JP5875632B2 - ばね固定部材およびインクジェット記録ヘッド - Google Patents
ばね固定部材およびインクジェット記録ヘッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP5875632B2 JP5875632B2 JP2014112189A JP2014112189A JP5875632B2 JP 5875632 B2 JP5875632 B2 JP 5875632B2 JP 2014112189 A JP2014112189 A JP 2014112189A JP 2014112189 A JP2014112189 A JP 2014112189A JP 5875632 B2 JP5875632 B2 JP 5875632B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- fixing member
- boss
- spring
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/02—Framework
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17506—Refilling of the cartridge
- B41J2/17509—Whilst mounted in the printer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/1752—Mounting within the printer
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/04—Wound springs
- F16F1/12—Attachments or mountings
- F16F1/125—Attachments or mountings where the end coils of the spring engage an axial insert
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F2230/00—Purpose; Design features
- F16F2230/0005—Attachment, e.g. to facilitate mounting onto confer adjustability
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Springs (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
本発明は、ばね固定部材およびインクジェット記録ヘッドに関し、特には、コイルばねを固定するばね固定部材およびそれを備えたインクジェット記録ヘッドに関する。
コイルばねを固定する部材として、コイルばねの一方の端部のみを固定するばね固定部材がある。
図8は、関連技術のばね固定部材11を示した斜視図である。ばね固定部材11では、取付け座面11aにボス部12が設けられている。ボス部12の径は、コイルばねの内径とほぼ同一である。ボス部12の側面12aには、突起部13が設けられている。
コイルばねを取り付けるには、コイルばねがボス部12に外嵌合するようにコイルばねをボス部12にはめ込み、コイルばねの取付け座面11a側の端部が突起部13を乗り越えるようにコイルばねを操作する。コイルばねの取付け座面11a側の端部が突起部13を乗り越えることで、コイルばねがボス部12から抜けることを突起部13が防止する。一般的に、コイルばねが取り付けられた際に突起部13がコイルばねの端部である1巻き目の巻線と2巻き目の巻線との間に位置するように、ばね固定部材が構成されている。
図8は、関連技術のばね固定部材11を示した斜視図である。ばね固定部材11では、取付け座面11aにボス部12が設けられている。ボス部12の径は、コイルばねの内径とほぼ同一である。ボス部12の側面12aには、突起部13が設けられている。
コイルばねを取り付けるには、コイルばねがボス部12に外嵌合するようにコイルばねをボス部12にはめ込み、コイルばねの取付け座面11a側の端部が突起部13を乗り越えるようにコイルばねを操作する。コイルばねの取付け座面11a側の端部が突起部13を乗り越えることで、コイルばねがボス部12から抜けることを突起部13が防止する。一般的に、コイルばねが取り付けられた際に突起部13がコイルばねの端部である1巻き目の巻線と2巻き目の巻線との間に位置するように、ばね固定部材が構成されている。
ばね固定部材11に対するコイルばねの取付けが不完全で、コイルばねの1巻き目の巻線が突起部13を乗り越えていない状態では、例えば振動によってコイルばねがばね固定部材11から外れる恐れがある。
一方、ばね固定部材11に対するコイルばねの取付けが不完全であっても、コイルばねは、コイルばねの内径とほぼ同一の径を有するボス部12にはまった状態であるため、ボス部12の軸方向に対するコイルばねの傾きが生じにくい。このため、ボス部12の軸方向からコイルばねの状態を確認しても、正常な状態と区別ができない。したがって、コイルばねの1巻き目の巻線が突起部13を乗り越えているかを確認することで、コイルばねが確実に固定されているかを判断する必要がある。
しかしながら、例えばばね固定部材11の周囲に他の部材が構成され、突起部13とコイルばねとの係合状態を目視で確認することが難しい場合には、コイルばねが確実に固定されているかを確認することが困難であるという課題がある。
一方、ばね固定部材11に対するコイルばねの取付けが不完全であっても、コイルばねは、コイルばねの内径とほぼ同一の径を有するボス部12にはまった状態であるため、ボス部12の軸方向に対するコイルばねの傾きが生じにくい。このため、ボス部12の軸方向からコイルばねの状態を確認しても、正常な状態と区別ができない。したがって、コイルばねの1巻き目の巻線が突起部13を乗り越えているかを確認することで、コイルばねが確実に固定されているかを判断する必要がある。
しかしながら、例えばばね固定部材11の周囲に他の部材が構成され、突起部13とコイルばねとの係合状態を目視で確認することが難しい場合には、コイルばねが確実に固定されているかを確認することが困難であるという課題がある。
本発明の目的は、コイルばねが確実に固定されているかを容易に確認可能なばね固定部材を提供することである。
本発明のばね固定部材は、コイルばねが固定されるばね固定部材であって、前記コイルばねの端部が配置される配置面を有する取付け部材と、前記配置面に設けられ、前記コイルばねがはめ込まれるボス部と、前記ボス部の側面のうち前記配置面から前記コイルばねの線径以上離れた箇所に設けられた突起部と、を含み、前記突起部は、前記配置面と前記突起部との間に配置された前記コイルばねの巻線と係合することによって、前記コイルばねが前記ボス部から抜けることを規制し、前記ボス部の側面のうち、前記突起部から前記配置面側とは反対側に向けて前記コイルばねの2巻分の高さずれた位置から前記ボス部の前記反対側の端部までの側面部分に、前記ボス部の中心軸までの距離が、前記コイルばねの内径の半分から前記線径を差し引いた長さ以下となる部分を有する。
上記構成によれば、側面部分は、ボス部の中心軸までの距離がコイルばねの内径の半分からコイルばねの線径を差し引いた長さよりも短い。側面部分は、ボス部の側面のうち、突起部から配置面側とは反対側に向けてコイルばねの2巻分の高さずれた位置からボス部の該反対側の端部までの部分である。このため、コイルばねの中心軸とボス部の中心軸が略一致している場合、側面部分に対向するコイルばねの内面の部分と側面部分との間には、間隙が生じる。
そして、コイルばねの取付けが不完全で、突起部の配置面側とは反対側の面上にコイルばねの端部が位置すると、側面部分に対向するコイルばねの内面の部分が側面部分に近づきコイルばね(コイルばねの中心軸)が傾く。よって、コイルばねの中心軸とボス部の中心軸との位置関係を確認することで、コイルばねが確実に固定されているかを容易に確認することが可能になる。
上記構成によれば、側面部分は、ボス部の中心軸までの距離がコイルばねの内径の半分からコイルばねの線径を差し引いた長さよりも短い。側面部分は、ボス部の側面のうち、突起部から配置面側とは反対側に向けてコイルばねの2巻分の高さずれた位置からボス部の該反対側の端部までの部分である。このため、コイルばねの中心軸とボス部の中心軸が略一致している場合、側面部分に対向するコイルばねの内面の部分と側面部分との間には、間隙が生じる。
そして、コイルばねの取付けが不完全で、突起部の配置面側とは反対側の面上にコイルばねの端部が位置すると、側面部分に対向するコイルばねの内面の部分が側面部分に近づきコイルばね(コイルばねの中心軸)が傾く。よって、コイルばねの中心軸とボス部の中心軸との位置関係を確認することで、コイルばねが確実に固定されているかを容易に確認することが可能になる。
本発明によれば、コイルばねが確実に固定されているかを容易に確認することが可能になる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態のばね固定部材100の斜視図である。図2は、ばね固定部材100に対するコイルばね201の取付け状態を示した模式図であり、(a)はコイルばね201が確実に取付けられた状態、(b)はコイルばね201の取付けが不完全な状態を示している。
ばね固定部材100は、取付け部材101と、ボス部102と、突起部103と、を含む。
取付け部材101は、コイルばね201の1巻き目の巻線201aが配置される面101aを有する。面101aは、配置面の一例である。コイルばね201の1巻き目の巻線201aは、コイルばね201の端部の一例である。
ボス部102は、面101aに設けられている。ボス部102には、コイルばね201がはめ込まれる。ボス部102の面101a側の部分(以下「ばね当接部」と称する)102aの径は、コイルばね201の内径と同一または略同一である。
