JP5866095B2 - 中継装置及び中継システム及び中継方法 - Google Patents
中継装置及び中継システム及び中継方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5866095B2 JP5866095B2 JP2012043671A JP2012043671A JP5866095B2 JP 5866095 B2 JP5866095 B2 JP 5866095B2 JP 2012043671 A JP2012043671 A JP 2012043671A JP 2012043671 A JP2012043671 A JP 2012043671A JP 5866095 B2 JP5866095 B2 JP 5866095B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- request
- response
- unit
- transmission
- proxy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
このようなシステムにおいて、要求装置が定期的に応答を取得する必要がある場合、要求装置は、ほぼ一定の間隔で周期的に応答要求を送信する。
要求装置の通信方式が半二重方式である場合、応答装置が送信した応答が長すぎると、次の応答要求の送信タイミングになっても、応答の受信が終わらないため、次の応答要求を送信することができない。逆に、次の応答要求の送信を優先すると、応答を正しく受信することができない。
受信に失敗した場合に分割して再送する方式は、応答の取得に遅延が生じるので、制御システムなどのように遅延なく応答を取得する必要があるシステムには、適用できない。
この発明は、例えば、応答装置が送信した応答が長すぎる場合でも、要求装置が応答を遅延なく受信し、かつ、適正なタイミングで次の応答要求を応答装置に対して送信できるようにすることを目的とする。
要求受信部と、要求転送部と、代理送信部とを有し、
上記要求受信部は、応答装置に対して応答を要求する応答要求を要求装置から受信し、
上記要求転送部は、上記要求受信部が受信した応答要求を上記応答装置に対して送信し、
上記代理送信部は、上記要求転送部が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過した場合に、所定の応答要求を上記応答装置に対して送信する
ことを特徴とする。
実施の形態1について、図1〜図18を用いて説明する。
コントローラ1は、例えば、センサ機器3が測定した物理量に基づいて、制御対象を制御する。コントローラ1は、要求装置の一例である。
コントローラ1は、センサ機器3と異なるプロトコルのインターフェースを持つ。プロトコル変換装置2は、コントローラ1とセンサ機器3との間でプロトコル変換をする。プロトコル変換装置2は、中継装置の一例である。
コントローラ1とプロトコル変換装置2との間は、バス91を介して接続している。プロトコル変換装置2とセンサ機器3との間は、バス92を介して接続している。
例えば、バス91は、コントローラ1が送信をしプロトコル変換装置2が受信をする期間(以下「下り期間」と呼ぶ。)と、プロトコル変換装置2が送信をしコントローラ1が受信をする期間(以下「上り期間」と呼ぶ。)とを交互に繰り返す。基本的に、下り期間の長さ及び上り期間の長さは、あらかじめ定められている。したがって、下り期間と上り期間とを合わせた一周期の長さも決まっている。コントローラ1やプロトコル変換装置2は、例えば、内蔵するタイマなどでタイミングを測定することにより、下り期間か上り期間かを判断し、バス91を介した通信をする。
プロトコル変換装置2は、コントローラ1が送信したリクエストを、バス91を介して受信する。プロトコル変換装置2は、受信したリクエストを、バス92における書式に変換する。プロトコル変換装置2は、変換したリクエストを、センサ機器3に対してバス92を介して送信する。
センサ機器3は、プロトコル変換装置2が送信したリクエストを、バス92を介して受信する。センサ機器3は、受信したリクエストに応じて応答データを生成する。センサ機器3は、生成した応答データを、プロトコル変換装置2に対してバス92を介して送信する。応答データは、応答の一例である。
プロトコル変換装置2は、センサ機器3が送信した応答データを、バス92を介して受信する。プロトコル変換装置2は、受信した応答データを、バス91における書式に変換する。プロトコル変換装置2は、変換した応答データを、コントローラ1に対してバス91を介して送信する。
コントローラ1は、プロトコル変換装置2が送信した応答データを、バス91を介して受信する。これにより、コントローラ1は、送信したリクエストに対するセンサ機器3からの応答データを取得する。
スタートビット81は、フレームの先頭を示す。
