JP5858238B2 - リーマ加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ボデー先端からシャンク側へ向けて刃径が段階的に大きくなる複数段の刃部を有する多段リーマ使用して内径が異なる複数個の穴を加工する方法に関する。
多段リーマは、多段穴の仕上げ加工に使用され、例えば、特許文献1に記載されたものが周知である。ここで、ボデー先端からシャンク側へ向けて刃径が段階的に大きくなる3段の刃部を有する多段リーマを使用して、内径及び深さが異なる3段の穴(以降、下穴と呼ぶ)を加工する場合を例示する。なお、3段の下穴は、中段に位置する第2下穴と手前側に位置する内径が最大の第3下穴とは連続しているが、第2下穴と奥側に位置する内径が最小の第1下穴との間には空間が存在するものとする。
この場合、リーマは、ボデー先端から2段目の第2刃部の切刃のシャンク側端部が第2下穴の加工終端部を通過して送られる。すなわち、リーマの送りの過程で、第2刃部の切刃は、加工済みの第2下穴から一旦離れる。これにより、リーマの戻し(送りと反対方向への移動)の過程で、第2刃部の切刃のシャンク側端部は、加工済みの第2下穴の加工終端部に再接触される。例えば、ワークの第2下穴の加工終端部が開口されている面に、型抜き勾配等の、軸直角平面に対して傾斜が設けられていると、第2刃部の切刃のシャンク側端部が加工済みの第2下穴の加工終端部に再接触された時に、第2刃部の切刃のシャンク側端部とボデー本体との繋ぎ目部分に偏荷重が作用して、繋ぎ目部分から振動を発生することがある。この振動はリーマに心振れを発生させ、加工済みの面を傷付ける原因となる。
特開2011−143482号公報
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、仕上げ面の精度が確保されるーマ加工方法を提供することを課題としてなされたものである。
記課題を解決するために、本発明のリーマ加工方法は、ボデー先端からシャンク側へ向けて刃径が段階的に大きくなる複数段の刃部を有する多段リーマにより、同軸上に配置された内径が異なる複数個の下穴を加工する方法であって、前記リーマを前記複数個の下穴に対して同軸上の加工開始位置に位置決めさせるステップと、前記リーマを予め定められた送り速度で移動させるステップと、ボデー先端から2段目の第2刃部の切刃のボデー先端側端部に形成される食付き部が加工対象である第2下穴の加工始端部に接触し、前記第2刃部による前記第2下穴の加工が開始されるステップと、前記第2刃部の切刃のシャンク側端部に形成される食付き部が前記第2下穴の加工終端部を通過して前記第2刃部による前記第2下穴の加工が完了されるステップと、ボデー先端から1段目の第1刃部の切刃のボデー先端側端部に形成される食付き部が、奥側に位置して前記第2下穴との間に空間が存在する第1下穴の加工始端部に接触し、前記第1刃部による前記第1下穴の加工が開始されるステップと、前記リーマが予め定められた送り位置に到達して前記第1下穴及び前記第2下穴を含む全ての下穴の加工が完了されるステップと、前記リーマを予め定められた戻し速度で移動させるステップと、前記第1刃部の切刃のボデー先端側端部が加工済みの前記第1下穴の加工始端部から離れるステップと、前記第2刃部の切刃のシャンク側端部に形成される食付き部を加工済みの前記第2下穴の加工終端部に再接触させるステップと、前記リーマを前記複数個の加工済みの下穴に対して同軸上の加工終了位置に位置決めさせるステップと、を含むことを特徴とする。
(発明の態様)
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、請求可能発明と称する)の態様を例示し、例示された各態様について説明する。ここでは、各態様を、特許請求の範囲と同様に、項に区分すると共に各項に番号を付し、必要に応じて他の項の記載を引用する形式で記載する。これは、請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載、実施形態の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得る。
なお、以下の各項において、(1)項が、特許請求の範囲に記載した請求項1相当する。
