JP5860275B2 - 長尺体の支持装置および支持方法 - Google Patents
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Description
この特許文献1に記載の構成では、軸芯部材の一端にデータキャリアを設けるとともに、軸芯部材が装着される巻き出し軸の一端にテープデータ読み書き装置を設けている。
前記軸芯部材における中空部の両端部であって当該軸芯部材の軸線に交差する面内に、所定のデータの記憶および送信の少なくとも一方が可能なデータキャリアが設けられた軸芯部材を用意する工程と、前記軸芯部材における中空部の一端側を支持軸の先端部側から挿入するときに、当該一端側に設けられたデータキャリアを破断する工程と、前記支持軸を前記軸芯部材の中空部に挿入して当該軸芯部材を支持する、という構成を採用している。
図1において、貼付装置1は、ウェハWFに接着シートASを貼付するものである。ここで、接着シートASは、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADが積層されるとともに、当該接着剤層ADを介して剥離シートRLに仮着された長尺体としての原反RSとし、中空円筒状の軸芯部材27の外周に巻回されて予め準備されている。
各データキャリア29は、軸芯部材27の端面271における開口の一部を覆うとともに、当該軸芯部材27の軸線CFに直交する面内に設けられている。これらデータキャリア29は、端面271の外周縁の一部に沿う被着体類似縁291と、逃げ縁292とに囲まれた平面視でD字状に形成されている。
データキャリア29は、電磁波を通信媒体としてデータを読み取って記憶したり、データを送信したりすることができるものである。このようなデータキャリア29としては、例えば、ICチップと、このICチップに接続された送受信用の導電性コイルとから構成されるいわゆるRFメモリやRFIDタグ等を用いることができる。
繰出手段3は、その全体がフレーム21に支持され、原反RSを案内するガイドローラ32,33と、原反RSの剥離シートRLを折り返すことで当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離板34と、駆動機器としての回動モータ35によって駆動する駆動ローラ36と、駆動ローラ36との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ37と、駆動機器としての回動モータ39によって剥離シートRLを回収する回収ローラ38とを備えている。
押圧手段4は、ゴムや樹脂等の弾性変形可能な部材で構成され、図示しない支持部材により回転自在に支持されている。
移動手段5は、ウェハWFが載置され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない吸着保持手段によって当該ウェハWFを吸着保持可能なテーブル51と、テーブル51の下面にスライダ52が固定された駆動機器としての単軸ロボット53とを備え、スライダ52をスライド駆動することで、テーブル51を左右方向に移動可能に構成されている。
このとき、ループアンテナ26とデータキャリア29Bの導電性コイルとが対向していることで、ループアンテナ26で発生する伝送手段の通過位置に導電性コイルを常時存在させることができるため、リーダライタ7は、ループアンテナ26を介して導電性コイルに効率よく起電力を発生させ、データキャリア29BのICチップに書き込まれたデータを確実に読み取ることができる。
そして、所定枚数のウェハWFに接着シートASが貼付し終わると、リーダライタ7を制御してデータキャリア29Bにデータを書き込むこともできる。このときに書き込むデータとしては、例えば、繰出開始前の接着シートASの残数から接着シートASを使用した枚数を差し引いた繰出開始後の接着シートASの残数や、原反RSの残りの長さ等が例示できる。なお、使用した接着シートASの数は、回動モータ35の起動回数や、ウェハWFが所定の位置に達したことを検知する図示しない検知手段が検知した回数等によって算出することができ、原反RSを使用した長さは、回動モータ35の回転数やパルス等によって算出することができる。このように、例えば、1の原反RSにおける接着シートASを全て使用してしまう前に、他の原反RSに型換えをする場合、1の原反RSのデータキャリア29Bにデータを書き込んでおくことによって、当該1の原反RSを再度使用するときに、上述と同様にしてデータを読み取ることで、即対応することができる。また、データキャリア29Bに記憶させた接着シートASの残数を、図示しない外部コンピュータに送信することで、原反RSの在庫を管理することもできる。
図4(A)において、破断手段25Aは、先端面221Cから離間する方向に突出した円錐状の傾斜面251Aを有する。
図4(B)において、破断手段25Bは、先端面221Cから離間する方向かつ軸線CEに向かって傾斜した4つの傾斜板251Bを有し、当該傾斜部251Bは、先端面221Cにおいて、軸線CEで直交する十文字状に配置されている。なお、傾斜板251Bの数は、データキャリア29を破断可能であれば何枚でもよく、3枚以下でもよいし、5枚以上でもよい。