ばね当接部102aの側面102a1には、突起部103が設けられている。本実施形態では、2つの突起部103aおよび103bが設けられている。突起部103aと面101aまでの距離と、突起部103bと面101aまでの距離は、コイルばね201の線径と同一または略同一である。なお、突起部103aおよび103bは、ボス部102の側面102a1のうち面101aからコイルばね201の線径以上離れた箇所に設けられていればよい。
突起部103aおよび103bは、コイルばね201が取り付けられた際にコイルばね201の1巻き目の巻線201aと2巻き目の巻線201bとの間に位置するように構成されている。突起部103a、103bは、面101aと突起部103a、103bとの間に配置されたコイルばね201の巻線と係合することによって、コイルばね201がボス部102から抜けることを規制する。
ボス部102のばね当接部102aとは反対側の部分(以下「傾き許容部」と称する)102bは、ボス部102の中心軸102cまでの距離がコイルばね201の内径の半分以下である側面102b1を有している。側面102b1からボス部102の中心軸102cまでの距離の最小値は、コイルばね201の内径の半分からコイルばね201の線径を差し引いた長さ(以下「所定長さ」と称する)である。
側面102b1のうち、突起部103から面101a側(配置面側)とは反対側に向けてコイルばね201の2巻分の高さずれた位置からボス部102の端部102dまでの側面部分102b1aは、中心軸102cまでの距離が所定長さ以下である。
また、ボス部102の側面のうち、突起部103から端部102までの部分は、端部102dに近くなるにつれて、ボス部102の中心軸102cまでの距離が段階的に短くなっている。
つまりボス部102の、突起部103a、103bからボス部102の配置面101a側とは反対側の端部までの部分に、第1の径を有する第1領域と、第1領域より端部の側であり第1の径よりも小さい径を有する第2領域と、を備えている。この第1領域と第2領域との間には段差部104が形成されており、通常状態においてボス部の第1領域と巻線201bとは接触しており、第2領域と巻線201cとは接触していない。
図1は、本発明の第1実施形態のばね固定部材100の斜視図である。図2は、ばね固定部材100に対するコイルばね201の取付け状態を示した模式図であり、(a)はコイルばね201が確実に取付けられた状態、(b)はコイルばね201の取付けが不完全な状態を示している。
ばね固定部材100は、取付け部材101と、ボス部102と、突起部103と、を含む。
取付け部材101は、コイルばね201の1巻き目の巻線201aが配置される面101aを有する。面101aは、配置面の一例である。コイルばね201の1巻き目の巻線201aは、コイルばね201の端部の一例である。
ボス部102は、面101aに設けられている。ボス部102には、コイルばね201がはめ込まれる。ボス部102の面101a側の部分(以下「ばね当接部」と称する)102aの径は、コイルばね201の内径と同一または略同一である。
ばね当接部102aの側面102a1には、突起部103が設けられている。本実施形態では、2つの突起部103aおよび103bが設けられている。突起部103aと面101aまでの距離と、突起部103bと面101aまでの距離は、コイルばね201の線径と同一または略同一である。なお、突起部103aおよび103bは、ボス部102の側面102a1のうち面101aからコイルばね201の線径以上離れた箇所に設けられていればよい。
突起部103aおよび103bは、コイルばね201が取り付けられた際にコイルばね201の1巻き目の巻線201aと2巻き目の巻線201bとの間に位置するように構成されている。突起部103a、103bは、面101aと突起部103a、103bとの間に配置されたコイルばね201の巻線と係合することによって、コイルばね201がボス部102から抜けることを規制する。
ボス部102のばね当接部102aとは反対側の部分(以下「傾き許容部」と称する)102bは、ボス部102の中心軸102cまでの距離がコイルばね201の内径の半分以下である側面102b1を有している。側面102b1からボス部102の中心軸102cまでの距離の最小値は、コイルばね201の内径の半分からコイルばね201の線径を差し引いた長さ(以下「所定長さ」と称する)である。
側面102b1のうち、突起部103から面101a側(配置面側)とは反対側に向けてコイルばね201の2巻分の高さずれた位置からボス部102の端部102dまでの側面部分102b1aは、中心軸102cまでの距離が所定長さ以下である。
また、ボス部102の側面のうち、突起部103から端部102までの部分は、端部102dに近くなるにつれて、ボス部102の中心軸102cまでの距離が段階的に短くなっている。