)ボデー先端からシャンク側へ向けて刃径が段階的に大きくなる複数段の刃部を有する多段リーマにより、同軸上に配置された内径が異なる複数個の下穴を加工する方法であって、リーマを複数個の下穴に対して同軸上の加工開始位置に位置決めさせるステップと、リーマを予め定められた送り速度で移動させるステップと、ボデー先端から2段目の第2刃部の切刃のボデー先端側端部に形成される食付き部が加工対象である第2下穴の加工始端部に接触し、第2刃部による第2下穴の加工が開始されるステップと、第2刃部の切刃のシャンク側端部に形成される食付き部が第2下穴の加工終端部を通過して第2刃部による第2下穴の加工が完了されるステップと、ボデー先端から1段目の第1刃部の切刃のボデー先端側端部に形成される食付き部が、奥側に位置して第2下穴との間に空間が存在する第1下穴の加工始端部に接触し、第1刃部による第1下穴の加工が開始されるステップと、リーマが予め定められた送り位置に到達して第1下穴及び第2下穴を含む全ての下穴の加工が完了されるステップと、リーマを予め定められた戻し速度で移動させるステップと、第1刃部の切刃のボデー先端側端部が加工済みの第1下穴の加工始端部から離れるステップと、第2刃部の切刃のシャンク側端部に形成される食付き部を加工済みの第2下穴の加工終端部に再接触させるステップと、リーマを複数個の加工済みの下穴に対して同軸上の加工終了位置に位置決めさせるステップと、を含むことを特徴とする。
ここで、例えば、3段の刃部を有する多段リーマを使用して、内径及び深さが異なる3段の下穴を加工する場合を想定する。なお、中段に位置する第2下穴と手前側に位置する内径が最大の第3下穴とは連続しているが、第2下穴と奥側に位置する内径が最小の第1下穴との間には空間が存在する。この場合、リーマは、ボデー先端から2段目の第2刃部の切刃(ろう付けチップ)のシャンク側端部が第2下穴の加工終端部を通過して送られるため、戻し(送りと反対方向への移動)の過程で、加工済みの第2下穴の加工終端部に、第2刃部の切刃のシャンク側端部が再接触される。
そして、本項記載のリーマ加工方法では、上記第2刃部の切刃の再接触時に、切刃のシャンク側端部に形成される食付き部が接触される。周知のように、食付き部には、下穴との接触時の衝撃を緩衝してリーマに作用する偏荷重を軽減させることによりリーマの心振れを抑制する効果がある。そこで、本項記載のリーマ加工方法によれば、第2刃部の切刃の再接触時に、切刃のシャンク側端部に形成される食付き部を接触させることにより、食付き部の心振れ抑制効果によって、第2刃部の切刃の再接触時におけるリーマの心振れを効果的に抑制することができる。これにより、リーマの戻し時の心振れに起因する刃部(切刃)と仕上げ面との接触によって仕上げ面が傷付いてしまうことがなく、仕上げ面の精度を確保することができる。
本発明によれば、切刃の再接触時における心振れが抑止されるーマ加工方法を提供することができる。
本実施形態で使用される多段リーマの全体図である。 図1に示される多段リーマのボデーの部分拡大図である。 図1及び図2に示される多段リーマの第2刃部の切刃の拡大図である。 本実施形態の説明図であって、リーマの送り時に第2刃部の切刃の第1食付き部が第2下穴の加工始端部に接触される状態、あるいは、リーマの戻し時に第2刃部の切刃の第1食付き部が加工済みの第2下穴の加工始端部から離れる状態を示す図である。 本実施形態の説明図であって、リーマの送り時に第2刃部の切刃の第2食付き部が第2下穴の加工終端部を通過する状態、あるいは、リーマの戻し時に第2刃部の切刃の第2食付き部が加工済みの第2下穴の加工終端部に接触される状態を示す図である。 本実施形態の説明図であって、リーマの送り時に第1刃部の切刃の食付き部が第1下穴の加工始端部に接触される状態、あるいは、リーマの戻し時に第1刃部の切刃の食付き部が加工済みの第1下穴の加工始端部から離れる状態を示す図である。 本実施形態の説明図であって、リーマの送り時に第3刃部の切刃の食付き部が第3下穴の加工始端部に接触される状態、あるいは、リーマの戻し時に第3刃部の切刃の食付き部が加工済みの第3下穴の加工始端部から離れる状態を示す図である。 本実施形態の説明図であって、多段リーマが予め定められた送り位置に到達して全ての下穴の加工が完了した状態を示す図である。
本発明の一実施形態を添付された図に基づき説明する。
図1に示されるように、多段リーマ1は、ボデー2とシャンク3とを有する。ボデー2は、ボデー本体4の先端(図1における左端、以下、ボデー先端)からシャンク3側(図1における右側、以下、シャンク側)へ向けて段階的に刃径が大きくなる複数段(本実施形態では3段)の刃部5、6、7を有する。図1に示される多段リーマ1は、2枚刃に分類され、ボデー先端から1段目の刃部5(以下、第1刃部5)に2個の切刃8が配置され、ボデー先端から2段目の刃部6(以下、第2刃部6)に2個の切刃9が配置され、ボデー先端から3段目の刃部7(以下、第3刃部7)に2個の切刃10が配置される。なお、多段リーマ1は、各刃部5、6、7の各切刃8、9、10へ向けてクーラントを供給するためのクーラント供給路11を有する。
