JP5861555B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))などの画像形成装置に関する。
ネットワーク通信において電力消費を低減する技術が存在する。具体的には、メインCPUによる処理が不要な状態においては、当該メインCPUをスリープ状態に遷移させておく技術が存在する。たとえば、特許文献1には、ネットワーク通信において、受信された通信パケットが自分宛のものでないときにはメインCPUをスリープ状態から復帰させず、受信された通信パケットが自分宛のものであるときにメインCPUをスリープ状態から復帰させる技術が記載されている。このような技術においては、CPUのスリープ状態においてもパケットが受信され、受信したパケットの内容によってスリープ状態からの復帰の有無が決定される。なお、このようなネットワーク通信技術においては、パケット受信用の物理層チップ等がメインCPUとは別個に設けられる。
特開2011−060028号公報
しかしながら、上記のような技術においては、CPUの状態にかかわらず(スリープ状態か否かにかかわらず)物理層チップによってパケットが常に受信される。そのため、CPUのスリープ状態においても、物理層チップに対しては、CPUの非スリープ状態(通常状態)における物理層チップに対する供給電力と同程度の電力が常に供給されている。したがって、消費電力低減の余地が残されている。
そこで、この発明は、ネットワーク通信において、電力消費を低減することが可能な技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像形成装置であって、電力供給部と、前記電力供給部からの電力供給を受けて、前記画像形成装置と外部ネットワーク機器とのネットワーク通信を制御するネットワーク制御手段と、を備え、前記ネットワーク制御手段は、ネットワーク通信用の物理層チップと、前記物理層チップによる受信中パケットの内容を解析するフィルタ部と、を有し、前記ネットワーク制御手段は、前記物理層チップによる受信中の受信パケットを前記フィルタ部を用いて随時解析し、前記受信パケットが自装置向けでないと判定すると、前記受信パケットの受信動作を停止するとともに、所定期間に亘って、前記物理層チップに対する電力供給を遮断あるいは低減し、前記所定期間は、前記物理層チップの再起動に要する電力量に基づいて定められた基準期間以上の期間であることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記基準期間は、前記物理層チップの再起動に要する電力量に相当する電力量を前記物理層チップに対する電力供給の遮断あるいは低減により削減するための期間として算出された期間であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る画像形成装置において、前記所定期間は、前記基準期間以上の期間であり、且つ、前記画像形成装置が対応すべき複数のプロトコルの再送期間のうち最も短い期間以下の期間であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記ネットワーク制御手段は、ブロードキャストによるARPリクエストパケット内の探索先IPアドレスが前記画像形成装置のアドレスでないことを判定すると、前記受信パケットが自装置向けでないと判定することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記ネットワーク制御手段は、ユニキャストによるパケットの宛先MACアドレスが前記画像形成装置のアドレスでないことを判定すると、前記受信パケットが自装置向けでないと判定することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記ネットワーク制御手段は、マルチキャストによるパケットの探索先グループに前記画像形成装置が所属しないことを判定すると、前記受信パケットが自装置向けでないと判定することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記物理層チップに対する電力供給を遮断する遮断回路、をさらに備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記フィルタ部は、前記物理層チップに対するスタンバイ指示を送出して、前記物理層チップに対する電力供給を低減することを特徴とする。
請求項1ないし請求項8に記載の発明によれば、ネットワーク通信において、電力消費を低減することが可能である。
画像形成装置の機能ブロック図である。 ネットワーク通信機能に関する機能ブロックを示す図である。 ユニキャストによるパケットの内容を示す図である。 ブロードキャストによるパケットの内容を示す図である。 マルチキャストパケットの内容を示す図である。 MFPにて対応すべき複数のプロトコルの再送時間を示す図である。 物理層チップにて発生する信号列を示す図である。 LPIモードおよび受信中モードにおける各消費電力を示す図である。 所定期間に亘って物理層チップへの電力供給が低減されている様子を示す図である。 変形例に係る構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.装置構成>
