JP5875492B2 - 風計測装置 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の実施の形態1による風計測装置を示す構成図である。
図1に示す風計測装置は、スペクトル算出部1、積分処理部2、ドップラ情報算出部3、アンテナ制御部4、動揺検出部5、計測点算出部6、距離差算出部7、計測点選択部8、風情報算出部9を備えている。
スペクトル算出部1には、大気中に光パルスを放射し、その後、大気中の風と同様の動きをするエアロゾルからの反射波を受信し、所定サンプリング周波数でA/D変換した後の受信信号が入力される。スペクトル算出部1では、受信信号から所定距離分解能に相当する部分を切り出し、それをフーリエ変換(具体的手段としては、FFT(Fast Fourier Transform)処理)することにより、パワースペクトルを算出し、積分処理部2へと出力する。
図18は、風計測装置による風計測の模式図である。同図のように、風計測装置が、例えば、移動するプラットフォームに搭載され、ロール、ピッチ、ヨー、サージ、スウェイ、ヒーブといった動揺を受ける状況を仮定する。なお、ここでは説明を簡素化するため、並進運動については省略している。
図19は、各計測点(レンジビン)を模式的に示したものである。
実施の形態1では、所定計測点に近い計測点のみを用いて風向風速算出処理を行っていたが、所定計測点付近ではなく、所定走査円全体を用いることもでき、このような例を実施の形態2として説明する。
同図において、走査円算出部10は、予め設定した観測諸元に基づいて設定した走査円を算出し、出力する処理部である。交点算出部11は、アンテナ制御部4からの仰角、方位角情報と、動揺検出部5からのプラットフォームの動揺情報と、走査円算出部10からの走査円情報を用いて、実計測点から走査円の接線に対して下ろした垂線と走査円との交点を算出し、出力する処理部である。距離差算出部7aは、交点算出部11からの実計測点及び走査円上の交点の情報を用いて、それらの距離を算出し、出力する処理部である。
図5は、実施の形態2による風計測の模式図であり、(a)はセンサ位置と走査円との関係を示し、(b)は走査円上の計測点の状態を示したものである。なお、説明の簡素化のため、ある1レンジの観測点のみを記載している。同図において、破線の楕円及び円はVADの走査円やDBSの天頂ビーム以外の各ビーム方向に外接する円(走査円)を表し、塗りつぶしもしくは斜線の円は計測して得られた計測点を表す。また、一点鎖線は、有効とみなす計測点の存在範囲の境界である。なお、この範囲は最終的に得られる風向風速の精度を考慮して予め定めたものである。
実施の形態1及び実施の形態2では、それぞれ所定計測点に近い計測点、所定走査円に近い計測点を有効として、風向風速算出演算を行っていたが、各計測点の重心点が走査円の重心(中心)点に近くなるように計測点を選択することもでき、これを実施の形態3として次に説明する。
同図において、走査円中心算出部12は、予め設定した観測諸元に基づいて設定した走査円の中心(重心)点を算出し、出力する処理部である。重心算出部13は、アンテナ制御部4からの仰角、方位角情報と、動揺検出部5からのプラットフォームの動揺情報を用いて、実計測点の重心点を算出し、出力する処理部である。なお、重心点は、計測点の組み合わせ毎に算出する。
図7は、実施の形態3による風計測の模式図であり、(a)はセンサ位置と走査円との関係を示し、(b)は走査円上の計測点と重心点の状態を示したものである。なお、説明の簡素化のため、ある1レンジの観測点のみを記載している。同図において、破線の楕円及び円はVADの走査円やDBSの天頂ビーム以外の各ビーム方向に外接する円(走査円)を表し、塗りつぶしもしくは斜線の円は計測して得られた計測点を表す。また、一点鎖線は、有効とみなす計測点の重心点の存在範囲の境界である。なお、この範囲は最終的に得られる風向風速の精度を考慮して予め定めたものである。
実施の形態3では、各計測点の重心点が走査円の重心(中心)点に近くなるように計測点を選択していたが、各計測点を連ねた多角形の面積が走査円の面積に近くなるように計測点を選択することもでき、これを実施の形態4として次に説明する。
