JP5874673B2 - 加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法および加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置 - Google Patents

加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法および加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置 Download PDF

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Description

本発明は、スラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を作成する加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法および加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置に関する。
一般に、加熱炉から抽出されたスラブの圧延加工処理は、圧延機で所望の板厚まで圧延する処理と、圧延処理の途中に水冷設備または所定の待機スペースで指示された温度までスラブを冷却する処理とに大別される。スラブの圧延処理の途中に冷却処理が必要な場合、冷却処理の間には圧延機が使用されずアイドル状態になるため、冷却時間を含めた総圧延時間が長くなり、圧延効率は低下する。そこで、先行材の冷却処理中に後行材の冷却処理前の圧延処理を行うこと(以下、タンデム圧延と称す)と、冷却処理中の先行材を搬送ラインから待機スペースに退避させて冷却処理が不要な後行材の圧延処理を行うこと(以下、追越圧延と称す)とを併用して、圧延機のアイドル状態を減少させて全体の圧延効率を向上させている。
また、冷却時間は水冷処理と空冷処理とで異なるため、タンデム圧延と追越圧延とを併用する場合には、先行材の冷却処理の際には水冷処理と空冷処理とを組み合わせて冷却時間を調整して、さらに全体の圧延効率を向上させている。例えば、先行材の水冷処理による冷却時間が後行材の冷却処理前の圧延時間より短い場合にも、水冷処理による冷却時間の他に空冷処理による冷却時間を設けるなどして先行材の冷却時間を調整することによってタンデム圧延を行っている。なお、特許文献1〜4には、圧延機などの設備の制約条件を定式化して、全スラブの総圧延時間を最小とするように各スラブのパススケジュールを最適化する技術が記載されている。
特開2003−305508号公報 特開2010−228003号公報 特開2010−284695号公報 特許第4935489号公報
上記のように冷却時間を調整しつつタンデム圧延および追越圧延を考慮してスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画(加熱炉抽出順・圧延順計画)を作成する際には、各スラブの材質や幅や厚さなどに応じた圧延処理に関する多数の制約条件を考慮する必要があり、極めて複雑であるため、従来、作業者の経験や勘に頼らざるを得なかった。そのため、計画の作成に多大な時間を要し、作業者の労力負担が大きかった。加えて、作業者により計画の内容にばらつきが生じ、常に最適な計画が作成されるとは言い難かった。
一方、特許文献1に記載の技術では、空冷処理による冷却処理と水冷処理による冷却処理とを組み合わせて冷却時間を調整することにより、タンデム圧延を考慮した計画が作成されるものの、追越圧延を考慮した計画を作成することはできない。また、特許文献2〜4に記載の技術では、タンデム圧延と追越圧延とを考慮した計画が作成されるものの、空冷処理による冷却処理と水冷処理による冷却処理との組み合わせによる冷却時間の調整は行われていない。そのため、特許文献1〜4のいずれに記載の技術によっても、最適な計画が作成されるとは言い難い。