図1は、画像形成装置10を示す機能ブロック図である。また、図2は、画像形成装置10のネットワーク通信機能等に関する機能ブロックを示す図である。ここでは、画像形成装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))を例示する。図1および図2においては、MFP10の機能ブロックが示されている。
MFP10は、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびボックス格納機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP10は、図1の機能ブロック図に示すように、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、操作部6、およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データ(原稿画像なしいスキャン画像とも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、ネットワークNWを介したネットワーク通信を行うことも可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先(たとえば、コンピュータ)との間で各種のデータを授受することが可能である。そのため、MFP10は通信装置であるとも表現される。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。格納部5は、印刷ジョブに係るデータ等を記憶する。
操作部6は、MFP10に対する操作入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。
コントローラ9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)PG1を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)PG1は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体、あるいはネットワークNW等を介してMFP10にインストールされてもよい。
また、図2に示すように、MFP10は、電源ユニット25を有している。電源ユニット25は、MFP10内の各部分(コントローラ9およびネットワーク制御部20等を含む)に対して電力を供給する。電源ユニット25は、電力供給部であるとも表現される。
また、図2に示すように、MFP10は、ネットワーク制御部20(詳細には20a,20b)を有している。ネットワーク制御部20は、通信部4の一部として構成される。ネットワーク制御部20は、電源ユニット25からの電力供給を受けて動作し、MFP10とその外部ネットワーク機器(パーソナルコンピュータ90)とのネットワーク通信を制御する。
ネットワーク制御部20は、物理層チップ(PHY)21とフィルタ(FL)22とメディアアクセスコントローラ(MAC)23とを有している。詳細には、ネットワーク制御部20aは、物理層チップ(PHY1)21aとフィルタ(FL1)22aとメディアアクセスコントローラ(MAC1)23aとを有している。また、ネットワーク制御部20bは、物理層チップ(PHY2)21bとフィルタ(FL2)22bとメディアアクセスコントローラ(MAC2)23bとを有している。
物理層チップ21は、OSI(Open Systems Interconnection)の物理層に関する処理を実行する処理部である。物理層チップ21は、ネットワーク通信用のチップであり、ネットワークハブ80等を経由して通信パケット(以下、単にパケットとも称する)を受信する。また、フィルタ22は、受信パケットの内容を随時解析する処理部(フィルタ部とも称する)であり、サブCPU(あるいは専用ハードウエア)等として構成される。さらに、メディアアクセスコントローラ23は、OSIのデータリンク層に関する処理を実行する処理部である。
ネットワーク制御部20aは、メインネットワーク側のネットワークNW1に関する通信動作を制御し、ネットワーク制御部20bは、サブネットワーク側のネットワークNW2に関する通信動作を制御する。また、ネットワーク制御部20a,20bは、ネットワーク通信等をメインコントローラ9とも協働して制御する。
これらのネットワーク制御部20a,20bは、互いに独立した2つのネットワークNW1,NW2を個別に制御することができる。たとえば、MFP10が設置された建築事務所において、建築事務所内のメインネットワークNW1と出入業者向けの独立した別のネットワークNW2とを互いに分離した状態で、両ネットワークNW1,NW2を個別に管理することが可能である。これにより、出入業者向けのネットワークNW2に接続されたコンピュータ90(90c,90d)は、MFP10を用いてネットワーク印刷を行うことが可能である。その一方で、サブネットワークNW2の利用者(コンピュータ90c,90dの利用者)によるメインネットワークNW1内の機器へのアクセスを回避することもできる。
