JP5875723B2 - プラズマ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマ処理方法に係り、特に磁性膜のエッチング方法に関するものである。
近年、ハードディスクドライブの大容量化に対応するため、巨大磁気抵抗(Giant Magneto Resistive:GMR)技術からトンネリング磁気抵抗(tunneling magneto resistive
:TMR)技術へ移行し、面記録密度の高密度化が急速に進んでいる。それに伴い、ハードディスクドライブに使用される磁気ヘッドは微細化が必要になり、磁気ヘッドの微細加工技術が求められている。そのため、磁気ヘッドの製造装置においても、イオンミリング装置からドライエッチング装置の適用が進められている。
磁気ヘッドを構成する磁性膜は、NiFe膜,CoFe膜,CoNiFe膜等の磁性膜の不揮発性材料が使用されている。しかし、これら不揮発性材料は揮発性が非常に低いため、速いエッチング速度や垂直形状が得られにくく微細加工が難しい。また、エッチング時に発生する反応生成物が処理室内の内壁に付着しエッチング性能の経時変化が発生しやすい。
このような不揮発性材料である磁性膜に対するドライエッチング技術の状況で、微細加工を実現するため、エッチングに使用するエッチングガスや磁性膜をエッチングする際のマスク材料などが種々検討されている。例えば、特許文献1によれば、磁性膜のエッチングガスにアルコールを用いることによりマスク材に対して高い選択比が得られていることが開示され、特許文献2には、磁性膜のエッチングガスに、NH3とCOが用いられていることが開示されているが、これらの手法ではエッチング速度が遅いため、生産性に乏しい。また、通常不揮発性膜のエッチングガスとして、アルコール,NH3,COは通常、使用されていないため、これらのガスを使用する際にはガス漏洩検知器や除害設備等の安全設備を新設する必要が生じ、コストがかかる。このため、通常、使用される塩素ガスをベースに、100nm以上の磁性膜をドライエッチングする手法として、特許文献3には、塩化された状態での沸点が磁性膜の塩化物の沸点に比べ高い材料をマスク材料として磁性膜をドライエッチングする方法が開示されている。
特開2005−42143号公報 特開平11−92971号公報 特開2010−49761号公報
具体的には、厚さが250nm程度の磁性膜のCoFe上に、Al23膜15,Cr膜14,パターニングされたレジスト膜11からなる積層膜のマスクが形成され、最初にレジスト膜11をマスクとして、Cr膜14を塩素と酸素の混合ガスにてエッチングし、次に、Al23膜15を三塩化ホウ素ガスにてエッチングし、最後にCoFe膜を塩素ガスにてエッチングしている。また、マスク材料として、Al23やCrの他にRu,Mn,Pd,Y,Nd,Pr,Ce,La,Y23,Nd23,CeO2が挙げられている。しかし、これらのマスク材料とレジスト膜11の積層膜をマスクとして、塩素ガスをベースにした磁性膜のドライエッチングでは、以下の理由により垂直に微細加工するのが困難である。Cr膜14を塩素と酸素の混合ガスを用いてエッチングする場合、Cr膜14のマスクになっているレジスト膜11は、主成分が炭素であるため、酸素との反応し易く、エッチングされ易い。そのため、図2に示すように、Cr膜14のエッチングが進行するとともに、レジスト膜11は縦方向と横方向へとエッチングが進行し、Cr膜14はテーパ形状となる。このため、所望の寸法の加工が困難となっている。このように、厚さが200〜500nmの磁性膜を速いエッチング速度でドライエッチングするには、特許文献3のような磁性膜と高選択比を得ることができるAl23膜15とCr膜14の積層膜をマスクとすることが必須であるが、この積層膜のマスクでは上述のように良好な微細加工形状を得ることが困難である。このため、本発明では、200〜500nmの厚さの磁性膜を高速エッチングし、良好な微細加工が可能なドライエッチング方法を提供することを目的とする。