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、冷却時間を調整しつつ先行材の冷却処理中における後行材の圧延処理を考慮したスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を作成可能な加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法および加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法は、圧延処理及び冷却処理に関するデータを含む処理対象のスラブのデータを用いて、冷却処理開始板厚までの圧延時間、スラブを水冷処理のみで冷却した場合の冷却終了時温度の目標値及び下限値までの冷却時間、スラブを空冷処理のみで冷却した場合の冷却終了時温度の目標値及び下限値までの冷却時間、および目標板厚までの圧延時間に関するデータを含む計画策定用データを処理対象のスラブ毎に算出するデータ算出ステップと、前記データ算出ステップで算出された計画策定用データを用いて、圧延処理の途中に冷却処理を行う必要がある先行材の冷却処理を行っている間に後行材の圧延処理を行うための操業上の制約条件を設定する制約条件設定ステップと、前記データ算出ステップで算出された計画策定用データを用いて、前記制約条件設定ステップで設定された制約条件を充足しつつ、スラブの冷却終了時温度が下限値と目標値との間で総圧延時間が最短になるように、処理対象のスラブの冷却時間と加熱炉からの抽出順及び圧延順とを最適化することによって、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順及び圧延順の計画を作成する計画作成ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置は、圧延処理及び冷却処理に関するデータを含む処理対象のスラブのデータを用いて、冷却処理開始板厚までの圧延時間、スラブを水冷処理のみで冷却した場合の冷却終了時温度の目標値及び下限値までの冷却時間、スラブを空冷処理のみで冷却した場合の冷却終了時温度の目標値及び下限値までの冷却時間、および目標板厚までの圧延時間に関するデータを含む計画策定用データを処理対象のスラブ毎に算出するデータ算出手段と、前記データ算出手段により算出された計画策定用データを用いて、圧延処理の途中に冷却処理を行う必要がある先行材の冷却処理を行っている間に後行材の圧延処理を行うための操業上の制約条件を設定する制約条件設定手段と、前記データ算出手段により算出された計画策定用データを用いて、前記制約条件設定ステップで設定された制約条件を充足しつつ、スラブの冷却終了時温度が下限値と目標値との間で総圧延時間が最短になるように、処理対象のスラブの冷却時間と加熱炉からの抽出順及び圧延順とを最適化することによって、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順及び圧延順の計画を作成する計画作成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、冷却時間を調整しつつ先行材の冷却処理中における後行材の圧延処理を考慮したスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を作成することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理が適用される鉄鋼製品の圧延ラインの一例を説明するための図である。 図2は、図1の圧延ラインにおける1枚のスラブの処理概要を示す模式図である。 図3は、タンデム圧延の処理概要を示す模式図である。 図4は、タンデム圧延を実施しない場合の処理概要を示す模式図である。 図5は、追越圧延の処理概要を示す模式図である。 図6は、タンデム圧延と追越圧延とを併用する場合の処理概要を示す模式図である。 図7は、本実施の形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置の概略構成を示す模式図である。 図8は、スラブデータのデータ構成例を示す図である。 図9は、本実施の形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理手順を示すフローチャートである。 図10は、計画策定用データを例示する図である。 図11は、制約条件の設定方法を説明するための説明図である。 図12は、3枚のスラブでの連続したタンデム圧延の処理概要を示す模式図である。 図13は、追越圧延の処理概要を示す模式図である。 図14は、タンデム圧延と追越圧延とを併用する場合の処理概要を示す模式図である。 図15は、本実施の形態により作成されたスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を例示する図である。 図16は、冷却時間の調整と追越圧延とを考慮せずタンデム圧延のみを考慮して作成されたスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[圧延ラインの構成]