<2.動作>
以下では、2つのネットワーク制御部20a,20bのうち、一方のネットワーク制御部20bに関する動作について説明する。これにより、メインネットワークNW2側のPHY2(物理層チップ21b)における消費電力供給が低減される。ただし、これに限定されず、他方のネットワーク制御部20aに関する動作について同様の思想を適用して、メインネットワークNW1側のPHY1(物理層チップ21a)における消費電力供給を低減するようにしてもよい。
MFP10の動作中において、MFP10における無操作期間が所定期間継続するなどの条件が充足されると、MFP10は通常状態からスリープ状態へと遷移する。具体的には、コントローラ(メインCPUとも称する)9は、通常状態からスリープ状態へと遷移する。このとき、物理層チップ21への通電に関しては、通常状態と同様の状態が継続される。また、フィルタ22およびメディアアクセスコントローラ23に関しても、同様の通電状態が継続される。
また、外部からのパケットを物理層チップ21によって受信させるため、パケットの受信待機状態においては、原則として、コントローラ(メインCPU)9がスリープ状態であるか非スリープ状態であるかに依拠することなく物理層チップ21はLPI(Low Power Idle)モードで動作している(図7および図8参照)。図7に示すように、LPIモードにおいては、非常に微小な時間ΔT1(たとえば20μs(マイクロ秒))幅の信号(リフレッシュ信号SR)が微小時間間隔ΔT2(たとえば2.5ms(ミリ秒)間隔)で発生するときには微小な電力が消費されるが、それ以外のときには、電力は消費されない。その結果、LPI(Low Power Idle)モードにおける消費電力(平均値)は、非常に小さく、たとえば、0.1W(ワット)程度である(図8参照)。なお、物理層チップ21がLPIモード中にパケットを受信すると、WAKE(ウエイク)信号SW(図7参照)が発生して物理層チップ21は受信モードに遷移する。物理層チップ21は、この受信モードにおいてパケットを受信する際には、比較的大きな電力(たとえば0.5W(ワット)程度)を消費する(図8参照)。なお、パケット受信終了後には、SLEEP(スリープ)信号SS(図7参照)が発生して物理層チップ21は再びLPIモードに遷移する。
さて、ネットワークハブ80から送信されてきたパケットが物理層チップ21によって受信される際においては、受信中のパケットが物理層チップ21からフィルタ22へと随時転送される。そして、フィルタ22によって受信中のパケットの内容が随時解析され、フィルタ22による解析結果に応じた動作が実行される。
受信パケットは、ユニキャストによるパケット、ブロードキャストによるパケット、マルチキャストによるパケット、の3つに大別される。以下では、(1)ユニキャストによるパケットの受信時における動作、(2)ブロードキャストによるパケットの受信時における動作、(3)マルチキャストによるパケットの受信時における動作について順次に説明する。
まず、(1)ユニキャストによるパケットの受信時における動作について説明する。
「ユニキャスト」は、指定された単一のIPアドレス宛に送信することを意味する。ユニキャストによるパケットとしては、MFP10(本装置)宛のパケットとMFP10(本装置)以外の装置宛のパケットとが存在する。
図3は、ユニキャストによるパケット(詳細にはその先頭部分付近)の内容を示す図である。当該パケットの内容はフィルタ22によって解析される。
図3に示すように、一般に各パケットは、その先頭部分(詳細には先頭の6バイト)に宛先MACアドレスのデータを有している。そのうち、特に、ユニキャストのパケットは、その先頭部分(先頭の6バイト)に特定の宛先MACアドレスのデータを有している。フィルタ22は、当該特定のMACアドレスデータを検出し、当該MACアドレスデータが自装置のアドレスであるか否かに基づいて、当該パケットが自装置宛か否かを判定する。具体的には、ユニキャストによるパケットの宛先MACアドレスが自装置のアドレスであるときには、当該パケットはMFP10宛のパケットであると判定される。一方、ユニキャストによるパケットの宛先MACアドレスが自装置のアドレスでないときには、当該パケットはMFP10宛のパケットではないと判定される。このような判定動作は、ユニキャストによるパケットのうち先頭6バイトのみに基づいて実行可能である。すなわち、受信中のパケットが自装置宛であるか否かは、先頭から6バイトを受信した非常に早期の時点で判定可能である。
フィルタ22による解析処理に基づいて、ユニキャストによる受信中のパケットがこのMFP10宛のパケットであること、が判定されると、(スリープ状態からの)復帰信号がフィルタ22からコントローラ9へと送信される。この復帰信号に応答して、MFP10(詳細にはコントローラ9)は、スリープ状態から通常状態に復帰する。また、受信されたパケットは、フィルタ22でバッファリングされ、その後メディアアクセスコントローラ23等を経由して、復帰後のコントローラ9へと転送される。このようにしてコントローラ(メインCPU)9の(通常状態への)復帰動作が行われる。