つまりボス部102の、突起部103a、103bからボス部102の配置面101a側とは反対側の端部までの部分に、第1の径を有する第1領域と、第1領域より端部の側であり第1の径よりも小さい径を有する第2領域と、を備えている。この第1領域と第2領域との間には段差部104が形成されており、通常状態においてボス部の第1領域と巻線201bとは接触しており、第2領域と巻線201cとは接触していない。
次に、コイルばね201のばね固定部材100への取付け状態について説明する。
コイルばね201がばね固定部材100に固定された状態は、コイルばね201がボス部102にはめ込まれ、突起部103aおよび103bが巻線201aと巻線201bとの間に位置する状態である。
一方、コイルばね201のばね固定部材100への取付けが不完全な状態は、例えば、突起部103bは巻線201aと巻線201bの間に位置するが、突起部103aの端部102d側の面103−1側に巻線201aが位置する状態である。この状態では、巻線201aが面101aに対して傾く。そして、巻線201aの傾きに伴い、コイルばね201の内面のうち側面102b1と対向する部分が側面102b1に近づいていき、コイルばね201が傾く状態となる。
コイルばね201がばね固定部材100に固定された状態は、コイルばね201がボス部102にはめ込まれ、突起部103aおよび103bが巻線201aと巻線201bとの間に位置する状態である。
一方、コイルばね201のばね固定部材100への取付けが不完全な状態は、例えば、突起部103bは巻線201aと巻線201bの間に位置するが、突起部103aの端部102d側の面103−1側に巻線201aが位置する状態である。この状態では、巻線201aが面101aに対して傾く。そして、巻線201aの傾きに伴い、コイルばね201の内面のうち側面102b1と対向する部分が側面102b1に近づいていき、コイルばね201が傾く状態となる。
コイルばね201のばね固定部材100への取付け状態をボス部102の中心軸102c方向から視認すると、以下のようになる。
コイルばね201が取り付けられた状態では、ボス部102の中心軸102cとコイルばね201の中心軸201dが略一致する。これに対して、コイルばね201の取付けが不完全な状態では、ボス部102の中心軸102cとコイルばね201の中心軸201dがずれた状態となる。
そのため、例えばボス部102の中心軸102c方向から、コイルばね201の中心軸201dとボス部102の中心軸102cとの位置関係を確認することにより、視覚的にコイルばね201の取付け状態を確認することが可能となる。これにより従来のように突起部103が確実にコイルばね201に係っているかを確認することなく容易にコイルばね201の取付け状態を確認することが可能になる。
コイルばね201が取り付けられた状態では、ボス部102の中心軸102cとコイルばね201の中心軸201dが略一致する。これに対して、コイルばね201の取付けが不完全な状態では、ボス部102の中心軸102cとコイルばね201の中心軸201dがずれた状態となる。
そのため、例えばボス部102の中心軸102c方向から、コイルばね201の中心軸201dとボス部102の中心軸102cとの位置関係を確認することにより、視覚的にコイルばね201の取付け状態を確認することが可能となる。これにより従来のように突起部103が確実にコイルばね201に係っているかを確認することなく容易にコイルばね201の取付け状態を確認することが可能になる。
本実施形態によれば、側面部分102b1aは、ボス部102dの中心軸102cまでの距離がコイルばね201の内径の半分からコイルばね201の線径を差し引いた長さ(所定長さ)以下である。側面部分102b1aは、ボス部102の側面のうち、突起部103から面101a側とは反対側に向けてコイルばね201の2巻分の高さずれた位置から端部102dまでの部分である。このため、コイルばね201の中心軸201dとボス部102の中心軸102cが略一致している場合、側面部分102b1aに対向するコイルばね201の内面の部分と側面部分102b1aとの間には、間隙が生じる。
コイルばね201の取付けが不完全で、突起部103の面103−1上にコイルばね201の端部201aが位置すると、側面部分102b1aに対向するコイルばね201の内面の部分が側面部分102b1aに近づき、コイルばねの中心軸201dが傾く。よって、コイルばね201の中心軸201dとボス部102の中心軸102cとの位置関係を確認することで、コイルばね201が確実に固定されているかを容易に確認することが可能になる。
なお、本実施形態において、突起部103の数は2に限らず1以上であればよい。
コイルばね201の取付けが不完全で、突起部103の面103−1上にコイルばね201の端部201aが位置すると、側面部分102b1aに対向するコイルばね201の内面の部分が側面部分102b1aに近づき、コイルばねの中心軸201dが傾く。よって、コイルばね201の中心軸201dとボス部102の中心軸102cとの位置関係を確認することで、コイルばね201が確実に固定されているかを容易に確認することが可能になる。
