JP5872811B2 - キックゲーム装置、ゲーム装置 - Google Patents
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それらは主に、基台から揺動自在に起立するポールに緩衝材を巻き付けて成るターゲットと、プレイヤーがそのターゲットを殴ったり、蹴ったりしたとき、その衝撃力を検知し、所定のディスプレイ装置にゲームのプレイヤーのキック力やそのランキングなどのデータを表示したり、キックを受けるバーチャルキャラクターの状態などをディスプレイしたりするものである。
又、従来様々なキックゲーム機が提案されているが、何れも代わり映えのしない、陳腐なものばかりであった。
本発明が解決しようとする課題は、ストーリー性が高く、興趣に富んだ新規なキックゲーム装置、ゲーム装置を提供することである。
そのため、本発明の望ましい実施例に於いては、その主要部分がドアの付いたブース又は小部屋など建物の一部として構成される。然しながら、これは必ずしも完全な閉鎖空間を形成するものでなくとも良く、天井のない囲いだけのものや、単なる壁部分だけのものや、植木やカーテン、パーティションなどで囲ったものなどであっても良い。要するに何らかの囲い内部に入るためのドアが設けられているものであれば良いものである。本願明細書では、それらをまとめて、「筐体」と言うこととする。
この筐体とは別に、ゲーム料金徴収装置、プリペイドカード用リーダーライター、ゲーム入力用のタッチパネル型のディスプレイなどを設けたゲーム入力装置が設けられる。
このゲーム入力装置は、筐体と一体に設けても良く、筐体とは別異に設けても良い。
このシーンは、キック力の強弱に応じて変えることが望ましい。又、一定のキック力範囲ごとに、それぞれパラメーターを設定し、それぞれのパラメーターに複数のシーンを用意しておき、ゲームごとにキック力のパラメーターに対応するシーンの中からランダムに選んだシーンを採用することが望ましい。
ドアを蹴るときのキック力のパラメーターに応じて、敵との戦闘の激しさと戦闘時間の長さなどが変えられる。
又、プレイヤーが、サイトの登録したIDコード又はアカウントを保持するものである場合には、当該プレーヤが保持するアイテムなどをゲームに使用できるようにすることが推奨される。
この初期平均角速度ωの代わりに、所要時間Tをキック力のパラメーターとして用いることも可能である。
他の実施例に於いては上記の如く圧電変換素子が用いられる。
この目的のため、一実施例に於いては、ドアには常時閉鎖方向にトルクを作用する自動閉扉装置と、一方向クラッチを介してドアに開扉運動をさせるモーターと、ドアが所定開度まで開かれたとき上記モーターを停止させドアをその位置に一定時間保持し、その後開放するドア制御装置を設けることがある。
1. ドアキックが行われた際、そのキック力の強さを判定するキック力判定装置。
2. スリット22に挿入されたカードのデータを読み取り、ゲーム結果に応じてその記録データを書き換えるリーダーライター。
3. 上記リーダーライター及びキック力判定装置の出力に応動し、予め定められたゲームプログラムに従ってゲーム演算を行いその演算結果を出力するCPU。
4. 上記CPUの出力をメインディスプレイ30に表示すべきシリアル映像信号に変換し、メインディスプレイ30に送出する映像信号変換回路。
5. 上記CPUの出力をスピーカー17から放送すべきシリアル音声信号に変換し、スピーカー17に送出する音声信号変換回路。
6. ドアを閉鎖位置にロックし、ドアが一定の下限値以上のキック力を受けたときドアを開放するドアロック装置。
7. ドアに、常時ドアを閉鎖する方向にトルクを作用する自動ドア閉鎖装置。
8. ドアがキックされ、ドアが所定の最大開度に達したとき、その開度にドアをロックし、一定時間経過後開放するドア制御装置。
タッチパネル23は、相手となるキャラクターの選択や、アイテムの購入、ゲームの開始や終了指示などを行うためのものである。
この画像31は動画であることが望ましい。
尚、このキャラクターは、ゲーム開始前に、タッチパネル23の表示に従って、プレイヤーにより選択されたものである。
キック力の検出が、ドアの開度変化又は開くときの初期平均角速度などに基づいて行われるときは、このキックターゲット15は単なる推奨キック位置を示す標識に過ぎない。
図3には、プレイヤーがドアを蹴破るシーンが示されている。
CPUのメモリには、プレイヤーが有するアイテムとキャラクターの組み合わせ毎に、このパラメーターP1、P2、・・・Pnのそれぞれについて、それぞれ複数の戦闘シーンが用意されており、CPUはそれらの複数の戦闘シーン中から、ランダムに一つの戦闘シーンを選んで、その戦闘シーンをメインディスプレイ30に表示するものである。
又、このキックゲーム機では、単なるサンドバックを叩いたり蹴ったりするのではなく、ドアを蹴破って中にいる悪漢と戦うと言う気分になれるので、より一層爽快な気分を味わうことができ、ゲームの興趣が高められるものである。
