JP5866095B2 - 中継装置及び中継システム及び中継方法 - Google Patents

中継装置及び中継システム及び中継方法 Download PDF

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Description

この発明は、要求装置が応答装置に対して応答を要求する応答要求を中継する中継装置に関する。
半二重方式の通信において、送信側が送信したデータが長すぎるために、受信側が正しく受信できなかった場合、送信側によるデータの送信が終了してから、受信側が送信側に異常を通知し、送信側がデータを分割して再送する技術がある。
特開平4−159835号公報
測定対象の状態を測定するセンサ装置などの応答装置が、センサ装置による測定結果に基づいて制御対象を制御するコントローラなどの要求装置からの応答要求を受信して、測定結果などの応答を送信する制御システムなどのシステムがある。
このようなシステムにおいて、要求装置が定期的に応答を取得する必要がある場合、要求装置は、ほぼ一定の間隔で周期的に応答要求を送信する。
要求装置の通信方式が半二重方式である場合、応答装置が送信した応答が長すぎると、次の応答要求の送信タイミングになっても、応答の受信が終わらないため、次の応答要求を送信することができない。逆に、次の応答要求の送信を優先すると、応答を正しく受信することができない。
受信に失敗した場合に分割して再送する方式は、応答の取得に遅延が生じるので、制御システムなどのように遅延なく応答を取得する必要があるシステムには、適用できない。
この発明は、例えば、応答装置が送信した応答が長すぎる場合でも、要求装置が応答を遅延なく受信し、かつ、適正なタイミングで次の応答要求を応答装置に対して送信できるようにすることを目的とする。
この発明にかかる中継装置は、
要求受信部と、要求転送部と、代理送信部とを有し、
上記要求受信部は、応答装置に対して応答を要求する応答要求を要求装置から受信し、
上記要求転送部は、上記要求受信部が受信した応答要求を上記応答装置に対して送信し、
上記代理送信部は、上記要求転送部が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過した場合に、所定の応答要求を上記応答装置に対して送信する
ことを特徴とする。
この発明にかかる中継装置によれば、応答要求の送信タイミングに要求装置が応答要求を送信しなくても、中継装置が要求装置に代わって所定の応答要求を応答装置に対して送信するので、適正なタイミングで次の応答要求を応答装置に対して送信することができる。要求装置が次の応答要求を送信する必要がないので、応答装置が送信した応答が長すぎる場合でも、要求装置が応答を遅延なく受信することができる。
実施の形態1における組込みシステム10の全体構成の一例を示すシステム構成図。 実施の形態1におけるリクエスト71のバス91における書式の一例を示す図。 実施の形態1における応答データ72のバス91における書式の一例を示す図。 実施の形態1における応答データ72のバス91における書式の別の例を示す図。 実施の形態1におけるコマンドID82と応答データ72との関係の一例を表わす図。 実施の形態1におけるコントローラ1の機能ブロックの一例を表わす構成図。 実施の形態1におけるリクエストテーブル記憶部113が記憶しているリクエストテーブルの一例を示す図。 実施の形態1におけるプロトコル変換装置2の機能ブロックの一例を示す構成図。 実施の形態1におけるリクエストテーブル記憶部214が記憶しているリクエストテーブルの一例を示す図。 実施の形態1における組込みシステム10の動作の流れの一例を示すフロー図。 実施の形態1におけるリクエスト送信処理S50の流れの一例を示すフロー図。 実施の形態1における応答受信処理S51の流れの一例を示すフロー図。 実施の形態1における送信判定処理S52の流れの一例を示すフロー図。 実施の形態1におけるリクエスト転送処理S55の流れの一例を示すフロー図。 実施の形態1における代理判定処理S56の流れの一例を示すフロー図。 実施の形態1における応答転送処理S57の流れの一例を示すフロー図。 実施の形態1における代理送信処理S58の流れの一例を示すフロー図。 実施の形態1における組込みシステム10で信号が送受信されるタイミングの一例を示すタイミング図。 実施の形態2におけるプロトコル変換装置2の機能ブロックの一例を示す構成図。 実施の形態2における出力値テーブル記憶部292が記憶している出力値テーブルの一例を示す図。 実施の形態2におけるリクエスト71のバス91における書式の一例を示す図。 実施の形態3におけるプロトコル変換装置2の機能ブロックの一例を示す構成図。 実施の形態4におけるコントローラ1の機能ブロックの一例を表わす構成図。 実施の形態4におけるプロトコル変換装置2の機能ブロックの一例を示す構成図。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図18を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における組込みシステム10の全体構成の一例を示すシステム構成図である。
組込みシステム10(中継システムの一例。)は、例えば、コントローラ1と、プロトコル変換装置2と、センサ機器3とを有する。
センサ機器3は、例えば、測定対象の状態(例えば、温度、圧力、速度など)を測定する。センサ機器3は、応答装置の一例である。
コントローラ1は、例えば、センサ機器3が測定した物理量に基づいて、制御対象を制御する。コントローラ1は、要求装置の一例である。
コントローラ1は、センサ機器3と異なるプロトコルのインターフェースを持つ。プロトコル変換装置2は、コントローラ1とセンサ機器3との間でプロトコル変換をする。プロトコル変換装置2は、中継装置の一例である。
コントローラ1とプロトコル変換装置2との間は、バス91を介して接続している。プロトコル変換装置2とセンサ機器3との間は、バス92を介して接続している。
バス91は、例えば、半二重方式のシリアルバスである。バス91は、通信路の一例である。
例えば、バス91は、コントローラ1が送信をしプロトコル変換装置2が受信をする期間(以下「下り期間」と呼ぶ。)と、プロトコル変換装置2が送信をしコントローラ1が受信をする期間(以下「上り期間」と呼ぶ。)とを交互に繰り返す。基本的に、下り期間の長さ及び上り期間の長さは、あらかじめ定められている。したがって、下り期間と上り期間とを合わせた一周期の長さも決まっている。コントローラ1やプロトコル変換装置2は、例えば、内蔵するタイマなどでタイミングを測定することにより、下り期間か上り期間かを判断し、バス91を介した通信をする。
バス92は、例えば、バス91と同じ動作周波数を有する全二重方式のシリアルバスである。しかし、バス92における通信方式は、これに限らず、半二重方式であってもよいし、パラレルバスであってもよい。バス92は、通信路の一例である。
コントローラ1は、センサ機器3にデータを要求するリクエストを、プロトコル変換装置2に対してバス91を介して送信する。リクエストは、応答要求の一例である。
プロトコル変換装置2は、コントローラ1が送信したリクエストを、バス91を介して受信する。プロトコル変換装置2は、受信したリクエストを、バス92における書式に変換する。プロトコル変換装置2は、変換したリクエストを、センサ機器3に対してバス92を介して送信する。
センサ機器3は、プロトコル変換装置2が送信したリクエストを、バス92を介して受信する。センサ機器3は、受信したリクエストに応じて応答データを生成する。センサ機器3は、生成した応答データを、プロトコル変換装置2に対してバス92を介して送信する。応答データは、応答の一例である。
プロトコル変換装置2は、センサ機器3が送信した応答データを、バス92を介して受信する。プロトコル変換装置2は、受信した応答データを、バス91における書式に変換する。プロトコル変換装置2は、変換した応答データを、コントローラ1に対してバス91を介して送信する。
コントローラ1は、プロトコル変換装置2が送信した応答データを、バス91を介して受信する。これにより、コントローラ1は、送信したリクエストに対するセンサ機器3からの応答データを取得する。
図2は、この実施の形態におけるリクエスト71のバス91における書式の一例を示す図である。
リクエスト71は、例えば、スタートビット81と、コマンドID82と、引数83と、誤り検出符号88と、ストップビット89とを有する。
スタートビット81は、フレームの先頭を示す。
コマンドID82は、リクエストの種類を示す。
引数83は、例えば、アクセス先などを指示する。
誤り検出符号88は、リクエストのフレームの値が送信中に誤っていないことを確認するためのデータである。なお、リクエスト71は、誤り検出符号88に代えて、誤り訂正符号を有する構成であってもよい。
ストップビット89は、フレームの完了を示す。
図3は、この実施の形態における応答データ72のバス91における書式の一例を示す図である。
応答データ72は、例えば、スタートビット81と、基本データ85と、誤り検出符号88と、ストップビット89とを有する。
スタートビット81、誤り検出符号88及びストップビット89は、リクエスト71と同様である。
基本データ85は、センサ機器3が測定した結果を表わす。例えば、基本データ85は、コントローラ1が制御対象を制御するために、所定の周期で必ず必要となる測定値を表わす。
図4は、この実施の形態における応答データ72のバス91における書式の別の例を示す図である。
応答データ72は、例えば、スタートビット81と、基本データ85と、付加データ86と、誤り検出符号88と、ストップビット89とを有する。
