JP5866966B2 - アンダーシール及びリニアガイド装置 - Google Patents
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Description
先ず、特許文献1にも開示されているが、一般に、リニアガイド(直動案内)装置10は、図16に示すように、ガイドレール20と、ベアリングブロック30と、ガイドレール20に設けられるレール側転動溝21とベアリングブロック30に設けられるベアリングブロック側転動溝31との間に転動自在に介装される転動体(ボール)40と、を含んで構成されている。
次に、特許文献1に開示されているアンダーシール60を図17を参照しつつ説明する。ここで、図17中、左下に示すアンダーシール60の形状は、平面視のアンダーシール60の形状であり、左上に示すアンダーシール60の形状は、アンダーシール60の短辺方向から視たアンダーシール60の側面形状であり、右に示すアンダーシール60の形状は、アンダーシール60の長辺方向から視たアンダーシール60の側面形状である。
次に、前述のアンダーシール60のベアリングブロック30への取り付け方法について、図18(a)及び(b)を参照しつつ説明する。
ガイドレール20に組み付けられた状態のベアリングブロック30からアンダーシール60を取り外す際は、アンダーシール60を、図18(b)に示すように下方に撓ませて、エンドキャップ50のアンダーシール溝50aからアンダーシール60の差込部分62a,62bを抜き取る。
そして、特許文献1に開示されているアンダーシール60は、保持部62の差込部位62a,62bに略円筒形状の突起63を設けたことで、脱落防止を図れるようになっている。
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、アンダーシールの脱落を確実に防止できるようにすることである。
また、本発明のうち請求項2に係るリニアガイド装置によれば、ベアリングブロックに対するアンダーシールの保持能力が高いため、例えば、油密の確保や異物の混入等の抑制をより確実なものとすることができる。
本実施形態は、本発明を適用したアンダーシールである。
図1〜図3は、本実施形態のアンダーシール1の構成例を示す図である。図1は、平面図であり、図2は、図1に示す矢印Cの方向から視た側面図であり、図3は、図1に示す矢印Dの方向から視た側面図である。
このアンダーシール1は、図16に示したようなリニアガイド(直動案内)装置のベアリングブロックに取り付けられる。
図4及び図5は、ベアリングブロックにアンダーシール1が取り付けられた状態のアンダーシール1とエンドキャップ50との関係を示す図である。ここで、図4は側面断面図を示し、図5は平面断面図を示す。
図4及び図5に示すように、ベアリングブロックにアンダーシールを取り付けた状態では、エンドキャップ50のアンダーシール溝50a内に、アンダーシール1の差込部位3a,3bとともに突起4が収容される。すなわち、アンダーシール1のアンダーシール1の差込部位3a,3bは、一側面3a1,3b1に設けた各突起4をアンダーシール溝50aの内側面とで挟み込むようにして該アンダーシール溝50aに支持されている。
なお、図6には、特許文献1に開示されているように、保持部62の差込部位62a,62bに略円筒形状の突起63を設けたアンダーシール60を示す。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
図7〜図9に示すように、本実施形態では、保持部3の各差込部位3a,3bに複数の突起5a,5bをそれぞれ設けることもできる。
これにより、図10に示すように、アンダーシール1は、複数の突起5a,5bとエンドキャップ3との接触面積がより広くなるため、エンドキャップ3との摩擦をより高くすることができる。
図11〜図13に示すように、本実施形態では、保持部3の各差込部位3a,3bの長手方向側面(アンダーシール溝50aに対するアンダーシール1の挿通方向に向く側面)にさらに突起6をそれぞれ設けることもできる。そして、このようなアンダーシール1の突起6に対応して、エンドキャップ50のアンダーシール溝50aには、その突起6が嵌合可能な凹部を設ける。
実施例では、図3に示す突起の高さhを変化させて、アンダーシールの脱落について検証した。また、比較例として、突起を略円筒形状としたアンダーシールを用いた。図15は、その検証結果を示す。
図15に示すように、比較例に対して、本実施形態の場合には、長尺の四角柱形状の突起としたことで、脱落しない又は脱落しにくい結果となった。また、本実施形態及び変形例ともに、突起を高くすると、エンドキャップが変形する結果となった。
2 リップ部
3 保持部
3a,3b 差込部位(端部)
4,5a,5b,6 突起
Claims (2)
- ガイドレールと、転動体を介して前記ガイドレールに移動自在に配設されるベアリングブロックと、前記ベアリングブロックの両端に配設されるエンドキャップと、を含んで構成されるリニアガイド装置のアンダーシールであって、各端部が対応する前記エンドキャップに設けられるアンダーシール溝にそれぞれ挿入保持されて、前記ガイドレールと前記ベアリングブロックとの間のシールを行うものにおいて、
前記ベアリングブロックが前記ガイドレールに組み付けられた状態において、前記アンダーシール溝から取り外すことができ、かつ前記アンダーシール溝へ取り付けることができる弾性材料のみから構成され、
前記アンダーシール溝に挿通保持される端部の側面一部に、その挿通方向に延び前記アンダーシール溝の側面と接触する長尺の突起を少なくとも1個設け、
前記アンダーシール溝に挿通保持される端部のその挿通方向に向く側面に、前記アンダーシール溝に設けた凹溝に嵌る突起を設けたことを特徴とするリニアガイド装置のアンダーシール。 - 請求項1に記載のアンダーシールを備えたことを特徴とするリニアガイド装置。
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JP2011234760A JP5866966B2 (ja) | 2011-10-26 | 2011-10-26 | アンダーシール及びリニアガイド装置 |
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JP2011234760A JP5866966B2 (ja) | 2011-10-26 | 2011-10-26 | アンダーシール及びリニアガイド装置 |
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Family Applications (1)
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JP2011234760A Active JP5866966B2 (ja) | 2011-10-26 | 2011-10-26 | アンダーシール及びリニアガイド装置 |
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