このキックゲーム機が起動されると、ステップS01に進み、遊客を誘うためメインディスプレイ、サブディスプレイ及びスピーカーでデモンストレーションが行われ、ステップS02に進み、カード挿入口にゲームカードが挿入されたか否かがチェックされ、カードの挿入が検知されないときはS01に戻り、デモンストレーションが継続される。
プレイヤーが選択を完了するとステップS04に進み、CPUがキャラクターメモリの中から、プレイヤーにより選択されたキャラクターのデータを読み取り、ワーキングRAMに取り込む。
表示時間が終了したときはステップS13に進み、ドアの閉鎖とロックが行われ、S14でゲームは終了となり、ステップS01戻る。
而して、上記の格闘場面としては、相手キャラクターが打ち倒されるシーンとしたり、プレイヤーのアバターとの格闘若しくは戦闘場面などとしたりすることができる。
例えば、筐体は、完全な閉空間を形成する建物乃至は部屋の形状でなく、天井のない単なる囲いや、塀などであっても良く、そのドアは、例示された片開きの他、観音開きのものとすることもでき、ゲーム入力装置も料金徴収用のコイン投入口やコイン鑑別装置などを備えたものとしたり、或は、プレイヤーが予めゲームサイトに登録された携帯電話を翳してゲームが可能となるようなものとしたりすることができ、ゲーム入力装置そのものもゲーム機の筐体と一体にすることもでき、ゲーム入力用のタッチパネルも複数の押しボタンなどから成るものとすることができ、ドアキック力の検出方法、ドアの開閉制御方法も、広く公知の部材を用いて設計変更することができ、又、図5に示したフローチャートの構成も自由に設計変更し得るものであって、これら全ての変更例は全て本発明に包摂されるものである。
11 筐体
12 ドア
13 ドアノブ
14 ドアスコープ、覗き窓
15 キックターゲット
16 サブディスプレイ
20 ゲーム入力装置
21 ゲーム入力装置筐体
22 カード挿入口
23 タッチパネル
30 メインディスプレイ
31 画像
40 プレイヤー
Claims (7)
- 筐体と、
筐体に対してヒンジによって開閉可能に設けられ、閉じた状態からプレイヤーのキックを受けることにより開くドアと、
プレイヤーのキックを受けたことに応じたドアの開閉状態を検出する検出部と、
検出部の出力に応じて、ゲームを進展するCPUと、
筐体内に、ドアに向かって設けられ、ゲームの進展状況を表示するディスプレイと、
を備えるキックゲーム装置。 - 筐体と、
筐体に対してヒンジによって開閉可能に設けられ、閉じた状態からプレイヤーのキックを受けることにより開くドアと、
プレイヤーのキックを受けたことに応じたドアの開閉状態を検出する検出部と、
検出部の出力に応じて、ゲームを進展するCPUと、
筐体内に設けられ、ゲームの進展状況を表示するディスプレイと、
ドアに設けられ、筐体内部を覗き得るドアスコープと、
を備えるキックゲーム装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のキックゲーム装置において、
検出部は、ドアの初期平均角速度検出手段を備えること、
を特徴とするキックゲーム装置。 - 請求項3に記載のキックゲーム装置において、
検出部は、ドアが角度θ1だけ開いてから、角度θ2まで開くのに要する時間Tを計測する計時手段を備えること、
を特徴とするキックゲーム装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のキックゲーム装置において、
ドアが蹴られて開かれるとき作動して、ドアを所定開度まで開き、所定時間経過後、ドアを閉じた状態に戻すドア開閉制御装置を備えること、
を特徴とするキックゲーム装置。 - 筐体と、
筐体に対して開閉可能に設けられたドアと、
筐体内に、ドアに向かって設けられたディスプレイと、
プレイヤーの操作に応じて、閉じた状態のドアが開いたことを検出する検出部と、
検出部の出力に応じてゲームを進展し、ゲームの進展状況をディスプレイに表示するCPUと、
を備えるゲーム装置。 - 筐体と、
筐体に対して開閉可能に設けられ、筐体内部を覗き得るドアスコープを有するドアと、
プレイヤーがドアをキックしたことに応じたドアへの衝撃を検出する検出部と、
筐体内に設けられたディスプレイと、
検出部の出力に応じてゲームを進展し、ゲームの進展状況をディスプレイに表示するCPUと、
を備えるキックゲーム装置。
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JP2011160365A JP5872811B2 (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | キックゲーム装置、ゲーム装置 |
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