本発明は、厚さが200nmから500nmの磁性膜をドライエッチングするプラズマ処理方法において、レジスト膜と、前記レジスト膜の下層膜である非有機系の膜と、前記非有機系の膜の下層膜であるCr膜と、前記Cr膜の下層膜であるAl23膜とを含む積層膜を前記磁性膜の上に成膜した試料をドライエッチングすることを特徴とするプラズマ処理方法である。
本発明の方法により、200〜500nmの厚さの磁性膜を高速エッチングし、良好な微細加工を得ることができる。
プラズマエッチング装置の縦断面図である。 従来の磁性膜エッチングのフロー図である。 本発明の磁性膜エッチングのフロー図である。 マスク候補の材料のエッチング速度を示す図である。 NiFe膜のAl23膜に対する選択比のバイアス用高周波電力に対する依存性を示す図である。 温調器の設定温度に対するNiFe膜のテーパ角度の依存性を示す図である。 エッチング処理時間に対する試料の表面温度の依存性を示す図である。
以下、一実施例について、図1〜図7を参照しながら説明する。先ず、図1を用いて、本発明の磁性膜エッチングを行うプラズマエッチング装置の概要を説明する。
第一の高周波電源であるプラズマ生成用の高周波電源101から自動整合器102を介して、誘導結合コイル103に高周波電力を供給し、ガス導入部105を介してCl2やBCl3などのエッチング用ガスをこの真空容器104内に導入して真空容器104内にプラズマを発生させる。尚、上述のエッチング用ガスは排気装置106により排気される。また、真空容器104は、絶縁材料からなる放電部104aと試料台108が内部に設置された処理部104bからなる。
試料107は試料台108の上に載置され、試料107に入射するイオンのエネルギーを加速するために、試料台108には第二の高周波電源であるバイアス電源109が接続されている。試料台108の表面にはセラミックス110が設けられている。また試料台108は、直流電圧電源111が接続されており、試料107を試料台108の表面にジョンソンラーベック力により保持する。
更に、試料107の温度を制御するために、試料台108には冷媒流路113が設けられ、温調器112から温調された冷媒が冷媒流路113を循環することにより、試料台108の表面を温調している。
次に、Ta膜13,Cr膜14およびAl23膜15からなる積層膜を非有機膜系マスクとして、200〜500nmの厚さの磁性膜であるNiFe膜16をドライエッチングするプラズマ処理方法について、図3を参照しながら説明する。
図3(a)は、試料107の断面を示す。試料107は上層から順に、パターンニングされたレジスト膜11と、BARC膜12と、Ta膜13と、Cr膜14と、Al23膜15と、被エッチング材料であるNiFe膜16と、下地ストッパー膜17(Al23膜)からなる多層膜が成膜されたAlTiC基板で構成され、磁気ヘッドのデバイスを作製するための試料である。
次に、BARC膜12のエッチング方法(図3(a)→図3(b))について説明する。
BARC膜12は、所定の寸法にパターンニングされたレジスト膜11をマスクとして、Cl2ガスとO2ガスを含む混合ガスを用いてエッチングを行う。更に上記の混合ガスに寸法制御用としてN2ガスおよび処理圧力調整用としてArガスを添加し、Cl2ガス,O2ガス,N2ガス,Arガスのそれぞれの流量を適正化することにより、高精度な加工寸法制御が可能となる。また、BARC膜12のエッチング時にトリミング処理を行うことにより、任意の加工寸法幅に制御し易くなるため、20〜300nm範囲の加工寸法を得ることが可能となる。上記のトリミング処理とは、予めレジスト膜11にパターンニングされた寸法より、レジスト膜11及びBARC膜12の寸法をドライエッチング処理により細らせることである。
次に、Ta膜13のエッチング方法(図3(b)→図3(c))について説明する。