スタートビット81、基本データ85、誤り検出符号88及びストップビット89は、図3の例と同様である。
付加データ86は、センサ機器3の仕様を示すパラメータや副次的な測定データなどを表わす。例えば、付加データ86は、コントローラ1が制御対象を制御するために必要になる場合があるが、毎回は必要ない測定値を表わす。
基本データ85の長さは、あらかじめ定められた一定の長さである。
応答データ72に付加データ86が含まれるか否かは、リクエスト71の種類によって定まる。
付加データ86の長さは、リクエスト71の種類によって定まる。
すなわち、応答データ72の長さは、リクエスト71の種類によって定まる。
図5は、この実施の形態におけるコマンドID82と応答データ72との関係の一例を表わす図である。
リクエスト71の種類は、リクエスト71に含まれるコマンドID82によって定まる。
例えば、コマンドID82が「0」である場合、そのリクエスト71に対する応答データ72は、図3に示したように、付加データ86を含まない。
コマンドID82が「1」「2」「3」または「4」である場合、そのリクエスト71に対する応答データ72は、図4に示したように、付加データ86を含む。コマンドID82が「1」または「2」である場合、付加データ86の長さ(以下「付加データ長」と呼ぶ。)は、16ビットである。コマンドID82が「3」である場合、付加データ長は、32ビットである。コマンドID82が「4」である場合、付加データ長は、64ビットである。
例えば、付加データ86が必要ない場合、コントローラ1は、コマンドID82が「0」であるリクエスト71を送信する。これに対して、センサ機器3は、図3に示した書式の応答データ72を返す。この場合、応答データ72の長さは、あらかじめ定められた一定の長さ(以下「基本長」と呼ぶ。)である。
付加データ86が必要な場合、コントローラ1は、必要な付加データ86の種類に応じて、コマンドID82が「1」「2」「3」または「4」であるリクエスト71を送信する。これに対して、センサ機器3は、図4に示した書式の応答データ72を返す。この場合、応答データ72の長さは、基本長に、コマンドID82によって定まる付加データ長を加えた長さである。
センサ機器3は、リクエスト71を受信してから所定の時間で応答データ72を送信する。基本データ85は、リクエスト71を受信した時刻を基準とした時刻における測定結果を表わす。例えば、センサ機器3は、リクエスト71を受信した時刻における測定結果を表わす応答データ72を生成する。あるいは、センサ機器3は、リクエスト71の受信から所定時間経過後における測定結果を表わす応答データ72を生成する。あるいは、センサ機器3は、リクエスト71を受信する前に測定しておいた測定結果を時系列に記憶しておき、リクエスト71の受信から所定時間前における測定結果を抽出して、抽出した測定結果を表わす応答データ72を生成する。
いずれにせよ、コントローラ1が制御対象を制御するため、一定の間隔でセンサ機器3から測定結果を得るためには、センサ機器3に対して一定の間隔でリクエスト71を送信する必要がある。
プロトコル変換装置2は、書式の変換だけでなく、センサ機器3に対してリクエスト71を送信するタイミングや、コントローラ1に対して応答データ72を送信するタイミングの調整をする。
図6は、この実施の形態におけるコントローラ1の機能ブロックの一例を表わす構成図である。
コントローラ1は、例えば、リクエスト送信部111と、次周期リクエスト発行判定部112と、リクエストテーブル記憶部113と、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114と、応答データ受信部115と、切替制御部121と、信号送受信部131と、制御部141と、周期計時部151とを有する。
信号送受信部131は、バス91に接続している。信号送受信部131は、バス91に対してシリアル信号を送信し、あるいは、バス91からシリアル信号を受信する。バス91は半二重方式なので、信号送受信部131は、送信と受信とを同時にはせず、送信あるいは受信の一方のみをする。
信号送受信部131は、通信装置の一例である。
切替制御部121は、信号送受信部131の送受信を切り替える。
周期計時部151は、信号送受信部131を切り替えるタイミングを切替制御部121に対して通知する。例えば、周期計時部151は、下り期間の開始時刻からの経過時間を計測し、下り期間が経過すると、上り期間の開始時刻になったと判定し、切替制御部121に対して通知をする。また、周期計時部151は、上り期間の開始時刻からの経過時間を計測し、上り期間が経過すると、下り期間の開始時刻になったと判定し、切替制御部121に対して通知をする。周期計時部151は、ひたすらこれを繰り返す。
なお、周期計時部151は、下り期間の開始時刻だけを通知し、上り期間の開始時刻を通知しない構成であってもよい。その場合、周期計時部151は、例えば、下り期間の開始時刻からの経過時間を計測し、下り期間と上り期間とを合わせた時間が経過すると、次の下り期間の開始時刻になったと判定し、切替制御部121に対して通知をする。
次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114は、次周期リクエスト未発行フラグを記憶する。次周期リクエスト未発行フラグは、次の周期の下り期間に、リクエスト71を送信するか否かを表わす。
切替制御部121は、周期計時部151から下り期間の開始時刻の通知を受けると、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114が記憶した次周期リクエスト未発行フラグを参照する。
次周期リクエスト未発行フラグがリクエスト71を送信することを表わす場合、切替制御部121は、信号送受信部131を送信に切り替える指示を発行する。信号送受信部131は、切替制御部121からの指示にしたがって、送信モードに切り替わる。
次周期リクエスト未発行フラグがリクエスト71を送信しないことを表わす場合、切替制御部121は、信号送受信部131を切り替えない。信号送受信部131は、受信モードを維持する。
切替制御部121は、周期計時部151から上り期間の開始時刻の通知を受けると、信号送受信部131を受信に切り替える指示を発行する。信号送受信部131は、切替制御部121からの指示にしたがって、受信モードに切り替わる。
なお、周期計時部151が上り期間の開始時刻を通知しない構成の場合、切替制御部121は、例えば、リクエスト71の送信が終わったことを検出して、送信終了から所定の時間が経過したとき、信号送受信部131を受信に切り替える。
また、周期計時部151は、下り期間の開始時刻を切替制御部121に対して通知するのと同時、あるいは、下り期間の開始時刻を切替制御部121に対して通知してから所定の遅延時間が経過したとき、リクエスト71を送信できるタイミングになったと判定し、制御部141に対して通知をする。遅延時間は、切替制御部121が信号送受信部131を送信に切り替えてから信号送受信部131における送信の準備が整うまでにかかる時間に基づいて、あらかじめ設定される。
制御部141は、周期計時部151からリクエスト71を送信できるタイミングになったという通知を受けると、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114が記憶した次周期リクエスト未発行フラグを参照する。
次周期リクエスト未発行フラグがリクエスト71を送信することを表わす場合、制御部141は、リクエスト送信部111に対してリクエスト71の発行を指示する。
制御部141は、要求生成部の一例である。
リクエスト送信部111は、制御部141からの指示にしたがって、信号送受信部131を介して、リクエスト71をプロトコル変換装置2に対して送信する。信号送受信部131は、リクエスト送信部111が送信したリクエスト71を、シリアル信号に変換し、バス91に送出する。
リクエスト送信部111は、要求送信部の一例である。
応答データ受信部115は、信号送受信部131を介して、応答データ72をプロトコル変換装置2から受信する。応答データ受信部115は、応答データ72の受信が完了したとき、制御部141に対して通知をする。
応答データ受信部115は、応答受信部の一例である。
制御部141は、応答データ受信部115が受信した応答データ72に基づいて、制御対象の制御などをする。
次周期リクエスト発行判定部112は、次の周期の下り期間にリクエスト71を送信するか否かを判定する。次周期リクエスト発行判定部112は、判定結果を表わす次周期リクエスト未発行フラグを、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114に記憶させる。次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114は、次周期リクエスト発行判定部112による判定結果を表わす次周期リクエスト未発行フラグを記憶する。
次周期リクエスト発行判定部112は、送信判定部の一例である。
リクエストテーブル記憶部113は、リクエストテーブルをあらかじめ記憶している。リクエストテーブルは、それぞれのコマンドID82について、そのコマンドID82によって示される種類のリクエスト71を送信した周期の次の周期の下り期間にリクエスト71を送信するか否かを表わす。
図7は、この実施の形態におけるリクエストテーブル記憶部113が記憶しているリクエストテーブルの一例を示す図である。
リクエストテーブル記憶部113は、リクエストテーブルとして、例えば、複数のコマンドID411と、複数の次周期リクエスト発行フラグ421とを記憶している。複数のコマンドID411は、互いに異なる。それぞれのコマンドID411は、一つの次周期リクエスト発行フラグ421と対応づけられている。次周期リクエスト発行フラグ421は、対応づけられているコマンドID411によって示される種類のリクエスト71を送信した周期の次の周期の下り期間にリクエスト71を送信するか否かを表わす。例えば、次周期リクエスト発行フラグ421が「1」の場合、次の周期の下り期間にリクエスト71を送信することを表わす。次周期リクエスト発行フラグ421が「0」の場合、次の周期の下り期間にリクエスト71を送信しないことを表わす。
制御部141は、リクエスト送信部111に送信させるリクエスト71を、次周期リクエスト発行判定部112に対して通知する。
次周期リクエスト発行判定部112は、制御部141から通知されたリクエスト71から、コマンドID82を抽出する。次周期リクエスト発行判定部112は、抽出したコマンドID82をキーとして、リクエストテーブル記憶部113が記憶したリクエストテーブルを検索し、コマンドID82と一致するコマンドID411に対応づけられた次周期リクエスト発行フラグ421を取得する。
次周期リクエスト発行判定部112は、取得した次周期リクエスト発行フラグ421に基づいて、次の周期の下り期間にリクエスト71を送信するか否かを判定する。
図8は、この実施の形態におけるプロトコル変換装置2の機能ブロックの一例を示す構成図である。
プロトコル変換装置2は、例えば、リクエスト受信部211と、リクエスト変換部217と、信号送信部221と、代理リクエスト判定部212と、リクエストテーブル記憶部214と、代理リクエストフラグ記憶部213と、代理リクエスト発行指示部215と、周期計時部216と、リクエスト出力値保持部218と、応答データ変換部251と、応答データ受信部241と、信号受信部231と、切替制御部261と、信号送受信部271とを有する。
信号送受信部271は、バス91に接続している。信号送受信部271は、バス91に対してシリアル信号を送信し、あるいは、バス91からシリアル信号を受信する。バス91は半二重方式なので、信号送受信部271は、送信と受信とを同時にはせず、送信あるいは受信の一方のみをする。
信号送受信部271は、通信装置の一例である。
切替制御部261は、信号送受信部271の送受信を切り替える。
信号送信部221は、バス92に接続している。信号送信部221は、バス92に対して信号を送信する。
信号送信部221は、通信装置の一例である。
信号受信部231は、バス92に接続している。信号受信部231は、バス92から信号を受信する。
信号受信部231は、通信装置の一例である。
リクエスト受信部211は、信号送受信部271を介して、コントローラ1からリクエスト71を受信する。リクエスト受信部211は、リクエスト71の受信が完了すると、切替制御部261に対して通知をする。
リクエスト受信部211は、要求受信部の一例である。
リクエスト変換部217は、リクエスト受信部211が受信したリクエスト71を、逐次プロトコル変換し、信号送信部221を介して、センサ機器3に対して送信する。
また、リクエスト変換部217は、信号送信部221を介して、代理リクエストをセンサ機器3に対して送信する。代理リクエストとは、リクエスト受信部211がリクエスト71を受信しない場合に、リクエスト71の代わりに送信するリクエストのことである。代理リクエストは、例えば、コマンドIDが「0」であり、基本データだけを要求し、付加データを要求しないリクエストである。
リクエスト変換部217は、要求転送部及び代理送信部の一例である。
リクエスト出力値保持部218は、リクエスト出力値をあらかじめ記憶している。リクエスト出力値は、代理リクエストのコマンドIDや引数を表わす。リクエスト変換部217は、リクエスト出力値保持部218が記憶したリクエスト出力値に基づいて、代理リクエストを生成する。
なお、リクエスト出力値保持部218が記憶するリクエスト出力値は、代理リクエストそのものであってもよい。その場合、リクエスト変換部217は、リクエスト出力値保持部218が記憶したリクエスト出力値を、代理リクエストとしてそのまま送信する。
周期計時部216は、代理リクエストを送信するタイミングを代理リクエスト発行指示部215に対して通知する。例えば、周期計時部216は、リクエスト変換部217がリクエスト71の送信を開始してからの経過時間を計測し、一周期(下り期間と上り期間とを合わせた時間)が経過すると、代理リクエストの送信タイミングであると判定し、代理リクエスト発行指示部215に対して通知をする。
代理リクエストフラグ記憶部213は、代理リクエストフラグを記憶する。代理リクエストフラグは、次の周期に代理リクエストを送信するか否かを表わす。
代理リクエスト発行指示部215は、周期計時部216から代理リクエストの送信タイミングの通知を受けると、代理リクエストフラグ記憶部213が記憶した代理リクエストフラグを参照する。
代理リクエストフラグが代理リクエストを送信することを表わす場合、代理リクエスト発行指示部215は、リクエスト変換部217に対して代理リクエストの送信を指示する。
応答データ受信部241は、信号受信部231を介して、センサ機器3から応答データ72を受信する。
応答データ受信部241は、応答受信部の一例である。
応答データ変換部251は、応答データ受信部241が受信した応答データ72を、逐次プロトコル変換し、信号送受信部271を介して、コントローラ1に対して送信する。応答データ変換部251は、応答データ72の送信が完了すると、切替制御部261に対して通知する。
応答データ変換部251は、応答転送部の一例である。
切替制御部261は、リクエスト受信部211からリクエスト71の受信完了の通知を受けると、信号送受信部271を送信に切り替える指示を発行する。信号送受信部271は、切替制御部261からの指示にしたがって、送信モードに切り替わる。
また、切替制御部261は、応答データ変換部251から応答データ72の送信完了の通知を受けると、代理リクエストフラグ記憶部213が記憶した代理リクエストフラグを参照する。
代理リクエストフラグが代理リクエストを送信しないことを表わす場合、コントローラ1から次のリクエスト71を受信するため、切替制御部261は、信号送受信部271を受信に切り替える指示を発行する。信号送受信部271は、切替制御部261からの指示にしたがって、受信モードに切り替わる。
代理リクエストフラグが代理リクエストを送信することを表わす場合、コントローラ1から次のリクエスト71を受信しないので、切替制御部261は、信号送受信部271を切り替えない。信号送受信部271は、送信モードを維持する。
代理リクエスト判定部212は、代理リクエストを発行するか否かを判定する。代理リクエスト判定部212は、判定結果を表わす代理リクエストフラグを、代理リクエストフラグ記憶部213に記憶させる。代理リクエストフラグ記憶部213は、代理リクエスト判定部212による判定結果を表わす代理リクエストフラグを記憶する。
リクエストテーブル記憶部214は、リクエストテーブルをあらかじめ記憶している。リクエストテーブルは、それぞれのコマンドID82について、そのコマンドID82によって示される種類のリクエスト71を転送した周期の次の周期に代理リクエストを送信するか否かを表わす。
図9は、この実施の形態におけるリクエストテーブル記憶部214が記憶しているリクエストテーブルの一例を示す図である。
リクエストテーブル記憶部214は、リクエストテーブルとして、例えば、複数のコマンドID412と、複数の次周期リクエスト発行フラグ422とを記憶している。複数のコマンドID412は、互いに異なる。それぞれのコマンドID412は、一つの次周期リクエスト発行フラグ422と対応づけられている。次周期リクエスト発行フラグ422は、対応づけられているコマンドID412によって示される種類のリクエスト71を転送した周期の次の周期に代理リクエストを送信するか否かを表わす。例えば、次周期リクエスト発行フラグ422が「1」の場合、次の周期に代理リクエストを送信することを表わす。次周期リクエスト発行フラグ421が「0」の場合、次の周期に代理リクエストを送信しないことを表わす。
代理リクエストは、コントローラ1からリクエスト71を受信しない周期に、リクエスト71を転送する代わりに、送信するものであるから、リクエストテーブル記憶部113が記憶するリクエストテーブルの次周期リクエスト発行フラグ421と、リクエストテーブル記憶部214が記憶するリクエストテーブルの次周期リクエスト発行フラグ422とは、相補的な関係を有する。すなわち、次周期リクエスト発行フラグ421がリクエスト71を送信することを表わす場合、その次周期リクエスト発行フラグ421に対応づけられたコマンドID411と同じコマンドID412に対応づけられた次周期リクエスト発行フラグ422は、代理リクエストを送信しないことを表わす。逆に、次周期リクエスト発行フラグ421がリクエスト71を送信しないことを表わす場合、その次周期リクエスト発行フラグ421に対応づけられたコマンドID411と同じコマンドID412に対応づけられた次周期リクエスト発行フラグ422は、代理リクエストを送信することを表わす。
リクエスト受信部211は、コントローラ1から受信したリクエスト71を代理リクエスト判定部212に対して通知する。
代理リクエスト判定部212は、リクエスト受信部211から通知されたリクエスト71から、コマンドID82を抽出する。代理リクエスト判定部212は、抽出したコマンドID82をキーとして、リクエストテーブル記憶部214が記憶したリクエストテーブルを検索し、コマンドID82と一致するコマンドID412に対応づけられた次周期リクエスト発行フラグ422を取得する。
代理リクエスト判定部212は、取得した次周期リクエスト発行フラグ422に基づいて、次の周期に代理リクエストを送信するか否かを判定する。
図10は、この実施の形態における組込みシステム10の動作の流れの一例を示すフロー図である。
コントローラ1は、例えば、リクエスト送信処理S50と、応答受信処理S51と、送信判定処理S52とを実行する。
プロトコル変換装置2は、例えば、リクエスト転送処理S55と、代理判定処理S56と、応答転送処理S57と、代理送信処理S58と、応答転送処理S59とを実行する。
センサ機器3は、例えば、リクエスト受信処理S60と、応答送信処理S61とを実行する。
リクエスト送信処理S50において、コントローラ1は、リクエスト71をプロトコル変換装置2に対して送信する。
リクエスト転送処理S55において、プロトコル変換装置2は、コントローラ1が送信したリクエスト71を受信し、センサ機器3に対して送信する。
リクエスト受信処理S60において、センサ機器3は、プロトコル変換装置2が送信したリクエスト71を受信する。
応答送信処理S61において、センサ機器3は、リクエスト受信処理S60で受信したリクエスト71に対する応答データ72をプロトコル変換装置2に対して送信する。
代理判定処理S56において、プロトコル変換装置2は、代理リクエストを送信するか否かを判定する。
代理リクエストを送信すると判定した場合、プロトコル変換装置2は、応答転送処理S57と代理送信処理S58とを並行して実行する。
代理リクエストを送信しないと判定した場合、プロトコル変換装置2は、応答転送処理S59へ処理を進める。
応答転送処理S57において、プロトコル変換装置2は、センサ機器3が送信した応答データ72を受信する。プロトコル変換装置2は、受信した応答データ72をコントローラ1に対して送信する。
プロトコル変換装置2は、代理送信処理S58が終了するのを待ってから、応答転送処理S59へ処理を進める。
代理送信処理S58において、プロトコル変換装置2は、代理リクエストの送信タイミングになるのを待つ。代理リクエストの送信タイミングになったら、プロトコル変換装置2は、代理リクエストをセンサ機器3に対して送信する。代理送信処理S58は、応答転送処理S57と並行して実行されるので、応答データ72の受信が終了していなくても、代理リクエストが送信される。
プロトコル変換装置2は、応答転送処理S57が終了するのを待ってから、応答転送処理S59へ処理を進める。
応答転送処理S59において、プロトコル変換装置2は、センサ機器3が送信した応答データ72を受信する。プロトコル変換装置2は、受信した応答データ72をコントローラ1に対して送信する。
プロトコル変換装置2は、リクエスト転送処理S55に処理を戻す。
応答受信処理S51において、コントローラ1は、プロトコル変換装置2が送信した応答データ72を受信する。
送信判定処理S52において、コントローラ1は、次の周期にリクエスト71を送信するか否かを判定する。
リクエスト71を送信すると判定した場合、コントローラ1は、リクエスト送信処理S50に処理を戻す。
リクエスト71を送信しないと判定した場合、コントローラ1は、応答受信処理S51に処理を戻す。
図11は、この実施の形態におけるリクエスト送信処理S50の流れの一例を示すフロー図である。
リクエスト送信処理S50は、例えば、切替タイミング待ち工程S501と、送信切替工程S502と、送信タイミング待ち工程S503と、リクエスト送信工程S504と、次送信判定工程S505と、フラグセット工程S506と、切替タイミング待ち工程S507と、受信切替工程S508とを有する。
切替タイミング待ち工程S501において、切替制御部121は、周期計時部151から下り期間の開始タイミングを通知されるのを待つ。周期計時部151は、下り期間の開始タイミングになると、切替制御部121に対して通知をする。
送信切替工程S502において、切替制御部121は、信号送受信部131を送信に切り替える指示を発行する。信号送受信部131は、送受信方向を切り替えて送信にする。
送信タイミング待ち工程S503において、制御部141は、周期計時部151から送信タイミングを通知されるのを待つ。周期計時部151は、送信タイミングになると、切替制御部121に対して通知をする。
リクエスト送信工程S504において、制御部141は、リクエスト71を生成する。制御部141は、リクエスト送信部111に対して、生成したリクエスト71を送信するように指示する。リクエスト送信部111は、制御部141が生成したリクエスト71をプロトコル変換装置2に対して送信する。
次送信判定工程S505において、次周期リクエスト発行判定部112は、リクエスト送信工程S504で制御部141が生成したリクエスト71と、リクエストテーブル記憶部113が記憶したリクエストテーブルとに基づいて、次の周期にリクエスト71を送信するか否かを判定する。
送信しないと判定した場合、次周期リクエスト発行判定部112は、フラグセット工程S506へ処理を進める。
送信すると判定した場合、次周期リクエスト発行判定部112は、切替タイミング待ち工程S507へ処理を進める。
フラグセット工程S506において、次周期リクエスト発行判定部112は、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114が記憶した次周期リクエスト未発行フラグをセットする。次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114は、次周期リクエスト発行判定部112がセットした次周期リクエスト未発行フラグを記憶する。
切替タイミング待ち工程S507において、切替制御部121は、周期計時部151から上り期間の開始タイミングを通知されるのを待つ。周期計時部151は、上り期間の開始タイミングになると、切替制御部121に対して通知をする。
受信切替工程S508において、切替制御部121は、信号送受信部131を受信に切り替える指示を発行する。信号送受信部131は、送受信方向を切り替えて受信にする。
図12は、この実施の形態における応答受信処理S51の流れの一例を示すフロー図である。
応答受信処理S51は、例えば、受信待ち工程S511と、応答受信工程S512とを有する。
受信待ち工程S511において、応答データ受信部115は、応答データ72の受信が始まるのを待つ。
応答受信工程S512において、応答データ受信部115は、リクエストテーブル記憶部113を介して応答データ72を受信する。
図13は、この実施の形態における送信判定処理S52の流れの一例を示すフロー図である。
送信判定処理S52は、例えば、フラグ判定工程S521と、フラグクリア工程S522とを有する。
フラグ判定工程S521において、切替制御部121は、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114が記憶した次周期リクエスト未発行フラグがセットされているか否かを判定する。
次周期リクエスト未発行フラグがセットされている場合、切替制御部121は、フラグクリア工程S522へ処理を進める。
次周期リクエスト未発行フラグがクリアされている場合、切替制御部121は、リクエスト71を送信すると判定し、送信判定処理S52を終了する。これにより、コントローラ1は、リクエスト送信処理S50に処理を戻し、次のリクエスト71を送信する。
フラグクリア工程S522において、切替制御部121は、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114が記憶した次周期リクエスト未発行フラグをクリアする。次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114は、切替制御部121がクリアした次周期リクエスト未発行フラグを記憶する。
切替制御部121は、リクエスト71を送信しないと判定し、送信判定処理S52を終了する。これにより、コントローラ1は、応答受信処理S51に処理を戻し、代理リクエストに対する応答データ72を受信する。
図14は、この実施の形態におけるリクエスト転送処理S55の流れの一例を示すフロー図である。
リクエスト転送処理S55は、例えば、受信切替工程S551と、受信待ち工程S552と、リクエスト転送工程S553と、送信切替工程S554とを有する。
受信切替工程S551において、切替制御部261は、信号送受信部271を受信に切り替える指示を発行する。信号送受信部271は、送受信方向を切り替えて受信にする。
受信待ち工程S552において、リクエスト受信部211は、リクエスト71の受信が始まるのを待つ。
リクエスト転送工程S553において、リクエスト受信部211は、コントローラ1からリクエスト71を受信する。リクエスト変換部217は、リクエスト受信部211がリクエスト71を受信するのと並行して、プロトコル変換をし、センサ機器3に対して送信する。
送信切替工程S554において、リクエスト受信部211は、リクエスト71の受信が完了したことを切替制御部261に対して通知する。切替制御部261は、信号送受信部271を送信に切り替える指示を発行する。信号送受信部271は、送受信方向を切り替えて送信にする。
図15は、この実施の形態における代理判定処理S56の流れの一例を示すフロー図である。
代理判定処理S56は、例えば、代理判定工程S561と、計時開始工程S562とを有する。
代理判定工程S561において、代理リクエスト判定部212は、リクエスト受信部211が受信したリクエスト71と、リクエストテーブル記憶部214が記憶したリクエストテーブルとに基づいて、次の周期に代理リクエストを送信するか否かを判定する。
代理リクエストを送信すると判定した場合、計時開始工程S562へ処理を進める。
代理リクエストを送信しないと判定した場合、代理リクエスト判定部212は、代理判定処理S56を終了する。プロトコル変換装置2は、応答転送処理S59へ処理を進める。
計時開始工程S562において、代理リクエスト判定部212は、代理リクエストフラグ記憶部213が記憶した代理リクエストフラグをセットする。代理リクエストフラグ記憶部213は、代理リクエスト判定部212がセットした代理リクエストフラグを記憶する。周期計時部216は、代理リクエストを送信するタイミングを判定するため、計時を開始する。代理リクエスト判定部212は、代理判定処理S56を終了する。プロトコル変換装置2は、応答転送処理S57及び代理送信処理S58へ処理を進める。
図16は、この実施の形態における応答転送処理S57の流れの一例を示すフロー図である。
なお、応答転送処理S59の流れも、応答転送処理S57と同様である。
応答転送処理S57は、例えば、受信待ち工程S571と、応答転送工程S572とを有する。
受信待ち工程S571において、応答データ受信部241は、応答データ72の受信が始まるのを待つ。
応答転送工程S572において、応答データ受信部241は、センサ機器3から応答データ72を受信する。応答データ変換部251は、応答データ受信部241が応答データ72を受信するのと並行して、プロトコル変換をし、コントローラ1に対して送信する。
図17は、この実施の形態における代理送信処理S58の流れの一例を示すフロー図である。
代理送信処理S58は、例えば、リクエスト取得工程S581と、送信タイミング待ち工程S582と、リクエスト送信工程S583とを有する。
リクエスト取得工程S581において、リクエスト変換部217は、リクエスト出力値保持部218が記憶したリクエスト出力値に基づいて、代理リクエストを生成する。
送信タイミング待ち工程S582において、リクエスト変換部217は、代理リクエストの送信タイミングになるのを待つ。
リクエスト送信工程S583において、代理リクエストの送信タイミングになると、周期計時部216は、代理リクエスト発行指示部215に対して通知をする。代理リクエスト発行指示部215は、リクエスト変換部217に対して代理リクエストの送信を指示する。リクエスト変換部217は、リクエスト取得工程S581で生成した代理リクエストをセンサ機器3に対して送信する。
リクエスト変換部217は、代理リクエストフラグ記憶部213が記憶した代理リクエストフラグをクリアする。代理リクエストフラグ記憶部213は、リクエスト変換部217がクリアした代理リクエストフラグを記憶する。
図18は、この実施の形態における組込みシステム10で信号が送受信されるタイミングの一例を示すタイミング図である。
横軸は、時刻を示す。
それぞれの周期451〜453は、同じ長さを有する。それぞれの周期451〜453は、下り期間461〜463と、上り期間471〜473とによって構成されている。
例えば、周期451の下り期間461において、コントローラ1は、コマンドID82が「1」であるリクエスト71を送信し、基本データ85に加えて、16ビットの付加データ86を要求したとする。コマンドID82が「1」なので、コントローラ1は、次の周期452にリクエスト71を送信すると判断する。
プロトコル変換装置2は、コントローラ1が送信したリクエスト71を受信し、プロトコル変換して、センサ機器3に対して送信する。コマンドID82が「1」なので、プロトコル変換装置2は、次の周期452に代理リクエストを送信しないと判断する。
センサ機器3は、プロトコル変換装置2が送信したリクエスト71を受信する。センサ機器3は、16ビットの付加データ86を含む応答データ72を送信する。
プロトコル変換装置2は、センサ機器3が送信した応答データ72を受信し、プロトコル変換をして、上り期間471において、コントローラ1に対して送信する。
コントローラ1は、プロトコル変換装置2が送信した応答データ72を受信する。
次の周期452の下り期間462において、コントローラ1は、コマンドID82が「4」であるリクエスト71を送信し、基本データ85に加えて、64ビットの付加データ86を要求したとする。コマンドID82が「4」なので、コントローラ1は、次の周期453にリクエスト71を送信しないと判断する。
プロトコル変換装置2は、コントローラ1が送信したリクエスト71を受信し、プロトコル変換して、センサ機器3に対して送信する。コマンドID82が「4」なので、プロトコル変換装置2は、次の周期453に代理リクエストを送信すると判断する。
センサ機器3は、プロトコル変換装置2が送信した応答データ72を受信する。センサ機器3は、64ビットの付加データ86を含む応答データ72を生成して、送信する。
プロトコル変換装置2は、センサ機器3が送信した応答データ72を受信し、プロトコル変換をして、コントローラ1に対して送信する。しかし、付加データ86が大きいので、上り期間472のなかでは送信が完了せず、次の周期453の下り期間463までかかる。
コントローラ1は、周期453にリクエスト71を送信しないと判断しているので、周期453の下り期間463になっても、信号送受信部131を送信に切り替えない。このため、コントローラ1は、プロトコル変換装置2が送信した応答データ72を、最後まで受信できる。
プロトコル変換装置2は、周期453に代理リクエストを送信すると判断しているので、例えばコマンドID82が「0」である代理リクエスト73を生成して、センサ機器3に対して送信する。
センサ機器3は、プロトコル変換装置2が送信した代理リクエスト73を受信する。代理リクエスト73は、リクエスト71と同じ書式なので、センサ機器3は、受信したリクエストが、コントローラ1からのリクエスト71か、プロトコル変換装置2からの代理リクエスト73かを区別しない。センサ機器3は、付加データ86を含まない応答データ72を生成して、送信する。
プロトコル変換装置2は、センサ機器3が送信した応答データ72を受信し、プロトコル変換をして、上り期間473において、コントローラ1に対して送信する。
コントローラ1は、プロトコル変換装置2が送信した応答データ72を受信する。コントローラ1がリクエスト71を送信しない代わりに、プロトコル変換装置2が代理リクエスト73を送信するので、コントローラ1は、リクエスト71を送信した場合と同じく、応答データ72を取得することができる。
コントローラ1がリクエスト71を送信する周期451,452において、コントローラ1は、同じタイミングでリクエスト71を送信する。したがって、プロトコル変換装置2も、同じタイミングでリクエスト71をセンサ機器3に対して送信する。
コントローラ1がリクエスト71を送信しない周期453において、プロトコル変換装置2は、コントローラ1から受信したリクエスト71をセンサ機器3に対して送信するのと同じタイミングで、代理リクエスト73を送信する。
したがって、センサ機器3は、常に同じタイミングでリクエストを受信する。センサ機器3は、リクエストを受信したタイミングと一定の関係を有する時刻における測定結果に基づいて、応答データ72の基本データ85を生成する。
このため、コントローラ1は、一定の間隔でセンサ機器3が測定した測定結果を得ることができる。
コントローラ1のリクエストテーブル記憶部113が記憶したリクエストテーブルは、要求する付加データ86が大きく、上り期間の間に応答データ72の受信が終わらないコマンドID411に対応づけて、次の周期にリクエスト71を送信しないことを表わす次周期リクエスト発行フラグ421を記憶している。このため、コントローラ1は、上り期間の間に応答データ72の受信が終わらない場合に、次のリクエスト71を送信しない。
プロトコル変換装置2のリクエストテーブル記憶部214が記憶したリクエストテーブルは、要求する付加データ86が大きく、上り期間の間に応答データ72の送信が終わらないコマンドID412に対応づけて、次の周期に代理リクエストを送信することを表わす次周期リクエスト発行フラグ422を記憶している。このため、プロトコル変換装置2は、上り期間の間に応答データ72の送信が終わらず、コントローラ1がリクエスト71を送信しない場合に、代理リクエスト73を送信する。
代理リクエスト73を送信する場合、プロトコル変換装置2は、付加データ86を要求しないコマンドID82か、あるいは、要求する付加データ86が小さく、上り期間の間に応答データ72の送信が完了するコマンドID82を含む代理リクエスト73を生成する。これにより、その更に次の周期では、コントローラ1が通常通りリクエスト71を送信できる。
このように、応答データ長が長いため一周期内で受信できないリクエスト71をコントローラ1が送信すると、次の周期において、コントローラ1は、データの受信を優先するためにバス91の送受信方向を切り替えない。
コントローラ1は、バス91が切り替わらないため、リクエスト71を送信しない。
一方で、次の周期に基本データ85を得るために、コントローラ1からのリクエスト71を受信することなく、プロトコル変換装置2があらかじめ保持しておいた代理リクエスト73をセンサ機器3に送信して、応答データ72を得る。代理リクエスト73は、基本データ85のみを要求する。代理リクエスト73は、コントローラ1の代わりにプロトコル変換装置2が送信するリクエストである。
コントローラ1は、プロトコル変換装置2から基本データ85を取得する。
一周期内に応答データ72を受信できない場合、コントローラ1が受信を完了するまで、信号送受信部131,271を切り替えないため、応答データ72の送信が中断されなくなり、取得したい応答データ72を損失することなく取得することができる。また、プロトコル変換装置2が代理リクエスト73を発行することにより、コントローラ1がリクエスト71を発行できなくても、次の周期において基本データ85を取得できる。
実施の形態2.
実施の形態2について、図19〜図21を用いて説明する。
なお、実施の形態1と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図19は、この実施の形態におけるプロトコル変換装置2の機能ブロックの一例を示す構成図である。
プロトコル変換装置2は、実施の形態1で説明した機能ブロックに加えて、更に、出力値テーブル記憶部292と、テーブルID抽出部293とを有する。
出力値テーブル記憶部292は、出力値テーブルをあらかじめ記憶している。出力値テーブルは、複数のリクエスト出力値を含む。
テーブルID抽出部293は、代理リクエスト判定部212が受信したリクエスト71から、テーブルIDを抽出する。テーブルIDは、次の周期で送信する代理リクエスト73を指示するデータである。
リクエスト出力値保持部218は、テーブルID抽出部293が抽出したテーブルIDに基づいて、出力値テーブル記憶部292が記憶した出力値テーブルから、リクエスト出力値を取得する。
図20は、この実施の形態における出力値テーブル記憶部292が記憶している出力値テーブルの一例を示す図である。
出力値テーブル記憶部292は、出力値テーブルとして、例えば、複数のテーブルID415と、複数のリクエスト出力値425とを記憶している。複数のテーブルID415は、互いに異なる。それぞれのテーブルID415は、一つのリクエスト出力値425と対応づけられている。
図21は、この実施の形態におけるリクエスト71のバス91における書式の一例を示す図である。
リクエスト71は、実施の形態1で説明したデータに加えて、テーブルID84を含む。
コントローラ1において、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114が記憶した次周期リクエスト未発行フラグが、次の周期にリクエストを送信しないことを表わす場合、制御部141は、次の周期で取得したい付加データ86にしたがって、テーブルID84を決定し、テーブルID84を含むリクエスト71を生成する。
次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114が記憶した次周期リクエスト未発行フラグが、次の周期にリクエストを送信することを表わす場合、制御部141は、実施の形態1で説明したリクエスト71と同じく、テーブルID84を含まないリクエスト71を生成する。
プロトコル変換装置2において、リクエスト受信部211が受信したリクエスト71がテーブルID84を含む場合、リクエスト変換部217は、リクエスト71からテーブルID84を取り除き、プロトコル変換をして、センサ機器3に対して送信する。
テーブルID抽出部293は、リクエスト受信部211が受信したリクエスト71から、テーブルID84を抽出する。
リクエスト出力値保持部218は、テーブルID抽出部293が抽出したテーブルID84をキーにして、出力値テーブル記憶部292が記憶した出力値テーブルを検索し、テーブルID84と一致するテーブルID415に対応づけられたリクエスト出力値425を取得する。
次の周期において、リクエスト変換部217は、テーブルID抽出部293が取得したリクエスト出力値425に基づいて、代理リクエスト73を生成し、センサ機器3に対して送信する。
出力値テーブル記憶部292が記憶している複数のリクエスト出力値425は、いずれも、付加データ86を要求しないコマンドID82か、あるいは、要求する付加データ86が小さく、上り期間の間に応答データ72の送信が完了するコマンドID82を含む代理リクエスト73を表わす。これにより、コントローラ1がいずれのテーブルID84を指定した場合でも、その更に次の周期では、コントローラ1が通常通りリクエスト71を送信できる。
このように、付加データ86を備える応答であっても、付加データ86のデータ長が短いものであれば、周期内にデータを受信することは可能である。代理リクエスト73として発行するリクエストを、複数のリクエストの中から選択できるようにする。プロトコル変換装置2は、代理リクエスト73として送信する値を保持する出力値テーブル記憶部292を備える。コントローラ1は、応答データ長が長いため一周期内で応答を受信できないリクエスト71を発行するときに合わせて、テーブルID84により、代理リクエスト73のコマンドID82や引数83を指示する。テーブルID84は、プロトコル変換装置2が出力値テーブル記憶部292のエントリを選択するために使われる。コントローラ1は、リクエスト71にテーブルID84を追加して送信する。コントローラ1は、代理リクエスト73を複数のリクエスト(コマンドID82、引数83)から選択して指示することができる。
これにより、リクエストに対する制約が減り、組込みシステム10の柔軟性が向上する。
なお、コントローラ1は、テーブルID84によって次の周期の代理リクエスト73を指定するのではなく、例えば、2つのリクエスト71を連続して送信し、二番目のリクエスト71によってを次の周期の代理リクエスト73を指定する構成であってもよい。プロトコル変換装置2は、連続して送信された2つのリクエスト71をコントローラ1から受信した場合、最初のリクエスト71をセンサ機器3に対して送信し、二番目のリクエスト71を記憶しておく。次の周期の送信タイミングになると、プロトコル変換装置2は、記憶しておいた二番目のリクエスト71を、代理リクエスト73としてセンサ機器3に対して送信する。
この方式の場合、代理リクエスト73を表わすリクエスト出力値をリクエスト出力値保持部218があらかじめ記憶しておく必要がないので、組込みシステム10の柔軟性が更に向上する。
これに対し、テーブルID84によって次の周期の代理リクエスト73を指定する方式は、コントローラ1が送信するデータ量が、テーブルID84の分増えるだけで、次の周期の代理リクエスト73を指定できる。例えば、テーブルID84を4ビットとすれば、16種類の代理リクエスト73のなかから、次の周期の代理リクエスト73を指定することができる。このため、リクエスト71をもう一つ送信する方式よりも、コントローラ1が送信するデータ量を少なくすることができる。
なお、代理リクエスト判定部212は、リクエスト受信部211が受信したリクエスト71がテーブルID84を含むか否かに基づいて、次の周期に代理リクエスト73を送信するか否かを判定する構成であってもよい。すなわち、リクエスト71がテーブルID84を含む場合は、コントローラ1が次の周期にリクエスト71を送信しないので、代理リクエスト判定部212は、代理リクエスト73を送信すると判定する。逆に、リクエスト71がテーブルID84を含まない場合は、コントローラ1が次の周期にリクエスト71を送信するので、代理リクエスト判定部212は、代理リクエスト73を送信しないと判定する。
代理リクエスト判定部212がこのような構成である場合、リクエストテーブル記憶部214が記憶したリクエストテーブルを使う必要がないので、リクエストテーブル記憶部214は、なくてもよい。
実施の形態3.
実施の形態3について、図22を用いて説明する。
なお、実施の形態1または実施の形態2と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図22は、この実施の形態におけるプロトコル変換装置2の機能ブロックの一例を示す構成図である。
プロトコル変換装置2は、実施の形態2で説明した機能ブロックに加えて、更に、リクエスト出力値登録部294を有する。
リクエスト出力値登録部294は、出力値テーブル記憶部292が記憶した出力値テーブルにリクエスト出力値425を登録する。
コントローラ1において、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114が記憶した次周期リクエスト未発行フラグが、次の周期にリクエストを送信することを表わす場合、制御部141は、今回送信するリクエスト71を、出力値テーブルに登録させるか否かを判定する。
出力値テーブルに登録させないと判定した場合、制御部141は、実施の形態1で説明したリクエスト71と同じく、テーブルID84を含まないリクエスト71を生成する。
出力値テーブルに登録させると判定した場合、制御部141は、次の周期にリクエストを送信する場合と同様、テーブルID84を含むリクエスト71を生成する。ただし、この場合のテーブルID84は、次の周期に送信すべき代理リクエスト73を表わすのではなく、そのリクエスト71を表わすリクエスト出力値に対応づけて出力値テーブルに登録するテーブルIDを表わす。
リクエスト受信部211が受信したリクエスト71がテーブルID84を含む場合、テーブルID抽出部293は、リクエスト71からテーブルID84を抽出する。
リクエスト出力値登録部294は、代理リクエストフラグ記憶部213が記憶した代理リクエストフラグに基づいて、次の周期に代理リクエスト73を送信するか否かを判定する。
代理リクエスト73を送信すると判定した場合、実施の形態2と同様、リクエスト出力値保持部218が出力値テーブル記憶部292からリクエスト出力値425を取得し、リクエスト変換部217が代理リクエスト73を生成する。
代理リクエスト73を送信しないと判定した場合、リクエスト出力値登録部294は、リクエスト受信部211が受信したリクエスト71から、そのリクエスト71を表わすリクエスト出力値を生成する。リクエスト出力値登録部294は、テーブルID抽出部293が抽出したテーブルID84をキーとして、出力値テーブル記憶部292が記憶した出力値テーブルを検索し、テーブルID84と一致するテーブルID415を出力値テーブル記憶部292が既に記憶しているか否かを判定する。
テーブルID84と一致するテーブルID415を出力値テーブル記憶部292が既に記憶していると判定した場合、リクエスト出力値登録部294は、そのテーブルID415に対応づけて出力値テーブル記憶部292が記憶しているリクエスト出力値425を、生成したリクエスト出力値で更新する。出力値テーブル記憶部292は、そのテーブルID415に対応づけて記憶しているリクエスト出力値425を削除し、その代わりとして、リクエスト出力値登録部294が生成したリクエスト出力値を、そのテーブルID415に対応づけられたリクエスト出力値425として記憶する。
テーブルID84と一致するテーブルID415を出力値テーブル記憶部292がまだ記憶していないと判定した場合、リクエスト出力値登録部294は、テーブルID84と、生成したリクエスト出力値とを対応づけて、出力値テーブル記憶部292が記憶した出力値テーブルに登録する。出力値テーブル記憶部292は、そのテーブルID84をテーブルID415として新たに記憶し、リクエスト出力値登録部294が生成したリクエスト出力値を、そのテーブルID415に対応づけられたリクエスト出力値425として新たに記憶する。
これにより、出力値テーブル記憶部292が記憶した出力値テーブルを変更することができ、組込みシステム10の柔軟性が更に向上する。
実施の形態4.
実施の形態4について、図23〜図24を用いて説明する。
なお、実施の形態1〜実施の形態3と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図23は、この実施の形態におけるコントローラ1の機能ブロックの一例を表わす構成図である。
コントローラ1は、実施の形態1で説明した機能ブロックのうち、リクエスト送信部111と、応答データ受信部115と、切替制御部121と、信号送受信部131と、制御部141と、周期計時部151とを有する。コントローラ1は、次周期リクエスト発行判定部112と、リクエストテーブル記憶部113と、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114とを有さない。
応答データ受信部115は、応答データ72の受信が完了したとき、切替制御部121に対して通知をする。
切替制御部121は、周期計時部151から下り期間の開始時刻の通知を受けた場合、応答データ受信部115から応答データ72の受信完了の通知を既に受けているか否かを判定する。
応答データ72の受信が既に完了している場合、切替制御部121は、信号送受信部131を送信に切り替える指示を発行する。信号送受信部131は、送受信方向を切り替えて送信にする。
応答データ72の受信がまだ完了していない場合、切替制御部121は、信号送受信部131を切り替えない。信号送受信部131は、受信モードを維持する。
切替制御部121は、送信判定部の一例である。
図24は、この実施の形態におけるプロトコル変換装置2の機能ブロックの一例を示す構成図である。
プロトコル変換装置2は、実施の形態1で説明した機能ブロックのうち、リクエスト受信部211と、代理リクエスト発行指示部215と、周期計時部216と、リクエスト変換部217と、リクエスト出力値保持部218と、信号送信部221と、信号受信部231と、応答データ受信部241と、応答データ変換部251と、切替制御部261と、信号送受信部271とを有する。プロトコル変換装置2は、次周期リクエスト発行判定部112と、リクエストテーブル記憶部113と、次周期リクエスト未発行フラグ記憶部114とを有さない。
リクエスト変換部217は、リクエスト受信部211が受信したリクエスト71をプロトコル変換してセンサ機器3に対する送信を開始したとき、周期計時部216とに対して通知をする。
周期計時部216は、リクエスト変換部217がセンサ機器3に対してリクエスト71の送信を開始してからの経過時間を計測する。
周期計時部216は、リクエスト変換部217がセンサ機器3に対して次のリクエスト71の送信を開始するまでの経過時間(送信間隔)を毎回計測し、センサ機器3に対するリクエスト71の最大送信間隔を算出する。なお、周期計時部216は、最大送信間隔を算出するのではなく、あらかじめ設定した最大送信間隔を記憶しておく構成であってもよい。
周期計時部216は、リクエスト変換部217がセンサ機器3に対するリクエスト71の送信を開始してからの経過時間が最大送信間隔に達したとき、代理リクエスト発行指示部215及び切替制御部261に対して通知をする。なお、周期計時部216は、リクエスト変換部217がセンサ機器3に対するリクエスト71の送信を開始してからの経過時間が最大送信間隔に達する前にリクエスト変換部217からの通知を受けた場合は、経過時間をリセットするので、代理リクエスト発行指示部215や切替制御部261に対する通知はしない。
周期計時部216は、代理判定部の一例である。
代理リクエスト発行指示部215は、周期計時部216からの通知を受けると、リクエスト変換部217に対して代理リクエスト73の送信を指示する。
リクエスト変換部217は、代理リクエスト発行指示部215からの指示にしたがって、リクエスト出力値保持部218が記憶したリクエスト出力値に基づいて代理リクエスト73を生成し、センサ機器3に対して送信する。
切替制御部261は、周期計時部216からの通知を受けた場合、そのあとで、応答データ変換部251から応答データ72の送信完了の通知を受けても、信号送受信部271を切り替えない。信号送受信部271は、送信モードを維持する。
切替制御部261は、応答データ変換部251から応答データ72の送信完了の通知をもう一度受けた場合、信号送受信部271を受信に切り替える。信号送受信部271は、受信モードに切り替わる。二回目の応答データ72は、リクエスト変換部217が送信した代理リクエスト73に対する応答データ72である。
このように、コントローラ1は、下り期間の開始タイミングになっても、前の周期の応答データ72の受信がまだ終わっていない場合、その周期のリクエスト71を送信せず、応答データ72の受信を続ける。これにより、応答データ72を最後まで受信することができる。
コマンドID82に基づいてあらかじめ判定をするのではなく、応答データ72の受信が終わったか否かに基づいて、リクエスト71の送信をするか否かを判定するので、応答データ72の長さが不明である場合や可変長である場合でも対処することができる。
プロトコル変換装置2は、最大送信間隔が経過してもまだコントローラ1からリクエスト71を受信しない場合、代理リクエスト73を送信する。これにより、センサ機器3が応答データ72を返すので、コントローラ1は、リクエスト71を送信しなくても、応答データ72を得ることができる。
コマンドID82に基づいてあらかじめ判定をするのではなく、リクエスト71を受信したか否かに基づいて、代理リクエスト73の送信をするか否かを判定するので、応答データ72の長さが不明である場合や可変長である場合でも対処することができる。
以上、各実施の形態で説明した構成は、一例であり、他の構成であってもよい。例えば、異なる実施の形態で説明した構成を組み合わせた構成であってもよいし、本質的でない部分の構成を、他の構成で置き換えた構成であってもよい。
以上説明した中継装置(プロトコル変換装置2)は、要求受信部と(リクエスト受信部211)、要求転送部(リクエスト変換部217)と、代理送信部(リクエスト変換部217)とを有する。
上記要求受信部は、応答装置(センサ機器3)に対して応答を要求する応答要求(リクエスト71)を要求装置(コントローラ1)から受信する。
上記要求転送部は、上記要求受信部が受信した応答要求を上記応答装置に対して送信する。
上記代理送信部は、上記要求転送部が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過した場合に、所定の応答要求(代理リクエスト73)を上記応答装置に対して送信する。
応答要求の送信タイミングに要求装置が応答要求を送信しなくても、中継装置が要求装置に代わって所定の応答要求を応答装置に対して送信するので、適正なタイミングで次の応答要求を応答装置に対して送信することができる。要求装置が次の応答要求を送信する必要がないので、応答装置が送信した応答が長すぎる場合でも、要求装置が応答を遅延なく受信することができる。
上記中継装置(2)は、更に、応答受信部(応答データ受信部241)と、応答転送部(応答データ変換部251)とを有する。
上記応答受信部は、上記応答要求(71)に対する応答(応答データ72)を上記応答装置(3)から受信する。
上記応答転送部は、上記応答受信部が受信した応答を上記要求装置(1)に対して送信する。
上記代理送信部(217)は、上記要求転送部が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過したとき、上記応答転送部が上記応答の送信を完了していない場合に、上記所定の応答要求(73)を上記応答装置に対して送信する。
応答装置が送信した応答が長すぎる場合に、中継装置が要求装置に代わって所定の応答要求を応答装置に対して送信するので、適正なタイミングで次の応答要求を応答装置に対して送信することができる。要求装置が次の応答要求を送信する必要がないので、応答装置が送信した応答が長すぎる場合でも、要求装置が応答を遅延なく受信することができる。
上記代理送信部(217)は、上記要求受信部(211)が受信した応答要求(71)に基づいて、上記応答要求に対する応答(72)の長さが所定の長さ以上であるか否かをあらかじめ判定し、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であると判定した場合に、上記要求転送部(217)が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過したとき、上記所定の応答要求(73)を上記応答装置(3)に対して送信する。
応答装置が送信する応答が長すぎることを応答要求に基づいてあらかじめ判定し、中継装置が要求装置に代わって所定の応答要求を応答装置に対して送信するので、適正なタイミングで次の応答要求を応答装置に対して送信することができる。要求装置が次の応答要求を送信する必要がないので、応答装置が送信した応答が長すぎる場合でも、要求装置が応答を遅延なく受信することができる。
上記要求受信部(211)は、次の応答要求を表わす符号(テーブルID84)を上記応答要求(71)とともに上記要求装置(1)から受信する。
上記代理送信部(217)は、上記要求転送部(217)が上記応答要求を転送してから所定の時間が経過したとき、上記要求受信部が受信した符号によって表わされる次の応答要求(代理リクエスト73)を上記応答装置(3)に対して送信する。
符号によって表わされる応答要求を中継装置が要求装置に代わって応答装置に対して送信するので、中継装置が送信する応答要求を変えることができ、柔軟性が高くなる。
以上説明した中継システム(組込みシステム10)は、上記中継装置(2)と、上記応答要求(71)を上記中継装置に対して送信する要求装置(1)とを有する。
上記要求装置は、要求送信部(リクエスト送信部111)と、応答受信部(応答データ受信部115)と、送信判定部(次周期リクエスト発行判定部112)とを有する。
上記要求送信部は、上記応答要求を上記中継装置に対して送信する。
上記要求装置の応答受信部は、上記応答要求に対する応答(応答データ72)を受信する。
上記送信判定部は、上記応答要求を送信するか否かの判定を所定の周期で繰り返し、判定時に上記要求装置の応答受信部が上記応答の受信を完了している場合に、次の応答要求を送信すると判定する。
上記要求送信部は、上記応答要求を送信すると上記送信判定部が判定した場合に、上記応答要求を送信する。
応答装置が送信した応答が長すぎる場合に、要求装置が次の応答要求を送信しないので、前の応答要求に対する応答を、遅延なく正しく受信することができる。
上記送信判定部(112)は、上記要求送信部(111)が送信した応答要求(71)に基づいて、上記応答要求に対する応答(72)の長さが所定の長さ以上であるか否かをあらかじめ判定し、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上でないと判定した場合に、次の応答要求を送信すると判定する。
応答装置が送信する応答が長すぎることをあらかじめ判定し、要求装置が次の応答要求を送信しないので、前の応答要求に対する応答を、遅延なく正しく受信することができる。
上記要求送信部(111)は、送信する応答要求(71)に基づいて、上記応答要求に対する応答(72)の長さが所定の長さ以上であるか否かをあらかじめ判定し、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であると判定した場合に、次の応答要求を表わす符号(テーブルID84)を上記応答要求とともに上記中継装置(2)に対して送信する。
符号によって表わされる応答要求を中継装置が要求装置に代わって応答装置に対して送信するので、中継装置が送信する応答要求を変えることができ、柔軟性が高くなる。
以上説明した中継方法(プロトコル変換方法)は、要求装置(1)が応答装置(3)に対して応答を要求する応答要求(71)を中継装置(2)が中継する。
上記要求装置が、上記応答要求を上記中継装置に対して送信する。
上記中継装置が、上記応答要求を上記要求装置から受信する。
上記中継装置が、上記応答要求を上記応答装置に対して送信する。
上記中継装置が上記応答要求を上記応答装置に対して送信してから所定の時間が経過した場合に、上記中継装置が、所定の応答要求(73)を上記応答装置に対して送信する。
応答要求の送信タイミングに要求装置が応答要求を送信しなくても、中継装置が要求装置に代わって所定の応答要求を応答装置に対して送信するので、適正なタイミングで次の応答要求を応答装置に対して送信することができる。要求装置が次の応答要求を送信する必要がないので、応答装置が送信した応答が長すぎる場合でも、要求装置が応答を遅延なく受信することができる。
1 コントローラ、2 プロトコル変換装置、3 センサ機器、10 組込みシステム、71 リクエスト、72 応答データ、73 代理リクエスト、81 スタートビット、82,411,412 コマンドID、83 引数、84,415 テーブルID、85 基本データ、86 付加データ、88 誤り検出符号、89 ストップビット、91,92 バス、111 リクエスト送信部、112 次周期リクエスト発行判定部、113,214 リクエストテーブル記憶部、114 次周期リクエスト未発行フラグ記憶部、115,241 応答データ受信部、121,261 切替制御部、131,271 信号送受信部、141 制御部、151,216 周期計時部、211 リクエスト受信部、212 代理リクエスト判定部、213 代理リクエストフラグ記憶部、215 代理リクエスト発行指示部、217 リクエスト変換部、218 リクエスト出力値保持部、221 信号送信部、231 信号受信部、251 応答データ変換部、292 出力値テーブル記憶部、293 テーブルID抽出部、294 リクエスト出力値登録部、421,422 次周期リクエスト発行フラグ、425 リクエスト出力値、451〜453 周期、461〜463 下り期間、471〜473 上り期間、S50 リクエスト送信処理、S501,S507 切替タイミング待ち工程、S502,S554 送信切替工程、S503,S582 送信タイミング待ち工程、S504,S583 リクエスト送信工程、S505 次送信判定工程、S506 フラグセット工程、S508,S551 受信切替工程、S51 応答受信処理、S511,S552,S571 受信待ち工程、S512 応答受信工程、S52 送信判定処理、S521 フラグ判定工程、S522 フラグクリア工程、S55 リクエスト転送処理、S553 リクエスト転送工程、S56 代理判定処理、S561 代理判定工程、S562 計時開始工程、S57,S59 応答転送処理、S572 応答転送工程、S58 代理送信処理、S581 リクエスト取得工程、S60 リクエスト受信処理、S61 応答送信処理。

Claims (8)

  1. 要求受信部と、要求転送部と、代理送信部と、応答受信部と、応答転送部とを有し、
    上記要求受信部は、応答装置に対して応答を要求する応答要求を要求装置から受信し、
    上記要求転送部は、上記要求受信部が受信した応答要求を上記応答装置に対して送信し
    上記応答受信部は、上記応答要求に対する応答を上記応答装置から受信し、
    上記応答転送部は、上記応答受信部が受信した応答を上記要求装置に対して送信し、
    上記代理送信部は、上記要求転送部が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過したとき、上記応答転送部が上記応答の送信を完了していない場合に、所定の応答要求を上記応答装置に対して送信する中継装置。
  2. 上記代理送信部は、上記要求受信部が受信した応答要求に基づいて、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であるか否かをあらかじめ判定し、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であると判定した場合に、上記要求転送部が上記応答要求を送信してから所定の時間が経過したとき、上記所定の応答要求を上記応答装置に対して送信する請求項に記載の中継装置。
  3. 上記要求受信部は、次の応答要求を表わす符号を上記応答要求とともに上記要求装置から受信し、
    上記代理送信部は、上記要求転送部が上記応答要求を転送してから所定の時間が経過したとき、上記要求受信部が受信した符号によって表わされる次の応答要求を上記応答装置に対して送信する請求項1または請求項2に記載の中継装置。
  4. 要求受信部と、要求転送部と、代理送信部とを有し、
    上記要求受信部は、応答装置に対して応答を要求する応答要求と、上記応答要求の次の応答要求を表わす符号とを要求装置から受信し、
    上記要求転送部は、上記要求受信部が受信した応答要求を上記応答装置に対して送信し、
    上記代理送信部は、上記要求転送部が上記応答要求を転送してから所定の時間が経過したとき、上記要求受信部が受信した符号によって表わされる次の応答要求を上記応答装置に対して送信する中継装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の中継装置と、上記応答要求を上記中継装置に対して送信する要求装置とを有し、
    上記要求装置は、要求送信部と、応答受信部と、送信判定部とを有し、
    上記要求送信部は、上記応答要求を上記中継装置に対して送信し、
    上記要求装置の応答受信部は、上記応答要求に対する応答を受信し、
    上記送信判定部は、上記応答要求を送信するか否かの判定を所定の周期で繰り返し、判定時に上記要求装置の応答受信部が上記応答の受信を完了している場合に、次の応答要求を送信すると判定し、
    上記要求送信部は、上記応答要求を送信すると上記送信判定部が判定した場合に、上記応答要求を送信する中継システム。
  6. 上記送信判定部は、上記要求送信部が送信した応答要求に基づいて、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であるか否かをあらかじめ判定し、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上でないと判定した場合に、次の応答要求を送信すると判定する請求項5に記載の中継システム。
  7. 上記要求送信部は、送信する応答要求に基づいて、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であるか否かをあらかじめ判定し、上記応答要求に対する応答の長さが所定の長さ以上であると判定した場合に、次の応答要求を表わす符号を上記応答要求とともに上記中継装置に対して送信する請求項5または請求項6に記載の中継システム。
  8. 要求装置が応答装置に対して応答を要求する応答要求を中継装置が中継する中継方法において、
    上記要求装置が、上記応答要求を上記中継装置に対して送信し、
    上記中継装置が、上記応答要求を上記要求装置から受信し、
    上記中継装置が、上記応答要求を上記応答装置に対して送信し
    上記中継装置が、上記応答要求に対する応答を上記応答装置から受信し、
    上記中継装置が、上記応答を上記要求装置に対して送信し、
    上記中継装置が、上記応答要求を送信してから所定の時間が経過したとき、上記応答の送信を完了していない場合に、所定の応答要求を上記応答装置に対して送信する中継方法。
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