一方、ユニキャストによるパケットの宛先MACアドレスが自装置のアドレスではなく当該パケットがMFP10宛のパケットではないと判定される場合には、次のような動作が行われる。
具体的には、当該パケットが自装置向けのIPアドレスではない旨が判定されると、コントローラ9のスリープ状態が継続される。さらに、物理層チップ21はスタンバイモードへと変更される。具体的には、フィルタ22から物理層チップ21へとスタンバイ指示(たとえば1ビットの指示信号)を送出することによって、物理層チップ21がスタンバイモードに遷移する。そして、受信中のパケットのうち、以後のデータ(理想的には第6バイト以後のデータ)に関する、物理層チップ21によるパケット受信は、所定期間TMに亘って停止される。スタンバイモードにおける物理層チップ21の消費電力(たとえば、0.005W)は、LPIモードにおける物理層チップ21の消費電力(たとえば、0.1W)に比べて極めて小さいため、期間TMにおいて物理層チップ21での消費電力は大きく低減される。
なお、ネットワークハブ80として、スイッチングハブが利用されている場合には、MFP10(本装置)以外の特定の装置宛のユニキャストパケットは、スイッチングハブ80で遮断される。そのため、スイッチングハブ80を通過して物理層チップ21で受信される受信パケット(ユニキャストによるパケット)は、MFP10(本装置)宛のものであり、コントローラ9の復帰動作が行われる。一方、ネットワークハブ80がスイッチングハブではない場合には、MFP10(詳細には物理層チップ21)は、自分宛以外のユニキャストのパケットも受信する。この場合には、上述のように、宛先MACアドレスが自装置のアドレスであるか否かに基づいて、当該パケットが自装置宛か否かが判定され、その判定結果に応じた異なる動作が実行される。
つぎに、(2)ブロードキャストによるパケットの受信時における動作について説明する。
「ブロードキャスト」は、ネットワークに接続された全ての受信可能装置に対して一斉送信を行うことを意味する。ブロードキャストによるパケットとしては、たとえば、「ARP(Address Resolution Protocol)」用のパケットが存在する。ここで、「ARP」は、送信先IPアドレスのMACアドレスを取得するプロトコルである。送信先IPアドレスのMACアドレスが不明であるときには、送信先IPアドレスを指定したARPリクエストパケットがブロードキャストされる。
ARPリクエストパケットが物理層チップ21によって受信されると、フィルタ22による解析処理が随時実行される。図4は、ブロードキャストによるパケット(ARPリクエストパケット)の内容を示す図である。
図4に示すように、ブロードキャストのパケットは、先頭アドレス(第0バイト)からの6バイト(Byte)において、「FFFFFFFFFFFF」(16進数表記)のデータを有している。フィルタ22は、パケットの先頭アドレス(第0バイト)からの6バイト(Byte)の内容が、当該特定データ(「FFFFFFFFFFFF」(16進数表記))であることを検出すると、当該パケットはブロードキャストである旨を判定する。
また、第12バイトおよび第13バイトのデータ(「タイプ」を示すデータ)は「0806」であることに基づいて、このパケットが「ARP(詳細には、ARPリクエストパケット)」であることが判定される。「ARP(詳細には、ARPリクエストパケット)」においては、第38バイト〜第41バイトのデータに、探索先のIPアドレスが格納されている。そのため、フィルタ22は当該データの内容を検出し、探索先のIPアドレスを取得する。
そして、当該探索先のIPアドレスが自装置(MFP10)のIPアドレスである旨が判定されると、このパケットが自装置向けのものである旨が判定され、(スリープ状態からの)復帰信号がフィルタ22からコントローラ9へと送信される。この復帰信号に応答して、MFP10(詳細にはコントローラ9)は、スリープ状態から通常状態に復帰する。このようにしてコントローラ9の(通常状態への)復帰動作が行われる。
一方、探索先のIPアドレスが自装置のIPアドレスとは異なる旨が判定されると、当該パケットが自装置向けのものではない旨が判定され、コントローラ9のスリープ状態が継続される。さらに、物理層チップ21はスタンバイモードへと変更される。具体的には、フィルタ22から物理層チップ21へとスタンバイ指示(たとえば1ビットの信号)を送出することによって、物理層チップ21がスタンバイモードに遷移する。そして、受信中のブロードキャストパケット(ARPリクエストパケット)のうち、判定時点TS(図9参照)以後のデータ(理想的には第42バイト以後のデータ)に関する、物理層チップ21によるパケット受信は、所定期間TM(図9参照)に亘って停止される。スタンバイモードにおける物理層チップ21の消費電力(たとえば、0.005W)は、LPIモードにおける物理層チップ21の消費電力(たとえば、0.1W)に比べて極めて小さい(ほぼゼロである)ため、期間TMにおいて物理層チップ21での消費電力は大きく低減される。
なお、所定期間TMが経過すると、フィルタ22から物理層チップ21へと復帰信号が送出され、物理層チップ21が再びLPIモードに遷移する。
つぎに、(3)マルチキャストによるパケットの受信時における動作について説明する。
「マルチキャスト」は、ネットワーク内の複数の相手先(詳細には、たとえば特定のグループ)に向けて送信することを意味する。ただし、実際には、ネットワーク内の全ての装置に向けて送信し、該当する装置(装置群)のみが返答する。
たとえば、発信元の装置(コンピュータ等)がプリンタを検索する際には、「あなた(送信先装置)はプリンターであるか?」などの問い合わせがマルチキャストで送信される。このようなマルチキャストは、送信先の各装置がプリンタカテゴリに属するか否かを問い合わせるものである。そして、プリンタである装置(プリンタカテゴリに属する装置)が自装置の情報を返答する。
図5は、LLMNR(Link-Local Multicast Name Resolution)におけるマルチキャストパケットの内容を示す図である。パケットが物理層チップ21によって受信されると、フィルタ22による解析処理が随時実行される。
図5に示すように、マルチキャストのパケットは、先頭アドレス(第0バイト)からの3バイト(Byte)のデータ(宛先MACアドレスデータ)において、「01005E」(16進数表記)のデータを有している(IPV4の場合)。そのため、フィルタ22は、パケットの先頭アドレス(第0バイト)からの3バイト(Byte)の内容が、当該特定データ(「01005E」(16進数表記))であることを検出すると、フィルタ22は、当該パケットがマルチキャストである旨を判定する。
また、第3バイト〜第5バイトにはデータ「0000FB」が記録されており、第30バイト〜第33バイトにはデータ「E00000FB」が記録されており、第36バイト〜第37バイトにはデータ「14E9」が記録されている。
第3バイト〜第5バイトのデータ「0000FB」は、MDNS(Multicast Domain Name System )を意味しており、第30バイト〜第33バイトのデータ「E00000FB」および第36バイト〜第37バイトのデータ「14E9」は、検索対象の装置がプリンタであることを意味している。このようなデータをフィルタ22で解析することによって、このパケットがプリンタ検索用のパケットであることが判る。
このパケットがプリンタを検索しているもの(プリンタ検索用パケット)であることが判定されると、プリンタであるMFP10のフィルタ22は、当該パケットが自装置向けのパケットである旨を判定する。換言すれば、マルチキャストによるパケットの探索先グループ(プリンタカテゴリ)にMFP10が所属していることが判定され、当該パケットが自装置向けのパケットである旨が判定される。そして、当該フィルタ22は、(スリープ状態からの)復帰信号をコントローラ9へと送信する。この復帰信号に応答して、MFP10(詳細にはコントローラ9)は、スリープ状態から通常状態に復帰する。このようにしてコントローラ9の(通常状態への)復帰動作が行われる。
このように本願においては、「自装置向け」のパケットは、通常のユニキャストにおける宛先MACアドレスが自装置(受信装置)のMACアドレスであるもののみならず、マルチキャストあるいはブロードキャストにおいて自装置(受信装置)が応答することを要求されるものをも含む。端的に言えば、「自装置向け(自分向け)」のパケットとは、そのパケットを受信した装置が、当該パケットに対して応答を要するものを意味する。
一方、マルチキャストによるパケットの探索先グループにMFP10が所属しないことが判定されると、当該パケットが自装置向けでないと判定される。当該パケットが自装置向けのパケットではない旨(プリンタ以外の種類の装置の検索パケットであるなど)がフィルタ22によって判定されると、コントローラ9のスリープ状態が継続される。さらに、フィルタ22によって物理層チップ21がスタンバイモードへと変更される。そして、受信中のマルチキャストパケットのうち、以後のデータ(理想的には第38バイト以後のデータ)に関する、物理層チップ21によるパケット受信は、所定期間に亘って停止される。これにより、物理層チップ21での消費電力は低減される。
以上のように、ネットワーク制御部20は、物理層チップ21がLPIモードで動作している状態において、物理層チップ21による受信中の受信パケットをフィルタ22を用いて随時解析する。そして、当該受信パケットが自装置向けでないと判定されると、ネットワーク制御部20は、当該受信パケットの受信動作を停止するとともに、所定期間TMに亘って、LPIモードよりも低い電力消費を有する状態に物理層チップ21の状態を変更する。これによれば、ネットワーク通信において、電力消費をさらに低減することが可能である。
より具体的には、物理層チップ21は、上述のように、パケット受信中(受信モード)においては、LPIモードでのパケット待機中よりも、比較的大きな電力(たとえば0.5W(ワット)程度)を消費する。
この実施形態においては、パケット受信中において受信されているパケットが自装置向けでないと判定されると、当該受信パケットの受信動作が直ちに停止され、LPIモードよりも低い電力消費を有するモード(ここでは、スタンバイモード)へと物理層チップ21の状態が変更される。
これによれば、自装置向けでないと判定された受信中パケットの全てを受信することを待たずに当該受信中パケットの受信動作が停止(中断)されるので、以後のデータを受信せずに済む。そのため、受信動作に要する電力を低減することが可能である。たとえば、1800バイト程度の大きさを有するパケットの受信中において、最初の60バイト程度を受信した時点で受信動作を停止する場合には、残りの1740バイト程度のデータを受信せずに済む。この場合には、当該残りのデータを受信するための電力を低減することが可能である。
さらに、受信中パケットの受信動作の停止(中断)後において、所定期間TMに亘って物理層チップ21のスタンバイモードが継続される。この期間TMにおいては物理層チップ21による電力消費量は極めて小さい(ほぼゼロである)。そのため、消費電力をさらに低減することが可能である。たとえば、LPIモード(0.1W(ワット))の動作が4秒間停止されることによれば、0.1×4=0.4J(ジュール)の電力が低減される。
その後、当該期間TMが経過すると、物理層チップ21は再びLPIモード(換言すれば、パケット受信が可能な状態)に復帰する。
この期間TM(詳細にはその長さ)は、MFP10が対応すべき複数のプロトコル(再送されるプロトコル)の再送時間間隔(再送期間)のうち、最短の再送時間間隔(最も短い期間)に基づいて決定されればよい。たとえば、図6に示すように、MFP10で対応すべき複数のプロトコルのうちの「NetBIOS名前解決プロトコル」が最短の再送時間間隔(4秒)を有する場合には、期間TMは、当該再送時間間隔と同一の値(4秒)、あるいは当該再送時間間隔よりも若干小さな値(たとえば3秒)に定められればよい。この期間TMをこのような長さに設定することによれば、物理層チップ21への実質的給電停止に伴う非受信中に当該プロトコル(「NetBIOS名前解決プロトコル」)が再送されてくる場合に、LPIモードに復帰した物理層チップ21によって当該プロトコルのパケットを受信することが可能である。なお、ここでは、再送されないプロトコルは重要性が低いものと考え、1回のみ送信されてきたパケットが受信できないことは許容できるものとする。再送される重要なプロトコルに関して、1回目のパケットを受信し損ねたとしても再送されてきたパケットが受信できれば、当該プロトコルに関するパケットを逃さずに受信することが可能である。
また、期間TMの経過後において、物理層チップ21が再びLPIモードに復帰する際(端的に言えば物理層チップ21が再起動される際)には、或る程度の電力(たとえば、0.15W(ワット))を消費することがある。そのため、物理層チップ21の再起動に要する電力量を上回る電力量が低減されるように、期間TMが定められることが好ましい。詳細には、期間TMは、物理層チップ21の再起動に要する電力量に基づいて定められた基準期間TR以上の期間であることが好ましい。
たとえば、物理層チップ21の再起動の所要時間が1秒であり当該再起動の所要電力(平均値)が0.15Wであるとすると、再起動に要する電力量は0.15J(ジュール)である。LPIモードにおける消費電力(平均値)が0.10W(ワット)であるとすると、基準期間TRは1.5秒間(=0.15/0.10)として算出される。消費電力がほぼゼロになる期間TMがこの基準期間TR(ここでは1.5秒)以上であれば、再起動に要する電力量以上の電力量が、期間TMにおいて削減される。このように、基準期間TRは、物理層チップ21の再起動に要する電力量に相当する電力量を、物理層チップ21に対する電力供給の低減(あるいは遮断)により削減するための期間、として算出されれればよい。
<3.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、フィルタ22から物理層チップ21へとスタンバイ信号を送出することによって物理層チップ21がスタンバイモードに遷移し、物理層チップ21が更なる低電力状態に移行する態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、物理層チップ21等に対する電力供給を制御する遮断回路26を別途設けて、物理層チップ21等に対する電力供給を遮断するようにしてもよい。
より具体的には、図10に示すように、物理層チップ21、フィルタ22、メディアアクセスコントローラ23とは別個に、遮断回路26とタイマー27とをさらに設ける。
初期状態等においては、コントローラ9から遮断回路26への制御信号SG1に応答して、電源ユニット25から3つの処理部21,22,23へと電力が供給される。その後、上述のようにフィルタ22が受信中パケットの受信中断を決定すると、フィルタ22から遮断指示信号(切信号)SG3が遮断回路26およびタイマー27へ入力される。この遮断指示信号SG3に応答して、遮断回路26はトランジスタ28を制御して3つの処理部21,22,23への電源供給を遮断するとともにタイマー27は計時動作を開始する。この電力供給の遮断状態(電力供給停止モードとも称される)は、期間TMに亘って継続される。
