて該吸収性部材の一部を覆うとともに中央側に開口部を有する吸収性部材のカバー部材であって、
前記吸収性部材の外縁に沿う方向に交差する方向に、前記開口部の縁を規定する内側縁から前記カバー部材の外縁を規定する外側縁までの所定の幅を有するとともに、上面に前記外側縁側から前記内側縁側に向かって下り傾斜する傾斜部が形成され、
前記外側縁から前記内側縁までの前記幅は、80mm以上110mm以下であり、
前記カバー部材の最大高さは、7mm以上30mm以下である吸収性部材のカバー部材。 - 前記吸収性部材の前記外縁を固定可能な枠体として構成される請求項1に記載のカバー部材。
- 前記枠体は、
前記傾斜部と、前記傾斜部の外縁から高さ方向における下方に延びる外縁側壁部と、を有し、
前記カバー部材は、
前記外縁側壁部の下端部を覆うように配置されて前記傾斜部の内縁と前記外縁側壁部の前記下端部との高さを調節する高さ調節部材をさらに備える請求項2に記載のカバー部材。 - 前記カバー部材の底面は、
前記外側縁側に位置し前記カバー部材の設置面に当接する下面部と、
前記下面部より上に位置するよう高さ方向に窪むとともに前記内側縁側に向かって延び、前記吸収性部材の端部近傍を覆う平坦な面により形成される段差部と、を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のカバー部材。 - 前記カバー部材の上面に形成され、幅方向に延びる複数の溝部を備え、
前記傾斜部は、前記溝部の底面に形成される請求項1〜4のいずれか1項に記載のカバー部材。 - 折り曲げ又は巻くことが可能な可撓性部材で形成される請求項1〜5のいずれか1項に記載のカバー部材。
- 前記傾斜部は、上面にエッチング、サンドブラスト又は研磨加工を施されている請求項1〜6に記載のカバー部材。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の前記カバー部材及び前記吸収性部材から構成されるペット用トイレであって、
前記吸収性部材には、前記カバー部材を配置する位置を示す目印が設けられているペット用トイレ。
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