JP5877527B2 - シール組み付け確認方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、支持穴に圧入したオイルシールの組み付け状態を確認するためのシール組み付け確認方法および装置に関する。
ケース部材とこれに支持されて回転する軸部材との間には、オイルの漏れを防止するためオイルシールが用いられている。オイルシールは心金をなす環状部材と環状部材に支持されて軸部材に摺接するリップからなり、環状部材をケース部材の支持穴に圧入して組み付けられる。
オイルシールの圧入組み付けに当たっては一般に治具を用いて行われるが、組み付けた後には従来別工程でオイルシールが正常に組み付けられているかどうかを目視により確認していた。そのため工数を要するとともに、確認作業におけるヒューマンエラーの発生も避けられなかった。
ヒューマンエラーの回避のためには例えばカメラによる画像検知の採用も考えられるが、これには高額な設備投資が必要となる。
その対策として、例えば特開平6−210526号公報には、オイルシールの表裏、すなわち圧入方向の正、逆を検出可能な圧入装置(治具)が提案されている。
この圧入装置は、先端部にオイルシールの基部端面に当接して押し出し可能な押出部と、押出部の内周側に設けられ押出部より前方へ突出してオイルシールのリップ外縁部に密接可能なスナップ部と、押出部とスナップ部との間に開口形成されたエア吐出口とを備えている。
これによれば、押出部がオイルシールの基部端面に当接しスナップ部がリップ外縁部に密接するときは、エア吐出口が閉塞状態となるので、エア吐出口の背圧が上昇することにより、オイルシールの組み付け工程時にオイルシールの表裏が正常姿勢であることが確認できる。他方、オイルシールの表裏が逆である場合はスナップ部がオイルシールの基部端面に当接する一方、押出部が基部端面から離間した状態となり、エア吐出口からのエアが大気中に排出されて背圧が上昇しないことからその異常姿勢が確認される。
特開平11−280859号公報
ところで、オイルシールの組み付け状態は表裏が設定どおりであるというだけでは正常であるとは断定できない。
オイルシールが傾いた状態になっていたり、圧入位置(軸方向位置)が設定位置よりずれて支持穴の奥深くになっていると、軸部材の摺接部位との関係が崩れてシール機能が毀損してしまう。このような状態は治具にオイルシールを支持する際に例えば異物を挟み込んだときなどに発生する。
しかしながら、上記特開平6−210526号公報のものでは、オイルシールの表裏の正、逆しか検出できず、したがってオイルシールの圧入位置や傾きについて従来どおり目視による確認を欠かせない。この問題はオイルシールだけでなく、軸部材に摺接するリップを備えない非接触のリップのみを備える他のシール部材の組み付けにおいても同様である。
したがって本発明は、上記従来の問題点に鑑み、シール部材の表裏だけでなく圧入位置、さらには傾きまでも含んで組み付け状態が正常か否かを、治具でシール部材を支持穴に組み付けた際に確認可能なシール組み付け確認方法および装置を提供することを目的とする。
このため本発明は、シール部材を保持して支持穴に圧入する治具に流体経路を形成し、この流体経路にシール部材の所定のリップを臨ませるように設定し、治具のシール部材保持状態において、流体経路に所定時間流体を供給し、所定のリップの存在により流体経路に生じる流体圧の上昇勾配および最高圧の状態を含む圧力特性を検出して、検出した圧力特性をシール部材が正常に組み付けられているときの圧力特性に基づいて設定した基準と比較して、少なくともシール部材の表裏逆組み付けおよび位置異常を判定すると共に、圧力特性がさらに流体圧の減圧状態を含み、シール組み付け確認装置は、検出した減圧状態を含む圧力特性に基づいて、シール部材の傾き異常も判定して報知するものとした。
本発明によれば、治具にシール部材を保持した状態において、圧入したシール部材の組み付け状態の正常か異常かが報知されるので、組み付け作業工程とは別途の工程で目視確認する必要がなく、しかも複数種の異常を組付作業の際に知ることができ、したがって直ちに適切な処置が可能となる。
実施の形態にかかるオイルシールまわりの構成を示す断面図である。 オイルシールを支持穴に圧入する治具を示す図である。 治具でオイルシールを支持穴に圧入した状態を示す図である。 図3における部分拡大図である。 シール組み付け確認装置の全体構成を示す図である。 シール組み付け確認装置における動作制御の流れを示すフローチャートである。 オイルシールの組み付け状態とエリア圧特性の関係を示す図である。