まず、図1および図2を参照して本実施の形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置が対象とする処理の流れについて説明する。図1は、本実施形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理が適用される圧延ラインの構成を模式的に示した概略図である。また、図2は、圧延処理の途中に冷却処理が必要なスラブについての圧延ラインでの処理の内容と時間とを模式的に示すガントチャートである。図1および図2に示すように、スラブは、複数の抽出口を有する加熱炉101から1枚ずつ抽出され、搬送ライン102を経由して圧延機103に搬送されて目標の板厚まで圧延される。圧延処理の途中に冷却処理が必要なスラブは、圧延機103で冷却処理開始に必要な板厚になるまで圧延され(圧延時間T)、搬送ライン102を経由して冷却装置104または追越設備105に搬送されて目標の温度になるまで冷却され(冷却時間T)、その後、再び圧延機103に戻されて目標の板厚になるまで圧延される(圧延時間T)。なお、追越設備105は、圧延機103の上流でスラブを搬送ライン102から持ち上げて次の圧延処理まで待機させる。この追越設備105に搬送されたスラブは、空冷処理により冷却される。なお、一般に、空冷処理による冷却処理は水冷処理による冷却処理より目標温度までの冷却処理に長時間を要する。また、本実施の形態では簡略のため、スラブの冷却処理回数は1回以下、圧延処理回数は2回以下としている。
[圧延処理パターン]
次に、図3〜6を参照して、圧延ラインにおける複数のスラブの圧延処理パターンについて説明する。まず、図3を参照して本実施の形態のタンデム圧延について説明する。図3は、圧延処理の途中に冷却処理が必要な2枚のスラブA,Bについて、先行材Aの冷却時間に後行材Bの1回目の圧延処理を行うタンデム圧延の処理の概要を示すガントチャートである。図3に示すように、タンデム圧延では、先行材Aが冷却装置104で空冷処理または水冷処理により冷却される(冷却時間TA2)間に、後行材Bが冷却処理開始に必要な板厚になるまで圧延される(圧延時間TB1)。次に、後行材Bは先行材の圧延処理の完了を待機するために追越設備105などの圧延機103の上流に搬送され、空冷処理により冷却される(冷却時間TB2−1)。そして、先行材Aの目標板厚になるまでの圧延処理(圧延時間TA3)が完了すると、後行材Bは冷却装置104に搬送され、目標の温度になるまで空冷処理または水冷処理により冷却される(冷却時間TB2−2)。このようなタンデム圧延により、圧延機103では、先行材Aについての圧延時間TA1と圧延時間TA3との間に後行材Bについての圧延処理(圧延時間TB1)が実施されるため、先行材Aだけの圧延処理では圧延機103がアイドル状態となる時間TA2を有効に活用できる。また、タンデム圧延により、2枚のスラブの圧延処理に必要な総圧延時間(冷却時間を含む)は、(TA1+TA2+TA3)+(TB2−2+TB3)となり、図4に示すタンデム圧延を実施しない場合の総圧延時間(TA1+TA2+TA3)+(TB1+TB2+TB3)より短縮される。
また、図5を参照して本実施の形態の追越圧延について説明する。図5は、圧延処理の途中に冷却処理が必要な先行材Aの冷却時間に、冷却処理が不要な後行材B,Cの圧延処理を行う追越圧延の処理の概要を示すガントチャートである。図5に示すように、追越圧延では、先行材Aが追越設備105により搬送ライン102から持ち上げられ空冷処理により冷却される(冷却時間TA2)間に、後行材B,Cが圧延される(圧延時間T,T)。このような追越圧延により、3枚のスラブの冷却時間を含む圧延処理にかかる総圧延時間は、(TA1+TA2+TA3)となる。なお、追越圧延を行う場合には、先行材Aの冷却処理は追越設備105における空冷処理となるため、冷却装置104における水冷処理より長時間を要する。したがって、追越圧延による総圧延時間(TA1+TA2+TA3)が、追越圧延を行わず先行材Aを冷却装置で水冷処理により冷却する場合の3枚のスラブの総圧延時間(TA1+TA2+TA3)+(T+T)より短縮される場合にのみ、追越圧延を行うものとする。
また、図6を参照して本実施の形態のタンデム圧延と追越圧延との併用について説明する。図6は、圧延処理の途中に冷却処理が必要な先行材Aの冷却時間に、冷却処理が不要な後行材B,Cの圧延処理を行う追越圧延と、圧延処理の途中に冷却処理が必要な後行材Dの圧延処理を行うタンデム圧延とを併用した場合の処理の概要を示すガントチャートである。図6に示すように、先行材Aの冷却処理について、冷却処理が不要な後行材B,Cの圧延処理が完了するまでは、追越設備105における空冷処理とし(冷却時間TA2−1)、その後、冷却装置104における空冷処理または水冷処理とする(冷却時間TA2−2)。そして、先行材Aの冷却装置104における冷却時間(冷却時間TA2−2)の間に、後行材Dが冷却処理が必要な板厚になるまで圧延される(圧延時間TD1)。次に、後行材Dは追越設備105などの圧延機103の上流に搬送され、空冷処理により冷却される(冷却時間TD2−1)。そして、先行材Aの目標の板厚になるまでの圧延処理(圧延時間TA3)が完了すると、後行材Dは冷却装置104に搬送され、目標の温度になるまで空冷処理または水冷処理により冷却される(冷却時間TD2−2)。
[加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置の構成]
次に、図7を参照して、本実施の形態による加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1の概略構成について説明する。図7に示すように、本発明の一実施形態である加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1は、入力部11と、出力部12と、記憶部13と、各構成部を制御する制御部14とを備える。
入力部11は、電源スイッチおよび入力キーなどの入力デバイスを用いて実現され、操作者による入力操作に対応して、制御部14に対して加熱炉抽出順・圧延順計画作成などの各種指示情報を入力する。出力部12は、液晶ディスプレイなどの表示装置、プリンターなどの印刷装置、情報通信装置などによって実現される。出力部12は、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1によって作成されたスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を出力する。
記憶部13は、更新記憶可能なフラッシュメモリ等のROMやRAMといった各種ICメモリ、内蔵あるいはデータ通信端子で接続されたハードディスク、CD−ROMなどの情報記憶媒体およびその読取装置等によって実現される。記憶部13には、加熱炉抽出順・圧延順計画装置1を動作させる処理プログラムや、処理プログラムの実行中に使用されるデータなどが予め記憶され、あるいは処理の都度一時的に記憶される。なお、記憶部13は、LANやインターネットなどの電気通信回線を介して制御部14と通信する構成としてもよい。
制御部14は、処理プログラムを実行するCPU等を用いて実現され、前述した加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1の各構成部を制御する。また、制御部14は、データ読込部141と、演算部142と、最適計画作成部143とを有し、後述する加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理を実行する。
本実施の形態において、後述する加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理の開始に先立って、あるいは加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理の開始時に、操作者の操作入力により、あるいは操業データベースなどの外部のデータベースからダウンロードすることにより、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1に入力部11を介して加熱炉抽出順・圧延順計画の対象の全スラブデータが入力され、記憶部13に記憶される。図8はスラブデータのデータ構成例を示す図である。図8に示すように、スラブデータは、スラブの識別情報であるスラブIDに対応づけられて、鋼種と、スラブ寸法(スラブ板厚、スラブ板長、スラブ板幅)と、目標寸法(目標板長、目標板厚、目標板幅)と、スラブ温度と、冷却速度(水冷冷却速度、空冷冷却速度)と、冷却開始時寸法(冷却開始時板厚、冷却開始時板長)と、冷却開始時温度と、冷却温度目標値と、冷却温度下限値とを含んで構成される。
鋼種は、スラブの成分を意味する。スラブ寸法は、圧延処理開始時のスラブの寸法(板厚、板長、板幅)を意味する。目標寸法は、圧延処理終了時のスラブの寸法(板厚、板長、板幅)の目標値を意味する。スラブ温度は、加熱炉から抽出されたスラブの温度を意味する。冷却速度は、スラブの冷却処理にかかる時間を算出するための冷却能力を意味する。水冷冷却速度は冷却装置104の水冷処理による冷却速度を意味し、空冷冷却速度は追越設備105や圧延機103上流の待機スペースや冷却装置104上に放置されたスラブの空冷処理による冷却速度を意味する。冷却開始時寸法は、1回目の圧延処理が終了した後、冷却処理を開始する際のスラブの寸法(板厚、板長)を意味する。冷却開始時温度は、1回目の圧延処理終了後、冷却処理開始時のスラブの温度を意味する。冷却温度目標値は、スラブの冷却処理終了時温度の目標値を意味し、冷却温度下限値は、スラブの冷却処理終了時温度のとり得る範囲の下限値を意味する。
[加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理]
次に、図9のフローチャートを参照して、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1による加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理手順について説明する。図9のフローチャートは、例えば、操作者により加熱炉抽出順・圧延順計画作成の指示入力があったタイミングで開始となり、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、データ読込部141が、加熱炉抽出順・圧延順計画の対象のスラブデータを記憶部13から抽出する。これにより、ステップS1の処理は完了し、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理は、ステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、演算部142が、ステップS1の処理で抽出されたスラブデータと、圧延処理に関するデータとに基づいて、加熱炉抽出順・圧延順計画を作成する際に使用する計画策定用データを算出する。これにより、ステップS2の処理は完了し、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理は、ステップS3の処理に進む。
図10は、計画策定用データを例示する図である。図10に例示するように、計画策定用データは、1回目圧延時間と、冷却温度目標値までの水冷時冷却時間と、冷却温度目標値までの空冷時冷却時間と、冷却温度下限値までの水冷時冷却時間と、冷却温度下限値までの空冷時冷却時間と、2回目圧延時間と、追越設備使用可否サインと、タンデム圧延可否サインと、追越圧延可否サインとを含む。
1回目圧延時間は、1回目の圧延処理に必要な時間を意味する。すなわち、冷却処理が不要なスラブについての目標板厚までの圧延処理に必要な時間、または冷却処理が必要なスラブについての冷却処理開始に必要な冷却開始板厚までの圧延処理に要する時間を意味する。2回目圧延時間は、冷却処理が必要なスラブについての冷却処理後の目標板厚までの2回目の圧延処理に必要な時間を意味し、冷却処理が不要で必要な圧延処理が1回のスラブについては0が設定される。演算部142は、圧延処理に関するデータに基づいて、1回目圧延時間、2回目圧延時間を設定する。なお、1回目圧延時間や2回目圧延時間などの圧延処理に関するデータは、別途算出され記憶部13に格納され、データ読込部141が、ステップS1の処理の際などに併せて抽出する。
追越設備使用不可サインは、追越設備105の使用の可否を示し、例えば、追越設備使用可の場合に該当フラグ(○)が設定される。追越設備使用可は、スラブ寸法が追越設備105を使用できる所定の範囲内であることや、追越設備105へのスラブ移動時間などを考慮できる所定時間以上の空冷時冷却時間が設定されることなどの条件を満たすスラブに設定される。タンデム圧延可否サインは、タンデム圧延の可否を示し、例えば、タンデム圧延可の場合にフラグ(○)が設定される。タンデム圧延可(タンデム圧延可能材)は、所定の板厚以上の冷え難いスラブであることや、複数回(本実施の形態では2回)の圧延処理の間に冷却処理を必要とすることなどの条件を満たすスラブについて設定される。なお、先行材、後行材の双方がタンデム圧延可の場合にのみ、タンデム圧延を行うことができる。追越圧延可否サインは、追越圧延の可否を示し、例えば、追越圧延可の場合に該当フラグ(○)が設定される。追越圧延可は、冷え過ぎなどのトラブルを起こし難いスラブや、確実に短時間で圧延できるスラブなどに設定される。演算部142は、スラブデータに基づいて、追越設備使用可否サインと、タンデム圧延可否サインと、追越圧延可否サインとを設定する。
冷却温度目標値までの水冷時冷却時間は、スラブを水冷設備で水冷処理により冷却する場合に、スラブが冷却開始時温度から冷却温度目標値になるまでにかかる時間を意味し、一般に、冷却時間のとり得る範囲の最短時間となる。冷却温度目標値までの空冷時冷却時間は、スラブを空冷処理により冷却する場合に、スラブが冷却開始時温度から冷却温度目標値になるまでにかかる時間を意味する。冷却温度下限値までの水冷時冷却時間は、スラブを水冷設備で水冷処理により冷却する場合に、スラブが冷却開始時温度から冷却温度下限値になるまでにかかる時間を意味する。冷却温度下限値までの空冷時冷却時間は、スラブを空冷処理により冷却する場合に、スラブが冷却開始時温度から冷却温度下限値になるまでにかかる時間を意味し、一般に、冷却時間のとり得る範囲の最長時間となる。演算部142は、スラブデータに基づいて、冷却温度目標値までの水冷時冷却時間と、冷却温度目標値までの空冷時冷却時間と、冷却温度下限値までの水冷時冷却時間と、冷却温度下限値までの空冷時冷却時間とを算出し、計画策定用データに設定する。
ステップS3の処理では、演算部142が、加熱炉抽出順・圧延順計画を作成する際に適用される操業上の制約条件を設定する。操業上の制約条件の設定方法については、後述する。これにより、ステップS3の処理は完了し、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理は、ステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、最適計画作成部143が、ステップS1の処理で抽出されたスラブデータを対象として、スラブの総圧延時間を最短にするように加熱炉抽出順・圧延順の最適化を行って、加熱炉抽出順・圧延順計画を作成する。ここでは、最適計画作成部143は、周知の分枝限定法や制約プログラミングなどを適用し、ステップS2の処理で算出された計画策定用データに基づいて、スラブの冷却終了時温度が下限値から目標値までの範囲で、ステップS3の処理で設定された操業上の制約条件を満たして総圧延時間が最短になるように、冷却時間の調整しつつ加熱炉抽出順・圧延順を決定する。これにより、ステップS4の処理は完了し、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理は、ステップS5の処理に進む。
ステップS5の処理では、制御部14は、作成された加熱炉抽出順・圧延順計画を出力部12に出力する。これにより、ステップS5の処理は完了し、一連の加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理は終了する。
[制約条件設定]
次に、ステップS3の処理における操業上の制約条件の設定方法について説明する。図11は、スラブの圧延処理パターン毎の処理概要を示す模式図である。図11に示すように、冷却処理が不要なスラブ(AR材)の圧延時間をTとする。また、先行材および圧延処理が必要な後行材の1回目の圧延時間をTA1とし、2回目の圧延時間をTA2とし、冷却装置104での冷却時間をtとし、追越装置105などの圧延機103の上流での冷却時間をtとし、とくに追越設備105での冷却時間をtとする。
その場合、先行材についての冷却装置104での冷却時間tは、次式(1)に示すように、冷却温度目標値までの水冷時冷却時間Twg以上、冷却温度下限値までの空冷時冷却時間Tal以下の値をとる。
Figure 0005874673
また、後行材の圧延機103の上流での冷却時間tは、次式(2)に示すように、0以上かつ冷却温度下限値までの空冷時冷却時間Tal以下の値をとる。また、後行材の冷却装置104での冷却時間tは、次式(3)に示すように、0以上、冷却温度下限値までの空冷時冷却時間Tal以下の値をとる。
Figure 0005874673
Figure 0005874673
さらに、後行材の圧延機103の上流での冷却時間tと、後行材の冷却装置104での冷却時間tとの間には、冷却温度目標値までの空冷時冷却時間Tagと冷却温度目標値までの水冷時冷却時間Twgと冷却温度下限値までの空冷時冷却時間Talとを用いて、次式(4)に示す関係が成立する。
Figure 0005874673
また、追越設備105を使用する先行材について、追越設備105での冷却時間tは、次式(5)に示すように、0以上、冷却温度下限値までの空冷時冷却時間Tal以下の値をとる。また、冷却装置104での冷却時間tは、上記式(3)に示すように、0以上、冷却温度下限値までの空冷時冷却時間Tal以下の値をとる。
Figure 0005874673
さらに、追越設備105での冷却時間tと、冷却装置104での冷却時間tとの間には、冷却温度目標値までの空冷時冷却時間Tagと冷却温度目標値までの水冷時冷却時間Twgと冷却温度下限値までの空冷時冷却時間Talとを用いて、次式(6)に示す関係が成立する。
Figure 0005874673
次に、タンデム圧延に関する制約条件について説明する。図12は、スラブa,b,cについて連続してタンデム圧延を行う場合の処理概要を示すガントチャートである。図12に示すように、スラブa,b,cについて、タンデム圧延可否サインがタンデム圧延可である場合に、次式(7)〜(10)が成立する。言い換えれば、スラブa,b,cについて、タンデム圧延可否サインがタンデム圧延可であること、および次式(7)〜(10)を満たすことが、タンデム圧延を行うための制約条件となる。
具体的には、次式(7)に示すように、スラブaの冷却装置104での冷却時間taMがスラブbの1回目圧延時間TbA1以上である。
Figure 0005874673
また、次式(8)に示すように、スラブbの圧延機103の上流での冷却時間tbUがスラブaの2回目圧延時間TaA2以上である。
Figure 0005874673
また、次式(9)に示すように、スラブbの冷却装置104での冷却時間tbMがスラブcの1回目圧延時間TcA1以上である。
Figure 0005874673
さらに、次式(10)に示すように、スラブcの圧延機103の上流での冷却時間tcUがスラブbの2回目圧延時間TbA2が以上である。
Figure 0005874673
次に、追越圧延に関する制約条件について説明する。図13は、スラブaに対するAR材であるスラブb,cの追越圧延の処理概要を示すガントチャートである。図13に示すように、スラブb,cの追越圧延を行うためには、スラブaの追越設備使用可否サインが追越設備使用可、かつ、スラブb,cの追越圧延可否サインが追越圧延可であって、スラブaの追越設備105での冷却時間taLがスラブb,cの圧延時間TbA,TcAの合計時間以上であること、すなわち、次式(11)を満たすことが必要である。
Figure 0005874673
次に、追越圧延とタンデム圧延の併用に関する制約条件について説明する。図14は、スラブaに対して、AR材であるスラブb,cの追越圧延とスラブdのタンデム圧延とを併用して行う場合の処理概要を示すガントチャートである。図14に示すように、スラブaに対してスラブb,cの追越圧延を行うためには、スラブaの追越設備使用可否サインが追越設備使用可、かつ、スラブb,cの追越圧延可否サインが追越圧延可であって、次式(12)に示すように、スラブaの追越設備105での冷却時間taLがスラブb,cの圧延時間TbA,TcAの合計時間以上であることが必要である。
Figure 0005874673
また、スラブb,cの追越圧延に続いてスラブaに対するスラブdのタンデム圧延を行うためには、スラブa,dのタンデム圧延可否サインがタンデム圧延可であって、次式(13)および(14)に示すように、スラブaの冷却装置104での冷却時間taMがスラブdの1回目圧延時間TdA1以上であり、かつ、スラブdの圧延機103の上流での冷却時間tdUがスラブaの2回目圧延時間TaA2以上であることが必要である。
Figure 0005874673
Figure 0005874673
以上のように、ステップS3の処理で、演算部142が上記式(1)〜(14)を制約条件として設定する。上記説明からわかるように、これらの制約条件には冷却時間が可変値として含まれる。したがって、制約条件を満たして加熱炉抽出順・圧延順を最適化する場合に、冷却時間の調整と加熱炉抽出順・圧延順の決定とが同時に行われる。
以上、説明したように、本実施の形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法および加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置によれば、スラブの冷却終了時温度が下限値から目標値までの範囲に収まるように冷却時間を調整しつつ先行材の冷却処理中における後行材の圧延処理を考慮して、総圧延時間が最短になるように最適化された加熱炉抽出順・圧延順計画を作成することができる。例えば、先行材の水冷処理による冷却時間が後行材の1回目の圧延時間や冷却処理が不要な後行材の圧延時間より短い場合にも、先行材の冷却時間を調整することにより、その間に後行材の1回目の圧延処理を行うタンデム圧延や冷却処理が不要な後行材の追越圧延を行うことが可能となり、総圧延時間を短縮できる。
[実施例]
図10に示した8枚のスラブについての計画策定用データを用い、上記実施の形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理を行ったところ、図15に示す加熱炉抽出順・圧延順計画が作成された。この場合の総圧延時間は1094秒であった。一方、冷却時間の調整と追越圧延とを考慮せず、タンデム圧延のみを考慮して加熱炉抽出順・圧延順計画を作成したところ、図16に示す加熱炉抽出順・圧延順計画が作成された。この場合の総圧延時間は1232秒であった。このように、上記実施の形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理では、冷却時間を調整しつつタンデム圧延と追越圧延との併用を考慮したことにより、圧延機103のアイドル状態の時間が短縮され、総圧延時間が138秒短縮された。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置
11 入力部
12 出力部
13 記憶部
14 制御部
141 データ読込部
142 演算部
143 最適計画作成部
101 加熱炉
102 搬送ライン
103 圧延機
104 冷却装置
105 追越設備

Claims (2)

  1. 圧延処理及び冷却処理に関するデータを含む処理対象のスラブのデータを用いて、冷却処理開始板厚までの圧延時間、スラブを水冷処理のみで冷却した場合の冷却終了時温度の目標値及び下限値までの冷却時間、スラブを空冷処理のみで冷却した場合の冷却終了時温度の目標値及び下限値までの冷却時間目標板厚までの圧延時間、圧延機の上流でスラブを搬送ラインから持ち上げて次の圧延処理まで待機させる追越設備の使用可否を示す追越設備使用可否サイン、前記追越設備を利用して冷却処理中にスラブを持ち上げて冷却処理が不要な後行材の圧延処理を行う追越圧延の可否を示す追越圧延可否サイン、および前記追越設備での冷却時間に関するデータを含む計画策定用データを処理対象のスラブ毎に算出するデータ算出ステップと、
    前記データ算出ステップで算出された計画策定用データを用いて、圧延処理の途中に冷却処理を行う必要がある先行材の冷却処理を行っている間に後行材の圧延処理を行うための操業上の制約条件を設定する制約条件設定ステップと、
    前記データ算出ステップで算出された計画策定用データを用いて、前記制約条件設定ステップで設定された制約条件を充足しつつ、スラブの冷却終了時温度が下限値と目標値との間で総圧延時間が最短になるように、処理対象のスラブの冷却時間と加熱炉からの抽出順及び圧延順とを最適化することによって、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順及び圧延順の計画を作成する計画作成ステップと、を含み、
    前記制約条件には、前記追越圧延に関する制約条件が含まれていることを特徴とする加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法。
  2. 圧延処理及び冷却処理に関するデータを含む処理対象のスラブのデータを用いて、冷却処理開始板厚までの圧延時間、スラブを水冷処理のみで冷却した場合の冷却終了時温度の目標値及び下限値までの冷却時間、およびスラブを空冷処理のみで冷却した場合の冷却終了時温度の目標値及び下限値までの冷却時間目標板厚までの圧延時間、圧延機の上流でスラブを搬送ラインから持ち上げて次の圧延処理まで待機させる追越設備の使用可否を示す追越設備使用可否サイン、前記追越設備を利用して冷却処理中にスラブを持ち上げて冷却処理が不要な後行材の圧延処理を行う追越圧延の可否を示す追越圧延可否サイン、および前記追越設備での冷却時間に関するデータを含む計画策定用データを処理対象のスラブ毎に算出するデータ算出手段と、
    前記データ算出手段により算出された計画策定用データを用いて、圧延処理の途中に冷却処理を行う必要がある先行材の冷却処理を行っている間に後行材の圧延処理を行うための操業上の制約条件を設定する制約条件設定手段と、
    前記データ算出手段により算出された計画策定用データを用いて、前記制約条件設定ステップで設定された制約条件を充足しつつ、スラブの冷却終了時温度が下限値と目標値との間で総圧延時間が最短になるように、処理対象のスラブの冷却時間と加熱炉からの抽出順及び圧延順とを最適化することによって、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順及び圧延順の計画を作成する計画作成手段と、を備え、
    前記制約条件には、前記追越圧延に関する制約条件が含まれていることを特徴とする加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置。
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