そして、所定期間TMの経過がタイマー27によって計時されると、3つの処理部21,22,23を起動させる起動信号SG2がタイマー27から遮断回路26へと入力する。当該起動信号SG2に応答して、トランジスタ28のゲート信号がオン(ON)されて遮断回路26による遮断が解除され、電源ユニット25から3つの処理部21,22,23へと電力が再び供給される。このような態様によって、物理層チップ21に対する電力供給が制御されるようにしてもよい。このような態様では、期間TMに亘って、物理層チップ21のみならず、フィルタ22およびメディアアクセスコントローラ23に対する電力供給も併せて停止されるため、さらに好ましい。
また、上記実施形態においては、コントローラ(メインCPU)9のスリープ中に本発明の思想が適用される態様が例示されているが、これに限定されない。具体的には、コントローラ(メインCPU)9のスリープ中以外の状況において、上記の思想を適用するようにしてもよい。たとえば、コントローラ9が通常状態(非スリープ状態)を有している状況で物理層チップ(PHY2)21bがLPIモードを有していることがある。より詳細には、一方のネットワーク制御部20aが自装置宛のパケットを受信等しておりコントローラ9は通常状態(非スリープ状態)を有している場合において、他方のネットワーク制御部20bの物理層チップ21bがLPIモードでパケットを待機していることがある。このような状態において上記の思想を適用するようにしてもよい。
9 メインコントローラ
10 画像形成装置
20 ネットワーク制御部
21 物理層チップ
22 フィルタ
23 メディアアクセスコントローラ
25 電源ユニット
26 遮断回路
27 タイマー
28 トランジスタ
80 ネットワークハブ
90 パーソナルコンピュータ

Claims (8)

  1. 画像形成装置であって、
    電力供給部と、
    前記電力供給部からの電力供給を受けて、前記画像形成装置と外部ネットワーク機器とのネットワーク通信を制御するネットワーク制御手段と、
    を備え、
    前記ネットワーク制御手段は、
    ネットワーク通信用の物理層チップと、
    前記物理層チップによる受信中パケットの内容を解析するフィルタ部と、
    を有し、
    前記ネットワーク制御手段は、前記物理層チップによる受信中の受信パケットを前記フィルタ部を用いて随時解析し、前記受信パケットが自装置向けでないと判定すると、前記受信パケットの受信動作を停止するとともに、所定期間に亘って、前記物理層チップに対する電力供給を遮断あるいは低減し、
    前記所定期間は、前記物理層チップの再起動に要する電力量に基づいて定められた基準期間以上の期間であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記基準期間は、前記物理層チップの再起動に要する電力量に相当する電力量を前記物理層チップに対する電力供給の遮断あるいは低減により削減するための期間として算出された期間であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記所定期間は、前記基準期間以上の期間であり、且つ、前記画像形成装置が対応すべき複数のプロトコルの再送期間のうち最も短い期間以下の期間であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ネットワーク制御手段は、ブロードキャストによるARPリクエストパケット内の探索先IPアドレスが前記画像形成装置のアドレスでないことを判定すると、前記受信パケットが自装置向けでないと判定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ネットワーク制御手段は、ユニキャストによるパケットの宛先MACアドレスが前記画像形成装置のアドレスでないことを判定すると、前記受信パケットが自装置向けでないと判定することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ネットワーク制御手段は、マルチキャストによるパケットの探索先グループに前記画像形成装置が所属しないことを判定すると、前記受信パケットが自装置向けでないと判定することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記物理層チップに対する電力供給を遮断する遮断回路、
    をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記フィルタ部は、前記物理層チップに対するスタンバイ指示を送出して、前記物理層チップに対する電力供給を低減することを特徴とする画像形成装置。
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