さらに、細軸部24およびガイド手段28を設けなくてもよい
また、データキャリア29は、データの記憶のみができるものであってもよいし、データの送信のみができるものであってもよく、例えば、バーコードやQRコード(登録商標)や、磁気シートとしてもよい。この際、通信部として、ループアンテナ26の代わりに、バーコードやQRコードを読み取り可能なリーダを設ければよいし、磁気シートの場合、磁界を発生させて磁性体を磁化してデータを書き込んだり、磁界の変化を検知してデータを読み出したりするいわゆる磁気ヘッドを使用すればよい。なお、バーコードやQRコードのように記憶する情報量が少ないものの場合は、これらコードに上位のコンピュータ等の上位の制御手段にアクセスできるコードを記憶させておき、当該上位の制御手段から上記同様のデータを受信するようにしてもよい。
また、ループアンテナ26は、細軸部24を囲うことのない位置に形成されてもよい。
さらに、データキャリア29は、D形状以外に丸形状、三角形状、四角形状、等の形状であってよいし、端面271における開口を全て覆うような形状のものであってもよい。
前記実施形態では、軸芯部材27の軸線CFに直交する面内にデータキャリア29を設けた例を挙げたが、データキャリア29を当該軸線CFに対して60度傾けた状態で軸芯部材27に設けた場合にでも、支持軸221の軸線CEに直交する先端面221Cに設けたループアンテナ26と通信できることが実証できた。
さらに、バーコードを軸線CFに対して30度傾けた状態で軸芯部材27に設けた場合(ピッチ角30度)にでも、支持軸221の軸線CEに直交する先端面221Cに読取面を設けたバーコードリーダと通信できることが実証できた。なお、QRコードの場合、同角度は65度(ピッチ角65度)で通信できることが実証できた。
また、前記実施形態では、支持軸221の軸線CEに直交する先端面221Cにループアンテナ26を設けた例を挙げたが、ループアンテナ26を当該軸線CEに対して60度傾けた状態で支持軸221に設けた場合にでも、軸芯部材27の軸線CFに直交する面内に設けたデータキャリア29と通信できることが実証できた。
さらに、バーコードリーダの読取面を軸線CEに対して30度傾けた状態で支持軸221に設けた場合(ピッチ角30度)にでも、軸芯部材27の軸線CFに直交する面内に設けたバーコードと通信できることが実証できた。なお、QRコードの場合、同角度は65度(ピッチ角65度)で通信できることが実証できた。
また、押圧手段4は、前記実施形態で示したもの以外のもので構成してもよく、押圧手段4は板状部材に接着シートが貼付できる限りにおいて何ら限定されるものではなく、例えば、ブレード材、エア噴き付け、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用することができる。
21…フレーム
24…細軸部(連結手段)
25…破断手段
26…ループアンテナ(通信部)
27…軸芯部材
28…ガイド手段
29(29A,29B)…データキャリア
221…支持軸
221E…基端部
221T…先端部
271…端面(両端部)
CE…軸線
RS…原反(長尺体)
Claims (3)
- 中空筒状の軸芯部材に巻回された長尺体を繰出可能に支持、または、中空筒状の軸芯部材に帯状シートを巻取可能に支持する長尺体の支持装置において、
基端部と先端部とを有し、前記軸芯部材における中空部の一端側を当該先端部側から挿入することで当該軸芯部材を支持する支持軸と、
前記支持軸を前記基端部側から支えるフレームと、
通信部とを備え、
前記中空部の両端部には、前記軸芯部材の軸線に交差する面内に配置されるとともに、前記通信部を介して所定のデータの記憶および送信の少なくとも一方が可能なデータキャリアが設けられ、
前記支持軸の先端部には、前記中空部の一端側に設けられたデータキャリアを破断する破断手段が設けられていることを特徴とする長尺体の支持装置。 - 前記支持軸の先端部には、前記軸芯部材の位置決めが可能なガイド手段を着脱可能に支持する連結手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の長尺体の支持装置。
- 中空筒状の軸芯部材に巻回された長尺体を繰出可能に支持、または、中空筒状の軸芯部材に帯状シートを巻取可能に支持する長尺体の支持方法において、
前記軸芯部材における中空部の両端部であって当該軸芯部材の軸線に交差する面内に、所定のデータの記憶および送信の少なくとも一方が可能なデータキャリアが設けられた軸芯部材を用意する工程と、
前記軸芯部材における中空部の一端側を支持軸の先端部側から挿入するときに、当該一端側に設けられたデータキャリアを破断する工程と、
前記支持軸を前記軸芯部材の中空部に挿入して当該軸芯部材を支持することを特徴とする長尺体の支持方法。
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