なお、本実施形態において、突起部103の数は2に限らず1以上であればよい。
(第2実施形態)
図3、4は、本発明の第2実施形態のばね固定部材100の斜視図である。図3、4において、図1、2に示したものと同一構成のものには同一符号を付している。
突起部103aおよび103bは、コイルばね201が取り付けられたときに巻線201aの先端部が配置される側面102a1上の箇所102a1aから、中心軸102cを中心としてコイル巻き方向へ45度以上360度未満離れた2箇所に設けられている。
コイルばね201の形状が、コイルばね201の1巻き目の巻線201aの先端部から巻線がらせん状に巻いている形状であるため、巻線201aの先端部の極近傍では巻線201aと巻線201bとの間隔が狭い。このため、この狭い間隔の巻線201aと巻線201bとの間に、この間隔よりも大きい突起部103が位置すると、コイルばね201が変形してしまう。コイルばね201が変形すると、コイルばね201の取付け不具合やコイルばね201が予め定められたばね特性を得られないなどの不具合が生じる。
本実施形態では、これら不具合を解消するために、突起部103が、1巻き目の巻線201aの先端部が配置される箇所102a1aから、中心軸102cを中心としてコイル巻き方向へ45度以上360度未満離れた複数の箇所に設けられている。このため、巻線201aの先端部の極近傍に突起部103が位置することを回避できる。なお、複数の箇所は2箇所に限らず3箇所以上でもよい。
また、傾き許容部102bは、側面部分102b1aを含む側面102b1を有している。これにより、コイルばね201が突起部103にかからず取付け不具合になった場合に、コイルばね201の内面のうち側面部分102b1aと対向する部分が側面部分102b1aに近づいていき、コイルばね201全体が傾く状態となる。よって、ボス部102の中心軸102c方向から、コイルばね201の中心軸201dとボス部102の中心軸102cとの位置関係を確認することにより、視覚的にコイルばね201の取付け状態を確認することが可能となる。
図3、4は、本発明の第2実施形態のばね固定部材100の斜視図である。図3、4において、図1、2に示したものと同一構成のものには同一符号を付している。
突起部103aおよび103bは、コイルばね201が取り付けられたときに巻線201aの先端部が配置される側面102a1上の箇所102a1aから、中心軸102cを中心としてコイル巻き方向へ45度以上360度未満離れた2箇所に設けられている。
コイルばね201の形状が、コイルばね201の1巻き目の巻線201aの先端部から巻線がらせん状に巻いている形状であるため、巻線201aの先端部の極近傍では巻線201aと巻線201bとの間隔が狭い。このため、この狭い間隔の巻線201aと巻線201bとの間に、この間隔よりも大きい突起部103が位置すると、コイルばね201が変形してしまう。コイルばね201が変形すると、コイルばね201の取付け不具合やコイルばね201が予め定められたばね特性を得られないなどの不具合が生じる。
本実施形態では、これら不具合を解消するために、突起部103が、1巻き目の巻線201aの先端部が配置される箇所102a1aから、中心軸102cを中心としてコイル巻き方向へ45度以上360度未満離れた複数の箇所に設けられている。このため、巻線201aの先端部の極近傍に突起部103が位置することを回避できる。なお、複数の箇所は2箇所に限らず3箇所以上でもよい。
また、傾き許容部102bは、側面部分102b1aを含む側面102b1を有している。これにより、コイルばね201が突起部103にかからず取付け不具合になった場合に、コイルばね201の内面のうち側面部分102b1aと対向する部分が側面部分102b1aに近づいていき、コイルばね201全体が傾く状態となる。よって、ボス部102の中心軸102c方向から、コイルばね201の中心軸201dとボス部102の中心軸102cとの位置関係を確認することにより、視覚的にコイルばね201の取付け状態を確認することが可能となる。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態のばね固定部材100の斜視図である。図5において、図1〜4に示したものと同一構成のものには同一符号を付している。図6は、図5に示したばね固定部材100に取り付けられるコイルばね201の形状を示す斜視図である。
本実施形態では、コイルばね201がはめ込まれるボス部102に加え、巻線201aの先端部201eに設けられた曲げ部202と係合する凸部105が、面101aに設けられている。
凸部105に曲げ部202を係合させてコイルばね201を回転させることで、コイルばね201の径が広がるようにコイルばねを変形させることが可能になる。このため、コイルばね201の突起部103への取付けが容易となる。