同図において、走査円面積算出部14は、予め設定した観測諸元に基づいて設定した走査円の面積を算出し、出力する処理部である。面積算出部15は、アンテナ制御部4からの仰角、方位角情報と、動揺検出部5からのプラットフォームの動揺情報を用いて、実計測点を連ねた領域の面積を算出し、出力する処理部である。なお、面積は、計測点の組み合わせ毎に算出する。面積差算出部16は、走査円面積算出部からの走査円面積と、面積算出部15からの各計測点の組み合わせ毎の面積を用いて、両者の差を算出し、出力する処理部である。なお、面積差も、計測点の組み合わせの数だけ存在する。
図9は、実施の形態4による風計測の模式図であり、(a)はセンサ位置と走査円との関係を示し、(b)は走査円上の計測点と面積を示したものである。なお、説明の簡素化のため、ある1レンジの観測点のみを記載している。同図において、破線の楕円及び円はVADの走査円やDBSの天頂ビーム以外の各ビーム方向に外接する円(以降、これらをまとめて走査円と称する)を表し、塗りつぶしもしくは斜線の円は計測して得られた計測点を表す。
次に、選択した計測点に対応するドップラ情報をドップラ情報算出部より抽出する。
また、計測点選択部8aでは、面積差が最小となる計測点の組み合わせの他に、選択する計測点数を最大としつつ、面積差が小さい組み合わせとしてもよい。
実施の形態1〜実施の形態4では、(インコヒーレント)積分後の計測点位置を基準に所定計測点との距離や、走査円との距離を考慮していたが、積分前の計測点を基準にすることもでき、これを実施の形態5として次に説明する。
同図において、距離差算出部7cは、アンテナ制御部4からの仰角、方位角情報と、動揺検出部5からのプラットフォームの動揺情報と、計測点算出部6からの計測点情報を用いて、動揺の影響を受けた各計測点と、予め設定した所定計測点との距離差を算出し、出力する処理部である。ただし、実施の形態1では、積分処理を行う間隔と同等か短い時間でビーム走査角情報や、動揺情報や、計測点情報を得ていたが、本実施の形態では、それよりも短い間隔(例えば、1パルス毎)で当該情報を得る点が異なる。
その他の構成は図1に示した実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図11は、実施の形態5による風計測の模式図である。なお、説明の簡素化のため、ある1レンジの観測点のみを記載している。同図において、破線の楕円及び円はVADの走査円やDBSの天頂ビーム以外の各ビーム方向に外接する円(走査円)を表し、黒い点は所定計測点を、その周りの一点鎖線は所定計測点範囲を、塗りつぶしもしくは空白の小円は計測して得られた計測点を表す。
実施の形態5では、所定計測点との距離が近い積分前の計測点を用いて積分処理を行っていたが、重心点が所定計測点に近い積分前の計測点を用いることもでき、これを実施の形態6として次に説明する。
同図において、重心算出部13aは、アンテナ制御部4からの仰角、方位角情報と、動揺検出部5からのプラットフォームの動揺情報を用いて、積分前の実計測点の重心位置を算出し、出力する。距離差算出部7dは、重心算出部13aからの積分前の計測点の重心情報と、計測点算出部6からの計測点情報とから、積分前の計測点の重心位置と本来指向している視線方向の計測点である所定計測点との距離差を算出し、出力する。計測点選択部8cは、距離差算出部7dからの積分前の計測点毎の距離差を用いて、距離差が所定値以内で、かつ、最も小さくなる計測点の組み合わせを選択すると共に、それに対応するパワースペクトルをスペクトル算出部1から抽出し、出力する。
図13は、実施の形態6による風計測の模式図である。なお、説明の簡素化のため、ある1レンジの観測点のみを記載している。同図において、破線の楕円及び円はVADの走査円やDBSの天頂ビーム以外の各ビーム方向に外接する円(走査円)を表し、黒い点は所定計測点を、その周りの一点鎖線は所定計測点範囲を、塗りつぶしの円は積分前の実計測点であり、空白の小円は重心点を示している。
実施の形態6では、所定計測点と重心位置の距離が近い積分前の計測点を用いて積分処理を行っていたが、積分前の計測点から構成した多面体の体積が所定値となる計測点を用いることもでき、これを実施の形態7として次に説明する。
同図において、体積算出部17は、アンテナ制御部4からの仰角、方位角情報と、動揺検出部5からのプラットフォームの動揺情報を用いて、所定範囲内にある積分前の実計測点を頂点とする多面体の体積を算出し、出力する処理部である。計測点選択部8dは、体積算出部17から入力された体積情報を用いて、体積と予め定めた基準体積値との差が所定値以下もしくは最小となる積分前計測点の組み合わせ抽出し、出力する。