Ta膜13は、レジスト膜11とBARC膜12をマスクとして、BCl3ガスとCl2ガスを含む混合ガスを用いてエッチングを行う。
次に、Cr膜14のエッチング方法(図3(c)→図3(d))について説明する。
Cr膜14は、BARC膜12とTa膜13をマスクとしてCl2ガスとO2ガスとArガスを含む混合ガスを用いてエッチングを行う。
Ta膜13をマスクにして、Cr膜14をCl2ガスとO2ガスとArガスを含む混合ガスを用いてエッチングを行った場合、Ta膜13は、ほとんどエッチングが進行しないため、Cr膜14をTa膜13のマスク寸法通りにエッチングすることができる。このため、図3(d)に示すように、Cr膜14を垂直かつマスク寸法通りに加工することが可能となる。また、Cr膜14のTa膜13に対する選択比が10以上あるため、Ta膜13の膜厚が20nmあれば、膜厚200nmのCr膜14までエッチングが可能である。ここで、Cr膜14のTa膜13に対する選択比とは、Cr膜14のエッチングレートをTa膜13のエッチングレートで除した値のことである(Cr膜14のエッチングレート/Ta膜13のエッチングレート)。
また、上述のCr膜14のエッチング方法は本実施例のような被エッチング材料が磁性膜の場合のマスク加工例に限定されるものではなく、Cr膜14を被エッチング材料としてCl2ガスとO2ガスとArガスを含む混合ガスを用いてエッチングする場合にも適用できる。また、本実施例では、Cr膜14をCl2ガスとO2ガスとArガスを含む混合ガスを用いてエッチングを行う場合のマスクとしてTa膜13を使用したが、TiN膜,SiO2膜,SiC膜などの非有機系膜を使用しても、Cl2ガスとO2ガスとArガスを含む混合ガスを用いたエッチングではエッチングが進行し難いため、Ta膜13を使用した時と同様な加工を行うことができる。
次に、Al23膜15のエッチング方法(図3(d)→図3(e))について説明する。
Al23膜15はTa膜13とCr膜14をマスクとして、Cl2ガスとBCl3ガスを含む混合ガスを用いてエッチングを行う。この場合のAl23膜15のCr膜14に対する選択比は、図4の検証結果が示すように、通常、磁気ヘッド材料として使用されているNiCr膜,Cr膜14,Ta膜13,Ru膜,SiO2膜,レジスト膜11より高い選択比を得ることができた。また、Al23膜15のエッチングについて、マスクとなるCr膜14のエッチング速度が速いと、Cr膜14から生成される反応生成物量が多くなり、Al23膜15の側壁に付着してテーパ形状になり易い。本実施例では、表1に示すようなCr膜14のエッチング速度が2nm/min以下または、Al23膜15のCr膜14に対する選択比が12以上になるようにエッチング条件を設定すれば、Cr膜14から生成される反応生成物量が少なくなるため、Al23膜15を垂直に加工することが可能となることを見出した。また、本実施例では、Cl2ガスとBCl3ガスを含む混合ガスを用いたAl23膜15のエッチング例を説明したが、Cl2ガスとBCl3ガスを含む混合ガスの代わりに少なくともBCl3ガスを含むガスを用いても良い。また、上述のAl23膜15のエッチング方法は本実施例のような被エッチング材料が磁性膜の場合のマスク加工例に限定されるものではなく、Al23膜15を被エッチング材料としてCl2ガスとBCl3ガスを含む混合ガスまたは、少なくともBCl3ガスを含むガスを用いてエッチングする場合にも適用できる。
Figure 0005875723
次に、磁性膜であるNiFe膜16のエッチング方法(図3(e)→図3(f))について説明する。
NiFe膜16は、Cr膜14とAl23膜15をマスクとして、Cl2ガスまたは、Cl2ガスを含む混合ガスを用いてエッチングを行う。本実施例では、表2に示す条件にてエッチングを行った。
Figure 0005875723