なお、曲げ部202の先端がコイルばね201の中心軸方向を向くように曲げ部202を設け、側面102a1の箇所102a1aに曲げ部202を挿入可能な穴部が設けられてもよい。この場合、箇所102a1aに設けられた穴部に曲げ部202を挿入してコイルばね201を回転させることでコイルばね201の径が広がるようにコイルばね201を変形させることが可能になる。このため、コイルばね201の突起部103への取付けが容易となる。
図5は、本発明の第3実施形態のばね固定部材100の斜視図である。図5において、図1〜4に示したものと同一構成のものには同一符号を付している。図6は、図5に示したばね固定部材100に取り付けられるコイルばね201の形状を示す斜視図である。
本実施形態では、コイルばね201がはめ込まれるボス部102に加え、巻線201aの先端部201eに設けられた曲げ部202と係合する凸部105が、面101aに設けられている。
凸部105に曲げ部202を係合させてコイルばね201を回転させることで、コイルばね201の径が広がるようにコイルばねを変形させることが可能になる。このため、コイルばね201の突起部103への取付けが容易となる。
なお、曲げ部202の先端がコイルばね201の中心軸方向を向くように曲げ部202を設け、側面102a1の箇所102a1aに曲げ部202を挿入可能な穴部が設けられてもよい。この場合、箇所102a1aに設けられた穴部に曲げ部202を挿入してコイルばね201を回転させることでコイルばね201の径が広がるようにコイルばね201を変形させることが可能になる。このため、コイルばね201の突起部103への取付けが容易となる。
(第4実施形態)
図7は、第1〜第3実施形態のいずれかのばね固定部材100を備えたインクジェット記録ヘッド301の斜視図である。
インクジェット記録ヘッド301は、インク等の液体を吐出するためのエネルギー発生素子を複数備える記録素子基板を備え、ノズル部302から液体を吐出する。
液体貯蔵タンク(不図示)は、図7の右側開口部304よりコイルばね201を圧縮しながら筐体305に装着され、タンクロックレバー303によりロックされ、インクジェット記録ヘッド301に固定される。液体貯蔵タンクは、液体カートリッジの一例である。筐体305は、カートリッジ装着部の一例である。コイルばね201は、液体貯蔵タンクを装着方向と反対方向に付勢する。タンクロックレバー303は、液体貯蔵タンクをコイルばね201が付勢する力に抗して係止するロック部材の一例である。
液体貯蔵タンクを外す場合には、タンクロックレバー303を操作することにより液体貯蔵タンクのロックが解除され、液体貯蔵タンクはコイルばね201により開口部304側へ押し出される。
コイルばね201は、筐体305に設けられたばね固定部材100に、インクジェット記録ヘッド301の開口部304から取り付けられる。このため、コイルばね201が固定されているか否かの確認が容易となる。具体的には、開口部304側からの視認によりコイルばね201の中心軸201dとボス部102の中心軸102cのずれを確認すればよい。
なお、図7に示したばね固定部材100の端部102dには、ボス部102の中心軸102cと一致する軸102eが設けられている。このため、軸102eとコイルばね201の中心軸102cとの位置関係をさらに容易に確認することが可能になる。軸102eの径は、例えばコイルばね201の内径の1/4程度である。なお、軸102eの径は、コイルばね201の内径の1/4程度に限らず、コイルばね201の内径以下であればよい。
図7は、第1〜第3実施形態のいずれかのばね固定部材100を備えたインクジェット記録ヘッド301の斜視図である。
インクジェット記録ヘッド301は、インク等の液体を吐出するためのエネルギー発生素子を複数備える記録素子基板を備え、ノズル部302から液体を吐出する。
液体貯蔵タンク(不図示)は、図7の右側開口部304よりコイルばね201を圧縮しながら筐体305に装着され、タンクロックレバー303によりロックされ、インクジェット記録ヘッド301に固定される。液体貯蔵タンクは、液体カートリッジの一例である。筐体305は、カートリッジ装着部の一例である。コイルばね201は、液体貯蔵タンクを装着方向と反対方向に付勢する。タンクロックレバー303は、液体貯蔵タンクをコイルばね201が付勢する力に抗して係止するロック部材の一例である。
液体貯蔵タンクを外す場合には、タンクロックレバー303を操作することにより液体貯蔵タンクのロックが解除され、液体貯蔵タンクはコイルばね201により開口部304側へ押し出される。
コイルばね201は、筐体305に設けられたばね固定部材100に、インクジェット記録ヘッド301の開口部304から取り付けられる。このため、コイルばね201が固定されているか否かの確認が容易となる。具体的には、開口部304側からの視認によりコイルばね201の中心軸201dとボス部102の中心軸102cのずれを確認すればよい。