各切刃8、9、10は、ダイヤモンド焼結体によって形成され、相対する各刃部5、6、7にろう付けによって接合される。図2に示されるように、第1刃部5の切刃8(以下、第1切刃8)のボデー先端側端部(図2における左側端部)には、食付き角が60°に設定される食付き部12が形成される。また、第3刃部7の切刃10(以下、第3切刃10)のボデー先端側端部には、食付き角が45°に設定される食付き部13が形成される。さらに、図3に示されるように、第2刃部6の切刃9(以下、第2切刃9)のボデー先端側端部(図3における左側端部)には、食付き角が60°に設定される食付き部14が形成される。
そして、第2切刃9は、シャンク側端部(図3における右側端部)に、食付き角が15°に設定される食付き部15が形成される。また、第2刃部6は、外周面6Aと切刃取付部16のシャンク側端部との稜部に面取り部17が形成される。図3において、食付き部15のシャンク側端部と面取り部17のボデー先端側端部とは一致しており、これにより、食付き部15のシャンク側端部と面取り部17のボデー先端側端部とによって略V字形の溝18(隙間)が形成される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
ここでは、上述した多段リーマ1をマシニングセンタの主軸に装着して、マシンテーブル上の治具に取り付けられたワーク19(図4参照)の内径及び深さが異なる3段の下穴21、22、23を加工する場合を例示する。
なお、図4乃至図8では、図の読み取りを容易にするため、多段リーマ1の各刃部5、6、7を簡略化して示すとともに、下穴21、22、23の稜部に形成される面取りを省略して示す。また、多段リーマ1によって下穴21、22、23を加工することにより得られた穴を、加工済みの下穴21、22、23という。
ここで、奥側(図4における左側)に位置する下穴21(以下、第1下穴21)は、第1刃部5によって内径を10mmに仕上げるための下穴径に設定される。また、中段に位置する下穴22(以下、第2下穴22)は、第2刃部6によって内径を12mmに仕上げるための下穴径に設定される。さらに、手前側(図4における右側)に位置する下穴23(以下、第3下穴23)は、第3刃部7によって内径を22mmに仕上げるための下穴径に設定される。なお、第2下穴22と第3下穴23とは連続しているが、第1下穴21と第2下穴22との間には空間20が存在する。また、ワーク19の第2下穴22が開口される面19Aには、予め定められた型抜き勾配が設けられる。
まず、予め定められた回転速度で回転する多段リーマ1を、複数個の下穴21、22、23に対して同軸上の加工開始位置に位置決めさせる。多段リーマ1は、加工開始位置に位置決めさせた後、回転させてもよい。次に、加工開始位置に位置決めさせた多段リーマ1を、予め定められた送り速度で送り方向(図4における左方向)へ移動させる。すると、図4に示されるように、第2刃部6の第2切刃9のボデー先端側端部に形成される食付き部14が第2下穴22の加工始端部22Aに接触されて、第2刃部6の第2切刃9による第2下穴22の加工が開始される。なお、予め定められたタイミングで、各刃部5、6、7の各切刃8、9、10にはクーラントが供給される。
そして、第2刃部6の第2切刃9のシャンク側端部に形成される食付き部15が第2下穴22の加工終端部22Bに到達(図5参照)及び通過することで、第2刃部6の第2切刃9による第2下穴22の加工が完了される。次に、図6に示されるように、第1刃部5の第1切刃8のボデー先端側端部に形成される食付き部12が第1下穴21の加工始端部21Aに接触されて、第1刃部5の第1切刃8による第1下穴21の加工が開始される。次に、図7に示されるように、第3刃部7の第3切刃10のボデー先端側端部に形成される食付き部13が第3下穴23の加工始端部23Aに接触されて、第3刃部7の第3切刃10による第3下穴23の加工が開始される。
そして、図8に示されるように、多段リーマ1が予め定められた送り位置に到達して全ての下穴21、22、23の加工が完了した後、多段リーマ1を戻し方向(図8における右方向)へ移動させる。すると、まず、図7に示されるように、第3刃部7の第3切刃10のボデー先端側端部(食付き部13)が加工済みの第3下穴23の加工始端部23Aから離れ、次に、図6に示されるように、第1刃部5の第1切刃8のボデー先端側端部(食付き部12)が加工済みの第1下穴21の加工始端部21Aから離れる。
次に、図5に示されるように、第2刃部6の第2切刃9のシャンク側端部が加工済みの第2下穴22の加工終端部22Bに再接触される。上述したように、第2刃部6の第2切刃9のシャンク側端部には食付き部15が形成されており、再接触時には、この食付き部15が加工済みの第2下穴22の加工終端部22Bに接触される。このように、第2刃部6の第2切刃9のシャンク側端部に形成された食付き部15を加工済みの第2下穴22の加工終端部22Bに接触させることにより、第2刃部6の第2切刃9と加工済みの第2下穴22の加工終端部22Bとの再接触時における衝撃が緩衝され、多段リーマ1に作用する偏荷重を軽減させることにより多段リーマ1の心振れが抑制される。