本実施例でのバイアス用高周波電力は、300Wであるが、200〜380Wでも良い。NiFe膜16の膜厚を500nmの場合、NiFe膜16のAl23膜15に対する選択比が1.1の時、Al23膜15の膜厚は455nm以上が必要となる。また、一般的にマスクの肩の部分はフラット部分よりエッチング速度が2倍以上と速いため、選択比は半分以下となる。このため、実質、Al23膜15は910nm以上が必要となる。しかし、Al23膜15を厚く成膜することは困難であり、たとえ成膜が可能だとしても、アスペクト比が高くなるため、マスクとしてのAl23膜15を垂直加工することが難しくなる。よって、例えば、Cr膜14の膜厚が50nm、Al23膜15の膜厚が250nmの場合は、NiFe膜16のAl23膜15に対する選択比が2.2以上であれば膜厚500nmのNiFe膜16のエッチングにおいて、所望のエッチング形状を得ることが可能となる。このようなことから、図5に示すように選択比2.2以上を得るには、バイアス用高周波電力を200W以上にする必要がある。また、バイアス用高周波電力を増加させていくと、選択比は増加傾向を示すが、高すぎると、マスクの肩の部分がそぎ落とされてマスクがテーパ形状となり、NiFe膜16も削られてテーパ形状となる。そのため、バイアス用高周波電力は、マスクの肩落ちを抑制するために、380W以下にする必要がある。
また、前述のエッチング条件において、ステージ温度は150℃と高い領域を使用している。そのため、ウエハの表面温度は、エッチング処理前に約25℃の常温であるのに対し、エッチング処理中は、時間の経過と共にウエハの表面温度は上昇していく。
本実施例での磁性膜は、NiFe膜16を用いたが、CoFe膜,CoNiFe膜であってもよい。
また、本実施例では、BARC膜12,Ta膜13,Cr膜14,Al23膜15,NiFe膜16の全てのエッチングを一つのエッチング処理室で一貫処理した例であるが、複数のエッチング処理室を使用して処理を行っても良い。
次に、BARC膜12とTa膜13とCr膜14とAl23膜15のマスク加工を一方のエッチング処理室で行い、マスク加工が行われたNiFe膜16のエッチングを他方のエッチング処理室で行う例について説明する。
NiFe膜16のテーパ角度の温調器の設定温度に対する依存性は、図6に示すように、NiFe膜16のテーパ角は温調器の設定温度が高くなるに従って垂直になる傾向があり、250℃でNiFe膜16のテーパ角度は88°となる。また、エッチング処理開始時の試料107の表面温度は、図7に示すように、エッチング処理開始から上昇し、180秒過ぎまで飽和しない。このため、NiFe膜16のエッチングにおいて、垂直形状を得るためには、温調器の設定温度を250℃にし、短時間で試料107の表面温度を安定させる必要がある。
このため、マスク加工が行われたNiFe膜16のエッチングにおいては、NiFe膜16のエッチング処理開始前に、NiFe膜16のエッチングが進行しないAr,He,Xe等の希釈ガスによるプラズマ処理を試料107の表面温度が安定する180秒追加する。このような希ガスによるプラズマ処理の追加により、BARC膜12とTa膜13とCr膜14とAl23膜15のマスク加工を一方のエッチング処理室で行い、マスク加工が行われたNiFe膜16のエッチングを他方のエッチング処理室で行う場合においても、垂直形状を得ることが可能である。
また、本実施例では、BARC膜12,Ta膜13,Cr膜14,Al23膜15,NiFe膜16のそれぞれのエッチングにおいて、Cl2ガスをベースとしたエッチング処理のため、エッチング処理室内部がCl2ガス雰囲気で保たれるため、経時変化が少ない安定したエッチング処理を行うことが可能である。
また、本実施例により、磁性膜の膜厚が200〜500nmで、寸法幅が20〜300nmのエッチングにおいて、所望なエッチング形状を得ることができる。また、マスクから磁性膜まで全てドライエッチング加工が可能となるため、加工時間を短縮でき、生産効率が向上する。