なお、図7に示したばね固定部材100の端部102dには、ボス部102の中心軸102cと一致する軸102eが設けられている。このため、軸102eとコイルばね201の中心軸102cとの位置関係をさらに容易に確認することが可能になる。軸102eの径は、例えばコイルばね201の内径の1/4程度である。なお、軸102eの径は、コイルばね201の内径の1/4程度に限らず、コイルばね201の内径以下であればよい。
上記各実施形態において、傾き許容部102bの側面全体が、中心軸102cまでの距離が所定長さ(コイルばね201の内径の半分からコイルばね201の線径を差し引いた長さ)以下でもよい。
また、上記各実施形態において、傾き許容部102bの側面全体が、端部102dに近くなるにつれて、ボス部102の中心軸102cまでの距離が段階的または連続的に短くなってもよい。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、傾き許容部102bの側面全体が、端部102dに近くなるにつれて、ボス部102の中心軸102cまでの距離が段階的または連続的に短くなってもよい。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
101 取付け部材
101a 面(配置面)
102 ボス部
102b1a 側面部分
103 突起部
201 コイルばね
101a 面(配置面)
102 ボス部
102b1a 側面部分
103 突起部
201 コイルばね
Claims (5)
- コイルばねが固定されるばね固定部材であって、
前記コイルばねの端部が配置される配置面を有する取付け部材と、
前記配置面に設けられ、前記コイルばねがはめ込まれるボス部と、
前記ボス部の側面のうち前記配置面から前記コイルばねの線径以上離れた箇所に設けられた突起部と、を含み、
前記突起部は、前記配置面と前記突起部との間に配置された前記コイルばねの巻線と係合することによって、前記コイルばねが前記ボス部から抜けることを規制し、
前記ボス部の側面のうち、前記突起部から前記配置面側とは反対側に向けて前記コイルばねの2巻分の高さずれた位置から前記ボス部の前記反対側の端部までの側面部分に、前記ボス部の中心軸までの距離が、前記コイルばねの内径の半分から前記線径を差し引いた長さ以下となる部分を有する、ばね固定部材。 - 前記突起部は、前記コイルばねの端部における巻線の先端部が配置される前記ボス部の側面の箇所から、前記ボス部の中心軸を中心として、前記コイルばねの巻き方向に45度以上360度未満離れた複数の箇所に設けられている、請求項1に記載のばね固定部材。
- 前記複数の箇所は2箇所である、請求項2に記載のばね固定部材。
- 前記配置面に設けられた凸部を含み、
前記凸部は、前記コイルばねが前記ボス部にはめ込まれた際に、前記コイルばねの巻線の先端部に設けられた曲げ部と係合する、請求項1から3のいずれか1項に記載のばね固定部材。 - 液体を吐出する複数のノズルと、
液体を貯蔵する液体カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、
前記液体カートリッジを装着方向と反対方向に付勢するコイルばねと、
前記液体カートリッジを前記コイルばねが付勢する力に抗して係止するロック部材と、
前記コイルばねを前記カートリッジ装着部に固定する請求項1から4のいずれか1項に記載のばね固定部材と、を含むインクジェット記録ヘッド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014112189A JP5875632B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | ばね固定部材およびインクジェット記録ヘッド |
US14/703,057 US9375960B2 (en) | 2014-05-30 | 2015-05-04 | Spring fixing member and ink jet recording head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014112189A JP5875632B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | ばね固定部材およびインクジェット記録ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015224784A JP2015224784A (ja) | 2015-12-14 |
JP5875632B2 true JP5875632B2 (ja) | 2016-03-02 |
Family
ID=54701252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014112189A Active JP5875632B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | ばね固定部材およびインクジェット記録ヘッド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9375960B2 (ja) |