そして、多段リーマ1が予め定められた加工終了位置(本実施形態では、加工開始位置と同じ位置)に位置決めされることにより、多段リーマ1による複数個の下穴21、22、23の一連の加工工程が完了される。
この実施形態では以下の効果を奏する。
例えば、ろう付けによって接合された切刃を有するリーマにおいては、ボデー本体部の直径が、刃部の直径に対して0.2mm程度小さく形成されている。このようなリーマにおいては、切刃のシャンク側端部とボデー本体部との間に段差が形成される。この段差は、戻しの過程で、加工済みの下穴の加工終端部に刃部の切刃のシャンク側端部が再接触した時に、振動を発生させる要因となる。さらに、この振動は、リーマに心振れを発生させて、加工済みの面を傷付ける要因となる。
本実施形態によれば、第2刃部6の第2切刃9のシャンク側端部に食付き部15を形成したので、第2刃部6の第2切刃9と加工済みの第2下穴22との再接触時に、第2刃部6の第2切刃9のシャンク側端部に形成される食付き部15が加工済みの第2下穴22の加工終端部22Bに接触される。
これにより、第2刃部6の第2切刃9と加工済みの第2下穴22との再接触時の衝撃が緩衝されて、多段リーマ1に作用する偏荷重が軽減されることにより、多段リーマ1の心振れを抑制することが可能であり、例えば、型抜き勾配によって軸直角平面に対して傾斜した面19Aに加工済みの第2下穴22の加工終端部22Bが形成される場合であっても、第2刃部6の第2切刃9と加工済みの第2下穴22との再接触時の衝撃に起因する多段リーマ1の心振れが抑制されるので、加工済みの第2下穴22の仕上げ面と第2切刃9との接触を回避することができる。その結果、仕上げ面の精度を確保することができる。
なお、実施形態は、上記に限定されるものではなく、例えば、次のように構成することができる。
少なくとも、ボデー先端側から2段目の刃部の切刃のボデー先端側端部とシャンク側端部との両端部に食付き部が形成されているのであれば、多段リーマの刃部を2段、あるいは4段とすることが可能である。また、ボデー先端側から2段目の刃部に加えて、3段目、あるいは4段目の刃部の切刃のボデー先端側端部とシャンク側端部との両端部に食付き部を形成して多段リーマを構成することができる。
ダイヤモンド焼結体によって形成された切刃がボデー本体にろう付けされた多段リーマを例示したが、例えば、ボデー本体に形成された切刃のボデー先端側端部とシャンク側端部との両端部に食付き部を形成して多段リーマを構成することができる。
1 多段リーマ、2 ボデー、3 シャンク、5 第1刃部、6 第2刃部、7 第3刃部、9 第2切刃、14 食付き部(ボデー先端側端部)、15 食付き部(シャンク側端部)

Claims (1)

  1. ボデー先端からシャンク側へ向けて刃径が段階的に大きくなる複数段の刃部を有する多段リーマにより、同軸上に配置された内径が異なる複数個の下穴を加工する方法であって、
    前記リーマを前記複数個の下穴に対して同軸上の加工開始位置に位置決めさせるステップと、
    前記リーマを予め定められた送り速度で移動させるステップと、
    ボデー先端から2段目の第2刃部の切刃のボデー先端側端部に形成される食付き部が加工対象である第2下穴の加工始端部に接触し、前記第2刃部による前記第2下穴の加工が開始されるステップと、
    前記第2刃部の切刃のシャンク側端部に形成される食付き部が前記第2下穴の加工終端部を通過して前記第2刃部による前記第2下穴の加工が完了されるステップと、
    ボデー先端から1段目の第1刃部の切刃のボデー先端側端部に形成される食付き部が、奥側に位置して前記第2下穴との間に空間が存在する第1下穴の加工始端部に接触し、前記第1刃部による前記第1下穴の加工が開始されるステップと、
    前記リーマが予め定められた送り位置に到達して前記第1下穴及び前記第2下穴を含む全ての下穴の加工が完了されるステップと、
    前記リーマを予め定められた戻し速度で移動させるステップと、
    前記第1刃部の切刃のボデー先端側端部が加工済みの前記第1下穴の加工始端部から離れるステップと、
    前記第2刃部の切刃のシャンク側端部に形成される食付き部を加工済みの前記第2下穴の加工終端部に再接触させるステップと、
    前記リーマを前記複数個の加工済みの下穴に対して同軸上の加工終了位置に位置決めさせるステップと、
    を含むことを特徴とするリーマ加工方法。
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