JP5858665B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、外部に送り出される風向を制御する上下風向制御板を吹出口に備えた空気調和機に関する。
室内の空間には、外気の影響を受け難い空間(以下、「インテリアゾーン」という)と外気の影響を受け易い窓や壁面近傍の空間(以下、「ペリメータゾーン」という)が存在する。外気の影響を受けたペリメータゾーンの空気と外気の影響を受けていないインテリアゾーンの空気が混合することで居住者の快適性を損なう可能性がある。そこで、ペリメータゾーンへエアバリアを形成する空調方式が提案されている。例えば、吹出口に設けた平面のみで形成された風向制御板をペリメータゾーンへ向けて、ペリメータゾーンに気流を送るようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、円弧面のみで形成された上下ベーンを吹出口内で起立させることでペリメータゾーンへも気流を送ることができるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−145438号公報(段落0014,0016、図1) 特開平5−296529号公報(段落0014、図2)
しかしながら、風向制御板が平面のみ又は円弧面のみで形成されているものにあっては、風向を特にペリメータゾーンへ向ける際に、吹出口内で風向制御板の角度を大きくとる必要があり、これが風路抵抗となって、圧力損失を大きくし、風量低下を招く恐れがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、風向制御板による圧力損失を低減できるようにすることを目的としている。
本発明に係る空気調和機は、外部に送り出される風向を制御する一枚の風向制御板を吹出口にえた空気調和機において、風向制御板は、長手方向の一側縁部側に形成されて長手方向に直交する幅方向に湾曲された湾曲部と、この湾曲部から連続して他側縁部に延びる平坦部とを備え、稼動時に湾曲部が気流の上流側に位置するように吹出口に設置され、窓や壁面近傍の空間へ向けて気流制御を行うときには、湾曲部の凸側面を流れる風路と、湾曲部の凹側面を流れる風路とが形成され、ペリメータゾーンの端である壁面寄りに向かう風が、湾曲部の凸側面を流れ、前方へ向かう風が湾曲部の凹側面を流れるように姿勢制御されるものである。
本発明に係る空気調和機において一枚の風向制御板吹出口にえられ、この風向制御板は、長手方向の一側縁部側に形成されて長手方向に直交する幅方向に湾曲された湾曲部と、この湾曲部から連続して他側縁部に延びる平坦部とを備え、稼動時に湾曲部が気流の上流側に位置するように吹出口に設置され、窓や壁面近傍の空間へ向けて気流制御を行うときには、湾曲部の凸側面を流れる風路と、湾曲部の凹側面を流れる風路とが形成され、ペリメータゾーンの端である壁面寄りに向かう風が、湾曲部の凸側面を流れ、前方へ向かう風が湾曲部の凹側面を流れるように姿勢制御されるものであるので、風向制御板の幅寸法が同じであれば、従来の円弧面のみで形成される風向制御板に比べて風向をペリメータゾーンへ向ける時の風向制御板の角度を小さくとることができ、その分、風路を塞ぐ面積を小さくすることができる。そのため、風路の確保が容易となり、風向制御板による圧力損失を低減でき、風量の低下を抑えることができる。また風向制御板が風路を塞ぐ面積を小さくすることができるため、風向制御板の湾曲部の凹側面を通過する風路を形成することができ、空気調和機の前方にも風(気流)を吹かすことができ、圧力損失を一層低減することができる。
また、従来の平面のみで形成される風向制御板に比べて、風向制御板の幅寸法とペリメータゾーンへ向ける時の風向制御板の角度(風向制御板における気流の下流側となる部分が床面に対し垂直方向を向く姿勢となる角度)が同じであれば、ペリメータゾーンへ向かわせる風路開口面積を大きくとることができる。このため、圧力損失を低減でき、ペリメータゾーンへ向かわせる風量を増大させることができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機の設置状態を概略的に示す断面図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機の風向制御板の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機の風向制御板の説明図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機のペリメータゾーンモード時の動作説明図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機のインテリアゾーンモード時の動作説明図である。
図1は本発明の実施形態に係る空気調和機の設置状態を概略的に示す断面図である。本発明の実施形態に係る空気調和機は、天井埋込型の空気調和機である。この空気調和機は、図1のように天井8に埋め込まれた室内ユニットの筺体1に、室内空気を取り入れる吸込口2と、空気を室内に戻す吹出口6を有している。また、吸込口2から吹出口6に至る風路5内に、吸込口2から取り入れられた室内空気を冷却または加熱する熱交換器3と、吸込口2から空気を取り入れて、吹出口6から室内に熱交換された空気を吹き出させるための送風機4を備えている。また、吹出口6には、外部に送り出される風向を制御する風向制御板7が取り付けられている。
図2は本発明の実施形態に係る空気調和機の風向制御板の構成を示す斜視図、図3は本発明の実施形態に係る空気調和機の風向制御板の説明図である。風向制御板7は、図2及び図3のように長手方向の一側縁部に形成されて長手方向に直交する幅方向に湾曲された湾曲部7aと、湾曲部7aから連続して他側縁部に延びる平坦部7bとで構成されている。湾曲部7aは、風向制御板7の幅の1/3〜1/2を占めており、風向制御板7は、図1のように稼動時に湾曲部7aが気流の上流側、つまり風路5内に位置するように吹出口6に配置され、ヒンジ12により揺動可能に取り付けられている。