図15は、実施の形態7による風計測の模式図である。なお、説明の簡素化のため、ある1レンジの観測点のみを記載している。同図において、破線の楕円及び円はVADの走査円やDBSの天頂ビーム以外の各ビーム方向に外接する円(走査円)を表し、黒い点は所定計測点を、その周りの一点鎖線は所定計測点範囲を、塗りつぶしもしくは斜線の円は計測して得られた実計測点を表す。
実施の形態1、3〜7では、所定計測点を基準として、距離、重心、面積、体積を考慮することで動揺の影響を受けていても適切な方向を指向する計測点を補正処理を行うことなく抽出していたが、実施の形態2と同様に所定走査円を基準とすることもでき、これを実施の形態8として次に説明する。
同図において、交点算出部11aは、アンテナ制御部4からの仰角、方位角情報と、動揺検出部5からのプラットフォームの動揺情報と、走査円算出部10aからの走査円情報を用いて、積分前の各計測点から所定走査円の接線に対して下ろした垂線と所定走査円との交点を算出し、出力する処理部である。距離差算出部7eは、交点算出部11aからの積分前計測点及び交点情報を用いて、両者の距離を算出し、出力する処理部である。計測点選択部8eは、距離差算出部7eから入力された各積分前計測点毎の走査円との距離差を用いて、その値が所定値以内のものを選択し、出力する処理部である。
図17は、実施の形態8による風計測の模式図である。なお、説明の簡素化のため、ある1レンジの観測点のみを記載している。同図において、破線の楕円及び円はVADの走査円やDBSの天頂ビーム以外の各ビーム方向に外接する円(走査円)を表し、その周りの一点鎖線は所定の許容計測点範囲を、空白の小円は計測して得られた計測点のうち、所定計測点内のものを、実線は積分前計測点(ビーム指向方向)の航跡を表す。
Claims (14)
- 空間に電磁波もしくは音波を放射し、目標物で反射されて受信される受信信号のドップラ周波数から得られるドップラ速度に基づいて、遠隔点の風向風速を計測する風計測装置であって、
前記受信信号を周波数変換してパワースペクトルを算出するスペクトル算出部と、
前記パワースペクトルをインコヒーレント積分する積分処理部と、
前記積分後のパワースペクトルから、信号強度とドップラ速度とドップラ速度幅とのうち、少なくとも前記ドップラ速度を含むドップラ情報を推定するドップラ情報算出部と、
所定アンテナ制御諸元に基づいて、前記電磁波もしくは音波を放射するためのアンテナを制御し、ビーム走査するとともに、所定時間間隔でビーム走査角情報を出力するアンテナ制御部と、
前記電磁波もしくは音波を放射する放射手段と前記目標物で反射された信号を受信する受信手段とを保持するプラットフォームの動揺角、角速度、角加速度のうち少なくとも一つを含む動揺情報を検出する動揺検出部と、
所定観測領域を、前記所定アンテナ制御諸元に基づいてアンテナを制御しビーム走査した際に得られる視線方向及び距離情報を含む計測点情報を算出する計測点算出部と、
前記ビーム走査角情報と、前記動揺情報と、前記計測点情報とを用いて、基準となる視線方向の計測点と、実際に指向している視線方向である動揺後視線方向の計測点との距離差を算出する距離差算出部と、
前記距離差が、所定距離差以内となる場合の計測点と、そのドップラ情報を抽出する計測点選択部と、
前記計測点選択部で選択された前記ドップラ情報における前記ドップラ速度と、前記ビーム走査角情報に基づき、前記所定観測領域の風向と風速のうち少なくとも一方を含む風情報を算出する風情報算出部とを備えたことを特徴とする風計測装置。 - 空間に電磁波もしくは音波を放射し、目標物で反射されて受信される受信信号のドップラ周波数から得られるドップラ速度に基づいて、遠隔点の風向風速を計測する風計測装置であって、
前記受信信号を周波数変換してパワースペクトルを算出するスペクトル算出部と、
前記パワースペクトルをインコヒーレント積分する積分処理部と、
前記積分後のパワースペクトルから、信号強度とドップラ速度とドップラ速度幅とのうち、少なくとも前記ドップラ速度を含むドップラ情報を推定するドップラ情報算出部と、