また、本実施例のプラズマエッチング処理装置は、誘導結合型プラズマエッチング装置を使用したが、マイクロ波プラズマエッチング処理装置,UHF波プラズマエッチング処理装置,ヘリコン波プラズマエッチング処理装置,2周波励起平行平板型プラズマエッチング処理装置等でも、本実施例は適用できる。
11 レジスト膜
12 BARC膜
13 Ta膜
14 Cr膜
15 Al23
16 NiFe膜
17 下地ストッパー膜
101 高周波電源
102 自動整合器
103 誘導結合コイル
104 真空容器
105 ガス導入部
106 排気装置
107 試料
108 試料台
109 バイアス電源
110 セラミックス
111 直流電圧電源
112 温調器
113 冷媒流路

Claims (4)

  1. 積層膜が上方に配置された磁性膜をプラズマエッチングするプラズマ処理方法において、
    前記積層膜は、所定の寸法にパターニングされたレジスト膜と前記レジスト膜の下方に配置されたBARC膜と前記BARC膜の下方に配置されたTa膜と前記Ta膜の下方に配置されたCr膜と前記Cr膜の下方に配置されたAl23膜とを有し、
    前記レジスト膜をマスクとして前記BARC膜をプラズマエッチングする第一の工程と、
    前記第一の工程後のレジスト膜と前記第一の工程後のBARC膜をマスクとして前記Ta膜をプラズマエッチングする第二の工程と、
    前記第二の工程後のBARC膜と前記第二の工程後のTa膜をマスクとして前記Cr膜をプラズマエッチングする第三の工程と、
    前記第三の工程後のTa膜と前記第三の工程後のCr膜をマスクとして前記Al23膜をプラズマエッチングする第四の工程と、
    前記第四の工程後のCr膜と前記第四の工程後のAl23膜をマスクとして前記磁性膜をプラズマエッチングする第五の工程とを有し、
    前記第二の工程は、ClガスとBClガスの混合ガスを用いて行われることを特徴とするプラズマ処理方法。
  2. 積層膜が上方に配置された磁性膜をプラズマエッチングするプラズマ処理方法において、
    前記積層膜は、所定の寸法にパターニングされたレジスト膜と前記レジスト膜の下方に配置されたBARC膜と前記BARC膜の下方に配置されたTiN膜と前記TiN膜の下方に配置されたCr膜と前記Cr膜の下方に配置されたAl23膜とを有し、
    前記レジスト膜をマスクとして前記BARC膜をプラズマエッチングする第一の工程と、
    前記第一の工程後のレジスト膜と前記第一の工程後のBARC膜をマスクとして前記TiN膜をプラズマエッチングする第二の工程と、
    前記第二の工程後のBARC膜と前記第二の工程後のTiN膜をマスクとして前記Cr膜をプラズマエッチングする第三の工程と、
    前記第三の工程後のTiN膜と前記第三の工程後のCr膜をマスクとして前記Al23膜をプラズマエッチングする第四の工程と、
    前記第四の工程後のCr膜と前記第四の工程後のAl23膜をマスクとして前記磁性膜をプラズマエッチングする第五の工程とを有し、
    前記第二の工程は、ClガスとBClガスの混合ガスを用いて行われることを特徴とするプラズマ処理方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプラズマ処理方法において、
    前記第一の工程は、ClガスとOガスの混合ガスを用いて行われ、
    前記第三の工程は、ClガスとOガスとArガスの混合ガスを用いて行われ、
    前記第四の工程は、ClガスとBClガスの混合ガスを用いて行われ、
    前記第五の工程は、Clガスを用いて行われることを特徴とするプラズマ処理方法。
  4. 請求項3に記載のプラズマ処理方法において、
    前記磁性膜は、NiFe、CoFeまたはCoNiFeであることを特徴とするプラズマ処理方法。
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