JP2013530058A - 回転用途用の切削インサート及びホルダ - Google Patents
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Abstract
Description
Claims (51)
- 円形本体を通して延びる中心軸を有する前記円形本体を備える切削インサートであって、前記インサートが、前記中心軸線を中心に前記インサートを回転させることによって工作物を機械加工するように意図され、前記本体が、
a)頂面及び底面と、
b)直径を有しかつ前記頂面と前記底面との間の前記本体を通して延びる中央ボアと、
c)前記頂面と前記底面との間の前記本体の周りに延びる壁部と、
d)前記少なくとも1つの側面と前記頂面との交差部に沿って延びる切削刃と、
e)前記本体の前記頂面から前記中央ボアを中心に延びる中央プラトーであって、前記本体の前記中央ボアからのクーラント用の経路を提供するために、前記頂部を横切ってかつ前記中央プラトーの幅に沿って半径方向の水平スロットを含む中央プラトーと、
を有する切削インサート。 - 前記本体の前記壁部が、ツールホルダの前記ポケット内に受け入れるために円筒状であるか又はなだらかに先細りされる、請求項1に記載の切削インサート。
- ねじ付き端部を有する保持ボルトをさらに含み、前記保持ボルトが前記中央ボア内に嵌合し、ヘッドを有し、直径を有するシャンクを有し、また前記シャンクの直径が、前記中央ボアの長さに沿って前記シャンクと前記中央ボアとの間のクーラント間隙を画定する程度に、前記中央ボアの直径よりも十分に小さい、請求項1に記載の切削インサート。
- 前記中央ボアの長さに沿った前記ボルトの前記シャンクがねじ切りされない、請求項3に記載の切削インサート。
- 前記ボルトヘッドが、一般的に平坦な下側を有し、面一な嵌合を提供するために前記プラトーの前記頂部に接触する、請求項3に記載の切削インサート。
- 前記プラトーの前記頂部が平坦である、請求項5に記載の切削インサート。
- 前記底部から前記頂部の方向の前記インサートボアが前記プラトーの領域で分岐する、請求項1に記載の切削インサート。
- 円形切削インサートを保持するためのツールホルダであって、前記ツールホルダが、本体を通して延びる中心軸を有する前記本体を備え、前記本体が、
a)前記円形インサートを受け入れるための前記ツールホルダの前記頂部内に延びるポケットであって、ポケット床部を画定するフープと、内側フープ壁と、外側フープ壁とによって取り囲まれるポケットと、
b)前記ポケット床部を通して下方に中央クーラントボアに延びるねじ付き保持ボアであって、ねじ付き保持ボルトを受容するように適合されるねじ付き保持ボアと、
c)前記ねじ付き保持ボアからオフセットされるが、前記中央クーラントボアと前記ポケット床部とを流体接続し、これによって、前記保持ボルトが前記ねじ付き保持ボアを塞ぐときに前記中央クーラントボアと前記ポケットとの間にクーラントを供給できる少なくとも2つのバイパスポートと、
を備えるツールホルダ。 - 前記少なくとも2つのバイパスポートの各々が、前記ねじ付き保持ボアに隣接する前記ツールホルダ本体を通る円筒形ボアである、請求項8に記載のツールホルダ。
- 前記少なくとも2つのバイパスポートが、前記ねじ付き保持ボアの前記中心線からオフセットされる中心線を有する、請求項9に記載のツールホルダ。
- 前記インサートの前記底部の周りにクーラントを受け入れて、分配するために、前記ねじ付きクーラントボアに隣接する前記ポケット床部内に凹設されたマニホールドをさらに備える、請求項9に記載のツールホルダ。
- 前記マニホールドが円錐形状の凹部である、請求項4に記載のツールホルダ。
- 前記バイパスポートを流体接続するために前記2つのバイパスポートの間の前記ポケット床部内に延びる溝をさらに備える、請求項4に記載のツールホルダ。
- 前記少なくとも2つのバイパスポートのサイズが同様であり、前記本体の中心軸線を中心に半径方向に対称であり、前記ツールホルダが回転用途のために使用される、請求項8に記載のツールホルダ。
- ツールホルダ本体と、前記ツールホルダ本体内に取り付けられた円形切削インサートとを備えるツールホルダシステムであって、
a)前記ツールホルダ本体が、
i)ボアを通して延びる中心軸線に沿った前記ボアと、
ii)前記円形インサートを受け入れるための前記ツールホルダの前記頂部内に延びるポケットであって、ポケット床部を画定するフープと、内側フープ壁と、外側フープ壁とによって取り囲まれるポケットと、
iii)前記ポケット床部を通して下方に中央クーラントボアに延びるねじ付き保持ボアであって、ねじ付き保持ボルトを受容するように適合されるねじ付き保持ボアと、
iv)前記ねじ付き保持ボアからオフセットされるが、前記中央クーラントボアと前記ポケット床部とを流体接続し、これによって、前記保持ボルトが前記ねじ付き保持ボアを塞ぐときに前記中央クーラントボアと前記ポケットとの間にクーラントを供給できる少なくとも2つのバイパスポートとを有し、
b)円形切削インサートが、
i)円形本体を通して延びる中心軸線を有する前記円形本体と、
ii)頂面及び底面と、
iii)直径を有しかつ前記頂面と前記底面との間の前記本体を通して延びる中央ボアと、
iv)前記頂面と前記底面との間の前記本体の周りに延びる壁部と、
v)前記壁部と前記頂面との交差部に沿って延びる切削刃と、
vi)前記本体の前記頂面から前記中央ボアを中心に延びる中央プラトーであって、前記本体の前記中央ボアからのクーラント用の経路を提供するために、前記頂部を横切ってかつ前記プラトーの幅に沿って半径方向の水平スロットを含む中央プラトーとを有し、
c)保持ボルトがヘッド及びシャンクを有し、前記シャンクの部分が前記ねじ付き保持ボアとねじ式に係合し、前記ヘッドが前記切削インサートを前記ポケット内に維持し、前記切削インサートボアの領域の前記シャンク直径が、前記少なくとも2つのバイパスポートと前記切削インサートの前記半径方向の水平スロットとを流体接続する間隙が前記切削インサートボアと前記中央ボアとの間に存在するように、前記中央ボアの直径よりも十分に小さい、ツールホルダシステム。 - 前記インサートの前記壁部が円筒状又は先細り状であり、かつ前記内側フープ壁が円筒状又は先細り状であり、前記インサートと前記ポケットとの間に締まりばめがあるように寸法決めされる、請求項15に記載のツールホルダシステム。
- 前記中央クーラントボアが前記ねじ付き保持ボアに延びる、請求項16に記載のツールホルダシステム。
- 前記少なくとも2つのバイパスポートの各々が、前記ねじ付き保持ボアに隣接する前記ツールホルダ本体を通る円筒形ボアである、請求項17に記載のツールホルダシステム。
- 前記少なくとも2つのバイパスポートが、前記ねじ付き保持ボアの前記中心線からオフセットされる中心線を有する、請求項18に記載のツールホルダシステム。
- 前記切削インサートが、前記ポケットの前記平坦な底床部と面一である平坦な底面を有し、前記切削インサートと前記ポケットの前記底床部との間に流体シールが設けられる、請求項17に記載のツールホルダシステム。
- 前記切削インサートが、前記ツールホルダの端部と面一である前記壁部の下に肩部を有し、前記切削インサートと前記ツールホルダの端部との間に流体シールを設ける、請求項17に記載のツールホルダシステム。
- 前記インサートの前記底部の周りにクーラントを受け入れて、分配するために、前記ねじ付きクーラントボアに隣接する前記ポケット床部内に凹設されたマニホールドをさらに含む、請求項17に記載のツールホルダシステム。
- 前記マニホールドが円錐形状の凹部である、請求項22に記載のツールホルダシステム。
- 前記バイパスポートを流体接続するために前記2つのバイパスポートの間の前記ポケット床部内に延びる溝をさらに含む、請求項22に記載のツールホルダ。
- 前記インサート中央ボアの領域の前記保持ボルトシャンクの部分がねじ切りされない、請求項15に記載のツールホルダシステム。
- 前記保持ボルトヘッドの下側が平坦であり、前記プラトーの前記頂部と面一である、請求項15に記載のツールホルダシステム。
- 前記プラトーの前記頂部が平坦である、請求項26に記載のツールホルダシステム。
- 前記少なくとも2つのバイパスポートのサイズが同様であり、前記本体の中心軸線を中心に半径方向に対称であり、前記ツールホルダが回転用途のために使用される、請求項15に記載のツールホルダシステム。
- 円形本体を通して延びる中心軸線を有する前記円形本体を備える切削インサートであって、前記インサートが工作物を機械加工するように意図され、前記本体が、
1)頂面及び底面と、
2)直径を有しかつ前記頂面と前記底面との間の前記本体を通して延びる中央ボアと、
3)前記頂面と前記底面との間の前記本体の周りに延びる壁部であって、前記内壁内の直径方向に対向した2つの窪部のみが、ツールホルダ本体に対する前記インサートの相対的な回転を防止するために前記ツールホルダ本体内のポケットの前記内壁内の突出部に係合するように適合される壁部と、
4)前記壁部と前記頂面との交差部に沿って延びる切削刃と、
を有する切削インサート。 - 前記窪部が前記底面から前記インサートの前記壁部の上に延びる、請求項29に記載の切削インサート。
- 前記壁部が円筒状であるか、又は前記頂面から前記底面に内側に先細りされる、請求項29に記載の切削インサート。
- 前記インサートの前記底面が平坦かつ平らである、請求項31に記載の切削インサート。
- 前記頂面から下方に延びる側面と、前記側面に隣接する内側に延びる肩部とをさらに含み、前記肩部を利用して、前記インサートをポケット内に軸方向に配置することが可能である、請求項31に記載の切削インサート。
- 円形切削インサートを保持するためのツールホルダであって、前記インサートが工作物を機械加工するように意図され、前記ツールホルダが、本体を通して延びる中心軸線を有する前記本体を備え、前記本体が、
a)前記円形インサートを受け入れるための前記ツールホルダの前記頂部内に延びるポケットであって、ポケット床部を画定するフープと、内側フープ壁と、外側フープ壁とによって取り囲まれるポケットを備え、
b)前記フープが、フープ直径を有し一般的に円形であるが、前記フープの半径方向の膨張に対する可撓性を提供するために、前記円筒を画定する半径を中心とする振動する蛇行経路に追従する、
ツールホルダ。 - 前記蛇行経路が、前記内側フープ壁から形成された内部スライスと、前記外側フープ壁から形成された外部スライスとを備える、請求項34に記載のツールホルダ。
- 前記スライスが湾曲し、前記内壁及び前記外壁を中心に円弧を形成する、請求項35に記載のツールホルダ。
- 前記スライスが、平坦面又は湾曲面を有する形状を有することが可能である、請求項36に記載のツールホルダ。
- 前記内側フープ壁が直径を有し、前記外側フープ壁が直径を有し、前記スライスの間のフープ壁がそれぞれの直径を維持する、請求項34に記載のツールホルダ。
- 前記内部スライスが、前記フープの円周を中心に前記外部スライスと交互になる、請求項35に記載のツールホルダ。
- 前記内壁の前記内部スライスが、前記ポケット床部内に延びる円筒形穴を備え、前記円筒形穴の中心線が、前記内壁への前記円筒形穴の前記突出部が円弧であるように、前記内壁から離間している、請求項35に記載のツールホルダ。
- 前記ポケットから半径方向内側に延びる少なくとも2つの突出部をさらに備え、前記突出部が、前記ポケット内に取り付けられた切削インサートの側面から整合窪部に係合するように適合される、請求項34に記載のツールホルダ。
- 前記突出部が前記ポケット床部に隣接して位置する、請求項41に記載のツールホルダ。
- 前記突出部が前記内壁と前記ポケット床部との交差部に位置する、請求項42に記載のツールホルダ。
- 前記突出部が、前記内部スライスと関連付けられた前記円筒形穴から上方に延びるピンであり得る、請求項40に記載のツールホルダ。
- 前記ポケットの前記内壁が円筒状であるか、又は前記床部から内側に上方に先細りされ、また切削インサートの円筒状又は先細りの壁部に係合するように適合される、請求項34に記載のツールホルダ。
- 円形本体を通して延びる中心軸線を有する前記円形本体を備える切削インサートをさらに備え、前記本体が、
a)頂面及び底面と、
b)直径を有しかつ前記頂面と前記底面との間の前記本体を通して延びる中央ボアと、
c)前記頂面と前記底面との間の前記本体の周りに延びる壁部であって、前記壁部内に直径方向に対向した2つの窪部のみが存在する壁部と、
d)前記壁部と前記頂面との交差部に沿って延びる切削刃とを有し、
e)前記インサート側面の前記対向した窪部が、前記ツールホルダ本体に対する前記インサートの相対的な回転を防止するために前記ツールホルダポケットの前記内壁内の前記突出部に係合する、
請求項34に記載のツールホルダ。 - 前記インサートの前記壁部が円筒状又は先細り状であり、かつ前記内側フープ壁が円筒状又は先細り状であり、前記壁部が互いに噛合して、締まりばめを形成する、請求項46に記載のツールホルダ。
- 前記インサートの前記底面が前記ポケットの床部に当接して、前記インサートを前記ツールホルダ本体内に軸方向に配置する、請求項47に記載のツールホルダ。
- 前記切削インサートが、前記壁部の下に内側に延びる肩部をさらに含み、前記肩部が前記ツールホルダの端部に当接して、前記切削インサートを前記ツールホルダ本体内に軸方向に配置する、請求項47に記載のツールホルダ。
- 前記インサート内の中央ボアを通過し、かつ前記ツールホルダ本体のねじ付き保持ボア内にねじ式に固定された保持ボルトをさらに備え、前記保持ボルトのヘッドが、前記インサート本体の前記頂面と接触して、前記インサート本体を前記ポケット内に維持する、請求項34に記載のツールホルダ。
- 前記ツールホルダの前記要素が互いに対称的な関係にあり、前記ツールホルダが回転用途のために使用される、請求項34に記載のツールホルダ。
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