所定アンテナ制御諸元に基づいて、前記電磁波もしくは音波を放射するためのアンテナを制御し、ビーム走査するとともに、所定時間間隔でビーム走査角情報を出力するアンテナ制御部と、
前記電磁波もしくは音波を放射する放射手段と前記目標物で反射された信号を受信する受信手段とを保持するプラットフォームの動揺角、角速度、角加速度のうち少なくとも一つを含む動揺情報を検出する動揺検出部と、
所定観測領域を、前記所定アンテナ制御諸元に基づいてアンテナを制御しビーム走査した際に得られる計測点に外接する円である走査円を走査円情報として算出する走査円算出部と、
前記ビーム走査角情報と、前記動揺情報と、前記走査円情報とを用いて、実際に指向している視線方向所定距離の計測点から前記走査円が存在する走査円平面への垂線と当該走査円平面との交点と前記走査円の中心とを結ぶ直線と、前記走査円との交点を算出する交点算出部と、
前記計測点と前記交点との距離差を算出する距離差算出部と、
前記距離差が、所定距離差以内となる場合の計測点と、そのドップラ情報とを抽出する計測点選択部と、
前記計測点選択部で選択された前記ドップラ情報における前記ドップラ速度と、前記ビーム走査角情報に基づき、前記所定観測領域の風向と風速のうち少なくとも一方を含む風情報を算出する風情報算出部とを備えたことを特徴とする風計測装置。 - 空間に電磁波もしくは音波を放射し、目標物で反射されて受信される受信信号のドップラ周波数から得られるドップラ速度に基づいて、遠隔点の風向風速を計測する風計測装置であって、
前記受信信号を周波数変換してパワースペクトルを算出するスペクトル算出部と、
前記パワースペクトルをインコヒーレント積分する積分処理部と、
前記積分後のパワースペクトルから、信号強度とドップラ速度とドップラ速度幅とのうち、少なくとも前記ドップラ速度を含むドップラ情報を推定するドップラ情報算出部と、
所定アンテナ制御諸元に基づいて、前記電磁波もしくは音波を放射するためのアンテナを制御し、ビーム走査するとともに、所定時間間隔でビーム走査角情報を出力するアンテナ制御部と、
前記電磁波もしくは音波を放射する放射手段と前記目標物で反射された信号を受信する受信手段とを保持するプラットフォームの動揺角、角速度、角加速度のうち少なくとも一つを含む動揺情報を検出する動揺検出部と、
所定観測領域を、前記所定アンテナ制御諸元に基づいてアンテナを制御しビーム走査した際に得られる計測点に外接する円である走査円の中心位置を算出する走査円中心算出部と、
前記ビーム走査角情報と、前記動揺情報とを用いて、実際に指向している視線方向所定距離の計測点の重心位置を算出する重心算出部と、
前記重心位置と前記走査円の中心位置との距離差を算出する距離差算出部と、
前記距離差が所定距離差以内となる場合の計測点と、当該計測点に対応したドップラ情報を抽出する計測点選択部と、
前記計測点選択部で選択された前記ドップラ情報における前記ドップラ速度と、前記ビーム走査角情報に基づき、前記所定観測領域の風向と風速のうち少なくとも一方を含む風情報を算出する風情報算出部とを備えたことを特徴とする風計測装置。 - 空間に電磁波もしくは音波を放射し、目標物で反射されて受信される受信信号のドップラ周波数から得られるドップラ速度に基づいて、遠隔点の風向風速を計測する風計測装置であって、
前記受信信号を周波数変換してパワースペクトルを算出するスペクトル算出部と、
前記パワースペクトルをインコヒーレント積分する積分処理部と、
前記積分後のパワースペクトルから、信号強度とドップラ速度とドップラ速度幅とのうち、少なくとも前記ドップラ速度を含むドップラ情報を推定するドップラ情報算出部と、
所定アンテナ制御諸元に基づいて、前記電磁波もしくは音波を放射するためのアンテナを制御し、ビーム走査するとともに、所定時間間隔でビーム走査角情報を出力するアンテナ制御部と、
前記電磁波もしくは音波を放射する放射手段と前記目標物で反射された信号を受信する受信手段とを保持するプラットフォームの動揺角、角速度、角加速度のうち少なくとも一つを含む動揺情報を検出する動揺検出部と、
所定観測領域を、前記所定アンテナ制御諸元に基づいてアンテナを制御しビーム走査した際に得られる計測点に外接する円である走査円の面積を算出する走査円面積算出部と、
前記ビーム走査角情報と、前記動揺情報とを用いて、実際に指向している視線方向所定距離の計測点を頂点とする多角形もしくは頂点に外接する円の面積を算出する面積算出部と、