JP (1) | JP5875632B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02124331U (ja) * | 1989-03-24 | 1990-10-12 | ||
JP2778735B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1998-07-23 | 日本発条株式会社 | コイルばね装置 |
JP3493798B2 (ja) * | 1995-04-07 | 2004-02-03 | 富士電機ホールディングス株式会社 | 板状部品と圧縮コイルばねの結合装置 |
JP4585797B2 (ja) * | 2004-06-07 | 2010-11-24 | キヤノン株式会社 | 液体供給装置 |
FR2894639B1 (fr) * | 2005-12-14 | 2011-08-19 | Renault Sas | Appui de ressort a flexibilite variable |
JP4914812B2 (ja) | 2007-11-22 | 2012-04-11 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの電波シールド装置 |
JP2013252616A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
-
2014
- 2014-05-30 JP JP2014112189A patent/JP5875632B2/ja active Active
-
2015
- 2015-05-04 US US14/703,057 patent/US9375960B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9375960B2 (en) | 2016-06-28 |
US20150345696A1 (en) | 2015-12-03 |
JP2015224784A (ja) | 2015-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20150101173A1 (en) | Plug connection for connecting lines for pressurized liquids or gases | |
JP6265943B2 (ja) | 流体制御弁 | |
JP2009038964A (ja) | コルゲートチューブ | |
JP5875632B2 (ja) | ばね固定部材およびインクジェット記録ヘッド | |
JP2013157209A (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP6637869B2 (ja) | 流体制御弁 | |
JP2022511651A (ja) | 可撓性締結具 | |
JPWO2017002970A1 (ja) | ケーブルリール | |
JP6620938B2 (ja) | コネクタ | |
JP2017028204A (ja) | ノイズ対策部材 | |
JP4893596B2 (ja) | コネクタ | |
JP6936280B2 (ja) | コネクタ | |
JP2017216047A (ja) | カバーのガイド構造 | |
JP7449257B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
JP2009187696A (ja) | バッテリ端子 | |
JP2016117467A (ja) | 燃料盗難防止具及びフィラーパイプ | |
JP6531688B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
WO2017154531A1 (ja) | コネクタ | |
JP2009144772A (ja) | クランプの誤組付け防止構造 | |
JP6320173B2 (ja) | 液体タンク保持機構 | |
JP2008196395A (ja) | エンジンカバー | |
JP6319662B2 (ja) | ノイズフィルタ | |
JP2014166895A (ja) | 巻取り用ドラムおよびコネクタ付き線条体製品 | |
JP6247119B2 (ja) | 釣り糸スプール | |
JP2017187106A (ja) | 保護部材の固定構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160119 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5875632 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |