JP5865018B2 - 昇降装置および昇降装置のロープ張力の調整方法 - Google Patents
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Description
駆動プーリー、従動プーリーおよび移動可能なテンションプーリーを有する複数のプーリーと、
前記複数のプーリーに架け渡されたループ状ロープと、
第2プーリーに架け渡された第2ロープを介して前記ループ状ロープに連結されたワークの積載部と
を備えており、
前記駆動プーリーの正転、逆転により、前記ループ状ロープを回転させて前記積載部を上昇、降下させる昇降装置において、
前記テンションプーリーの移動量を調整して適正な張力を前記ループ状ロープに付与する張力調整手段と、
前記駆動プーリーを停止させるパルスジェネレーターと
を備えており、
前記張力調整手段は、
前記テンションプーリーを牽引するエアーシリンダーと、
前記積載部が上昇および降下する際に、その都度それぞれの使用状況に応じて予め決定された張力が前記ループ状ロープに付与されるように前記エアーシリンダーのエアー圧を制御する制御手段と
を備えており、
前記使用状況が、ワークが載せられた前記積載部が上昇する状況、ワークを載せずに前記積載部が上昇する状況、ワークが載せられた前記積載部が降下する状況、およびワークを載せずに前記積載部が降下する状況に区分されており、
前記の使用状況に応じて予め決定された張力よりも大きい張力が前記ループ状ロープに加わったときには、前記ループ状ロープに対して前記駆動プーリーが滑り、
前記駆動プーリーが滑り始めたときには、前記パルスジェネレーターにより前記駆動プーリー用のモーターを停止させる
ことを特徴とする昇降装置である。
前記制御手段が、
それぞれ異なる所定の圧力に調整された複数の圧力調整弁と、
前記エアーシリンダーと前記複数の圧力調整弁とを連結するエアー供給経路と、
前記エアー供給経路に配置される複数の電磁弁と
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置である。
前記制御手段が、
エアー源と、
前記エアーシリンダーおよび前記エアー源を連結するエアー供給経路と、
前記エアー供給経路に設けられたエアー操作式圧力調整弁および電空比例弁と
を備えており、
無段階で前記ループ状ロープの張力を調整することを特徴とする請求項1に記載の昇降装置である。
前記パルスジェネレーターから発生するパルス数が減少し、あるいはゼロになったことが検知されることにより前記駆動プーリー用のモーターを停止させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の昇降装置である。
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の昇降装置のロープ張力の調整方法であって、
昇降装置の前記使用状況を、ワークが載せられた前記積載部が上昇する状況、ワークを載せずに前記積載部が上昇する状況、ワークが載せられた前記積載部が降下する状況、およびワークを載せずに前記積載部が降下する状況に区分し、それぞれの状況に応じて予め張力を決定し、
前記積載部を前記それぞれの状況の下に上昇および降下させて前記ループ状ロープに加わる張力を実測し、実測値が前記の予め決定された張力を超えないように前記エアーシリンダーのエアー圧を調整した調整エアー圧力のデータを前記制御手段の記憶部に記憶させ、
前記積載部が上昇および降下する際に、その都度それぞれの使用状況に応じて前記記憶部の前記調整エアー圧力のデータに基づいて前記エアーシリンダーのエアー圧が制御されることを特徴とする昇降装置のロープ張力の調整方法である。
(第1の実施の形態)
図1は本実施の形態の昇降装置を模式的に示す図である。図1に示すように、昇降装置1は、モーターMが連結される駆動プーリー14と、パルスジェネレーター(エンコーダ)17が連結されるプーリー18と、従動プーリーP1と、水平方向に移動可能なテンションプーリー16と、これらのプーリーに架け渡されるループ状ロープ12と、第2プーリーP2と、カウンターウェイト13と、第2プーリーP2に架け渡されてカウンターウェイト13を介してループ状ロープ12に連結される第2ロープ12Aと、第2ロープ12Aに連結されてワークWが載せられる積載部11とを備えている。そして、モータMにより駆動プーリー14を正転、逆転させることにより、ループ状ロープ12を回転させて積載部11を上昇、降下させる。
本実施の形態は、エアー圧調整手段(制御手段)以外については第1の実施の形態と同様に構成されている。
本実施の形態のロープ張力の調整方法は、上記のエアー圧調整手段のエアー圧に関するデータを予め取得しておき、取得したデータに基づいてロープ張力を調整する方法である。そして、事前のデータの取得は、上記の昇降装置を用いて行われる。
ワーク上昇時のデータの取得は、以下に示す手順に従って行われる。
ワーク降下時のデータの取得は、図4に示すように、天井側に固定された重量計41を積載部11(21)の上部に連結する。そして、積載部11(21)を降下させ、上記の(1)と同じ方法でエアー圧の測定を行い、測定値を記録して制御手段の記憶部に記憶させる。
以上により記憶部に記録させたエアー圧のデータに基づいてエアーシリンダーのエアー圧を制御することによりロープ張力を適切に調整することができる。
5 搬送装置
11、21、51、61 積載部
12、22、52、62 (ループ状)ロープ
12A、22A 第2ロープ
13、23、63 カウンターウェイト
14、24、54、64 駆動プーリー
15、25 エアーシリンダー
16、26、56、66 テンションプーリー
17、27 パルスジェネレーター
18、28、P プーリー
19、29 エアー供給経路
19a、19b、19c 電磁弁
20a、20b、20c、20d 減圧弁
29a エアー操作式圧力調整弁
29b 電空比例弁
30a 制御装置
30b 伝送ケーブル
31、41 重量計
55、65 テンション調整ネジ
A エアー源
M モータ
W ワーク
P1 従動プーリー
P2 第2プーリー
Claims (5)
- 駆動プーリー、従動プーリーおよび移動可能なテンションプーリーを有する複数のプーリーと、
前記複数のプーリーに架け渡されたループ状ロープと、
第2プーリーに架け渡された第2ロープを介して前記ループ状ロープに連結されたワークの積載部と
を備えており、
前記駆動プーリーの正転、逆転により、前記ループ状ロープを回転させて前記積載部を上昇、降下させる昇降装置において、
前記テンションプーリーの移動量を調整して適正な張力を前記ループ状ロープに付与する張力調整手段と、
前記駆動プーリーを停止させるパルスジェネレーターと
を備えており、
前記張力調整手段は、
前記テンションプーリーを牽引するエアーシリンダーと、
前記積載部が上昇および降下する際に、その都度それぞれの使用状況に応じて予め決定された張力が前記ループ状ロープに付与されるように前記エアーシリンダーのエアー圧を制御する制御手段と
を備えており、
前記使用状況が、ワークが載せられた前記積載部が上昇する状況、ワークを載せずに前記積載部が上昇する状況、ワークが載せられた前記積載部が降下する状況、およびワークを載せずに前記積載部が降下する状況に区分されており、
前記の使用状況に応じて予め決定された張力よりも大きい張力が前記ループ状ロープに加わったときには、前記ループ状ロープに対して前記駆動プーリーが滑り、
前記駆動プーリーが滑り始めたときには、前記パルスジェネレーターにより前記駆動プーリー用のモーターを停止させる
ことを特徴とする昇降装置。 - 前記制御手段が、
それぞれ異なる所定の圧力に調整された複数の圧力調整弁と、
前記エアーシリンダーと前記複数の圧力調整弁とを連結するエアー供給経路と、
前記エアー供給経路に配置される複数の電磁弁と
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。 - 前記制御手段が、
エアー源と、
前記エアーシリンダーおよび前記エアー源を連結するエアー供給経路と、
前記エアー供給経路に設けられたエアー操作式圧力調整弁および電空比例弁と
を備えており、
無段階で前記ループ状ロープの張力を調整することを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。 - 前記パルスジェネレーターから発生するパルス数が減少し、あるいはゼロになったことが検知されることにより前記駆動プーリー用のモーターを停止させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の昇降装置。
- 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の昇降装置のロープ張力の調整方法であって、
昇降装置の前記使用状況を、ワークが載せられた前記積載部が上昇する状況、ワークを載せずに前記積載部が上昇する状況、ワークが載せられた前記積載部が降下する状況、およびワークを載せずに前記積載部が降下する状況に区分し、それぞれの状況に応じて予め張力を決定し、
前記積載部を前記それぞれの状況の下に上昇および降下させて前記ループ状ロープに加わる張力を実測し、実測値が前記の予め決定された張力を超えないように前記エアーシリンダーのエアー圧を調整した調整エアー圧力のデータを前記制御手段の記憶部に記憶させ、
前記積載部が上昇および降下する際に、その都度それぞれの使用状況に応じて前記記憶部の前記調整エアー圧力のデータに基づいて前記エアーシリンダーのエアー圧が制御されることを特徴とする昇降装置のロープ張力の調整方法。
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