JP5870099B2 - 回転用途用の切削インサート及びホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、金属加工作業に関し、より詳細には、金属加工作業中に中心軸線を中心に切削インサートを回転させるためのアセンブリに関する。本発明はまた、切削インサートそれ自体、インサートを切削するためのツールホルダ、及びクーラントを切削インサートに供給するための設計に関する。
固定したインサートが回転する工作物に対して付勢される旋盤作業のような金属加工作業中、工作物に作用するインサートの切削刃は、作業が完了するまで、又は切削刃がクレータ摩耗又は塑性変形のような故障メカニズムによって破損し始めるまで、工作物によって加熱される。これらの故障モードを回避し、かつ切削インサートのより効率的な動作を可能にするために、過去において、円形切削インサートが、その中心軸線を中心に自由に回転できるようにツールホルダに取り付けられてきた。次に、特定の切削インサートが工作物に向けられ、例えば旋盤における工作物の回転運動により、切削インサートに対しその接線方向に作用する力が付与されるように方向付けられた。工作物の運動は切削インサートに対し作用して、工作物が機械加工されるのみならず、さらに、切削インサートの切削刃を連続的に更新されるように円形切削インサートが回転された。その結果、理想的な条件下で、切削刃のどの部分も、工作物に対し長時間にわたって露出されることがなかった。さらに、切削刃はより低い温度で操作され、これによって切削力を高めかつ金属加工作業の効率を向上させることができた。
このタイプの回転するインサートは、驚くべき速度で著しく長い工具寿命を示すことが可能である。しかし、この回転するインサートは、切削条件がわずかに変わると、あるいは回転用に切削インサートによって使用されるカートリッジ軸受が劣化し始めると、同じように劇的に不具合になる可能性がある。
金属加工作業中に切削インサートをそれ自体の軸線を中心に回転させることができる方法及びアセンブリが必要とされ、この場合、回転速度及び回転方向は、工作物それ自体の回転によって決定されず、切削インサートに作用する無関係の力によって決定される。これと関連して、クーラントを切削インサートに効率的に導入し得る設計が必要とされる。
本発明の一実施形態において、切削インサートは、円形本体を通して延びる中心軸線を有する円形本体を備える。インサートは、工作物を機械加工するように意図される。本体は、直径を有する中央ボアを有する頂面と底面を有し、中央ボアは頂面と底面との間の本体を通して延びる。少なくとも1つの側面が頂面と底面との間の本体の周りに延びる。切削刃は、少なくとも1つの側面と頂面との交差部に沿って延びる。中央プラトーが本体の頂面から中央ボアを中心に延びる。プラトーは、本体の中央ボアからのクーラント用の経路を提供するために、頂部を横切ってかつプラトーの幅に沿って半径方向の水平スロットを含む。
本発明の他の実施形態は、円形切削インサートを保持するためのツールホルダに関する。インサートは、中心軸線を中心にインサートを回転させることによって工作物を機械加工するように意図される。ツールホルダは、本体を通して延びる中心軸線を有する本体を備える。本体は、円形インサートを受け入れるためのツールホルダの頂部内に延びるポケットを備える。ポケットは、ポケット床部を画定するフープ、内側フープ壁、及び外側フープ壁によって取り囲まれる。ねじ付き保持ボアは、ポケット床部を通して下方に中央クーラントボアに延びる。ねじ付き保持ボアは、ねじ付き保持ボールを受容するように適合される。少なくとも2つのバイパスポートはねじ付き保持ボアからオフセットされるが、中央クーラントボアとポケット床部とを流体接続し、これによって、保持ボルトがねじ付き保持ボアを塞ぐときに中央クーラントボアとポケットとの間にクーラントを供給できる。
本発明の他の実施形態は、ツールホルダ本体と、ツールホルダ本体内に取り付けられた円形切削インサートとを備えるツールホルダシステムに関する。ツールホルダ本体は、ボアを通して延びる中心軸線に沿ったボアと、円形インサートを受け入れるためのツールホルダの頂部内に延びるポケットとを備える。ポケットは、ポケット床部を画定するフープ、内側フープ壁、及び外側フープ壁によって取り囲まれる。ねじ付き保持ボアは、ポケット床部を通して下方に中央クーラントボアに延びる。ねじ付き保持ボアは、ねじ付き保持ボルトを受容するように適合される。少なくとも2つのバイパスポートはねじ付き保持ボアからオフセットされるが、中央クーラントボアとポケット床部とを流体接続し、これによって、保持ボルトがねじ付き保持ボアを塞ぐときに中央クーラントボアとポケットとの間にクーラントを供給できる。