室内空間は、空気調和機の吸込口2側が外気の影響を受け易い壁面10寄りのぺリメータゾーン、吸込口2の反対側、つまり吹出口6側が外気の影響を受け難いインテリアゾーンとなっている。風向制御板7により、気流A1から気流A2までの風向範囲B1に風を吹かすことで、インテリアゾーンに気流を吹かすことができる。また、風向制御板7により、気流A3から気流A4までの風向範囲B2に風を吹かすことで、ペリメータゾーンに気流を吹かすことができる。
次に、本発明の実施形態に係る空気調和機の風向制御板7の動作について説明する。
図4は本発明の実施形態に係る空気調和機のペリメータゾーンモード時の動作説明図である。ペリメータゾーンモード時、風向制御板7は、図4のように平坦部7bが床面9に対し垂直方向を向く姿勢に制御され、湾曲部7aが風路5内に位置するよう設定される。これにより、外気の影響を最も受け易いペリメータゾーンの端に向かう風(気流A6)が、湾曲部7aの凸側面を流れる。
このように、風向制御板7を、湾曲部7aと湾曲部7aから連続して他側縁部に延びる平坦部7bとで構成し、ペリメータゾーンモード時に、外気の影響を最も受け易いペリメータゾーンの端に向かう風(気流A6)が、湾曲部7aの凸側面からこれに連続する平坦部7bに沿って流れるようにしているので、風向制御板の幅寸法が同じであれば、従来の円弧面のみで形成される風向制御板に比べて風向をペリメータゾーンへ向ける時の風向制御板7の角度(風向制御板における気流の下流側となる部分が床面に対し垂直方向を向く姿勢となる角度)を小さくとることができ、その分、風路を塞ぐ面積を小さくすることができる。そのため、風路の確保が容易となり、風量の低下を抑えることができる。また風向制御板7が風路を塞ぐ面積を小さくすることができるため、風向制御板7の湾曲部7aの凹側面を通過する風路を形成することができ、空気調和機の前方にも風(気流A5)を吹かすことができ、圧力損失を一層低減することができる。
また、従来の平面のみで形成される風向制御板に比べて、風向制御板の幅寸法とペリメータゾーンへ向ける時の風向制御板の角度(風向制御板における気流の下流側となる部分が床面に対し垂直方向を向く姿勢となる角度)が同じであれば、ペリメータゾーンへ向かわせる風路開口面積を大きくとることができる。このため、圧力損失を低減でき、ペリメータゾーンへ向かわせる風量を増大させることができる。
また、湾曲部7aを風向制御板7の幅の1/3〜1/2を占めるように形成することで、風を湾曲部7aの凸側面からこれに連続する平坦部7bに沿ってスムーズに流すことができ、空気流れの剥離を防止することができる。このため、室内から吹出口6に向かう湿った空気流れが風向制御板7まで到達することを防ぐことができ、冷房時の風向制御板7の結露を防止することができる。その結果、長時間の使用において空気調和機からの結露液の滴下をなくすことができる。
図5は本発明の実施形態に係る空気調和機のインテリアゾーンモード時の動作説明図である。インテリアゾーンモード時、風向制御板7は、図5のように平坦部7bが床面9に対し斜め前方を向く姿勢に制御され、湾曲部7aが風路5内に位置するよう設定される。これにより、外気の影響を受け難いインテリアゾーンに向かう風(気流A7、A8)が、湾曲部7aの両面から平坦部7bの両面に沿って流れる。
このインテリアゾーンモード時においても、従来の平面のみで形成される風向制御板に比べて、風向制御板の幅寸法とインテリアゾーンへ向ける時の風向制御板の角度(風向制御板における気流の下流側となる部分の床面に対する角度)が同じであれば、インテリアゾーンへ向かわせる湾曲部7aの凸側の風路入口部C1の面積を大きくとることができる。このため、圧力損失を低減でき、インテリアゾーンへ向かわせる風量を増大させることができる。
また、このインテリアゾーンモード時においても、風は湾曲部7aの凸側面からこれに連続する平坦部7bに沿ってスムーズに流れるので、空気流れの剥離が発生しない。このため、室内から吹出口6に向かう湿った空気流れが風向制御板7まで到達することを防ぐことができ、冷房時の風向制御板7の結露を防止することができる。その結果、長時間の使用において空気調和機からの結露液の滴下をなくすことができる。
1 筺体、2 吸込口、3 熱交換器、4 送風機、5 風路、6 吹出口、7 風向制御板、7a 湾曲部、7b 平坦部、8 天井、9 床面、10 壁面、12 ヒンジ、A1〜A8 気流、B1,B2 風向範囲、C1 風路入口部。

Claims (2)

  1. 外部に送り出される風向を制御する一枚の風向制御板を吹出口にえた空気調和機において、
    前記風向制御板は、長手方向の一側縁部側に形成されて長手方向に直交する幅方向に湾曲された湾曲部と、該湾曲部から連続して他側縁部に延びる平坦部とを備え、
    稼動時に前記湾曲部が気流の上流側に位置するように前記吹出口に設置され、
    窓や壁面近傍の空間へ向けて気流制御を行うときには、前記湾曲部の凸側面を流れる風路と、前記湾曲部の凹側面を流れる風路とが形成され、ペリメータゾーンの端である壁面寄りに向かう風が、前記湾曲部の凸側面を流れ、前方へ向かう風が前記湾曲部の凹側面を流れるように姿勢制御されることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記風向制御板の湾曲部は、該風向制御板の幅の1/3〜1/2を占めていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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