コマンドID82は、リクエストの種類を示す。
引数83は、例えば、アクセス先などを指示する。
誤り検出符号88は、リクエストのフレームの値が送信中に誤っていないことを確認するためのデータである。なお、リクエスト71は、誤り検出符号88に代えて、誤り訂正符号を有する構成であってもよい。
ストップビット89は、フレームの完了を示す。
スタートビット81、誤り検出符号88及びストップビット89は、リクエスト71と同様である。
基本データ85は、センサ機器3が測定した結果を表わす。例えば、基本データ85は、コントローラ1が制御対象を制御するために、所定の周期で必ず必要となる測定値を表わす。
スタートビット81、基本データ85、誤り検出符号88及びストップビット89は、図3の例と同様である。
付加データ86は、センサ機器3の仕様を示すパラメータや副次的な測定データなどを表わす。例えば、付加データ86は、コントローラ1が制御対象を制御するために必要になる場合があるが、毎回は必要ない測定値を表わす。
応答データ72に付加データ86が含まれるか否かは、リクエスト71の種類によって定まる。
付加データ86の長さは、リクエスト71の種類によって定まる。
すなわち、応答データ72の長さは、リクエスト71の種類によって定まる。
例えば、コマンドID82が「0」である場合、そのリクエスト71に対する応答データ72は、図3に示したように、付加データ86を含まない。
コマンドID82が「1」「2」「3」または「4」である場合、そのリクエスト71に対する応答データ72は、図4に示したように、付加データ86を含む。コマンドID82が「1」または「2」である場合、付加データ86の長さ(以下「付加データ長」と呼ぶ。)は、16ビットである。コマンドID82が「3」である場合、付加データ長は、32ビットである。コマンドID82が「4」である場合、付加データ長は、64ビットである。
付加データ86が必要な場合、コントローラ1は、必要な付加データ86の種類に応じて、コマンドID82が「1」「2」「3」または「4」であるリクエスト71を送信する。これに対して、センサ機器3は、図4に示した書式の応答データ72を返す。この場合、応答データ72の長さは、基本長に、コマンドID82によって定まる付加データ長を加えた長さである。
プロトコル変換装置2は、書式の変換だけでなく、センサ機器3に対してリクエスト71を送信するタイミングや、コントローラ1に対して応答データ72を送信するタイミングの調整をする。
信号送受信部131は、通信装置の一例である。
なお、周期計時部151は、下り期間の開始時刻だけを通知し、上り期間の開始時刻を通知しない構成であってもよい。その場合、周期計時部151は、例えば、下り期間の開始時刻からの経過時間を計測し、下り期間と上り期間とを合わせた時間が経過すると、次の下り期間の開始時刻になったと判定し、切替制御部121に対して通知をする。
次周期リクエスト未発行フラグがリクエスト71を送信することを表わす場合、切替制御部121は、信号送受信部131を送信に切り替える指示を発行する。信号送受信部131は、切替制御部121からの指示にしたがって、送信モードに切り替わる。
次周期リクエスト未発行フラグがリクエスト71を送信しないことを表わす場合、切替制御部121は、信号送受信部131を切り替えない。信号送受信部131は、受信モードを維持する。
なお、周期計時部151が上り期間の開始時刻を通知しない構成の場合、切替制御部121は、例えば、リクエスト71の送信が終わったことを検出して、送信終了から所定の時間が経過したとき、信号送受信部131を受信に切り替える。
次周期リクエスト未発行フラグがリクエスト71を送信することを表わす場合、制御部141は、リクエスト送信部111に対してリクエスト71の発行を指示する。
制御部141は、要求生成部の一例である。
リクエスト送信部111は、要求送信部の一例である。
応答データ受信部115は、応答受信部の一例である。
次周期リクエスト発行判定部112は、送信判定部の一例である。
次周期リクエスト発行判定部112は、制御部141から通知されたリクエスト71から、コマンドID82を抽出する。次周期リクエスト発行判定部112は、抽出したコマンドID82をキーとして、リクエストテーブル記憶部113が記憶したリクエストテーブルを検索し、コマンドID82と一致するコマンドID411に対応づけられた次周期リクエスト発行フラグ421を取得する。
次周期リクエスト発行判定部112は、取得した次周期リクエスト発行フラグ421に基づいて、次の周期の下り期間にリクエスト71を送信するか否かを判定する。
信号送受信部271は、通信装置の一例である。
信号送信部221は、通信装置の一例である。
信号受信部231は、通信装置の一例である。
リクエスト受信部211は、要求受信部の一例である。
また、リクエスト変換部217は、信号送信部221を介して、代理リクエストをセンサ機器3に対して送信する。代理リクエストとは、リクエスト受信部211がリクエスト71を受信しない場合に、リクエスト71の代わりに送信するリクエストのことである。代理リクエストは、例えば、コマンドIDが「0」であり、基本データだけを要求し、付加データを要求しないリクエストである。
リクエスト変換部217は、要求転送部及び代理送信部の一例である。
なお、リクエスト出力値保持部218が記憶するリクエスト出力値は、代理リクエストそのものであってもよい。その場合、リクエスト変換部217は、リクエスト出力値保持部218が記憶したリクエスト出力値を、代理リクエストとしてそのまま送信する。
代理リクエストフラグが代理リクエストを送信することを表わす場合、代理リクエスト発行指示部215は、リクエスト変換部217に対して代理リクエストの送信を指示する。
応答データ受信部241は、応答受信部の一例である。
応答データ変換部251は、応答転送部の一例である。
また、切替制御部261は、応答データ変換部251から応答データ72の送信完了の通知を受けると、代理リクエストフラグ記憶部213が記憶した代理リクエストフラグを参照する。
代理リクエストフラグが代理リクエストを送信しないことを表わす場合、コントローラ1から次のリクエスト71を受信するため、切替制御部261は、信号送受信部271を受信に切り替える指示を発行する。信号送受信部271は、切替制御部261からの指示にしたがって、受信モードに切り替わる。
代理リクエストフラグが代理リクエストを送信することを表わす場合、コントローラ1から次のリクエスト71を受信しないので、切替制御部261は、信号送受信部271を切り替えない。信号送受信部271は、送信モードを維持する。
代理リクエストは、コントローラ1からリクエスト71を受信しない周期に、リクエスト71を転送する代わりに、送信するものであるから、リクエストテーブル記憶部113が記憶するリクエストテーブルの次周期リクエスト発行フラグ421と、リクエストテーブル記憶部214が記憶するリクエストテーブルの次周期リクエスト発行フラグ422とは、相補的な関係を有する。すなわち、次周期リクエスト発行フラグ421がリクエスト71を送信することを表わす場合、その次周期リクエスト発行フラグ421に対応づけられたコマンドID411と同じコマンドID412に対応づけられた次周期リクエスト発行フラグ422は、代理リクエストを送信しないことを表わす。逆に、次周期リクエスト発行フラグ421がリクエスト71を送信しないことを表わす場合、その次周期リクエスト発行フラグ421に対応づけられたコマンドID411と同じコマンドID412に対応づけられた次周期リクエスト発行フラグ422は、代理リクエストを送信することを表わす。
代理リクエスト判定部212は、リクエスト受信部211から通知されたリクエスト71から、コマンドID82を抽出する。代理リクエスト判定部212は、抽出したコマンドID82をキーとして、リクエストテーブル記憶部214が記憶したリクエストテーブルを検索し、コマンドID82と一致するコマンドID412に対応づけられた次周期リクエスト発行フラグ422を取得する。
代理リクエスト判定部212は、取得した次周期リクエスト発行フラグ422に基づいて、次の周期に代理リクエストを送信するか否かを判定する。
プロトコル変換装置2は、例えば、リクエスト転送処理S55と、代理判定処理S56と、応答転送処理S57と、代理送信処理S58と、応答転送処理S59とを実行する。
センサ機器3は、例えば、リクエスト受信処理S60と、応答送信処理S61とを実行する。
リクエスト転送処理S55において、プロトコル変換装置2は、コントローラ1が送信したリクエスト71を受信し、センサ機器3に対して送信する。
リクエスト受信処理S60において、センサ機器3は、プロトコル変換装置2が送信したリクエスト71を受信する。
応答送信処理S61において、センサ機器3は、リクエスト受信処理S60で受信したリクエスト71に対する応答データ72をプロトコル変換装置2に対して送信する。
代理リクエストを送信すると判定した場合、プロトコル変換装置2は、応答転送処理S57と代理送信処理S58とを並行して実行する。
代理リクエストを送信しないと判定した場合、プロトコル変換装置2は、応答転送処理S59へ処理を進める。
プロトコル変換装置2は、代理送信処理S58が終了するのを待ってから、応答転送処理S59へ処理を進める。
プロトコル変換装置2は、応答転送処理S57が終了するのを待ってから、応答転送処理S59へ処理を進める。
プロトコル変換装置2は、リクエスト転送処理S55に処理を戻す。
送信判定処理S52において、コントローラ1は、次の周期にリクエスト71を送信するか否かを判定する。
リクエスト71を送信すると判定した場合、コントローラ1は、リクエスト送信処理S50に処理を戻す。
リクエスト71を送信しないと判定した場合、コントローラ1は、応答受信処理S51に処理を戻す。
送信しないと判定した場合、次周期リクエスト発行判定部112は、フラグセット工程S506へ処理を進める。
送信すると判定した場合、次周期リクエスト発行判定部112は、切替タイミング待ち工程S507へ処理を進める。
次周期リクエスト未発行フラグがセットされている場合、切替制御部121は、フラグクリア工程S522へ処理を進める。
次周期リクエスト未発行フラグがクリアされている場合、切替制御部121は、リクエスト71を送信すると判定し、送信判定処理S52を終了する。これにより、コントローラ1は、リクエスト送信処理S50に処理を戻し、次のリクエスト71を送信する。
切替制御部121は、リクエスト71を送信しないと判定し、送信判定処理S52を終了する。これにより、コントローラ1は、応答受信処理S51に処理を戻し、代理リクエストに対する応答データ72を受信する。
代理リクエストを送信すると判定した場合、計時開始工程S562へ処理を進める。
代理リクエストを送信しないと判定した場合、代理リクエスト判定部212は、代理判定処理S56を終了する。プロトコル変換装置2は、応答転送処理S59へ処理を進める。
なお、応答転送処理S59の流れも、応答転送処理S57と同様である。
リクエスト変換部217は、代理リクエストフラグ記憶部213が記憶した代理リクエストフラグをクリアする。代理リクエストフラグ記憶部213は、リクエスト変換部217がクリアした代理リクエストフラグを記憶する。
横軸は、時刻を示す。
プロトコル変換装置2は、コントローラ1が送信したリクエスト71を受信し、プロトコル変換して、センサ機器3に対して送信する。コマンドID82が「1」なので、プロトコル変換装置2は、次の周期452に代理リクエストを送信しないと判断する。
センサ機器3は、プロトコル変換装置2が送信したリクエスト71を受信する。センサ機器3は、16ビットの付加データ86を含む応答データ72を送信する。
プロトコル変換装置2は、センサ機器3が送信した応答データ72を受信し、プロトコル変換をして、上り期間471において、コントローラ1に対して送信する。
コントローラ1は、プロトコル変換装置2が送信した応答データ72を受信する。
プロトコル変換装置2は、コントローラ1が送信したリクエスト71を受信し、プロトコル変換して、センサ機器3に対して送信する。コマンドID82が「4」なので、プロトコル変換装置2は、次の周期453に代理リクエストを送信すると判断する。
センサ機器3は、プロトコル変換装置2が送信した応答データ72を受信する。センサ機器3は、64ビットの付加データ86を含む応答データ72を生成して、送信する。
プロトコル変換装置2は、センサ機器3が送信した応答データ72を受信し、プロトコル変換をして、コントローラ1に対して送信する。しかし、付加データ86が大きいので、上り期間472のなかでは送信が完了せず、次の周期453の下り期間463までかかる。
コントローラ1は、周期453にリクエスト71を送信しないと判断しているので、周期453の下り期間463になっても、信号送受信部131を送信に切り替えない。このため、コントローラ1は、プロトコル変換装置2が送信した応答データ72を、最後まで受信できる。
センサ機器3は、プロトコル変換装置2が送信した代理リクエスト73を受信する。代理リクエスト73は、リクエスト71と同じ書式なので、センサ機器3は、受信したリクエストが、コントローラ1からのリクエスト71か、プロトコル変換装置2からの代理リクエスト73かを区別しない。センサ機器3は、付加データ86を含まない応答データ72を生成して、送信する。
プロトコル変換装置2は、センサ機器3が送信した応答データ72を受信し、プロトコル変換をして、上り期間473において、コントローラ1に対して送信する。
コントローラ1は、プロトコル変換装置2が送信した応答データ72を受信する。コントローラ1がリクエスト71を送信しない代わりに、プロトコル変換装置2が代理リクエスト73を送信するので、コントローラ1は、リクエスト71を送信した場合と同じく、応答データ72を取得することができる。
コントローラ1がリクエスト71を送信しない周期453において、プロトコル変換装置2は、コントローラ1から受信したリクエスト71をセンサ機器3に対して送信するのと同じタイミングで、代理リクエスト73を送信する。
したがって、センサ機器3は、常に同じタイミングでリクエストを受信する。センサ機器3は、リクエストを受信したタイミングと一定の関係を有する時刻における測定結果に基づいて、応答データ72の基本データ85を生成する。
このため、コントローラ1は、一定の間隔でセンサ機器3が測定した測定結果を得ることができる。
コントローラ1は、バス91が切り替わらないため、リクエスト71を送信しない。
一方で、次の周期に基本データ85を得るために、コントローラ1からのリクエスト71を受信することなく、プロトコル変換装置2があらかじめ保持しておいた代理リクエスト73をセンサ機器3に送信して、応答データ72を得る。代理リクエスト73は、基本データ85のみを要求する。代理リクエスト73は、コントローラ1の代わりにプロトコル変換装置2が送信するリクエストである。
コントローラ1は、プロトコル変換装置2から基本データ85を取得する。
実施の形態2について、図19〜図21を用いて説明する。
なお、実施の形態1と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114が記憶した次周期リクエスト未発行フラグが、次の周期にリクエストを送信することを表わす場合、制御部141は、実施の形態1で説明したリクエスト71と同じく、テーブルID84を含まないリクエスト71を生成する。
テーブルID抽出部293は、リクエスト受信部211が受信したリクエスト71から、テーブルID84を抽出する。
リクエスト出力値保持部218は、テーブルID抽出部293が抽出したテーブルID84をキーにして、出力値テーブル記憶部292が記憶した出力値テーブルを検索し、テーブルID84と一致するテーブルID415に対応づけられたリクエスト出力値425を取得する。
次の周期において、リクエスト変換部217は、テーブルID抽出部293が取得したリクエスト出力値425に基づいて、代理リクエスト73を生成し、センサ機器3に対して送信する。
これにより、リクエストに対する制約が減り、組込みシステム10の柔軟性が向上する。
この方式の場合、代理リクエスト73を表わすリクエスト出力値をリクエスト出力値保持部218があらかじめ記憶しておく必要がないので、組込みシステム10の柔軟性が更に向上する。
代理リクエスト判定部212がこのような構成である場合、リクエストテーブル記憶部214が記憶したリクエストテーブルを使う必要がないので、リクエストテーブル記憶部214は、なくてもよい。
実施の形態3について、図22を用いて説明する。
なお、実施の形態1または実施の形態2と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
出力値テーブルに登録させないと判定した場合、制御部141は、実施の形態1で説明したリクエスト71と同じく、テーブルID84を含まないリクエスト71を生成する。
出力値テーブルに登録させると判定した場合、制御部141は、次の周期にリクエストを送信する場合と同様、テーブルID84を含むリクエスト71を生成する。ただし、この場合のテーブルID84は、次の周期に送信すべき代理リクエスト73を表わすのではなく、そのリクエスト71を表わすリクエスト出力値に対応づけて出力値テーブルに登録するテーブルIDを表わす。
リクエスト出力値登録部294は、代理リクエストフラグ記憶部213が記憶した代理リクエストフラグに基づいて、次の周期に代理リクエスト73を送信するか否かを判定する。
代理リクエスト73を送信すると判定した場合、実施の形態2と同様、リクエスト出力値保持部218が出力値テーブル記憶部292からリクエスト出力値425を取得し、リクエスト変換部217が代理リクエスト73を生成する。
テーブルID84と一致するテーブルID415を出力値テーブル記憶部292が既に記憶していると判定した場合、リクエスト出力値登録部294は、そのテーブルID415に対応づけて出力値テーブル記憶部292が記憶しているリクエスト出力値425を、生成したリクエスト出力値で更新する。出力値テーブル記憶部292は、そのテーブルID415に対応づけて記憶しているリクエスト出力値425を削除し、その代わりとして、リクエスト出力値登録部294が生成したリクエスト出力値を、そのテーブルID415に対応づけられたリクエスト出力値425として記憶する。
テーブルID84と一致するテーブルID415を出力値テーブル記憶部292がまだ記憶していないと判定した場合、リクエスト出力値登録部294は、テーブルID84と、生成したリクエスト出力値とを対応づけて、出力値テーブル記憶部292が記憶した出力値テーブルに登録する。出力値テーブル記憶部292は、そのテーブルID84をテーブルID415として新たに記憶し、リクエスト出力値登録部294が生成したリクエスト出力値を、そのテーブルID415に対応づけられたリクエスト出力値425として新たに記憶する。
実施の形態4について、図23〜図24を用いて説明する。
なお、実施の形態1〜実施の形態3と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
応答データ72の受信が既に完了している場合、切替制御部121は、信号送受信部131を送信に切り替える指示を発行する。信号送受信部131は、送受信方向を切り替えて送信にする。
応答データ72の受信がまだ完了していない場合、切替制御部121は、信号送受信部131を切り替えない。信号送受信部131は、受信モードを維持する。
切替制御部121は、送信判定部の一例である。
周期計時部216は、リクエスト変換部217がセンサ機器3に対して次のリクエスト71の送信を開始するまでの経過時間(送信間隔)を毎回計測し、センサ機器3に対するリクエスト71の最大送信間隔を算出する。なお、周期計時部216は、最大送信間隔を算出するのではなく、あらかじめ設定した最大送信間隔を記憶しておく構成であってもよい。
周期計時部216は、リクエスト変換部217がセンサ機器3に対するリクエスト71の送信を開始してからの経過時間が最大送信間隔に達したとき、代理リクエスト発行指示部215及び切替制御部261に対して通知をする。なお、周期計時部216は、リクエスト変換部217がセンサ機器3に対するリクエスト71の送信を開始してからの経過時間が最大送信間隔に達する前にリクエスト変換部217からの通知を受けた場合は、経過時間をリセットするので、代理リクエスト発行指示部215や切替制御部261に対する通知はしない。
周期計時部216は、代理判定部の一例である。
リクエスト変換部217は、代理リクエスト発行指示部215からの指示にしたがって、リクエスト出力値保持部218が記憶したリクエスト出力値に基づいて代理リクエスト73を生成し、センサ機器3に対して送信する。
切替制御部261は、応答データ変換部251から応答データ72の送信完了の通知をもう一度受けた場合、信号送受信部271を受信に切り替える。信号送受信部271は、受信モードに切り替わる。二回目の応答データ72は、リクエスト変換部217が送信した代理リクエスト73に対する応答データ72である。
コマンドID82に基づいてあらかじめ判定をするのではなく、応答データ72の受信が終わったか否かに基づいて、リクエスト71の送信をするか否かを判定するので、応答データ72の長さが不明である場合や可変長である場合でも対処することができる。
コマンドID82に基づいてあらかじめ判定をするのではなく、リクエスト71を受信したか否かに基づいて、代理リクエスト73の送信をするか否かを判定するので、応答データ72の長さが不明である場合や可変長である場合でも対処することができる。
上記要求受信部は、応答装置(センサ機器3)に対して応答を要求する応答要求(リクエスト71)を要求装置(コントローラ1)から受信する。
上記要求転送部は、上記要求受信部が受信した応答要求を上記応答装置に対して送信する。
上記代理送信部は、上記要求転送部が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過した場合に、所定の応答要求(代理リクエスト73)を上記応答装置に対して送信する。
上記応答受信部は、上記応答要求(71)に対する応答(応答データ72)を上記応答装置(3)から受信する。
上記応答転送部は、上記応答受信部が受信した応答を上記要求装置(1)に対して送信する。
上記代理送信部(217)は、上記要求転送部が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過したとき、上記応答転送部が上記応答の送信を完了していない場合に、上記所定の応答要求(73)を上記応答装置に対して送信する。
上記代理送信部(217)は、上記要求転送部(217)が上記応答要求を転送してから所定の時間が経過したとき、上記要求受信部が受信した符号によって表わされる次の応答要求(代理リクエスト73)を上記応答装置(3)に対して送信する。
上記要求装置は、要求送信部(リクエスト送信部111)と、応答受信部(応答データ受信部115)と、送信判定部(次周期リクエスト発行判定部112)とを有する。
上記要求送信部は、上記応答要求を上記中継装置に対して送信する。
上記要求装置の応答受信部は、上記応答要求に対する応答(応答データ72)を受信する。
上記送信判定部は、上記応答要求を送信するか否かの判定を所定の周期で繰り返し、判定時に上記要求装置の応答受信部が上記応答の受信を完了している場合に、次の応答要求を送信すると判定する。
上記要求送信部は、上記応答要求を送信すると上記送信判定部が判定した場合に、上記応答要求を送信する。
上記要求装置が、上記応答要求を上記中継装置に対して送信する。
上記中継装置が、上記応答要求を上記要求装置から受信する。
上記中継装置が、上記応答要求を上記応答装置に対して送信する。
上記中継装置が上記応答要求を上記応答装置に対して送信してから所定の時間が経過した場合に、上記中継装置が、所定の応答要求(73)を上記応答装置に対して送信する。
Claims (8)
- 要求受信部と、要求転送部と、代理送信部と、応答受信部と、応答転送部とを有し、
上記要求受信部は、応答装置に対して応答を要求する応答要求を要求装置から受信し、
上記要求転送部は、上記要求受信部が受信した応答要求を上記応答装置に対して送信し、
上記応答受信部は、上記応答要求に対する応答を上記応答装置から受信し、
上記応答転送部は、上記応答受信部が受信した応答を上記要求装置に対して送信し、
上記代理送信部は、上記要求転送部が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過したとき、上記応答転送部が上記応答の送信を完了していない場合に、所定の応答要求を上記応答装置に対して送信する中継装置。 - 上記代理送信部は、上記要求受信部が受信した応答要求に基づいて、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であるか否かをあらかじめ判定し、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であると判定した場合に、上記要求転送部が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過したとき、上記所定の応答要求を上記応答装置に対して送信する請求項1に記載の中継装置。
- 上記要求受信部は、次の応答要求を表わす符号を上記応答要求とともに上記要求装置から受信し、
上記代理送信部は、上記要求転送部が上記応答要求を転送してから所定の時間が経過したとき、上記要求受信部が受信した符号によって表わされる次の応答要求を上記応答装置に対して送信する請求項1または請求項2に記載の中継装置。 - 要求受信部と、要求転送部と、代理送信部とを有し、
上記要求受信部は、応答装置に対して応答を要求する応答要求と、上記応答要求の次の応答要求を表わす符号とを要求装置から受信し、
上記要求転送部は、上記要求受信部が受信した応答要求を上記応答装置に対して送信し、
上記代理送信部は、上記要求転送部が上記応答要求を転送してから所定の時間が経過したとき、上記要求受信部が受信した符号によって表わされる次の応答要求を上記応答装置に対して送信する中継装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の中継装置と、上記応答要求を上記中継装置に対して送信する要求装置とを有し、
上記要求装置は、要求送信部と、応答受信部と、送信判定部とを有し、
上記要求送信部は、上記応答要求を上記中継装置に対して送信し、
上記要求装置の応答受信部は、上記応答要求に対する応答を受信し、
上記送信判定部は、上記応答要求を送信するか否かの判定を所定の周期で繰り返し、判定時に上記要求装置の応答受信部が上記応答の受信を完了している場合に、次の応答要求を送信すると判定し、
上記要求送信部は、上記応答要求を送信すると上記送信判定部が判定した場合に、上記応答要求を送信する中継システム。 - 上記送信判定部は、上記要求送信部が送信した応答要求に基づいて、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であるか否かをあらかじめ判定し、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上でないと判定した場合に、次の応答要求を送信すると判定する請求項5に記載の中継システム。
- 上記要求送信部は、送信する応答要求に基づいて、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であるか否かをあらかじめ判定し、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であると判定した場合に、次の応答要求を表わす符号を上記応答要求とともに上記中継装置に対して送信する請求項5または請求項6に記載の中継システム。
- 要求装置が応答装置に対して応答を要求する応答要求を中継装置が中継する中継方法において、
上記要求装置が、上記応答要求を上記中継装置に対して送信し、
上記中継装置が、上記応答要求を上記要求装置から受信し、
上記中継装置が、上記応答要求を上記応答装置に対して送信し、
上記中継装置が、上記応答要求に対する応答を上記応答装置から受信し、
上記中継装置が、上記応答を上記要求装置に対して送信し、
上記中継装置が、上記応答要求を送信してから所定の時間が経過したとき、上記応答の送信を完了していない場合に、所定の応答要求を上記応答装置に対して送信する中継方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012043671A JP5866095B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 中継装置及び中継システム及び中継方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012043671A JP5866095B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 中継装置及び中継システム及び中継方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013183186A JP2013183186A (ja) | 2013-09-12 |
JP5866095B2 true JP5866095B2 (ja) | 2016-02-17 |
Family
ID=49273591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012043671A Expired - Fee Related JP5866095B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 中継装置及び中継システム及び中継方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5866095B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016171696A1 (en) * | 2015-04-23 | 2016-10-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing material cartridge |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4261447B2 (ja) * | 2004-09-10 | 2009-04-30 | 株式会社日立製作所 | 通信システム |
JP5217986B2 (ja) * | 2008-12-08 | 2013-06-19 | 沖電気工業株式会社 | ゲートウェイ装置 |
JP5208884B2 (ja) * | 2009-08-17 | 2013-06-12 | 日本電信電話株式会社 | Web情報取得方法および装置 |
-
2012
- 2012-02-29 JP JP2012043671A patent/JP5866095B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013183186A (ja) | 2013-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4941753B2 (ja) | フィールド制御システム | |
RU2015156654A (ru) | Беспроводная индуктивная передача энергии | |
JP2016523501A5 (ja) | ||
JP2018521303A5 (ja) | ||
JP2020531823A5 (ja) | ||
JP2018513594A5 (ja) | ||
JP2018509101A5 (ja) | ||
JP2016027727A5 (ja) | ||
JP2016512678A5 (ja) | ||
JP2011166380A5 (ja) | ||
JP2014175755A5 (ja) | ||
JP2013005043A5 (ja) | アドホックネットワークシステム、ノード装置およびデータ収集端末 | |
JP2010233136A5 (ja) | ||
JP2017517202A5 (ja) | ||
JP6661677B2 (ja) | 無線通信システム、制御回路及び制御方法 | |
JP2004173123A (ja) | 計測情報送信装置及び多点計測情報収集システム | |
JP2015138990A5 (ja) | ||
JP5866095B2 (ja) | 中継装置及び中継システム及び中継方法 | |
JP2013110677A5 (ja) | ||
JP6670851B2 (ja) | ネットワークイベントタイマの最適化技術 | |
JPWO2014132351A1 (ja) | 中継装置、中継方法および中継プログラム | |
JP2013192185A5 (ja) | ||
JP2015032955A5 (ja) | ||
JP2017016482A5 (ja) | 通信装置および中継装置およびそれらの制御方法、プログラム | |
JP2013110670A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151020 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151229 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5866095 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |