JP5867344B2 - 車両用シートスライド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートスライド装置に関するものである。
一般に、車両用のシートスライド装置は、上方にシートを支持するアッパレールと、そのアッパレールを相対移動可能に支持するロアレールとを備えている。そして、多くの場合、このようなシートスライド装置には、そのロアレールに対するアッパレールの相対移動を規制可能なロック機構が設けられている。
例えば、特許文献1に記載のシートスライド装置は、車両の前後方向に延びるロアレールと、その延伸方向に沿って相対移動可能なアッパレールとを備えている。また、アッパレールは、幅方向に対向する一対の側壁部を有している。そして、ロック機構は、その両側壁部に交差する回動軸を有して回動自在にアッパレールに支持されたロックレバーを備えている。
具体的には、ロックレバーには、その回動軸よりも後方側の位置に、幅方向に突出する係合突部が設けられている。また、アッパレールの側壁部には、上下動可能に係合突部が挿通される挿通孔が形成されている。そして、ロアレールには、そのロックレバーの回動に基づく上下動によって係合突部が係脱可能な上方開口部を有した複数の被係合部が設けられている。
即ち、このロック機構は、ロックレバーの回動により係合突部が下方に移動してロアレール側の被係合部と係合することにより、そのアッパレールの相対移動を規制するロック状態となる。そして、ロックレバーの係合突部が上方に移動してロアレール側の被係合部から脱離することにより、そのアッパレールの相対移動を許容するアンロック状態となるように構成されている。
尚、この従来例では、ロックレバーは、弾性部材によって、その係合突部が設けられた側の端部が下方側に移動する方向に付勢されている。そして、ロックレバーの他端側には、その付勢力(弾性力)に抗して係合突部を上方に移動させるための操作レバーが連結されている。
即ち、このシートスライド装置は、操作レバーが操作されていない通常時には、そのロアレールに対するアッパレールの相対位置(スライド位置)が固定されるようになっている。そして、操作レバーを操作してロック機構をアンロック状態とすることにより、そのスライド位置を調整することが可能となっている。
また、車両の前方衝突時、シートには、前方への慣性力が加わり、これにより、シートは、前方に移動しようとする。しかしながら、シートを支持するアッパレールは、上記のロック機構によって、その前方移動が規制されている。更に、多くの場合、アッパレールには、シートベルトの一端(シートベルトアンカー)も固定されるようになっている。そして、これらのシート荷重及びシートベルト荷重をシートスライド装置が支えることで、高い安全性が確保されるようになっている。
特許第4013591号公報
しかしながら、このような車両の前方側への慣性力に起因するシート荷重、及びシートベルト荷重は、その後端側からアッパレールを上方に持ち上げる力、ひいては当該アッパレールをロアレールから引き剥がす力として作用する。このため、上記のようにアッパレールの側壁部に形成された挿通孔を介してロックレバーの係合突部がロアレールの被係合部に係脱する構成では、これによりアッパレールが変形することによって、その被係合部に対する係合突部の円滑な係脱が妨げられるおそれがある。
さらに、図11に示すように、従来みられるような側壁部71の一部を下方に延出させることによりストッパ部72を形成してロアレールに対するアッパレールの相対移動範囲を制限する構成では、当該ストッパ部の形成によって、アッパレールの強度が低下するという問題がある。即ち、多くの場合、アッパレールは、板材を折り曲げ加工することにより形成される。このため、上記のようなストッパ部72を形成するためには、その側壁部71の下端から幅方向外側に向かってフランジ状に折り返された張出し部の一部を切り起こす(ストッパ部72を残して張出し部を折り曲げる)必要があり、これにより生ずる孔部73によって、アッパレールの強度が低下する。そして、これにより、上記のようなアッパレールの変形が発生しやすくなるという問題があり、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、アッパレールの変形を抑えて、より高い信頼性を確保することのできる車両用シートスライド装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の前後方向に延びるロアレールと、上方にシートを支持するとともに前記ロアレール上を相対移動可能に設けられたアッパレールと、前記アッパレールの相対移動を規制可能なロック機構とを備え、前記アッパレールは、幅方向に対向する一対の側壁部と各側壁部の下端から幅方向外側に向かって折り返された張出し部とを有し、前記ロック機構は、前記両側壁部に交差する回動軸を有して回動自在に前記アッパレールに支持されたロックレバーを備えるとともに、前記ロックレバーには、前記回動軸よりも後方側の位置において幅方向に突出する係合突部が設けられ、前記係合突部に交差する前記側壁部には、上下動可能に前記係合突部が挿通される挿通孔が形成されるとともに、前記ロアレールには、前記ロックレバーの回動に基づく前記上下動によって前記係合突部が係脱可能な上方開口部を有した複数の被係合部が形成された車両用シートスライド装置において、前記アッパレールは、前記両側壁部間に介在されることにより該両側壁部の間隔が狭まるような前記アッパレールの変形を抑制可能な補強部材を備えるとともに、該補強部材には、前記アッパレールの前記張出し部の下方に突出するようにフランジ部が設けられ、当該フランジ部が前記アッパレールの相対移動に基づいて前記ロアレールに設けられた突起部に当接することにより前記アッパレールの相対移動範囲を制限可能であること、を要旨とする。
上記構成によれば、車両の前方側への慣性力に起因するシート荷重やシートベルト荷重によって、アッパレールをロアレールから引き剥がすような力が作用した場合であっても、アッパレールの両側壁部間に介在された補強部材が、その幅方向両側端部に当接する両側壁部を支持する。そして、これにより、その両側壁部の間隔が狭まるようなアッパレールの変形を防ぐことができる。
また、補強部材にフランジ部を設けることで、例えばその一部を切り起こす等、アッパレール自体を加工することなく、当該アッパレールの相対移動範囲を制限することができる。そして、これにより、そのフランジ部の形成加工によるアッパレールの強度低下を回避することができる。その結果、より効果的に、アッパレールの変形を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、前記補強部材は、前記アッパレールの延伸方向に延設されるとともに、前記フランジ部は、前記補強部材の前方側に設けられること、を要旨とする。
即ち、車両の前方側への慣性力に起因するシート荷重やシートベルト荷重により生ずるアッパレールの変形は、その後端側から進む。従って、上記のように、補強部材の前方側にフランジ部を設けることで、当該フランジ部がアッパレールの変形の影響を受け難くなる。その結果、車両の前方側への慣性力に起因するシート荷重やシートベルト荷重に依らず、そのフランジ部の機能を担保することができる。
請求項3に記載の発明は、前記補強部材は、前記両側壁部に交差する位置関係を有した板状部を備えるとともに、前記板状部は、前記アッパレールの延伸方向に対して交差する方向に折り曲げられた折曲部を有すること、を要旨とする。
上記構成によれば、構成簡素、且つ容易に、その幅方向の剛性が高い補強部材を形成することができる。
請求項4に記載の発明は、前記補強部材は、前記フランジ部よりも後方側に設けられた前記折曲部を備えること、を要旨とする。
上記構成によれば、フランジ部よりも後方側に設けられた折曲部が、その幅方向両側端部に当接する両側壁部を支持する。そして、これにより、フランジ部がアッパレールの変形の影響を受け難くなることで、車両の前方側への慣性力に起因するシート荷重やシートベルト荷重が作用した場合であっても、そのストッパ部の機能を担保することができる。
請求項5に記載の発明は、前記補強部材は、前記板状部の端部から折り曲げられたストッパ部を有し、前記ストッパ部の先端に前記フランジ部が形成されていること、を要旨とする。
上記構成によれば、簡素な構成にて、容易に、ストッパ部を形成することができる。
本発明によれば、アッパレールの変形を抑えて、より高い信頼性を確保することができる。
本発明にかかるシートスライド装置の概略構成図。 シートスライド装置の断面図(A−A断面)。 アッパレールの分解斜視図。 (a)は、シートスライド装置の平面図、(b)は、シートスライド装置の側面図。 (a)は、ロックレバーの平面図、(b)は、ロックレバーの側面図。 補強ブラケットの斜視図。 シートスライド装置における補強ブラケットが配置された部分の側面図。 シートスライド装置の断面図(B−B断面)。 ロアレールの底面図。 別例の補強ブラケットの側面図。 アッパレールに設けられた従来のストッパ部を示す斜視図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両用のシート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に対して傾動自在に設けられたシートバック3と、このシートバック3の上端に設けられたヘッドレスト4とを備えている。
また、車両の床部Fには、車両の前後方向に延びる一対のロアレール5が設けられるとともに、これら各ロアレール5には、当該各ロアレール5上を相対移動するアッパレール6が装着されている。そして、シート1のシートクッション2は、これら各アッパレール6上に支持されている。
即ち、本実施形態では、これらのロアレール5及びアッパレール6によってシートスライド装置10が形成されている。そして、車両の乗員は、このシートスライド装置10の機能を利用することにより、そのロアレール5及びアッパレール6が延設された車両前後方向(図1中、左右方向)におけるシート1の位置調整を行うことができるようになっている。
詳述すると、図2に示すように、ロアレール5は、車両の床部F(図1参照)との固定部となる平板状の底壁部11を備えている。また、底壁部11の幅方向(図2中、左右方向)両端には、それぞれ外壁部12が立設されるとともに、これら各外壁部12の上端(図2中、上側の端部)には、それぞれ幅方向内側に向かって延びるフランジ状の上壁部13が形成されている。そして、これら各上壁部13の先端には、それぞれ下側に向かって折り返された内壁部14が形成されている。
一方、アッパレール6は、幅方向に対向する一対の側壁部15(15A,15B)を備えている。また、アッパレール6は、これらの両側壁部15(15A,15B)を接続する板状の上壁部16を備えている。そして、本実施形態のアッパレール6は、これらの両側壁部15(15A,15B)及び上壁部16が形成する断面略コ字状のアッパレール本体18が、ロアレール5側の両内壁部14間に配置されるように、同ロアレール5に装着されている。
尚、図3に示すように、本実施形態のアッパレール6は、一方の側壁部15Aを構成する平板形状を有した第1部材21と、他方側の側壁部15B及び上壁部16を構成する断面クランク形状を有した第2部材22とを組み付けてなる。
即ち、互いの上端部21a,22aを張り合わせるように第1部材21と第2部材22とを組み付けることにより、両者の下端部21b,22bは、その第2部材22の断面クランク形状に基づいて、互いに離間した位置において略平行に配置される。そして、本実施形態では、これら第1部材21の下端部21b及び第2部材22の下端部22b、並びにその上方に配置される第2部材22の中間部22cによって、上記のようなアッパレール本体18の断面略コ字形状が形成されるようになっている。
また、図2に示すように、本実施形態のアッパレール6は、各側壁部15の下端から幅方向外側に向かってフランジ状に折り返された張出し部23と、これら各張出し部23の先端から上側に向かって折り返されたフック部24とを備えている。そして、そのフック部24が、ロアレール5を構成する外壁部12、上壁部13及び内壁部14に囲まれた空間内に配置されることにより、そのロアレール5に対する上方向及び幅方向の相対移動が規制されるようになっている。
ここで、本実施形態では、上記のように第1部材21及び第2部材22の各上端部21a,22aを張り合わせることによりアッパレール本体18の上方に形成される板状部25が、そのシート1との固定部になっている。また、図4(a)(b)に示すように、この板状部25の後端部(同図中、右側の端部)には、シートベルトSBの一端(シートベルトアンカー)が固定されるアンカーブラケット26が設けられる。そして、本実施形態のシートスライド装置10は、このアッパレール本体18の板状部25を荷重支持部として、そのシート荷重及びシートベルト荷重を支える構成となっている。
尚、本実施形態では、上記のように幅方向に対向するロアレール5の外壁部12とアッパレール6のフック部24との間には(図2参照)、複数の転動体27が介在されている。具体的には、ロアレール5とアッパレール6との間には、その延伸方向(図4中、左右方向)に離間した位置に複数のリテーナ28が設けられており、各転動体27は、これらのリテーナ28によって転動自在に保持されている。そして、本実施形態では、これらの各転動体27がロアレール5の外壁部12及びアッパレール6のフック部24に摺接して転動することにより、そのロアレール5に対するアッパレール6の円滑な相対移動が確保されている。
また、図2及び図4(a)(b)に示すように、本実施形態のシートスライド装置10は、そのロアレール5に対するアッパレール6の相対移動を規制可能なロック機構30を備えている。
詳述すると、図2、図3及び図4(a)(b)に示すように、本実施形態のロック機構30は、回動自在にアッパレール6に支持されたロックレバー31を備えている。図3及び図5(a)(b)に示すように、本実施形態のロックレバー31は、長尺板状に形成されたレバー本体32を有している。また、そのレバー本体32の両側端部32a,32bには、幅方向(図5(a)中、上下方向)に対向する一対の側板部33が立設されている。そして、これらの各側板部33には、互いに同軸となる位置において、その幅方向外側に向かって突出する一対の支持突部34が設けられている。
一方、図3に示すように、アッパレール6の両側壁部15には、これらの各支持突部34が挿入される支持孔35が形成されている。即ち、図4(a)(b)に示すように、本実施形態のロックレバー31は、アッパレール6の延伸方向に沿うように両側壁部15間に配置される。そして、その両支持突部34が形成する回動軸Mを中心として回動自在にアッパレール6に支持されるようになっている。
また、図3、図4(a)(b)及び図5(a)(b)に示すように、ロックレバー31の一端、アッパレール6に支持された状態において回動軸Mよりも車両の後方側に配置される長手方向端部(図5中、右側の端部、作用端31a)には、そのレバー本体32の両側端部32a,32bから幅方向外側に突出する複数の係合突部36が設けられている。尚、本実施形態では、レバー本体32の両側端部32a,32bには、それぞれ、左右対称となる位置に三本の係合突部36が設けられている。そして、図3及び図4(b)に示すように、これら各係合突部36に交差するアッパレール6の各側壁部15には、それぞれ、各係合突部36が挿通される挿通孔37が形成されている。
具体的には、各側壁部15には、それぞれ、ロックレバー31の各係合突部36に対応する複数(本実施形態では、3つ)の挿通孔37が形成されている。また、これらの各挿通孔37は、それぞれ、回動軸Mを中心として円弧状に湾曲する態様で上下方向に延設されている。そして、本実施形態では、これにより、そのロックレバー31の回動に基づいた各係合突部36の上下動が許容されるようになっている。
また、図4(a)(b)に示すように、ロアレール5には、ロックレバー31の各係合突部36が係脱可能な被係合部としての複数の係合孔38が形成されている。具体的には、各係合孔38は、ロアレール5の延伸方向に沿って略均等間隔で設けられている。また、図2に示すように、各係合孔38は、アッパレール6の各側壁部15に対向する内壁部14の上端、及びこれに連接する上壁部13の一部を切り欠くかたちでロアレール5の上方に開口する上方開口部38aを有している。そして、本実施形態では、これにより、そのロックレバー31の回動により上下動する各係合突部36が、それぞれ、そのロアレール5に対するアッパレール6の相対位置(スライド位置)に応じた位置において各係合孔38に係脱することが可能となっている。
尚、本実施形態では、アッパレール6のフック部24には、上記各挿通孔37に対応する位置に、上方に開口するスリット39が形成されている。そして、各挿通孔37に挿通されることによりアッパレール6の外側に突出する各係合突部36は、その先端がスリット39内に挿入された状態でロアレール5の各係合孔38に係合するようになっている。
即ち、図2に示すように、本実施形態のロック機構30は、そのロックレバー31の回動により各係合突部36が下方に移動してロアレール5の各係合孔38に係合することにより(同図中、実線に示された係合突部36の位置)、アッパレール6の相対移動を規制するロック状態となる。そして、ロックレバー31の回動により各係合突部36が上方に移動してロアレール5の各係合孔38から脱離することにより(同図中、二点鎖線に示された係合突部36の位置)、そのアッパレール6の相対移動を許容するアンロック状態となるように構成されている。
さらに詳述すると、図4(a)(b)に示すように、本実施形態では、アッパレール6の上壁部16には、その延伸方向(同図中、左右方向)に延びる板バネ41が設けられている。そして、ロックレバー31の作用端31aは、この板バネ41の第1バネ部42に押圧されることにより、その各係合突部36が下方に移動する方向に付勢されている。
また、回動軸Mを挟んで上記作用端31aとは反対側に配置されるロックレバー31の他端(操作端31b)には、操作レバー43が接続されている。そして、本実施形態のロック機構30は、この操作レバー43に対する操作入力に基づいて、その各係合突部36が上方に移動する方向にロックレバー31を回動させることが可能となっている。
具体的には、本実施形態の操作レバー43は、シート1の幅方向に沿うように当該シート1の前方に配置される操作部44(図1参照)と、左右のアッパレール6に沿って延びる一対のレバー部45とを備えた周知の構成を有している。尚、本実施形態では、この操作レバー43は、管材(パイプ)を略コ字状に折り曲げることにより形成される。そして、操作レバー43は、そのレバー部45の先端45aが断面コ字状をなすアッパレール本体18(図2参照)内に挿入された状態で、各アッパレール6の前方開口端6aに取着されている。
また、本実施形態では、上記のようにアッパレール6の上壁部16に固定された板バネ41の第2バネ部46は、その先端46aが前方開口端6aの近傍に配置されるように、車両の前方側(図4中、左方向)に向かって延びている。そして、上記のようにアッパレール本体18内に挿入された操作レバー43のレバー部45は、その先端45aがロックレバー31の操作端31bの上方に配置された状態で、その下端部が第2バネ部46の先端46aに支持されている。
即ち、本実施形態のロック機構30は、操作レバー43に対する操作入力を行わない通常時には、板バネ41(の第1バネ部42)の弾性力に基づいて、そのロックレバー31の各係合突部36がロアレール5の各係合孔38に係合した状態、即ちロック状態となっている。
一方、操作レバー43の操作部44を上方に引き上げるように操作することで、当該操作レバー43のレバー部45は、その板バネ41(の第2バネ部46の先端46a)に支持された部分を支点として、先端45aがロックレバー31の操作端31bを押し下げるように動作する。そして、本実施形態のロック機構30は、これによりロックレバー31が板バネ41の弾性力に抗して回動し、その作用端31aに設けられた各係合突部36が上方に移動してロアレール5の各係合孔38から脱離することによって、そのロック状態が解除される、即ちアンロック状態となるように構成されている。
また、図6〜図8に示すように、本実施形態のアッパレール6は、その両側壁部15(15A,15B)間に介在されることにより当該アッパレール6の変形を抑制可能な補強ブラケット50を備えている。
詳述すると、図7に示すように、本実施形態では、補強ブラケット50は、アッパレール6の後端側、その後方開口端6bの近傍に設けられている。具体的には、図7及び図8に示すように、補強ブラケット50は、両側壁部15に交差する位置関係、詳しくは両側壁部15に略直交する位置関係を有してアッパレール6の延伸方向、即ち車両の前後方向(図7参照、左右方向)に延びる板状部51を備えている。そして、その板状部51がアッパレール6の上壁部16に固定されることにより相対移動不能に両側壁部15間に配置されている。
さらに詳述すると、図6〜図8に示すように、板状部51には、当該板状部51を厚み方向(図7参照、上下方向)に貫通する複数(本実施形態では、二つ)貫通孔52が形成されている。また、アッパレール6の上壁部16には、これら各貫通孔52に対応する複数の貫通孔53が形成されている。そして、本実施形態の補強ブラケット50は、これらの各貫通孔52,53を利用することにより、リベット54を用いて上壁部16に固定されている。
また、本実施形態の補強ブラケット50は、板材(金属板)を折り曲げ加工することにより形成される。そして、板状部51は、アッパレール6の延伸方向に対して交差する方向、即ちそのアッパレール6の上壁部16に固定された第1及び第2の固定部55a,55bから下方側に折り曲げられた折曲部56を備えている。
具体的には、本実施形態の補強ブラケット50は、その長手方向両端を折り曲げてなる第1及び第2の折曲部56a,56bを備えている。尚、第1の折曲部56aは、後述するストッパ部60にあわせて幅広に形成されている。そして、補強ブラケット50は、更に、第1の固定部55aと第2の固定部55bとの間を略コ字状に折り曲げてなる第3の折曲部56cを備えている。
即ち、補強部材としての補強ブラケット50は、その幅方向両側端部に当接する両側壁部15を支持することにより、当該両側壁部15の間隔W0が狭まるようなアッパレール6の変形を抑制する。そして、上記のような折曲部56(56a〜56c)を形成することにより、その幅方向の剛性(支持剛性)を高める構成となっている。
また、図7〜図9に示すように、ロアレール5の端部近傍には、その底壁部11を切り起こすことにより、内側に突出する突起部57が形成されている。尚、図7及び図9は、ロアレール5の後端部近傍を示すものであるが、図示しないロアレール5の前端部近傍にも、同様の突起部57が形成されている。そして、本実施形態の補強ブラケット50には、ロアレール5に対するアッパレール6の相対移動に基づいて上記突起部57に当接することにより、その相対移動範囲を制限可能なストッパ部60が設けられている。
詳述すると、図6〜図8に示すように、本実施形態のストッパ部60は、板状部51の端部を折り曲げてアッパレール6の下方に突出するように形成してなる。具体的には、本実施形態の補強ブラケット50では、アッパレール6に固定されることにより車両の前方側に配置される第1の固定部55aの両側端部が、それぞれ下方に折り曲げられている。そして、これにより、その板状部51を幅方向に挟む一対のストッパ部60が形成されるようになっている。
尚、本実施形態では、板状部51の幅W1は、上記のようにストッパ部60にあわせて幅広に形成された第1の折曲部56aを除き、その両側端部を折り曲げてなる各ストッパ部60の外側面がそれぞれ、その対向するアッパレール6の各側壁部15の内壁面に接触するように設定されている。そして、そのアッパレール6の下端から突出する各ストッパ部60の先端には、それぞれ、方向外側に延びるフランジ部61が形成されている。
次に、上記のように構成された補強ブラケット50の作用について説明する。
上述のように、例えば、車両の前方衝突等、慣性によりシート1が移動しようとする場合において、そのシートスライド装置10が支えるシート荷重及びシートベルト荷重は、アッパレール6を後端側から上方に持ち上げる力、ひいては当該アッパレール6をロアレール5から引き剥がす力として作用する。そして、これにより、そのロアレール5の両内壁部14との位置関係に基づいて、アッパレール6に変形が生ずる可能性がある。具体的には、その幅方向に所定の間隔W0を空けて対向する両側壁部15の下端側が狭められる態様で、アッパレール本体18の断面コ字形状が変形する可能性がある。
しかしながら、上記のように、その両側壁部15間に補強ブラケット50を介在させることで、このようなアッパレール6の変形を抑制することが可能になる。即ち、補強ブラケット50が、その幅方向両側端部に当接する両側壁部15を支持することにより、その間隔W0が狭まる方向に向かう各側壁部15の移動が規制される。そして、これにより、アッパレール本体18の断面コ字形状が保持されることで、上記のようなアッパレール6を変形させるような力が作用した後においても、ロックレバー31の円滑な係脱、つまり、その各係合突部36が被係合部としてのロアレール5の各係合孔38に対して円滑に係脱することできる状態が維持される。
また、アッパレール6の相対移動に基づき補強ブラケット50に設けられたストッパ部60がロアレール5側の突起部57に当接することで、当該相対移動方向におけるアッパレール6の相対移動が規制される。そして、これにより、そのアッパレール6の相対移動範囲を制限することが可能になっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)アッパレール6は、その両側壁部15(15A,15B)間に介在されることにより当該両側壁部15の間隔W0が狭まるようなアッパレール6の変形を抑制可能な補強ブラケット50を備える。そして、補強ブラケット50には、アッパレール6の相対移動に基づいてロアレール5に設けられた突起部57に当接することにより、その相対移動範囲を制限可能なストッパ部60が設けられる。
上記構成によれば、車両の前方側への慣性力に起因するシート荷重やシートベルト荷重によって、アッパレール6をロアレール5から引き剥がすような力が作用した場合であっても、アッパレール6の両側壁部15間に介在された補強ブラケット50が、その幅方向両側端部に当接する両側壁部15を支持する。そして、これにより、その両側壁部15の間隔W0が狭まるようなアッパレール6の変形を防ぐことができる。
また、補強ブラケット50にストッパ部60を設けることで、例えばその一部を切り起こす等、アッパレール6自体を加工することなく、当該アッパレール6の相対移動範囲を制限することができる。そして、これにより、そのストッパ部60の形成加工によるアッパレール6の強度低下を回避することができる。その結果、より効果的に、アッパレール6の変形を抑制することができる。
更に、補強ブラケット50の幅(図8参照、板状部51の幅W1+ストッパ部60の板厚)を両側壁部15の間隔W0よりも広く設定することにより、アッパレール6(アッパレール本体18)を押し広げることができる。そして、これにより、ロアレール5との間の摺動抵抗を調整することで、そのシートスライド装置10の操作感を向上させることができる。
(2)補強ブラケット50は、アッパレール6の後端側(後方開口端6bの近傍)に設けられる。即ち、車両の前方側への慣性力に起因するシート荷重やシートベルト荷重により生ずるアッパレール6の変形は、その後端側から進む。従って、上記構成によれば、より効果的に、そのアッパレール6の変形を防ぐことができる。
(3)補強ブラケット50は、両側壁部15に交差する位置関係を有してアッパレール6の延伸方向に延びる板状部51を備える。そして、板状部51は、アッパレール6の延伸方向に対して交差する方向に折り曲げられた折曲部56(56a〜56c)を備える。
上記構成によれば、構成簡素、且つ容易に、その幅方向の剛性が高い補強ブラケット50を形成することができる。
(4)ストッパ部60は、板状部51の端部を折り曲げてアッパレール6の下方に突出するように形成されてなる。これにより、簡素な構成にて、容易に、ストッパ部60を形成することができる。
(5)補強ブラケット50は、アッパレール6に固定されることにより車両の前方側に配置される部分(第1の固定部55a)の両側端部に設けられたストッパ部60を備える。
即ち、補強ブラケット50の前方側にストッパ部60を設けることで、当該ストッパ部60が、上記のように後端側から進むアッパレール6の変形の影響を受け難くなる。その結果、車両の前方側への慣性力に起因するシート荷重やシートベルト荷重に依らず、そのストッパ部60の機能を担保することができる。そして、特に、そのストッパ部60の後方側に幅方向の剛性が高い折曲部56(56b,56c)が存在することによって、より顕著な効果を得ることができる。
(6)ストッパ部60の先端には、幅方向外側に延びるフランジ部61が形成される。これにより、より確実にアッパレール6の相対移動範囲を制限することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ロックレバー31には、その先端部分の両側端部に、それぞれ、三本の係合突部36が設けられることとした。しかし、これに限らず、係合突部36の数は、任意に変更してもよい。そして、その位置についてもまた、回動軸Mよりも後方側であれば、必ずしも先端部分でなくともよい。
・また、上記実施形態では、各側壁部15には、ロックレバー31の各係合突部に対応する複数(3つ)の挿通孔37が形成されることとした。しかし、これに限らず、一の挿通孔37に対して複数の係合突部36が挿入される構成であってもよい。
・上記実施形態では、補強ブラケット50は、両側壁部15に交差する位置関係を有してアッパレール6の延伸方向に延びる板状部51を備える。そして、補強ブラケット50は、板材(金属板)を折り曲げ加工することにより形成されることとした。しかし、これに限らず、補強ブラケット50の形状については、必ずしも板状部51を有するものでなくともよい。即ち、両側壁部15間に介在されることにより当該両側壁部15の間隔W0が狭まるようなアッパレール6の変形を抑制可能、且つアッパレール6の相対移動に基づきロアレール5側の突起部57に当接することにより、その相対移動範囲を制限可能なストッパ部60を備えるものであればよい。そして、補強ブラケット50の形成方法についてもまた、折り曲げ加工に限らず、鍛造や鋳造等、その他の方法によるものであってもよい。
・上記実施形態では、ロアレール5側の突起部57は、その底壁部11を切り起こすことにより形成されることとした。しかし、これに限らず、例えば、ボルトや螺子等の付加物をロアレール5に取着することより突起部57を形成する構成であってもよい。
・上記実施形態では、各ストッパ部60の外側面がそれぞれ、その対向するアッパレール6の各側壁部15の内壁面に接触するように設定されることとしたが、各ストッパ部60と各側壁部15とが接触していない構成についても、これを排除しない。
・上記実施形態では、ストッパ部60の先端には、幅方向外側に延びるフランジ部61が形成されることとしたが、このようなフランジ部61を有しない構成であってもよい。
・上記実施形態では、ストッパ部60は、第1の固定部55aの両側端部を下方に折り曲げ加工してなることとした。しかし、これに限らず、ストッパ部60の形成位置については、任意に変更してもよい。例えば、略コ字状に折り曲げられた第3の折曲部56cを含め、板状部51の側端部における他の部分にストッパ部60を形成する構成であってもよい。そして、第1及び第2の折曲部56a,56bが形成された板状部51の長手方向端部にストッパ部60を形成する構成についても、これを排除しない。
・また、第3の折曲部56cの形状についても、必ずしも略コ字状でなくともよい。そして、第1及び第2の折曲部56a,56bの折り曲げ角度についても、任意に変更してもよい。
例えば、図10に示すように、第1の固定部55aの両側端部から下方に延びる両ストッパ部60の間に、第1の折曲部56aが配置されるように、その折り曲げ角度を設定してもよい。このような構成とすることで、第1の折曲部56aがその幅方向両端部に当接する両ストッパ部60を支持する。そして、これにより、両ストッパ部60で両側壁部15を支持することができる。その結果、より効果的に、その両側壁部15の間隔W0が狭まるようなアッパレール6の変形を防ぐことができる。
・上記実施形態では、荷重支持部となる板状部25を平板形状としたが、その形状については任意に変更してもよい。
次に、以上の実施形態から把握することのできる技術的思想を効果とともに記載する。
(イ)前記ストッパ部は、幅方向外側に延びるフランジ部を有して前記板状部の側端に設けられること、を特徴とする。これにより、より確実にアッパレールの相対移動範囲を制限することができる。
(ロ)前記板状部の両側端部に設けられた一対のストッパ部を備えるとともに、前記板状部は両ストッパ部間に配置された前記折曲部を備えること、を特徴とする。このような構成とすることで、その折曲部が幅方向両端部に当接する両ストッパ部を支持する。そして、これにより、両ストッパ部で両側壁部を支持することができる。その結果、より効果的に、そのアッパレールの変形を防ぐことができる。
(ハ)前記補強部材は、前記アッパレールの後端側に設けられること、を特徴とする。即ち、車両の前方側への慣性力に起因するシート荷重やシートベルト荷重により生ずるアッパレールの変形は、その後端側から進む。従って、上記構成によれば、より効果的に、そのアッパレールの変形を防ぐことができる。
1…シート、5…ロアレール、6…アッパレール、10…シートスライド装置、15(15A,15B)…側壁部、SB…シートベルト、26…アンカーブラケット、30…ロック機構、31…ロックレバー、36…係合突部、37…挿通孔、38…係合孔(被係合部)、38a…上方開口部、50…補強ブラケット(補強部材)、51…板状部、55a,55b…固定部、56(56a〜56c)…折曲部、57…突起部、60…ストッパ部、61…フランジ部、M…回動軸、W0…間隔、W1…幅。

Claims (5)

  1. 車両の前後方向に延びるロアレールと、上方にシートを支持するとともに前記ロアレール上を相対移動可能に設けられたアッパレールと、前記アッパレールの相対移動を規制可能なロック機構とを備え、
    前記アッパレールは、幅方向に対向する一対の側壁部と各側壁部の下端から幅方向外側に向かって折り返された張出し部とを有し、前記ロック機構は、前記両側壁部に交差する回動軸を有して回動自在に前記アッパレールに支持されたロックレバーを備えるとともに、
    前記ロックレバーには、前記回動軸よりも後方側の位置において幅方向に突出する係合突部が設けられ、前記係合突部に交差する前記側壁部には、上下動可能に前記係合突部が挿通される挿通孔が形成されるとともに、前記ロアレールには、前記ロックレバーの回動に基づく前記上下動によって前記係合突部が係脱可能な上方開口部を有した複数の被係合部が形成された車両用シートスライド装置において、
    前記アッパレールは、前記両側壁部間に介在されることにより該両側壁部の間隔が狭まるような前記アッパレールの変形を抑制可能な補強部材を備えるとともに、該補強部材には、前記アッパレールの前記張出し部の下方に突出するようにフランジ部が設けられ、当該フランジ部が前記アッパレールの相対移動に基づいて前記ロアレールに設けられた突起部に当接することにより前記アッパレールの相対移動範囲を制限可能であること、を特徴とする車両用シートスライド装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シートスライド装置において、
    前記補強部材は、前記アッパレールの延伸方向に延設されるとともに、前記フランジ部は、前記補強部材の前方側に設けられること、を特徴とする車両用シートスライド装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートスライド装置において、
    前記補強部材は、前記両側壁部に交差する位置関係を有した板状部を備えるとともに、前記板状部は、前記アッパレールの延伸方向に対して交差する方向に折り曲げられた折曲部を有すること、を特徴とする車両用シートスライド装置。
  4. 請求項3に記載の車両用シートスライド装置において、
    前記補強部材は、前記フランジ部よりも後方側に設けられた前記折曲部を備えること、を特徴とする車両用シートスライド装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の車両用シートスライド装置において、
    前記補強部材は、前記板状部の端部から折り曲げられたストッパ部を有し、前記ストッパ部の先端に前記フランジ部が形成されていること、を特徴とする車両用シートスライド装置。
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