以下、本発明を車両のデファレンシャルユニットから延びるドライブシャフトに対するオイルシール組み付けに適用した実施の形態について説明する。
図1は実施の形態にかかるオイルシールまわりの構成を示し、(a)は縦断面図、(b)は(a)におけるA部の拡大図である。
オイルシール40はデファレンシャルユニット63を収容する変速機ケース60におけるドライブシャフト56貫通部の支持穴61に圧入して組み付けられる。ここでは、ドライブシャフト56はデファレンシャルユニット63におけるサイドギアの軸孔64に挿入されている。
オイルシール40は、金属製の環状部材41と、環状部材41に支持されてシールリップを形成するゴムなどの弾性部材45とからなり、環状部材41は筒状の嵌合部42と嵌合部42の軸方向一端から径方向内方に延びるフランジ部43とを有している。
弾性部材45はフランジ部43に沿った基部46から一部が嵌合部42の外周面まで延びて支持穴61の穴壁面に対する圧接部47となり、基部46から径方向内方には変速機ケース60内側方向から順にシールリップとしてメインリップ48とダストリップ49a、49bが延びている、メインリップ48は軸方向変速機ケース60内方に向いてオイル漏れを阻止し、ダストリップ49a、49bは外方に向いて水や塵埃の浸入を阻止するように、それぞれドライブシャフト56の外周面に摺接する。とくにメインリップ48はスプリング50によりドライブシャフト56の外周面に押し付けられるように付勢されている。
また、基部46の径方向中間からはサイドリップ51が軸方向変速機ケース60外方に向いて延び、その先端が径方向外方に傾斜している。サイドリップ51はその傾斜した先端がドライブシャフト56に取り付けられたダストカバー57の軸方向に延びる壁部58に内径側から摺接する。
本実施の形態では、シールリップとしてさらに、軸心と平行なラビリンスリップ52が基部46の外径端から環状部材41の嵌合部42と反対方向に延びている。ラビリンスリップ52はダストカバー57の壁部58の外径側壁面との間に狭小な間隙を有して非接触のラビリンスシールを形成している。
つぎに、オイルシールの圧入に用いる治具について説明する。
図2は治具20を示し、(a)は縦断面図、(b)は(a)におけるB−B部断面図である。
治具20は、支持穴に向かう先端(図2の(a)における下端)から順にガイド部21、シール保持部22、大経部23を有している。以下、必要に応じて先端側を前方、反対側を後方として説明する。
ガイド部21は、ドライブシャフト56の先端部が連結のため挿入されるデファレンシャルユニット63の軸穴64に差し込み可能な小径に形成され、前端に面取り38を有している。
シール保持部22は、ドライブシャフト56におけるオイルシール40のシールリップ(メインリップ48およびダストリップ49a、49b)が摺接する部位に対応する外径を有し、ここにオイルシール40を嵌めて保持する。この外径はドライブシャフト56の当該摺接部位と同径である必要はないが、嵌めたオイルシール40が脱落しないようにシールリップの内径縁をわずかでも拡径する値としてあり、前端に面取り39を有している。
大経部23は支持穴61よりも大経とされ、その肩部24が変速機ケース60の支持穴61の開口端面62に当接するようになっている。
図2の(a)に一部外観を示すように、大経部23の外周後半にはローレット37を形成して掴み作業を容易にしている。
シール保持部22から大経部23への段差部分には、サイドリップ収容部25とラビリンスリップ収容部28とがそれぞれ軸方向前方に開口するリング状の溝として形成されている。
サイドリップ収容部25とラビリンスリップ収容部28を隔てる壁は、その先端(前端)がオイルシール40の基部46を押す押圧部26となっている。
押圧部26は軸心と平行に延びるラビリンスリップ52とリップ先端が径方向外方へ傾斜したサイドリップ51との間に進入しやすいように先端部の内径側に面取り27を有するとともに、根元側は厚肉となってサイドリップ51を径方向内方へ撓ませるようになっている。
サイドリップ収容部25はシール保持部22の外周面をそのまま延ばして内径側壁面とし、押圧部26が外径側壁面をなす。
ラビリンスリップ収容部28の溝幅はラビリンスリップ52の肉厚にほぼ対応して細い。