円形切削インサートは、円形本体を通して延びる中心軸線を有する円形本体と、頂面と、底面とを有する。中央ボアは直径を有し、頂面と底面との間の本体を通して延びる。少なくとも1つの側面が頂面と底面との間の本体の周りに延びる。切削刃は、少なくとも1つの側面と頂面との交差部に沿って延びる。中央プラトーが本体の頂面から中央ボアを中心に延びる。プラトーは、本体の中央ボアからのクーラント用の経路を提供するために、頂部を横切ってかつプラトーの幅に沿って半径方向の水平スロットを含む。保持ボルトはヘッド及びシャンクを有し、この場合、シャンクの部分はねじ付き保持ボアとねじ式に係合し、ヘッドは切削インサートをポケット内に維持する。切削インサートボアの領域のシャンク直径は、少なくとも2つのバイパスポートと切削インサートの半径方向の水平スロットとを流体接続する間隙が切削インサートボアと中央ボアとの間に存在するように、中央ボアの直径よりも十分に小さい。
本発明のさらに他の実施形態は、円形本体を通して延びる中心軸線を有する円形本体を備える切削インサートに関する。本体は、直径を有する中央ボアを有する頂面と底面を有し、中央ボアは頂面と底面との間の本体を通して延びる。側面が頂面と底面との間の本体の周りに延びる。側面内の直径方向に対向した2つの窪部のみが、ツールホルダ本体に対するインサートの相対的な回転を防止するためにツールホルダ本体内のポケットの内壁内の突出部に係合するように適合される。切削刃は、少なくとも1つの側面と頂面との交差部に沿って延びる。
本発明のさらに他の実施形態は、円形切削インサートを保持するためのツールホルダに関する。ツールホルダは、本体を通して延びる中心軸線を有する本体を備える。本体は、円形インサートを受け入れるためのツールホルダの頂部内に延びるポケットを備える。ポケットは、ポケット床部を画定するフープ、内側フープ壁、及び外側フープ壁によって取り囲まれる。フープは、フープ直径を有し一般的に円形であるが、フープの半径方向の膨張に対する可撓性を提供するために、円筒を画定する半径を中心とする振動する蛇行経路に追従する。
本発明による回転する工作物で動作する回転可能なインサートを有するツールホルダの斜視図である。 本発明による図1に示したツールホルダシステムの斜視図である。 図2に示した装置の分解斜視図である。 本明細書に説明したツールホルダに使用し得る切削インサートの底面図である。 図4Aの線「4B−4B」に沿って示した切削インサートの側面図である。 図4Aに示した切削インサートの頂面図である。 本発明によるツールホルダの断面図である。 図5Aの矢印「5B−5B」に沿った断面図である。 図5Bの拡大バージョンである。 図5Aに示したツールホルダの頂面図である。 図5Aに示したツールホルダと同様のツールホルダの断面図であるが、保持ボルトでポケットに固定されたツールホルダのポケット内の切削インサートを含む。 図6に示した装置の分解斜視図である。 図6に示した装置の組立分解斜視図である。 クーラント流体の流路を強調表示した図8に示したアセンブリの断面図である。
図1は、矢印20で示した方向に中心線15を中心に回転する工作物10を示しており、例えば、工作物10は旋盤に取り付けられる。ツールホルダ50の上には切削インサート100が取り付けられる。切削インサート100は中心軸線105を有する。インサート100は、ツールホルダ50の回転が切削インサート100の回転に直接変換されるように、回転しないようにツールホルダ50に固定される。一例として、インサート100及びツールホルダ50は、矢印110で示した方向に回転可能である。ツールホルダ50は、アダプタ75内に固定することが可能であり、アダプタ75は、スピンドルに取り付けられている。次に、アダプタ75は、所望の方向にかつ所望の予め定められた回転速度でアダプタ75を回転させることができる工作機械に取り付けられるであろう。ツールホルダ50は、回転工具の当業者に公知の任意の数の技術を使用してアダプタ内に固定してもよい。しかし、図1に示したように、アダプタ75は、ツールホルダ50を受け入れる内部ボア76を内部に有し、内部ボア76は、アダプタ75の本体にねじ式に固定されかつツールホルダ50をアダプタ内部で付勢する例えばロックナット80を利用してツールホルダ50をアダプタ75内に固定する。ツールホルダ50をアダプタ75内に固定するための機構は、コレット又はロックスクリューを含む多くの異なる機構の1つでもよく、このような機構は回転工具の当業者には周知である。
ツールホルダアセンブリは、部分的に、図2、図3、及び図4A〜図4Cに詳細に示した切削インサート100を備える。切削インサート100は、円形本体102を通して延びる中心軸線105を有する円形本体102を備える。インサート本体102は頂面107と底面109を有する。直径D1を有する中央ボア112は、頂面107と底面109との間の本体102を通して延びる。側面114は頂面107から下方に延び、5〜30°の逃げ角Aで傾斜している。肩部116は、側面114から一般的に垂直の壁部118に半径方向内側に延びる。壁部は、底面109と交差する面取り部119に下方に延びる。面取り部119は、ツールホルダポケットへのインサート100の挿入を容易にするために、0〜30°の角度Yを有してもよい。
切削刃115は、側面114と頂面107との交差部に沿って延びる。
一般的に垂直の壁部118は完全に垂直でもよいか、あるいは壁部118が下方に延びて、円筒形状を有するツールホルダポケットと噛合するときに内側に先細りしてもよく、あるいはポケットが深くなるときに内側に先細りしてもよい。
特に興味深いのは、中央プラトー120は本体102の頂面107から中央ボア112を中心に延びることである。プラトー120は、頂面107を横切ってかつプラトー120の幅W1に沿って半径方向の水平スロット122を含む。説明するように、これらのスロット122は、本体102の中央ボア112を通して供給されるクーラント流体用の経路を提供する。
図3に戻ると、切削インサート100は、ねじ付き部分134を有するシャンク132を有する保持ボルト130をさらに含み得る。図3に示したように、さらに図6に示したように、保持ボルト130は中央ボア112内に嵌合し、ヘッド136を有する。シャンク132は、中央ボア112の長さに沿ってシャンク132と中央ボア112の壁部113との間のクーラントギャップ140を画定する程度に、中央ボア112の直径D1よりも十分に小さい直径D2を有する。図6に示したように、中央ボア112の長さに沿ったボルト130の部分142は、ねじ切りしなくてもよい。
さらに図6に示したように、ボルトヘッド136は、一般的に平坦な下側144を有し、面一な嵌合を提供するために中央プラトー120の頂部121に接触する。さらに図3と図6に示したように、中央プラトー120の頂部121は、半径方向の水平スロット122を除いて平坦でもよい。さらに、底面109から頂面107の方向のインサートボア112は、中央プラトー120の領域で分岐してもよい。
図3〜図6は、本体150を通して延びかつ切削インサートの中心軸線105と同軸の中心軸線152を有する本体150を備えるツールホルダ50を示している。本体150は、切削インサート100を受け入れるためのツールホルダ本体150の頂部内に延びるポケット155を有する。ポケット155は、ポケット床部159を画定するフープ157、内側フープ壁161、及び外側フープ壁163によって取り囲まれる。図5Aと図6に示したように、ねじ付き保持ボア165は、ねじ付き保持ボルト130を受容するように適合される。
典型的に、ツールホルダを通して移動するクーラントは中央ボアの全長を移動し、ツールホルダの端部で排出される。しかし、本発明の設計では、保持ボルト130は、ツールホルダの中央ボア167に対する障害として作用する。この障害を克服するために、図7と図8に目を向けると、バイパスポート169a、169bは、ねじ付き保持ボア165からオフセットされるが、保持ボルト130がねじ付き保持ボア165を塞ぐときに中央クーラントボア167とポケット155との間にクーラントを供給するために、ツールホルダ本体150の中央クーラントボア167に流体接続される。
図5Cに示したように、バイパスポート169a、169bの各々は、ねじ付き保持ボア165に隣接するツールホルダ本体150を通した円筒形ボアでもよい。図8に示したように、各々のバイパスポート169a、169bは、ツールホルダの中央ボア167の中心軸線152からオフセットされる中心線170a、170bを有する。
バイパスポート169a、169bは、ポケット155内の特定の位置のみにおいてクーラントをポケット155に供給するので、ツールホルダ150は、切削インサート100の中央ボア112の周りにクーラントを受け入れて、分配するために、ねじ付きクーラントボア167に隣接するポケット床部159内のマニホールド172(図5Aと図6)をさらに含んでもよい。マニホールド172は、円錐形状の凹部であり得る。さらに、図5Cに示したように、バイパスポート169a、169bは、マニホールド172と完全に交差しない。バイパスポート169a、169bからの妨害のない流れを可能にするために、溝171a、171bは、ポケット床部159を横切って、バイパスポート169a、169bとマニホールド172とを完全に接続する。
内部にインサート100を有するツールホルダ本体50は、高速回転用途のために使用し得るので、バイパスポート169a、169bのサイズは同様であり、本体の中心軸線152を中心に半径方向に対称であり得る。
図9は、ツールホルダの中央ボア167からバイパスポート169a、169bを通してマニホールド172内へ、間隙140を通して、次にクーラントが排出される半径方向の水平スロット122を通る、クーラントの経路を示す経路ライン174を示している。
本発明の一実施形態において、切削インサート110の壁部118は円筒状であり、ポケット155の内側フープ壁161は円筒状であり、またポケット155の切削インサート壁118と内側フープ壁161との間に締まりばめがある。
図8に戻ると、保持ボルト130の結果、ツールホルダ本体の中央クーラントボアが、ねじ付き保持ボア165までのみ延び得ることが明白である。さらに図8に示したように、バイパスポート169a、169bは、ツールホルダ本体150の中心軸線152からオフセットされる中心線170a、170bを有する。切削インサート100の底面109は、ポケット155の平坦な床部159と面一であって、軸方向にインサート100を配置して、切削インサートと床部との間に流体シールを設ける。しかし、肩部116は、ツールホルダ本体150の端部153(図3と図8)と当接して、軸方向に切削インサート100をポケット155内に配置し、切削インサートと床部との間に流体シールを設けることも可能である。
これまで説明してきたことは、中央に配置された保持ボルトを使用して、回転するツールホルダ本体に回転する切削インサートが固定されるとき、回転する切削インサートの切削領域にクーラントを供給するための設計である。
本発明の他の実施形態において、切削インサート100をツールホルダ本体150内に固定するために、他の設計特徴により保持ボルト130が補完され及び/又は置き換えられる。
図3及び図5A〜図5Cに目を向けると、ツールホルダ本体150のフープ157は、フープ直径D3を有し一般的に円形であるが、フープ157の半径方向の膨張に対する可撓性を提供するために、フープ直径D3に追従する半径R3を中心とする振動する蛇行経路176に追従する。この半径方向の可撓性は、ある余裕を提供して、切削インサート100をツールホルダ50と噛合させるための必要性を低減する。図5Bと5B‐2に目を向けると、蛇行経路176は、内側フープ壁161から形成された内部スライス178と、外側フープ壁163から形成された外部スライス180とを備える。内部スライス178及び外部スライス180は、それぞれ円弧角A1、A2を有するそれぞれの内側フープ壁161及び外側フープ壁163を中心に円弧181を形成することが可能である。内部スライス178及び外部スライス180の目的は、フープ157の半径方向の膨張に対する可撓性を提供することである。湾曲スライス178、180のサイズ及び位置は変更してもよい。スライス178、180の形状は湾曲して示されているが、長方形、C字形、又はU字形を含む任意の数の形状を有することが可能である。しかし、内側に面する鋭い縁部又は隅部を形成するであろう任意の表面を丸くして、このような鋭い縁部又は隅部によって引き起こされる任意の応力集中を低減することが重要である。さらに、内側フープ壁161と外側フープ壁163との間の厚さに応じて、スライス178、180は円形形状を有してもよく、これによって、円の一部分のみが厚みを貫通しない。内側フープ壁161は内側フープ直径D4を有し、外側フープ壁163は外側フープ直径D5を有し、この場合、湾曲スライス178、180の間のフープ壁161、163がそれらのそれぞれの直径を維持する。図5Bに示したように、内部湾曲スライス178は、フープ157の円周を中心とする外部湾曲スライス180と交互になる。
図3と図5Cに目を向けると、内部湾曲スライス178は、ポケット床部159内に延びる円筒形穴182を備え、この場合、円筒形穴の中心線184は、内側フープ壁161への円筒形穴182の突出部が前述したように円弧181であるように、内側フープ壁161から離間している。
図4A及び図5A〜図5Cに目を向けると、ツールホルダ本体150は、さらに、ポケット155から半径方向内側に延びる少なくとも2つの突出部186a、186bを含み、この場合、突出部186a、186bは、ポケット155内に取り付けられた切削インサート100の壁部118内の2つの整合窪部(matching indentations)195a、195b(図4A)に係合するように適合される。図4A〜図4Cに目を向けると、切削インサート本体102の壁部118は、ツールホルダ本体150に対する切削インサート100の相対的な回転を防止するために、ツールホルダ本体150のポケット155の内側フープ壁161内の突出部186a、186bに係合するように適合された壁部118内の直径方向に対向した少なくとも2つの窪部195a、195bを含む。切削インサート100の2つの突出部186a、186bに係合するために、2つの窪部195a、195bのみを有することで済む。しかし、図3は、切削インサート100の周囲全体の周りに窪部を有する切削インサート100を示している。これにより、より少ない材料が本体102から取り除かれるので、インサート本体102に追加の強度及び剛性が提供される。図4Bに示したように、窪部195a、195bは、底面109から部分的にインサート本体102の側面114の上に延びる。他の実施形態において、内部スライス178によって形成された穴179内に、支柱(図示せず)を挿入でき、これらの支柱は、インサート100の壁部116内の窪部195a、195bに係合するであろう。これらの支柱により、ただいま説明した突出部186a、186bが置き換えられるであろう。
図5Aに再び目を向けると、突出部186a、186bは、ポケット床部159に隣接して位置し、内側フープ壁161とポケット床部159との交差部に配置してもよい。図5Bに目を向けると、突出部186a、186bは、内側フープ壁161の全長に沿って上向きに延びることが可能である。図9に示したように、インサート本体102の壁部118は、内側フープ壁161と噛合して、締まりばめを形成することが好ましい。フープ157の蛇行経路176は、ツールホルダ50への切削インサート100の挿入が比較的容易であるように、十分な半径方向の可撓性を提供するべきである。しかし、補助するために、面取り部119を壁部118に隣接して導入してもよい。一例として、14mmの呼び径を有する端部を有するツールホルダでは、締めしろ(interference)は0〜0.05mmにあり得る。可撓性フープ57の設計の結果、保持ボルト130のヘッド136が切削インサート本体102に付与して、切削インサート本体をポケット内に付勢する力は、インサート本体102が可撓性フープ157によってポケット155内に維持されるのでより小さくてもよい。さらに、図6に示したように、インサート本体102の底面109は、ポケット155の床部159に当接して、切削インサート本体102をツールホルダ本体150内に軸方向に配置する。前述したように、インサート100の肩部116がツールホルダ本体150の端部153と当接して、切削インサート本体102をツールホルダ本体150内に軸方向に配置することも可能である。
回転用途に関してツールホルダ50について説明してきたが、同様のポケット構造を有するツールホルダ50又は他のツールホルダが回転しない用途のために同様に有効であり得、また本発明の使用が回転用途のみに決して限定されないことを認識すべきである。
本発明の特定の実施形態について詳細に説明してきたが、それらの詳細に対する様々な修正及び代替形態を本開示の全体的な教示に鑑み発展させることができることが当業者によって認識されるであろう。本明細書に記載した本発明の好ましい実施形態は、例示目的に過ぎず、添付の特許請求の範囲及びそのすべてのあらゆる等価物の完全な幅が与えられるべき本発明の範囲に関し限定するものでないと意図される。

Claims (51)

  1. 円形本体を通して延びる中心軸を有する前記体を備える切削インサートであって、前記切削インサートが、前記中心軸線を中心に前記切削インサートを回転させることによって工作物を機械加工するように意図され、前記本体が、
    a)頂面及び底面と、
    b)直径を有しかつ前記頂面と前記底面との間の前記本体を通して延びる中央ボアと、
    c)前記頂面と前記底面との間の前記本体の周りに延びる壁部と、
    d)少なくとも1つの側面と前記頂面との交差部に沿って延びる切削刃と、
    e)前記本体の前記頂面から前記中央ボアを中心に延びる中央プラトーであって、前記本体の前記中央ボアからのクーラント用の経路を提供するために、前記頂を横切ってかつ前記中央プラトーの幅に沿って半径方向の水平スロットを含む中央プラトーと、
    を有する切削インサート。
  2. 前記本体の前記壁部が、ツールホルダのケット内に受け入れられるために円筒状であるか又はなだらかに先細りされる、請求項1に記載の切削インサート。
  3. ねじ付き端部を有する保持ボルトをさらに含み、前記保持ボルトが前記中央ボア内に嵌合し、ヘッドを有し、直径を有するシャンクを有し、また前記シャンクの直径が、前記中央ボアの長さに沿って前記シャンクと前記中央ボアとの間のクーラント間隙を画定する程度に、前記中央ボアの直径よりも十分に小さい、請求項1に記載の切削インサート。
  4. 前記中央ボアの長さに沿った前記保持ボルトの前記シャンクがねじ切りされない、請求項3に記載の切削インサート。
  5. 前記保持ボルトヘッドが、一般的に平坦な下側を有し、面一な嵌合を提供するために前記中央プラトーの前記頂に接触する、請求項3に記載の切削インサート。
  6. 前記中央プラトーの前記頂が平坦である、請求項5に記載の切削インサート。
  7. 前記底から前記頂の方向の前記中央ボアが前記中央プラトーの領域で分岐する、請求項1に記載の切削インサート。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の切削インサートを保持するためのツールホルダであって、前記ツールホルダが、本体を通して延びる中心軸を有する前記本体を備え、前記本体が、
    a)前記切削インサートを受け入れるための前記ツールホルダの部内に延びるポケットであって、ポケット床部を画定するフープと、内側フープ壁と、外側フープ壁とによって取り囲まれるポケットと、
    b)前記ポケット床部を通して下方に中央クーラントボアに延びるねじ付き保持ボアであって、ねじ付き保持ボルトを受容するように適合されるねじ付き保持ボアと、
    c)前記ねじ付き保持ボアからオフセットされるが、前記中央クーラントボアと前記ポケット床部とを流体接続し、これによって、前記ねじ付き保持ボルトが前記ねじ付き保持ボアを塞ぐときに前記中央クーラントボアと前記ポケットとの間にクーラントを供給できる少なくとも2つのバイパスポートと、
    を備えるツールホルダ。
  9. 前記少なくとも2つのバイパスポートの各々が、前記ねじ付き保持ボアに隣接する前記ツールホルダ本体を通る円筒形ボアである、請求項8に記載のツールホルダ。
  10. 前記少なくとも2つのバイパスポートが、記中心線からオフセットされる中心線を有する、請求項9に記載のツールホルダ。
  11. 前記切削インサートの前記底の周りにクーラントを受け入れて、分配するために、前記ねじ付き保持ボアに隣接する前記ポケット床部内に凹設されたマニホールドをさらに備える、請求項9に記載のツールホルダ。
  12. 前記マニホールドが円錐形状の凹部である、請求項11に記載のツールホルダ。
  13. 前記少なくとも2つのバイパスポートを流体接続するために前記少なくとも2つのバイパスポートの間の前記ポケット床部内に延びる溝をさらに備える、請求項に記載のツールホルダ。
  14. 前記少なくとも2つのバイパスポートのサイズが同様であり、前記本体の中心軸線を中心に半径方向に対称であり、前記ツールホルダが回転用途のために使用される、請求項8に記載のツールホルダ。
  15. ツールホルダ本体と、前記ツールホルダ本体内に取り付けられた円形切削インサートとを備えるツールホルダシステムであって、
    a)前記ツールホルダ本体が、
    i)ボアを通して延びる中心軸線に沿った前記ボアと、
    ii)前記円形切削インサートを受け入れるための前記ツールホルダ本体部内に延びるポケットであって、ポケット床部を画定するフープと、内側フープ壁と、外側フープ壁とによって取り囲まれるポケットと、
    iii)前記ポケット床部を通して下方に中央クーラントボアに延びるねじ付き保持ボアであって、ねじ付き保持ボルトを受容するように適合されるねじ付き保持ボアと、
    iv)前記ねじ付き保持ボアからオフセットされるが、前記中央クーラントボアと前記ポケット床部とを流体接続し、これによって、前記ねじ付き保持ボルトが前記ねじ付き保持ボアを塞ぐときに前記中央クーラントボアと前記ポケットとの間にクーラントを供給できる少なくとも2つのバイパスポートとを有し、
    b)円形切削インサートが、
    i)円形本体を通して延びる中心軸線を有する前記円形本体と、
    ii)頂面及び底面と、
    iii)直径を有しかつ前記頂面と前記底面との間の前記円形本体を通して延びる中央ボアと、
    iv)前記頂面と前記底面との間の前記円形本体の周りに延びる壁部と、
    v)前記壁部と前記頂面との交差部に沿って延びる切削刃と、
    vi)前記円形本体の前記頂面から前記中央ボアを中心に延びる中央プラトーであって、前記円形本体の前記中央ボアからのクーラント用の経路を提供するために、前記頂を横切ってかつ前記中央プラトーの幅に沿って半径方向の水平スロットを含む中央プラトーとを有し、
    c)前記ねじ付き保持ボルトがヘッド及びシャンクを有し、前記シャンクの部分が前記ねじ付き保持ボアとねじ式に係合し、前記ヘッドが前記円形切削インサートを前記ポケット内に維持し、前記円形切削インサート領域の前記シャンク直径が、前記少なくとも2つのバイパスポートと前記円形切削インサートの前記半径方向の水平スロットとを流体接続する間隙が前記シャンクと前記中央ボアとの間に存在するように、前記中央ボアの直径よりも十分に小さい、ツールホルダシステム。
  16. 前記円形切削インサートの前記壁部が円筒状又は先細り状であり、かつ前記内側フープ壁が円筒状又は先細り状であり、前記円形切削インサートと前記ポケットとの間に締まりばめがあるように寸法決めされる、請求項15に記載のツールホルダシステム。
  17. 前記中央クーラントボアが前記ねじ付き保持ボアに延びる、請求項16に記載のツールホルダシステム。
  18. 前記少なくとも2つのバイパスポートの各々が、前記ねじ付き保持ボアに隣接する前記ツールホルダ本体を通る円筒形ボアである、請求項17に記載のツールホルダシステム。
  19. 前記少なくとも2つのバイパスポートが、記中心線からオフセットされる中心線を有する、請求項18に記載のツールホルダシステム。
  20. 前記円形切削インサートが、前記ポケットの平坦な底床部と面一である平坦な底面を有し、前記円形切削インサートと前記ポケットの前記底床部との間に流体シールが設けられる、請求項17に記載のツールホルダシステム。
  21. 前記円形切削インサートが、前記ツールホルダ本体の端部と面一である前記壁部の下に肩部を有し、前記円形切削インサートと前記ツールホルダ本体の端部との間に流体シールを設ける、請求項17に記載のツールホルダシステム。
  22. 前記円形切削インサートの前記底の周りにクーラントを受け入れて、分配するために、前記ねじ付きクーラントボアに隣接する前記ポケット床部内に凹設されたマニホールドをさらに含む、請求項17に記載のツールホルダシステム。
  23. 前記マニホールドが円錐形状の凹部である、請求項22に記載のツールホルダシステム。
  24. 前記バイパスポートを流体接続するために前記少なくとも2つのバイパスポートの間の前記ポケット床部内に延びる溝をさらに含む、請求項22に記載のツールホルダシステム
  25. 前記円形切削インサート領域の前記保持ボルトのシャンクの部分がねじ切りされない、請求項15に記載のツールホルダシステム。
  26. 前記ねじ付き保持ボルトのヘッドの下側が平坦であり、前記中央プラトーの前記頂と面一である、請求項15に記載のツールホルダシステム。
  27. 前記中央プラトーの前記頂が平坦である、請求項26に記載のツールホルダシステム。
  28. 前記少なくとも2つのバイパスポートのサイズが同様であり、前記円形本体の中心軸線を中心に半径方向に対称であり、前記ツールホルダ本体が回転用途のために使用される、請求項15に記載のツールホルダシステム。
  29. 円形本体を通して延びる中心軸線を有する前記体を備える切削インサートであって、前記切削インサートが工作物を機械加工するように意図され、前記本体が、
    1)頂面及び底面と、
    2)直径を有しかつ前記頂面と前記底面との間の前記本体を通して延びる中央ボアと、
    3)前記頂面と前記底面との間の前記本体の周りに延びる壁部であって、壁内の直径方向に対向した2つの窪部のみが、ツールホルダ本体に対する前記切削インサートの相対的な回転を防止するために前記ツールホルダ本体内のポケットの前記内壁内の突出部に係合するように適合される壁部と、
    4)前記壁部と前記頂面との交差部に沿って延びる切削刃と、
    を有する切削インサート。
  30. 前記窪部が前記底面から前記切削インサートの前記壁部の上に延びる、請求項29に記載の切削インサート。
  31. 前記壁部が円筒状であるか、又は前記頂面から前記底面に内側に先細りされる、請求項29に記載の切削インサート。
  32. 前記切削インサートの前記底面が平坦かつ平らである、請求項31に記載の切削インサート。
  33. 前記頂面から下方に延びる側面と、前記側面に隣接する内側に延びる肩部とをさらに含み、前記肩部を利用して、前記切削インサートをポケット内に軸方向に配置することが可能である、請求項31に記載の切削インサート。
  34. 円形切削インサートを保持するためのツールホルダであって、前記円形切削インサートが工作物を機械加工するように意図され、前記ツールホルダが、本体を通して延びる中心軸線を有する前記本体を備え、前記本体が、
    a)前記円形切削インサートを受け入れるための前記ツールホルダの頂部内に延びるポケットであって、ポケット床部を画定するフープと、内側フープ壁と、外側フープ壁とによって取り囲まれるポケットを備え、
    b)前記フープが、フープ直径を有し一般的に円形であるが、前記フープの半径方向の膨張に対する可撓性を提供するために、筒を画定する半径を中心とする振動する蛇行経路に追従する、
    ツールホルダ。
  35. 前記蛇行経路が、前記内側フープ壁から形成された内部スライスと、前記外側フープ壁から形成された外部スライスとを備える、請求項34に記載のツールホルダ。
  36. 前記内部スライス及び前記外部スライスが湾曲し、前記内側フープ壁及び前記外側フープ壁を中心に円弧を形成する、請求項35に記載のツールホルダ。
  37. 前記内部スライス及び前記外部スライスが、平坦面又は湾曲面を有する形状を有することが可能である、請求項36に記載のツールホルダ。
  38. 前記内側フープ壁が直径を有し、前記外側フープ壁が直径を有し、前記内部スライス及び前記外部スライスの間のフープ壁がそれぞれの直径を維持する、請求項3に記載のツールホルダ。
  39. 前記内部スライスが、前記フープの円周を中心に前記外部スライスと交互になる、請求項35に記載のツールホルダ。
  40. 前記内側フープ壁の前記内部スライスが、前記ポケット床部内に延びる円筒形穴を備え、前記円筒形穴の中心線が、前記内側フープ壁への前記円筒形穴の突出部が円弧であるように、前記内側フープ壁から離間している、請求項35に記載のツールホルダ。
  41. 前記ポケットから半径方向内側に延びる少なくとも2つの突出部をさらに備え、前記突出部が、前記ポケット内に取り付けられた前記円形切削インサートの側面から整合窪部に係合するように適合される、請求項34に記載のツールホルダ。
  42. 前記突出部が前記ポケット床部に隣接して位置する、請求項41に記載のツールホルダ。
  43. 前記突出部が前記内側フープ壁と前記ポケット床部との交差部に位置する、請求項42に記載のツールホルダ。
  44. 前記突出部が、前記内部スライスと関連付けられた前記円筒形穴から上方に延びるピンであり得る、請求項40に記載のツールホルダ。
  45. 前記ポケットの前記内側フープ壁が円筒状であるか、又は前記ポケット床部から内側に上方に先細りされ、また前記円形切削インサートの円筒状又は先細りの壁部に係合するように適合される、請求項34に記載のツールホルダ。
  46. 円形本体を通して延びる中心軸線を有する前記体を備える前記円形切削インサートをさらに備え、前記本体が、
    a)頂面及び底面と、
    b)直径を有しかつ前記頂面と前記底面との間の前記本体を通して延びる中央ボアと、
    c)前記頂面と前記底面との間の前記本体の周りに延びる壁部であって、前記壁部内に直径方向に対向した2つの窪部のみが存在する壁部と、
    d)前記壁部と前記頂面との交差部に沿って延びる切削刃とを有し、
    e)前記円形切削インサート側面の前記対向した窪部が、前記ツールホルダ本体に対する前記円形切削インサートの相対的な回転を防止するために前記ツールホルダの前記ポケットの前記内側フープ壁内の出部に係合する、
    請求項34に記載のツールホルダ。
  47. 前記円形切削インサートの前記壁部が円筒状又は先細り状であり、かつ前記内側フープ壁が円筒状又は先細り状であり、前記壁部が互いに噛合して、締まりばめを形成する、請求項46に記載のツールホルダ。
  48. 前記円形切削インサートの前記底面が前記ポケットの床部に当接して、前記円形切削インサートを前記ツールホルダ本体内に軸方向に配置する、請求項47に記載のツールホルダ。
  49. 前記円形切削インサートが、前記壁部の下に内側に延びる肩部をさらに含み、前記肩部が前記ツールホルダの端部に当接して、前記円形切削インサートを前記ツールホルダ本体内に軸方向に配置する、請求項47に記載のツールホルダ。
  50. 前記円形切削インサート中央ボアを通過し、かつ前記ツールホルダ本体のねじ付き保持ボア内にねじ式に固定された保持ボルトをさらに備え、前記保持ボルトのヘッドが、前記円形切削インサート本体の面と接触して、前記円形切削インサート本体を前記ポケット内に維持する、請求項34に記載のツールホルダ。
  51. 前記ツールホルダの要素が互いに対称的な関係にあり、前記ツールホルダが回転用途のために使用される、請求項34に記載のツールホルダ。
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