前記面積算出部で算出された面積値と前記走査円の面積値との面積差を算出する面積差算出部と、
前記面積差が、所定値以内となる場合の計測点と、当該計測点に対応したドップラ情報を抽出する計測点選択部と、
前記計測点選択部で選択された前記ドップラ情報における前記ドップラ速度と、前記ビーム走査角情報に基づき、前記所定観測領域の風向と風速のうち少なくとも一方を含む風情報を算出する風情報算出部とを備えたことを特徴とする風計測装置。 - 空間に電磁波もしくは音波を放射し、目標物で反射されて受信される受信信号のドップラ周波数から得られるドップラ速度に基づいて、遠隔点の風向風速を計測する風計測装置であって、
前記受信信号を周波数変換してパワースペクトルを算出するスペクトル算出部と、
所定アンテナ制御諸元に基づいて、前記電磁波もしくは音波を放射するためのアンテナを制御し、ビーム走査するとともに、所定時間間隔でビーム走査角情報を出力するアンテナ制御部と、
前記電磁波もしくは音波を放射する放射手段と前記目標物で反射された信号を受信する受信手段とを保持するプラットフォームの動揺角、角速度、角加速度のうち少なくとも一つを含む動揺情報を検出する動揺検出部と、
所定観測領域を、前記所定アンテナ制御諸元に基づいてアンテナを制御しビーム走査した際に得られる視線方向及び距離情報を含む計測点情報を算出する計測点算出部と、
前記ビーム走査角情報と、前記動揺情報と、前記計測点情報とを用いて、基準となる視線方向の計測点と、実際に指向している視線方向である動揺後視線方向の計測点との距離差を算出する距離差算出部と、
前記距離差が、所定距離差以内となる場合の計測点と、当該計測点のパワースペクトルを抽出する計測点選択部と、
前記選択された計測点のパワースペクトルをインコヒーレント積分する積分処理部と、
前記積分後のパワースペクトルから、信号強度とドップラ速度とドップラ速度幅とのうち、少なくとも前記ドップラ速度を含むドップラ情報を推定するドップラ情報算出部と、
前記ドップラ情報算出部で算出された前記ドップラ速度と、前記ビーム走査角情報に基づき、前記所定観測領域の風向と風速のうち少なくとも一方を含む風情報を算出する風情報算出部とを備えたことを特徴とする風計測装置。 - 空間に電磁波もしくは音波を放射し、目標物で反射されて受信される受信信号のドップラ周波数から得られるドップラ速度に基づいて、遠隔点の風向風速を計測する風計測装置であって、
前記受信信号を周波数変換してパワースペクトルを算出するスペクトル算出部と、
所定アンテナ制御諸元に基づいて、前記電磁波もしくは音波を放射するためのアンテナを制御し、ビーム走査するとともに、所定時間間隔でビーム走査角情報を出力するアンテナ制御部と、
前記電磁波もしくは音波を放射する放射手段と前記目標物で反射された信号を受信する受信手段とを保持するプラットフォームの動揺角、角速度、角加速度のうち少なくとも一つを含む動揺情報を検出する動揺検出部と、
前記ビーム走査角情報と、前記動揺情報とを用いて、実際に指向している視線方向所定距離の計測点の重心位置を算出する重心算出部と、
前記重心位置と、基準となる視線方向の計測点との距離差を算出する距離差算出部と、
前記距離差が所定の範囲内である計測点を選択し、当該計測点のパワースペクトルを抽出する計測点選択部と、
前記選択された計測点のパワースペクトルを用いて積分処理を行う積分処理部と、
前記積分後のパワースペクトルを用いてドップラ情報を算出するドップラ情報算出部と、
前記ドップラ情報算出部で算出されたドップラ情報と、前記ビーム走査角情報に基づき、前記所定観測領域の風向と風速のうち少なくとも一方を含む風情報を算出する風情報算出部とを備えたことを特徴とする風計測装置。 - 空間に電磁波もしくは音波を放射し、目標物で反射されて受信される受信信号のドップラ周波数から得られるドップラ速度に基づいて、遠隔点の風向風速を計測する風計測装置であって、
前記受信信号を周波数変換してパワースペクトルを算出するスペクトル算出部と、
所定アンテナ制御諸元に基づいて、前記電磁波もしくは音波を放射するためのアンテナを制御し、ビーム走査するとともに、所定時間間隔でビーム走査角情報を出力するアンテナ制御部と、
前記電磁波もしくは音波を放射する放射手段と前記目標物で反射された信号を受信する受信手段とを保持するプラットフォームの動揺角、角速度、角加速度のうち少なくとも一つを含む動揺情報を検出する動揺検出部と、
所定観測領域を、前記所定アンテナ制御諸元に基づいてアンテナを制御しビーム走査した際に得られる視線方向及び距離情報等の計測点情報を算出する計測点算出部と、
前記ビーム走査角情報と、前記動揺情報と、前記計測点情報を用いて、実際に指向している視線方向所定距離の計測点を頂点とする多面体の体積を算出する体積算出部と、
前記体積値と予め定めた基準体積値との差が所定値以下となる計測点を選択する計測点選択部と、
前記選択された計測点のパワースペクトルを用いて積分処理を行う積分処理部と、
前記積分後パワースペクトルを用いてドップラ情報を算出するドップラ情報算出部と、
前記ドップラ情報と、前記ビーム走査角情報に基づき、前記所定観測領域の風向と風速のうち少なくとも一方を含む風情報を算出する風情報算出部とを備えたことを特徴とする風計測装置。 - 空間に電磁波もしくは音波を放射し、目標物で反射されて受信される受信信号のドップラ周波数から得られるドップラ速度に基づいて、遠隔点の風向風速を計測する風計測装置であって、
前記受信信号を周波数変換してパワースペクトルを算出するスペクトル算出部と、
所定アンテナ制御諸元に基づいて、前記電磁波もしくは音波を放射するためのアンテナを制御し、ビーム走査するとともに、所定時間間隔でビーム走査角情報を出力するアンテナ制御部と、
前記電磁波もしくは音波を放射する放射手段と前記目標物で反射された信号を受信する受信手段とを保持するプラットフォームの動揺角、角速度、角加速度のうち少なくとも一つを含む動揺情報を検出する動揺検出部と、
所定観測領域を、前記所定アンテナ制御諸元に基づいてアンテナを制御しビーム走査した際に得られる計測点に外接する円である走査円を走査円として算出する走査円算出部と、
前記ビーム走査角情報と、前記動揺情報と、前記走査円情報とを用いて、実際に指向している視線方向所定距離の計測点から前記走査円が存在する走査円平面への垂線と当該走査円平面との交点と前記走査円の中心とを結ぶ直線と、前記走査円との交点を算出する交点算出部と、
前記交点と、前記計測点との距離差を算出する距離差算出部と、
前記距離差算出部で算出された距離差が、所定距離差以内となる場合の計測点を選択する計測点選択部と、
前記選択された計測点のパワースペクトルを用いて積分処理を行う積分処理部と、
前記積分後パワースペクトルを用いてドップラ情報を算出するドップラ情報算出部と、
前記ドップラ情報と、前記ビーム走査角情報に基づき、前記所定観測領域の風向と風速のうち少なくとも一方を含む風情報を算出する風情報算出部とを備えたことを特徴とする風計測装置。 - 前記距離差算出部が距離差を算出するための基となる実際に指向している視線方向の計測点の点数が所定値を満足しない場合、前記風情報算出部における処理を中止することを特徴とすることを特徴とする請求項1から請求項3、請求項5、請求項6、請求項8のうちのいずれか1項記載の風計測装置。
- 前記面積差算出部が面積差を算出するための基となる実際に指向している視線方向の計測点の点数が所定値を満足しない場合、前記風情報算出部における処理を中止することを特徴とすることを特徴とする請求項4記載の風計測装置。
- 前記体積算出部が体積を算出するための基となる実際に指向している視線方向の計測点の点数が所定値を満足しない場合、前記風情報算出部における処理を中止することを特徴とすることを特徴とする請求項7記載の風計測装置。
- 前記距離差算出部が距離差を算出するための基となる実際に指向している視線方向の計測点の点数が所定値を満足しない場合、当該所定値を満たすまで前記計測点の蓄積を行うことを特徴とする請求項1から請求項3、請求項5、請求項6、請求項8のうちのいずれか1項記載の風計測装置。
- 前記面積差算出部が面積差を算出するための基となる実際に指向している視線方向の計測点の点数が所定値を満足しない場合、当該所定値を満たすまで前記計測点の蓄積を行うことを特徴とする請求項4記載の風計測装置。
- 前記体積算出部が体積を算出するための基となる実際に指向している視線方向の計測点の点数が所定値を満足しない場合、当該所定値を満たすまで前記計測点の蓄積を行うことを特徴とする請求項7記載の風計測装置。
Priority Applications (1)
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