ラビリンスリップ収容部28の内径側壁面は軸心と平行で、シール保持部22に保持した状態でのオイルシール40のラビリンスリップ52の内周面と接触またはわずかな間隙を有するように設定してある。ラビリンスリップ収容部28の外径側壁面とラビリンスリップ52の外周面との間もラビリンスリップ52が撓めば面接する程度にわずかな間隙となっている。
外径側壁面は開口端に面取り29を有してラビリンスリップ52の進入を容易にしている。
押圧部26の前端面がオイルシール40の基部46に当接した状態で、大径部23の肩部24が支持穴61の開口端面62に当接したとき、オイルシール40が支持穴61に対して適正な軸方向位置となるように設定してある。
大経部23には、その後端面から軸心と平行に延びる穴31と、サイドリップ収容部25の内径側壁面に開口して穴31をサイドリップ収容部25に接続する孔32とからなる第1のエア通路30が形成されている。同様に、後端面から軸心と平行に延びる穴34と、ラビリンスリップ収容部28の内径側壁面に開口して穴34をラビリンスリップ収容部28に接続する孔35とからなる第2のエア通路33も形成されている。
大経部23の前方に面する肩部24には、孔35がラビリンスリップ収容部28に開口する周方向位置に、ラビリンスリップ収容部28と大経部23の外周面とを結ぶ切り欠き通路36が形成されている。
穴31と穴34はそれぞれ配管を通じて後述するエア定圧源2に接続され、第1のエア通路30およびサイドリップ収容部25と、第2のエア通路33およびラビリンスリップ収容部28はそれぞれエア定圧源2からのエアの通過経路となる。
図3はオイルシール40を治具20に保持して変速機ケース60の支持穴61に圧入した状態を示す断面図である。そして図4の(a)は図3におけるC部の部分拡大図、(b)は図3におけるD部の部分拡大図である。
オイルシール40の支持穴61への組み付けは、まず、オイルシール40を治具20のシール保持部22にサイドリップ51およびラビリンスリップ52側から嵌め込む。
この際、シール保持部22の前端に面取り39(図2参照)があるので、ダストリップ49a、49bが進入方向に向いていても嵌め込みが容易である。また、相対的に治具20の押圧部26は前端部の面取り27(図2参照)の助けもあってラビリンスリップ52とサイドリップ51の間に容易に進入できるので、押圧部26の前端面が基部46に底着きするまでオイルシール40を押し込む。
この状態で、視認はできないが、サイドリップ51の先端は撓んでサイドリップ収容部25の外径側壁面(すなわち押圧部26の内径側壁面)に密着し、ラビリンスリップ52の先端(後端)はラビリンスリップ収容部28の底壁と接触またはわずかな間隙を有することになる。
このようにオイルシール40を嵌め込んだ治具20を、ガイド部21を先にして支持穴61に差し込む。ガイド部21の先端に面取り38(図2参照)があり、デファレンシャルユニット63の軸穴64に案内されるので、支持穴61に対するオイルシール40(嵌合部42)の心合わせが容易である。
心合せされた状態で、大径部23の肩部24が支持穴61の開口端面62に当接するまで治具20を押し込むことによりオイルシール40が支持穴61内に圧入され、組み付け作業は完了する。
図5は上述の治具20を含むシール組み付け確認装置1の全体構成を示すブロック図である。
治具20の第1のエア通路30には第1バルブ3を介してエア定圧源2につながる第1の配管4が接続され、第2のエア通路33にも第2バルブ5を介してエア定圧源2につながる第2の配管6が接続されている。
第1の配管4には第1圧力センサ7が設けられ、第1バルブ3を開いてエアを供給した時のサイドリップ収容部25のエリア圧を背圧として検知しその出力信号を制御判定装置10に入力するようになっている。同様に、第2の配管6には、第2圧力センサ8が設けられ、第2バルブ5を開いてエアを供給した時のラビリンスリップ収容部28のエリア圧を背圧として検知しその出力信号を制御判定装置10に入力する。
制御判定装置10は、最高圧検出部12、圧力勾配検出部13および減圧検出部14を備えるエリア圧特性検出部11と、エリア圧特性検出部11の検出結果に基づいてオイルシール40の組み付け状態が正常か否かを判定する判定部15と、判定結果を表示する表示部16と、全体の制御を行う制御部17とを有している。
また、制御判定装置10は動作開始のためのスイッチ18と判定結果確認のための確認ボタン19を備える。
制御判定装置10のスイッチ18をONすると、制御部17は第1バルブ3に制御信号を出力し、所定の速度で開弁させてエア定圧源2からのエアをサイドリップ収容部25へ所定時間供給し、その後、第2バルブ5に制御信号を出力し、所定の速度で開弁させて同様にエアをラビリンスリップ収容部28へ所定時間供給する。
エリア圧特性検出部11において、第1圧力センサ7の出力信号から、最高圧検出部12はエリア圧の最高圧を検出し、圧力勾配検出部13はエリア圧の上昇勾配を検出し、また減圧検出部14はエリア圧が最高圧に達したあと下降するかどうかを検出する。
また最高圧検出部12は第2圧力センサ8の出力信号からラビリンスリップ収容部28のエリア圧についてもその最高圧を検出する。
制御判定装置10には、オイルシール40が正常に組み付けられているときのエリア圧特性(基準特性)を基にして、判定の基準値が図示省略のメモリに予め格納されている。後掲の図7に示すように、エリア圧特性の測定範囲は、第1、第2バルブ3、5を所定の速度で開弁して、エリア圧の上昇開始から最高圧に達して、その最高圧を所定時間継続させた後、少なくともそれぞれのバルブを閉じ終えるまでの時間範囲を含み、当該範囲を判定時の比較時間Tとしている。図7の各グラフにおける破線が基準特性を示し、時刻t1から2点鎖線のように閉弁しても最高圧が保持される。
判定部15は基準特性の最高圧や上昇勾配近傍に設定された基準値P1やCと実線で示される実際のエリア圧変化とを比較して判定を行う。
作業者は、オイルシール40を支持穴61に圧入した治具20をそのままの姿勢に保持して、制御判定装置10のスイッチ18をONすると、制御判定装置10の表示部16に組み付け状態の正常か否かが表示されて、異常の場合にはその内容を確認することができる。
表示部16は、文字や描画で確認結果を示すディスプレイが好ましい。
図6は制御判定装置10における制御処理の流れを示すフローチャートである。
スイッチ18がONされると制御がスタートし、ステップ100において、制御部17は第1バルブ3を基準特性(正常時エリア圧特性)取得時と同一の速度で開弁し一定時間経過後閉弁する。
これにより、エリア圧特性検出部11は比較時間Tにおけるサイドリップ収容部25のエリア圧特性を検出する。
ステップ101において、判定部15は、検出されたエリア圧特性における最高圧が予め設定された所定値P1以上であるかどうかをチェックする。最高圧が所定値P1以上であるときはステップ102へ進み、所定値P1以上でないときはステップ105へ進む。
ステップ102では、判定部15は、エリア圧が最高圧に達したあと比較時間T経過まで当該最高圧が保持されているかどうかをチェックする。
第1のエア通路30からサイドリップ収容部25にエアが供給されると、オイルシール40の表裏の向きや位置、姿勢が正常であるときは、サイドリップ51が押圧部26の内径側壁面に押し付けられてサイドリップ収容部25は密閉状態となるので、そのエリア圧は図7の(a)に実線で示すように、破線の基準特性と同じく、所定の勾配でエア定圧源2の定圧と同等レベルP0まで上昇して、時刻t1で第1バルブ3が閉じた後も保持される。
したがって、最高圧が保持されている場合には、ステップ102からステップ103に進み、さらにエリア圧の上昇勾配が所定値C以上であるかをチェックする。そして、上昇勾配が所定値C以上であるときは、ステップ104において、判定部15はオイルシール40の姿勢等が正常である旨を表示部に表示させる。
なお、表示部16には「確認ボタンを押すと仕様確認に進みます」などのメッセージを併せ表示するのが好ましい。
一方、オイルシール40が誤って表裏を逆にして治具20に嵌められ支持穴61に圧入されたときには、サイドリップ収容部25の外径側壁面(押圧部26)に押し付けられるべきサイドリップ51がサイドリップ収容部25内に存在せず、押圧部26の前端は金属製のフランジ部43に当接してサイドリップ収容部25が密閉状態とならないので、そのエリア圧は上昇しない。
したがって、先のステップ101のチェックで最高圧が所定値P1以上にならないときは、ステップ105において、判定部15はオイルシール40が表裏逆組み付けの異常である旨を表示部16に表示させて報知する。その後ステップ113へ進む。
次に、オイルシール40が傾いて組み付けられているときは、サイドリップ51が押圧部26に均一に押し付けられないので、図7の(c)に実線で示すように、一旦エア定圧源2の定圧と同等レベルまで上昇しても、第1バルブ3が時刻t1で閉じ始めると部分的な隙間からエアが漏れてサイドリップ収容部25のエリア圧は低下していく。
したがって、最高圧が所定値P1以上であっても、ステップ102のチェックでその最高圧が保持されずエリア圧が低下していく場合には、ステップ106において、判定部15はオイルシール40が傾いて組み付けられた異常状態である旨を表示部16に表示させる。
その後、ステップ113へ進む。
また、治具20は支持穴61の開口端面62に当接しているがオイルシール40は設定位置より奥まで挿入されているときは、サイドリップ51が押圧部26に押し付けられてサイドリップ収容部25が密閉状態となってもサイドリップ収容部25の容積が拡大しているので、図7の(b)に実線で示すように、第1バルブ3が閉弁を開始するまでにエリア圧の最高圧がエア定圧源2の定圧と同等レベルになったとしても、上昇時の勾配は緩やかとなる。
したがって、最高圧が所定値P1以上で保持されても、ステップ103のチェックで最高圧までの上昇勾配が所定値C以上でないときは、ステップ107において、判定部15はオイルシール40が設定位置よりも奥深い位置に組み付けられた位置異常である旨を表示部16に表示させる。その後、ステップ113へ進む。
ステップ104、105、106または107で判定結果が表示されると、作業者は当該判定結果を確認して確認ボタン19を押す。
異常の旨の表示がされたステップ105、106または107の後のステップ113では、制御部17が確認ボタン19が押されたかどうかをチェックし、押されるまで当該チェックを繰り返す。そして、確認ボタン19が押されると本制御を終了し、表示が消える。
サイドリップ収容部25のエリア圧に基づいてオイルシール40の姿勢等が正常となった場合には、次にラビリンスリップ収容部28のエリア圧に基づいてオイルシール40の仕様が正しいかを判定する。
このため、正常の旨の表示がされたステップ104の後は、ステップ108に進んで、制御部17が確認ボタン19が押されたかどうかをチェックし、押されるまで当該チェックを繰り返す。
確認ボタン19が押されると、ステップ109において、制御部17は第2バルブ5を基準特性(正常時エリア圧特性)取得時と同一の速度と時間で開弁し閉弁する。
これにより、エリア圧特性検出部11は比較時間Tにおけるラビリンスリップ収容部28のエリア圧特性を検出する。
ステップ110において、判定部15は、検出された最高圧が予め設定された所定値P2以上であるかどうかをチェックする。所定値P2は所定値P1と同一でよい。
オイルシール40がラビリンスリップ52を備えているときは、第2のエア通路33からラビリンスリップ収容部28にエアが流入すると、ラビリンスリップ52が撓んでラビリンスリップ収容部28の外径側壁面に押し付けられ、ラビリンスリップ収容部28が密閉状態となるので、そのエリア圧は図7に破線で示したと同様に、エア定圧源2の定圧と同等レベルP0まで上昇して、第2バルブ5が閉じた後も保持される。
したがって、最高圧が所定値以上である場合は、ステップ110からステップ111へ進み、判定部15は判定が終了しオイルシール40の仕様も正常である旨を表示部16に表示させる。
なお、オイルシール40が傾いていればエアが漏れる可能性もあるが、すでに組み付け姿勢は正常であるとされているので、最高圧が保持されるか否かをチェックする必要はない。
このあとステップ113へ進む。
ステップ110のチェックで最高圧が所定値P2以上でないときは、ステップ112において、判定部15はオイルシール40がラビリンスリップ52を備えない仕様違いの異常である旨を表示部16に表示させる。ラビリンスリップ52がない場合は、ラビリンスリップ収容部28に流入したエアは切り欠き通路36を通過して直ちに排出されるからである。
その後、ステップ113へ進む。
ステップ113では前述のとおり確認ボタン19が押されたかどうかがチェックされ、確認ボタン19が押されると本制御が終了し、表示が消える。
なお、オイルシール40の表裏逆組み付け、傾きおよび位置の異常についてはサイドリップ収容部25のエリア圧の特性に基づいて検出されるから、ラビリンスリップ収容部28のエリア圧の特性に基づく判定は仕様違いの検出に限定することにより、処理時間の短縮を図っている。
上述の処理により、サイドリップ51を備えるオイルシール40について、ステップ100から104の流れで組み付けが正常になされていることを知ることができ、異常があれば、ステップ100、101、105の流れで表裏逆に組み付けられたこと、ステップ100〜102、106の流れで傾いて組み付けられたこと、そしてステップ100〜103、107の流れで奥深くに組み付けられたことが、治具20で支持穴61に圧入した際に報知される。
なお、サイドリップ51を備えない仕様違いのオイルシールを組み付けたときも、表裏逆組み付けとして報知されることになるので、各異常の場合には直ちに修正作業に移ることができる。
つぎに、実施の形態ではオイルシール40がサイドリップ51に加えてラビリンスリップ52を備えるので、ステップ109〜111の流れで、仕様どおりのラビリンスリップ52を備えるオイルシール40が組み付けられたことを知ることができ、ラビリンスリップを備えないオイルシールを組み付けたときにはステップ109、110、112の流れで仕様違いであることが報知される。
本実施の形態では、オイルシール40が発明におけるシール部材に該当し、第1のエア通路30およびサイドリップ収容部25からなるエアの通過経路と、第2のエア通路33およびラビリンスリップ収容部28からなるエアの通過経路がそれぞれ流体経路を構成している。
また、サイドリップ収容部25とラビリンスリップ収容部28はそれぞれ所定のリップを収容するリップ収容部に該当し、第1のエア通路30と第2のエア通路33がそれぞれリップ収容部に連通する流体通路に該当する。
エア定圧源2が定圧源に該当し、第1バルブ3、第2バルブ5がそれぞれバルブに該当して、制御部17により第1バルブ3を介して第1の配管4により第1のエア通路30にエアを供給し、第2バルブ5を介して第2の配管6により第2のエア通路33にエアを供給する構成が発明における流体供給制御手段を形成している。
エリア圧特性検出部11が発明における圧力特性検出手段に該当し、判定部15が判定手段に、表示部16が報知手段に該当する。
実施の形態は以上のように構成され、治具20に形成した第1のエア通路30およびサイドリップ収容部25からなるエアの通過経路におけるサイドリップ収容部25に、オイルシール40のサイドリップ51を臨ませるように設定し、支持穴61に圧入したオイルシール40を治具20に保持したままの状態において、所定時間エアを供給したときの、エアの通過経路に生じるエリア圧の上昇勾配および最高圧の状態を含む圧力特性を検出し、検出した圧力特性に基づいて、オイルシール40の表裏逆組み付けおよび位置異常を判定して表示部16で報知するものとしたので、組み付け工程とは別途の工程で目視確認する必要がなく、しかも複数種の異常を組付作業の際に自動的に知ることができる。したがって直ちに適切な処置が可能となる。(請求項1および3に対応する効果)
より具体的には、エア定圧源2と第1のエア通路30を結ぶ第1の配管4に設けた第1バルブ3を制御部17により所定の速度で開弁した後一定時間経過後に閉弁し、判定部15において、第1圧力センサ7を介してエリア圧特性検出部11で検出された圧力特性を予めオイルシール40が正常に組み付けられているときに取得した圧力特性に基づいて設定した基準と比較して異常を判定するので、基準が明確で、判定が容易である。(請求項4に対応する効果)
オイルシール40のサイドリップ51は軸方向に延びており、治具20のサイドリップ収容部25は同じく軸方向に開口してサイドリップ51を受け入れるとともに、第1のエア通路30がサイドリップ収容部25の内径側壁面に開口して、サイドリップ51がサイドリップ収容部25の外径側壁面に密着することによりサイドリップ収容部25を密閉するように設定してあるので、治具20がオイルシール40を保持したままの状態を活用してエリア圧特性を得ることができ、作業現場で圧入作業と連続して異常検出を可能とした。(請求項5に対応する効果)
判定部15における判定は、サイドリップ収容部25のエリア圧の最高圧が基準の所定値以上でないときに、オイルシール40の表裏逆組み付けとし、最高圧は所定値以上で第1バルブ3の閉弁後も保持されるが、上昇勾配が所定値以上でないときに、オイルシール40が設定よりも奥位置に組み付けられた位置異常とするので、高い判定精度が得られる。(請求項6に対応する効果)
エリア圧の圧力特性にその減圧状態を含むことにより、さらにオイルシール40の傾き異常も判定して報知できる。
すなわち、判定部15では、エリア圧の最高圧は所定値以上であるが、第1バルブ3の閉弁後までは保持されないときに、オイルシール40が傾いて組みつけられている傾き異常と判定するので、一層きめ細かな対応処置が可能となる。
(請求項2および7に対応する効果)
オイルシール40がさらに軸方向に延びるラビリンスリップ52を備え、治具20は軸方向に開口してラビリンスリップ52を受け入れるラビリンスリップ収容部28を有し、ラビリンスリップ収容部28の内径側壁面に第2のエア通路33が開口して、エアが流入したときラビリンスリップ52がラビリンスリップ収容部28の外径側壁面に密着してラビリンスリップ収容部28を密閉するように設定してあるので、第2のエア通路33およびラビリンスリップ収容部28からなるエアの通過経路においてもそのエリア圧特性を得ることにより、ラビリンスリップ52の有無を確認することができる。(請求項8に対応する効果)
すなわち、サイドリップ収容部25側のエアの通過経路のエリア圧特性に基づいては異常がないときでも、判定部15は、ラビリンスリップ収容部28側のエアの通過経路の最高圧が所定値以上でないときには、圧入したオイルシール40がラビリンスリップ52を備えない仕様違い異常と判定するので、異なる仕様のオイルシールが圧入されたままで放置されることが防止される。(請求項9に対応する効果)
なお、上記実施の形態では、オイルシール40が設定位置よりも奥深い位置に組み付けられた位置異常の判定においては、第1バルブ3の開弁時間が十分に長く、サイドリップ収容部25の容積が増大しても最終的に最高圧はほぼエア定圧源2の定圧レベルになるものとして、最高圧が定圧に近い所定値P1以上で保持され、上昇勾配が所定値C未満を判定条件としたが、第1バルブ3の開弁時間を短く設定したため所定値P1に達する前にエア供給が止まるような場合には、保持される最高圧条件の所定値P1自体をより低い値に設定するか、あるいは保持される最高圧条件を所定値P1よりも低いP3以上とする処理ステップを別途設けてもよい。換言すれば、エリア圧の上昇勾配は小さいが上昇後比較時間内で保持されるときには位置異常と判定できる。
実施の形態は車両のドライブシャフトにかかるオイルシールの組み付けに適用した例を示したが、本発明はこれに限定されず、種々の回転軸部材のためのシール部材の組付けに適用可能である。
さらにシール部材として回転軸部材に摺接するリップを備えるオイルシールを対象とし、治具20には摺接するリップのうちサイドリップを収容するサイドリップ収容部の密閉状況によるエリア圧の状態から表裏逆組み付け、傾き異常、位置異常を判定するものとしたが、本発明はこれに限定されず、ラビリンスリップなど非接触のリップのみを備えるシール部材の組み付けにも適用でき、例えばラビリンスリップ収容部における流体流入時のラビリンスリップの撓みによる密閉状況に基づいて、同様にエリア圧の状態から表裏逆組み付け、傾き異常、位置異常等を判定する構成とすればよい。
また、組み付け確認に用いる流体をエアとしたが、これに限定されず、容易に入手できる他の気体や水、オイルなども用いることができる。
1 シール組み付け確認装置
2 エア定圧源
3 第1バルブ
4 第1の配管
5 第2バルブ
6 第2の配管
7 第1圧力センサ
8 第2圧力センサ
10 制御判定装置
11 エリア圧特性検出部
12 最高圧検出部
13 圧力勾配検出部
14 減圧検出部
15 判定部
16 表示部
17 制御部
18 スイッチ
19 確認ボタン
20 治具
21 ガイド部
22 シール保持部
23 大経部
24 肩部
25 サイドリップ収容部
26 押圧部
27、29 面取り
28 ラビリンスリップ収容部
30 第1のエア通路
31 穴
32 孔
33 第2のエア通路
34 穴
35 孔
36 切り欠き通路
37 ローレット
38、39 面取り
40 オイルシール
41 環状部材
42 嵌合部
43 フランジ部
45 弾性部材
46 基部
47 圧接部
48 メインリップ
49a、49b ダストリップ
50 スプリング
51 サイドリップ
52 ラビリンスリップ
56 ドライブシャフト
57 ダストカバー
58 壁部
60 変速機ケース
61 支持穴
62 開口端面
63 デファレンシャルユニット
64 軸孔
T 比較時間

Claims (8)

  1. 治具に保持して支持穴に圧入したシール部材の組み付け状態を、シール組み付け確認装置で確認するシール組み付け確認方法であって、
    前記治具に形成した流体経路に、シール部材の所定のリップを臨ませるように設定し、
    シール組み付け確認装置が、治具のシール部材保持状態において、
    前記流体経路に所定時間流体を供給し、
    前記所定のリップの存在により前記流体経路に生じる流体圧の上昇勾配および最高圧の状態を含む圧力特性を検出し、
    検出した圧力特性を前記シール部材が正常に組み付けられているときの圧力特性に基づいて設定した基準と比較して、少なくともシール部材の表裏逆組み付けおよび位置異常を判定すると共に、
    前記圧力特性がさらに前記流体圧の減圧状態を含み、
    前記シール組み付け確認装置は、前記検出した減圧状態を含む圧力特性に基づいて、シール部材の傾き異常も判定して報知することを特徴とするシール組み付け確認方法。
  2. 治具に保持して支持穴に圧入したシール部材の組み付け状態を確認するシール組み付け確認装置であって、
    前記治具に前記保持したシール部材の所定のリップを収容するよう設定されたリップ収容部と該リップ収容部に連通する流体通路とを有し、
    流体を前記流体通路に所定時間供給する流体供給制御手段と、
    前記所定のリップにより前記リップ収容部が密閉されて生じる流体圧の上昇勾配および最高圧の状態を含む圧力特性を検出する圧力特性検出手段と、
    検出された前記圧力特性を前記シール部材が正常に組み付けられているときの圧力特性に基づいて設定した基準と比較して、少なくともシール部材の表裏逆組み付けおよび位置異常を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果を報知する報知手段と、
    を有し、
    前記圧力特性検出手段は、さらに前記流体圧の減圧状態を含む圧力特性を検出すると共に、
    前記判定手段は、前記検出された減圧状態を含む圧力特性に基づいて、シール部材の傾き異常も判定することを特徴とするシール組み付け確認装置
  3. 前記流体供給制御手段は、定圧源と前記流体通路を結ぶ配管に設けたバルブを所定の速度で開弁した後所定時間経過後に閉弁するものであることを特徴とする請求項2に記載のシール組み付け確認装置。
  4. シール部材の前記所定のリップが軸方向に延びるサイドリップであり、
    治具の前記リップ収容部は軸方向に開口して前記サイドリップを受け入れるサイドリップ収容部であって、前記流体通路が前記サイドリップ収容部の側壁に開口して、前記サイドリップが前記流体通路の開口側壁と対向する側壁に密着して前記サイドリップ収容部を密閉するように設定してあることを特徴とする請求項3に記載のシール組み付け確認装置。
  5. 前記判定手段は、前記サイドリップ収容部側の流体圧の最高圧が所定値以上でないときに、シール部材の表裏逆組み付けと判定し、
    最高圧は所定値以上で前記バルブの閉弁後も保持されるが、上昇勾配が所定値以上でないときに、シール部材が設定よりも奥位置に組み付けられた位置異常と判定するものであることを特徴とする請求項4に記載のシール組み付け確認装置。
  6. 前記判定手段は、さらに前記サイドリップ収容部側の流体圧の最高圧は所定値以上であるが、前記バルブの閉弁後まで保持されないときに、シール部材が傾いている傾き異常と判定するものであることを特徴とする請求項5に記載のシール組み付け確認装置。
  7. シール部材がさらに軸方向に延びるラビリンスリップを備え、
    治具は前記リップ収容部として軸方向に開口して前記ラビリンスリップを受け入れるラビリンスリップ収容部を有し、
    該ラビリンスリップ収容部の側壁に前記流体通路が開口して、該流体通路から流体が流入したとき前記ラビリンスリップが前記流体通路の開口側壁と対向する側壁に密着して前記ラビリンスリップ収容部を密閉するように設定してあることを特徴とする請求項4から6のいずれか1に記載のシール組み付け確認装置。
  8. 前記判定手段は、前記サイドリップ収容部側の流体圧の圧力特性に基づいて異常でないときにも、前記ラビリンスリップ収容部側の流体圧の最高圧が所定値以上でないときには、シール部材がラビリンスリップを備えない仕様違い異常と判定するものであることを特徴とする請求項7に記載のシール組み付け確認装置。
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